JPH09321968A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09321968A
JPH09321968A JP8160624A JP16062496A JPH09321968A JP H09321968 A JPH09321968 A JP H09321968A JP 8160624 A JP8160624 A JP 8160624A JP 16062496 A JP16062496 A JP 16062496A JP H09321968 A JPH09321968 A JP H09321968A
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JP
Japan
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amplification
emphasis
signal line
signal
circuit
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JP8160624A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定電圧(0V−5V)を供給した変復調器
8を有するファクシミリ装置において、変復調器8のダ
イナミックレンジを有効利用できるようにする。 【解決手段】 前記変復調器8が出力する変調信号に対
して所定の増幅(+14dB)を行う増幅回路24と、
前記増幅回路24による増幅を実施するか否かを選択す
る制御回路20とを有し、前記増幅回路24による増幅
をしない状態で、変復調器8から送信できる最大の信号
レベルを送出しても、送信したい送信レベルに達しない
場合には、前記増幅を実施するとともに、この増幅分を
引いた送信レベルを変復調器8に設定するようにして、
プリエンファシスが少ない、あるいは、送信レベルが低
い時に、変復調器8のダイナミックレンジを有効利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に送信機側にて
伝送線路の特性を自動的に補正する機能を有するファク
シミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、送信機側
で伝送線路の特性を補正することとして、固定的に加入
者線ケーブルの特性を補正するため、ある特性の補正を
行っていた。しかし、この特性の補正は、固定的であ
り、サービスマンが再設定するまでは、常に同一の補正
を行うものであった。さらに、14.4kb/s以下の
伝送速度であり、S/N比の要求もそれほど厳しくなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、送信機側で
は、最大の補正があっても最大送出レベル(0dBm)
で送出できるようにし、送信波形の最大peak to
peak電圧がクランプしないように設計していた。
しかしながら、この場合、モデムの使用電圧は、0V−
5Vが多いため外部回路でゲインをかせぐ必要がある。
【0004】すなわち、例えば14.4kb/sの波形
では、振幅変調によってサイン波に比べてpeak t
o peakの電圧が+8dBだけ増幅される。また、
補正によって、高域特性が増幅されることにより、サイ
ン波に比べてpeak topeak電圧が最大+4d
Bだけ増幅される。この結果、合計+12dBだけ増幅
されることになる。
【0005】また、例えば、サイン波の0dBmでは最
大peak to peak電圧が2.2Vであり、+
6dB毎に、peak to peak電圧が倍とな
る。
【0006】したがって、例えば、モデムからは4.4
V(peak to peak)まで出力できることを
考えると、0dBmで送信するためには、外部に2倍の
増幅回路が必要になる。
【0007】また、以上の例で、0dBmで補正のない
トーナル信号を送信する場合は、2倍の増幅回路を設け
ているため、モデムからは1.1V(peak to
peak)の出力でよいことなり、モデムのダイナミッ
クレンジを有効利用していないという大きな欠点があっ
た。
【0008】なお、従来のV.21、V.27ter、
V.29、V.17では、平均送出レベルに対する最大
のpeak to peakの送出レベルは、それほど
大きくなく(平均+8dB)、また、S/N比も、それ
ほど厳しくない(S/Nとしては、約20dBを確保す
ればよい)ため、また、送信機側の固定振幅補正量も平
均送出レベルに対する最大のpeak to peak
に送出レベルのアップ量は約4dBと少なく、問題には
ならなかった。
【0009】しかしながら、V.34通信では、平均送
出レベルに対する最大のpeakto peak送出レ
ベルは約+12dBと大きく、S/N比についても、約
35dBの確保が必要で厳しく、さらに、送信機側での
プリエンファシスにより平均送出レベルに対する最大の
peak to peakの送出レベルのアップ量は約
7.5dBと大きい。このため、モデムからの出力時に
モデムのダイナミックレンジを有効利用しないことは、
大きな問題となることが予想される。
【0010】本発明は、モデムのダイナミックレンジを
有効利用できるファクシミリ装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
所定電圧を供給した変復調手段を有するファクシミリ装
置において、前記変復調手段が出力する変調信号に対し
て所定の増幅を行う増幅手段と、前記増幅手段による増
幅を実施するか否かを選択する選択手段とを有し、前記
増幅手段による増幅をしない状態で、変復調手段から送
信できる最大の信号レベルを送出しても、送信したい送
信レベルに達しない場合には、前記増幅を実施するとと
もに、この増幅分を引いた送信レベルを変復調手段に設
定することを特徴とする。また、本出願の第2の発明
は、前記第1の発明において、プリエンファシスは、最
大の補正がかかっていることを想定して前記増幅手段に
よる所定の増幅を実行することを特徴とする。
【0012】これらにより、プリエンファシスが少な
い、あるいは、送信レベルが低い時には、変復調手段の
ダイナミックレンジを有効利用することが可能になり、
V.34ファクシミリ通信をより高速で、より確実に行
うことが可能になる。
【0013】また、本出願の第3の発明は、送信する宛
先に対応し、プリエンファシスの補正量の統計データを
とり、このデータから各宛先に対応した最大のプリエン
