JPH09323004A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JPH09323004A
JPH09323004A JP16246496A JP16246496A JPH09323004A JP H09323004 A JPH09323004 A JP H09323004A JP 16246496 A JP16246496 A JP 16246496A JP 16246496 A JP16246496 A JP 16246496A JP H09323004 A JPH09323004 A JP H09323004A
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JP
Japan
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raw water
tank
sludge
mixing tank
coagulation sedimentation
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JP16246496A
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English (en)
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Hirobumi Kamata
博文 鎌田
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KAMATA BIO ENG KK
Original Assignee
KAMATA BIO ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 池、家庭排水等の汚水を簡単な装置で効果的
に処理できる水処理装置を提供する。 【解決手段】 原水槽1から供給された原水2と無機物
を主成分とする再凝集可能な凝集剤8とを急速に混合攪
拌する急速混合槽5と、急速混合槽5から供給された原
水2中の粒子をゆっくり攪拌して成長させる緩速混合槽
13と、緩速混合槽13から供給された原水2を上澄液
33と汚泥31とに凝集分離する凝集沈澱池17とを備
える。また、急速混合槽5と緩速混合槽13とを一体形
成してその下部を連通し、緩速混合槽13の底部に汚泥
31を急速混合槽5の下部に案内する傾斜沈降板16を
設ける。そして、急速混合槽5と凝集沈澱池17の下部
間を返送ライン25を介し連結し、汚泥31を急速混合
槽5に返送して種汚泥32とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、池水、汚濁水、河
川水、海水、湖沼水、下水、各種産業廃水、又は再使用
水などの原水を処理液と汚泥とに分離する水処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水処理装置は、原水中のSS成分
(浮遊物質)やTP成分(総リン)などを凝集処理する
場合、図示しないが、池水、汚濁水、下水、又は各種産
業廃水などの原水を急速混合槽で無機系の凝集剤と混合
し、この混合した原水を緩速混合槽で有機系の高分子凝
集剤と混合した後、混合した原水を凝集沈澱池で処理液
と汚泥とに凝集分離するとともに、凝集沈澱池に沈降し
た汚泥を排泥するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の水処理装置は、
以上のように凝集分離した汚泥を単に排泥しているの
で、沈降した汚泥をフロック形成や成長などのために有
効利用することができず、その結果、凝集処理のため多
量の凝集剤を添加しなければならないという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、沈降した汚泥をフロック形成や成長などのために有
効利用することのできる水処理装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明においては、原水を貯えた原水
槽と、この原水槽から供給された原水と無機物を主成分
とする凝集剤とを混合攪拌する急速混合槽と、この急速
混合槽から供給された原水中の粒子を攪拌して成長させ
る緩速混合槽と、この緩速混合槽から供給された原水を
処理液と汚泥とに凝集分離する凝集沈澱池とを含み、急
