JPH09317944A - 車両用エンジンの配管類のクランプ - Google Patents
車両用エンジンの配管類のクランプInfo
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- JPH09317944A JPH09317944A JP12999296A JP12999296A JPH09317944A JP H09317944 A JPH09317944 A JP H09317944A JP 12999296 A JP12999296 A JP 12999296A JP 12999296 A JP12999296 A JP 12999296A JP H09317944 A JPH09317944 A JP H09317944A
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- Japan
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- clamp
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- hard elastic
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/22—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
- F16L3/223—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals each support having one transverse base for supporting the pipes
- F16L3/2235—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals each support having one transverse base for supporting the pipes each pipe being supported by a common element fastened to the base
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は車両用エンジンの配管類のクランプ
に関し、硬質ゴムや合成樹脂からなる硬質弾性体の変
形，歪みを防止して、配管類に対する締付力の維持を図
った車両用エンジンの配管類のクランプを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ステーの一端側に、硬質ゴム等からなる
硬質弾性体を貼着した下側クランプ半体と、当該硬質弾
性体と同一素材からなる硬質弾性体を貼着した被覆体の
両端部に、硬質弾性体の両側部に沿って折曲片を設けた
上側クランプ半体とからなるクランプに於て、下側クラ
ンプ半体のステーの一端側端部に、上側クランプ半体の
被覆体に設けた一方の折曲片に対向する折曲片を硬質弾
性体の一側部に沿って設けると共に、上側クランプ半体
の他方の折曲片を、下側クランプ半体の硬質弾性体の他
側部に沿ってステー方向へ延設したことを特徴とする。
に関し、硬質ゴムや合成樹脂からなる硬質弾性体の変
形，歪みを防止して、配管類に対する締付力の維持を図
った車両用エンジンの配管類のクランプを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ステーの一端側に、硬質ゴム等からなる
硬質弾性体を貼着した下側クランプ半体と、当該硬質弾
性体と同一素材からなる硬質弾性体を貼着した被覆体の
両端部に、硬質弾性体の両側部に沿って折曲片を設けた
上側クランプ半体とからなるクランプに於て、下側クラ
ンプ半体のステーの一端側端部に、上側クランプ半体の
被覆体に設けた一方の折曲片に対向する折曲片を硬質弾
性体の一側部に沿って設けると共に、上側クランプ半体
の他方の折曲片を、下側クランプ半体の硬質弾性体の他
側部に沿ってステー方向へ延設したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンの
配管類（例えば、水，空気，オイル，燃料等の配管）を
定位置に保持させるために用いるクランプに関する。
配管類（例えば、水，空気，オイル，燃料等の配管）を
定位置に保持させるために用いるクランプに関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平８−２８７５６号公報又は図４に
示すように、従来、この種のクランプ１は、同一形状か
らなる上下一対のクランプ半体３からなり、これらクラ
ンプ半体３は、硬質ゴムや合成樹脂からなるブロック状
の硬質弾性体５と、この硬質弾性体５の外周に貼着され
た金属製の平板状の被覆体７とで構成され、この硬質弾
性体５と被覆体７を貫通してボルト９を挿通させるボル
ト孔１１, １３が、夫々の中央部に設けられている。
示すように、従来、この種のクランプ１は、同一形状か
