JPH09320136A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH09320136A
JPH09320136A JP8094105A JP9410596A JPH09320136A JP H09320136 A JPH09320136 A JP H09320136A JP 8094105 A JP8094105 A JP 8094105A JP 9410596 A JP9410596 A JP 9410596A JP H09320136 A JPH09320136 A JP H09320136A
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JP
Japan
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reproducing apparatus
information recording
laser beam
polarization
recording
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Application number
JP8094105A
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English (en)
Inventor
Satoshi Washimi
聡 鷲見
Kenji Tanase
健司 棚瀬
Yoshihisa Suzuki
誉久 鈴木
Atsushi Yamaguchi
山口  淳
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1365Separate or integrated refractive elements, e.g. wave plates
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10532Heads
    • G11B11/10541Heads for reproducing
    • G11B11/10543Heads for reproducing using optical beam of radiation

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  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光学的超解像手法では遮蔽物によるレ
ーザパワーの低下から1つの光学系を用いて高密度な記
録・再生ができなかった。また、光学的超解像によりサ
イドローブが発生するまめ、記録時にサイドローブによ
り記録されてしまったり、再生時にはサイドローブによ
り隣接情報が再生され、再生特性が劣化していた。 【解決手段】 レーザビームの偏光面を回転させるTN
型液晶と、特定方向の偏光面のみを透過させる偏光フィ
ルムとを光路中に挿入することにより光磁気記録媒体へ
の記録時には、レーザビームを遮光せず、再生時にのみ
レーザビームの内周部を遮光した。また、光磁気記録媒
体として超解像光磁気記録媒体を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超解像光磁気記録
媒体に高密度記録し、超解像のメインローブを利用して
高密度記録の超解像光磁気記録媒体を再生する光学ヘッ
ドと再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体は、書き換え可能で、記
憶容量が大きく、且つ、信頼性の高い記録媒体として注
目されており、コンピュータメモリ等として実用化され
始めている。しかし、情報量の増大と装置のコンパクト
化に伴い、より一層の高密度記録再生技術が要請されて
いる。
【0003】高密度記録再生技術は、装置側の技術と媒
体側の技術とから成る。前者の技術としては、光路中に
遮蔽物を挿入して光学的超解像によりレーザー光の回折
限界を超える集光スポットを得る光学的超解像手法があ
る。この技術については「Yamanaka et al., ”High De
nsity Optical Recording by Super Resolusion”, Ja
n. J. Appl. Phys., 28, Supplement 28―3, 1989, pp.
197―200.」に詳しい。後 者の技術としては、媒体の
狭ピッチ化や、磁気多層膜による再生分解能の向上化な
どの技術がある。ここで、磁気多層膜による再生分解能
の向上化技術は、レーザスポットの温度分布が中心付近
にて最高となるガウス分布を成すことを利用して、記録
層の状態を再生層に選択的に転写して、該再生層の状態
を読み出すようにした技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の光学的超解像手
法では、遮蔽物によりレーザ光の光パワーが遮られ有効
に利用できない。このため、記録には大きな光出力のレ
ーザ光源が必要になったり、高い転送レートのデータ記
録ができないなどの問題があった。また、光学的超解像
によりサイドローブが発生するまめ、記録時にサイドロ
ーブにより記録されてしまったり、再生時にはサイドロ
ーブにより隣接情報が再生され、再生特性が劣化してし
まうなどの問題点があった。
【0005】さらに、メインローブの前後では温度分布
が相違し、メインローブの後方のサイドローブ位置では
メインローブによる温度上昇の影響によりサイドローブ
で情報が再生されるという問題があった。本発明は、上
記問題点を解決し、超解像光磁気記録媒体に高密度に記
録を行い、再生時には、光学的超解像手法を用い、高密
度再生を可能にする光学ヘッドと情報記録再生装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラッキング
制御により変位する対物レンズを用いて光磁気記録媒体
の信号記録面にレーザビームを照射させるとともに、信
号記録面で反射されるレーザビームを光検出器へ導く光
学手段を備えた情報記録再生装置であって、選択的に偏
光方向を回転させて透過させる偏光面回転素子から成る
偏光面切換手段と、特定方向に偏光するレーザビームの
みを透過させる偏光選択素子を内周部に設けた偏光選択
手段とを有し、再生時には偏光面切換手段によりレーザ
ビームの偏光面を90度回転させ、偏光選択手段により
