JPH09315814A - 大きな粒子径を有するゼオライトの製造方法 - Google Patents

大きな粒子径を有するゼオライトの製造方法

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JPH09315814A
JPH09315814A JP15615496A JP15615496A JPH09315814A JP H09315814 A JPH09315814 A JP H09315814A JP 15615496 A JP15615496 A JP 15615496A JP 15615496 A JP15615496 A JP 15615496A JP H09315814 A JPH09315814 A JP H09315814A
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JP
Japan
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zeolite
dryer
particle size
water
type
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Application number
JP15615496A
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English (en)
Inventor
Takanori Ida
孝徳 井田
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JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒、触媒担体、吸着剤、吸着分離剤等に有
用で、通常の方法で得られるゼオライトの約10倍以上
の大きな粒子径を有するゼオライトの製造方法を提供す
る点、特にフォージャサイト型、A型、モルデナイト型
等の大きな粒子径を有するゼオライトの製造方法の提
供。 【解決手段】 酸化物のモル比で表して 【化1】xM2O・Al23・ySiO2・zH2O (Mはアルカリ金属陽イオン、0.5y≦x≦1.4
y、5≦y≦25、1,000≦z≦10,000)な
る組成を有するゼオライト合成用水性混合物を調製し、
該水性混合物をゼオライトが結晶化するに充分な温度で
加熱して、該水性混合物の水分を、水のモル比zの値を
用いて表して50〜500モル/日の水分蒸発速度で蒸
発させながら結晶化させることを特徴とするゼオライト
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒、触媒担体、
吸着剤、吸着分離剤、イオン交換剤などとして有用な、
単一粒子(非凝集粒子)の粒子径が大きなゼオライトの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゼオライトは触媒、触媒担体、吸着剤、
吸着分離剤、洗剤等に使用されるが、使用されるゼオラ
イト粒子の大きさは重要な性質の一つである。
【0003】例えば、触媒の性能において、粒子径が小
さい場合はゼオライト粒子の外部表面積が増加し、反応
の種類によってはこの外部表面の活性が、全体の活性を
高めたり低下させたり、或いは選択性を高めたり低下さ
せたりする場合がある。また熱的な安定性が要求される
触媒においては、粒子径の大きなゼオライトが好ましい
ことも良く知られている。
【0004】ゼオライトを混合して加工したペレット、
流動性粒子等として使用する場合、ゼオライト粒子径が
これらの強度、耐摩耗性に大きく影響することも知られ
ている。
【0005】また洗剤のビルダー用としては、イオン交
換性を高め、衣類への付着防止の点から粒子径が約1μ
m以下の小さく且つ分散性の良いゼオライトが好ましい
ことも知られている。
【0006】合成ゼオライトには多くの種類があり、そ
の平均粒子径は通常約0.5μm〜50μmの範囲にあ
る。しかし、ゼオライト粒子径の範囲はその種類によっ
ても異なる。A型ゼオライトでは0.5μm〜5μm、
フォージャサイト型およびモルデナイト型ゼオライトで
は1μm〜5μm、ペンタシル型ゼオライトでは0.5
μm〜50μmが通常得られる粒子径の範囲である。
【0007】また、ゼオライトの種類の他にゼオライト
粒子径に与える製造上の一般的な要因としては、SiO
2/Al23モル比、アルカリの濃度、ヒドロゲルの熟
成時間、結晶化時間、シリカ原料、種結晶の大きさおよ
