JPH09319875A - サイン認証システム - Google Patents

サイン認証システム

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JPH09319875A
JPH09319875A JP8136582A JP13658296A JPH09319875A JP H09319875 A JPH09319875 A JP H09319875A JP 8136582 A JP8136582 A JP 8136582A JP 13658296 A JP13658296 A JP 13658296A JP H09319875 A JPH09319875 A JP H09319875A
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JP
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card
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terminal
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JP8136582A
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Masayasu Miyake
正泰 三宅
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
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    • G06V40/30Writer recognition; Reading and verifying signatures

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Abstract

(57)【要約】 【課題】クレジットカード等の使用に際し、使用者の正
当性を確認するために利用されるサイン認証システムに
あって、正当なサインが他人に知れることなく、安全且
つ正確に本人であることの確認を行なうこと。 【解決手段】カード認証端末12のペン入力装置222
において、カード使用者のサインを入力すると、入力さ
れたサインは通信網14を介して中央処理装置11に伝
送され、該中央処理装置11で、カード登録の際等に予
めサイン読み取り装置212により読み取られてサイン
メモリ213に記憶されているカード所有者のサインと
ディスプレイ214上で照合され、その照合処理に基づ
くサイン認証結果が、カード認証端末12に対して返送
されるので、カードそのものが盗まれても、所有者本人
のサインが真似されることはなく、安全且つ正確に本人
であることの確認を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレジットカード
等の使用に際し、使用者の正当性を確認するために利用
されるサイン認証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばクレジットカードを使用して料金
の支払いを行なう際には、当該クレジットカードの使用
者が該カードの所有者と一致する人物であることを確認
する必要がある。
【0003】一般に、クレジットカードを使用する際の
使用者の正当性の確認は、該カードに予め記入されたカ
ード所有者のサインに対し、カード使用者により料金伝
票にその場で記入されたサインが同じサインであること
を確認して行なわれる。
【0004】図18はカード支払いシステムにおける従
来のサイン認証方式の一例を示す図である。
【0005】例えばクレジットカードの発行元に中央処
理装置11が設置され、また、クレジットカードの各取
扱い場所には、カード認証端末12,13が設置され、
中央処理装置11と各カード認証端末12,13とは、
通信網14を介してオンラインで接続される。
【0006】前記カード認証端末12,13には、通
常、カードの番号等を読み取るためのカードリーダ、使
用金額等を入力するキーボード、キーボード入力及び与
信結果等を表示する文字ディスプレイ、結果を伝票出力
するプリンタ等が備えられる。
【0007】すなわち、例えばカード認証端末12が設
置されたカード取扱い店で、カードを使用して物品を購
入すると、使用したカードの番号等がカード認証端末1
2のカードリーダにより読み取られ、このカードリーダ
により読み取られた使用カードの番号等がキーボードに
より入力された支払い金額と共に、通信網14を介して
カード発行元である中央処理装置11に伝送される。
【0008】すると、中央処理装置11では、カード認
証端末12から伝送されてきた使用カードの番号情報等
に基づき、カード所有者の与信状況等が確認されると共
に、支払い金額が与信金額以内の場合には、その確認番
号が発生されカード認証端末12に返送される。
【0009】そして、カード認証端末12では、前記中
央処理装置11からカード支払いの確認番号が送られる
ことで、カードそのものの有効性が確認され、この後、
該カードに予め記入されたカード所有者のサインと、そ
の場の支払い伝票に記入されたカード使用者のサインと
が目視により照合され、カード使用者がカード所有者本
人であることの確認が行なわれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサイン認証方式では、カードを他人に盗まれた場合
に、盗んだ当人がカードの裏面に予め記入されているカ
ード所有者のサインを真似することで、前記カード取扱
い場所での支払い伝票に対するサイン記入の際には、容
易にカード所有者に成り済ますことができるという問題
がある。
【0011】すなわち、前記クレジットカードの使用に
際し、カード認証端末12により読み取られたカード番
号等に基づく与信金額の確認処理は、カードそのものの
情報に応じて実行する処理なので、カード使用者が所有
者本人であるかを確認することはできず、しかも、前記
サインによる本人照合も、所有者本人のサインがカード
に記入されていることから、盗人が学習により真似るこ
とが可能であり、カード使用者が所有者本人であるかを
正確に認証することは難しい問題がある。
【0012】本発明は、前記のような問題に鑑み成され
たもので、正当なサインが他人に知れることなく、安全
且つ正確に本人であることの確認を行なうことが可能に
なるサイン認証システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るサイン認証システムでは、カード認証端末において、
カード使用者のサインを入力すると、入力されたサイン
は中央処理装置に伝送され、該中央処理装置でカード登
録の際等に予め記憶されているカード所有者のサインと
照合され、その照合処理に基づくサイン認証結果が、カ
ード認証端末に対して返送されるので、カードそのもの
が盗まれても、所有者本人のサインが真似されることは
なく、安全且つ正確に本人であることの確認を行なうこ
とができることになる。
【0014】本発明の請求項2に係わるサイン認証シス
テムでは、カード認証端末において、カード使用者のサ
インを入力すると、入力されたサインと共にその筆順が
識別されて中央処理装置に伝送され、該中央処理装置で
カード登録の際等に予め記憶されているカード所有者の
サイン及びその筆順と照合され、その照合処理に基づく
サイン認証結果が、カード認証端末に対して返送される
ので、カードそのものが盗まれても、所有者本人のサイ
ンが真似されることはなく、安全且つより正確に本人で
あることの確認を行なうことができることになる。
【0015】本発明の請求項3に係わるサイン認証シス
テムでは、複数の地域に分散して配置された地域処理装
置のそれぞれに通信ネットワークを介してカード認証端
末を適宜接続可能なシステムにあって、任意の地域処理
装置に接続したカード認証端末において、カード使用者
のサインを入力すると、入力されたサインと共にカード
情報読み取り手段により読み取られたカード固有の情報
(例えばカード番号)が認証要求として地域処理装置に
伝送される。すると、この地域処理装置で、当該地域に
所属するカードそれぞれの固有の情報を記憶する所属カ
ード情報記憶手段に前記使用カード固有の情報が記憶さ
れているか否か判定され、この判定手段により使用カー
ド固有の情報が前記所属カード情報記憶手段に記憶され
ていると判定された場合には、前記カード使用者のサイ
ンとサイン記憶手段に記憶されているカード所有者のサ
インとが照合され、その照合処理に基づくサイン認証結
果が、カード認証端末に対して返送される。また、前記
判定手段により使用カード固有の情報が前記所属カード
情報記憶手段に記憶されないと判定された場合には、当
該カード固有の情報が未所属カード記憶手段に記憶され
ている当該地域に所属しないカードそれぞれの固有の情
報の中から検索され、そのカードが所属する地域処理装
置までの通信ルートが読み出され、前記カード認証端末
から伝送されたカード使用者のサイン及びカード固有の
情報からなる認証要求が使用カードが所属する地域処理
装置に転送されて前記同様のサイン照合が行なわれ、そ
の照合処理に基づくサイン認証結果が、カード認証端末
に対して返送される。よって、各地域毎の通信網を効率
的に利用して、安全且つ正確に本人であることの確認を
行なうことができることになる。
【0016】本発明の請求項4に係わるサイン認証シス
テムでは、カード認証端末において、カード使用者のサ
インを入力すると、入力されたサインと共にカード情報
読み取り手段により読み取られたカード固有の情報(例
えばカード番号)が認証要求として中央処理装置に伝送
される。すると、中央処理装置では、伝送された使用カ
ード固有の情報に対応して所有者情報記憶手段に記憶さ
れている当該使用カード所有者のサインが読み出されて
カード認証端末に返送され、カード認証端末において前
記入力されたカード使用者のサインと照合される。よっ
て、中央処理装置の負荷が軽減でき、安全且つ正確に本
人であることの確認を行なうことができることになる。
【0017】本発明の請求項5に係わるサイン認証シス
テムでは、カード認証端末において、カード使用者のサ
イン及び暗証番号を入力すると、入力された暗証番号が
カード情報読み取り手段により読み取られたカード固有
の情報(例えばカード番号)と共に中央処理装置に伝送
される。すると、中央処理装置では、伝送された使用カ
ード固有の情報に対応して所有者情報記憶手段に記憶さ
れている該カード所有者の暗証番号及びサインが検索さ
れ、カード使用者の暗証番号とカード所有者の暗証番号
との一致が判定されると、対応するカード所有者のサイ
ンがカード認証端末に返送され、カード認証端末におい
て、前記入力されたカード使用者のサインと中央処理装
置から返送されたカード所有者のサインとが照合され
る。よって、暗証番号の照合によりカード使用者がカー
ド所有者本人であると判定された場合にのみ当該カード
所有者のサインがカード認証端末に返送されて照合処理
されるので、例えばカードを拾得した他人によりカード
所有者のサインが盗まれることはなく、安全且つ正確に
本人であることの確認を行なうことができることにな
る。
【0018】本発明の請求項6に係わるサイン認証シス
テムでは、カード認証端末において、カード使用者のサ
イン及び暗証番号を入力すると、カード情報読み取り手
段により読み取られた使用カード固有の情報(例えばカ
ード番号)が中央処理装置に伝送される。すると、中央
処理装置では、伝送された使用カード固有の情報に対応
して所有者情報記憶手段に記憶されている該カード所有
者の暗証番号及びサインが検索され、当該サインが暗証
番号により暗号化されてカード認証端末に返送される。
そして、カード認証端末では、暗号化されて返送された
カード所有者のサインが前記カード使用者により入力さ
れた暗証番号により解読され、前記入力されたカード使
用者のサインと照合される。よって、カード使用者の暗
証番号がカード所有者の暗証番号と一致する場合にのみ
当該カード所有者のサインがカード認証端末において明
らかとなり照合処理されるので、例えばカードを拾得し
た他人によりカード所有者のサインが盗まれることはな
く、安全且つより正確に本人であることの確認を行なう
ことができることになる。
【0019】本発明の請求項7に係わるサイン認証シス
テムでは、カード認証端末にICカードを接続して該カ
ード使用者のサインを入力すると、ICカードのサイン
