JPH09315231A - 自動車用収納ボックス - Google Patents

自動車用収納ボックス

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JPH09315231A
JPH09315231A JP15922096A JP15922096A JPH09315231A JP H09315231 A JPH09315231 A JP H09315231A JP 15922096 A JP15922096 A JP 15922096A JP 15922096 A JP15922096 A JP 15922096A JP H09315231 A JPH09315231 A JP H09315231A
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精一 佐藤
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章良 笹本
Takashi Takeuchi
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丈浩 寺井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポケットティッシュペーパー等の小物を収納
することのできる自動車用収納ボックスの提供。 【解決手段】 開口部を有するボックス本体と、該ボッ
クス本体に開閉可能に取り付けられるリッドからなる自
動車用収納ボックスにおいて、リッドLを構成する表カ
バー4Aと裏カバー4Bの間の一側寄りに、リッドの開
閉操作機構を配置し、他側寄りに、小物を収納する収納
空間27を画成して、該収納空間と対応する表カバー又
は裏カバーのいずれか一方の部位に、収納空間と連通す
る連通口28・29を開設することにより、ポケットテ
ィッシュペーパー等の小物を確実に保持するために、従
来の如き伸縮自在なバンドや引出口付のキャップの使用
が不要となるので、部品点数の削減が可能となると同時
に、その収納や交換作業が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用収納ボッ
クス、詳しくは、ポケットティッシュペーパー等の小物
類を収納することのできる自動車用収納ボックスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種自動車用収納ボックスとし
て、例えば、実開昭57−37646号公報や実開平4
−127039号公報に示すものが存する。前者の収納
ボックスは、ボックス本体に開閉可能に取り付けられる
リッドの裏側に比較的大きな凹部を形成して、当該凹部
内にティッシュペーパーボックスを伸縮自在なバンドを
介して収納する構成となっており、後者の収納ボックス
は、逆に、リッドの表側に比較的小さな凹部を形成し
て、当該凹部内にポケットティッシュペーパーを引出口
付のキャップを介して収納する構成となっている。
【0003】従って、これら従来の収納ボックスの下で
は、一応、ティッシュペーパーボックスやポケットティ
ッシュペーパー等の小物類の置場に窮する心配がなくな
ると共に、運転者でも、必要に応じて、ティッシュペー
パー等の小物類を使用することが可能となるので、頗る
好都合となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の収納
ボックスにあって、前者のものは、ティッシュペーパー
ボックスをバンドを介して凹部内に保持しなければなら
ないので、自ずと、ティッシュペーパーボックスの収納
や交換作業が大変となってしまう嫌いがあった。又、伸
縮自在なバンドの使用は、部品点数や耐久性の面でも好
ましいとは言えなかった。
【0005】逆に、後者のものは、リッドの表側に凹部
を形成して、当該凹部内にポケットティッシュペーパー
をキャップを介して収納する構成を採用した関係で、収
納ボックス自体の外観上の見映えが害される恐れがある
と共に、リッドの開閉時に、ポケットティッシュペーパ
ーがキャップと一緒に脱落してしまう恐れもあった。
尚、後者のものの下でも、キャップの使用が余儀なくさ
れるので、やはり、部品点数の面で好ましいとは言えな
かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯る従来の自
動車用収納ボックスが抱える種々の課題を有効に解決す
るために開発されたもので、請求項1記載の発明は、開
口部を有するボックス本体と、該ボックス本体に開閉可
能に取り付けられるリッドからなる自動車用収納ボック
スにおいて、リッドを構成する表カバーと裏カバーの間
の一側寄りに、リッドの開閉操作機構を配置し、他側寄
