JPH09323743A - 蓋付き容器 - Google Patents

蓋付き容器

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JPH09323743A
JPH09323743A JP8140146A JP14014696A JPH09323743A JP H09323743 A JPH09323743 A JP H09323743A JP 8140146 A JP8140146 A JP 8140146A JP 14014696 A JP14014696 A JP 14014696A JP H09323743 A JPH09323743 A JP H09323743A
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JP
Japan
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lid
container
container body
foam sheet
resin
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JP8140146A
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English (en)
Inventor
Tadayasu Tsubone
匡泰 坪根
Hiroshi Okude
宏史 奥出
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップ麺やコンビニ弁当等に用いることが
できる安価で軽量の容器において、本体容器と蓋体との
密封性及び着脱自在性の両方に優れ、耐電子レンジ性、
断熱性を備えたものを与える。 【解決手段】容器本体1を、密度及び曲げ弾性率が、そ
れぞれ0.08〜0.6g/cm3 及び200〜610MP
aである熱可塑性樹脂発泡体シートにて形成し、容器本
体1の開口部の内周面に蓋体2を嵌着するための嵌合部
32を設け、この嵌合部32の水平方向における寸法差
dを0.2〜3.0mmとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体が容器に強く
嵌合する蓋付き容器に関し、更に、電子レンジ調理食
品、カップ麺、コンビニ弁当等に用いられる、加熱され
た食品の収容に好適な蓋付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストアの普及やライフス
タイルの変化に伴い、熱湯を注いで数分放置するだけ又
は電子レンジで加熱するだけで飲食に供される使い捨て
容器入り飲食料の消費が近年急増している。
【0003】これらに用いる容器としては、安価で軽量
の樹脂製容器であって、容器本体にこれとは別体の蓋体
が嵌着することにより内部が密封されるものが望まし
い。運送、陳列又は加熱処理のためのさらなる包装を必
要とせず、蓋体が着脱自在であって利便性が高いからで
ある。さらにパッキング部を必要としないものが省コス
ト等から望ましい。このような容器としては、例えば、
実公昭62−1089、実公平5−26013に開示さ
れている。
【0004】しかし、これら従来の嵌着蓋付き樹脂製容
器では、嵌着による密封性若しくは着脱自在性(蓋体の
着脱が容易であるという性能)が十分でないか、又は、
耐電子レンジ性若しくは断熱性が十分でなかった。断熱
性に劣ると、熱湯を注いだ後、又はその他の加熱処理の
後、容器を素手で持つことができない。
【0005】嵌着による密封性及び着脱自在性を付与す
るためには、容器本体及び蓋体の一方を弾性軟質材料、
他方を硬質乃至半硬質材料で構成する必要がある。この
ような容器の代表的なものとしては、容器本体及び蓋体
を、それぞれ、ポリプロピレン樹脂及びポリスチレン系
樹脂シートで構成したもの、又はポリスチレン樹脂発泡
体及びポリプロピレン樹脂のシートで構成したものが挙
げられる。前者は、密封性及び着脱自在性の一方を十分
なものとしようとすれば他方が十分でなくなるものであ
った。又、容器本体に発泡体を用いない場合には断熱性
が十分でない。後者は、ある程度の密封性及び着脱自在
性が得られるもののいずれにおいても狭い範囲で満足で
きる性能しか得られない。ポリスチレン樹脂発泡体のも
つ弾性及び靱性が不十分なためと考えられる。特に、ポ
リスチレン樹脂では、耐熱フィルム等をラミネートする
ことなしには耐電子レンジ性を付与することが難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記実用新案公報にお
いて、容器本体としてポリプロピレン樹脂等の発泡体シ
ートをも用い得る旨ごく簡単な記載がある。
【0007】しかし、従来の一般的な形状の容器を一般
的な樹脂発泡体シートで構成した場合には、上記の密封