記憶手段に記憶されている当該カード所有者のサインが
読み出されて照合されるので、カード自身との通信処理
のみにより、効率的に安全且つ正確な本人の確認を行な
うことができることになる。
【0020】本発明の請求項8に係わるサイン認証シス
テムでは、カード認証端末にICカードを接続して該カ
ード使用者のサインを入力すると、入力されたカード使
用者のサインがICカードに伝送され、該ICカードの
サイン記憶手段に記憶されている当該カード所有者のサ
インと照合され、その照合処理に基づくサイン認証結果
が、カード認証端末に対して返送されるので、カード外
への該カード所有者のサインの読み出しを要することな
く、効率的により安全且つ正確な本人の確認を行なうこ
とができることになる。
【0021】本発明の請求項9に係わるサイン認証シス
テムでは、複数の地域に分散して配置された地域処理装
置のそれぞれに対し各地域間を移動するカード認証端末
が無線通信ネットワークを介して接続可能であり、且つ
前記複数の地域処理装置が通信ネットワークを介して中
央処理装置に接続されてなるシステムにあって、ある地
域に移動されたカード認証端末から、該端末固有の情報
(例えば端末番号)が該当地域の地域処理装置に伝送さ
れ、中央処理装置に転送されると、端末情報記憶手段に
記憶されている例えば登録済みの各カード認証端末固有
の情報から一致する端末固有情報が検索されて、その検
索結果に応じた端末認証情報が前記地域処理装置に返送
される。すると、地域処理装置では、カード認証端末か
らカード使用者のサインと共に伝送されたカード固有の
情報が中央処理装置に転送され、このカード固有の情報
に対応して所有者情報記憶手段に記憶されているカード
所有者のサインが検索されて地域処理装置に返送され
る。すると、カード認証端末にて入力送信されたカード
使用者のサインと中央処理装置から返送されたカード所
有者のサインとが照合され、その照合処理に基づくサイ
ン認証結果が、カード認証端末に対して返送される。そ
して、地域処理装置にて、カード認証端末との間で行な
われたカード使用に伴なう履歴情報は、中央処理装置に
送信されて格納され、カード利用情報の継続性が維持さ
れる。よって、カード認証端末の移動性が確保され、カ
ード利用の利便性を拡大でき、安全且つ正確に本人であ
ることの確認を行なうことができることになる。
【0022】本発明の請求項10に係わるサイン認証シ
ステムでは、課金情報としての個人番号が記憶されたI
Cカードを無線端末に接続し、当該無線端末を個人のも
のとして使用する無線通信システムにあって、前記無線
端末において、該無線端末使用者のサインを入力する
と、ICカードのサイン記憶手段から読み出されたカー
ド所有者のサインと照合され、照合一致した場合にの
み、前記ICカードの個人番号記憶手段に記憶されてい
る課金情報としての個人番号が読み出し可能とされるの
で、例えば盗まれたICカードでは、サインの照合一致
は得られず、不正使用を防止でき、安全且つ正確に本人
であることの確認を行なうことができることになる。
【0023】本発明の請求項11に係わるサイン認証シ
ステムでは、課金情報としての個人番号が記憶されたI
Cカードを無線端末に接続し、当該無線端末を個人のも
のとして使用する無線通信システムにあって、前記無線
端末において、該無線端末使用者のサインを入力する
と、ICカードにおいて、前記入力された端末使用者の
サインとサイン記憶手段に記憶されているICカード所
有者のサインとが照合され、照合一致した場合にのみ、
当該ICカードの個人番号記憶手段に記憶されている課
金情報としての個人番号が読み出し可能とされるので、
例えば盗まれたICカードでは、サインの照合一致は得
られず、しかも、カード所有者のサインが外部に読み出
されることもないので、より確実に不正使用を防止で
き、安全且つ正確に本人であることの確認を行なうこと
ができることになる。
【0024】本発明の請求項12に係わるサイン認証シ
ステムでは、課金情報としての個人番号が記憶されたI
Cカードを無線端末に接続し、当該無線端末を個人のも
のとして使用する無線通信システムにあって、前記無線
端末において、該無線端末使用者のサインを入力する
と、ICカードにおいて、前記入力された端末使用者の
サインとサイン記憶手段に記憶されているICカード所
有者のサインとが照合され、照合一致した場合には、そ
の照合時刻が照合時刻記憶手段に記憶される。そして、
前記無線端末から個人番号の読み出し要求があった際に
は、前記照合時刻記憶手段に記憶されているサイン照合
時刻から設定時間以内でのみ、個人番号記憶手段に記憶
されている課金情報としての個人番号が読み出し可能と
されるので、例えば無線端末にICカードを接続したま
まであっても、カード所有者のサインが外部に読み出さ
れることはなく、しかも、サイン照合一致時刻から設定
時間以内でないと個人番号の読出しは行なえないので、
確実に不正使用を防止でき、安全且つ正確に本人である
ことの確認を行なうことができることになる。
【0025】本発明の請求項13に係わるサイン認証シ
ステムでは、不特定の使用者により使用される無線端末
からの通信要求を基地局で受付けて回線を接続する無線
通信システムにあって、前記無線端末において、該無線
端末使用者のサインを入力すると、基地局において、前
記入力された端末使用者のサインと個人情報記憶手段に
記憶されている登録された各個人それぞれの課金情報と
しての各個人番号とが照合され、照合一致した場合にの
み、その個人番号が読み出し可能とされるので、ICカ
ードを必要とせず、より安全且つ正確に本人であること
の確認を行なうことができることになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。
【0027】[第1実施形態]図1は本発明の第1実施
形態に係わるカード支払いシステムにおけるサイン認証
システムの構成を示すブロック図である。
【0028】このカード支払いシステムでは、例えばカ
ード発行元に設置される中央処理装置11とカード取扱
い店に設置されるカード認証端末12とが通信網14を
介して接続され、中央処理装置11には、CPUからな
る処理部211、サイン読み取り装置212、サインメ
モリ213、ディスプレイ214が備えられ、また、カ
ード認証端末12には、ペン入力装置222が備えられ
る。
【0029】前記サイン読み取り装置212は、例えば
カードユーザがクレジットカードをカード会社に登録す
る際に、当該カード所有者のサインを画像パターン等に
より読み取るもので、このサイン読み取り装置212に
より読み取られたカード所有者のサインは、サインメモ
リ213においてカード番号等と対応付けて記憶され登
録される。
【0030】ディスプレイ214は、例えばカード認証
端末12から通信網14を介して中央処理装置11に伝
送されたカード使用者のサインと前記サインメモリ21
3に記憶されているカード所有者のサインとを照合表示
するもので、この照合表示に基づくサイン認証結果とカ
ードの与信情報とが処理部211から通信網14を介し
てカード認証端末12に返送される。
【0031】一方、ペン入力装置222は、カード使用
者のサインを画像パターン等として入力するもので、こ
のペン入力装置222により入力されたカード使用者の
サインは、カード認証端末12から通信網14を介して
中央処理装置11に伝送される。
【0032】すなわち、カードを使用しようとする利用
者は、まず、カードの申込書をカード発行元に自己の使
用するサインを添付して申し込む。
【0033】カード発行元では、申込書に記入されたサ
インを、中央処理装置11に申し込み人の情報と共にサ
イン読み取り装置212で電子化情報としてサインメモ
リ213に記憶して登録する。
【0034】そして、カードを使用した場合、カード取
り扱い店では、カード認証端末12において、その利用
金額とカード番号等のカード利用情報の入力処理を実行
するが、さらに、該カード認証端末12に付属されたペ
ン入力装置222によりカード使用者のサインを電子化
情報に変換して、前記カード利用情報と共に通信網14
を介して中央処理装置11へ伝送する。
【0035】中央処理装置11では、前記カード認証端
末12からの情報を受信すると、処理部211におい
て、カード利用限度額や過去の支払い状況等に基づき与
信確認が行なわれ、さらに、使用したカード番号に対応
して登録してあるカード所有者のサインがサインメモリ
213から読み出され、カード認証端末12から受信さ
れたカード使用者のサインと共にディスプレイ214に
照合表示される。
【0036】中央処理装置11におけるオペレータは、
ディスプレイ214で照合表示されているカード使用者
とカード所有者との2つのサインを比較してサインの認
証を行ない、与信結果情報と共にその認証結果情報を通
信網14を介してカード認証端末12に返送する。
【0037】これにより、カード認証端末12では、カ
ードの与信情報とカード使用者が所有者本人であるかの
サイン認証情報とを得ることができる。
【0038】したがって、前記第1実施形態のサイン認
証システムによれば、クレジットカードそのものに、カ
ード所有者のサインを記入する必要がないので、例えば
カードを紛失し拾得されて悪用された場合、また、盗難
により悪用された場合でも、所有者本人のサインが盗ま
れて真似されることはなく、しかも、カード使用者とカ
ード所有者との各サインは、ディスプレイ214上に照
合表示されて認証されるので、安全で正確なカード認証
を行なうことができるようになる。
【0039】なお、中央処理装置11では、カード認証
端末12から伝送されたカード利用情報と共にその認証
情報をカード利用の記録として記憶管理することができ
る。
【0040】[第2実施形態]図2は本発明の第2実施
形態に係わるカード支払いシステムにおけるサイン認証
システムの構成を示すブロック図である。
【0041】この第2実施形態のサイン認証システム
は、前記第1実施形態のサイン認証システム(図1参
照)の中央処理装置11にあって、さらに、サイン自動
照合装置215を備えたものである。
【0042】すなわち、サイン自動照合装置215は、
カード認証端末12から通信網14を介して伝送される
カード使用者のサインとサインメモリ213から読み出
されるカード所有者のサインとを、パターン認識処理に
より自動的に照合処理するもので、このサイン自動照合
装置215による照合結果に基づき、そのサイン認証結
果情報がカード与信結果情報と共にカード認証端末12
に返送される。
【0043】したがって、前記第2実施形態のサイン認
証システムによれば、中央処理装置11においてサイン
自動照合装置215を導入したので、人為的なサインの
照合を一切行なう必要はなく、照合作業の大幅な時間短
縮と共に、正確さを向上できるようになる。
【0044】[第3実施形態]図3は本発明の第3実施
形態に係わるカード支払いシステムにおけるサイン認証
システムの構成を示すブロック図である。
【0045】この第3実施形態のサイン認証システム
は、前記第2実施形態のサイン認証システム(図2参
照)にあって、さらに、中央処理装置11に対し、筆順
メモリ216、ペン入力装置217、筆順分析装置21
8を備え、また、カード認証端末12に対し、筆順分析
装置223を備えたものである。
【0046】すなわち、カードの登録に際し、中央処理
装置11のペン入力装置217によりカード所有者のサ
インを入力すると、当該サインの筆順が筆順分析装置2
18により分析され、サイン読み取り装置212により
読み取られたサインそのもののパターンデータと共に、
カード番号等に対応付けられてサインメモリ213及び
筆順メモリ216に記憶されて登録される。
【0047】そして、カード取扱い店におけるカードの
使用に際し、カード認証端末12のペン入力装置222
によりカード使用者のサインを入力すると、当該サイン
のパターンデータと共に筆順分析装置223によりその
筆順が分析され、さらに、カード利用情報と共に通信網
14を介して中央処理装置11に伝送される。
【0048】すると、中央処理装置11では、カード認
証端末12から伝送されたカード使用者のサイン及びそ
の筆順と、サインメモリ213及び筆順メモリ216か
ら読み出されたカード所有者のサイン及びその筆順と
が、サイン自動照合装置215により照合され、その照
合処理に基づくサイン認証結果情報が与信結果情報と共
にカード認証端末12に返送される。
【0049】したがって、前記構成の第3実施形態のサ
イン認証システムによれば、中央処理装置11にサイン