速混合槽と緩速混合槽とを一体形成してその下部を連通
し、緩速混合槽の内部に汚泥を急速混合槽の下部に案内
する沈降板を設け、凝集沈澱池の汚泥を急速混合槽に返
送可能にするようにしている。また、請求項2記載の発
明においては、原水を貯えた原水槽と、この原水槽から
供給された原水と無機物を主成分とする凝集剤とを混合
攪拌する急速混合槽と、この急速混合槽から供給された
原水中の粒子を攪拌して成長させる緩速混合槽と、この
緩速混合槽から供給された原水を処理液と汚泥とに凝集
分離する凝集沈澱池とを含み、急速混合槽と緩速混合槽
とを一体形成してその下部を連通し、緩速混合槽の内部
に汚泥を急速混合槽の下部に案内する沈降板を設け、原
水槽と凝集沈澱池とを連結して処理液を原水槽に返送可
能にするとともに、凝集沈澱池の汚泥を急速混合槽に返
送可能にするようにしている。また、請求項3記載の発
明においては、原水中の混合異物を除塵装置で除去して
原水を貯える曝気調整槽と、この曝気調整槽から供給さ
れた原水と無機物を主成分とする凝集剤とを混合攪拌す
る凝集混合槽と、この凝集混合槽から供給された原水を
処理液と汚泥とに凝集分離する凝集沈澱池とを含み、凝
集沈澱池の汚泥を曝気調整槽に返送可能にするようにし
ている。また、請求項4記載の発明においては、原水を
貯えた原水槽と、この原水槽から供給された原水と無機
物を主成分とする凝集剤とを混合攪拌する薬品溶解槽
と、この薬品溶解槽から凝集剤注入ポンプを介して供給
された原水をろ過する生物ろ過装置と、この生物ろ過装
置から供給された原水を処理液と汚泥とに凝集分離する
凝集沈澱池とを含み、凝集沈澱池の汚泥を原水槽に返送
可能にするようにしている。また、請求項5記載の発明
においては、原水を貯えた原水槽と、この原水槽から供
給された原水をろ過する生物ろ過装置と、原水を筒形の
磁石群の内部に通して浄化する磁気浄化装置と、この磁
気浄化装置から供給された原水を処理液と汚泥とに凝集
分離する凝集沈澱池とを含み、原水槽から生物ろ過装置
に供給される原水又は生物ろ過装置の原水に無機物を主
成分とする凝集剤を凝集剤注入ポンプで添加するように
し、凝集沈澱池の汚泥を原水槽に返送可能にするように
している。なお、生物ろ過装置から流出した原水を減菌
する銀イオン減菌装置を備えるとよい。また、請求項7
記載の発明においては、原水を貯えた原水槽と、この原
水槽から供給された原水と無機物を主成分とする凝集剤
とを混合攪拌する薬品溶解槽と、原水を処理液と汚泥と
に凝集分離する凝集沈澱池とを含み、薬品溶解槽の原水
を凝集沈澱池に凝集剤注入ポンプを介して供給可能とす
るとともに、凝集沈澱池の汚泥を原水槽に返送可能にす
るようにしている。また、請求項8記載の発明において
は、原水を貯えた原水槽と、この原水槽から供給された
原水を筒形の磁石群の内部に通して浄化する磁気浄化装
置と、この磁気浄化装置から供給された原水を処理液と
汚泥とに凝集分離する凝集沈澱池とを含み、磁気浄化装
置から凝集沈澱池に供給される原水に無機物を主成分と
する凝集剤を凝集剤注入ポンプから添加するようにし、
凝集沈澱池の汚泥を原水槽に返送可能にするようにして
いる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。この実施の形態における水処理装
置は、図1に示すように、原水槽1、急速混合槽5、緩
速混合槽13、高速凝集沈澱池17及び処理水槽21を
備えている。
【0007】原水槽1は、原水2を貯え、急速混合槽5
の下部に圧送ポンプ3及びライン4を介して連結されて
いる。貯えられる原水2は、池水、汚濁水、河川水、海
水、湖沼水、下水、各種産業廃水、又は再使用水などか
らなり、SS成分、TN、TP成分、有機物、無機物、
色度成分、重金属及び又は農薬類などの成分を含んでい
る。なお、本実施形態においては、槽形の原水槽1を使
用するものを示すが、これに限定されるものではなく、
池、河川、沼、又は湖などからなる原水槽1を使用して
もよい。
【0008】また、急速混合槽5は、モータ6の駆動で
複数の攪拌プロペラ7を回転させて原水2と凝集剤8と
を混合攪拌する機能を有している。使用される凝集剤
(商品名:MAGNETITE剤)8は、例えば、Fe
3 4 、Al 23 及びCaCO 3を主成分として再凝
集可能な特徴を有し、注入装置9に貯えられている。こ
の注入装置9は、例えば、タイマの制御でモータ10を
駆動してロータ板11を回転させ、急速混合槽5に定量
の凝集剤8をパイプ12を介して注入するよう構成され