らなる上下一対のクランプ半体３からなり、これらクラ
ンプ半体３は、硬質ゴムや合成樹脂からなるブロック状
の硬質弾性体５と、この硬質弾性体５の外周に貼着され
た金属製の平板状の被覆体７とで構成され、この硬質弾
性体５と被覆体７を貫通してボルト９を挿通させるボル
ト孔１１, １３が、夫々の中央部に設けられている。
【０００３】そして、上記硬質弾性体５の合わせ面１５
には、配管（図示せず）を保持する半円状の凹部１７が
形成されており、これら凹部１７間に配管を挟み込んで
クランプ半体３を合わせ、そして、ボルト孔１１, １３
に挿通させたボルト９でクランプ１を金属製のステー１
９に固定した後、当該ステー１９をエンジンのボディ等
に固定して配管を所定の位置に取り付けていた。
には、配管（図示せず）を保持する半円状の凹部１７が
形成されており、これら凹部１７間に配管を挟み込んで
クランプ半体３を合わせ、そして、ボルト孔１１, １３
に挿通させたボルト９でクランプ１を金属製のステー１
９に固定した後、当該ステー１９をエンジンのボディ等
に固定して配管を所定の位置に取り付けていた。
【０００４】又、図５は平板状の被覆体７に代え、両端
を硬質弾性体５の側方に折曲させた被覆体２１を用いた
クランプ２３で、この被覆体２１も、ボルト９を挿通さ
せるボルト孔２５が中央部に形成されている。そして、
上記クランプ１と同様、硬質弾性体５に設けた凹部１７
間に配管を挟み込んでクランプ半体２７を合わせ、そし
て、ボルト孔２５，１１に挿通させたボルト９でクラン
プ２３をステー１９に固定した後、当該ステー１９をエ
ンジンのボディ等に固定して配管を所定の位置に取り付
けていた。
を硬質弾性体５の側方に折曲させた被覆体２１を用いた
クランプ２３で、この被覆体２１も、ボルト９を挿通さ
せるボルト孔２５が中央部に形成されている。そして、
上記クランプ１と同様、硬質弾性体５に設けた凹部１７
間に配管を挟み込んでクランプ半体２７を合わせ、そし
て、ボルト孔２５，１１に挿通させたボルト９でクラン
プ２３をステー１９に固定した後、当該ステー１９をエ
ンジンのボディ等に固定して配管を所定の位置に取り付
けていた。
【０００５】然し、上記クランプ１，２３は部品点数が
多く、然も、ステー１９に設けたボルト孔２９とクラン
プ１，２３を挿通させたボルト９との位置合わせが面倒
であるため、作業性が悪いといった欠点があった。そこ
で、昨今では、図６及び図７に示すようにステー１９の
一端側に硬質弾性体５を直接貼着してこれらをクランプ
半体３１とし、そして、当該クランプ半体３１に、上記
クランプ１，２３の上側のクランプ半体３，２７をボル
ト締めしたクランプ３３，３５が広く使用されている。
多く、然も、ステー１９に設けたボルト孔２９とクラン
プ１，２３を挿通させたボルト９との位置合わせが面倒
であるため、作業性が悪いといった欠点があった。そこ
で、昨今では、図６及び図７に示すようにステー１９の
一端側に硬質弾性体５を直接貼着してこれらをクランプ
半体３１とし、そして、当該クランプ半体３１に、上記
クランプ１，２３の上側のクランプ半体３，２７をボル
ト締めしたクランプ３３，３５が広く使用されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記クラン
プ３３にあっては、クランプ半体３，３１の硬質弾性体
５の側方への変形や歪みを防止する手段がなく、又、図
７に示すクランプ３５にあっても、クランプ半体３３の
硬質弾性体５の側方への変形や歪みを防止する手段がな
いため、ボルト９を強固に締め付けると、図８及び図９
に示すように硬質弾性体５が側方へ大きく歪んで変形
し、この結果、長期に亘る使用で配管に対する締付けが
緩んでしまう欠点が指摘されていた。
プ３３にあっては、クランプ半体３，３１の硬質弾性体
５の側方への変形や歪みを防止する手段がなく、又、図
７に示すクランプ３５にあっても、クランプ半体３３の
硬質弾性体５の側方への変形や歪みを防止する手段がな
いため、ボルト９を強固に締め付けると、図８及び図９
に示すように硬質弾性体５が側方へ大きく歪んで変形
し、この結果、長期に亘る使用で配管に対する締付けが
緩んでしまう欠点が指摘されていた。
【０００７】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、硬質ゴムや合成樹脂からなる硬質弾性体の変形，歪
みを防止して、配管類に対する締付力の維持を図った車
両用エンジンの配管類のクランプを提供することを目的
とする。
で、硬質ゴムや合成樹脂からなる硬質弾性体の変形，歪
みを防止して、配管類に対する締付力の維持を図った車
両用エンジンの配管類のクランプを提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項１に係る発明は、エンジンのボディ等に固定
するステーの一端側に、硬質ゴムや合成樹脂等からなる
ブロック状の硬質弾性体を貼着した下側クランプ半体
と、当該硬質弾性体と同一素材からなるブロック状の硬
質弾性体を貼着した被覆体の両端部に、当該硬質弾性体