自動照合装置215を導入すると共に、そのサイン照合
処理には、サインそのもののパターン認識による照合に
加え、サインの筆順も照合するようにしたので、サイン
の照合処理速度を短縮できるばかりでなく、自動照合に
おける識別率を大幅に向上することができ、安全でより
正確なカード認証を行なうことができる。
【0050】[第4実施形態]図4は本発明の第4実施
形態に係わるカード支払いシステムにおけるサイン認証
システムの構成を示すブロック図である。
【0051】この第4実施形態のサイン認証システム
は、複数の地域に分散して配置された地域処理装置51
1,512,…のそれぞれに通信網141,142,…
を介して各カード認証端末501,502,…を適宜接
続可能なカード支払いシステムをベースとしたもので、
広い地域に分散された各カード認証端末501,50
2,…の全てから、そのカード認証処理を中央処理装置
11との間で直接行なうのは通信容量の問題があり困難
であるため、各地域毎に分散配置された地域処理装置5
11,512,…との間でカード認証端末501,50
2,…に対するカード認証処理を行なう構成とする。
【0052】例えば、カード登録の申し込みは、中央処
理装置11により一元的に管理し、カード所有者の情報
やカード利用情報は、当該カードを最もよく利用する地
域の地域処理装置511,512,…に保管するように
する。
【0053】一方、カード使用者が、その所有者情報が
保管されてない地域において、カードを利用する場合が
考えられる。
【0054】この場合、それぞれの地域処理装置51
1,512,…は、使用されたカードの所有者情報が保
管されている地域の地域処理装置にカード認証要求(カ
ード使用者のサイン,カード番号,利用金額等)を転送
することで、当該認証処理を完遂することができる。
【0055】ここで、カードを使用したカード認証端末
501から、当該使用カードの所有者情報が保管されて
いる地域処理装置512までの距離が、中央処理装置1
1までの距離と比較して長い場合には、カード認証要求
は中央処理装置11に転送してもよい。
【0056】また、前記地域処理装置511,512,
…が海外に分散配置されている場合に、海外のある地域
で使用を開始したカード使用者は、数日間は同一地域に
てカードの使用を継続する可能性が高いと考えられるの
で、当該カードの所有者情報を、該当する海外の地域処
理装置に転送してもよい。
【0057】このようにすることで、中央処理装置11
との直接的な情報の授受を削減することができ、カード
認証の効率化が図れるようになる。
【0058】図5は前記第4実施形態のサイン認証シス
テムにおける地域処理装置511,512の構成を示す
ブロック図である。
【0059】地域処理装置511,512は、基本的に
中央処理装置11と同様の構成であり、処理部211、
サインメモリ213、及びサイン自動照合装置215を
基礎として構成され、さらに、カード所有者の情報を、
例えばカード番号と該カードが所属する地域処理装置の
情報とを対応付けて保管する情報メモリ262、他の地
域処理装置への通信ルートの情報を記憶するルーティン
グマップメモリ261、転送データを一時的に記憶する
テンポラリメモリ263を備えたものである。
【0060】図6は前記第4実施形態のサイン認証シス
テムにおけるカード認証処理(その1)を示すフローチ
ャートである。
【0061】例えばカード認証端末503においてカー
ドが使用され、そのカード番号やカード使用者のサイ
ン,利用金額等がカード認証要求として通信網142に
送信されると、この通信網142送信されたカード認証
要求は地域処理装置512に受信される(ステップS
1,S2)。
【0062】地域処理装置512では、認証要求として
受信された使用カードのカード番号に対応して情報メモ
リ262に記憶されているカード番号を検索し、当該カ
ード所有者の所属する地域処理装置が自地域の地域処理
装置512か否か判定される(ステップS3)。
【0063】ここで、使用カードのカード番号が情報メ
モリ262から検索された際に、対応して記憶されてい
る地域処理装置の情報に基づき、当該カードがこの地域
処理装置512に所属するものであると判定された場合
には、サインメモリ213にカード番号に対応付けて記
憶されているカード所有者のサインが処理部211に取
り込まれ、カード認証要求として受信されたカード使用
者のサインと前記カード所有者のサインとが、サイン自
動照合装置215にて照合される(ステップS3→S
4,S5)。
【0064】そして、前記サイン照合処理に基づくサイ
ン認証の結果情報とカード与信の結果情報とが、カード
認証端末503へ返送されて受信される(ステップS
6,S9)。
【0065】一方、前記ステップS3において、使用カ
ードのカード番号が情報メモリ262から検索された際
に、対応して記憶されている地域処理装置の情報に基づ
き、当該カードが他の地域処理装置511に所属するも
のであると判定された場合には、その地域処理装置51
1までの通信ルートがルーティングマップメモリ261
から検索され、前記カード認証端末503から受信され
たカード認証要求が地域処理装置511に通知される
(ステップS3→S7,S8)。
【0066】すると、この地域処理装置511では、前
記地域処理装置512により通知されたカード認証端末
503からの認証要求に従って、該カード認証端末50
3との直接的な情報アクセスにより、前記同様のサイン
認証処理及び与信判定処理が実行され、その結果情報が
カード認証端末503に返送されて受信される。
【0067】図7は前記第4実施形態のサイン認証シス
テムにおけるカード認証処理(その2)を示すフローチ
ャートである。
【0068】前記図6のフローチャートにおけるカード
認証処理(その1)と同様の処理ステップについては、
同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
【0069】すなわち、ステップS3において、使用カ
ードのカード番号が情報メモリ262から検索された際
に、対応して記憶されている地域処理装置の情報に基づ
き、当該カードが他の地域処理装置511に所属するも
のであると判定された場合には、その地域処理装置51
1までの通信ルートがルーティングマップメモリ261
から検索される(ステップS3→S7)。
【0070】すると、地域処理装置511との通信料金
が情報アクセス可能な範囲内であるかにより通信料金費
用に係わる判定がなされ、範囲内である場合には、カー
ド認証端末503から受信されたカード認証要求を中継
し、当該地域処理装置512が中継装置である情報と共
に地域処理装置511に転送される(ステップS11→
S12)。
【0071】これにより、使用カードが所属する地域処
理装置511において、前記同様のサイン認証処理及び
与信判定処理が実行されるもので、その結果情報は、前
記地域処理装置512に中継されて記憶されると共に、
カード認証端末503に返送されて受信される(ステッ
プS13)。
【0072】一方、前記ステップS11において、地域
処理装置11との通信料金が設定範囲より高いと判定さ
れた場合には、カード使用者は、当該カード認証端末5
03が存在する地域に暫く滞在すると考えられる(通信
料金が高額なことは所属地域からの地理的距離が遠いこ
とを表わし、容易に往復できないと判断する)ので、当
該地域処理装置512において処理情報を中継した方が
高額な回線の利用が少なくなる。
【0073】したがって、中継を行なう地域処理装置5
12では、カード認証端末503と使用カードが所属す
る地域処理装置511との間で、必要に応じてデータの
要求、受領、格納、アドレス分類テーブルの変更処理等
が行なわれる(ステップS11→S14,S15,S1
6)。
【0074】このように、他地域から一時的に移動して
きたカード使用者の認証を、使用の都度、高額の通信回
線を利用することなく、あたかも自地域に所属するカー
ド所有者と同様に取り扱うことができるようになる。
【0075】図8は前記第4実施形態のサイン認証シス
テムにおいて自地域に接続されたカード認証端末と他地
域の地域処理装置との中継を行なう地域処理装置に必要
な構成を示すブロック図である。
【0076】すなわち、カード認証端末と、使用カード
の所有者が属する他の地域処理装置との中継に必要な地
域処理装置には、CPUからなる処理部211を中心
に、カード番号と各カード所有者のサインとを対応付け
て記憶するサインメモリ213、他の地域処理装置から
受領したデータを一時的に記憶するテンポラリメモリ9
1、他の地域処理装置までの通信ルートを記憶するルー
トメモリ92が備えられる。
【0077】したがって、前記構成の第4実施形態のサ
イン認証システムによれば、通信網141,142,…
で区切られる地域処理装置511,512,…を導入す
ることで、中央処理装置11との直接的な情報アクセス
を削減することができ、カード認証の効率を向上するこ
とができる。
【0078】また、前記地域処理装置511,512,
…には、ルーティングマップメモリ261、情報メモリ
262、テンポラリメモリ263を備えることで、通信
網を有効に利用することができ、その利用効率を大幅に
向上することができる。
【0079】よって、地域分散型のカード支払いシステ
ムにあっても、高効率で安全且つ正確なカード認証を行
なうことができる。
【0080】[第5実施形態]図9は本発明の第5実施
形態に係わるカード支払いシステムにおけるサイン認証
システムの構成を示すブロック図である。
【0081】この第5実施形態のサイン認証システム
は、複数分散して存在するカード認証端末12,…から
中央処理装置11への通信量よりも、その逆の通信量が
多い状態において、通信回線の使用効率が一般に良くな
ることを考慮した構成とする。
【0082】すなわち、カード認証端末12において、
使用カードの番号と利用金額が認証要求として中央処理
装置11に送信されると、中央処理装置11では、受信
されたカード番号に対応して、サインメモリ213から
前記使用カードの所有者のサインが読み出され、処理部
211により得られる与信結果情報と共にカード認証端
末12に返送される。
【0083】すると、カード認証端末12では、中央処
理装置11から受信されたカード所有者のサインがサイ
ン照合装置228に出力され、ペン入力装置222から
入力されたカード使用者のサインと照合比較される。
【0084】これにより、カード使用者がカード所有者
本人であるかの確認が行なわれる。
【0085】この場合、前記カード認証端末12に接続
されて備えられるサイン照合装置228は、サインのパ
ターン認識のみによる自動照合装置、又は、筆順分析も
共に行なう照合装置、さらには、視覚的にサイン照合を
行なうディスプレイ装置による照合装置の何れであって
もよい。
【0086】したがって、前記構成の第5実施形態のサ
イン認証システムによれば、カード使用者のサインとカ
ード所有者のサインとの照合処理を、カード認証端末1
2側にて行なうようにしたので、中央処理装置11の負
担を軽減できると共に、該カード認証端末12側から中
央処理装置11側への通信量が少なくなり、カード認証
端末12が持つべき通信回線の負担を軽減でき、カード
認証端末12の普及が促進されるようになる。
【0087】[第6実施形態]図10は本発明の第6実
施形態(その1)に係わるカード支払いシステムにおけ
るサイン認証システムの構成を示すブロック図である。
【0088】この第6実施形態(その1)のサイン認証
システムは、例えばカード認証端末12の保有者が悪意
ある場合に、他人のカードを拾得したとしても、該カー
ド所有者のサインがカード認証端末12にて読み出され
て盗まれることのないようにした構成とする。
【0089】すなわち、前記第5実施形態のサイン認証
システム(図9参照)を基本とし、中央処理装置11に
は、さらに、サインメモリ213に記憶されているカー
ド所有者のサインを該カード所有者の暗証番号により暗
号化するための暗号化装置231を備えさせ、また、カ
ード認証端末12には、さらに、カード使用者の暗証番
号を入力するための暗証番号入力装置230、使用カー
ドのカード番号に従って中央処理装置11から読み出さ
れて返送された暗号化されたカード所有者のサインを前
記暗証番号入力装置230によりカード使用者により入
力された暗証番号で解読するための暗号解読装置229
を備えさせる。
【0090】つまり、カード認証端末12において、使
用カードのカード番号が読み取られ認証要求として中央