び量等があることが「ゼオライト Vol, 12 N
O,1 8ページ 1995」に記載されている。具体
的には、粒子径は、SiO2/Al23モル比を高くす
ると小さくなり、アルカリの濃度を高くすると小さくな
り、ヒドロゲルの熟成時間を長くすると小さくなり、種
結晶の大きさが小さいと小さくなり、種結晶の量が多い
と小さくなることが記載されている。更に水性混合物の
調合時の注加順序、温度、機械的な撹拌程度等も粒子径
に影響を及ぼすがこれらは普遍的な方向性を持ったもの
ではないとも記載されている。
【0008】しかしこれらの一般的な方法で変えられる
粒子径の範囲は2〜4倍あるいは1/2〜1/4であっ
て、通常の粒子径の範囲を大幅に越えて小さくあるいは
大きくすることはできない。
【0009】本出願人の出願にかかる特公平4−514
86号公報には、シリカ源およびアルミナ源として特別
なシリカアルミナゾルを原料として使用し、4〜20μ
mの大きな粒子径を有するフォージャサイト型ゼオライ
トの製造方法が記載されているが、製造時における水分
の蒸発およびその速度に関しては全く注目されていな
い。
【0010】更に、特別な方法として「H.Leche
rt Zeolites Vol,13 NO,3 1
993」によれば、シリカアルミナヒドロゲルをテフロ
ン製容器に充填し、容器外部の上部から外部ヒーターを
極めてゆっくり(0.5mm/日)下部へ向かって移動
させて加熱して行き、40日以上かけて最大粒子の粒子
径が約0.5mmの巨大ゼオライト粒子が生成すること
が記載されている。しかしこの方法は、ゲルが粘性で対
流が起きないために、外部ヒーターからの熱が内部方向
(水平方向)に向かって伝わりにくく、従って大きな容
器では内部まで加熱することが困難であり、非工業的な
方法である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は触媒、
触媒担体、吸着剤、吸着分離剤等に有用で、通常の方法
で得られるゼオライトの約10倍以上の大きな粒子径を
有するゼオライトの製造方法を提供する点、特にフォー
ジャサイト型、A型、モルデナイト型等の大きな粒子径
を有するゼオライトの製造方法を提供する点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ゼオライト
の粒子径に及ぼす製造上の要因について種々の検討を行
った結果、ゼオライトの核の発生量を調節することが重
要であるとの考えに至った。しかし、一般的にゼオライ
トの結晶化は先ず核が発生しこれが粒子として成長する
と考えられており、水のモル比の小さい過飽和条件下で
水性混合物を調製してこれを加熱し結晶化させる方法で
は、核の発生を人為的に調節することが困難で、粒子の
大きさを意図的に大きくあるいは小さくすることは困難
である。また別途調製した種結晶を添加して結晶化させ
る方法では、種結晶の添加量を減少させることによって
ある程度粒子径を大きくすることができるが、更に種結
晶を減少させても、結晶化時間が長くなったり、所望の
型のゼオライトが生成しなかったり、時には全く生成し
ないこともある。
【0013】通常ゼオライト合成用水性混合物の水のモ
ル比は100〜500の範囲にあるが、本発明ではこの
水のモル比を1,000〜10,000とし、即ち濃度
の低いゼオライト合成用水性混合物を調合し、該水性混
合物から、水分蒸発速度が水のモル比で表して50〜5
00モル/日の速度で、水のモル比が概ね50〜250
になるまで水分を蒸発させながら結晶化させることによ
り、最大粒子の粒子径が5μm〜100μmで、かつ重
量平均粒子径が3μm〜50μmの大きな粒子径を有す
るゼオライトを得るものである。
【0014】すなわち、本発明は、酸化物のモル比で表
して
【化2】xM2O・Al23・ySiO2・zH2O (Mはアルカリ金属陽イオン、0.5y≦x≦1.4
y、5≦y≦25、1,000≦z≦10,000)な
る組成を有するゼオライト合成用水性混合物を調製し、
該水性混合物をゼオライトが結晶化するに充分な温度で
加熱して、該水性混合物の水分を、水のモル比zの値を
用いて表して50〜500モル/日の水分蒸発速度で蒸
発させながら結晶化させることを特徴とするゼオライト
の製造方法に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい様態は、先ず酸
化物のモル比で表して
【化3】xM2O・Al23・ySiO2・zH2O (Mはアルカリ金属陽イオン、0.5y≦x≦1.4