りに、小物を収納する収納空間を画成して、該収納空間
と対応する表カバー又は裏カバーのいずれか一方の部位
に、収納空間と連通する連通口を開設する構成を採用し
た。
【0007】請求項2記載の発明は、開口部を有するボ
ックス本体と、該ボックス本体に開閉可能に取り付けら
れるリッドからなる自動車用収納ボックスにおいて、リ
ッドを構成する表カバーと裏カバーの間にポケットティ
ッシュペーパーを収納する収納空間を画成して、該収納
空間と対応する表カバー又は裏カバーのいずれか一方の
部位に、収納空間と連通する差込口部と引出口部とを連
続して開設する構成を採用した。
【0008】請求項3記載の発明は、開口部を有するボ
ックス本体と、該ボックス本体に開閉可能に取り付けら
れるリッドからなる自動車用収納ボックスにおいて、リ
ッドを構成する表カバーと裏カバーの間の一側寄りに、
リッドの開閉操作機構を配置し、他側寄りに、ポケット
ティッシュペーパーを収納する収納空間を画成して、該
収納空間と対応する表カバー又は裏カバーのいずれか一
方の部位に、収納空間と連通する差込口部と引出口部と
を連続して開設する構成を採用した。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2乃至請求
項3を前提として、差込口部を横長孔状となし、引出口
部を縦長孔状となして、差込口部と引出口部とが全体と
して連続するT字状を呈する構成を採用した。
【0010】依って、請求項1乃至請求項3記載の発明
の下では、小物やポケットティッシュペーパーを確実に
保持するために、従来の如き伸縮自在なバンドや引出口
付のキャップの使用が不要となるので、部品点数の削減
が可能となると同時に、小物やポケットティッシュペー
パーの収納や交換作業が容易となることに加えて、リッ
ドを構成する表カバーと裏カバーの内部空間を合理的に
利用することができるので、リッド自体の小型化・薄型
化にも大いに貢献できる。又、請求項4記載の発明の下
では、ティッシュペーパーを初めから引き出しながら収
納空間内に収納できるので、収納作業が更に容易とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて詳述すれば、該実施の形態に係る自
動車用収納ボックスは、リッドを二方向から開閉できる
ものとして開発されたものである。
【0012】そこで、まず、上部が開口する収納ボック
スの本体側から説明すると、当該ボックス本体Bは、図
1に示す如く、その開口部縁の前後に起立壁1を設け、
該各起立壁1の対向面に対して、両端部に軸孔3を形成
した金属製ブラケット2を個々に固定する構成となって
いる。
【0013】ボックス本体Bに開閉可能に取り付けられ
るリッドLは、図2に示す如く、いずれも合成樹脂で矩
形状に成形された表カバー4Aと裏カバー4Bとから構
成されて、特に、裏カバー4Bに対しては、その長手方
向の前部側寄りに、後述する移動体16を左右方向へ移
動可能に装着する区域5を積極的に画して、当該区域5
の略中央部に左右のガイド口6aを有する保持ブロック
6を設け、この保持ブロック6内に移動体16をセンタ
リング位置に付勢する圧縮コイルばね7を収納する構成
となっている。
【0014】又、上記保持ブロック6の一側近傍に、嘴
状を呈するチェックレバー8を支持壁9を介して回動可
能に軸支し、該チェックレバー8の一端部8aを保持ブ
ロック6方向に臨ましめ、同他端部8bを裏カバー4B
の前壁側に開設されている窓10内から外方に臨まし
め、且つ、他端部8bが上記窓10の底部に当接するま
で、チェックレバー8の一端部8aを捩じりばね11で
上方に付勢する構成となしている。
【0015】更に、区域5におけるチェックレバー8の
反対側には、後述するスプリングバー20が有する一対
の折曲先端部20aの移動を案内する案内カム12を左
右対称に設けるものとする。当該左右対称の案内カム1
2は、上記各折曲先端部20aの往路と復路とを反転突
起14を介して画成すると共に、復路側には案内壁15
を立設する構成となっている。
【0016】既述した移動体16は、図3にも示す如
く、その中間部が巾狭で両端部が巾広な形態を呈する合
成樹脂の一体成形品で、特に、当該巾広の両端縁に左右
一対の操作ボタン17A・17Bを一体に連設すると共
に、巾狭の中間部の上記チェックレバー8と対向する側
面にストッパー突起18を形成し、同中間部の上記案内
カム12と対向する側面にホルダー壁19を一体に形成
して、該ホルダー壁19に上記折曲先端部20aを有す
るスプリングバー20を固定する構成となっている。
【0017】これに加えて、中間部の下面に対しては、
上記保持ブロック6の各ガイド口6aを経て圧縮コイル
ばね7と干渉する一対の脚片21を形成し、且つ、巾広