処理装置11に送信されると、中央処理装置11では、
受信されたカード番号に対応付けられてサインメモリ2
13に記憶されているカード所有者のサイン及び暗証番
号が読み出され、該カード所有者のサインが暗号化装置
231においてカード所有者の暗証番号により暗号化さ
れ、処理部211により得られる使用カードの与信結果
情報と共にカード認証端末12に返送される。
【0091】すると、カード認証端末12では、中央処
理装置11から受信された暗号化されたサインが、暗証
番号入力装置230により入力されたカード使用者の暗
証番号に基づき暗号解読装置229により解読され、サ
イン照合装置228に送られて、ペン入力装置222に
より入力されたカード使用者のサインと照合される。
【0092】これにより、カード使用者がカード所有者
本人であることにより、暗証番号入力装置230により
入力された暗証番号が中央処理装置11のサインメモリ
213に記憶されている暗証番号と一致しない限り、カ
ード所有者の正確なサインはサイン照合装置228に送
られることはなく、例えばカード認証端末12のオペレ
ータが拾得した他人のカードにて該カード所有者のサイ
ンが盗まれて悪用されることはない。
【0093】図11は本発明の第6実施形態(その2)
に係わるカード支払いシステムにおけるサイン認証シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0094】この第6実施形態(その2)のサイン認証
システムは、前記第6実施形態(その2)のサイン認証
システムと同様に、例えばカード認証端末12の保有者
が悪意ある場合に、他人のカードを拾得したとしても、
該カード所有者のサインがカード認証端末12にて読み
出されて盗まれることのないようにした構成とする。
【0095】すなわち、前記第5実施形態のサイン認証
システム(図9参照)を基本とし、カード認証端末12
には、さらに、カード使用者により暗証番号を入力する
ための暗証番号入力装置230を備えさせ、中央処理装
置11には、さらに、サインメモリ213に各カード番
号に対応させてカード所有者のサインと共に記憶されて
いる暗証番号と前記カード認証端末12の暗証番号入力
装置230にて入力されたカード使用者の暗証番号との
一致/不一致を判定するための暗号装置232を備えさ
せる。
【0096】つまり、カード認証端末12において、使
用カードのカード番号が読み取られると共に、暗証番号
入力装置230によりカード使用者による暗証番号が入
力され、認証要求として中央処理装置11に送信される
と、中央処理装置11では、受信されたカード番号に対
応付けられてサインメモリ213に記憶されているカー
ド所有者のサイン及び暗証番号が読み出され、該カード
所有者の暗証番号に前記受信されたカード使用者の暗証
番号が一致するか否か暗号装置232において判定され
る。この暗号装置232において、カード使用者が入力
した暗証番号とカード所有者の暗証番号との一致が判定
されると、該カード所有者の暗証番号と共に読み出され
たカード所有者のサインがカード認証端末12に返送さ
れる。
【0097】すると、カード認証端末12では、中央処
理装置11から受信されたカード所有者のサインがサイ
ン照合装置228に送られて、ペン入力装置222によ
り入力されたカード使用者のサインと照合される。
【0098】これにより、カード使用者がカード所有者
本人であることにより、暗証番号入力装置230により
入力された暗証番号が中央処理装置11のサインメモリ
213に記憶されている暗証番号と一致しない限り、カ
ード所有者のサインはカード認証端末12に送られるこ
とはなく、例えばカード認証端末12のオペレータが拾
得した他人のカードにて該カード所有者のサインが盗ま
れて悪用されることはない。
【0099】したがって、前記構成の第6実施形態のサ
イン認証システムによれば、カード認証端末12におい
てカード使用者により入力した暗証番号と中央処理装置
11に登録されているカード所有者の暗証番号とが一致
しないと、該カード所有者のサインは得られず、サイン
照合装置には与えられないので、カード所有者のサイン
がカード認証端末12側にて盗まれることを防止でき、
安全で且つ正確なカード認証を行なうことができるよう
になる。
【0100】なお、この第6実施形態においても、前記
カード認証端末12に接続されて備えられるサイン照合
装置228は、サインのパターン認識のみによる自動照
合装置、又は、筆順分析も共に行なう照合装置、さらに
は、視覚的にサイン照合を行なうディスプレイ装置によ
る照合装置の何れであってもよい。
【0101】[第7実施形態]図12は本発明の第7実
施形態に係わるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0102】この第7実施形態のサイン認証システム
は、例えばクレジットカードをICカード化し、カード
そのものに該カード所有者のサインを保管した構成とす
る。
【0103】ここで、図12においては、使用カードの
与信情報を得るための通信網及び中央処理装置の図示を
省略する。
【0104】すなわち、ICカード1300には、該カ
ードのカード番号や所有者の住所,氏名,電話番号等の
所有者情報、及びカード所有者のサイン、及び過去の取
り引き情報等を記憶するためのメモリ1301が備えら
れ、また、カード認証端末12には、カード使用者のサ
インを入力するためのペン入力装置222、及び入力さ
れたカード使用者のサインとICカード1300から読
み出されたカード所有者のサインとを照合するためのサ
イン照合装置228が備えられる。
【0105】つまり、カード認証端末12において、I
Cカード1300を接続し、ペン入力装置222により
カード使用者がサインを入力すると、ICカード130
0のメモリ1301に記憶されている該カード所有者の
サインがそれぞれのインターフェイス回路1303,1
310を介して読み出され、サイン照合装置228にお
いて照合される。
【0106】そして、前記カード認証端末12における
サイン照合結果は、図示しない通信網を経由して中央処
理装置へ転送され使用履歴として記憶される。
【0107】したがって、前記構成の第7実施形態のサ
イン認証システムによれば、ICカードを利用してカー
ドそのものに外部から容易に読み出すことのできない該
カード所有者のサインを記憶させるので、サイン認証に
伴なう中央処理装置との情報アクセスを無くすことがで
き、通信網の利用量を軽減することができると共に、安
全で正確なカード認証を行なうことができるようにな
る。
【0108】なお、この第7実施形態においても、前記
カード認証端末12に接続されて備えられるサイン照合
装置228は、サインのパターン認識のみによる自動照
合装置、又は、筆順分析も共に行なう照合装置、さらに
は、視覚的にサイン照合を行なうディスプレイ装置によ
る照合装置の何れであってもよい。
【0109】[第8実施形態]図13は本発明の第8実
施形態に係わるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0110】この第8実施形態のサイン認証システム
は、前記第7実施形態のサイン認証システムと同様に、
例えばクレジットカードをICカード化し、カードその
ものに該カード所有者のサインを保管すると共に、該I
Cカード側にてサイン照合を行ない、カード所有者のサ
インを外部に読み出す必要のない構成とする。
【0111】ここで、図13においては、使用カードの
与信情報を得るための通信網及び中央処理装置の図示を
省略する。
【0112】すなわち、ICカード1300には、該カ
ードのカード番号や所有者の住所,氏名,電話番号等の
所有者情報、及びカード所有者のサイン、及び過去の取
り引き情報等を記憶するためのメモリ1301、及びサ
イン照合処理等を行なうためのCPUからなる処理部1
302が備えられ、また、カード認証端末12には、カ
ード使用者のサインを入力するためのペン入力装置22
2が備えられる。
【0113】つまり、カード認証端末12において、I
Cカード1300を接続し、ペン入力装置222により
カード使用者がサインを入力すると、入力されたカード
使用者のサインはICカード1300に転送され、該I
Cカード1300の処理部1302に送られる。する
と、メモリ1301に記憶されている該カード所有者の
サインが読み出され、前記処理部1302において照合
され、その照合結果情報がカード認証端末12に返送さ
れる。
【0114】そして、前記カード認証端末12に得られ
たサイン照合結果は、利用金額の認証情報と共に、図示
しない通信網を経由して中央処理装置へ転送され使用履
歴として記憶される。
【0115】したがって、前記構成の第8実施形態のサ
イン認証システムによれば、ICカードを利用してカー
ドそのものに外部から容易に読み出すことのできない該
カード所有者のサインを記憶させ、しかもカード使用者
とのサイン照合処理も該カードの内部にて行なうので、
サイン認証に伴なう中央処理装置との情報アクセスを無
くすことができ、通信網の利用量を軽減することができ
ると共に、カード所有者のサインを外部に読み出す必要
がなくなり、より安全で正確なカード認証を行なうこと
ができるようになる。
【0116】[第9実施形態]図14は本発明の第9実
施形態に係わるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0117】この第9実施形態のサイン認証システム
は、複数の地域に分散して配置された地域処理装置15
11,1512,…のそれぞれに対し各地域間を移動す
るカード認証端末1510が無線データ伝送網152
1,1522,…を介して接続可能であり、且つ前記複
数の地域処理装置1511,1512,…が図示しない
通信網を介して中央処理装置に接続されてなるカード取
扱いシステムをベースとして構成する。
【0118】すなわち、図示しない中央処理装置には、
CPUからなる処理部の他に、当カード会社に所属する
カード認証端末の各端末番号を記憶して登録するための
端末番号メモリ、登録されたカード番号と該カード所有
者のサインとを対応付けて記憶するためのサインメモ
リ、カード認証端末1510から地域処理装置151
1,1512,…の何れかを経由して受信された端末番
号と一致する端末番号を前記端末番号メモリから検索し
該カード認証端末1510の正当性を確認するための端
末確認装置、地域処理装置1511,1512,…から
受信されたカード使用に伴なう履歴情報を格納するため
の履歴情報メモリが備えられ、また、カード認証端末1
510には、カード使用者のサインを入力するためのペ
ン入力装置が備えられ、さらに、各地域処理装置151
1,1512,…には、前記カード認証端末1510か
ら受信した該カード認証端末の端末番号等を一時記憶す
る一時メモリ、前記カード認証端末1510から受信さ
れたカード使用者のサインと前記中央処理装置から受信
されたカード所有者のサインとを照合するサイン照合装
置が備えられる。
【0119】例えば移動する列車内に設置された無線機
能を有するカード認証端末1510において、カードの
使用に伴ない、該カード認証端末1510の端末番号が
端末認証要求として送信されると共に、ペン入力装置に
より入力されたカード使用者のサイン及びカード番号,
利用金額がカード認証要求として送信されると、このカ
ード認証端末1510から送信された端末認証要求及び
カード認証要求は、共に現在の移動地域に設置されてい
る基地局1531に受信され、無線データ伝送網152
1及び通信網141を経由して該当地域の地域処理装置
1511に転送受信される。
【0120】すると、地域処理装置1511では、ま
ず、カード認証端末1510から端末認証要求として受
信され一時メモリに記憶された端末番号が通信網141
や中継器52を介して図示しない中央処理装置に転送さ
れ、該中央処理装置の端末確認装置にて、端末番号メモ
リに登録されている端末番号との一致検索が行なわれ、
その正当性が確認される。
【0121】そして、前記カード認証端末1510の正
当性が確認されてその認証結果情報が地域処理装置15
11に返送されて受信されると、さらに、前記カード認
証要求として受信され一時メモリに記憶された使用カー
ドのカード番号及び利用金額が図示しない中央処理装置
に転送される。
【0122】すると、中央処理装置では、前記地域処理
装置1511を経由して転送された使用カードのカード
番号に対応して、サインメモリに記憶されているカード
所有者のサインが読み出され、処理部により得られた与