レーザビームの内周部を遮光し、メインローブとサイド
ローブとから成るレーザビームを生成することを特徴と
する。
【0007】また、本発明は、トラッキング制御により
変位する対物レンズを用いて光磁気記録媒体の信号記録
面にレーザビームを照射させるとともに、信号記録面で
反射されるレーザビームを光検出器へ導く光学手段を備
えた情報記録再生装置であって、選択的に偏光方向を回
転させて透過させる偏光面回転素子を内周部に設けて成
る偏光面切換手段と、特定方向に偏光するレーザビーム
のみを透過させる偏光選択素子を全面的に設けた偏光選
択手段とを有し、再生時には偏光面切換手段によりレー
ザビームの偏光面を90度回転させ、偏光選択手段によ
りレーザビームの内周部を遮光し、メインローブとサイ
ドローブとから成るレーザビームを生成することを特徴
とする。
【0008】また、本発明は、光磁気記録媒体が超解像
光磁気記録媒体であることを特徴とする。また、本発明
は、超解像光磁気記録媒体が基板と、基板上に形成され
た第1誘電体層と、第1誘電体層上に形成された再生層
と、再生層上に形成された記録層と、記録層上に形成さ
れた第2誘電体層と、第2誘電体層上に形成された放熱
層と、放熱層上に形成された保護層とからなることを特
徴とする。
【0009】また、本発明は、超解像光磁気記録媒体が
基板と、基板上に形成された第1誘電体層と、第1誘電
体層上に形成された再生層と、再生層上に形成された中
間層と、中間層上に形成された記録層と、記録層上に形
成された第2誘電体層と、第2誘電体層上に形成された
保護層とからなることを特徴とする。また、本発明は、
超解像光磁気記録媒体は、基板と、基板上に形成された
ホトクロミック層と、ホトクロミック層上に形成された
第1誘電体層と、第1誘電体層上に形成された記録・再
生層と、記録・再生層上に形成された第2誘電体層と、
第2誘電体層上に形成された保護層とからなることを特
徴とする。
【0010】また、本発明は、偏光面切換手段が電気的
にレーザビームの偏光面を回転させることを特徴とす
る。また、本発明は、偏光面切換手段が磁気的にレーザ
ビームの偏光面を回転させることを特徴とする。また、
本発明は、偏光面切換手段が選択的に偏光方向を回転さ
せて透過させる液晶であることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、液晶がTN型液晶である
ことを特徴とする。また、本発明は、液晶がSTN型液
晶であることを特徴とする。また、本発明は、液晶が強
誘電性型液晶であることを特徴とする。また、本発明
は、偏光面切換手段がポッケルスセルであることを特徴
とする。また、本発明は、偏光面切換手段がファラデー
素子であることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、偏光選択手段が偏光性ホ
ログラムであることを特徴とする。また、本発明は、偏
光選択手段がゲストホスト型液晶であることを特徴とす
る。また、本発明は、偏光選択手段が金属原子を規則正
しく配列して一定の偏光方向を有する光のみを透過させ
る偏光ガラスであることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、偏光選択手段が銀原子を
規則正しく配列して一定の偏光方向を有する光のみを透
過させる偏光ガラスであることを特徴とする。また、本
発明は、偏光選択手段が光学材料の表面に偏光ビームの
選択性を有する光学薄膜を設けて成ることを特徴とす
る。また、本発明は、偏光面切換手段若しくは前記偏光
選択手段の内周部が円形若しくは長方形であることを特
徴とする。
【0014】また、本発明は、偏光面切換手段若しくは
前記偏光選択手段の内周部が多角形状であることを特徴
とする。また、本発明は、長方形の内周部がトラック方
向と垂直に形成されていることを特徴とする。また、本
発明は、多角形の内周部がトラック方向と垂直に形成さ
れていることを特徴とする。
【0015】また、本発明は、円形の内周部がレーザビ
ームの中心からずれていることを特徴とする。また、本
発明は、長方形又は多角形の内周部がレーザビームの中
心からずれていることを特徴とする。また、本発明は、
長方形又は多角形の内周部が100〜300μmの範囲
でレーザビームの中心からずれていることを特徴とす
る。
【0016】また、本発明は、2つのサイドローブの強
度比が0.51〜0.94の範囲であることを特徴とす
る。また、本発明はは、2つのサイドローブの強度比が
0.69〜0.90の範囲であることを特徴とする。ま
た、本発明は、偏光面切換手段若しくは前記偏光選択手
段の透過率が中心から径方向に向かって増加することを
特徴とする。
【0017】また、本発明は、第1誘電体層の膜厚が7
90〜810Åの範囲であることを特徴とする。また、
本発明は、再生層の膜厚が300〜1000Åの範囲で
あることを特徴とする。また、本発明は、記録層の膜厚
が490〜510Åの範囲であることを特徴とする。
【0018】また、本発明は、第2誘電体層の膜厚が7
90〜810Åの範囲であることを特徴とする。また、
本発明は、記録・再生層の膜厚が490〜510Åの範
囲であることを特徴とする。また、本発明は、放熱層の
膜厚が190〜210Åの範囲であることを特徴とす
る。
【0019】また、本発明は、保護層の膜厚が9〜10
μmの範囲であることを特徴とする。また、本発明は、
レーザビームの波長が400〜800nmの範囲である
ことを特徴とする。また、本発明は、レーザビームの波
長が600〜700nmの範囲であることを特徴とす
る。
【0020】また、本発明は、レーザビームの波長が6
20〜650nmの範囲であることを特徴とする。ま
た、本発明は、対物レンズの開口数が0.45〜0.65
の範囲であることを特徴とする。また、本発明は、レー
ザビームの遮光率が0.2〜0.8の範囲であることを特
徴とする。
【0021】また、本発明は、レーザビームのメインロ
ーブとサイドローブとの強度比が0.05〜0.6の範囲
であることを特徴とする。また、本発明は、レーザビー
ムのメインローブのビーム径が0.7〜1.1μmの範囲
であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明における実施の形態を図を
参照しつつ説明する。図13は、本発明における超解像
光磁気記録媒体の断面構造を示す。超解像光磁気記録媒
体は、透光性ポリカーボネート、ガラス等から成る基板
1上に、第1誘電体層2を形成し、該第1誘電体層2上