ファシス量を推定し、設定されている送信レベルより判
断して、前記増幅手段による所定の増幅をするか否かを
決定することから、送信宛先に対応してプリエンファシ
スは一定であることが多いという性質を利用し、変復調
手段の送信ダイナミックレンジをさらに有効利用が可能
になる。
【0014】さらに、本出願の第4の発明は、各宛先に
対応した最大のプリエンファシス量より大きいプリエン
ファシスが前記変復調手段に設定されないようにするこ
とにより、前記第3の発明において、プリエンファシス
の最大量の見積もりが誤っても、最大peak to
peak電圧がクランプされるのを皆無にすることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0016】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0017】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、増幅回路24からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0018】変復調器(モデム)8は、ITU−T勧告
V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.1
7、V.34に基づいた変調、および復調を行なうもの
であり、信号線20cにより、各伝送モードが指定され
る。この変復調器8は、信号線20bに出力されている
信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号
線6aに出力されている受信信号を入力し、復調データ
を信号線8bに出力する。
【0019】また、この変復調器8の電源電圧は0V−
5Vであり、したがって、信号線8aに送信できる、あ
るいは、信号線6aから受信できる最大のpeak t
opeakの電圧レベルは4.4Vである。また、制御
回路20からは、信号線20fにより、平均送出レベル
を0dBmから−30dBmまで指定でき、また、プリ
エンファシスの特性は、図2、図3に示すように、イン
デックスNo.として、0から10まであるが、使用し
ないインデックスNo.を信号線20gにより指定し、
マスクすることができる。
【0020】また、信号線8cには、現在通信している
プリエンファシスのインデックスNo.が出力される。
また、信号線20gによりプリエンファシスの制限が働
いて変復調器8が判定したプリエンファシスと異なる設
定にしている場合は、その旨も出力される。
【0021】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0022】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0023】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0024】発呼回路22は、信号線20jに発呼命令
パルスが発生すると、信号線20iに出力されている電
話番号情報を入力し、信号線2bに選択信号を出力す
る。
【0025】増幅回路24は、300Hzから4KHz
の信号に対し、全て均一に+14dBの増幅(これを所
定の増幅という)を行うOPアンプ等の増幅回路であ
り、信号線20hに信号レベル「1」の信号が出力され
ていると、信号線12aの情報を+14dB増幅した信
号を信号線24aに出力し、また、信号線20hに信号
レベル「0」の信号が出力されていると、信号線12a
の情報をそのまま信号線24aに出力する。
【0026】操作部26は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキー、セッ
トキー、その他ファンクションキーを有し、押下された
キー情報は信号線26aに出力される。
【0027】統計データ記憶回路28は、ワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤルの発呼先に対応してプリエンファ
シスの統計データを過去10通信分記憶する回路であ
り、統計データは信号線28aを介してリード、ライト
される。
【0028】送出レベル設定回路30は、平均電力の送
出レベルの設定回路であり、0dBmから−15dBm
まで、各1dBm毎に平均電力の送出レベルの設定がで
き、これらの情報を信号線30aに出力するものであ
る。
【0029】制御回路20は、この実施例のファクシミ
リ装置全体を制御するものであり、特に本実施例におい
て、前記変復調器8から出力する変調信号に対して前記
増幅回路24による+14dBの増幅を行うかどうかを
選択する制御を行うものである。詳しくは、本発明の第
1実施例において、変復調器8から送信できる最大の信
号レベルを送出し、所定の増幅をしない状態で送信した
い送信レベルに達しない場合には、前記増幅回路24に
よる+14dBの増幅を実施し、この増幅分を引いた送
信レベルを送出レベル設定回路30によって変復調器8
に設定する。なお、プリエンファシスについては、最大
の補正がかかっていることを想定して前記増幅回路24
による+14dBの増幅を制御する。
【0030】図4〜図6は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0031】図4において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し
てCMLをオフする。また、S4では、信号線20dに
信号レベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送
信しない設定とする。また、S6では、信号線20hに
信号レベル「0」の信号を出力し、増幅回路24を入れ
ない設定とする。
【0032】次に、S8では、信号線26aの情報を入
力し、送信が選択されたか否かを判断し、送信が選択さ
れていないとS10に進み、その他の処理を行って、S
2に戻る。
【0033】また、S8で送信が選択されるとS12に
進む。S12では、信号線30aの情報を入力し、送出
レベル設定回路30により設定された送出レベルの情報
を入力し、これをP0 (dBm)とする。
【0034】また、S14では、プリエンファシスによ
る平均電力に対する最大peakto peak電圧の
増加量を、インデックスの1と6で1.5dB、インデ
ックスの2と7で3dB、インデックスの3と8で4.