性及び着脱自在性において優れたものが得られない。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑み、本体容器と
蓋体との密封性及び着脱自在性の両方に優れ、更に、耐
電子レンジ性、断熱性を備えた安価で軽量の容器を与え
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の蓋付
き容器は、熱可塑性樹脂発泡体シートにて形成した容器
本体と、これに被着できる合成樹脂製蓋体からなり、容
器本体の開口部の内周面に嵌合部が設けられ、この嵌合
部に蓋体の外向き側の面が嵌着する蓋付き容器におい
て、前記容器本体の嵌合部は、水平方向における寸法差
が0.2〜3.0mmであり、前記熱可塑性樹脂発泡体
シートの密度及び曲げ弾性率が、それぞれ0.08〜
0.6g/cm3 及び200〜610MPaであることを特
徴とする。
【0010】請求項2の蓋付き容器は、請求項1に記載
の蓋付き容器において、前記熱可塑性樹脂発泡体シート
が、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、又はその他耐電
子レンジ調理性を有する熱可塑性樹脂からなることを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に用いる熱可塑性樹脂とし
ては、一般的なものは全て用いることが出来る。ポリプ
ロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリ
エチレンナフタレート樹脂、又はその他耐電子レンジ調
理性を有する熱可塑性樹脂が加熱された食品を収容する
容器に好ましい。これらは、耐熱性及びその他の耐久性
に優れ、耐水、耐油性に優れており吸湿しないからであ
る。特に好ましい樹脂としては、ポリエチレンテレフタ
レート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、又はその
他耐熱性の熱可塑性ポリエステル樹脂を挙げることがで
きる。これらは、特に安定性に優れ、耐電子レンジ調理
性に優れた樹脂である。
【0012】又、上記熱可塑性樹脂発泡体シートの片面
又は両面に熱可塑性樹脂非発泡体のシート又はフィルム
を積層したものを用いることができる。積層シートの密
度及び曲げ弾性率が上記範囲であれば良いが、積層は、
同一樹脂の発泡体シートと非発泡体シート若しくはフィ
ルムとの間で行うことが製造の容易性等から望ましい。
【0013】これら積層する非発泡体シート若しくはフ
ィルムに柄模様印刷、べた印刷を施しておくことができ
る。
【0014】熱可塑性樹脂発泡体シートの密度におい
て、非発泡体樹脂を積層した場合には当該積層部分を除
いた部分の密度は、0.08〜0.60g/cm3 、 好まし
くは0.15〜0.35g/cm3 である。密度がこの範囲
を超える場合には断熱性が不良となり、この範囲を下回
る場合には繰り返し変形に対する抵抗性が不十分であ
る。本明細書において、非発泡体樹脂を積層した場合に
は当該積層部分を除いた部分の密度を熱可塑性樹脂発泡
体シートの密度とする。
【0015】成形前の熱可塑性樹脂発泡体シートの曲げ
弾性率は200〜610MPa、好ましくは210〜5
20MPaである。又、シートの厚さは0.8〜4mm
程度である。
【0016】本発明の容器は、容器本体の開口部の内周
面には突部、凹部又はアンダーカットからなる嵌合部が
設けられ、この嵌合部に蓋体の外向き側の面が嵌着する
蓋付き容器である。本明細書において、非発泡体樹脂を
積層した場合には当該積層体の弾性率を熱可塑性樹脂発
泡体シートの弾性率とする。
【0017】本発明の容器の容器本体の嵌合部は、水平
方向における寸法差が0.2〜3.0mm、好ましくは
0.5mm〜2.5mmである。
【0018】上記寸法差が0.2mmより小さい場合、
及び、シートの曲げ弾性率がこの範囲の下限値より小で
ある場合には、容器本体と蓋体との着脱自在性には優れ
るが両者間の密着性は不十分であり、必要な密封性が得
られず少しの外力によっても容易に両者が分離される。
又、逆の場合、即ち上記寸法差が3.0mmより大きい
場合、及び、曲げ弾性率がこの範囲の下限値より大であ
る場合には、密着性に優れるが着脱自在性が十分でな
い。
【0019】容器本体の側壁部の肉厚は、0.3〜4.
0mm、好ましくは0.8〜3.5mmである。
【0020】容器本体の嵌合部の高さは、3mm未満で
は蓋体が外れ易く、容器の大きさによって、通常5〜4
0mmとされる。
【0021】蓋体は、合成樹脂製であって、非発泡体シ
ート又は発泡体シートから成形される。例えば、ポリス
チレン系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポ
リエチレンナフタレート樹脂等が用いられる。また、印
刷したフィルムを貼り合わせたものでも良い。
【0022】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0023】図1〜3に示す、典型的な鍋の概略形状を