の両側部に沿って折曲片を設けた上側クランプ半体とか
らなり、両硬質弾性体の合わせ面に、配管類を保持する
半円状の凹部を形成し、且つ両クランプ半体に、ボルト
を挿通させるボルト孔を形成した車両用エンジンの配管
類のクランプに於て、上記下側クランプ半体のステーの
一端側端部に、上側クランプ半体の被覆体に設けた一方
の折曲片に対向する折曲片を硬質弾性体の一側部に沿っ
て設けると共に、上側クランプ半体の他方の折曲片を、
下側クランプ半体の硬質弾性体の他側部に沿ってステー
方向へ延設したことを特徴とする。
め、請求項１に係る発明は、エンジンのボディ等に固定
するステーの一端側に、硬質ゴムや合成樹脂等からなる
ブロック状の硬質弾性体を貼着した下側クランプ半体
と、当該硬質弾性体と同一素材からなるブロック状の硬
質弾性体を貼着した被覆体の両端部に、当該硬質弾性体
の両側部に沿って折曲片を設けた上側クランプ半体とか
らなり、両硬質弾性体の合わせ面に、配管類を保持する
半円状の凹部を形成し、且つ両クランプ半体に、ボルト
を挿通させるボルト孔を形成した車両用エンジンの配管
類のクランプに於て、上記下側クランプ半体のステーの
一端側端部に、上側クランプ半体の被覆体に設けた一方
の折曲片に対向する折曲片を硬質弾性体の一側部に沿っ
て設けると共に、上側クランプ半体の他方の折曲片を、
下側クランプ半体の硬質弾性体の他側部に沿ってステー
方向へ延設したことを特徴とする。
【０００９】（作用）請求項１に係るクランプを用いて
配管類をエンジンのボディ等に保持するには、両硬質弾
性体の凹部間に配管類を挟み込んでクランプ半体同士を
合わせ、そして、これらをボルト締めした後、ステーを
エンジンのボディ等に固定すればよい。而して、斯様に
両クランプ半体をボルト締めすると、硬質弾性体は両側
方へ変形しようとするが、被覆体に設けた一方の折曲片
が当該被覆体に取り付く硬質弾性体の一側部の変形を防
止すると共に、他方の折曲片が、両クランプ半体の硬質
弾性体の他側部側の変形を防止し、そして、下側クラン
プ半体のステーに設けた折曲片が、当該下側クランプ半
体の硬質弾性体の側方への変形を防止することとなる。
配管類をエンジンのボディ等に保持するには、両硬質弾
性体の凹部間に配管類を挟み込んでクランプ半体同士を
合わせ、そして、これらをボルト締めした後、ステーを
エンジンのボディ等に固定すればよい。而して、斯様に
両クランプ半体をボルト締めすると、硬質弾性体は両側
方へ変形しようとするが、被覆体に設けた一方の折曲片
が当該被覆体に取り付く硬質弾性体の一側部の変形を防
止すると共に、他方の折曲片が、両クランプ半体の硬質
弾性体の他側部側の変形を防止し、そして、下側クラン
プ半体のステーに設けた折曲片が、当該下側クランプ半
体の硬質弾性体の側方への変形を防止することとなる。
【００１０】又、ボルトを強固に締め付け過ぎて硬質弾
性体が圧縮されると、被覆体に設けた折曲片とステーに
設けた折曲片が互いに当接すると共に、被覆体の他方の
折曲片の先端がステー当接して、硬質弾性体の歪みを防
止する。
性体が圧縮されると、被覆体に設けた折曲片とステーに
設けた折曲片が互いに当接すると共に、被覆体の他方の
折曲片の先端がステー当接して、硬質弾性体の歪みを防
止する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。尚、図４以下に示す従来例と同
一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略す
る。
基づき詳細に説明する。尚、図４以下に示す従来例と同
一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【００１２】図１は請求項１に係るクランプの一実施形
態を示し、図中、３７は図５に示すクランプ半体２７と
同様、両端に折曲片３９，４１が形成された金属製の被
覆体４３に硬質弾性体５を貼着してなる上側クランプ半
体、４５は図６に示すクランプ半体３１と同様、エンジ
ンのボディ等に固定する金属製のステー４７の一端側に
硬質弾性体５を貼着した下側クランプ半体で、両クラン
プ半体３７，４５によって本実施形態に係るクランプ４
９が構成されている。
態を示し、図中、３７は図５に示すクランプ半体２７と
同様、両端に折曲片３９，４１が形成された金属製の被
覆体４３に硬質弾性体５を貼着してなる上側クランプ半
体、４５は図６に示すクランプ半体３１と同様、エンジ
ンのボディ等に固定する金属製のステー４７の一端側に
硬質弾性体５を貼着した下側クランプ半体で、両クラン
プ半体３７，４５によって本実施形態に係るクランプ４
９が構成されている。
【００１３】そして、上記被覆体４３に設けた一方の折
曲片３９は、当該被覆体４３に取り付く硬質弾性体５の
一側部５ａに沿って折曲されて、クランプ４９の使用時
に当該硬質弾性体５の側方への変形を防止するようにな
っているが、他方の折曲片４１は硬質弾性体５の他側部
５ｂに沿って折曲されて、下側クランプ半体４５のステ
ー４７方向へ延設された構成となっている。
