JPH09322923A - 局部等の洗浄具 - Google Patents

局部等の洗浄具

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JPH09322923A
JPH09322923A JP16523196A JP16523196A JPH09322923A JP H09322923 A JPH09322923 A JP H09322923A JP 16523196 A JP16523196 A JP 16523196A JP 16523196 A JP16523196 A JP 16523196A JP H09322923 A JPH09322923 A JP H09322923A
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hose
container
pipe
cleaning liquid
water
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JP16523196A
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Saburo Kita
三郎 喜多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局部等の洗浄具について、容器の向きをどの
ように変えても、収容している洗浄液を最後まで使いき
ることを可能とする。 【解決手段】 本願発明に係る局部等の洗浄具は、容器
1内に、導水ホース3と、錘4とを備え、導水ホース3
は、柔軟性を備えると共に垂下している先端に開口部3
0とこの開口部30付近に上記錘4が備えられている。
そして容器1を上下逆さにした場合、導水ホース3を撓
ませて容器の上記内面上部11へ開口部30を移動さ
せ、開口部3を洗浄液に浸けることを可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、水滴・塵等付着
物除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、肛門、或いは婦人の場合は膣等の
局部を洗浄する携帯用の洗浄具として多数のものが提案
されている。とりわけ、電動式のポンプといった複雑な
構成を持たず柔軟な容器を絞ることによって洗浄液を外
部へ噴出するといった簡易なものには、主として、図5
(A)及び同(B)に示す2つのタイプのものが見受け
られた。
【0003】先ず図5(A)へ示すものは、ポリエチレ
ン等の軟質な素材によって形成された容器aと、容器a
の上部に設けられた蓋bと、容器aの蓋bより外部に突
出するパイプcを備え、パイプcの先端がノズルdとな
っている。パイプcの基端部は、蓋bに固定され、或い
は蓋bと一体になっている。蓋b裏面には容器内を臨む
開口部が設けられており(図示しない。)、この開口部
は、上記のパイプcに連絡する。
【0004】容器aは、把手の役目も兼ねるものであ
り、強く握られることによって、収容されている水等の
洗浄液gをパイプcの先端より、局部に向けて放出す
る。上記のパイプcは、洗浄具を使用する際に、その先
端のノズルdを局部に向けやすいように、湾曲部eを備
えている。
【0005】次に図5(B)はへ示すものは、上記図5
(A)の洗浄具のように、蓋b裏面が容器内に向けて直
接開口するものでなく、蓋b裏面より更に、下方に垂下
する導水管fが形成されたものである。この導水管fは
パイプcに通じている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の図5(A)へ示
す洗浄具は、前述の通り容器aを強く握ることによっ
て、収容されている水等の洗浄液gをノズルdより噴出
させるのであるが、洗浄液の残量が減り水位が下がる
と、かなり強く握ったとしても、洗浄液は容器内にてパ
イプc側に達することができず、収容されている洗浄液
を最後まで使用することができなかった。この場合上下
逆様にして使用するより仕方なかった。
【0007】上記の図5(B)ヘ示す洗浄具は、この図
に示す状態において、洗浄液gの残量が僅かになって
も、容器a内部にてその底部側にある洗浄液g内に導入
管fが達しており、その吸い口hが洗浄液g内に浸り、
パイプc側へ洗浄液gを送ることができる。しかし、こ
の図5(B)へ示すものは、図6へ示すように、洗浄具
を上下逆様にして使用する場合、洗浄液が容器aの蓋b
側に溜まり、導水管fの吸い口hが、洗浄液gの水面よ
り上方に突出することなり、吸水が行えないのである。
これは、容器a(洗浄具)を横にして使用する場合も同
様である。
【0008】一方、母親が赤ちゃんのお尻の洗浄に使用