y、5≦y≦25、1,000≦z≦10,000)な
る組成を有するゼオライト合成用水性混合物を調製す
る。
【0016】シリカ源としてはアルカリとの反応性、溶
解性を有するシリカ含有物を用いることができる。好ま
しくは珪酸ナトリウム、シリカゾル、シリカアルミナゾ
ル、アルコキシシラン等である。また、アルミナ源とし
てはアルカリとの反応性、溶解性を有するアルミナ含有
物を用いることができるが、好ましくはアルミン酸ナト
リウム、シリカアルミナゾル、アルミニウムアルコキシ
ド等である。
【0017】SiO2のモル数yはゼオライトの種類に
よって範囲は異なるが、5〜25の範囲である。5未満
の場合は、水性混合物中にヒドロゲルが残留し、加熱熟
成中にゲルが合成容器の下部に沈降し、粒子径が大きく
なると言う本発明の効果が得られない。また25を越え
て高い場合は、得られたゼオライトの純度が低かった
り、極端な場合には無定型となってしまうので好ましく
ない。
【0018】アルカリ源としては、アルカリ金属化合物
を用いるが、製造しようとするゼオライトの種類によっ
て異なり、例えばフォージャサイト型ゼオライトの場合
はアルカリ金属化合物が用いられ、特に水酸化ナトリウ
ムが好ましい。なお、アルカリ金属の1部または全部を
塩基性窒素含有有機化合物を用いることができるが、水
の蒸発時に蒸発するものが多いので注意を要する。M2
Oのモル数xは0.5y≦x≦1.4yである。好まし
くは0.6y≦x≦1.2yである。xが0.5y未満
(即ちシリカのモル数の2分の1未満)の場合はゼオラ
イトの粒子径が小さく、xが1.4yを越えて高い場合
は結晶が生成しないか、生成したとしても極めて収率が
低く好ましくない。
【0019】また、上記以外にNaClのようなハロゲ
ン化物、Na2SO4のような硫酸塩等を鉱化剤として直
接添加して、あるいは水性混合物中で生成させて使用し
ても良い。
【0020】H2Oのモル数は1,000〜10,00
0、好ましくは1,050〜8,000である。1,0
00未満では粒子径を大きくする効果が無く、10,0
00を越えて高い場合は結晶性のゼオライトが生成せ
ず、無定型となるので好ましくない。
【0021】フォージャサイト型ゼオライトを製造する
場合には、水性混合物の組成をSiO2のモル数yが6
〜20、M2Oのモル数xは0.8y≦x≦1.2y、
2Oのモル数は1,050〜8,000とするのが好
ましい。また、A型ゼオライトを製造する場合には、S
iO2のモル数yが5〜10、M2Oのモル数xは1.0
y≦x≦1.4y、H2Oのモル数は1,050〜8,
000とするのが好ましい。また、モルデナイト型ゼオ
ライトを製造する場合には、SiO2のモル数yが10
〜25、M2Oのモル数xは0.5y≦x≦1.0y、
2Oのモル数は1,050〜8,000とするのが好
ましい。
【0022】シリカ源、アルミナ源およびアルカリ源を
含む水性混合物を調製するが、この場合、水性混合物中
でゲルが生成しないか、生成したとしても残留しないこ
とが好ましく、少なくとも結晶化温度に昇温した時点で
ゲルが消失して透明性ゾル状であることが好ましい。透
明性ゾル状とするために、室温で1〜48時間熟成する
ことも有効である。
【0023】結晶化温度は80℃以上沸点未満の範囲が
好ましい。80℃未満では結晶化時間が長くなるだけで
粒子径が更に大きくなる効果は無く、常圧では105℃
を越えて高くなることはないが沸騰状態にしないことが
重要である。沸騰させた場合は純粋なフォージャサイト
型あるいはA型ゼオライトが得にくい。圧力釜(オート
クレーブ)を用いて、沸騰しない範囲で水蒸気を所定の
速度で蒸発させる場合は105℃以上の高温で実施する
ことも可能であるが粒子径が更に大きくなる効果はな
く、純度の高いゼオライトが得難くなり、製造設備が高
価になるので好ましくない。
【0024】次いで水分を蒸発させながら結晶化を行う
が、この時の水分蒸発速度は水のモル数zの値で表して
50〜500モル/日の範囲である。50未満では更に
粒子径が大きくなることはなく、結晶化時間が長くなる
だけで好ましくない。500を越えて高い場合は高濃度
で調合して結晶化した時と大きな違いがなくなり、粒子
径が大きくなる効果が乏しく好ましくない。
【0025】結晶化の停止は水のモル数zが概ね250
〜50となった時点で行うことが好ましい。zが250
より高い場合は結晶化が完了しておらず、ゲル相が残留
する場合があり、それによって結晶度が低下するので好
ましくない。また、zが50未満ではゼオライトが凝集
したりゼオライトの結晶度の低下を伴うことがあるので
