JPH09320099A - 光学ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

光学ピックアップ及び光ディスク装置

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JPH09320099A
JPH09320099A JP8155020A JP15502096A JPH09320099A JP H09320099 A JPH09320099 A JP H09320099A JP 8155020 A JP8155020 A JP 8155020A JP 15502096 A JP15502096 A JP 15502096A JP H09320099 A JPH09320099 A JP H09320099A
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JP
Japan
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lens
optical
light
optical pickup
plano
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JP8155020A
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English (en)
Inventor
Masaisa Yamazaki
雅功 山崎
Koushiyuu Katou
工宗 加藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが低く位置決め精度の高い平行光変換
手段を備えた光学ピックアップ及びその光学ピックアッ
プを備えた光ディスク装置を提供すること。 【解決手段】 光ビームを出射する光源21と、前記光
源から出射された光ビームを光ディスク11の信号記録
面上に集束させる光集束手段26と、平凸レンズで構成
されて前記光源と光集束手段との間に配置され、前記光
源から出射された光ビームを平行光に変換する平行光変
換手段24とを備えた光学ピックアップ20とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミニディスク
(MD)、光磁気ディスク(MO)、コンパクトディス
ク(CD)、CD−ROM等(以下、「光ディスク」と
いう)の信号を記録及び/又は再生する光学ピックアッ
プ及びその光学ピックアップを備えた光ディスク装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は、従来の光ディスク
用の光学ピックアップの光学系の一例を示す側面図及び
平面図である。この光学ピックアップ1の光学系は、半
導体レーザ素子2から出射された光ビ−ムの光路中に順
次に配設された非点収差補正板3a、グレーティング3
b、ビームスプリッタ4、コリメータレンズ5、プリズ
ムミラー6及び対物レンズ7と、ビームスプリッタ4で
反射された光ディスクDからの戻り光ビ−ムの分離光路
中に順次に配設されたウォラストンプリズム4a、マル
チレンズ4b及びフォトディテクタ8とから構成されて
いる。
【0003】このような構成の光学ピックアップ1の光
学系では、半導体レーザ素子2からの光ビームは、非点
収差補正板3a、グレーティング3b、ビームスプリッ
タ4を順次透過し、コリメータレンズ5によって平行光
ビ−ムに変換される。そして、平行光ビ−ムは、プリズ
ムミラー6によって光ディスクDの方向に光路を折曲げ
られ、対物レンズ7によって光ディスクDの信号記録面
に照射される。そして、この信号記録面で反射された戻
り光ビ−ムは、フォトディテクタ8の受光面で受光さ
れ、記録信号が検出されるようになっている。
【0004】そして、半導体レーザ素子2からの光ビー
ムが、光ディスクDの信号記録面の正しい位置にスポッ
トを形成して正確な記録信号の再生を可能とするため
に、対物レンズ7を所定のサーボ信号に基づいて微動さ
せるようにしている。この対物レンズ7のサーボとして
は、光ディスクDの記録トラックに対して、径方向に沿
って対物レンズ7を微動させるトラッキングサーボと、
光軸に沿って光ディスクDの信号記録面に接近,離間さ
せる方向に対物レンズ7を微動させるフォーカシングサ
ーボとが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光ピ
ックアップ1においては、半導体レーザ素子2からの光
ビームを平行光ビ−ムに変換するためのコリメータレン
ズ5は、図13に示すように、両面が凸面である、いわ
ゆる両凸レンズが使用されている。図示の場合、コリメ
ータレンズ5は、2枚のレンズ、即ち両凸レンズである
第1レンズ5aと、一面が第1レンズ5aの一面と整合