する場合や、看護する者が寝たきりの病人や老人の局部
の洗浄に使用する場合は、洗浄具を正立させた状態(図
5(A)(B)に示す状態)にて、即ち容器aに対し上
方にパイプcが位置するようにして容器aを握り、洗浄
液を局部に向けて噴出する。一方、洋式のトイレの便座
に座した状態で自分の肛門や膣の洗浄にこのような洗浄
具を用いる場合など、使用者は洗浄具を上下逆様にし
て、パイプcの先端のノズルdを局部に向けて使用しな
くては、局部に向けて洗浄液を噴出することができな
い。又、床に寝た病人が自分自身で局部を洗浄すると
き、楽に洗浄を行おうと、膝を立てた状態で太股と脹ら
脛の間へパイプcを通し局部にノズルdを向けた場合
は、洗浄具を横に寝かした状態で使用することになる。
【0009】しかし、洗浄液が減った場合、上述の通
り、図5(A)に示すものは倒立させた状態でしか洗浄
液の噴出をすることができず、又図5(B)に示すもの
は正立させた状態でしか洗浄液の噴出をすることができ
ないのである。これでは、図5(A)及び(B)の何れ
のものであっても、上記種々の場合に対応できない。
【0010】勿論図5(A)及び(B)の何れもパイプ
cについて、既述の通り湾曲部eを備えるなど使用時の
便が図られているが、このようなパイプcの形状の工夫
程度では、洗浄具を正確に局部に向けるのに十分ではな
く、上記の通り容器a(洗浄具)を上下逆様にしたり、
横に向けたりして使用することは避けられない。
【0011】結局図5(A)(B)の何れのタイプのも
のであっても、容器内の洗浄液の水位の低下によって、
洗浄液の噴出が可能な姿勢が制限され、何れか1つの洗
浄具で種々の姿勢での使用の必要性に応じることはでき
なかった。本願発明は、このような課題の解決を目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明に係る局
部等の洗浄具は、内部に液体を収容することが可能な容
器1と、容器1の表面上部に設けられる噴出用ノズル2
と、容器1内面上部11に設けられ噴出用ノズル2に通
じると共に容器1の内部底面12側に垂下する導水ホー
ス3と、錘4とを備える。上記導水ホース3は、柔軟な
部分を備えると共に垂下しているその先端に開口部30
が設けられている。上記錘4は、上記導水ホース3の開
口部30付近に設けられている。錘4は、上記導水ホー
ス3の開口部30付近に設けられたものであり、容器1
の向きが変わった際、その重みにより容器1内の洗浄液
の溜まる部位に移動し、この際導水ホース3を撓ませ
て、洗浄液内に導水ホース3先端の開口部30を移動さ
せるものである。
【0013】上記のような構成を採ることによって、噴
出用ノズル2に対して、容器1を上下逆様にしたり、横
にしたり、斜めにしたりしても、錘4が洗浄液の溜まる
位置に移動し柔軟な導水ホース3を曲げて、その先端の
開口部30を洗浄液に浸すことが可能である。
【0014】本願第2の発明に係る局部等の洗浄具は、
上記第1の発明について、上記導水ホース3が、柔軟性
を有する上部ホース31と、同様に柔軟性を有する下部
ホース32と、略くの字形に屈曲する接続管33とにな
るものである。接続管33は、上部ホース31及び下部
ホース32に比して変形しにくい剛性を有するものであ
る。上部ホース31が接続管33の一端に接続され下部
ホース32が接続管33の他端に接続されることによ
り、上部ホース31と下部ホース32とは、上記接続管
33を介して接続されたものである。
【0015】上記のような構成を採ることによって、変
形しにくい接続管33を介して上部ホース31と下部ホ
ース32とを接続して導水ホース3が形成されているた
めに、容器1の向きを上下逆様にした場合であっても、
導水ホース3が二つ折りになって水の通りが悪くなると
いうようなことがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本願発明の実
施の形態について説明する。図1、図2及び図3(A)
(B)へ本願発明の一実施の形態を示す。
【0017】図1は、洗浄具を正立させた状態を示し、
図2は、この洗浄具を倒立させた状態(上下逆様にした
状態)を示す。この図1へ示すように、洗浄具は、弾性
を有する容器1と、容器1上部に設けられ先端に噴出用
ノズル2を備えたパイプ6と、容器1内部上部11に設
けられ先端に開口部30を有する導水ホース3と、導水
ホース3先端に設けられた錘4とを有する。以下各構成
について順に説明する。
【0018】容器1は、ポリエチレン、塩化ビニル、或
いはその他の強く握ることで変形可能なプラスチックに
て形成されている。容器1の上部は、開口し(開口部1
0)、ここから、容器1内に、水や石鹸水といった洗浄