信結果情報と共に前記地域処理装置1511に返送され
る。
【0123】すると、地域処理装置1511では、前記
中央処理装置から受信したカード所有者のサインと前記
一時メモリに記憶されているカード使用者のサインとが
サイン照合装置に送られて照合され、そのサイン認証結
果情報が前記与信結果情報と共に、通信網141から無
線データ伝送網1521及び基地局1531を経由して
前記カード認証端末1510に返送されて受信される。
【0124】そして、前記地域処理装置1511におい
てカード認証端末1510との間で処理されたカード利
用情報や認証情報は、中央処理装置に転送されて履歴情
報メモリに格納され、カード取扱いの継続性が確保され
る。
【0125】したがって、前記構成の第9実施形態のサ
イン認証システムによれば、無線通信網を利用してカー
ド認証端末に移動性を与えると共に、該カード認証端末
自身の認証を、通信地域の地域処理装置を経由して実行
するようにし、しかも、カードの使用情報は全て中央処
理装置に転送されて記憶保管されるようにしたので、カ
ード認証端末移動の信頼性を確保でき、カード利用の利
便性を拡大できると共に、安全且つ正確なカード認証処
理を行なうことができる。
【0126】[第10実施形態]図15は本発明の第1
0実施形態(その1)に係わる電話無線システムにおけ
るサイン認証システムの構成を示すブロック図である。
【0127】この第10実施形態(その1)のサイン認
証システムは、課金情報としての個人番号が記憶された
ICカードを携帯無線端末に接続し、当該携帯無線端末
を個人のものとして使用できるようにした無線通信シス
テムをベースとしたもので、例えば自己のICカードが
盗まれた場合に、該ICカードが悪用されて他人の使用
した通話料金が請求されるのを防止する構成とする。
【0128】すなわち、携帯無線端末1700には、C
PUからなる処理部1706の他に、基地局送受信装置
1750との間で無線通信を行なうための無線部170
1、タッチパネルを有するペン入力部1702、テンキ
ーや記号キーを有するキーボード1703、ICカード
1710から読み出された個人番号を一時的に記憶する
ための一時メモリ1704、当該無線端末1700の機
器番号が記憶される機器番号メモリ1705が備えら
れ、また、ICカード1710には、そのカード所有者
の課金情報である個人番号が記憶される個人番号メモリ
1711、カード所有者のサインが記憶されるサインメ
モリ1712が備えられる。
【0129】そして、基地局側の端末認証センタ176
0には、当該基地局に登録されている携帯無線端末それ
ぞれの機器番号が記憶される機器番号リストメモリ17
61、当該基地局に登録されている個人それぞれの課金
情報としての個人番号が記憶される個人番号リストメモ
リ1762が備えられる。
【0130】つまり、無線端末1700の使用者が自己
のICカード1710を接続し、キーボードにより電話
番号を入力して通話開始の操作を行なうと、使用者に対
してサインの入力が求められる。
【0131】ペン入力部1702により端末使用者のサ
インを入力すると、該端末使用者のサインとICカード
1710のサインメモリ1710から読み出されたカー
ド所有者のサインとが処理部1706に送られて照合さ
れ、本人の確認が行なわれる。
【0132】そして、前記端末使用者のサインとカード
所有者のサインとの一致により本人の正当性が確認され
ると、ICカード1710の個人番号メモリ1711に
記憶されている個人番号が読み出されて一時メモリ17
04に記憶され、機器番号メモリ1705に記憶されて
いる端末機器番号と共に無線部1701から基地局側へ
送信される。
【0133】すると、基地局送受信装置1750を介し
て受信されたICカード所有者の個人番号及び端末機器
番号は、端末認証センタ1760の個人番号リストメモ
リ1762に記憶されている登録済みの個人番号及び機
器番号リストメモリ1761に記憶されている登録済み
の機器番号と照合されて認証され、前記無線端末170
0のキーボード1703により入力された電話番号に従
った通話処理が開始される。
【0134】なお、前記端末使用者のサインとカード所
有者のサインとの照合処理により該端末使用者の正当性
が確認された際に、ICカード1710の個人番号メモ
リ1711から読み出されて一時メモリ1704に記憶
された個人番号は、前記サイン照合確認時から一定時間
後に消去され、しかも、この一時メモリ1704におけ
る個人番号の消去と共に、キーボード1703等から入
力される電話番号が監視され、局外又は国際電話等の課
金が大きい通話が制限される。
【0135】したがって、前記構成の第10実施形態
(その1)の電話無線システムにおけるサイン認証シス
テムによれば、端末使用者のサインとICカード所有者
のサインとが照合一致した場合にのみ、課金情報である
個人番号が読み出されて通話処理が開始されるので、I
Cカード1710が他人に拾得されたとしても、該IC
カード1710が悪用されて無線端末1700が不正に
使用されることを防止することができる。
【0136】また、前記サインの照合一致に従ってIC
カード1710から読み出された課金情報としての個人
番号は一定時間後に消去され、しかも、課金の大きい通
話の制限が行なわれるので、無線端末1700からIC
カード1710の取り外しを忘れた場合でも、そのまま
他人により無線端末1700が不正に使用され通話が行
なわれるのを防止することができる。
【0137】図16は本発明の第10実施形態(その
2)に係わる電話無線システムにおけるサイン認証シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0138】この第10実施形態(その2)のサイン認
証システムも、前記第10実施形態(その1)のサイン
認証システムと同様に、課金情報としての個人番号が記
憶されたICカードを携帯無線端末に接続し、当該携帯
無線端末を個人のものとして使用できるようにした無線
通信システムをベースとしたもので、例えば自己のIC
カードが盗まれた場合に、該ICカードが悪用されて携
帯無線端末が不正使用されるのを防止するだけでなく、
個人番号がカード外に読み出されて記憶保持されたり、
カード所有者のサインがカード外に読み出されることを
防止する構成とする。
【0139】すなわち、この第10実施形態(その2)
のサイン認証システムは、前記第10実施形態(その
1)「図15参照」のサイン認証システムを基本とし、
ICカード1710そのものに、サイン照合を行なうた
めのCPUからなる処理部1714、及びサイン照合に
伴ない読み出された個人番号を記憶保持する一時メモリ
1713を備えさせる。
【0140】つまり、携帯無線端末1700のペン入力
部1702から当該端末使用者のサインが入力される
と、入力されたサインは、処理部1706において必要
に応じて筆順分析等の処理が施された後、ICカード1
710に転送され、該ICカード1710の処理部17
14において、サインメモリ1712から読み出された
カード所有者のサインと照合される。
【0141】ここで、端末使用者とカード所有者とのサ
インが照合一致すると、その照合一致時刻が一時メモリ
1713に記憶される。
【0142】そして、携帯無線端末1700により通話
開始の操作を行なうと、機器番号メモリ1705から当
該端末機器番号が読み出されると共に、該無線端末17
00の処理部1706からICカード1710に対し現
在時刻と課金情報である個人番号の読み出し要求が与え
られ、ICカード1710の処理部1714において、
無線端末1700から与えられた現在時刻と一時メモリ
1713に記憶されているサイン照合一致時刻との時間
差が規定時間内であると判断された場合には、個人番号
メモリ1711から課金情報である個人番号が読み出さ
れ無線端末1700に送られる。
【0143】すると、無線端末1700の無線部170
1からその端末機器番号と共に個人番号が送信され、基
地局送受信装置1750を介して受信されたICカード
所有者の個人番号及び端末機器番号は、端末認証センタ
1760の個人番号リストメモリ1762に記憶されて
いる登録済みの個人番号及び機器番号リストメモリ17
61に記憶されている登録済みの機器番号と照合されて
認証され、前記無線端末1700にて入力された電話番
号に従った通話処理が開始される。
【0144】したがって、前記構成の第10実施形態
(その2)の電話無線システムにおけるサイン認証シス
テムによれば、前記第10実施形態(その1)のサイン
認証システムと同様に、端末使用者のサインとICカー
ド所有者のサインとが照合一致した場合にのみ、課金情
報である個人番号が読み出されて通話処理が開始される
ので、ICカード1710が他人に拾得されたとして
も、該ICカード1710が悪用されて無線端末170
0が不正に使用されることを防止することができる。
【0145】また、サイン照合一致時刻と通話開始に伴
なう個人番号の読み出し要求時刻との時間差が、予め設
定された時間以内である場合にのみ、ICカード171
0から個人番号が読み出されて無線端末1700に与え
られ、通話可能となるので、無線端末1700からIC
カード1710の取り外しを忘れた場合でも、そのまま
他人により無線端末1700が不正に使用され通話が行
なわれるのを防止することができる。
【0146】しかも、個人番号がICカード1710外
に読み出されて記憶保持されたり、カード所有者のサイ
ンがICカード1710外に読み出されることはないの
で、より安全性高いシステムを構築することができる。
【0147】[第11実施形態]図17は本発明の第1
1実施形態に係わる電話無線システムにおけるサイン認
証システムの構成を示すブロック図である。
【0148】この第11実施形態のサイン認証システム
は、不特定の使用者により使用される無線端末からの通
信要求を基地局で受け付けて回線を接続する無線通信シ
ステムをベースとし、ICカードを使用せず、端末使用
者のサインを認証して通話可能になる構成とする。
【0149】すなわち、この第11実施形態のサイン認
証システムの携帯無線端末1700は、前記第10実施
形態(その1)「図15参照」のサイン認証システムと
同様の構成であり、CPUからなる処理部1706の他
に、基地局送受信装置1750との間で無線通信を行な
うための無線部1701、タッチパネルを有するペン入
力部1702、テンキーや記号キーを有するキーボード
1703、ペン入力部1702から入力された端末使用
者のサインを一時的に記憶するための一時メモリ170
4、当該無線端末1700の機器番号が記憶される機器
番号メモリ1705が備えられる。
【0150】そして、基地局側の端末認証センタ176
0には、当該基地局に登録されている携帯無線端末それ
ぞれの機器番号が記憶される機器番号リストメモリ17
61、当該基地局に登録されている個人それぞれの課金
情報としての個人番号と各個人のサインとが対応付けて
記憶されるサイン・個人番号リストメモリ1762a、
CPUからなる処理装置1763が備えられる。
【0151】つまり、携帯無線端末1700の使用に際
し、ペン入力部1702により端末使用者のサインが入
力されると、この端末使用者のサインは一時メモリ17
04に記憶される。
【0152】そして、キーボード1703により電話番
号が入力されて通話開始の操作が行なわれると、前記一
時メモリ1704に記憶された端末使用者のサインと共
に機器番号メモリ1705に記憶されている端末機器番
号が読み出され、無線部1701から基地局側に送信さ
れ、基地局送受信装置1750を経由して端末認証セン
タ1760に受信される。
【0153】すると、端末認証センタ1760の処理装
置1763において、前記無線端末1700から受信さ
れた端末機器番号は、機器番号リストメモリ1761に
記憶されている登録済みの機器番号と照合されて認証さ
れる。また、前記無線端末1700から受信された端末
使用者のサインは、サイン・個人番号リストメモリ17
62aに記憶されている登録済みのサインと照合され、
該端末使用者のサインと照合一致する登録済みのサイン
が検索された場合には、その一致したサインに対応して
記憶されている個人番号が課金情報として読み出され、
前記無線端末1700のキーボード1703により入力
された電話番号に従った通話処理が開始される。
【0154】なお、前記携帯無線端末1700の使用に
際しては、端末使用者のサインと共に使用者自身の電話
番号も入力を要するものとし、基地局側に登録されてい