曲片３９は、当該被覆体４３に取り付く硬質弾性体５の
一側部５ａに沿って折曲されて、クランプ４９の使用時
に当該硬質弾性体５の側方への変形を防止するようにな
っているが、他方の折曲片４１は硬質弾性体５の他側部
５ｂに沿って折曲されて、下側クランプ半体４５のステ
ー４７方向へ延設された構成となっている。
【００１４】一方、下側クランプ半体４５のステー４７
の一端側端部には、上記折曲片３９に対向する折曲片５
１が、クランプ４９の使用時に硬質弾性体５の変形を防
止するようにその一側部５ａに沿って設けられている。
そして、図２及び図３に示すように硬質弾性体５の凹部
１７間に配管５３を挟み込んでクランプ半体３７，４５
を合わせ、そして、これらをボルト９でボルト締めする
と、上記折曲片４１が両クランプ半体３７，４５の硬質
弾性体５の他側部５ｂ側の変形を防止するようになって
いる。
の一端側端部には、上記折曲片３９に対向する折曲片５
１が、クランプ４９の使用時に硬質弾性体５の変形を防
止するようにその一側部５ａに沿って設けられている。
そして、図２及び図３に示すように硬質弾性体５の凹部
１７間に配管５３を挟み込んでクランプ半体３７，４５
を合わせ、そして、これらをボルト９でボルト締めする
と、上記折曲片４１が両クランプ半体３７，４５の硬質
弾性体５の他側部５ｂ側の変形を防止するようになって
いる。
【００１５】その他、図１中、５５は被覆体４３に設け
たボルト孔、又、図３中、５７はステー４７に設けたボ
ルト孔で、これらは硬質弾性体５のボルト孔１１と同軸
上に設けられている。そして、図１中、５９はステー４
７の他端側に設けたボルト孔で、当該ボルト孔５９を介
してステー４７がエンジンのボディ等に固定されるよう
になっている。
たボルト孔、又、図３中、５７はステー４７に設けたボ
ルト孔で、これらは硬質弾性体５のボルト孔１１と同軸
上に設けられている。そして、図１中、５９はステー４
７の他端側に設けたボルト孔で、当該ボルト孔５９を介
してステー４７がエンジンのボディ等に固定されるよう
になっている。
【００１６】本実施形態に係るクランプ４９はこのよう
に構成されているから、斯かるクランプ４９を用いて配
管５３をエンジンのボディ等に保持するには、図２及び
図３に示すように両硬質弾性体５の凹部１７間に配管５
３を挟み込んでクランプ半体３７，４５同士を合わせ、
そして、これらをボルト９でボルト締めした後、ステー
４７をエンジンのボディ等にボルト締めすればよい。
に構成されているから、斯かるクランプ４９を用いて配
管５３をエンジンのボディ等に保持するには、図２及び
図３に示すように両硬質弾性体５の凹部１７間に配管５
３を挟み込んでクランプ半体３７，４５同士を合わせ、
そして、これらをボルト９でボルト締めした後、ステー
４７をエンジンのボディ等にボルト締めすればよい。
【００１７】而して、斯様に両クランプ半体３７，４５
をボルト締めすると、硬質弾性体５は両側方へ変形しよ
うとするが、被覆体４３に設けた一方の折曲片３９が、
当該被覆体４３に取り付く硬質弾性体５の一側部５ａの
変形を防止すると共に、他方の折曲片４１が、両クラン
プ半体３７，４５の硬質弾性体５の他側部５ｂ側の変形
を防止し、そして、下側クランプ半体４５のステー４７
に設けた折曲片５１が、当該下側クランプ半体４５の硬
質弾性体５の側方への変形を防止することとなる。
をボルト締めすると、硬質弾性体５は両側方へ変形しよ
うとするが、被覆体４３に設けた一方の折曲片３９が、
当該被覆体４３に取り付く硬質弾性体５の一側部５ａの
変形を防止すると共に、他方の折曲片４１が、両クラン
プ半体３７，４５の硬質弾性体５の他側部５ｂ側の変形
を防止し、そして、下側クランプ半体４５のステー４７
に設けた折曲片５１が、当該下側クランプ半体４５の硬
質弾性体５の側方への変形を防止することとなる。
【００１８】又、ボルト９を強固に締め付け過ぎて硬質
弾性体５が圧縮されると、折曲片３９，５１が互いに当
接すると共に、折曲片４１の先端がステー４７に当接し
て、硬質弾性体５の歪みを防止する。このように、本実
施形態に係るクランプ４９によれば、図６及び図７に示
す従来例と同様、図４及び図５に示した従来例に比し部
品点数が少なく、又、ボルト９の取付けが容易であるこ
とは勿論、図６及び図７に示す従来例の如くボルト９の
締付けによって硬質弾性体５が側方に歪んで変形してし
まうことがないため、長期に亘って配管５３に対する締
付力の維持が可能である。
弾性体５が圧縮されると、折曲片３９，５１が互いに当
接すると共に、折曲片４１の先端がステー４７に当接し
て、硬質弾性体５の歪みを防止する。このように、本実
施形態に係るクランプ４９によれば、図６及び図７に示
す従来例と同様、図４及び図５に示した従来例に比し部
品点数が少なく、又、ボルト９の取付けが容易であるこ
とは勿論、図６及び図７に示す従来例の如くボルト９の
締付けによって硬質弾性体５が側方に歪んで変形してし
まうことがないため、長期に亘って配管５３に対する締
付力の維持が可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上述べたように、請求項１に係るクラ