5dB、インデックスの4と9で6.0dB、インデッ
クスの5と10で7.5dBとする。
【0035】また、S16では、V.34変調による平
均電力に対する最大peak topeak電圧の増加
量を+12dBとする。また、S18では、変復調器8
からサイン波として、4.4V(peak to pe
ak)まで出力できる、すなわち、平均電力としては、
6dBmまで出力できるものとする。さらに、S20で
は、信号線20gに何も出力しないで、変復調器8にプ
リエンファシスのマスクをかけない状態とする。
【0036】次に、S22では、P0 +7.5+12が
6以下であるか否かを判断し、肯定応答であるとS24
に進み、否定応答であるとS26に進む。
【0037】S24では、信号線20fに送信レベル設
定回路30に設定されている値を出力し、変復調器8に
送出レベルを設定する。この後、S30に進む。
【0038】一方、S26では、信号線20hに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、増幅回路24を入れて、+
14dB増幅する設定とする。次に、S28では、信号
線20fに送信レベル設定回路30に設定されている値
から14dB引いた値を出力し、変復調器8に送出レベ
ルを設定する。この後、S30に進む。
【0039】S30では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S32では、
V.8手順を行う。
【0040】さらに、S34では、ラインプロービング
の送信を行う。ここで、受信機から指定のあったプリエ
ンファシスの情報を信号線28aを介して入力し、宛先
に対応して統計データ記憶回路28に記憶する。また、
信号線20gにより、プリエンファシスのある補正量に
マスクをかけて、信号線8cによりマスクが働いたこと
が通知された場合には、最大のプリエンファシス値とし
て記憶する。具体的には、インデックス1、2、3、4
でも5と記憶し、インデックス6、7、8、9でも10
と記憶する。なお、ここでは各宛先に対して最新の過去
10通信のデータが記憶される。
【0041】次に、S36では、ロングトレーニング信
号の送信を行い、S38では、パラメータ交換を行う。
次いで、S40では、V.34のプライマリチャネルの
伝送と、V.34のコントロールチャネルの伝送とを行
い、その終了により送信動作を終えて、S2に戻る。
【0042】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0043】このの第2実施例では、前記第1実施例で
統計データ記憶回路28に記憶した送信宛先毎のプリエ
ンファシスの補正量の統計データに基づいて、各宛先に
対応した最大のプリエンファシス量を推定し、変復調器
8に設定されている送信レベルより判断して、所定増幅
をするかしないかを決定するものである。ここで、各宛
先に対応した最大のプリエンファシス量より大きいプリ
エンファシスが変復調器8に設定できないようにマスク
をかける。
【0044】図7、図8は、以上のような第2実施例の
制御のうち、上記第1実施例(図4〜図6)と異なる部
分を示すフローチャートである。
【0045】図7において、S50は、上述したS20
の処理を表している。すなわち、変復調器8にプリエン
ファシスのマスクをかけない状態である。
【0046】次に、S52では、信号線28aの情報を
入力し、これから発呼する宛先の過去10通信分のプリ
エンファシスのデータがあるか否かを判断し、10通信
に満たないとS54(上記S22)に進み、最大のプリ
エンファシス量を推定する処理は行わず、結果として上
記第1実施例と同様の送信処理となる。
【0047】また、S52で10通信分あるとS56以
降に進む。S56、S58、S60、S62、S64で
は、過去10通信分のプリエンファシスのデータによ
り、インデックスの最小値を判定する。なお、インデッ
クスの値は、1つは1、2、3、4、5で比較し、もう
1つは6、7、8、9、10で比較する。
【0048】そして、S56でインデックスの最小がイ
ンデックス5または10であると、S66(上記S2
2)に進む。この場合も、結果として上記第1実施例と
同様の送信処理となる。
【0049】また、S58でインデックスの最小がイン
デックス4または9であると、S68に進み、信号線2
0gを介して変復調器8のプリエンファシスにインデッ
クス5、10はしない設定としてマスクをかける。次
に、S70では、P0 +6.0+12が6以下であるか
否かを判断し、肯定応答であるとS72(上記S24)
に進み、否定応答であるとS74(上記S26)に進
む。
【0050】また、S60でインデックスの最小がイン
デックス3または8であると、S76に進み、信号線2
0gを介して変復調器のプリエンファシスにインデック
ス4、5、9、10はしない設定としてマスクをかけ