ている。
【0009】なお、本実施形態においては、Fe
3 4 、Al 23 及びCaCO 3を主成分とする凝集
剤8を使用するものを示すが、無機物を主成分とするも
のであれば、これに限定されるものではない。例えば、
Ne 23 、ゼオライト及び又はバインダーなどの各種
成分の凝集剤8を使用してもよい。また、微粉末の凝集
剤8ではなく、水溶液に溶かした凝集剤8を使用しても
よい。また、他の構造の注入装置9を使用してもよいの
はいうまでもない。
【0010】また、緩速混合槽13は、モータ14の駆
動で回転する攪拌プロペラ15を備え、急速混合槽5の
下流側の側部に一体的に構成され、その下部が急速混合
槽5の下部と相互に連通しており、下部及び下流側の側
部の一部が急速混合槽5に向け傾斜されて傾斜沈降板1
6を形成している。この傾斜沈降板16の構成は、適宜
変更でき、例えば単数又は複数の傾斜管や傾斜板などを
用いて構成することもできる。
【0011】また、高速凝集沈澱池17は、その下部が
ほぼ逆円錐台形の有底円筒形に構成され、上部には図示
しない手すり及びモータ18がそれぞれ設置されてお
り、このモータ18の駆動で回転する沈降促進用のレー
キ板19を吊持内蔵している。高速凝集沈澱池17の左
側部には緩速混合槽13がライン20を介して接続さ
れ、高速凝集沈澱池17の右側部には処理水槽21がラ
イン22を介して接続されている。また、高速凝集沈澱
池17の下部にはモータ23とともに一軸の定量ポンプ
24が取り付けられ、この定量ポンプ24が急速混合槽
5の上流側の下部に返送ライン25を介して連結されて
おり、この返送ライン25には汚泥返送電動弁26が取
り付けられている。また、返送ライン25には排泥ライ
ン27が連結され、この排泥ライン27には排泥電動弁
28が取り付けられている。
【0012】さらに、処理水槽21は、その下部一側が
凹んで形成され、この下部一側が汚泥槽29として機能
する。ただし、この汚泥槽29は、予備的なものである
から、適宜省略することが可能である。
【0013】上記構成において、原水2中のSS成分や
TP成分などを除去するには、圧送ポンプ3を駆動すれ
ばよい。すると、原水2は、原水槽1から圧送ポンプ3
及びライン4を順次経由して急速混合槽5に供給され、
この急速混合槽5において複数の攪拌プロペラ7で攪拌
されつつ数ppmの凝集剤8と急速、かつ均一に混合さ
れ、その後、急速混合槽5から緩速混合槽13に流入す
る。
【0014】この際、所定量の凝集剤8は、微粉末の状
態で注入装置9により急速混合槽5に高速、かつ正確に
間欠的に供給される。また、原水2と凝集剤8とが急
速、かつ均一に混合すると、SS成分などの微粒子の結
合に伴いフロック30が発生するが、このフロック30
は、急速混合槽5から緩速混合槽13に原水2とともに
流入し、攪拌プロペラ15のゆるやかな攪拌により緩速
混合槽13で大きく成長して汚泥31となる。そして、
この大きく成長した汚泥31は、緩速混合槽13に沈降
し、攪拌プロペラ15の攪拌力により緩速混合槽13の
傾斜沈降板16を滑り落ちて急速混合槽5の下部に沈下
流入し、急速混合槽5の種汚泥32となる。なお、Fe
3 4 の鉄粉を含んだ凝集剤8を使用した場合、汚泥3
1の沈降をより促進することができる。
【0015】次いで、原水2は、緩速混合槽13から高
速凝集沈澱池17に供給され、この高速凝集沈澱池17
で沈降レーキ板19に攪拌されつつ上澄液33と汚泥3
1とに凝集分離される。この際、高速凝集沈澱池17に
おいては、モータ18の駆動で沈降レーキ板19が回転
するから汚泥31の沈降が促進される。こうして分離さ
れた上澄液33は、高速凝集沈澱池17の分配室34か
らライン22を経由して処理水槽21に貯えられる。こ
の際、凝集剤8の不足などに伴い、上澄液33に色度成
分、重金属、又はTNなどの成分が分離されずに含まれ
ている場合、この色度成分、重金属、又はTNなどの成
分は、処理水槽21の汚泥槽29に沈降して貯えられ
る。
【0016】これに対し、汚泥31は、タイマの制御な
どに基づき所定量が高速凝集沈澱池17の下部から定量
ポンプ24、返送ライン25及び汚泥返送電動弁26を
順次経由して急速混合槽5に連続的に返送され、種汚泥
32となる。この際、汚泥返送電動弁26が開閉して汚
泥31の返送量を制御する。また、所定量以外の余剰の
汚泥31は、高速凝集沈澱池17の下部から定量ポンプ
24、返送ライン25、排泥電動弁28及び排泥ライン