に再生層3、記録層4、第2誘電体層5を順次形成し、
前記第2誘電体層上にAl等の熱伝導性のよい金属から
成る放熱層6を形成し、該放熱層6上に保護層7として
紫外線硬化樹脂を形成したものである。また、前記再生
層3としてGdFeCo、前記記録層4としてTbFe
Co、第1及び第2誘電体層2、5としてSiNを用い
る。図13の構造の光磁気記録媒体における各層の膜厚
は、前記第1及び第2誘電体層2、5が800Å(許容
誤差±10Å)、前記再生層3が1000Å(許容誤差
±10Å)、前記記録層が500Å(許容誤差±10
Å)、前記放熱層が200Å(許容誤差±10Å)、前
記紫外線硬化樹脂が10μm(許容誤差±1μm)であ
る。
【0023】また、本発明における超解像光磁気記録媒
体は図13に示す構造に限らず、図14に示す構造のも
のでもよい。即ち、図14に示す構造において、前記再
生層3と前記記録層4との間に中間層8を挿入した構造
である。前記中間層8はレーザビームの照射部のうち、
温度の低い部分における記録層から再生層への磁化の転
写を阻止して高密度な再生を可能にする。本構造におい
ては、前記再生層3と前記記録層4としてTbFeC
o、前記中間層8としてGdFeCoを用い、前記第1
及び第2誘電体層は上記図13の構造と同じ材料を用い
ている。各層の膜厚は、前記第1及び第2誘電体層2、
5が800Å(許容誤差±10Å)、前記再生層3が3
00Å(許容誤差±10Å)、前記中間層8が200Å
(許容誤差±10Å)、前記記録層3が500Å(許容
誤差±10Å)、前記保護層7が10μm(許容誤差±
1μm)である。
【0024】更に、本発明における超解像光磁気記録媒
体は図15に示す構造でも良い。即ち、図13に示す構
造において、前記基板1と前記第1誘電体層2との間に
ホトクロミック層9を挿入し、前記記録層4を記録・再
生層10として機能させた構造である。前記ホトクロミ
ック層9はレーザビームが照射されると透過率が向上す
る材料であり、光磁気記録媒体の再生時にレーザビーム
に発生するサイドローブが記録面に到達するのを阻止し
てメインローブだけによる高密度再生を可能にするもの
である。本構造においては、前記記録・再生層10とし
てTbFeCOを用いている。各層の膜厚は、前記第1
及び第2誘電体層2、5が800Å(許容誤差±10
Å)、前記記録・再生層10が500Å(許容誤差±1
0Å)、前記保護層7が10μm(許容誤差±1μ
m)、前記ホトクロミック層9が1μm(許容誤差±
0.1μm)である。また、前記ホトクロミック層9と
しては、逆フォトクロミック性スプロピラン、銅フタロ
シアニン、ナフタロシアニンが適している。
【0025】また、上記各構造においては、前記第1及
び第2誘電体層2、5、前記再生層3、前記記録層4、
前記中間層8、前記記録・再生層10はRFマグネトロ
ンスパッタ法で形成する。次に、本発明において記録・
再生に用いられる光学系について説明する。図1に本発
明における光学系を示す。図1において半導体レーザ1
1から発せられた波長635nm(許容誤差±15n
m)のレーザビームはコリメータレンズ12で平行光に
され、TN型液晶13、偏光フィルタ14、ハーフミラ
ー15を通って対物レンズ16に入射される。対物レン
ズ16を経たレーザビームは集光され、超解像光磁気記
録媒体の基板17を通って記録面17aに照射される。
更に、前記記録面17aで反射されたレーザビームは前
記基板17、前記対物レンズ16を介して戻り、前記ハ
ーフミラー15で半分が透過され、ウォラストンプリズ
ム18、集束レンズ19、シリンドリカルレンズ20を
通って集光され、光検出器21に照射し信号(エラー信
号と再生信号)が検出される。尚、本発明においては、
レーザビームの波長は400〜800nmの範囲であれ
ばよく、好ましくは、600〜700nmの範囲、更に
好ましくは、620〜650nmの範囲である。
【0026】ここで、前記偏光フィルタ14は図2に示
すような構造をしている。即ち、偏光フィルム141が
透明ガラス142により挟まれ、レーザビームの内周部
にのみ偏光フィルムが取り付けられている。偏光フィル
ム141は特定方向に偏光するレーザビームを透過させ
るが、それでも70〜90%程度である。そのため、外
周部においてもレーザビームの透過率を内周部と同じ程
度まで低下させないと超解像光磁気記録媒体への記録時
において集光特性が悪くなる。フィルタ143を取り付
けているのはそのためである。また、透明ガラス142
は、透明で光学特性の優れた物なら何でもよく、例えば
樹脂(ポリカーボネート、PMMA等)でも構わない。
【0027】偏光フィルタ14の偏光特性は図3に示す
ようになっている。即ち、前記偏光フィルタ14は内周
部14bでは、偏光フィルム141により特定方向に偏
光するレーザビームのみを70〜90%程度透過させ
る。また、外周部14aではレーザビームの偏光方向に
関係なく内周部14bと同じ透過率(70〜90%)で
透過させる。本実施例においては、内周部14bでは紙
面に平行な偏光面を持つレーザビームのみを透過させる
ものとする。尚、前記偏光フィルタ14の内周部14b
の直径は、開口数0.55(許容誤差±0.1)、有効光
束直径4mmの対物レンズの場合、光学的超解像による
メインローブのビーム径が0.7〜1.1μmになるよう
な直径となっている。尚、有効光束直径4mm以外の場
合はこれに比例してメインローブのビーム径が0.7〜
1.1μmとなる大きさとする。
【0028】まず、超解像光磁気記録媒体への記録動作
について図4を用いて説明する。光磁気記録媒体へ記録
される場合には、前記TN型液晶13には電圧を加えな
い。その結果、コリメータレンズ12から出射された紙
面に垂直な方向に偏光するレーザビームは、TN型液晶
13により全面的に偏光方向を90度変えられ紙面に平
行な方向に偏光するようになり、偏光フィルタ14で遮
光されず全面的に透過し、ハーフミラー15を介して対
物レンズ16に入射し、ポリカーボネート製の基板17
を通って、当該光磁気記録媒体の記録面17aに照射さ
れ、情報が記録される。記録面17aに形成されるビー
ムスポット径は0.76μmである。また、記録時の磁
界とレーザビームは図5に示すように、磁界は極性を変
化させ、レーザビームはパルス化されている。その他の
動作については図1と同じなので省略する。
【0029】次に、超解像光磁気記録媒体の再生動作に
ついて図6を用いて説明する。光磁気記録媒体が再生さ