る電話番号から本人のサインを検索して照合認証し、こ
れに対応して記憶されている個人番号に課金する構成と
ししてもよい。
【0155】したがって、前記構成の第11実施形態の
サイン認証システムによれば、ICカード等の物理的媒
体を必要とせずに、無線端末1700にて入力された端
末使用者のサインを基地局側に記憶されている登録済み
のサインと照合して認証し、対応して記憶されている個
人番号に課金して前記無線端末1700の使用が許可さ
れるので、ICカードの取り外し忘れや盗難等による個
人情報の悪用を防止することができ、システム全体の安
全性を向上することができる。
【0156】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
るサイン認証システムによれば、カード認証端末におい
て、カード使用者のサインを入力すると、入力されたサ
インは中央処理装置に伝送され、該中央処理装置でカー
ド登録の際等に予め記憶されているカード所有者のサイ
ンと照合され、その照合処理に基づくサイン認証結果
が、カード認証端末に対して返送されるので、カードそ
のものが盗まれても、所有者本人のサインが真似される
ことはなく、安全且つ正確に本人であることの確認を行
なうことができるようになる。
【0157】また、本発明の請求項2に係わるサイン認
証システムによれば、カード認証端末において、カード
使用者のサインを入力すると、入力されたサインと共に
その筆順が識別されて中央処理装置に伝送され、該中央
処理装置でカード登録の際等に予め記憶されているカー
ド所有者のサイン及びその筆順と照合され、その照合処
理に基づくサイン認証結果が、カード認証端末に対して
返送されるので、カードそのものが盗まれても、所有者
本人のサインが真似されることはなく、安全且つより正
確に本人であることの確認を行なうことができるように
なる。
【0158】また、本発明の請求項3に係わるサイン認
証システムによれば、複数の地域に分散して配置された
地域処理装置のそれぞれに通信ネットワークを介してカ
ード認証端末を適宜接続可能なシステムにあって、任意
の地域処理装置に接続したカード認証端末において、カ
ード使用者のサインを入力すると、入力されたサインと
共にカード情報読み取り手段により読み取られたカード
固有の情報(例えばカード番号)が認証要求として地域
処理装置に伝送される。すると、この地域処理装置で、
当該地域に所属するカードそれぞれの固有の情報を記憶
する所属カード情報記憶手段に前記使用カード固有の情
報が記憶されているか否か判定され、この判定手段によ
り使用カード固有の情報が前記所属カード情報記憶手段
に記憶されていると判定された場合には、前記カード使
用者のサインとサイン記憶手段に記憶されているカード
所有者のサインとが照合され、その照合処理に基づくサ
イン認証結果が、カード認証端末に対して返送される。
また、前記判定手段により使用カード固有の情報が前記
所属カード情報記憶手段に記憶されないと判定された場
合には、当該カード固有の情報が未所属カード記憶手段
に記憶されている当該地域に所属しないカードそれぞれ
の固有の情報の中から検索され、そのカードが所属する
地域処理装置までの通信ルートが読み出され、前記カー
ド認証端末から伝送されたカード使用者のサイン及びカ
ード固有の情報からなる認証要求が使用カードが所属す
る地域処理装置に転送されて前記同様のサイン照合が行
なわれ、その照合処理に基づくサイン認証結果が、カー
ド認証端末に対して返送される。よって、各地域毎の通
信網を効率的に利用して、安全且つ正確に本人であるこ
との確認を行なうことができるようになる。
【0159】また、本発明の請求項4に係わるサイン認
証システムによれば、カード認証端末において、カード
使用者のサインを入力すると、入力されたサインと共に
カード情報読み取り手段により読み取られたカード固有
の情報(例えばカード番号)が認証要求として中央処理
装置に伝送される。すると、中央処理装置では、伝送さ
れた使用カード固有の情報に対応して所有者情報記憶手
段に記憶されている当該使用カード所有者のサインが読
み出されてカード認証端末に返送され、カード認証端末
において前記入力されたカード使用者のサインと照合さ
れる。よって、中央処理装置の負荷が軽減でき、安全且
つ正確に本人であることの確認を行なうことができるよ
うになる。
【0160】また、本発明の請求項5に係わるサイン認
証システムによれば、カード認証端末において、カード
使用者のサイン及び暗証番号を入力すると、入力された
暗証番号がカード情報読み取り手段により読み取られた
カード固有の情報(例えばカード番号)と共に中央処理
装置に伝送される。すると、中央処理装置では、伝送さ
れた使用カード固有の情報に対応して所有者情報記憶手
段に記憶されている該カード所有者の暗証番号及びサイ
ンが検索され、カード使用者の暗証番号とカード所有者
の暗証番号との一致が判定されると、対応するカード所
有者のサインがカード認証端末に返送され、カード認証
端末において、前記入力されたカード使用者のサインと
中央処理装置から返送されたカード所有者のサインとが
照合される。よって、暗証番号の照合によりカード使用
者がカード所有者本人であると判定された場合にのみ当
該カード所有者のサインがカード認証端末に返送されて
照合処理されるので、例えばカードを拾得した他人によ
りカード所有者のサインが盗まれることはなく、安全且
つ正確に本人であることの確認を行なうことができるよ
うになる。
【0161】また、本発明の請求項6に係わるサイン認
証システムによれば、カード認証端末において、カード
使用者のサイン及び暗証番号を入力すると、カード情報
読み取り手段により読み取られた使用カード固有の情報
(例えばカード番号)が中央処理装置に伝送される。す
ると、中央処理装置では、伝送された使用カード固有の
情報に対応して所有者情報記憶手段に記憶されている該
カード所有者の暗証番号及びサインが検索され、当該サ
インが暗証番号により暗号化されてカード認証端末に返
送される。そして、カード認証端末では、暗号化されて
返送されたカード所有者のサインが前記カード使用者に
より入力された暗証番号により解読され、前記入力され
たカード使用者のサインと照合される。よって、カード
使用者の暗証番号がカード所有者の暗証番号と一致する
場合にのみ当該カード所有者のサインがカード認証端末
において明らかとなり照合処理されるので、例えばカー
ドを拾得した他人によりカード所有者のサインが盗まれ
ることはなく、安全且つより正確に本人であることの確
認を行なうことができるようになる。
【0162】また、本発明の請求項7に係わるサイン認
証システムによれば、カード認証端末にICカードを接
続して該カード使用者のサインを入力すると、ICカー
ドのサイン記憶手段に記憶されている当該カード所有者
のサインが読み出されて照合されるので、カード自身と
の通信処理のみにより、効率的に安全且つ正確な本人の
確認を行なうことができるようになる。
【0163】また、本発明の請求項8に係わるサイン認
証システムによれば、カード認証端末にICカードを接
続して該カード使用者のサインを入力すると、入力され
たカード使用者のサインがICカードに伝送され、該I
Cカードのサイン記憶手段に記憶されている当該カード
所有者のサインと照合され、その照合処理に基づくサイ
ン認証結果が、カード認証端末に対して返送されるの
で、カード外への該カード所有者のサインの読み出しを
要することなく、効率的により安全且つ正確な本人の確
認を行なうことができるようになる。
【0164】また、本発明の請求項9に係わるサイン認
証システムによれば、複数の地域に分散して配置された
地域処理装置のそれぞれに対し各地域間を移動するカー
ド認証端末が無線通信ネットワークを介して接続可能で
あり、且つ前記複数の地域処理装置が通信ネットワーク
を介して中央処理装置に接続されてなるシステムにあっ
て、ある地域に移動されたカード認証端末から、該端末
固有の情報(例えば端末番号)が該当地域の地域処理装
置に伝送され、中央処理装置に転送されると、端末情報
記憶手段に記憶されている例えば登録済みの各カード認
証端末固有の情報から一致する端末固有情報が検索され
て、その検索結果に応じた端末認証情報が前記地域処理
装置に返送される。すると、地域処理装置では、カード
認証端末からカード使用者のサインと共に伝送されたカ
ード固有の情報が中央処理装置に転送され、このカード
固有の情報に対応して所有者情報記憶手段に記憶されて
いるカード所有者のサインが検索されて地域処理装置に
返送される。すると、カード認証端末にて入力送信され
たカード使用者のサインと中央処理装置から返送された
カード所有者のサインとが照合され、その照合処理に基
づくサイン認証結果が、カード認証端末に対して返送さ
れる。そして、地域処理装置にて、カード認証端末との
間で行なわれたカード使用に伴なう履歴情報は、中央処
理装置に送信されて格納され、カード利用情報の継続性
が維持される。よって、カード認証端末の移動性が確保
され、カード利用の利便性を拡大でき、安全且つ正確に
本人であることの確認を行なうことができるようにな
る。
【0165】また、本発明の請求項10に係わるサイン
認証システムによれば、課金情報としての個人番号が記
憶されたICカードを無線端末に接続し、当該無線端末
を個人のものとして使用する無線通信システムにあっ
て、前記無線端末において、該無線端末使用者のサイン
を入力すると、ICカードのサイン記憶手段から読み出
されたカード所有者のサインと照合され、照合一致した
場合にのみ、前記ICカードの個人番号記憶手段に記憶
されている課金情報としての個人番号が読み出し可能と
されるので、例えば盗まれたICカードでは、サインの
照合一致は得られず、不正使用を防止でき、安全且つ正
確に本人であることの確認を行なうことができるように
なる。
【0166】また、本発明の請求項11に係わるサイン
認証システムによれば、課金情報としての個人番号が記
憶されたICカードを無線端末に接続し、当該無線端末
を個人のものとして使用する無線通信システムにあっ
て、前記無線端末において、該無線端末使用者のサイン
を入力すると、ICカードにおいて、前記入力された端
末使用者のサインとサイン記憶手段に記憶されているI
Cカード所有者のサインとが照合され、照合一致した場
合にのみ、当該ICカードの個人番号記憶手段に記憶さ
れている課金情報としての個人番号が読み出し可能とさ
れるので、例えば盗まれたICカードでは、サインの照
合一致は得られず、しかも、カード所有者のサインが外
部に読み出されることもないので、より確実に不正使用
を防止でき、安全且つ正確に本人であることの確認を行
なうことができるようになる。
【0167】また、本発明の請求項12に係わるサイン
認証システムによれば、課金情報としての個人番号が記
憶されたICカードを無線端末に接続し、当該無線端末
を個人のものとして使用する無線通信システムにあっ
て、前記無線端末において、該無線端末使用者のサイン
を入力すると、ICカードにおいて、前記入力された端
末使用者のサインとサイン記憶手段に記憶されているI
Cカード所有者のサインとが照合され、照合一致した場
合には、その照合時刻が照合時刻記憶手段に記憶され
る。そして、前記無線端末から個人番号の読み出し要求
があった際には、前記照合時刻記憶手段に記憶されてい
るサイン照合時刻から設定時間以内でのみ、個人番号記
憶手段に記憶されている課金情報としての個人番号が読
み出し可能とされるので、例えば無線端末にICカード
を接続したままであっても、カード所有者のサインが外
部に読み出されることはなく、しかも、サイン照合一致
時刻から設定時間以内でないと個人番号の読出しは行な
えないので、確実に不正使用を防止でき、安全且つ正確
に本人であることの確認を行なうことができるようにな
る。
【0168】また、本発明の請求項13に係わるサイン
認証システムによれば、不特定の使用者により使用され
る無線端末からの通信要求を基地局で受付けて回線を接
続する無線通信システムにあって、前記無線端末におい
て、該無線端末使用者のサインを入力すると、基地局に
おいて、前記入力された端末使用者のサインと個人情報
記憶手段に記憶されている登録された各個人それぞれの
課金情報としての各個人番号とが照合され、照合一致し
た場合にのみ、その個人番号が読み出し可能とされるの
で、ICカードを必要とせず、より安全且つ正確に本人
であることの確認を行なうことができるようになる。
【0169】よって、本発明によれば、正当なサインが