27を順次経由して系外に連続的に排出される。
【0017】上記構成によれば、汚泥31を緩速混合槽
13及び高速凝集沈澱池17から急速混合槽5にそれぞ
れ返送して種汚泥32とするので、この種汚泥32と原
水2、凝集剤8及びコロイド粒子とを混合、衝突させて
フロック30を早く、しかも、効率よく形成、成長させ
ることができるとともに、フロック30の沈降速度を増
大させ、所要面積を小さくすることが可能となる。した
がって、汚泥31をフロック30の形成や成長などのた
めに有効利用して凝集剤8の使用量の著しい減少が期待
できる。また、再凝集可能な凝集剤8を使用するので、
原水2中のSS成分やTP成分などを除去できるほか、
溶けている色度成分、重金属、TN、又は農薬類などの
成分をも凝集処理して確実かつ容易に除去することが可
能になる。そして、これを通じて再使用可能な水質の水
を得る処理装置として使用することができる。
【0018】また、微粉末の凝集剤8を使用するので、
凝集剤8を水溶液にする手間を省くことができるととも
に、注入ポンプなどの設備や装置を省略することがで
き、装置の省スペース化や小型化が期待できる。また、
有機系の高分子凝集剤を使用しないので、有機系の高分
子凝集剤の使用に伴う問題を解消することが可能にな
る。すなわち、有機系の高分子凝集剤の使用に伴う問
題、具体的には粘性が高いので扱いにくいという問題、
保管装置や溶解装置が必要になりコストの増加を抑制で
きないという問題を解消することができる。さらに、余
剰の汚泥31を排泥電動弁28及び排泥ライン27を介
して系外に排出するので、高速凝集沈澱池17の下部に
汚泥31が溜まって悪影響が生じるのを抑制防止するこ
とができる。さらにまた、急速混合槽5と緩速混合槽1
3を一体的に構成してその下部を相互に連通させている
ので、省スペース化が期待できる。
【0019】次に、図2は本発明の第2の発明を示すも
ので、この場合には高速凝集沈澱池17を省略して高速
凝集沈澱池17の役割を処理水槽21に課し、この処理
水槽21と、原水槽1及びユーズポイント35とを循環
ライン36及び切り換え弁37を介し連結して処理水槽
21の上澄液33を循環処理可能にするとともに、急速
混合槽5と処理水槽21とを返送ライン25を介し連結
して沈降した汚泥31を処理水槽21から急速混合槽5
に返送するようにしている。処理水槽21は、その下部
に汚泥貯留部38が形成され、急速混合槽5の下部に返
送ライン25を介して連結されており、この返送ライン
25には汲み上げ用の汚泥引き抜きポンプ39が定量ポ
ンプ24の代わりに取り付けられている。その他の部分
については、上記第1の発明の実施形態と同様である。
【0020】上記構成において、原水2中のSS成分や
TP成分などを除去するには、圧送ポンプ3を駆動すれ
ばよい。すると、原水2は、原水槽1から圧送ポンプ3
及びライン4を順次経由して急速混合槽5に供給され、
この急速混合槽5において複数の攪拌プロペラ7で攪拌
されつつ数ppmの凝集剤8と急速、かつ均一に混合さ
れ、その後、急速混合槽5から緩速混合槽13に流入す
る。
【0021】この際、所定量の凝集剤8は、微粉末の状
態で注入装置9により急速混合槽5に高速、かつ正確に
間欠的に供給される。また、原水2と凝集剤8とが急
速、かつ均一に混合すると、SS成分などの微粒子の結
合に伴いフロック30が発生するが、このフロック30
は、急速混合槽5から緩速混合槽13に原水2とともに
流入し、攪拌プロペラ15のゆるやかな攪拌により緩速
混合槽13で大きく成長して汚泥31となる。そして、
この大きく成長した汚泥31は、緩速混合槽13に沈降
し、攪拌プロペラ15の攪拌力により緩速混合槽13の
傾斜沈降板16を滑り落ちて急速混合槽5の下部に沈下
流入し、急速混合槽5の種汚泥32となる。なお、Fe
3 4 の鉄粉を含んだ凝集剤8を使用した場合、汚泥3
1の沈降をより促進することができる。
【0022】次いで、原水2は、緩速混合槽13から処
理水槽21に供給され、この処理水槽21において上澄
液33と汚泥31とに凝集分離され、この汚泥31が処
理水槽21の汚泥貯留部38に沈降する。この沈降の
際、汚泥31は、濃度が低く再凝集できない上部の汚泥
層と、濃度が高く再凝集可能な下部の汚泥層とに分かれ
て沈降する。凝集分離された上澄液33は、処理水槽2
1から循環ライン36を経由して原水槽1に返送され、
以下、上澄液33の循環が繰り返される。なお、上澄液