れる場合には、TN型液晶13に電圧を加える。その結
果、コリメータレンズ12から出射された紙面に垂直な
方向に偏光するレーザビームは、TN型液晶13により
全面的に偏光方向を変えられずに透過し、偏光フィルタ
14で内周部が遮光され外周部(図6におけるハッチ
部)だけがハーフミラー15を介して対物レンズ16に
入射し、ポリカーボネート製の基板17を通って、当該
光磁気記録媒体の記録面17aに照射される。記録面1
7aに照射されるレーザビームはメインローブにサイド
ローブが現れ、メインローブのビーム径は、0.9μm
でり、前記記録時のビーム径より小さくなっている。こ
の場合も、その他の動作については図1の説明と同じな
ので省略する。
【0030】上記実施例では、前記TN型液晶13で全
面的にレーザビームの偏光方向を回転させ、前記偏光フ
ィルタ14で選択的にビームを遮光したが、これに限ら
れず、TN型液晶をパターニングし、偏光フィルタを全
面に取り付けたものでもよい。この場合、前記TN型液
晶13は内周部と外周部とで独立に電圧を印加できるよ
うになっており、光磁気記録媒体への記録時には内周部
と外周部の両方に電圧を加えないでレーザービームの偏
光面を全面的に90度回転させる。その結果、レーザビ
ームは全面的に光磁気記録媒体の記録面17aに照射さ
れる。一方、再生時には、内周部にのみ電圧を加え、外
周部には電圧を加えない。その結果、レーザビームの内
周部は偏光方向を90度変えられずに、紙面に垂直な偏
光面で偏光フィルタ14に入射するが、外周部は偏光方
向を90度変えられるので紙面に平行な偏光面で偏光フ
ィルタ14に入射する。その結果、内周部が遮光され、
外周部のみがハーフミラー15を介して対物レンズ16
に入射し、光磁気記録媒体の記録面17aに照射され
る。
【0031】また、本実施例では、TN型液晶13と偏
光フィルタ14はコリメータレンズ12とハーフミラー
15との間に位置するが、これに限らず、半導体レーザ
11と対物レンズ16との間であればよい。尚、図3の
偏光フィルタは、内周側に円形の透孔を形成したが、必
ずしも円形とする必要はなく、図7に多数例示するよう
に、透孔を3角〜8角の多角形に形成することも十分可
能である。
【0032】また、本実施例では、偏光選択手段とし
て、偏光フィルタに代えて、偏光選択性ホログラムや、
ゲストホスト素子や、偏光ガラスを用いても良い。更
に、偏光選択手段としては、光学材料の表面に偏光ビー
ムの選択性を有する光学薄膜を設けたものでもよい。前
述する、ゲストホスト素子は、図8に図示するように、
ゲストホスト型液晶を透孔の内側に設け、電圧を印加し
た場合にのみ偏光選択特性を呈する素子である。
【0033】前述する偏光ガラスは、図9に図示すよう
にガラス中に銀化合物を一定方向に配向させた状態で、
表面を内周を還元させて銀を析出させたものであり、還
元させた銀膜が偏光選択特性を呈するものである。尚、
材料の銀については、偏光選択特性を有するものであれ
ば、他の金属材料であってもよい。但し、銀を用いたこ
の偏光ガラスは、偏光面が共通のレーザビームを100
%透過することが可能であり、図3に図示するように、
外周部において減光膜を設ける必要がなく、レーザビー
ムの光束を絞った場合に、減光膜がないことにより十分
な光量が得られると言う利点がある。
【0034】また、本実施例では、偏光面切換手段とし
て、電気的に偏光面を回転させる液晶としてTN型液晶
を用いたが、STN型液晶でも強誘電性型液晶でもよ
く、更に電気的に偏光面を回転させる素子としてポッケ
ルスセルを採用することも可能である。また、磁気的に
偏光面を回転させる素子としてファラデー素子も採用で
きる。
【0035】前述する強誘電性型液晶は、正の電圧を短
時間加えると、レーザビームの偏光方向を45度回転さ
せるようになり、その状態を保持する。また、負の電圧
を短時間加えると、正電圧を加えた時とは逆方向にレー
ザビームの偏光方向を45度回転させるようになり、そ
の状態を保持する。結果として、正の電圧を加えた時と
負の電圧を加えた時では、透過後のレーザビームの偏光
方向は90度の差がある。この原理を利用してレーザビ
ームの偏光方向を90度回転させると、電圧を短時間印
加するだけで済み、省エネルギーになる。
【0036】また、前述するポッケルスセルは、図10
の原理図より明らかなように、電圧印加時にレーザビー
ムの偏光面を回転させるものである。このポッケルスセ
ルは、印加電圧を調整することにより偏光面の角度を変
化させることができ、組立調整が容易である。また、前
述するファラデー素子は、図11の原理図より明らかな
ように、磁界の印加時にレーザビームの偏光面を回転さ
せるものである。このファラデー素子を支持する鏡筒に
コイルを巻き付けることにより偏光面が回転でき、組立
構成が簡単になる。
【0037】本発明における光学系は図1に示す構成に
限られず、図12に示す構成でも良い。図12の構成に
おいては、TN型液晶と偏光ビームスプリッタを用いて
レーザビームの内周部を遮光している。即ち、記録時に
はレーザビームがTN型液晶により全面的に偏光面を9
0度回転させられ、紙面に平行な偏光面となるので、レ
ーザビームは全面的に偏光ビームスプリッタを通過す
る。再生時には、TN型液晶により内周部が偏光面を回
転されず、外周部は偏光面を90度回転されるため、偏
光ビームスプリッタで内周部だけが遮光されて対物レン
ズに入射する。
【0038】本発明においては、遮光するレーザビーム
の内周部の形状を図7に多数例示したが、好ましくは、
図16、17にそれぞれ示す長方形と円形が適してい
る。また、図18に示すように内周部においてレーザビ
ームを全面的に遮光せず、円形の中心部から外側に向か
って透過率が徐々に減少するようにすることにより、光
磁気記録媒体の記録面に照射されるレーザビームは、内
周部を全面的に遮光する場合に比べ、サイドローブの強
度をメインローブに対してより小さくできる、若しく
は、サイドローブの強度が同一であればメインローブの
ビーム径を更に小さくできると言う効果がある。
【0039】図19に遮光体が円形の場合における遮光
率とメインローブに対するサイドローブの強度比との関
係及び遮光率とメインローブのビーム径との関係を示
す。遮光率の上昇と共に強度比は上昇し、メインローブ
のビーム径が減少する。遮光率0.8においても強度比
は約0.6程度までしか上昇しない。しかし、メインロ
ーブのビーム径は遮光しない場合に比べ約0.8程度に
絞れるにすぎない。遮光体が円形の場合は、遮光率0.