の両端部に対しては、各側の長短ヒンジピン23・24
の従動子23a・24aを嵌入する一対のカム溝22を
対向して形成する構成となしている。尚、この各カム溝
22は、連続する規制部22aと非規制部22bとを有
し、対向する状態においては、図示する如く、各規制部
22a同士は間隔巾が徐々に狭まるハの字状を呈し、各
非規制部22b同士は、同一の最大間隔巾をおいて平行
状を呈するように設定されている。
【0018】従って、この対向するカム溝22内に各側
に存する一対の長短ヒンジピン23・24の従動子23
a・24aを嵌入した状態で、移動体16は、裏カバー
4Bの前部側寄りの区域5内に左右方向へ移動可能に装
着されることとなるが、この場合には、裏カバー4Bの
区域5の両側に配される装飾枠25を介して装着される
こととなり、各側の長短ヒンジピン23・24は、裏カ
バー4Bの区域5の両側にネジ止めされるガイド枠26
を介して進退動可能に支承されることとなる。
【0019】他方、本実施の形態にあっては、表カバー
4Aと裏カバー4Bの間の後部側寄りに、ポケットティ
ッシュペーパーを収納する収納空間27を積極的に画成
して、該収納空間27と対応する裏カバー4Bの部位
に、収納空間27と連通する連通口を開設するものであ
るが、この連通口に関しては、横長孔状の差込口部28
と縦長孔状の引出口部29とをT字状に連続する状態を
もって開設する構成を採用している。
【0020】尚、図中、30は、各側に存する短寸ヒン
ジピン23の先端部を支持する支持孔で、先に説明した
前側ブラケット2の軸孔3と対応して裏カバー4Bの前
壁の両側に形成され、31は、逆に、各側に存する長寸
ヒンジピン24の先端部を支持する支持孔で、後側ブラ
ケット2の軸孔3と対応して裏カバー4Bの後壁の両側
に形成されている。又、32は、左右の長寸ヒンジピン
24に沿って設けられた隔壁、33は、上記差込口部2
8の口縁から引出口部29方向に向かい傾斜して設けら
れた斜壁で、前者の各隔壁32は、収納空間27内に収
納されたポケットティッシュペーパーがヒンジピン24
を含む開閉操作機構側に挟まって作動不良を引き起こす
ことを防止し、後者の斜壁33は、ポケットティッシュ
ペーパーの収納時の折れ曲がりを効果的に防止して、そ
の後の取り出しをも良好となすためのものである。
【0021】依って、本実施の形態の下では、移動体1
6の両端部に形成されているカム溝22内に、ガイド枠
26に支承されている各側の長短ヒンジピン23・24
の各従動子23a・24aを係合させた状態を得て、移
動体16の中間部内に保持ブロック6を収めながら、当
該移動体16を2個の装飾枠25を介して裏カバー4B
の区域5内に移動可能に装着して、裏カバー4B上に表
カバー4Aを被冠すれば、リッドLの前部側寄り内部に
は、操作ボタン17A・17Bを連設した移動体16を
含め、リッドLの開閉操作機構が全て配置され、同後部
側寄りには、図4に示す如く、ポケットティッシュペー
パーの収納空間27が画成されることとなるので、リッ
ドLの内部空間を有効利用して、リッドLの小型化・薄
型化に貢献することが可能となる。
【0022】しかも、上記収納空間27内にポケットテ
ィッシュペーパーを収納する場合には、部品点数の面で
問題となる従来の如きバンドやキャップを使用しなくと
も、単に、上記した斜壁33の案内を得て、裏カバー4
Bに開設されている横長孔状の差込口部28から、ポケ
ットティッシュペーパーをその長さ方向から収納空間2
7内に差し込むだけで、ポケットティッシュペーパーを
確実に収納保持することが可能となるので、ポケットテ
ィッシュペーパーの収納及び交換作業が容易となると共
に、縦長孔状の引出口部29からティッシュペーパーを
1枚ずつ簡単に引き出すことが可能となる。又、差込口
部28と引出口部29とがT字状に連続していること
は、ティッシュペーパーを引き出した状態のまま、収納
空間27内に差し込むことが可能となるので、この点か
らも、収納作業が更に容易となる。
【0023】そして、本実施の形態にあって、リッドL
が閉塞されている状態では、図5に示す如く、操作ボタ
ン17A・17Bを一体に連設した移動体16が、保持
ブロック6内に収納されている圧縮コイルばね7のばね
圧で、裏カバー4Bの区域5内においてそのセンタリン
グ位置に付勢されているので、各側に存する一対の長短
ヒンジピン23・24の先端部が、各自の支持孔30・
31を経て前後ブラケット2の対応する各軸孔3内に係
入して、確実な閉塞状態が保障される。
【0024】尚、この閉塞状態にあっては、チェックレ
バー8の他端部8bがボックス本体Bの前側ブラケット
2の上縁部に当接して、自身の一端部8aを捩じりばね
11のばね圧に抗して下方に押圧しているので、上記移