33を飲料水や水道水として使用する場合には、切り換
え弁37を操作して上澄液33を処理水槽21から循環
ライン36を介してユーズポイント35に供給すればよ
い。
【0023】これに対し、再凝集可能な汚泥層の汚泥3
1は、タイマの制御などに基づき所定量が処理水槽21
の汚泥貯留部38から汚泥引き抜きポンプ39、返送ラ
イン25及び汚泥返送電動弁26を順次経由して急速混
合槽5に連続的に返送され、種汚泥32として利用され
る。この際、汚泥返送電動弁26が開閉して汚泥31の
返送量を制御する。また、所定量以外の余剰の汚泥31
は、処理水槽21の汚泥貯留部38から汚泥引き抜きポ
ンプ39、返送ライン25、排泥電動弁28及び排泥ラ
イン27を順次経由して系外に連続的に排出される。
【0024】本実施形態においても、上記実施形態と同
様の作用効果が期待できるとともに、上澄液33を飲料
水や水道水として使用しない場合には、使用するまで上
澄液33を循環させてその水質を著しく向上させること
ができる。また、汚泥引き抜きポンプ39をエアリフト
ポンプとすれば、簡易な構成で故障が少なく、しかも、
ポンプの設置や取り付けが困難な場合でも汚泥引き抜き
ポンプ39を容易に設置することが可能になる。
【0025】次いで、上述した水処理装置を用いた水質
実験結果を表1に示す。水質試験の採水場所は茨城フラ
ワーパークの池である。表1から明らかなように、本発
明に係る水処理装置を使用すれば、26の項目について
水道法の水質基準に適合することが判明し、水道水とし
ての利用が期待できる。
【0026】
【表1】
【0027】次に、図3は本発明の第3の発明を示すも
ので、この場合には、原水2中の混合異物を除塵装置4
0で除去して原水2を貯える曝気調整槽41と、この曝
気調整槽41から供給された原水2と上述した凝集剤8
とを混合攪拌する凝集混合槽42と、この凝集混合槽4
2から供給された原水2を上澄液33と汚泥31とに凝
集分離する高速凝集沈澱池17とを含み、曝気調整槽4
1と高速凝集沈澱池17の下部間を返送ライン25で連
結して汚泥31を曝気調整槽41に返送して種汚泥32
とするようにしている。その他の部分については、上記
第1、第2の発明の実施形態と同様である。
【0028】上記構成において、家庭、工場、又はビル
43などから排水された汚水などの原水2は、その混合
異物が除塵装置40で除去されて曝気調整槽41の上部
から内部に供給され、曝気ブロワ44により種汚泥32
と混合攪拌され、1次凝集ブロックに形成される。次い
で、原水2は、曝気調整槽41から原水移送ポンプ45
及びライン46を介して凝集混合槽42の上流部に流入
し、この凝集混合槽42の上流部において攪拌プロペラ
47で攪拌されつつ微粉末の凝集剤8と急速、かつ均一
に混合され、凝集混合槽42の上流部の下部から下流部
に流入した後、凝集混合槽42の下流部から高速凝集沈
澱池17にライン48を介して流入する。
【0029】この際、凝集剤8は、原水2の流入量に対
し、1〜3ppmの割合で注入装置9により凝集混合槽
42の上流部に高速、かつ正確に間欠的に供給される。
また、原水2と凝集剤8とが急速、かつ均一に混合する
と、SS成分などの微粒子の結合に伴いフロック30が
発生するが、このフロック30は、上流部と下流部の間
に介在立設された区画板49にせき止められる。
【0030】次いで、高速凝集沈澱池17に流入した原
水2は、汚泥かき寄せ機50に攪拌されつつ自然流下に
より上澄液33と汚泥31とに凝集分離される。この
際、高速凝集沈澱池17においては、モータ51の駆動
で汚泥かき寄せ機50が回転するから、汚泥31が一箇
所に集められ、かつ汚泥31の沈降が促進される。分離
された上澄液33は、高速凝集沈澱池17の分配室34
からライン52を経由して図示しない処理水槽に貯えら
れる。この際、凝集剤8の不足などに伴い、上澄液33
に色度成分、重金属、又はTNなどの成分が分離されず
に含まれている場合、この色度成分、重金属、又はTN
などの成分を処理水槽の図示しない汚泥槽に沈降して貯
えることができる。
【0031】これに対し、汚泥31は、タイマの制御な
どに基づき所定量が高速凝集沈澱池17の下部から返送
ライン25、ポンプ53及び汚泥返送電動弁26を順次
経由して曝気調整槽41に連続的に返送され、種汚泥3
2となる。この際、汚泥返送電動弁26が開閉して汚泥
31の返送量を制御する。また、所定量以外の余剰の汚
泥31は、高速凝集沈澱池17の下部から返送ライン2