4〜0.8の範囲が適している。
【0040】また、図20に遮光体が長方形の場合にお
ける遮光率とメインローブに対するサイドローブの強度
比との関係及び遮光率とメインローブのビーム径との関
係を示す。遮光体が長方形の場合は遮光率0.4程度で
強度比が0.5を超える。一方、メインローブのビーム
径は遮光しない場合に比べ約0.6に絞ることができ
る。遮光体が長方形の場合は、遮光率0.2〜0.45の
範囲が適している。
【0041】図21に長方形の遮光体を用いた場合の再
生時における光磁気記録媒体の記録面でのレーザビーム
の照射状態を示す。メインローブが光磁気記録媒体のグ
ルーブに照射され、1対のサイドローブがランドに照射
されている。遮光体が長方形の場合には遮光率を選択す
ることによりサイドローブ照射部の温度を150℃以下
にでき、ランド部から再生できないようにすることは可
能である。
【0042】本実施例では、遮光体をタンジェンシャル
方向に挿入し、サイドローブの影響なしにトラック密度
を高めることができるが、これに限らず、トラック方向
に挿入することによってサイドローブの影響なしに線密
度を高めることも可能である。図22に円形の遮光体を
用いた場合の再生時における光磁気記録媒体の記録面で
のレーザビームの照射状態を示す。遮光体が円形の場合
は、メインローブに対してサイドローブが同心円状に発
生する。遮光体が円形の場合は、図23に示すように遮
光率が0.8まで強度比を0.6以下にできるのでサイド
ローブ照射部の温度が150℃以上になることはなく、
ランド部からの再生を防止できる。
【0043】上記述べたように、超解像光磁気記録媒体
を用いた場合には、光学的超解像手法により発生するサ
イドローブが媒体に照射されることを防止することを要
しないので、再生装置に使用される光学系をより簡単に
できる。図23に再生時におけるレーザビームの遮光率
を変化させた場合の再生パワーに対するクロストークを
示す。レーザビームを遮光しない場合に比べ、遮光する
することによりクロストークが減少し、遮光率が0.1
から0.2に増加するとともにクロストークも減少す
る。
【0044】図24に本発明における情報記録再生装置
のブロック図を示す。 本発明における光磁気記録媒体
への記録について述べる。記録信号は変調器32に入
り、該変調器32で変調される。変調された記録信号は
タイミングパルス発生回路33に送られ、該タイミング
パルス発生回路33で所定のデューティのパルス信号に
変更されるとともに、所定の位相差が設定される。その
後、磁気ヘッド駆動回路34とレーザ駆動回路35に導
入される。該レーザ駆動回路35は、所定のデューティ
に変更されたパルス信号により光学ヘッド36中の半導
体レーザをON/OFFし、パルス化されたレーザ光が
光磁気ディスクの前記記録面17aに照射される。ま
た、磁気ヘッド駆動回路34は入力された記録信号に応
じて磁気ヘッド37を駆動させ、各記録信号が光磁気記
録媒体に記録される。ここで、記録磁界とパルスレーザ
光との位相は、記録磁界に対してパルスレーザ光を0〜
60nsの範囲で遅らせた。また、デューティは20〜
60%の範囲とした。
【0045】本発明における光磁気ディスクの再生につ
いて述べる。光学ヘッド36中の半導体レーザから60
0〜700nmのレーザビームが発射され、開口数0.
45〜0.65の対物レンズを通して光磁気記録媒体の
記録面17aに照射され、該記録面からの反射光を検知
することにより再生信号が得られ、得られた再生信号は
再生信号増幅回路40へ送られ、該再生信号増幅回路4
0で増幅された後、波形等化回路41へ送られる。該波
形等化回路41では波形等化がおこなわれるとともに、
クロック生成回路42によりクロック信号が分離され
る。波形等化された再生信号は複合器43へ送られ、前
記クロック生成回路42より送られたクロック信号に同
期して復調される。前記再生信号増幅回路40では、再
生信号が増幅されると共に、サーボ回路39へデータが
送られ、該サーボ回路39は前記光学ヘッド36、スピ
ンドルモータ38を制御し、光磁気記録媒体からのデー
タ再生が行われることになる。
【0046】図25は、本発明の他の実施例を示すもの
である。長方形の遮光体を長手方向がグルーブ方向に対
して垂直方向であるように挿入した場合の光磁気記録媒
体上のメインローブとサイドローブの照射スポットを示
したものである。例えば、対物レンズの開口数が0.5
5、レーザービームの波長が685(許容誤差±15、
以下同じ)nmのとき、遮光体がない場合は、ビーム径
は、1.05μmが得られる。これに対して、例えば、
遮光率が30%の長方形の遮光体を長手方向がグルーブ
方向に対して垂直方向に挿入することによって、ビーム
進行方向のメインローブのビーム径は、0.79μmま
で減少させることができる。これにより、線記録密度を
20%以上高くすることができる。遮光体により発生す
るサイドローブは、前述のように磁気的超解像によって
影響をなくすことができる。このように、遮光体を長手
方向がグルーブ方向に対して垂直方向であるように挿入
することによって、高記録密度な記録再生が可能であ
る。
【0047】図26は、本発明の他の実施例を示すもの
である。前述の実施例と同様に長方形の遮光体を長手方
向がグルーブ方向に対して垂直方向であるように挿入し
たものであるが、遮光体の位置をビーム中心よりビーム
進行方向にずらした場合を示したものである。遮光体を
レーザビームの中心からずらせることにより図30に示
すようにメインローブの両側に形成されるサイドローブ
の強度比を変化させることができる。再生光ビームの中
心と再生光ビームにより加熱された媒体の温度分布の中
心は記録媒体の移動に伴って記録媒体の温度分布の中心
が再生光ビームの後方にずれる。これに伴ってビーム進
行方向の前後のサイドローブ位置でのメインビームに起
因する温度上昇に違いが生じる。即ち、ビーム後方のサ
イドローブ位置ではメインビームの影響で、前方のサイ
ドローブ位置より媒体温度が高くなる。超解像光磁気記
録媒体によりこのサイドローブの影響を除くためには、
サイドローブの照射による温度分布を前後サイドローブ
の照射位置で同じにすることが望ましい。このため、本
実施例のように、遮光体の位置をビーム中心よりビーム
進行方向にずらすことによって、進行方向後方のサイド
ローブの強度を前方に比べて低くし、 超解像光磁気記
録媒体へのサイドローブによる影響を小さくしている。
【0048】図27は、本発明の他の実施例を示すもの
である。前実施例と同様に、円形の遮光体の位置をビー
ム中心よりビーム進行方向にずらしたもので、サイドロ
ーブを再生光メインローブの後方で粗にすることによっ
て、ビーム後方でのメインローブによる媒体温度分布の