好ましくない。
【0026】水のモル数zが概ね250〜50となった
後水性混合物を取り出し、濾過洗浄して得られるゼオラ
イト単一粒子(非凝集粒子)の最大粒子径は5μm以
上、好ましくは10〜100μmの範囲である。5μm
未満のものは本発明の方法によらずとも容易に製造する
ことが可能である。また得られるゼオライト単一粒子
(非凝集粒子)の重量平均粒子径は概ね3μm以上、好
ましくは5〜50μmの範囲である。3μm以下のもの
は本発明の方法によらずとも容易に製造することが可能
である。
【0027】次いで得られたゼオライトはそのまま使用
することが可能であるが、必要に応じて必要な大きさの
粒子を分取して使用することが可能である。又イオン交
換、乾燥、焼成、スチーミング等を施して使用すること
ができ、更にペレット、球状粒子等に成型して使用する
ことも可能である。
【0028】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれにより限定されるものではない。
【0029】各実施例及び比較例で得られた試料は結晶
性、重量平均粒子径および最大粒子径を調べた。ゼオラ
イトの種類の判別と結晶度の判定はX−Ray回折法に
より行った。重量平均粒子径は、試料を水に懸濁した後
分散剤としてピロリン酸ソーダを加え、更に超音波を当
てて充分分散させた後粒度分布測定装置(Capa−5
00)によって測定した。5μm以上の粒子径は自然沈
降法により測定し、5μm以下の粒子径は2000rp
mで遠心沈降させた後測定した。最大粒子径は走査型電
子顕微鏡(SEM)写真を、写真一枚に少なくとも粒子
100コが写るように撮影し、目視による上位5コの粒
子径(長径)を測定し、この中の最大のものについてこ
れを撮影倍率で除して求めた。尚、無定型のものについ
ては平均粒子径、最大粒子径の測定は実施しなかった。
以下の各実施例、比較例の調合組成は表1に、製造条件
は表2に、生成物の物性は表3にそれぞれ示す。
【0030】実施例1 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして2.70
wt%、Al23として3.5wt%含有)291gに
濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液145gを加
え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとして
2.19wt%、SiO2として7.0wt%含有)を
1.714kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・
Al23・20SiO2・1067H2Oのゼオライト合
成用アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。こ
の内の1kgを内径12cm、高さ10cmで内容積1
リットルの円筒形で上部に開閉度を調節できる蓋を装着
したテフロン製容器に充填し、これを温度95℃に設定
した換気ファン付き乾燥器内にセットした。上蓋の開度
は予め水分蒸発速度がzの値で約200モル/日となる
ように調節し、5日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄
を行った。乾燥器より取り出した際のスラリーは149
gに低減していた。このものはフォージャサイト型で、
平均粒子径は4μm、最大粒子径は10μmであった。
【0031】比較例1 実施例1で調製した水性混合物1kgを実施例1で使用
したと同一のテフロン容器に充填し、上蓋を完全密封し
て温度95℃に設定した換気ファン付き乾燥器内にセッ
トした。5日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄、次い
で乾燥を行い、実施例1と同様の測定を行った。このも
のはフォージャサイト型であったが収量が極めて少量で
あった。
【0032】比較例2 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして5.8w
t%、Al23として7.5wt%含有)272gに濃
度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液289gを加
え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとして
4.7wt%、SiO2として15wt%含有)を1.
6kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・Al23
・20SiO2・473H2Oのゼオライト合成用アルミ
ノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この内の1k
gを実施例1で使用したと同一のテフロン容器に充填
し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き乾燥器
内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度がzの
値で約200モル/日となるように調節し、48時間後
に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器より
取り出した際のスラリーは296gに低減していた。こ
のものはフォージャサイト型で、平均粒子径は0.2μ
m以下で、最大粒子径も0.4μmの小さいものであっ
た。
【0033】比較例3 比較例2で調製した水性混合物1kgを実施例1で使用
したと同一のテフロン容器に充填し、上蓋を完全密封し
て温度95℃に設定した換気ファン付き乾燥器内にセッ
トした。48時間後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を
行った。このものはフォージャサイト型で、平均粒子径
は0.2μm以下で、最大粒子径も0.5μmの小さい
ものであった。
【0034】実施例2 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして1.54
wt%、Al23として2.0wt%含有)510gに
濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液145gを加
え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとして
1.25wt%、SiO2として4.0wt%含有)を
3kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・Al23
・20SiO2・1903H2Oのゼオライト合成用アル
ミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この内の1
kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器に充填
し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き乾燥器
内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度がzの
値で約200モル/日となるように調節し、10日後に
乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器より取
り出した際のスラリーは87gに低減していた。このも
のはフォージャサイト型で、平均粒子径は12μmで、
最大粒子径は20μmの大きいものであった。
【0035】実施例3 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.77
2wt%、Al23として1.0wt%含有)2.04
kgに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液289
gを加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oと
して0.626wt%、SiO2として2.0wt%含
有)を12kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・
Al23・20SiO2・3853H2Oのゼオライト合
成用アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。こ
の内の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容
器に充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付
き乾燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速
度がzの値で約200モル/日となるように調節し、2
0日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥
器より取り出した際のスラリーは45gに低減してい
た。このものはフォージャサイト型で、平均粒子径は3
0μmで、最大粒子径は45μmの大きいものであっ
た。
【0036】比較例4 実施例3で調製した水性混合物1kgを実施例1で使用
したと同一のテフロン容器に充填し、上蓋を完全密封し
て温度95℃に設定した換気ファン付き乾燥器内にセッ
トした。20日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄、次
いで乾燥を行い、実施例3と同様の測定を行った。この
ものは白濁したヒドロゲルの状態で粒子化していなかっ
た。
【0037】実施例4 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.38
6wt%、Al23として0.5wt%含有)2.04
kgに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液145
gを加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oと
して0.313wt%、SiO2として1.0wt%含
有)を12kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・
Al23・20SiO2・7753H2Oのゼオライト合
成用アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。こ
の内の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容
器に充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付
き乾燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速
度がzの値で約200モル/日となるように調節し、4
0日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥
器より取り出した際のスラリーは23gに低減してい
た。このものはフォージャサイト型で、平均粒子径は3
8μmで、最大粒子径は65μmの大きいものであっ
た。
【0038】比較例5 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.23
2wt%、Al23として0.3wt%含有)340g
に濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液15gを加
え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとして
0.188wt%、SiO2として0.6wt%含有)
を2kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・Al2
3・20SiO2・12953H2Oのゼオライト合成用
アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この内