5、ポンプ53、排泥電動弁28及び排泥ライン27を
順次経由して系外に連続的に排出される。
【0032】本実施形態においても、上記実施形態と同
様の作用効果が期待でき、比較的小規模な構成、設備で
効率よく排水処理することができる。さらに、B0 D、
SS、及び色度はもちろん、TNやTP成分をもきわめ
て効率よく凝集処理することができるのは明らかであ
る。
【0033】次に、図4は本発明の第4の発明を示すも
ので、この場合には、原水槽1、薬品溶解槽54、生物
ろ過装置55、磁気浄化装置56、磁気浄化装置56、
凝集沈澱池64及びAgイオン減菌装置65とを備え、
原水2を原水槽1から薬品溶解槽54、原水槽1から生
物ろ過装置55、及び又は原水槽1から磁気浄化装置5
6の少なくともいずれかに選択的に供給するようにして
いる。
【0034】上記構成において、原水2中のSS成分や
TP成分などを除去するには、圧送ポンプ3を駆動すれ
ばよい。すると、原水2は、原水槽1から薬品溶解槽5
4、原水槽1から生物ろ過装置55、及び又は原水槽1
から磁気浄化装置56の少なくともいずれか一にライン
57、58、59を介して供給される。
【0035】先ず、原水2が原水槽1から薬品溶解槽5
4に供給される場合について説明すると、原水2は、薬
品溶解槽54において攪拌プロペラ60で攪拌されつつ
数ppmの凝集剤8と急速、かつ均一に混合され、その
後、薬品溶解槽54から凝集剤注入ポンプ61、スタテ
ィックミキサ62及びライン63を順次経由して生物ろ
過装置55に流入する。また、生物ろ過装置55に流入
させる必要がない場合には、薬品溶解槽54から凝集剤
注入ポンプ61、スタティックミキサ66及びライン6
7を順次経由して凝集沈澱池64に流入する。なお、所
定量の凝集剤8は、微粉末の状態で注入装置9により薬
品溶解槽54に高速、かつ正確に間欠的に供給される。
【0036】原水2は、電動弁を備えたラインからタイ
マで制御運転される生物ろ過装置55の上部を経由して
その内部に流入する(矢印参照)と、上部から多孔質セ
ラミックなどからなるコーラル化石(図示せず)、比重
の軽いアンスラサイト(図示せず)、多孔質セラミック
などからなるコーラル化石(図示せず)及びろ床支持層
(図示せず)を順次通過して、下部からエアが噴出され
てろ過され、生物ろ過装置55の下部(矢印参照)から
Agイオン減菌装置65又は磁気浄化装置56に供給さ
れる。また、Agイオン減菌装置65又は磁気浄化装置
56に供給する必要がない場合には、生物ろ過装置55
の下部から電動弁を介して池や下水路などに供給された
り、あるいは、排水される。なお、本実施形態ではコー
ラル化石、アンスラサイト、コーラル化石及びろ床支持
層の順に積層した生物ろ過装置55を示すが、これらの
積層の順を変更したり、他のろ材を使用してもよい。
【0037】原水2は、Agイオン減菌装置65に流入
すると、塩化銀や硝酸銀などの銀イオンで減菌され、そ
の後、飲料水や水道水として適宜使用される。また、原
水2は、磁気浄化装置56に流入すると、筒形の磁石群
の内部を通過して磁気浄化され、スタティックミキサ6
6及びライン67を順次経由して凝集沈澱池64に流入
する。なお、筒形の磁石群は、図示しないが、リング形
の複数の永久磁石を備え、この複数の永久磁石が異極
(N、S、N、S…)又は同極(N、N、N、N…S、
S、S、S…)を対向させた状態で横一列に並設される
ことで構成されている。
【0038】次いで、凝集沈澱池64に流入した原水2
は、自然流下により上澄液33と汚泥31とに凝集分離
される。分離された上澄液33は、凝集沈澱池64から
ライン68を経由して図示しないユーズポイントに供給
される。これに対し、汚泥31は、複数の傾斜沈降板1
6に案内されつつ凝集沈澱池64の下部に貯えられ、タ
イマの制御などに基づき所定量が凝集沈澱池64の下部
からポンプ69及び返送ライン25を順次経由して原水
槽1に返送され、種汚泥32となる。
【0039】次いで、原水2が原水槽1から生物ろ過装
置55に供給される場合について説明する。この場合、
原水2は、原水槽1から圧送ポンプ3、流量計70及び
スタティックミキサ62を順次経由するが、このスタテ
ィックミキサ62において数ppmの凝集剤と急速、か
つ均一に混合され、その後、生物ろ過装置55に供給さ
れる。この凝集剤は、微粉末ではなく液状のものであ
り、凝集剤注入ポンプ61の駆動により注入される。そ
の他の部分については、上記説明と同様であるから省略
する。