影響を低減している。図28は、本発明による光学的超
解像光ピックアップで磁気的超解像光磁気記録媒体を再
生した場合の効果を示すものである。光学的超解像光ピ
ックアップは、対物レンズの開口数が0.55、レーザ
ービームの光波長が685nmで、遮光率30%の長方
形遮光体を持つものである。このピックアップで通常の
光磁気記録媒体に記録されたドメインを再生した場合
は、サイドローブにより再生波形の立ち上がりに階段状
の段差がみられる。この場合、段差から、サイドローブ
の強度は、全体の30%であることがわかる。一方、こ
のピックアップで超解像光磁気記録媒体に記録されたド
メインを再生した場合は、再生波形の立ち上がりに階段
状の段差は見られない。磁気的超解像によりサイドロー
ブの影響が除去されていることがわかる。この例では、
サイドローブによる線密度方向のクロストークが磁気的
超解像により低減できていることを示しているが、トラ
ック密度方向にも同様の理由により、サイドローブによ
るトラック密度方向のクロストークを除去できる。
【0049】図29は、長方形遮光体の位置をビーム中
心よりビーム進行方向にずらした場合の長方形遮光体の
ずれ(オフセット量)とサイドローブの強度(P1,P
2)、及びメインローブのビーム径を示したものであ
る。遮光体の遮光率は、30%である。また、対物レン
ズの開口数は0.55、対物レンズの有効径は3.63
mm、レーザービームの波長は685nmである。メイ
ンローブのビーム径は、長方形遮光体のオフセット量の
増加とともに徐々に増加している。オフセット量400
μm(対物レンズ有効径に対するオフセット量は、8.
3%)以上では、メインローブのビーム径は、急激に大
きくなる。一方、サイドローブの強度比は、400μm
付近で最大で、メインローブ強度に対して、それそれ、
43%、22%となり、2倍程度の強度比が得られる。
これにより、光磁気記録媒体上の前後サイドローブ光に
よる温度差を遮光体のずれ(オフセット量)により補正す
ることができ、遮光率が大きくて、サイドローブが大き
い場合でも、効率よくサイドローブによる影響を除去で
きる。本実施例においては、遮光体のオフセット量は5
0〜400μm、好ましくは、100〜300μmであ
る。また、このとき、2つのサイドローブの強度比は
0.51〜0.94であり、好ましくは、0.69〜0.9
0である。更に、本実施例においては、遮光体は長方形
に限らず多角形であってもよく、レーザビームの波長は
685nmに限らず、上記した他の波長のレーザビーム
であってもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、再生時に光学的超解像
手法を実現でき、高密度に記録された光磁気記録媒体の
高密度再生が可能となる。また、本発明によれば、超解
像光磁気記録媒体を用いることにより光学的超解像手法
による高密度再生が可能となる。
【0051】また、本発明によれば、電気的手段により
レーザビームの偏光面を回転し、内周部を偏光フィル
ム、偏光選択性ホログラム、ゲストホスト型液晶で遮光
することにより光学的超解像手法を実現できる。また、
本発明によれば、磁気的手段によりレーザビームの偏光
面を回転し、内周部を偏光フィルム、偏光選択性ホログ
ラム、ゲストホスト型液晶で遮光することにより光学的
超解像手法を実現できる。
【0052】また、本発明によれば、TN型液晶により
レーザビームの偏光面を回転し、内周部を偏光フィル
ム、偏光選択性ホログラム、ゲストホスト型液晶で遮光
することにより光学的超解像手法を実現できる。また、
本発明によれば、STN型液晶によりレーザビームの偏
光面を回転し、内周部を偏光フィルム、偏光選択性ホロ
グラム、ゲストホスト型液晶で遮光することにより光学
的超解像手法を実現できる。
【0053】また、本発明によれば、強誘電性型液晶に
よりレーザビームの偏光面を回転し、内周部を偏光フィ
ルム、偏光選択性ホログラム、ゲストホスト型液晶で遮
光することにより光学的超解像手法を実現できる。ま
た、本発明によれば、ポッケルスセルによりレーザビー
ムの偏光面を回転し、内周部を偏光フィルム、偏光選択
性ホログラム、ゲストホスト型液晶で遮光することによ
り光学的超解像手法を実現できる。
【0054】また、本発明によれば、ファラデー素子に
よりレーザビームの偏光面を回転し、内周部を偏光フィ
ルム、偏光選択性ホログラム、ゲストホスト型液晶で遮
光することにより光学的超解像手法を実現できる。ま
た、本発明によれば、光学的超解像手法を用いることに
より0.7〜1.1μmの範囲のビーム径を有するメイン
ローブを生成することができる。
【0055】また、本発明によれば、メインローブとサ
イドローブとの強度比を0.1〜0.8の範囲で制御でき
る。また、本発明によれば、円形、長方形、多角形の遮
光体を用いることにより光学的超解像手法を実現でき
る。また、本発明によれば、超解像光磁気記録媒体の方
式であるRAD方式、CAD方式による光磁気記録媒体
の高密度再生が可能となる。
【0056】また、本発明によれば、高出力の半導体レ
ーザを用いることなく光磁気記録媒体の高密度記録・再
生が可能となる。また、本発明によれば、遮光体の長手
方向をグルーブ方向に対して垂直方向にすることによっ
て、線記録密度を大きくすることができる。また、遮光
体をレーザビームの中心からビーム進行方向にずらすこ
とによって、サイドローブ光の影響を効果的に除去で
き、より大きな光学的超解像により高密度記録再生が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における光学系を示す模式図である。
【図2】従来の光学系の模式図である。
【図3】偏光フィルタの特性を示す模式図である。
【図4】光磁気記録媒体への記録動作を説明する光学系
を示す模式図である。
【図5】記録時の印加磁界とレーザ光を示す模式図であ
る。
【図6】光磁気記録媒体への再生動作を説明する光学系
を示す模式図である。
【図7】レーザビームの光路中に挿入する遮光体の形状
を示す模式図である。
【図8】ゲストホスト型液晶の動作原理を示す説明図で
ある。
【図9】偏光ガラスの説明図である。
【図10】偏光面切換手段であるポッケルスセルの模式
的動作原理説明図である。
【図11】偏光面切換手段であるファラデー素子の模式
的動作原理説明図である。
【図12】本発明における光学系を示す模式図である。
【図13】CAD方式の光磁気記録媒体の断面図であ
る。
【図14】RAD方式の光磁気記録媒体の断面図であ
る。
【図15】光磁気記録媒体の断面図である。
【図16】遮光体の形状を示す模式図である。
【図17】遮光体の形状を示す模式図である。
【図18】遮光体を示す模式図である。
【図19】遮光体が円形の場合における遮光率とメイン