液gが収容される。この上部には、蓋5が設けられ、通
常、上記の開口部10は、この蓋5にて、封じられてい
る。即ち、蓋5が容器1の上部をなしている。蓋5は、
螺合等の適宜係着手段によって着脱自在に設けられてい
る。53は、洗浄具を他へ吊るすために形成された引っ
掛け部を示している。
【0019】上記の蓋5が、上記パイプ6と導水ホース
3と逆止弁4を備える。詳しくは、蓋5の上面15には
上方に斜めに突出する筒状の外部接続部51が形成され
ており、蓋5の容器の内部を臨む面即ち底面11には下
方に伸びる筒状の内部接続部52が形成されている。こ
の外部接続部51と内部接続部52とは中空であり、更
に蓋5内部にて両者は連絡している。
【0020】この外部接続部51に上記パイプ6の基端
部61が接続され、内部接続部52に上記導水ホース3
の基端部(上端部)が接続される。これにて、容器1を
押圧することにより、導水ホース3内に送り込まれた容
器1内の洗浄液gを、内部接続部52から外部接続部5
1を通じてパイプ6へ送り出し、その先端の噴出用ノズ
ル2より外部へ噴出することができるのである。逆止弁
4は、洗浄液の噴出により外部より空気を容器1内に通
すが、容器1内より空気や洗浄液gを外部へ洩らさない
ものであり、市販されている周知のものを使用する。
【0021】パイプ6は、ポリエチレン、塩化ビニルそ
の他の適度な自立性を有するプラスチックにて形成され
ている。パイプ6は、先端が噴出用ノズル2であり、こ
の噴出用ノズル2から所望の方向に容器1に収容される
洗浄液gを噴出する。この実施の形態において、パイプ
6は、噴出用ノズル2の先端を所望の方向に向けやすく
するため、湾曲部60が形成され、斜め上方(図1の左
側上方)に伸び、後湾曲部60よりも先端側が、斜め下
方に曲がっている。
【0022】上記噴出用ノズル2は、パイプ6先端に
て、パイプ6の他の部位よりも、内部横断面が大きな部
屋21をなしており、この部屋21の外部に噴出用の複
数の小孔20…20が設けられたものである。
【0023】上記のパイプ6の基端部は、図3(A)に
示すように、鍔状部62が形成され、その周囲に別体に
形成された留具61を備える。留具61は、中央に鍔状
部62の外径よりも小さな貫通孔63が形成されたリン
グであり、外部接続部51と螺合する(51aは外部接
続部51側の螺合部を示し、61aは、留具61側の螺
合部を示している)。
【0024】上記留具61の内部に鍔状部6が収容され
た状態にして、貫通孔63にパイプ6が通され、留具6
1は、外部接続部51に螺着しているのである。上記の
鍔状部6は、この際の抜け止めとなっている。このよう
に形成することによって、留具61を緩めてパイプ6を
回動することが可能となり、簡単にパイプ6先端の噴出
用ノズル2の向きを変えることができる。
【0025】又更に留具61を緩めて、これを外して、
他の形状のパイプ6や異なる構成の噴出用ノズル2を備
えたパイプ6に交換することが可能である。例えば、複
数の小孔20…20によりシャワー状に洗浄液gを噴出
することが可能な噴出用ノズル2を有する図1のパイプ
6を外して、図3(B)へ示すように、全体が先端に向
けて先細りとなり、噴出用ノズル2の噴出用の孔23が
一つだけの(他に小孔20…20のような孔を持たな
い)パイプ6に付け替えて使用することが可能である。
【0026】この図3(B)へ示すパイプ6は、狭い範
囲に勢いよく洗浄液を噴出したい場合に用いられる。逆
に、上記の、図1のパイプ6の場合、広い範囲に渡って
洗浄液を噴出したいときに用いられる。上記のように状
態に応じ、適切なノズルを備えたパイプ6を選択して、
使用する。
【0027】図1へ示すように、導水ホース3は、蓋5
より下方に垂下する。この導水ホース3は、ゴム、ビニ
ール又はその他の柔軟性を有する素材によって形成され
た上部ホース31と、これと同じ柔軟性を有する素材に
て形成された下部ホース32と、略くの字形に屈曲する
接続管33とにて構成されている。上部ホース33aと
下部ホース33bとは、ほぼ同じ長さを有する。即ち導
水ホース3のほぼ中央に接続管33が設けられているの
である。
【0028】上部ホース31の下端31aに接続管33
の一端33aが挿入され、下部ホース32の上端32a
に接続管33の他端33bが挿入されることにより、こ
の接続管33を介して上部ホース31と下部ホース32
とは、接続されている。このように接続管33によっ
て、接続された状態において、下部ホース32の下端3
2bは、容器1の内部底面12に達する。
【0029】接続管33は、上部ホース31及び下部ホ
ース32に比して変形しにくい剛性を有するプラスチッ
クにて形成されたものである。接続管33は、くの字に