もつ容器について、容器本体をポリプロピレン樹脂発泡
体及びポリエチレンテレフタレート樹脂の発泡体シート
により、又、蓋体を対応する非発泡体シートにより成形
した。これら成形は熱プレスにより行い、容器本体を成
形する際には、雄金型における開口部の直径及び深さを
それぞれ180mm及び40mmとし、雄金型と雌金型
とのクリアランスを2.0mmとした。
【0024】(容器の基本形状)実施例の容器の形状に
ついて図1〜3に基づいて説明する。
【0025】図1の斜視図に示すように、鍋の本体に相
当する容器本体1と、別個の、鍋の蓋に相当する蓋体2
からなる。容器本体1は、開口部の全周方向にわたって
その内面に、蓋体2を載せ得る略水平の段部3を形成し
ており、段部3の外端から上方へ形成された開口部側壁
31の上端部は内方へ突き出して幅の広い嵌合部32を
形成している(図2)。又、容器本体1は、開口部側壁
31の上端から外方へ水平に突き出した平面円環状のつ
ば部分4を備えており、さらにつば部分4には平面三日
月状の取手部41が二つ互いに最も遠い位置に設けられ
ている。容器本体1の底面中央には、下方から見ての凹
部51が円錐台形に設けられている。蓋体2は、平面円
形の天井部分6と、容器本体のつば部分4に対応したつ
ば部分8、このつば部分8と天井部分6との間の角形の
溝形部分7からなり、つば部分8は天井部分6の面より
も低い位置に形成され、天井部分6と溝形部分7との接
合部は断面が円弧状に丸められている。溝形部分7の底
壁71及び外側の側壁72は、容器本体の段部3及び開
口部側壁31に係合する。さらにこの外側側壁72に
は、開口部側壁31から突き出した嵌合部32に対応し
た受け部73が形成されていて、これにより容器本体1
と蓋体2とが嵌着される(図2)。一方、天井部分6の
中央には、容器本体1の底面の凹部51に対応した円錐
台形のつまみ部分61が形成されており、複数の容器を
積み重ねる際に、底面の凹部51と蓋体のつまみ部分6
1とが嵌合することで、積み重ねが容易になる(図
3)。
【0026】つまみ部分61の縁と天井部分6の縁の中
間には、U字形の切り込みが設けられ蒸気孔62を形成
している。
【0027】本実施例において、容器本体の嵌合部32
は、開口部側壁31の縦方向における中間に線状の突条
を設けたものであっても良く、又、開口部側壁31全体
を傾斜させた形のアンダーカットであっても良い。又、
嵌合部32が全周方向に渡る場合に最も優れた密封性が
得られるが、用途によっては周方向に断続して、又は数
カ所に分割されて設けられても良い。密封性が特に要求
されない用途においては、全周の約2割以上にわたって
嵌合部が設けられていれば良い。ここで、蓋体2の受け
部73が容器本体の嵌合部32に対応しているものとす
る。
【0028】蒸気孔62は、円形、楕円形、多角形など
でも良く、これらの全周を切り取ったもの、半周のみを
切り取ったものなど種々考えられ、これら蒸気孔62か
らの異物等の進入を防ぐ方法としては、商品ラベル等の
シールを貼付しておくことが考えられる。
【0029】蓋体2に溝形部分7が形成されているた
め、蓋体を取り外す際に異物がこの溝に溜まり容器内に
は落ち込まない。
【0030】(具体的な実施例及び比較例)以下、表1
〜4に示す、具体的な実施例、比較例を用いて本発明を
説明する。
【0031】上記の容器本体1を製造するにあたり、密
度、厚さ及び弾性率の互いに異なる数種の樹脂発泡体シ
ート原反を用い、又、嵌合部32の水平方向の寸法差d
(図2)を種々変化させた。
【0032】得られた容器について、容器本体1と蓋体
2との密着性及び着脱自在性を評価した。密着性は、容
器本体1に20gの水を入れて蓋体2を嵌着し、蓋体2
のつまみ部分61をつかんで持ち上げた場合に容器本体
と蓋体との間に隙間が生じるかどうかで判定した。着脱
自在性については、引き離す場合において、容器本体の
つばの外端縁を下方で軽く押さえ込み、蓋体2のつば部
分8の外端縁を上方に軽く押し上げるだけで行えるかど
うか、又、嵌着する場合において、互いに軽く押圧する
だけで行えるがどうかにより判定した。
【0033】蓋体2は、容器本体1と同種の樹脂からな
る厚さ0.28mmの非発泡体シートにより形成した。
【0034】曲げ弾性率の測定は、3点曲げ試験法によ
り、スパン100mm、支持部及び加圧部の曲率半径
3.2mmにて行った。非発泡体を積層した積層シート
においては、非発泡体側に加圧くさび(スパン中点の加
圧部)をあてがった。
【0035】(実施例1〜4)樹脂発泡体シートとし
て、ポリプロピレン樹脂(PP)からなり、密度及び曲
げ弾性率がそれぞれ0.27g/cm3 及び406MPa、
又は、0.20g/cm3 及び210MPaであるもの(樹
脂発泡体シート1及び2)を用いた。シートの厚さはい
ずれも1.5mmである。
【0036】この樹脂発泡体シートから上記容器を成形
するにあたり、嵌合部32の水平方向の寸法差dは0.