ローブに対するサイドローブの強度との関係及び遮光率
とメインローブのビーム径との関係を示す図である。
【図20】遮光体が長方形の場合における遮光率とメイ
ンローブに対するサイドローブの強度との関係及び遮光
率とメインローブのビーム径との関係を示す図である。
【図21】遮光体が長方形の場合における光磁気記録媒
体へのビームの照射状態を示す図である。
【図22】遮光体が円形の場合における光磁気記録媒体
へのビームの照射状態を示す図である。
【図23】レーザビームの遮光率を変化させた場合の記
録パワーに対するクロストークを示す図である。
【図24】記録又は再生を行う装置の回路ブロック図で
ある。
【図25】長方形の遮光体をグルーブに対して垂直方向
に挿入した場合における光磁気記録媒体へのビームの照
射状態を示す図である。
【図26】長方形の遮光体をレーザビームの中心からず
らせてグルーブに対して垂直方向に挿入した場合におけ
る光磁気記録媒体へのビームの照射状態を示す図であ
る。
【図27】円形の遮光体を挿入した場合における光磁気
記録媒体へのビームの照射状態を示す図である。
【図28】長方形の遮光体の有無による通常の光磁気記
録媒体と超解像光磁気記録媒体の再生の比較を示す図で
ある。
【図29】長方形の遮光体のオフセット量(レーザビー
ムの中心からのずれ量)に対するメインローブのビーム
径とサイドローブの強度比の変化を示す図である。
【図30】長方形の遮光体のレーザビームの中心からの
ずれによるメインローブとサイドローブの発生を模式的
に示す図である。
【符号の説明】
1・・・基板 2・・・第1誘電体層 3・・・再生層 4・・・記録層 5・・・第2誘電体層 6・・・放熱層 7・・・保護層 8・・・中間層 9・・・ホトクロミック層 10・・・記録・再生層 11・・・半導体レーザ 12・・・コリメータ 13・・・TN型液晶 14・・・偏光フィルタ 15・・・ハーフミラー 16・・・対物レンズ 17・・・ポリカーボネート 17a・・・記録面 18・・・ウォラストンプリズム 19・・・集束レンズ 20・・・シリンドリカルレンズ 21・・・光検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 淳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキング制御により変位する対物レ
    ンズを用いて光磁気記録媒体の信号記録面にレーザビー
    ムを照射させるとともに、該信号記録面で反射されるレ
    ーザビームを光検出器へ導く光学手段を備えた情報記録
    再生装置であって、選択的に偏光方向を回転させて透過
    させる偏光面回転素子から成る偏光面切換手段と、 特定方向に偏光するレーザビームのみを透過させる偏光
    選択素子を内周部に設けた偏光選択手段とを有し、 再生時には前記偏光面切換手段により前記レーザビーム
    の偏光面を90度回転させ、前記偏光選択手段により前
    記レーザビームの内周部を遮光し、メインローブとサイ
    ドローブとから成るレーザビームを生成することを特徴
    とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 トラッキング制御により変位する対物レ
    ンズを用いて光磁気記録媒体の信号記録面にレーザビー
    ムを照射させるとともに、該信号記録面で反射されるレ
    ーザビームを光検出器へ導く光学手段を備えた情報記録
    再生装置であって、選択的に偏光方向を回転させて透過
    させる偏光面回転素子を内周部に設けて成る偏光面切換
    手段と、 特定方向に偏光するレーザビームのみを透過させる偏光
    選択素子を全面的に設けた偏光選択手段とを有し、 再生時には前記偏光面切換手段により前記レーザビーム
    の偏光面を90度回転させ、前記偏光選択手段により前
    記レーザビームの内周部を遮光し、メインローブとサイ
    ドローブとから成るレーザビームを生成することを特徴
    とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記光磁気記録媒体は、超解像光磁気記録媒体であるこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記超解像光磁気記録媒体は、基板と、 該基板上に形成された第1誘電体層と、 該第1誘電体層上に形成された再生層と、 該再生層上に形成された記録層と、 該記録層上に形成された第2誘電体層と、 該第2誘電体層上に形成された放熱層と、 該放熱層上に形成された保護層とからなることを特徴と
    する情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記超解像光磁気記録媒体は、基板と、 該基板上に形成された第1誘電体層と、 該第1誘電体層上に形成された再生層と、 該再生層上に形成された中間層と、 該中間層上に形成された記録層と、 該記録層上に形成された第2誘電体層と、 該第2誘電体層上に形成された保護層とからなることを
    特徴とする情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記超解像光磁気記録媒体は、基板と、 該基板上に形成されたホトクロミック層と、 該ホトクロミック層上に形成された第1誘電体層と、 該第1誘電体層上に形成された記録・再生層と、 該記録・再生層上に形成された第2誘電体層と、 該第2誘電体層上に形成された保護層とからなることを
    特徴とする情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6において、 前記偏光面切換手段は、電気的にレーザビームの偏光面
    を回転させることを特徴とする情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から6において、 前記偏光面切換手段は、磁気的にレーザビームの偏光面
    を回転させることを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 前記偏光面切換手段は、選択的に偏光方向を回転させて
    透過させる液晶であることを特徴とする情報記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記液晶は、TN型液晶であることを特徴とする情報記
    録再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 前記液晶は、STN型液晶であることを特徴とする情報
