JPH09323423A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH09323423A
JPH09323423A JP14265496A JP14265496A JPH09323423A JP H09323423 A JPH09323423 A JP H09323423A JP 14265496 A JP14265496 A JP 14265496A JP 14265496 A JP14265496 A JP 14265496A JP H09323423 A JPH09323423 A JP H09323423A
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JP
Japan
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speed
printing
printing apparatus
recording
inkjet head
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JP14265496A
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English (en)
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Masatoshi Kokubo
雅俊 小久保
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査移動速度に応じてノーマル印字とエコノ
ミー印字との印字モードの切替えを可能とし、さらに、
印字途中でもこれ等の印字モードの切替えを可能とする
印字装置を提供することである。 【解決手段】 エンコーダーの回転速度が電気パルス信
号に変換された後の信号はCPU20に入力されると共
に、速度比較処理部5にも入力され、F/V変換器51
に導かれる。F/V変換器51からは入力された信号の
周波数に応じた電圧vがレベル比較器52に出力され
る。この電圧vはレベル比較器52において予め設定さ
れている基準電圧v1と比較される。CPU20は、レ
ベル比較器52の出力に応じて、異なる噴射タイミング
信号をヘッドドライブ23に送り、吐出されるインクの
液滴量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録媒体上にて
手動的あるいは自動的に走査移動することにより印字を
行う印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手動的に走査移動される印字装置
は、被記録媒体上を移動する速度が一定ではないため、
例えば、特開昭48−17630号公報に示されている
ように、被記録媒体に対する印字ヘッドの相対的な位置
変化を検出するための変位検出装置が設けられている。
この変位検出装置は、印字ヘッドが被記録媒体上を移動
することによって生じる相対位置の変化を印字ヘッドと
共に移動するローラーが被記録媒体上を接触して回転す
ることにより行われる。即ち、このローラーの回転角度
を検出することによって、印字ヘッドと被記録媒体との
相対的な位置変化を検出し、以て、印字ヘッドの位置検
出を行っている。
【0003】このようにして、従来の印字装置は変位検
出装置が印字ヘッドと被記録媒体との相対的な位置変化
を検出し、その検出結果に同期して印字ヘッドを制御す
ることにより、移動速度が一定でない場合でも良好な印
字を行うことができるように考慮されている。
【0004】従って、このような構成の印字装置は被記
録媒体上の任意の位置に印字を行うことが容易に可能で
あり、従来の据置き型プリンタでは印字できなかった印
字、例えば、製本済みの厚い書籍や書類、あるいは大き
な寸法の用紙等にも印字を行うことができる特徴を有し
ている。
【0005】また、近年、このような印字装置の画像形
成手段として、インクジェット記録方式を用いるものが
ある。インクジェット記録方式を用いた印字装置には、
ノーマル印字モードの他に、インクの消費量を抑えたエ
コノミー印字モードを備えたものがあり、これらをモー
ド切替えスイッチによって切替えるように構成されてい
る。エコノミー印字モードはインクジェット記録ヘッド
を駆動する電圧、あるいは信号波形を制御することによ
り吐出させるインクの液滴量を減少させることにより実
現している。
【0006】そして、エコノミー印字モードは、印刷物
のレイアウト確認や校正用等の所謂試し印字に用いられ
ており、消耗品であるインクの使用量を抑えて経済的効