屈曲する部分の外周面に鍔部33cが形成されている。
この実施の形態において、接続管33は、約120度前
後の角度を有して屈曲している。又上記の鍔部33c
が、当たりとなって、接続管33の上記端部が、一方の
ホースに深く入りすぎない。これにて、接続管33に、
一方のホースが深く嵌着され他のホースの嵌着に必要な
スペースを奪うということがない。
【0030】図1へ示す通り、上部ホース31の上端3
1bが、前述の内部接続部52に接続されているのであ
り、下部ホース32の下端32bが開口部30をなして
いるのである。この実施の形態において、下部ホース3
2のこの下端32bには筒状の口具34が嵌められてお
り、この口具34下端が上記開口部30をなしている
(図3(C))。この口具34の外周面には、鍔部34
aが形成されている。
【0031】錘4は、上記の口具34に針金その他の留
具35にて、上記の口具34に繋がれている。上記の鍔
部34aは、この留具35の抜け止めとなっているので
ある。留具35は、錘4の向きを変えることが可能なよ
うに、口具34に遊嵌している。
【0032】錘4は、金属等の比重の大きな素材によっ
て略球状に形成されている。錘4は、洗浄液中で、錆が
生じる懸念がある場合には、樹脂等の適当な素材によっ
て、コーティングすればよい。又錘4は、加工のし易さ
から釣りの錘に使用する素材にて形成するのが適当であ
る。
【0033】上記下部ホース32の下端32bが容器1
の内部底面12へ達することから、開口部30は、上記
図1へ示す洗浄具が正立した状態において、その水位に
拘らず、常に洗浄液内に浸された状態を維持する。又こ
のとき、錘4は容器1の内部底面12上に置かれた状態
となっている。
【0034】図2へ示すように、洗浄具を上下逆さにし
た場合、錘4は、容器1の内面上部11へ移動する。こ
のとき、錘4に引っ張られて、柔軟な上部ホース31と
下部ホース32が撓み、口具34も容器1の内面上部1
1へ移動する。即ち、錘4は、洗浄液g内において、上
部ホース31と下部ホース32を撓ませ、容器1の内面
上部11へ達する重量を持ち、このような移動にて、開
口部30は、常に、洗浄液gの中に浸かった状態を維持
するのである。
【0035】このように錘4が容器1の内面上部11へ
位置することによって、図2へ示す通り、接続管33の
屈曲に応じて、上部ホース31と下部ホース32とが、
U字状になる。即ち、導水ホース3は、二つ折りになる
のではなく、カーブを描いて緩やかにその先端の向きを
変えるのである。このため、導水ホース3は、折れて洗
浄液gの通りが悪くなるということがない。
【0036】この実施の形態において、接続管33は、
約120度前後の角度を有して屈曲するものを示した
が、この他容器の寸法や接続する上下のホースの弾性や
その長さ、或いは接続管33自身の長さによって、他の
角度にて形成すると可能である。但し、容器1が、手で
握ることが可能で扱い易い横幅(外径)や高さを有する
ものとして形成する必要から、接続管33の屈曲角度
は、約90度乃至150度の範囲が実用的である。
【0037】上述のように、洗浄具を完全に逆様にして
使用することがなく横に向けて使用する程度の場合、導
水ホース3が、上記ほど撓むものではなくても少なくと
も容器1の側面にまで移動できる程度の可撓性を持つも
のとして形成しておけば、この場合も常に洗浄液に開口
部30を浸した状態にしておくことができる(図示しな
い)。
【0038】又、容器1の内径が大きく、洗浄具を上下
逆様にしたときに導水ホース3が緩やかに曲がることが
可能である場合は、上記の実施の形態のように導水ホー
ス3を上部ホース31と下部ホース32といった2本の
ホースを接続して形成せず、全体が柔軟な素材でできた
1本のホースにて形成して実施することも可能である。
【0039】錘4は、上記の実施の形態と異なり図3
(D)へ示すように、下部ホース32の下端と嵌合する
貫通部36を備え、この貫通部36内に下部ホース32
の下端が通され固定されるものとしても実施可能であ
る。
【0040】又、導水ホース3について、上述してきた
実施の形態と異なり、図4へ示すものを用いて実施する
ことも可能である。この図4(B)に示すものは、図1
の洗浄具のように導水ホース3を上部ホース31と下部
ホース32の2つのホースによって形成するのではな
く、一本のホースにて導水ホース3を形成したものであ
る。そして、この導水ホース3の内部中央に、図4
(A)へ示すような針金7を挿入する。この針金7は、
全体が円弧状或いは略U字状に形成され、その両端7
0,70が幾分外側に曲げられている。上記の針金7を
装着することによって、洗浄具を倒立せても、図4
(C)へ示す通り、導水ホース3を緩やかにカーブさせ