の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器に
充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き乾
燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度が
zの値で約200モル/日となるように調節し、80日
後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器よ
り取り出した際のスラリーは14gに低減していた。こ
のものは無定形で、固体の収量は極めて少量であった。
【0039】実施例5 実施例3で調製した水性混合物1kgを実施例1で使用
したと同一のテフロン容器に充填し、これを温度95℃
に設定した換気ファン付き乾燥器内にセットした。上蓋
の開度は予め水分蒸発速度がzの値で約50モル/日と
なるように調節し、80日後に乾燥器より取り出し、濾
過洗浄を行った。乾燥器より取り出した際のスラリーは
45gに低減していた。このものはフォージャサイト型
で、平均粒子径は45μmで、最大粒子径は58μmの
大きいものであった。
【0040】実施例6 実施例3で調製した水性混合物1kgを実施例1で使用
したと同一のテフロン容器に充填し、これを温度95℃
に設定した換気ファン付き乾燥器内にセットした。上蓋
の開度は予め水分蒸発速度がzの値で約100モル/日
となるように調節し、40日後に乾燥器より取り出し、
濾過洗浄を行った。乾燥器より取り出した際のスラリー
は45gに低減していた。このものはフォージャサイト
型で、平均粒子径は35μmで、最大粒子径は55μm
の大きいものであった。
【0041】実施例7 実施例3で調製した水性混合物1kgを実施例1で使用
したと同一のテフロン容器に充填し、これを温度95℃
に設定した換気ファン付き乾燥器内にセットした。上蓋
の開度は予め水分蒸発速度がzの値で約400モル/日
となるように調節し、10日後に乾燥器より取り出し、
濾過洗浄を行った。乾燥器より取り出した際のスラリー
は45gに低減していた。このものはフォージャサイト
型で、平均粒子径は12μmで、最大粒子径は23μm
の大きいものであった。
【0042】比較例6 実施例3で調製した水性混合物1kgを実施例1で使用
したと同一のテフロン容器に充填し、これを温度95℃
に設定した換気ファン付き乾燥器内にセットした。上蓋
の開度は予め水分蒸発速度がzの値で約1000モル/
日となるように調節し、4日後に乾燥器より取り出し、
濾過洗浄を行った。乾燥器より取り出した際のスラリー
は45gに低減していた。このものはフォージャサイト
型で、平均粒子径は1.5μm、最大粒子径は4μmで
あった。
【0043】比較例7 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.77
2wt%、Al23として1.0wt%含有)1.02
kgに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液378
gを加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oと
して0.626wt%、SiO2として2.0wt%含
有)を6kg加えて、酸化物モル比で30Na2O・A
23・20SiO2・3934H2Oのゼオライト合成
用アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この
内の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器
に充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き
乾燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度
がzの値で約200モル/日となるように調節し、20
日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器
より取り出した際のスラリーは55gに低減していた。
このものは球状をしたグメリナイト型が少量生成し、P
型が混在しており、平均粒子径は2.5μm、最大粒子
径は5μmであった。
【0044】実施例8 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.77
2wt%、Al23として1.0wt%含有)1.02
kgに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液211
gを加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oと
して0.626wt%、SiO2として2.0wt%含
有)を6kg加えて、酸化物モル比で20Na2O・A
23・20SiO2・3876H2Oのゼオライト合成
用アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この
内の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器
に充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き
乾燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度
がzの値で約200モル/日となるように調節し、20
日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器
より取り出した際のスラリーは48gに低減していた。
このものはフォージャサイト型で、平均粒子径は8μ
m、最大粒子径は18μmであった。
【0045】比較例8 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.77
2wt%、Al23として1.0wt%含有)1.02
kgに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液11g
を加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとし
て0.626wt%、SiO2として2.0wt%含
有)を6kg加えて、酸化物モル比で8Na2O・Al2
3・20SiO2・3806H2Oのゼオライト合成用
アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この内
の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器に
充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き乾
燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度が
zの値で約200モル/日となるように調節し、20日
後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器よ
り取り出した際のスラリーは38gに低減していた。こ
のものはフォージャサイト型で、平均粒子径は1.5μ
m、最大粒子径は3μmであった。
【0046】比較例9 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして1.16
wt%、Al23として1.5wt%含有)680gに
濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液94gを加
え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとして
0.94wt%、SiO2として3.0wt%含有)を
6kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・Al23
・30SiO2・3603H2Oのゼオライト合成用アル
ミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この内の1
kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器に充填
し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き乾燥器
内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度がzの
値で約200モル/日となるように調節し、20日後に
乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器より取
り出した際のスラリーは56gに低減していた。このも
のは無定形であった。
【0047】実施例9 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.96
5wt%、Al23として1.25wt%含有)816
gに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液119g
を加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとし
て0.7825wt%、SiO2として2.5wt%含
有)を6kg加えて、酸化物モル比で16Na2O・A
23・25SiO2・3709H2Oのゼオライト合成
用アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この
内の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器
に充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き
乾燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度
がzの値で約200モル/日となるように調節し、20
日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器
より取り出した際のスラリーは50gに低減していた。
このものは球状をしたグメリナイト型が主でP型が少量
混在しており、平均粒子径は30μm、最大粒子径は4
2μmであった。
【0048】実施例10 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.69
5wt%、Al23として0.9wt%含有)1.13
kgに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液165
gを加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oと
して0.563wt%、SiO2として1.8wt%含
有)を5.33kg加えて、酸化物モル比で16Na2
O・Al23・16SiO2・3570H2Oのゼオライ
ト合成用アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合し
た。この内の1kgを実施例1で使用したと同一のテフ
ロン容器に充填し、これを温度95℃に設定した換気フ
ァン付き乾燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分
蒸発速度がzの値で約200モル/日となるように調節
し、20日後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行っ
た。乾燥器より取り出した際のスラリーは45gに低減
していた。このものはフォージャサイト型で、平均粒子
径は10μm、最大粒子径は21μmであった。
【0049】比較例10 アルミン酸ナトリウム水溶液(Na2Oとして0.27
wt%、Al23として0.35wt%含有)2.91
kgに濃度48wt%の水酸化ナトリウム水溶液25g
を加え、これを撹拌しながら水硝子溶液(Na2Oとし
て0.22wt%、SiO2として0.7wt%含有)
を3.43kg加えて、酸化物モル比で4Na2O・A
23・4SiO2・3505H2Oのゼオライト合成用
アルミノ珪酸ナトリウム水性混合物を調合した。この内
の1kgを実施例1で使用したと同一のテフロン容器に
充填し、これを温度95℃に設定した換気ファン付き乾
燥器内にセットした。上蓋の開度は予め水分蒸発速度が
zの値で約200モル/日となるように調節し、20日
後に乾燥器より取り出し、濾過洗浄を行った。乾燥器よ
り取り出した際のスラリーは23gに低減していた。こ
のものはフォージャサイト型で、平均粒子径は2μm、
最大粒子径は4μmであった。
【0050】
【表1】 ×は本発明の要件を満していないことを示す。以下の表も同様である。
【0051】
【表2】 *蒸発速度は本文中では大よその数字を示したが表中では正確な数字を示した。
【0052】
【表3】 FAUはフォージャサイト型、AMは無定形、P.GはP型とグメリナイト型 の混在を示し、Trは生成量が極めて少ないことを示す。
【0053】
【発明の効果】本発明の方法により、触媒、触媒担体、
吸着剤、吸着分離剤などとして有用な粒子径の大きなゼ
オライトが、特別な原料や特別な装置を使うこと無く工
業的な方法で得ることができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化物のモル比で表して 【化1】xM2O・Al23・ySiO2・zH2O (Mはアルカリ金属陽イオン、0.5y≦x≦1.4
    y、5≦y≦25、1,000≦z≦10,000)な
    る組成を有するゼオライト合成用水性混合物を調製し、
    該水性混合物をゼオライトが結晶化するに充分な温度で
    加熱して、該水性混合物の水分を、水のモル比zの値を
    用いて表して50〜500モル/日の水分蒸発速度で蒸
    発させながら結晶化させることを特徴とするゼオライト
    の製造方法。
JP15615496A 1996-05-28 1996-05-28 大きな粒子径を有するゼオライトの製造方法 Pending JPH09315814A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1078882A1 (en) * 1999-08-24 2001-02-28 K.E.M. Corporation Process for preparing artificial zeolite by a slurry reaction method
US6599494B2 (en) 1999-08-19 2003-07-29 K.E.M. Corporation Process for preparing artificial zeolite by a slurry reaction method
JP2008031592A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Nisshinbo Ind Inc セルロース系繊維構造物の製造方法
JP2009197762A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 排ガス処理装置
CN116507416A (zh) * 2020-09-30 2023-07-28 沙特***石油公司 用于加氢裂化烃油的改性大微晶usy沸石

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