果を上げている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の印字装置では、印字モード切替えのためのモー
ド切替えスイッチが必要となり、電源スイッチやオンラ
インスイッチ等に加えて、さらに、スイッチの数が増え
てしまい、コストアップになっていた。そこで、スイッ
チの数を増やさずに他のスイッチにこの機能を割り当て
るとすると、スイッチ操作が煩雑になり、使用者にとっ
て操作しにくくなる。
【0008】さらに、従来の印字装置は、印字走査の途
中で印字モードを切替えることができない構成となって
いるため、1行の印字の中で印字モードを切替えるに
は、一旦、印字を中断して印字モードを切替える必要が
生じる問題点もあった。
【0009】然るに、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、走査移動速度に応じ
て、ノーマル印字とエコノミー印字との印字モードの切
替えを可能とし、さらに、印字途中でもこれ等の印字モ
ードの切替えを可能とする印字装置を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の印字装置は、被記録媒体
上にて走査移動することにより、その被記録媒体上に文
字や図形等の画像を印字するための記録手段と、前記記
録手段の走査移動速度を検出する速度検出手段と、前記
速度検出手段によって検出された走査移動速度を予め設
定された基準速度と比較する速度比較手段と、前記速度
比較手段による比較結果に応じて、前記記録手段を異な
るモードで駆動する駆動手段とを備えている。
【0011】この印字装置によれば、前記記録手段を被
記録媒体上にて走査移動することにより、その被記録媒
体上に文字や図形等の画像を印字することができる。こ
の印字中に、前記速度検出手段は、前記記録手段の走査
移動速度を検出すると共に、前記速度比較手段は、前記
速度検出手段によって検出された走査移動速度を予め設
定された基準速度と比較する。そして、前記速度比較手
段による比較結果に応じて、前記駆動手段は、前記記録
手段を異なるモードで駆動する。従って、前記記録手段
の走査移動速度を変えることによって、記録手段の印字
モードが変わり異なる印字結果を得ることができる。
【0012】また、請求項2に記載の印字装置は、前記
記録手段が、インクジェットヘッドによって構成され、
前記駆動手段は、前記速度比較手段による比較結果に応
じて、前記インクジェットヘッドから吐出されるインク
の液滴量を変更するように構成されている。従って、前
記インクジェットヘッドの走査移動速度を変更すること
により、前記駆動手段は、前記インクジェットヘッドか
ら吐出されるインクの液滴量を変更する。このため、必
要に応じて、インクの消費量を抑えることができると共
に、前記インクジェットヘッドの走査移動速度の変化に
拘らず、略一定の濃度、品質の印字を得ることができ
る。
【0013】また、請求項3に記載の印字装置によれ
ば、前記駆動手段は、前記速度比較手段によって前記記
録手段の走査移動速度が前記基準速度よりも大きいと判
断された場合は前記インクジェットヘッドから吐出され
るインクの液滴量を増加させ、かつ前記記録手段の走査
移動速度が前記基準速度よりも小さいと判断された場合
は前記インクジェットヘッドから吐出されるインクの液
滴量を減少させるようにそのインクジェットヘッドを駆
動する。従って、特に、前記インクジェットヘッドの走
査移動速度が大きい場合、そのインクジェットヘッドか
ら吐出されるインクの液滴量が多いので、印字された画
像が薄くなったり、かすれたりするようなことがなく、
常に、略一定の濃度、品質の印字を得ることができる。
【0014】さらに、請求項4に記載の印字装置は、前
記基準速度を任意に設定可能な基準速度設定手段を備え
ている。従って、使用者の操作技量に応じて、その使用
者に適した所望の走査移動速度を基準速度に設定するこ
とができるので、使用者が変わっても、常に、略一定の
濃度、品質の印字を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の印字装置を具体
化した実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本実施の形態の印字装置の外観を
示している。本印字装置のボディ部1は、円筒状に形成
されており、使用者が手によって把持し易いように構成
されている。ローラ6は回転可能にボディ部1の先端に
設けられている。そして、ローラ6の表面はゴム等の摩
擦係数の高い弾性材料にて形成されている。ローラ6の
側方には、インクジェットヘッド7が配置されている。
そのインクジェットヘッド7が本発明の記録手段を構成
する。前記ボディ部1の他端には、外部装置(図示せ