する凹面で、他面が凸面である凹凸レンズである第2レ
ンズ5bとから成る貼り合わせレンズである。各レンズ
5a、5bの両面、即ち4面は、それぞれ所定の曲率半
径となるように研磨加工されるため、レンズ加工作業が
多く、加工時間がかかることから、コスト高になるとい
う問題があった。
【0006】さらに、コリメータレンズ5は、光学ピッ
クアップ1の光学ベース等への取付の際に、図14に示
すように、その周面を基準として位置決めされるように
なっている。このため、特に、コリメータレンズ5が貼
り合わせレンズである場合には、個々のレンズ5a、5
bの周面を高精度に加工すると共に、貼り合わせの際に
個々のレンズ5a、5b相互の芯出しを高精度で行なう
必要があり、コスト高になるという問題がある。また、
コリメータレンズ5の位置決めのための基準点のスパン
は、最大でもコリメータレンズ5の厚さ分となり、比較
的小さなスパンであることから、位置決めの際に僅かな
角度ずれが発生することがあるという問題もあった。
【0007】この発明は、以上の点に鑑み、コストが低
く位置決め精度の高い平行光変換手段を備えた光学ピッ
クアップ及びその光学ピックアップを備えた光ディスク
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明に
よれば、光ビームを出射する光源と、前記光源から出射
された光ビームを光ディスクの信号記録面上に集束させ
る光集束手段と、前記光源と光集束手段との間に配置さ
れ、前記光源から出射された光ビームを平行光に変換す
る平行光変換手段とを備えた光学ピックアップにおい
て、前記平行光変換手段を、平凸レンズで構成すること
により達成される。
【0009】上記構成によれば、平行光変換手段の一面
が平坦であることから、加工が容易となるので、コスト
を低減させることができ、またその平面を位置決めの基
準とすることができるので、位置決め精度を高めること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施形態は、この発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発
明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの形態に限られるもので
はない。
【0011】図1は、この発明の光ディスク装置の実施
形態を示すブロック構成図である。この光ディスク装置
10は、光ディスク11を回転駆動する駆動手段として
のスピンドルモータ12、回転する光ディスク11の信
号記録面に対して光ビ−ムを照射して信号を記録し、こ
の信号記録面からの戻り光ビ−ムにより記録信号を再生
する光学ピックアップ20及びこれらを制御する制御部
13を備えている。ここで、制御部13は、光ディスク
ドライブコントローラ14、信号復調器15、誤り訂正
回路16、インターフェイス17、ヘッドアクセス制御
部18及びサーボ回路19を備えている。
【0012】光ディスクドライブコントローラ14は、
スピンドルモータ12を所定の回転数で駆動制御する。
信号復調器15は、光学ピックアップ20からの記録信
号を復調して誤り訂正回路16に送出する。誤り訂正回
路16は、信号復調器15からの記録信号を誤り訂正
し、インターフェイス17を介して外部コンピュータ等
に送出する。これにより、外部コンピュータ等は、光デ
ィスク11に記録された信号を再生信号として受け取る
ことができるようになっている。
【0013】ヘッドアクセス制御部18は、光学ピック
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ13の2軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
【0014】図2及び図3は、この発明の光学ピックア
ップの実施形態を示す平面図及び背面から見た平面図で
ある。この光学ピックアップ20は、光源としての半導
体レーザ素子21から出射された光ビ−ムの光路中に順
次に配設された非点収差補正手段としての非点収差補正
板22a、光分割手段としてのグレーティング22b、
光分離手段としてのビームスプリッタ23、平行光変換
手段としてのコリメータレンズ24、光路折曲げ手段と
してのプリズムミラー25及び光集束手段としての対物
レンズ26並びにビームスプリッタ23で反射された光
ディスク11からの戻り光ビ−ムの分離光路中に順次に
配設された光分割手段としてのウォラストンプリズム2
7、光集束手段としてのマルチレンズ28及び光検出手
段としてのフォトディテクタ29を有する光学系と、対
物レンズ26を保持して2軸方向に移動させるための2
軸アクチュエータ30とを、光学ピックアップ20に設
けられたガイド20aに沿って光ディスク11の半径方
向に移動可能に支持された図4に示すような光学ベ−ス
20b内に固定保持している。