他人に知れることなく、安全且つ正確に本人であること
の確認を行なうことが可能になるサイン認証システムを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わるカード支払いシ
ステムにおけるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の第2実施形態に係わるカード支払いシ
ステムにおけるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明の第3実施形態に係わるカード支払いシ
ステムにおけるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明の第4実施形態に係わるカード支払いシ
ステムにおけるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図。
【図5】前記第4実施形態のサイン認証システムにおけ
る地域処理装置の構成を示すブロック図。
【図6】前記第4実施形態のサイン認証システムにおけ
るカード認証処理(その1)を示すフローチャート。
【図7】前記第4実施形態のサイン認証システムにおけ
るカード認証処理(その2)を示すフローチャート。
【図8】前記第4実施形態のサイン認証システムにおい
て自地域に接続されたカード認証端末と他地域の地域処
理装置との中継を行なう地域処理装置に必要な構成を示
すブロック図。
【図9】本発明の第5実施形態に係わるカード支払いシ
ステムにおけるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図。
【図10】本発明の第6実施形態(その1)に係わるカ
ード支払いシステムにおけるサイン認証システムの構成
を示すブロック図。
【図11】本発明の第6実施形態(その2)に係わるカ
ード支払いシステムにおけるサイン認証システムの構成
を示すブロック図。
【図12】本発明の第7実施形態に係わるサイン認証シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図13】本発明の第8実施形態に係わるサイン認証シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図14】本発明の第9実施形態に係わるサイン認証シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図15】本発明の第10実施形態(その1)に係わる
電話無線システムにおけるサイン認証システムの構成を
示すブロック図。
【図16】本発明の第10実施形態(その2)に係わる
電話無線システムにおけるサイン認証システムの構成を
示すブロック図。
【図17】本発明の第11実施形態に係わる電話無線シ
ステムにおけるサイン認証システムの構成を示すブロッ
ク図。
【図18】カード支払いシステムにおける従来のサイン
認証方式の一例を示す図。
【符号の説明】
11 …中央処理装置、 12、501〜504、1510 …カード認証端末、 14、141、142 …通信網、 211、1302、1706、1714 …処理部、 212 …サイン読み取り装置、 213、1712 …サインメモリ、 214 …ディスプレイ、 215 …サイン自動照合装置、 216 …筆順メモリ、 217、222 …ペン入力装置、 218、223 …筆順分析装置、 228 …サイン照合装置、 229 …暗号解読装置、 230 …暗証番号入力装置、 231 …暗号化装置、 232 …暗号装置、 261 …ルーティングマップ、 262 …情報メモリ、 263 …テンポラリメモリ、 511、512、1511、1512 …地域処理装
置、 1300、1710 …ICカード、 1301 …メモリ、 1303、1310 …インターフェイス回路、 1521、1522 …無線データ伝送網、 1531、1532 …基地局、 1700 …携帯無線端末、 1701 …無線部、 1702 …ペン入力部、 1703 …キーボード、 1704、1713 …一時メモリ、 1705 …機器番号メモリ、 1711 …個人番号メモリ、 1750 …基地局送受信装置、 1760 …端末認証センタ、 1761 …機器番号リストメモリ、 1762 …個人番号リストメモリ、 1762a…サイン・個人番号リストメモリ、 1763 …処理装置。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード認証端末と中央処理装置とが通信
    ネットワークを介して接続されているサイン認証システ
    ムであって、 前記カード認証端末は、 カード使用者のサインを入力するサイン入力手段と、 このサイン入力手段により入力されたカード使用者のサ
    インを前記中央処理装置に送信するサイン送信手段と、 前記中央処理装置から送信されたサイン認証結果を受信
    する認証結果受信手段とを備えてなり、 前記中央処理装置は、 カード所有者のサインを記憶するサイン記憶手段と、 前記カード認証端末から送信されたカード使用者のサイ
    ンを受信するサイン受信手段と、 このサイン受信手段により受信されたカード使用者のサ
    インと前記サイン記憶手段に記憶されているカード所有
    者のサインとを照合するサイン照合手段と、 このサイン照合手段によるサインの照合に基づくサイン
    認証結果を前記カード認証端末に送信する認証結果送信
    手段とを備えてなることを特徴とするサイン認証システ
    ム。
  2. 【請求項2】 カード認証端末と中央処理装置とが通信
    ネットワークを介して接続されているサイン認証システ
    ムであって、 前記カード認証端末は、 カード使用者のサインを入力するサイン入力手段と、 このサイン入力手段により入力されたカード使用者のサ
    インの筆順を識別する筆順識別手段と、 前記サイン入力手段により入力されたカード使用者のサ
    イン及び前記筆順識別手段により識別された当該サイン
    の筆順を前記中央処理装置に送信するサイン情報送信手
    段と、 前記中央処理装置から送信されたサイン認証結果を受信
    する認証結果受信手段とを備えてなり、 前記中央処理装置は、 カード所有者のサイン及び当該サインの筆順を記憶する
    サイン情報記憶手段と、 前記カード認証端末から送信されたカード使用者のサイ
    ン及びその筆順とを受信するサイン情報受信手段と、 このサイン情報受信手段により受信されたカード使用者
    のサイン及びその筆順と前記サイン情報記憶手段に記憶
    されているカード所有者のサイン及びその筆順とを照合
    するサイン情報照合手段と、 このサイン情報照合手段によるサイン情報の照合に基づ
    くサイン認証結果を前記カード認証端末に送信する認証
    結果送信手段とを備えてなることを特徴とするサイン認
    証システム。
  3. 【請求項3】 複数の地域に分散して配置された地域処
    理装置のそれぞれに通信ネットワークを介してカード認
    証端末が適宜接続可能なサイン認証システムであって、 前記カード認証端末は、 カード固有の情報を読み取るカード情報読み取り手段
    と、 カード使用者のサインを入力するサイン入力手段と、 前記カード情報読み取り手段により読み取られたカード
    固有の情報と共に前記サイン入力手段により入力された
    カード使用者のサインを当該カード認証端末を接続した
    地域の地域処理装置に送信する認証要求送信手段と、 前記地域処理装置から送信されたサイン認証結果を受信
    する認証結果受信手段とを備えてなり、 前記地域処理装置は、 当該地域に所属するカードそれぞれの固有の情報を記憶
    する所属カード情報記憶手段と、 当該地域に所属するカード所有者それぞれのサインを記
    憶するサイン記憶手段と、 当該地域に所属しないカードそれぞれの固有の情報と該
    カードそれぞれが所属する地域の地域処理装置までの通
    信ルートとが対応付けて記憶された未所属カード情報記
    憶手段と、 前記カード認証端末から送信されたカード使用者のサイ
    ン及び該カード固有の情報を受信する認証要求受信手段
    と、 この認証要求受信手段により受信されたカード固有の情
    報が前記所属カード情報記憶手段に記憶されているか否
    かを判定する所属地域判定手段と、 この所属地域判定手段により前記認証要求受信手段によ
    り受信されたカード固有の情報が前記所属カード情報記
    憶手段に記憶されていると判定された場合には、当該カ
    ード固有の情報と共に受信されたカード使用者のサイン
    と前記サイン記憶手段に記憶されているカード所有者の
    サインとを照合するサイン照合手段と、 前記所属地域判定手段により前記認証要求受信手段によ
    り受信されたカード固有の情報が前記所属カード情報記
    憶手段に記憶されてないと判定された場合には、当該カ
    ード固有の情報を前記未所属カード情報記憶手段に記憶
    されている当該地域に所属しないカードそれぞれの固有
    の情報の中から検索する所属地域検索手段と、 この所属地域検索手段により検索されたカード固有の情
    報に対応付けて記憶されている通信ルートに従って、前
    記認証要求受信手段により受信されたカード使用者のサ
    イン及び該カード固有の情報を当該カードが所属する地
    域処理装置に転送する認証要求転送手段と、 前記サイン照合手段によるサインの照合に基づくサイン
    認証結果を前記認証要求のあったカード認証端末に返送
    する認証結果返送手段とを備えてなることを特徴とする
    サイン認証システム。
  4. 【請求項4】 カード認証端末と中央処理装置とが通信
    ネットワークを介して接続されているサイン認証システ
    ムであって、 前記中央処理装置は、 カード固有の情報と各カードそれぞれの所有者のサイン
    とを対応付けて記憶する所有者情報記憶手段と、 前記カード認証端末から送信された認証要求を受信する
    認証要求受信手段と、 この認証要求受信手段により受信されたカード固有の情
    報に対応して前記所有者情報記憶手段に記憶されている
    当該カード所有者のサインを前記カード認証端末に送信
    する所有者情報送信手段とを備えてなり、 前記カード認証端末は、 カード固有の情報を読み取るカード情報読み取り手段
    と、 カード使用者のサインを入力するサイン入力手段と、 前記カード情報読み取り手段により読み取られたカード
    固有の情報を前記中央処理装置に送信する認証要求送信
    手段と、 この認証要求送信手段により送信したカード固有の情報
    に対して前記中央処理装置から送信された当該カード所
    有者のサインを受信する所有者情報受信手段と、 この所有者情報受信手段により受信されたカード所有者
    のサインと前記サイン入力手段により入力されたカード
    使用者のサインとを照合するサイン照合手段とを備えて
    なることを特徴とするサイン認証システム。
  5. 【請求項5】 カード認証端末と中央処理装置とが通信
    ネットワークを介して接続されているサイン認証システ
    ムであって、 前記中央処理装置は、 カード固有の情報と各カードそれぞれの所有者の暗証番
    号及びサインとを対応付けて記憶する所有者情報記憶手
    段と、 前記カード認証端末から送信された認証要求を受信する
    認証要求受信手段と、 この認証要求受信手段により受信されたカード固有の情
    報に対応して前記所有者情報記憶手段に記憶されている
    当該カード所有者の暗証番号及びサインを検索する所有
    者情報検索手段と、 前記認証要求受信手段により前記カード固有の情報と共
    に受信された当該カード使用者の暗証番号と前記所有者
    情報検索手段により検索されたカード所有者の暗証番号
    との一致/不一致を判定する暗証番号判定手段と、 この暗証番号判定手段により前記認証要求受信手段によ
    り受信されたカード使用者の暗証番号と前記所有者情報
    検索手段により検索されたカード所有者の暗証番号とが
    一致すると判定された場合には、該カード所有者の暗証
    番号と共に検索されたサインを前記カード認証端末に送
    信する所有者情報送信手段とを備えてなり、 前記カード認証端末は、 カード固有の情報を読み取るカード情報読み取り手段
    と、 カード使用者の暗証番号を入力する暗証番号入力手段
