JPH09313565A - 遠赤外線放射セラミックスサウナ - Google Patents

遠赤外線放射セラミックスサウナ

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JPH09313565A
JPH09313565A JP17538496A JP17538496A JPH09313565A JP H09313565 A JPH09313565 A JP H09313565A JP 17538496 A JP17538496 A JP 17538496A JP 17538496 A JP17538496 A JP 17538496A JP H09313565 A JPH09313565 A JP H09313565A
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JP
Japan
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ceramics
sauna
far
infrared radiation
radiation effect
Prior art date
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Application number
JP17538496A
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English (en)
Inventor
Akio Honke
昭夫 本家
Tatsuji Hirai
辰治 平井
Teruaki Nishiyama
輝朗 西山
Hiroo Kobayashi
弘旺 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のサウナ風呂に比較して、セラミックス
が有する遠赤外線放射効果を有効利用したサウナを得
る。 【解決手段】 遠赤外線放射効果のあるセラミックスを
床面に敷きつめるか、または、厚く敷きつめて砂風呂を
形成するか、あるいは、壁面や天井部に張り合わせた
り、吹き付ける、などしてセラミックスを室内に配置す
る。それらのセラミックスを各種のヒーターや温水、熱
風などで人工的に加熱して、セラミックスが有する遠赤
外線放射効果を有効に利用した遠赤外線放射サウナを作
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックスの遠
赤外線放射効果を有効利用したサウナ、及び砂蒸し風呂
を取り付けてなるサウナに関する。
【0002】
【従来の技術】遠赤外線の放射効果を利用した遠赤外線
サウナなどの入浴装置は、人体に浸透した遠赤外線が人
体と共振・共鳴運動を起こし、皮下深層でも温度が上昇
する。そのため毛細血管の拡張、血液循環の促進、細胞
組織の活性化、発汗により生体に溜まった老廃物が排出
されるなどの高い入浴効果が得られるとの多くの報告が
あるが、セラミックスが有する遠赤外線の放射効果をさ
らに一層有効に利用できる入浴装置の出現が望まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の加熱式サウナや
遠赤外線サウナにあっては、セラミックスが有する遠赤
外線放射効果を全く利用していなかったり、有効利用が
不十分であるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めには、砂状、球状、天然石状、粉末状などに製造され
た遠赤外線を放射するアルミナ、ジルコニア、遷移金属
の酸化物、木炭などの人工セラミックス、またはそれら
と天然産セラミックスとの混合物を室内に敷きつめる
か、あるいはそれらのセラミックスを厚く敷きつめて砂
風呂を形成する。もしくは、板状などに成形製造された
セラミックスを張り合わせるなどして床面や壁面、天井
部をセラミックスで構成する。これらのセラミックスを
ヒーターや温水、熱風などで加熱すればよい。特に遠赤
外線放射サウナヒーターで加熱すれば、ヒーターの遠赤
外線放射効果に更にセラミックスの遠赤外線放射効果を
加味することができ、効率の良いサウナを構成できる。
砂風呂を形成してセラミックスで人体を覆うようにした
砂蒸し風呂入浴では、従来の各種サウナなどの入浴方法
に比較して全身を一様に温めることができるため、比較
的低温で入浴することができ、長時間の入浴が可能であ
る。しかも、砂状、球状、粒状などのセラミックスが直
接人体に接しているので、セラミックスの遠赤外線放射
効果を効率よく、長時間利用できる特徴がある。
【0005】
【発明の実施形態】砂状、球状、粒状、天然石状、粉末
状など種々の形状に製造された遠赤外線放射効果のある
セラミックス、またはそれらと天然産のセラミックスと
の混合物を室内床面に数mm〜数10cm敷きつめる
か、あるいは人体を覆えるように厚く敷きつめて砂風呂
を形成する。もしくはそれらを用いて板状などに製造さ
れたセラミックスを張り合わせるか、それらのセラミッ
クスを溶射や吹き付け、塗布などでコーティングして壁
面や天井部、床面をセラミックスで構成する。これらの
セラミックスを電気式、またはガス焚き式の遠赤外線放
射ヒーターで室内側面、もしくは上部より加熱する。そ
のようにすれば遠赤外線放射ヒーターとセラミックスの
両者から遠赤外線が放射され、効率のよい遠赤外線放射
サウナとなり、遠赤外線放射を利用した入浴装置として
は理想的なものになる。特に砂風呂を形成する場合は、
砂蒸し風呂入浴と砂風呂を構成するセラミックスの遠赤
外線放射効果の加味された、サウナ入浴の両者を順次、
自由に選択利用できる利点がある。また、上述のセラミ
ックスを従来のヒーター、温水、熱風などでセラミック
スの下部、側面、もしくは上部より加熱することによ
り、セラミックスから放射される遠赤外線を利用した遠
赤外線放射サウナ、もしくは砂蒸し風呂の加味された遠
赤外線放射サウナを作ることができる。
【0006】
【実施例1】珪砂に人工アルミナ砂(#20)を30%
混合してなる砂風呂を、室内側面部より遠赤外線放射ヒ
ーターで加熱して室内温度70℃の砂蒸し風呂の加味さ
れたサウナを作った。砂蒸し風呂内部の温度、砂蒸し風
呂の表面温度、比較としての砂蒸し風呂を加味しない場
合の表面と同位置での温度を表1に示す。 表1 砂蒸し風呂の加味されたサウナの温度 砂蒸し風呂内部の温度 30℃〜40℃ 砂蒸し風呂表面の温度 55℃ 比較の温度 45℃ このように砂蒸し風呂を加味すると、セラミックスの遠
赤外線放射効果により加味しない場合よりもセラミック
スの表面温度が上昇し、サウナの効率が良くなる。な
お、砂風呂を形成せずにセラミックスを床面に敷きつめ
ただけの場合も同様である。一方、砂蒸し風呂内部はサ
ウナ室内に比較して温度が上昇しないため比較的長時間
の入浴が可能である。したがって、遠赤外線放射サウナ
入浴と砂蒸し風呂入浴を適宜選択して入浴することがで
きる。
【0007】
【実施例2】アルミナ砂(#20)を床面に約1cm敷
きつめ、その下面より温水で加温し、サウナを作った。
アルミナを敷きつめない場合のサウナ床面の温度と、ア
ルミナを敷きつめてサウナを形成した場合のアルミナ内
部の温度を比較した。その結果を表2に示す。 表2 床面温度とアルミナ内部の温度の比較 床面温度 (℃) 30 40 45 48 52 56 61 アルミナの温度(℃)30 40 45 50 55 60 70 このように、アルミナを敷きつめた方が温度は高くな
り、また、放冷後も冷めにくかった。なお、セラミック
ス表面に少量の水を散布すれば水蒸気を室内に発生させ
ることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明の遠赤外線放射サウナは、従来の
加熱式サウナや遠赤外線放射サウナにセラミックスが有
する遠赤外線の放射が加味されるからサウナ風呂の効率
を上げることがてきる。また、人体が受ける遠赤外線量
が多いため従来のサウナに比較して低温で入浴すること
もできる。特にセラミックス層を厚くした砂蒸し風呂を
加味したサウナでは、人体がセラミックスで覆われるた
めに従来のサウナに比較して低温、長時間の入浴が可能
となる。一方、本発明の遠赤外線放射サウナは、従来の
サウナに比較して人体が受ける遠赤外線量が多く、また
遠赤外線効果を効率よく長時間利用できるため、毛細血
管の拡張、血液循環の促進、細胞組織の活性化、発汗に
よる生体に溜まった老廃物の排出効果なども一層優れて
いる。その結果、ストレスを解消しやすく、また血行を
良くし、病気に対する抵抗力を高めて、高血圧症、低血
圧症、更年期障害、五十肩、冷え症、腰痛、リューマチ
などの多くの症状の予防、ならびに軽減や自然治癒力の
向上に効果が期待できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591147096 小林 弘旺 大阪府豊中市新千里北町1―1,C14― 305 (72)発明者 本家 昭夫 兵庫県尼崎市武庫之荘1丁目19−12 (72)発明者 平井 辰治 兵庫県尼崎市武庫之荘本町1丁目11番1号 (72)発明者 西山 輝朗 兵庫県尼崎市南武庫之荘7丁目12−17− 303 (72)発明者 小林 弘旺 大阪府豊中市新千里北町1丁目1番地C14 −305