【0015】図5及び図6は、光学系の一例を示す側面
図及び平面図である。半導体レーザ素子21は、半導体
の再結合発光を利用した発光素子であり、所定のレ−ザ
光を出射する。非点収差補正板22aは、光軸に対して
所定角度だけ傾いて配設された平行平板であり、半導体
レーザ素子21から出射される光ビームの非点収差を補
正する。
【0016】グレーティング22bは、入射光を回折さ
せる回折格子であり、半導体レーザ素子21から非点収
差補正板22aを介して入射した光ビームを、0次回折
光から成る主ビーム及び±1次回折光から成るサイドビ
ームの少なくとも3本の光ビームに分割する。従って、
少なくとも3本の光ビームを分割生成できれば、ホログ
ラム素子等の他の分割素子を用いても良い。
【0017】ビームスプリッタ23は、その偏光分離膜
23aが光軸に対して45度傾斜した状態で配設された
偏光ビームスプリッタであり、グレーティング22bか
らの光ビームと光ディスク11の信号記録面からの戻り
光ビ−ムを偏光分離する。即ち、半導体レーザ素子21
からの光ビームの一部は、ビームスプリッタ23の偏光
分離膜23aを透過し、戻り光ビ−ムの一部は、ビーム
スプリッタ23の偏光分離膜23aで反射される。
【0018】コリメータレンズ24は、凸レンズと凹レ
ンズを組み合わせた貼り合わせレンズであり、ビームス
プリッタ23からの光ビームを平行光ビ−ムに変換す
る。プリズムミラー25は、三角柱状のミラーであり、
コリメータレンズ24からの平行光ビ−ムを鉛直方向に
90度反射させると共に、光ディスク11からの戻り光
ビ−ムを水平方向に90度反射させる。対物レンズ26
は、凸レンズであり、コリメータレンズ25からの平行
光ビ−ムを回転駆動している光ディスク11の信号記録
面の所望のトラック上に集束させる。ここで、対物レン
ズ26は、軸摺回動型の2軸アクチュエータ30によ
り、2軸方向、即ちフォーカシング方向及びトラッキン
グ方向に移動可能に支持されている。
【0019】ウォラストンプリズム27は、四角柱状の
プリズムであり、光ディスク11からの戻り光ビ−ムに
基づいて偏光分離を行なうことにより、複数の光ビーム
を出射する。マルチレンズ28は、シリンドリカルレン
ズ及び凹レンズであり、戻り光ビ−ムに対してフォーカ
スエラー信号の検出のために非点収差を付与して光路長
を調整する。フォトディテクタ29は、光検出器であ
り、ビームスプリッタ23を透過した戻り光ビームを受
光する。
【0020】図7は、2軸アクチュエータの一例を示す
平面図である。この2軸アクチュエータ30は、光学ピ
ックアップ20の光学ベース20bにXY方向に移動調
整可能に取り付けられたXYベース31と、可動部保持
体32によりXYベース31に対して光軸方向に移動可
能に、かつ揺動軸の周りに揺動可能に支持されたレンズ
ホルダ33と、レンズホルダ33に対して光軸が揺動軸
に平行に保持された対物レンズ26と、後述する対物レ
ンズ26の駆動手段とを備えている。
【0021】可動部保持体32は、全体が例えばゴム様
のポリエステルエラストマ等の樹脂から構成されてお
り、可動部側32aがレンズホルダ33に取り付けられ
ていると共に、固定部側32bがXYベース31に対し
て固定されている。さらに、可動部保持体32は、可動
部側32aが、図示矢印Fcsに示す垂直方向(フォー
カシング方向)に移動可能なように、縦断面がほぼ平行
四辺形状のリンクを構成しており、さらに図示矢印Tr
kに示す水平方向(トラッキング方向)に移動可能なよ
うに、垂直に延びる一対のヒンジ32c、32dを備え
ている。
【0022】対物レンズの駆動手段は、レンズホルダ3
3に設けられたフォーカス用コイル34及びトラッキン
グ用コイル35と、XYベース31に固定配置されたヨ
ーク36及びそれに取り付けられたマグネット37とか
ら構成されている。そして、これらフォーカス用コイル
34及びトラッキング用コイル35にそれぞれ通電する
ことにより、各コイル34、35に発生する磁束が、ヨ
ーク36及びマグネット37による磁束と相互に作用し
て、レンズホルダ33及び対物レンズ26を、フォーカ
ス方向及びトラッキング方向に駆動制御するようになっ
ている。
【0023】この実施形態による光学ピックアップ20
を組み込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成
されており、次のように動作する。先づ、スピンドルモ
ータ12が回転して、光ディスク11を回転駆動する。
そして、光学ピックアップ20が、ガイド20aに沿っ
て光ディスク11の半径方向に移動して、対物レンズ2
6の光軸を光ディスク11の所望のトラック位置まで移
動させる。
【0024】この状態にて、半導体レーザ素子21から
の光ビームは、グレーティング22bにより3本の光ビ
ームに分割された後、ビームスプリッタ23を透過し、
コリメータレンズ24により平行光ビ−ムに変換され