る。次に、S78では、P0 +4.5+12が6以下で
あるか否かを判断し、肯定応答であると、S80(上記
S24)に進み、否定応答であると、S82(上記S2
6)に進む。
【0051】また、S62でインデックスの最小がイン
デックス2または7であると、S84に進み、信号線2
0gを介して変復調器8のプリエンファシスに3、4、
5、8、9、10はしない設定としてマスクをかける。
次に、S86では、P0 +3.0+12が6以下である
か否かを判断し、肯定応答であるとS88(上記S2
4)に進み、否定応答であるとS90(上記S26)に
進む。
【0052】また、S64でインデックスの最小が、イ
ンデックス1または6であると、S92に進み、信号線
20gを介して変復調器8のプリエンファシスに2、
3、4、5、7、8、9、10はしない設定としてマス
クをかける。次に、S94では、P0 +1.5+12が
6以下であるか否かを判断し、肯定応答であるとS96
(上記S24)に進み、否定応答であるとS98(上記
S26)に進む。
【0053】また、インデックスの最小が0であるとS
100に進み、信号線20gを介して変復調器8のプリ
エンファシスに1、2、3、4、5、6、7、8、9、
10はしない設定としてマスクをかける。次に、S10
2では、P0 +12が6以下であるか否かを判断し、肯
定応答であるとS104(上記S24)に進み、否定応
答であるとS106(上記S26)に進む。
【0054】なお、以上の実施例では、増幅回路24に
よる所定の増幅として+14dBを増幅するとしたが、
この値は、実際に補正によって生じる増幅値に応じて設
定し得るものである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、2
の発明によれば、プリエンファシスが少ない、または送
信レベルが低い場合に変復調手段のダイナミックレンジ
を有効利用することが可能になり、V.34ファクシミ
リ通信をより高速で、より確実に行うことが可能になる
効果がある。
【0056】また、本出願の第3の発明によれば、送信
宛先に対応してプリエンファシスは一定であることが多
いという性質を利用し、さらに変復調手段の送信ダイナ
ミックレンジの有効利用が可能になる効果がある。
【0057】また、本出願の第4の発明によれば、第3
の発明において、プリエンファシスの最大量の見積もり
が誤っても、最大peak to peak電圧がクラ
ンプされるのを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例で用いるプリエンファシスのインデ
ックスと補正量を示す説明図である。
【図3】上記実施例で用いるプリエンファシスのインデ
ックスと補正量を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…発呼回路、 24…増幅回路、 26…操作部、 28…統計データ記憶回路、 30…送出レベル設定回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定電圧を供給した変復調手段を有する
    ファクシミリ装置において、 前記変復調手段が出力する変調信号に対して所定の増幅
    を行う増幅手段と、前記増幅手段による増幅を実施する
    か否かを選択する選択手段とを有し、 前記増幅手段による増幅をしない状態で、変復調手段か
    ら送信できる最大の信号レベルを送出しても、送信した
    い送信レベルに達しない場合には、前記増幅を実施する
    とともに、この増幅分を引いた送信レベルを変復調手段
    に設定することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 プリエンファシスは、最大の補正がかかっていることを
    想定して前記増幅手段による所定の増幅を実行すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 送信する宛先に対応し、プリエンファシスの補正量の統
    計データをとり、このデータから各宛先に対応した最大
    のプリエンファシス量を推定し、設定されている送信レ
    ベルより判断して、前記増幅手段による所定の増幅をす
    るか否かを決定することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 各宛先に対応した最大のプリエンファシス量より大きい
    プリエンファシスが前記変復調手段に設定されないよう
    にすることを特徴とするファクシミリ装置。
JP8160624A 1996-05-31 1996-05-31 ファクシミリ装置 Pending JPH09321968A (ja)

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