【0040】なお、本実施形態ではスタティックミキサ
62で原水2と凝集剤8とを混合するものを示すが、な
んらこれに限定されるものではない。例えば、生物ろ過
装置55において原水2と凝集剤8とを混合してもよ
い。また、薬品溶解槽54の原水2に溶けた凝集剤8を
使用してもよいが、液状又は微粉末の新規の凝集剤8を
適宜使用してもよい。
【0041】次いで、原水2が原水槽1から磁気浄化装
置56に供給される場合について説明する。この場合、
原水2は、原水槽1から圧送ポンプ3、流量計71、バ
イパスライン72、及びライン73を順次通過するが、
このライン73からAgイオン減菌装置65又は磁気浄
化装置56に供給される。この磁気浄化装置56を通過
した原水2は、スタティックミキサ66を順次経由する
が、このスタティックミキサ66において数ppmの凝
集剤8と急速、かつ均一に混合され、その後、凝集沈澱
池64に供給される。凝集剤8は、微粉末ではなく原水
2に溶けた液状のものであり、薬品溶解槽54に連結さ
れた凝集剤注入ポンプ61の駆動に基づき薬品溶解槽5
4から注入される。その他の部分については、上記説明
と同様であるから省略する。
【0042】なお、本実施形態では薬品溶解槽54の原
水2に溶けた凝集剤8を使用するものを示すが、なんら
これに限るものではなく、微粉末の新規の凝集剤8を適
宜使用してもよい。
【0043】本実施形態においても、上記実施形態と同
様の作用効果が期待でき、しかも、再凝集可能な汚泥3
1を凝集沈澱池64の下部から原水槽1に返送して種汚
泥32とするので、汚泥31をフロック30の形成や成
長などのために有効利用して凝集剤8の使用量の著しい
減少が期待できる。また、原水2中のSS成分やTP成
分などを除去できるほか、溶けている色度成分、重金
属、TN、又は農薬類などの成分をも凝集処理して確実
かつ容易に除去することが可能になる。そして、これを
通じて再使用可能な水質の水を得る処理装置として使用
することができる。
【0044】なお、上記実施形態では原水槽1、薬品溶
解槽54、凝集剤注入ポンプ61、生物ろ過装置55、
Agイオン減菌装置65、磁気浄化装置56及び凝集沈
澱池64を示したが、一部を取り外して使用することが
できるのはいうまでもない。例えば、原水槽1、薬品溶
解槽54、生物ろ過装置55、磁気浄化装置56、凝集
剤注入ポンプ61及び凝集沈澱池64を使用したり、あ
るいは、原水槽1、薬品溶解槽54、生物ろ過装置5
5、凝集剤注入ポンプ61及び凝集沈澱池64を使用し
てもよいのはいうまでもない。また、原水槽1、生物ろ
過装置55、磁気浄化装置56、凝集剤注入ポンプ61
及び凝集沈澱池64を使用したり、あるいは、原水槽
1、磁気浄化装置56、凝集剤注入ポンプ61及び凝集
沈澱池64を使用してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、沈降した
汚泥をフロック形成や成長などのために有効利用できる
水処理装置を提供することができるという格別の効果が
ある。また、再凝集可能な凝集剤を使用するので、SS
成分やTP成分などを除去できるほか、溶けている色度
成分、重金属、TN、及び又は農薬類などの成分も凝集
処理して除去することが可能になる。また、これを通じ
て再使用可能な水質の水を得る処理装置として使用する
ことができる。さらに、有機系の高分子凝集剤を使用し
ないので、有機系の高分子凝集剤の使用に伴う諸問題を
解消することが可能になる。さらにまた、請求項6記載
の発明によれば、原水中の塩化銀や硝酸銀などのイオン
を減菌し、好適な飲料水や水道水などを容易に得ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明に係る水処理装置の実施の
形態を示す全体説明図である。
【図2】本発明の第2の発明に係る水処理装置の実施の
形態を示す全体説明図である。
【図3】本発明の第3の発明に係る水処理装置の実施の
形態を示す全体説明図である。
【図4】本発明の第4の発明に係る水処理装置の実施の
形態を示す全体のフロー説明図である。
【符号の説明】
1…原水槽 2…原水 5…急速混合槽 8…凝集剤 13…緩速混合槽 16…傾斜沈降板(沈降板) 17…高速凝集沈澱池(凝集沈澱池) 21…処理水槽 25…返送ライン 30…フロック 31…汚泥 32…種汚泥 33…上澄液(処理液) 35…ユーズポイント 36…循環ライン 38…汚泥貯留部 39…汚泥引き抜きポンプ 40…除塵装置 41…曝気調整槽 42…凝集混合槽 44…曝気ブロワ 54…薬品溶解槽 55…生物ろ過装置 56…磁気浄化装置 61…凝集剤注入ポンプ 64…凝集沈澱池 65…Agイオン減菌装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を貯えた原水槽と、この原水槽から