る。そして、プリズムミラー25で光ディスク11に向
かって反射され、対物レンズ26を介して光ディスク1
1の信号記録面に集束される。光ディスク11からの戻
り光ビ−ムは、再び対物レンズ26、プリズムミラー2
5及びコリメータレンズ24を介してビームスプリッタ
23に入射する。そして、ビームスプリッタ23の反射
面23aで反射され、ウォラストンプリズム27及びマ
ルチレンズ28を介してフォトディテクタ29に集束さ
れる。そして、フォトディテクタ29の検出信号に基づ
いて、光ディスク11の記録信号が再生される。
【0025】その際、信号復調器15は、フォトディテ
クタ29からの検出信号によりトラッキングエラー信号
を検出すると共に、非点収差法によりフォーカシングエ
ラー信号を検出する。そして、サーボ回路19は、光デ
ィスクドライブコントローラ14を介して、フォーカス
用コイル34及びトラッキング用コイル35への駆動電
流をサーボ制御する。即ち、フォーカス用コイル35に
発生する磁界が、マグネット37及びコイル36による
磁界と作用することにより、レンズホルダ33がフォー
カシング方向に移動調整されてフォーカシングが行なわ
れる。また、トラッキング用コイル35に発生する磁界
が、マグネット37及びヨーク36による磁界と作用す
ることにより、レンズホルダ33がトラッキング方向に
移動調整されてトラッキングが行なわれる。
【0026】以上の構成の光学ピックアップ20を組み
込んだ光ディスク装置10において特徴的なコリメータ
レンズ24は、図8に示すように、平凸レンズ、即ち両
面が凸面として形成された両凸レンズである第1レンズ
24aと、一面が第1レンズ24aの一面と同じ曲率の
凹面であって、他面が平面である平凹レンズである第2
レンズ24bとから成る貼り合わせレンズとして構成さ
れている。そして、第2レンズ24bが、第1レンズ2
4aより大径に形成されている。
【0027】ここで、コリメータレンズ24としての光
学作用を得るためには、第1レンズ及び第2レンズの屈
折率をn1、n2、アッベ数をνd1、νd2とする
と、数1及び数2なる条件が必要となる。
【数1】
【数2】 従来は、第1レンズ5a及び第2レンズ5bの材料とし
て、n1=1.687,νd1=48.5の硝材及びn
2=1.825,νd2=23.8なる硝材を選定する
ことにより、上記条件を満たすようにしている。これに
対して、この実施形態によれば、第1レンズ24a及び
第2レンズ24bの材料として、n1=1.687,ν
d1=48.5,の硝材及びn2=1.744,νd2
=26.6の硝材を選定している。即ち、第2レンズ2
4bの材料として、比較的高い屈折率の硝材を使用する
ことによって、平凸レンズのコリメータレンズ24を実
現することができる。
【0028】また、コリメータレンズ24は、その第2
レンズ24bの一面が平面として形成され、かつ第2レ
ンズ24bが第1レンズ24aより大径に形成されてい
るので、光学ベース30bに対してその平面及び周面を
基準として位置決めすることができる。即ち、光学ベー
ス20bのコリメータレンズ24の取付部分には、図4
に示すように、コリメータレンズ24の第2レンズ24
bの平面の周縁に、光軸方向から当接すべき光軸方向の
第1の位置決め面38と、第2レンズ24bの周面に対
して、45度の傾斜した面で当接する光軸に垂直な方向
の第2の位置決め面39が形成されている。これによ
り、コリメータレンズ24は、図9に示すように、その
第2レンズ24bの平面の周縁が第1の位置決め面38
に当接するので、この平面を基準として光軸方向に位置
決めされると共に、その第2レンズ24bの周面が第2
の位置決め面39に当接するので、光軸に垂直な面内で
位置決めされることになる。
【0029】従って、コリメータレンズ24が、第2レ
ンズ24bの平面及び周面にて位置決めされる場合に
は、この第2レンズ24bの平面及び周面を高精度に加
工すれば、第1レンズ24aの周面の精度をあまり高く
する必要がないので、加工コストを低減することができ
ると共に、レンズ相互の芯出し精度もあまり高くする必
要がないので、組立コストを低減することができる。ま
た、図10に示すように、第2レンズ24bの平面にお
ける位置決めのための基準点のスパンを比較的大きく取
ることができるので、位置決めの際の角度ずれが小さく
抑制されることになり、取付精度を向上させることがで
きる。
【0030】尚、上記実施形態による光ディスク装置1
0及び光学ピックアップ20においては、2軸アクチュ
エータ30として、可動部保持体32を備えた構成のも
のが示されているが、これに限らず、サスペンションバ
ネ式あるいは軸摺回動式の2軸アクチュエータであって
も良い。また、光磁気ディスク再生用の偏光光学ピック
アップの構成が示されているが、これに限らず、コンパ
クトディスク(CD)やCD−ROMのための無偏光光