    記録再生装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 前記液晶は、強誘電性型液晶であることを特徴とする情
    報記録再生装置。
  13. 【請求項13】 請求項7において、 前記偏光面切換手段は、ポッケルスセルであることを特
    徴とする情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】 請求項8において、 前記偏光面切換手段は、ファラデー素子であることを特
    徴とする情報記録再生装置。
  15. 【請求項15】 請求項10から14において、 前記偏光選択手段は、偏光性ホログラムであることを特
    徴とする情報記録再生装置。
  16. 【請求項16】 請求項10から14において、 前記偏光選択手段は、ゲストホスト型液晶であることを
    特徴とする情報記録再生装置。
  17. 【請求項17】 請求項10から14において、 前記偏光選択手段は、金属原子を規則正しく配列して一
    定の偏光方向を有する光のみを透過させる偏光ガラスで
    あることを特徴とする情報記録再生装置。
  18. 【請求項18】 請求項10から14において、 前記偏光選択手段は、銀原子を規則正しく配列して一定
    の偏光方向を有する光のみを透過させる偏光ガラスであ
    ることを特徴とする情報記録再生装置。
  19. 【請求項19】 請求項10から14において、 前記偏光選択手段は、光学材料の表面に偏光ビームの選
    択性を有する光学薄膜を設けて成ることを特徴とする情
    報記録再生装置。
  20. 【請求項20】 請求項1から19において、 前記偏光面切換手段若しくは前記偏光選択手段は、内周
    部を円形若しくは長方形にしたことを特徴とする情報記
    録再生装置。
  21. 【請求項21】 請求項1から19において、 前記偏光面切換手段若しくは前記偏光選択手段は、内周
    部を多角形状にしたことを特徴とする情報記録再生装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項20において、 前記長方形の内周部は、トラック方向と垂直に形成され
    ていることを特徴とする情報記録再生装置。
  23. 【請求項23】 請求項21において、 前記多角形の内周部は、トラック方向と垂直に形成され
    ていることを特徴とする情報記録再生装置。
  24. 【請求項24】 請求項20において、 前記円形の内周部は、レーザビームの中心からずれてい
    ることを特徴とする情報記録再生装置。
  25. 【請求項25】 請求項22又は23において、 前記長方形又は多角形の内周部は、レーザビームの中心
    からずれていることを特徴とする情報記録再生装置。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 前記長方形又は多角形の内周部は、50〜400μmの
    範囲でレーザビームの中心からずれていることを特徴と
    する情報記録再生装置。
  27. 【請求項27】 請求項25において、 前記長方形又は多角形の内周部は、100〜300μm
    の範囲でレーザビームの中心からずれていることを特徴
    とする情報記録再生装置。
  28. 【請求項28】 請求項26又は27において、 2つのサイドローブの強度比は、0.51〜0.94の範
    囲であることを特徴とする情報記録再生装置。
  29. 【請求項29】 請求項26又は27において、 2つのサイドローブの強度比は、0.69〜0.90の範
    囲であることを特徴とする情報記録再生装置。
  30. 【請求項30】 請求項1から19において、 前記偏光面切換手段若しくは前記偏光選択手段は、中心
    から径方向に向かって透過率が増加することを特徴とす
    る情報記録再生装置。
  31. 【請求項31】 請求項20から30において、 前記第1誘電体層の膜厚は、790〜810Åの範囲で
    あることを特徴とする情報記録再生装置。
  32. 【請求項32】 請求項20から30において、 前記再生層の膜厚は、300〜1000Åの範囲である
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  33. 【請求項33】 請求項20から30において、 前記記録層の膜厚は、490〜510Åの範囲であるこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  34. 【請求項34】 請求項20から30において、 前記第2誘電体層の膜厚は、790〜810Åの範囲で
    あることを特徴とする情報記録再生装置。
  35. 【請求項35】 請求項20から30において、 前記記録・再生層の膜厚は、490〜510Åの範囲で
    あることを特徴とする情報記録再生装置。
  36. 【請求項36】 請求項20から30において、 前記放熱層の膜厚は、190〜210Åの範囲であるこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  37. 【請求項37】 請求項20から30において、 前記保護層の膜厚は、9〜10μmの範囲であることを
    特徴とする情報記録再生装置。
  38. 【請求項38】 請求項31から37において、 前記レーザビームの波長は、400〜800nmの範囲
    であることを特徴とする情報記録再生装置。
  39. 【請求項39】 請求項31から37において、 前記レーザビームの波長は、600〜700nmの範囲
    であることを特徴とする情報記録再生装置。
  40. 【請求項40】 請求項31から37において、 前記レーザビームの波長は、620〜650nmの範囲
    であることを特徴とする情報記録再生装置。
  41. 【請求項41】 請求項31から33において、 前記対物レンズの開口数は、0.45〜0.65の範囲で
    あることを特徴とする情報記録再生装置。
  42. 【請求項42】 請求項38から41において、 前記レーザビームの遮光率は、0.2〜0.8の範囲であ
    ることを特徴とする情報記録再生装置。
  43. 【請求項43】 請求項42において、 前記レーザビームのメインローブとサイドローブとの強
    度比は、0.05〜0.6の範囲であることを特徴とする
    情報記録再生装置。
  44. 【請求項44】 請求項42において、 前記レーザビームのメインローブのビーム径は、0.7
    〜1.1μmの範囲であることを特徴とする情報記録再
    生装置。
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