ず)との間での印字データの送受信を行うための赤外線
通信用のインターフェイス部3が設けられている。ま
た、前記ボディ部1の側面には、本印字装置の電源のオ
ン・オフを行う電源スイッチ4及び印字動作を許可する
ための印字許可スイッチ2が設けられている。
【0017】つまり、本実施の形態の印字装置は外部装
置等より入力された印字データ等を使用者が手でボディ
部1を把持して被記録媒体(紙等)上をローラ6を接触
回転させながら手動走査することによって被記録媒体上
に所定の印字を行う装置である。
【0018】図2は本実施の形態の印字装置の内部の構
成を説明するための内部構成図である。以下に、図2を
用いて本実施の形態の印字装置の内部構成を詳述する。
【0019】前記ボディ部1の先端には、ローラ6が水
平な回転中心軸を中心として回転自在に支持されてい
る。前記ローラ6のすぐ側方には、インクジェットヘッ
ド7が配置されている。インクジェットヘッド7の先端
のノズルは、被記録媒体(用紙)の印字面に対して一定
の隙間を隔てた上方に配置されるように位置設定されて
いる。
【0020】また、インクジェットヘッド7の上方に
は、インクジェットヘッド7にインクを供給するための
インクタンク13が配置されている。前記ローラ6の回
転中心軸には、プーリー15がローラ6の回転に伴い一
体的に回転するよう配置されている。前記プーリー15
には、ベルト9が掛け渡されており、ローラ6の回転に
伴って回転するプーリー8の回転力を、前記ベルト9及
び被動プーリー8を介して、後述するエンコーダーを構
成する回転円板10へ伝達するよう構成されている。エ
ンコーダーはボディ部1の略中心付近の内部に配置され
ている。回転円板10には、所定の間隔で円周上にスリ
ット10aが設けられており、スリット10aの回転に
よってオン・オフされるエンコーダーのフォトインタラ
プター14によって回転円板10の回転速度を電気パル
ス信号に変換して後述する制御部11に入力するように
構成されている。
【0021】ボディ部1内の回転円板10の上方には前
述したインクジェットヘッド7、フォトインタラプタ1
4の電気パルス信号、さらに、後述する外部からの印字
データを受信するために設けられたインターフェイス部
3等を制御するための制御部11が配置されている。ま
た、その側近部には後述する各機能ブロックに電力を供
給するための電源12が配置されている。電源12は、
小型の一次電池、あるいは二次電池等の電力供給部及び
これらの電力を安定化する装置等から構成されている。
【0022】図3は本実施の形態の印字装置の電気的構
成を示す機能ブロック図である。図中、CPU20には
各機能ブロックを決められたプログラムに従って制御す
るための制御プログラムを内蔵した記憶装置21(RO
M)が接続されている。CPU20には、前述したイン
ターフェイス部3が接続されている。また、前述のエン
コーダーの回転速度が電気パルス信号に変換されたあと
の信号はCPU20に入力されると共に、後述する速度
比較処理部5にも入力されるよう構成されている。さら
に、インターフェイス部3より入力された印字データを
記憶するための記憶部(RAM)22及びインクジェッ
トヘッド7を駆動するヘッドドライブ23が同様にCP
U20に接続されている。これ等の各機能ブロックはそ
れぞれ図1の印字装置のボディ部1の内部に内蔵されて
いる。そして、前記速度比較処理部5が本発明の速度比
較手段であり、前記ヘッドドライブ23が本発明の駆動
手段である。
【0023】次に、本実施の形態の印字装置における速
度比較処理部5の詳細な構成を図4を用いて説明する。
【0024】前述したように、フォトインタラプタ14
において回転速度が変換された電気信号は、周波数/電
圧変換器51(以下、F/V変換器と称す)に導かれ
る。F/V変換器51からは入力された信号の周波数に
応じた電圧vがレベル比較器52に出力される。この電
圧vはレベル比較器52において予め設定されている基
準電圧v1と比較される。ここで基準電圧v1は予め設
定されている基準速度を電圧に変換したものである。レ
ベル比較器52は、電圧vの値が基準電圧v1の値を上
回った場合にハイレベルの信号を出力し、電圧vの値が
基準電圧v1の値より小さい場合はローレベルの信号を
出力するように構成してあるので、走査移動速度が基準
速度を超えたか否かを判定することができる。
【0025】次に、本実施の形態の印字装置におけるヘ
ッドドライブ23の駆動方法について、図7を用いて説
明する。本実施の形態で用いたインクジェットヘッド7
は、駆動波形のパルス幅を制御することにより、吐出す
るインクの液滴量を制御することができるものであり、
図7(a)及び図7(b)に示すそれぞれの噴射タイミ