学ピックアップ及び光ディスク装置に対してもこの発明
を適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
平行光変換手段のコストを大幅に低減することができる
と共に、位置決め精度を大幅に向上させることができ、
極めて優れた光学ピックアップ及び光ディスク装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ディスク装置の実施形態を示すブ
ロック構成図。
【図2】この発明の光学ピックアップの実施形態を示す
平面図。
【図3】図2の光学ピックアップの実施形態を示す背面
から見た平面図。
【図4】図2の光学ピックアップにおける光学ベースの
斜視図。
【図5】図2の光学ピックアップにおける光学系を示す
側面図。
【図6】図2の光学ピックアップにおける光学系を示す
平面図。
【図7】図2の光学ピックアップにおける2軸アクチュ
エータの平面図。
【図8】図2の光学ピックアップにおけるコリメータレ
ンズの拡大側面図。
【図9】図8のコリメータレンズの光学ベースへの取付
状態を示す部分拡大平面図、側面図及び横断面図。
【図10】図8のコリメータレンズの位置決め基準を示
す概略図。
【図11】従来の光学ピックアップの光学系の一例を示
す側面図。
【図12】図11の光学ピックアップの光学系の一例を
示す平面図。
【図13】図11の光学ピックアップにおけるコリメー
タレンズの拡大側面図。
【図14】図13のコリメータレンズの位置決め基準を
示す概略図。
【符号の説明】
10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、13・・・光学ピックアッ
プ、14・・・光ディスクトライブコントローラ、15
・・・信号復調器、16・・・誤り訂正回路、17・・
・インターフェイス、18・・・ヘッドアクセス制御
部、20・・・光学ピックアップ、20a・・・ガイ
ド、20b・・・光学ベース、21・・・半導体レーザ
素子、22a・・・非点収差補正板、22b・・・グレ
ーティング、23・・・ビームスプリッタ、24・・・
コリメータレンズ、25・・・プリズムミラー、26・
・・対物レンズ、27・・・ウォラストンプリズム、2
8・・・マルチレンズ、29・・・フォトディテクタ、
30・・・2軸アクチュエータ、31・・・XYベー
ス、32・・・可動部保持体、33・・・レンズホル
ダ、34・・・フォーカス用コイル、35・・・トラッ
キング用コイル、36・・・ヨーク、37・・・マグネ
ット、38・・・第1の位置決め面(光軸方向)、39
・・・第2の位置決め面(光軸に垂直方向)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する光源と、 前記光源から出射された光ビームを光ディスクの信号記
    録面上に集束させる光集束手段と、 前記光源と光集束手段との間に配置され、前記光源から
    出射された光ビームを平行光に変換する平行光変換手段
    とを備えた光学ピックアップにおいて、 前記平行光変換手段が、平凸レンズで構成されているこ
    とを特徴とする光学ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記平行光変換手段が、平凸レンズの平
    面部を基準として、光軸方向に関して位置決めされる請
    求項1に記載の光学ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記平行光変換手段が、両凸レンズ及び
    平凹レンズから成る貼り合わせレンズであって、前記両
    凸レンズが屈折率1.687の硝材で、前記平凹レンズ
    が屈折率1.744の硝材で構成されている請求項1に
    記載の光学ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記平行光変換手段が、両凸レンズ及び
    平凹レンズから成る貼り合わせレンズであって、前記平
    凹レンズが前記両凸レンズより大径に形成されている請
    求項1に記載の光学ピックアップ。
  5. 【請求項5】 光源から出射された光ビームを、平行光
    変換手段により平行光に変換して、光集束手段を介して
    光ディスクの信号記録面上に集束し、信号を記録及び/
    又は再生する光ディスク装置において、 前記平行光変換手段が、平凸レンズで構成されているこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
JP8155020A 1996-05-27 1996-05-27 光学ピックアップ及び光ディスク装置 Pending JPH09320099A (ja)

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