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂状、球状、粒状、天然石状、粉末状、
    板状などに製造された遠赤外線放射効果のある人工セラ
    ミックス、またはそれらと天然産セラミックスとの混合
    物を室内に敷きつめ、それらのセラミックスをヒータ
    ー、温水、熱風なで加熱して、セラミックスが有する遠
    赤外線放射効果を有効利用することを特徴とするサウ
    ナ。
  2. 【請求項2】 遠赤外線放射効果のある人工セラミック
    ス、またはそれらと天然産セラミックスとの混合物を床
    面に厚く敷きつめて砂風呂を構成し、それらをヒータ
    ー、温水、熱風などで加熱して、セラミックスが有する
    遠赤外線放射効果を有効利用した砂蒸し風呂を加味した
    サウナ。
  3. 【請求項3】 遠赤外線放射効果のある人工セラミック
    ス、またはそれらと天然産セラミックスの混合物を用い
    て製造された板状などのセラミックスを張り合わせる
    か、あるいはセラミックスを溶射や吹き付け、塗布など
    でコーティングして床面や壁面、天井部を構成し、それ
    らをヒーター、温水、熱風などで加熱してセラミックス
    が有する遠赤外線放射効果を有効利用したサウナ。
JP17538496A 1996-05-31 1996-05-31 遠赤外線放射セラミックスサウナ Pending JPH09313565A (ja)

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JP17538496A JPH09313565A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 遠赤外線放射セラミックスサウナ

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JPH09313565A true JPH09313565A (ja) 1997-12-09

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JP17538496A Pending JPH09313565A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 遠赤外線放射セラミックスサウナ

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JP (1) JPH09313565A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100293838B1 (ko) * 1999-05-11 2001-06-15 홍순걸 옥 한증 사우나의 시공방법 및 그 구조
WO2004103252A1 (ja) * 2003-05-20 2004-12-02 Yamada Denso Service Sha Co., Ltd. サウナ室

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100293838B1 (ko) * 1999-05-11 2001-06-15 홍순걸 옥 한증 사우나의 시공방법 및 그 구조
WO2004103252A1 (ja) * 2003-05-20 2004-12-02 Yamada Denso Service Sha Co., Ltd. サウナ室
JPWO2004103252A1 (ja) * 2003-05-20 2006-07-20 有限会社山田電装サービス社 サウナ室

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