ング波形によって異なる液滴量のインクを吐出すること
が可能である。本実施の形態においては、図7(a)に
示す波形がヘッドドライブ23に入力された場合より
も、図7(b)に示す波形がヘッドドライブ23に入力
された場合の方が、吐出されるインクの液滴量は多くな
る。
【0026】以上の構成を有する本実施の形態の印字装
置の動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0027】本実施の形態の印字装置は前述した記憶装
置21に記憶された予め決められたプログラムに従って
動作される。なお、以下の説明においては印字データが
予め外部装置等から入力され、本印字装置内部のRAM
22内に記憶保持されているものとする。
【0028】先ず、CPU20は、印字許可スイッチ2
が押されているか否かを確認する(ステップ1、以降S
1と略称する。他のステップも同様)。印字許可スイッ
チ2が押されたことを検出すると(S1:Yes)、使
用者によって本装置が把持され被記録媒体上を印字走査
されるのを待つ(S2)。使用者によって印字走査が開
始されると、前記フォトインタラプタ14より走査速度
に応じた電気信号が発生する(S3)。さらに、前記電
気信号は速度比較処理部5に入力され、予め基準速度設
定部24によって設定された基準速度を超えているか否
かによって比較信号を出力する(S4)。その比較信号
がローレベル(走査速度が基準速度より遅い)の場合
(S4:Yes)は、前記CPU20は、前記電気信号
に同期して前記RAM22に記憶されている画像情報を
読み出し、ヘッドドライブ17に転送すると共に、イン
クの噴射タイミング信号1をヘッドドライブ23に送る
(S5)。ここで、走査速度が基準速度より遅い場合の
噴射タイミング信号1の波形を図7(a)に示す。
【0029】一方、S4において、比較信号がハイレベ
ル(走査速度が基準速度より速い)の場合(S4:N
o)、CPU20は、前記RAM22に記憶されている
画像情報を読み出してヘッドドライブ23に転送すると
共に、噴射タイミング信号2をヘッドドライブ23に送
る(S6)。ここで、走査速度が基準速度より遅い場合
の噴射タイミング信号2の波形を図7(b)に示す。
【0030】ヘッドドライブ23は、CPU20から転
送された画像情報と噴射タイミング信号に基づいてイン
クジェット記録ヘッド7を駆動して印字を行う(S
7)。以上の諸動作が終了する毎に印字走査が終了した
か否かが判断され(S8)、終了しなければ(S8:N
o)、前記S1〜S7の動作は印字走査が終了するまで
繰り返される。
【0031】本印字装置は、以上に説明したように構成
され、かつ動作するので、走査速度に応じて、インクジ
ェットヘッドから吐出されるインク量が変わる。従っ
て、走査速度を変えるだけで、ノーマル印字モードと、
エコノミー印字モードとの切替えが可能となると共に、
印字途中でも両者の切替えが可能となる。
【0032】また、本実施の形態では、図3に示される
ように、基準速度設定部24を設けた構成としたが、図
5に示すように、前記速度比較処理部5において、基準
速度(基準電圧)を適宜変更して入力することができる
ように構成しいもよい。この構成は本発明の基準速度設
定手段をとして機能する。この場合、使用者の操作技量
に応じて、モード切替えの基準速度を使用者の好みにあ
った値に設定することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の印字装置によれば、被記録媒体
上にて走査移動することにより、その被記録媒体上に文
字や図形等の画像を印字するための記録手段と、前記記
録手段の走査移動速度を検出する速度検出手段と、前記
速度検出手段によって検出された走査移動速度を予め設
定された基準速度と比較する速度比較手段と、前記速度
比較手段による比較結果に応じて、前記記録手段を異な
るモードで駆動する駆動手段とを備えているので、前記
速度比較手段による比較結果に応じて、前記記録手段を
異なるモードで駆動することができ、前記記録手段の走
査移動速度を変えることによって、記録手段の印字モー
ドが変わり異なる印字結果を得ることができる。
【0034】また、請求項2に記載の印字装置によれ
ば、前記記録手段が、インクジェットヘッドによって構
成され、前記駆動手段は、前記速度比較手段による比較
結果に応じて、前記インクジェットヘッドから吐出され
るインクの液滴量を変更するように構成されているの
で、前記インクジェットヘッドの走査移動速度を変更す
ることにより、前記駆動手段は、前記インクジェットヘ
ッドから吐出されるインクの液滴量を変更することがで
き、必要に応じて、インクの消費量を抑えることができ
ると共に、前記インクジェットヘッドの走査移動速度の