5mm又は2.5mm、嵌合部32の高さは7mmとし
た。
【0037】表1に、条件及び結果をまとめて示すが、
いずれの場合も、容器本体1と蓋体2との間の、密着性
及び着脱自在性が共に良好であった。
【0038】
【表1】 (比較例1〜4)嵌合部の水平寸法差dを、0.1mm
又は3.5mmとした他は、実施例1〜2又は3〜4と
同一の条件で上記容器を成形した。
【0039】表2に、条件及び結果をまとめて示すが、
容器本体1と蓋体2との間の、密着性及び着脱自在性の
一方のみ良好であって、他方が良好でなかった。嵌合部
32の水平方向寸法差dを0.1mmとした場合には、
着脱自在性に優れるが密着性が不十分であり、嵌合部の
寸法dを3.5mmとした場合には、密着性に優れるが
着脱自在性が不十分であった。
【0040】
【表2】 (実施例5〜10)樹脂発泡体シートとして、実施例5
〜7においては、ポリプロピレン樹脂(PP)からな
り、曲げ弾性率が250、540及び253MPaであ
るもの(樹脂発泡体シート3、4及び5)を用い、実施
例8〜10においてはポリエチレンテレフタレート樹脂
(PET)からなり、曲げ弾性率が385、454及び
520MPaであるもの(樹脂発泡体シート6、7及び
8)を用いた。ここで、実施例7、10のもの(樹脂発
泡体シート5、8)は、発泡体シートと同一樹脂からな
る厚さ0.28mmの非発泡体シートを積層させたもの
である。
【0041】嵌合部の水平方向寸法差dは、いずれも
0.5mmとした。
【0042】表3に、具体的な条件及び結果をまとめて
示すが、いずれの場合も、容器本体1と蓋体2との間
の、密着性及び着脱自在性が共に良好であった。
【0043】
【表3】 (比較例5〜10)樹脂発泡体シートとして、ポリプロ
ピレン樹脂(PP)からなり、密度及び曲げ弾性率がそ
れぞれ0.068g/cm3 及び8MPa、又は、0.63
0g/cm3 及び1300MPaであるもの(樹脂発泡体シ
ート9及び10)を用いた。シートの厚さは1.49m
m及び1.10mmである。
【0044】この樹脂発泡体シートから上記容器を成形
するにあたり、嵌合部の水平方向の寸法差dを0.1m
m、0.5mm又は3.5mmとした。
【0045】表4に、条件及び結果をまとめて示すが、
容器本体と蓋体との間の、密着性及び着脱自在性の一方
のみ良好であって、他方が良好でなかった。樹脂発泡体
シートの密度が低くこれに伴って弾性率が極端に低い場
合には、嵌合部の水平方向寸法差dが上記のいずれであ
っても、着脱自在性に優れるが密着性は不十分であっ
た。樹脂発泡体シートの密度が高くこれに伴って弾性率
が極端に高い場合には、嵌合部の水平方向寸法差dが上
記のいずれであっても、密着性に優れるが着脱自在性は
不十分であった。
【0046】
【表4】
【0047】
【発明の効果】本発明の蓋付き容器は、特定の嵌合部を
設けているから本体容器と蓋体との密封性及び着脱自在
性の両方に優れたものである。また、耐電子レンジ性等
の耐熱性、断熱性を備えたポリプロピレン、ポリエステ
ル等の熱可塑性樹脂発泡シートを用いると加熱された食
品の収容に適した蓋付き容器を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の容器の形状を示す斜視図である。
【図2】実施例の容器について、容器本体と蓋体との嵌
合部を示す縦断面模式図である。
【図3】実施例の容器を積み重ねた場合における、容器
本体底面と蓋体上面との嵌合を示す縦断面模式図であ
る。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 段部 32 嵌合部 4 容器本体のつば部分 41 取手部分 61 つまみ部分 62 蒸気孔 7 溝形部分 8 蓋体のつば部分 d 嵌合部32の水平方向の寸法差

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂発泡体シートにて形成した容
    器本体と、これに被着できる合成樹脂製蓋体からなり、
    容器本体の開口部の内周面に嵌合部が設けられ、この嵌
    合部に蓋体の外向き側の面が嵌着する蓋付き容器におい
    て、 前記容器本体の嵌合部は、水平方向における寸法差が
    0.2〜3.0mmであり、 前記熱可塑性樹脂発泡体シートの密度及び曲げ弾性率
    が、それぞれ0.08〜0.6g/cm3 及び200〜61
    0MPaであることを特徴とする蓋付き容器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の蓋付き容器において、前
    記熱可塑性樹脂発泡体シートが、ポリプロピレン樹脂、
    ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタ
    レート樹脂、又はその他耐電子レンジ調理性を有する熱
    可塑性樹脂からなることを特徴とする蓋付き容器。
JP8140146A 1996-06-03 1996-06-03 蓋付き容器 Pending JPH09323743A (ja)

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