動体16のストッパー突起18は、当該チェックレバー
8の一端部8aの上位に位置するだけである。又、スプ
リングバー20の各折曲先端部20aは、対応する案内
カム12のニュートラル位置に待機することとなる。
【0025】そして、リッドLの閉塞状態において、今
仮に、ボックス本体Bの開口部を開放するために、リッ
ドLを左方向へ回動する場合には、右側の操作ボタン1
7Aを保持ブロック6内に収納されている圧縮コイルば
ね7のばね圧に抗して内方に押圧すると、図6に示す如
く、当該操作ボタン17Aの押圧移動と連動するカム溝
22の規制部22aの作用で、右側に存する一対の長短
ヒンジピン23・24が前後ブラケット2の各軸孔3か
ら抜け外れる。
【0026】又、斯る操作ボタン17Aの押圧に際して
は、上記スプリングバー20の左側に位置する折曲先端
部20aが、図示する如く、移動体16と連動して、対
応する案内カム12の往路を反転突起14に接しながら
移動することとなるが、当該折曲先端部20aが反転突
起14を乗り越えて復路の入口側へ移行すると、これに
起因して、操作ボタン17Aに対する押圧荷重が変化す
ると同時にカチャと言う快音が発生する。尚、スプリン
グバー20の右側に位置する折曲先端部20aは、何ら
の作用を果たすことなく、そのニュートラル位置から左
方向に移動するだけである。
【0027】そこで、操作ボタン17Aを押圧したま
ま、リッドLを若干上方へ回動させると、チェックレバ
ー8の他端部8bの前側ブラケット2の上縁部に対する
当接状態が即座に解かれるので、これにより、当該チェ
ックレバー8の一端部8aが捩じりばね11のばね圧で
上方に回動して、自身の側面にストッパー突起18を自
動的に当接させるので、移動体16は、センタリング位
置に付勢する圧縮コイルばね7のばね圧に抗してその場
にロックされて、センタリング位置に戻ることが阻止さ
れる一方、左側に位置するスプリングバー20の折曲先
端部20aも、既述した反転突起14を乗り越えた復路
の入口側で一旦停止する。
【0028】従って、後は、リッドLを、左側において
前後ブラケット2の各軸孔3内に係入している一対の長
短ヒンジピン23・24を回転軸として左方向へ回動す
れば、図7に示す如く、ボックス本体Bの開口部を開放
できる。しかも、斯るリッドLの開放状態にあっては、
図示する如く、収納空間27内に収納されているポケッ
トティッシュペーパーPが引出口部29から外方に引き
出されているので、使用したい場合には、リッドLを開
放するだけで、その使用が可能となって、極めて使い勝
手が良くなる。
【0029】そして、この全開状態にあるリッドLを閉
塞する場合には、リッドLを、左側において前後ブラケ
ット2の各軸孔3内に係入している一対の長短ヒンジピ
ン23・24を回転軸として右方向へ回動して、リッド
Lをボックス本体Bの開口部縁に当接するまで倒すと、
今度は、上記窓10から外方に臨むチェックレバー8の
他端部8bが前側ブラケット2の上縁部に当接して、チ
ェックレバー8の一端部8a側を捩じりばね11のばね
圧に抗して下方に回動させて、その側面に対するストッ
パー突起18の当接状態を解くので、これにより、移動
体16が、圧縮コイルばね7のばね圧で再びセンタリン
グ位置に戻ると同時に、これと連動して、右側に存する
一対の長短ヒンジピン23・24も、カム溝22の規制
部22aの作用を得て、各自の支持孔30・31から前
後ブラケット2の対応する各軸孔3内に自動的に係入し
て、リッドLが閉塞されることとなる。
【0030】逆に、ボックス本体Bの開口部を開放する
ために、リッドLを右方向へ回動する場合には、具体的
には図示しないが、今度は、左側の操作ボタン17Bを
保持ブロック6内の圧縮コイルばね7のばね圧に抗して
内方に押圧して、前記と同様な操作を行なうこととな
り、又、全開状態にあるリッドLを閉塞する場合にも、
やはり、前記と同様な操作を行なうこととなる。
【0031】尚、上記実施の形態にあっては、リッドL
を二方向から開閉できる収納ボックスを対象としたもの
であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、
リッドLを一方向からしか開閉できない収納ボックスに
も応用できることは言うまでもないが、これに加えて、
収納空間27と連通する差込口部28と引出口部29と
を表カバー4A側に開設することも実施に応じ任意であ
る。但し、実施の形態のように、差込口部28と引出口
部29とを裏カバー4B側に開設すれば、収納ボックス
自体の外観上の見映えを害する心配がなくなる。又、収
納空間27内に収納されるものも、ポケットティッシュ
ペーパーPに限定されるものではなく、その他の小物類
であっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、本発明にあっては、上記構