ンプによれば、従来の如くボルト締めによって硬質ゴム
や合成樹脂からなる硬質弾性体が側方に歪んで変形して
しまうことがないため、長期に亘って配管類に対する締
付力の維持が可能となった。
ンプによれば、従来の如くボルト締めによって硬質ゴム
や合成樹脂からなる硬質弾性体が側方に歪んで変形して
しまうことがないため、長期に亘って配管類に対する締
付力の維持が可能となった。
【図１】請求項１に係るクランプの一実施形態の分解斜
視図である。
視図である。
【図２】図１に示すクランプの全体斜視図である。
【図３】図１に示すクランプの正面図である。
【図４】従来のクランプの正面図である。
【図５】従来の他のクランプの正面図である。
【図６】従来の他のクランプの正面図である。
【図７】従来の更に他のクランプの正面図である。
【図８】図６のクランプの硬質弾性体の変形状態を示す
部分拡大正面図である。
部分拡大正面図である。
【図９】図７のクランプの硬質弾性体の変形状態を示す
部分拡大正面図である。
部分拡大正面図である。
５ 硬質弾性体 ９ ボルト １７ 凹部 ３７ 上側クランプ半体 ３９，４１，５１ 折曲片 ４３ 被覆体 ４５ 下側クランプ半体 ４７ ステー ４９ クランプ ５３ 配管
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンのボディ等に固定するステーの
一端側に、硬質ゴムや合成樹脂等からなるブロック状の
硬質弾性体を貼着した下側クランプ半体と、 上記硬質弾性体と同一素材からなるブロック状の硬質弾
性体を貼着した被覆体の両端部に、当該硬質弾性体の両
側部に沿って折曲片を設けた上側クランプ半体とからな
り、 両硬質弾性体の合わせ面に、配管類を保持する半円状の
凹部を形成し、且つ両クランプ半体に、ボルトを挿通さ
せるボルト孔を形成した車両用エンジンの配管類のクラ
ンプに於て、 上記下側クランプ半体のステーの一端側端部に、上側ク
ランプ半体の被覆体に設けた一方の折曲片に対向する折
曲片を硬質弾性体の一側部に沿って設けると共に、 上側クランプ半体の他方の折曲片を、下側クランプ半体
の硬質弾性体の他側部に沿ってステー方向へ延設したこ
とを特徴とする車両用エンジンの配管類のクランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12999296A JPH09317944A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両用エンジンの配管類のクランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12999296A JPH09317944A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両用エンジンの配管類のクランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09317944A true JPH09317944A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15023482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12999296A Pending JPH09317944A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両用エンジンの配管類のクランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09317944A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004245410A (ja) * | 2003-02-13 | 2004-09-02 | General Electric Co <Ge> | 管状部材の支持体 |
| CN102493102A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-06-13 | 吴江市海成纺织有限公司 | 喷气织机的喷射管的调节装置 |
| CN102534955A (zh) * | 2011-12-02 | 2012-07-04 | 常熟市浩通市政工程有限公司 | 高压导气管保护装置 |
| CN108716570A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-10-30 | 徐州徐工铁路装备有限公司 | 一种凿岩台车推进器软管支架 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP12999296A patent/JPH09317944A/ja active Pending
Cited By (4)
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