    供給された原水と無機物を主成分とする凝集剤とを混合
    攪拌する急速混合槽と、この急速混合槽から供給された
    原水中の粒子を攪拌して成長させる緩速混合槽と、この
    緩速混合槽から供給された原水を処理液と汚泥とに凝集
    分離する凝集沈澱池とを含み、急速混合槽と緩速混合槽
    とを一体形成してその下部を連通し、緩速混合槽の内部
    に汚泥を急速混合槽の下部に案内する沈降板を設け、凝
    集沈澱池の汚泥を急速混合槽に返送可能としたことを特
    徴とする水処理装置。
  2. 【請求項2】 原水を貯えた原水槽と、この原水槽から
    供給された原水と無機物を主成分とする凝集剤とを混合
    攪拌する急速混合槽と、この急速混合槽から供給された
    原水中の粒子を攪拌して成長させる緩速混合槽と、この
    緩速混合槽から供給された原水を処理液と汚泥とに凝集
    分離する凝集沈澱池とを含み、急速混合槽と緩速混合槽
    とを一体形成してその下部を連通し、緩速混合槽の内部
    に汚泥を急速混合槽の下部に案内する沈降板を設け、原
    水槽と凝集沈澱池とを連結して処理液を原水槽に返送可
    能にするとともに、凝集沈澱池の汚泥を急速混合槽に返
    送可能としたことを特徴とする水処理装置。
  3. 【請求項3】 原水中の混合異物を除塵装置で除去して
    原水を貯える曝気調整槽と、この曝気調整槽から供給さ
    れた原水と無機物を主成分とする凝集剤とを混合攪拌す
    る凝集混合槽と、この凝集混合槽から供給された原水を
    処理液と汚泥とに凝集分離する凝集沈澱池とを含み、凝
    集沈澱池の汚泥を曝気調整槽に返送可能としたことを特
    徴とする水処理装置。
  4. 【請求項4】 原水を貯えた原水槽と、この原水槽から
    供給された原水と無機物を主成分とする凝集剤とを混合
    攪拌する薬品溶解槽と、この薬品溶解槽から凝集剤注入
    ポンプを介して供給された原水をろ過する生物ろ過装置
    と、この生物ろ過装置から供給された原水を処理液と汚
    泥とに凝集分離する凝集沈澱池とを含み、凝集沈澱池の
    汚泥を原水槽に返送可能としたことを特徴とする水処理
    装置。
  5. 【請求項5】 原水を貯えた原水槽と、この原水槽から
    供給された原水をろ過する生物ろ過装置と、原水を筒形
    の磁石群の内部に通して浄化する磁気浄化装置と、この
    磁気浄化装置から供給された原水を処理液と汚泥とに凝
    集分離する凝集沈澱池とを含み、原水槽から生物ろ過装
    置に供給される原水又は生物ろ過装置の原水に無機物を
    主成分とする凝集剤を凝集剤注入ポンプで添加するよう
    にし、凝集沈澱池の汚泥を原水槽に返送可能としたこと
    を特徴とする水処理装置。
  6. 【請求項6】 生物ろ過装置から流出した原水を減菌す
    る銀イオン減菌装置を備えてなる請求項4又は5記載の
    水処理装置。
  7. 【請求項7】 原水を貯えた原水槽と、この原水槽から
    供給された原水と無機物を主成分とする凝集剤とを混合
    攪拌する薬品溶解槽と、原水を処理液と汚泥とに凝集分
    離する凝集沈澱池とを含み、薬品溶解槽の原水を凝集沈
    澱池に凝集剤注入ポンプを介して供給可能とするととも
    に、凝集沈澱池の汚泥を原水槽に返送可能としたことを
    特徴とする水処理装置。
  8. 【請求項8】 原水を貯えた原水槽と、この原水槽から
    供給された原水を筒形の磁石群の内部に通して浄化する
    磁気浄化装置と、この磁気浄化装置から供給された原水
    を処理液と汚泥とに凝集分離する凝集沈澱池とを含み、
    磁気浄化装置から凝集沈澱池に供給される原水に無機物
    を主成分とする凝集剤を凝集剤注入ポンプから添加する
    ようにし、凝集沈澱池の汚泥を原水槽に返送可能とした
    ことを特徴とする水処理装置。
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