成の採用により、小物やポケットティッシュペーパーを
確実に保持するために、従来の如き伸縮自在なバンドや
引出口付のキャップの使用が不要となるので、部品点数
の削減が可能となると同時に、小物やポケットティッシ
ュペーパーの収納空間内に対する収納や交換作業が容易
となる。又、これに加えて、リッドを構成する表カバー
と裏カバーの内部空間を合理的に利用することができる
ので、リッド自体の小型化・薄型化に大いに貢献できる
こととなる。又、特に、請求項4記載の下では、ティッ
シュペーパーを初めから引き出しながら収納空間内に収
納できるので、収納作業が更に容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動車用収納ボック
スのボックス本体側の構造を示す斜視図である。
【図2】同リッド側の構造を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】移動体のみを一部分解して裏面側から示す斜視
図である。
【図4】リッドを構成する表カバーと裏カバーの間の後
部側寄りにポケットティッシュペーパーの収納空間が画
成された状態を示す要部断面図である。
【図5】リッドの閉塞状態を示す断面図である。
【図6】右側の操作ボタンを押圧した状態を示す断面図
である。
【図7】リッドを開放した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
B ボックス本体 L リッド 4A 表カバー 4B 裏カバー 5 移動体の装着区域 8 チェックレバー 12 案内カム 16 移動体 17A 右側の操作ボタン 17B 左側の操作ボタン 18 ストッパー突起 19 ホルダー壁 20 スプリングバー 22 カム溝 27 収納空間 28 差込口部 29 引出口部 32 隔壁 33 斜壁 P ポケットティッシュペーパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 貴司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 寺井 丈浩 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有するボックス本体と、該ボッ
    クス本体に開閉可能に取り付けられるリッドからなる自
    動車用収納ボックスにおいて、リッドを構成する表カバ
    ーと裏カバーの間の一側寄りに、リッドの開閉操作機構
    を配置し、他側寄りに、小物を収納する収納空間を画成
    して、該収納空間と対応する表カバー又は裏カバーのい
    ずれか一方の部位に、収納空間と連通する連通口を開設
    したことを特徴とする自動車用収納ボックス。
  2. 【請求項2】 開口部を有するボックス本体と、該ボッ
    クス本体に開閉可能に取り付けられるリッドからなる自
    動車用収納ボックスにおいて、リッドを構成する表カバ
    ーと裏カバーの間にポケットティッシュペーパーを収納
    する収納空間を画成して、該収納空間と対応する表カバ
    ー又は裏カバーのいずれか一方の部位に、収納空間と連
    通する差込口部と引出口部とを連続して開設したことを
    特徴とする自動車用収納ボックス。
  3. 【請求項3】 開口部を有するボックス本体と、該ボッ
    クス本体に開閉可能に取り付けられるリッドからなる自
    動車用収納ボックスにおいて、リッドを構成する表カバ
    ーと裏カバーの間の一側寄りに、リッドの開閉操作機構
    を配置し、他側寄りに、ポケットティッシュペーパーを
    収納する収納空間を画成して、該収納空間と対応する表
    カバー又は裏カバーのいずれか一方の部位に、収納空間
    と連通する差込口部と引出口部とを連続して開設したこ
    とを特徴とする自動車用収納ボックス。
  4. 【請求項4】 差込口部を横長孔状となし、引出口部を
    縦長孔状となして、差込口部と引出口部とが全体として
    連続するT字状を呈することを特徴とする請求項2乃至
    請求項3のいずれかに記載の自動車用収納ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111497753A (zh) * 2019-01-31 2020-08-07 长城汽车股份有限公司 车辆扶手箱和车辆
CN111497753B (zh) * 2019-01-31 2021-06-22 长城汽车股份有限公司 车辆扶手箱和车辆

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