    と、 カード使用者のサインを入力するサイン入力手段と、 前記カード情報読み取り手段により読み取られたカード
    固有の情報及び前記暗証番号入力手段により入力された
    カード使用者の暗証番号を前記中央処理装置に送信する
    認証要求送信手段と、 この認証要求送信手段により送信したカード固有の情報
    及びカード使用者の暗証番号に対して前記中央処理装置
    から送信されたカード所有者のサインを受信する所有者
    情報受信手段と、 この所有者情報受信手段により受信されたカード所有者
    のサインと前記サイン入力手段により入力されたカード
    使用者のサインとを照合するサイン照合手段とを備えて
    なることを特徴とするサイン認証システム。
  6. 【請求項6】 カード認証端末と中央処理装置とが通信
    ネットワークを介して接続されているサイン認証システ
    ムであって、 前記中央処理装置は、 カード固有の情報と各カードそれぞれの所有者の暗証番
    号及びサインとを対応付けて記憶する所有者情報記憶手
    段と、 前記カード認証端末から送信された認証要求を受信する
    認証要求受信手段と、 この認証要求受信手段により受信されたカード固有の情
    報に対応して前記所有者情報記憶手段に記憶されている
    当該カード所有者の暗証番号及びサインを検索する所有
    者情報検索手段と、 この所有者情報検索手段により検索されたカード所有者
    のサインを該カード所有者の暗証番号で暗号化する暗号
    化手段と、 この暗号化手段により暗号化されたカード所有者のサイ
    ンを前記カード認証端末に送信する暗号化情報送信手段
    とを備えてなり、 前記カード認証端末は、 カード固有の情報を読み取るカード情報読み取り手段
    と、 カード使用者の暗証番号を入力する暗証番号入力手段
    と、 カード使用者のサインを入力するサイン入力手段と、 前記カード情報読み取り手段により読み取られたカード
    固有の情報を前記中央処理装置に送信する認証要求送信
    手段と、 この認証要求送信手段により送信したカード固有の情報
    に対して前記中央処理装置からカード所有者の暗証番号
    により暗号化されて送信されたサインを受信する暗号化
    情報受信手段と、 この暗号化情報受信手段により受信されたカード所有者
    の暗号化サインを前記暗証番号入力手段により入力され
    たカード使用者の暗証番号で解読する暗号化情報解読手
    段と、 この暗号化情報解読手段により解読されたカード所有者
    のサインと前記サイン入力手段により入力されたカード
    使用者のサインとを照合するサイン照合手段とを備えて
    なることを特徴とするサイン認証システム。
  7. 【請求項7】 ICカードをカード認証端末に接続して
    該カードを使用するための認証を行なうサイン認証シス
    テムにおいて、 前記ICカードは、 該ICカード所有者のサインを記憶するサイン記憶手段
    を備えてなり、 前記カード認証端末は、 該ICカード使用者のサインを入力するサイン入力手段
    と、 このサイン入力手段により入力されたカード使用者のサ
    インと前記ICカードのサイン記憶手段から読み出され
    たカード所有者のサインとを照合するサイン照合手段と
    を備えてなることを特徴とするサイン認証システム。
  8. 【請求項8】 ICカードをカード認証端末に接続して
    該カードを使用するための認証を行なうサイン認証シス
    テムにおいて、 前記カード認証端末は、 ICカード使用者のサインを入力するサイン入力手段
    と、 前記ICカードから送信されたサイン認証結果を受信す
    る認証結果受信手段とを備えてなり、 前記ICカードは、 該ICカード所有者のサインを記憶するサイン記憶手段
    と、 前記カード認証端末のサイン入力手段により入力された
    カード使用者のサインと前記サイン記憶手段に記憶され
    ているカード所有者のサインとを照合するサイン照合手
    段と、 このサイン照合手段によるサインの照合に基づく認証結
    果を前記カード認証端末に送信する認証結果送信手段と
    を備えてなることを特徴とするサイン認証システム。
  9. 【請求項9】 複数の地域に分散して配置された地域処
    理装置のそれぞれに対し各地域間を移動するカード認証
    端末が無線通信ネットワークを介して接続可能であり、
    且つ前記複数の地域処理装置が通信ネットワークを介し
    て中央処理装置に接続されてなるサイン認証システムで
    あって、 前記中央処理装置は、 前記カード認証端末の固有の情報を記憶する端末情報記
    憶手段と、 カード固有の情報と該カード所有者のサインとを対応付
    けて記憶する所有者情報記憶手段と、 前記カード認証端末から前記地域処理装置を介して送信
    された該カード認証端末固有の情報を受信する端末情報
    受信手段と、 この端末情報受信手段により受信されたカード認証端末
    固有の情報に対応して前記端末情報記憶手段に記憶され
    ているカード認証端末固有の情報を検索する端末情報検
    索手段と、 この端末情報検索手段による検索結果に応じた端末認証
    情報を前記地域処理装置に送信する端末認証情報送信手
    段と、 前記カード認証端末から前記地域処理装置を介して送信
    されたカード固有の情報に対応して前記所有者情報記憶
    手段に記憶されているカード所有者のサインを検索する
    所有者情報検索手段と、 この所有者情報検索手段により検索されたカード所有者
    のサインを前記地域処理装置に送信する所有者情報送信
    手段と、 前記地域処理装置から送信されたカード使用に伴なう履
    歴情報を受信して格納する履歴情報格納手段とを備えて
    なり、 前記カード認証端末は、 該カード認証端末固有の情報を当該地域の地域処理装置
    に送信する端末情報送信手段と、 カード固有の情報を読み取るカード情報読み取り手段
    と、 カード使用者のサインを入力するサイン入力手段と、 前記カード情報読み取り手段により読み取られたカード
    固有の情報及び前記サイン入力手段により入力されたカ
    ード使用者のサインを送信する認証要求送信手段と、 前記地域処理装置から送信されたサイン認証結果を受信
    するサイン認証結果受信手段とを備えてなり、 前記地域処理装置は、 前記カード認証端末から送信された該カード認証端末固
    有の情報を受信して前記中央処理装置に送信する端末情
    報転送手段と、 前記カード認証端末から送信された認証要求を受信する
    認証要求受信手段と、 前記中央処理装置から送信された端末認証情報に応じて
    前記認証要求受信手段により受信されたカード固有の情
    報を前記中央処理装置に送信する認証要求転送手段と、 この認証要求転送手段によるカード固有の情報の転送に
    対し前記中央処理装置から送信されたカード所有者のサ
    インを受信する所有者情報受信手段と、 前記認証要求受信手段により受信されたカード使用者の
    サインと前記所有者情報受信手段により受信されたカー
    ド所有者のサインとを照合するサイン照合手段と、 このサイン照合手段によるサインの照合に基づくサイン
    認証結果を前記カード認証端末に送信する認証結果送信
    手段と、 前記カード認証端末との間で行なわれたカード使用に伴
    なう履歴情報を前記中央処理装置に送信する履歴情報送
    信手段とを備えてなることを特徴とするサイン認証シス
    テム。
  10. 【請求項10】 課金情報としての個人番号が記憶され
    たICカードを無線端末に接続し、当該無線端末を個人
    のものとして使用する無線通信システムのサイン認証シ
    ステムであって、 前記ICカードは、 課金情報としての個人番号を記憶する個人番号記憶手段
    と、 該ICカード所有者のサインを記憶するサイン記憶手段
    とを備えてなり、 前記無線端末は、 該無線端末使用者のサインを入力するサイン入力手段
    と、 このサイン入力手段により入力された無線端末使用者の
    サインと前記ICカードのサイン記憶手段から読み出さ
    れたICカード所有者のサインとを照合するサイン照合
    手段と、 このサイン照合手段により前記無線端末使用者のサイン
    と前記ICカード所有者のサインとが照合一致した場合
    にのみ、前記ICカードの個人番号記憶手段に記憶され
    ている課金情報としての個人番号を読み出し可能とする
    課金情報読み出し制御手段とを備えてなることを特徴と
    するサイン認証システム。
  11. 【請求項11】 課金情報としての個人番号が記憶され
    たICカードを無線端末に接続し、当該無線端末を個人
    のものとして使用する無線通信システムのサイン認証シ
    ステムであって、 前記無線端末は、 該無線端末使用者のサインを入力するサイン入力手段を
    備えてなり、 前記ICカードは、 課金情報としての個人番号を記憶する個人番号記憶手段
    と、 該ICカード所有者のサインを記憶するサイン記憶手段
    と、 前記無線端末のサイン入力手段により入力された無線端
    末使用者のサインと前記サイン記憶手段から読み出され
    たICカード所有者のサインとを照合するサイン照合手
    段と、 このサイン照合手段により前記無線端末使用者のサイン
    とICカード所有者のサインとが照合一致した場合にの
    み、前記個人番号記憶手段に記憶されている課金情報と
    しての個人番号を読み出し可能とする課金情報読み出し
    制御手段とを備えてなることを特徴とするサイン認証シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 課金情報としての個人番号が記憶され
    たICカードを無線端末に接続し、当該無線端末を個人
    のものとして使用する無線通信システムのサイン認証シ
    ステムであって、 前記無線端末は、 該無線端末使用者のサインを入力するサイン入力手段を
    備えてなり、 前記ICカードは、 課金情報としての個人番号を記憶する個人番号記憶手段
    と、 該ICカード所有者のサインを記憶するサイン記憶手段
    と、 前記無線端末のサイン入力手段により入力された無線端
    末使用者のサインと前記サイン記憶手段から読み出され
    たICカード所有者のサインとを照合するサイン照合手
    段と、 このサイン照合手段により前記無線端末使用者のサイン
    とICカード所有者のサインとが照合一致した場合にそ
    の照合時刻を記憶する照合時刻記憶手段と、 前記無線端末からの個人番号の読み出し要求に伴ない、
    前記照合時刻記憶手段に記憶されているサイン照合時刻
    から設定時間以内でのみ、前記個人番号記憶手段に記憶
    されている課金情報としての個人番号を読み出し可能と
    する課金情報読み出し制御手段とを備えてなることを特
    徴とするサイン認証システム。
  13. 【請求項13】 不特定の使用者により使用される無線
    端末からの通信要求を基地局で受付けて回線を接続する
    無線通信システムのサイン認証システムであって、 前記無線端末は、 該無線端末使用者のサインを入力するサイン入力手段を
    備えてなり、 前記基地局は、 該基地局に登録されている各個人それぞれの課金情報で
    ある各個人番号と該個人それぞれのサインとを対応付け
    て記憶する個人情報記憶手段と、 前記無線端末からの通信要求に伴ない、前記無線端末の
    サイン入力手段により入力された無線端末使用者のサイ
    ンと前記個人情報記憶手段に記憶されている当該基地局
    に登録された各個人のサインとを照合するサイン照合手
    段と、 このサイン照合手段により前記無線端末使用者のサイン
    と当該基地局に登録された個人のサインとが一致した場
    合にのみ、その一致したサインに対応して前記個人情報
    記憶手段に記憶されている課金情報としての個人番号を
    読み出し可能とする課金情報読み出し制御手段とを備え
    てなることを特徴とするサイン認証システム。
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