変化に拘らず、略一定の濃度、品質の印字を得ることが
できる。
【0035】また、請求項3に記載の印字装置によれ
ば、前記駆動手段は、前記速度比較手段によって前記記
録手段の走査移動速度が前記基準速度よりも大きいと判
断された場合は前記インクジェットヘッドから吐出され
るインクの液滴量を増加させ、かつ前記記録手段の走査
移動速度が前記基準速度よりも小さいと判断された場合
は前記インクジェットヘッドから吐出されるインクの液
滴量を減少させるようにそのインクジェットヘッドを駆
動するので、特に、前記インクジェットヘッドの走査移
動速度が大きい場合、そのインクジェットヘッドから吐
出されるインクの液滴量が多いので、印字された画像が
薄くなったり、かすれたりするようなことがなく、常
に、略一定の濃度、品質の印字を得ることができる。
【0036】さらに、請求項4に記載の印字装置によれ
ば、前記基準速度を任意に設定可能な基準速度設定手段
を備えているので、使用者の操作技量に応じて、その使
用者に適した所望の走査移動速度を基準速度に設定する
ことができ、使用者が変わっても、常に、略一定の濃
度、品質の印字を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の印字装置の外観図であ
る。
【図2】印字装置の内部構成を示す図である。
【図3】印字装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】印字装置の速度比較処理部の詳細な構成を示す
電気的ブロック図である。
【図5】印字装置の他の速度比較処理部の詳細な構成を
示す電気的ブロック図である。
【図6】印字装置の印字制御動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】印字装置のヘッドドライブ波形を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
5 速度比較処理部 6 ローラ 7 インクジェットヘッド 11 制御部 20 CPU 23 ヘッドドライブ 24 基準速度設定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体上にて走査移動することによ
    り、その被記録媒体上に文字や図形等の画像を印字する
    ための記録手段と、 前記記録手段の走査移動速度を検出する速度検出手段
    と、 前記速度検出手段によって検出された走査移動速度を予
    め設定された基準速度と比較する速度比較手段と、 前記速度比較手段による比較結果に応じて、前記記録手
    段を異なるモードで駆動する駆動手段とを備えたことを
    特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、インクジェットヘッド
    によって構成され、 前記駆動手段は、前記速度比較手段による比較結果に応
    じて、前記インクジェットヘッドから吐出されるインク
    の液滴量を変更するようにそのインクジェットヘッドを
    駆動することを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記速度比較手段によ
    って前記記録手段の走査移動速度が前記基準速度よりも
    大きいと判断された場合は前記インクジェットヘッドか
    ら吐出されるインクの液滴量を増加させ、かつ前記記録
    手段の走査移動速度が前記基準速度よりも小さいと判断
    された場合は前記インクジェットヘッドから吐出される
    インクの液滴量を減少させるようにそのインクジェット
    ヘッドを駆動することを特徴とする請求項2に記載の印
    字装置。
  4. 【請求項4】 前記基準速度を任意に設定可能な基準速
    度設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の印字装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043945A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェットプリンタ
CN104417062A (zh) * 2013-08-21 2015-03-18 北大方正集团有限公司 一种控制打印套齐的方法及装置
JP2021084312A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 京セラ株式会社 画像形成方法及びプリンタ

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