ることができる。従って、このような針金7を挿入する
ことにより、図1に示すような接続管33を用いなくて
も、導水ホース3を二つ折りにすることがなく、洗浄液
の詰まりを生じさせない。又、針金7の両端70,70
を上記図4(A)へ示すように、外側に曲げておくこと
によって、針金7の両端70,70付近にて、導水ホー
ス3が二つ折りになる心配がない。特に針金7を用いる
ことによって、接続管33に比して低コストにて導水ホ
ース3を形成することができる。
【0041】
【発明の効果】本願第1の発明の実施によって、洗浄具
を通常の状態で使用する場合のみならず、上下逆様にし
たり、横を向けたり、斜めにしたりしても、確実に最後
まで、収容してある洗浄液を使いきることができる。従
って、洗浄液を無駄にせず、洗浄具の向きを使い易い状
態に自由に変えることができるのである。
【0042】本願第2の発明の実施によって、上記第1
の発明の効果に加えて、洗浄具を上下逆様にして使用す
る場合、容器内部の導水ホースが折れて洗浄液の出が悪
くなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施の形態を示す一部切欠側面図
である。
【図2】上記実施の形態の洗浄具について上下逆様にし
た状態を示す一部切欠側面図である。
【図3】(A)は、上記洗浄具の要部拡大断面図を示
し、(B)は、交換用のパイプ6の斜視図を示し、
(C)は、上記洗浄具の錘4付近の構成を示す要部斜視
図を示し、(D)は、錘4について他の実施の形態を示
す。
【図4】(A)は、導水ホース3について、更に他の実
施の形態を示す要部側面図であり、(B)は、その洗浄
具を成立させた状態を示す要部略側面図であり、(C)
は、その洗浄具を倒立させた状態を示す要部略側面図で
ある。
【図5】(A)は、従来の洗浄具を示す側面図であり、
(B)は更に他の従来の洗浄具を示す一部切欠側面図で
ある。
【図6】図4(B)の洗浄具を上下逆様にした状態を示
す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 噴出用ノズル 3 導水ホース 4 錘 12 (容器の)内面上部 30 (導水ホース3)の開口部 31 上部ホース 32 下部ホース 33 接続管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に洗浄液を収容することが可能な容
    器(1) と、容器(1)の表面上部に設けられる噴出用ノズ
    ル(2) と、容器(1) 内面上部(11)に設けられ噴出用ノズ
    ル(2) に通じると共に容器(1) の内部底面(12)側に垂下
    する導水ホース(3) と、錘(4) とを備え、 上記導水ホース(3) は、柔軟な部分を備えると共に垂下
    しているその先端に開口部(30)が設けられ、 錘(4) は、上記導水ホース(3) の開口部(30)付近に設け
    られたものであり、容器(1) の向きが変わった際、その
    重みにより容器(1) 内の洗浄液の溜まる部位に移動し、
    この際導水ホース(3) を撓ませて、洗浄液内に導水ホー
    ス(3) 先端の開口部(30)を移動させるものであることを
    特徴とする局部等の洗浄具。
  2. 【請求項2】 上記導水ホース(3) は、柔軟性を有する
    上部ホース(31)と、同様に柔軟性を有する下部ホース(3
    2)と、略くの字形に屈曲する接続管(33)とによりなり、 接続管(33)は、上部ホース(31)及び下部ホース(32)に比
    して変形しにくい剛性を有するものであり、 上部ホース(31)が接続管(33)の一端に接続され下部ホー
    ス(32)が接続管(33)の他端に接続されることにより、上
    部ホース(31)と下部ホース(32)とは、上記接続管(33)を
    介して接続されたものであることを特徴とする請求項1
    記載の局部等の洗浄具。
JP16523196A 1996-06-04 1996-06-04 局部等の洗浄具 Pending JPH09322923A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100967804B1 (ko) * 2009-04-27 2010-07-07 조은비 휴대용 비데
CN102836787A (zh) * 2011-06-21 2012-12-26 曹谦 弧形长鸭嘴型喷头嘴
KR102269907B1 (ko) * 2019-12-20 2021-06-25 강세희 거꾸로 사용 가능한 휴대용 비데

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