JPH09312494A - 実装機の部品供給方法 - Google Patents

実装機の部品供給方法

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JPH09312494A
JPH09312494A JP8127021A JP12702196A JPH09312494A JP H09312494 A JPH09312494 A JP H09312494A JP 8127021 A JP8127021 A JP 8127021A JP 12702196 A JP12702196 A JP 12702196A JP H09312494 A JPH09312494 A JP H09312494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一実装機を複数種類のプリント基板に対し
て使用可能とするとともに、フィーダー交換作業等も含
めた実装機の作業効率を向上する。 【解決手段】 部品供給部ユニットにおけるフィーダー
の配置を設定する際に、先ず第1種のプリント基板PA
に対するフィーダーの配置を、実装効率を高めるための
最適化演算処理によって決定し、次いで、第2種のプリ
ント基板PBに対するフィーダーを、上記部品供給部ユ
ニット内で既にフィーダー配置が設定されている部分を
除く残余スペースに配置することとして、その配置を最
適化演算処理によって決定し、このようにして、複数種
類のプリント基板にそれぞれ搭載される部品を供給する
ためのフィーダーを部品供給部ユニットに合理的に配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のフィーダー
を有する部品供給部ユニットを部品供給部に装備すると
ともに、処理対象となるプリント基板を搬入して部品装
着部に設置した状態で、吸着ノズルを有するヘッドによ
りIC等の電子部品を上記部品供給部から吸着してプリ
ント基板上の所定位置に装着するようにした実装機にお
ける部品供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、吸着ノズルを有するヘッドに
より、IC等の電子部品を部品供給部から吸着して、部
品装着部に設置されているプリント基板上に移送し、プ
リント基板の所定位置に装着するようにした実装機は一
般に知られている。この実装機は、通常、1乃至複数の
ヘッドを具備したヘッドユニットがX軸方向およびY軸
方向に移動可能となっている。また、部品供給部には、
各種部品を供給可能とすべく多数のフィーダーを配設し
た部品供給部ユニットが装備され、例えば所定数のテー
プフィーダーを並列に配置した部品供給部ユニットが装
備されている。そして、例えば上記ヘッドユニットに複
数のヘッドを具備する場合は、これらのヘッドで部品供
給部の複数のフィーダーから同時にもしくは連続的に部
品を吸着した後、ヘッドユニットが部品装着部のプリン
ト基板上に移動し、各ヘッドからプリント基板に部品が
順次装着されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の実
装機では、プリント基板における搭載部品のレイアウト
は各種基板毎にその用途、機能等に応じて定められてお
り、これに対して実装効率向上に有利なように部品供給
側のフィーダー配置を設定することが要求される。とく
にヘッドユニットに複数のヘッドを具備する場合、例え
ばプリント基板上の搭載位置が近い部品を複数ヘッドで
同時吸着できるようにフィーダーを配置するとタクトタ
イムが短縮されるというように、フィーダーの配置が実
装効率に大きく影響する。このため、実装の対象となる
プリント基板に応じ、コンピュータ解析等によって実装
効率を高めるのに最適なフィーダーの配置を設定すると
いうような最適化の手法は、考えられている。
【0004】しかし、同一の実装機で各種基板の実装を
行う場合、各種基板毎に個別にフィーダーの配置を設定
すると、実装処理を行う基板の種類が変わるとその都度
フィーダーの配置の変更を行うことが必要となり、その
ための作業に時間が費やされる。従って、フィーダー交
換作業等を含めた総合的な効率化の面で、改善の余地が
残されていた。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、同一実装機を
複数種類のプリント基板に対して使用可能とするととも
に、フィーダー交換作業等も含めた実装機の作業効率を
向上することができる実装機の部品供給方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
部品供給部と、プリント基板が設置される部品装着部
と、上記部品供給部から部品を吸着して上記部品装着部
のプリント基板上に装着するヘッドとを備え、上記部品
供給部に、多数列の部品供給用のフィーダーを配備した
部品供給部ユニットが取付けられる一方、複数種類のプ
リント基板のうちから選択された対象基板が上記部品装
着部に設置されるようになっている実装機において、上
記部品供給部ユニットにおけるフィーダーの配置を設定
する際に、先ず第1種のプリント基板に搭載される部品
を供給すべき複数のフィーダーの配置を、実装効率を高
めるために最適な配置とする所定の最適化演算処理によ
って決定し、次いで、第2種のプリント基板に搭載され
る部品のうちで少なくとも第1種のプリント基板に搭載
される部品と共通しない部品を供給するフィーダーにつ
き、上記部品供給部ユニット内で既にフィーダー配置が
設定されている部分を除く残余スペースに配置すること
として、この残余スペース内でのフィーダーの配置を所
定の最適化演算処理によって決定し、このようなフィー
ダー配置決定の処理を順次行うことにより複数種類のプ
リント基板に対してそれぞれに搭載される部品を供給可
能とするように部品供給部ユニット内のフィーダー配置
を設定するようにしたものである。
【0007】この方法によると、複数種類のプリント基
板に対して部品供給を行うのに必要な多数のフィーダー
が部品供給部ユニットに組み込まれて、これが部品供給
部にセットされることにより、その複数種類のプリント
基板の中であれば実装処理される基板の種類が変わって
もフィーダーの配置の変更を必要とせず、フィーダー交
換作業が省略される。しかも、上記各プリント基板に対
して過給的に実装効率が高められるようなフィーダー配
置が得られる。
【0008】とくに、複数種類のプリント基板のそれぞ
れを対象とした最適化演算処理によるフィーダー配置決
定の処理を、実装処理頻度が高いプリント基板から順に
行うようにすれば、複数種類のプリント基板に対する総
合的な作業の効率が高められる。
【0009】また、上記の方法において、複数種類の基
板に共通して搭載される部品を供給する共通部品用のフ
ィーダーは複数種類の基板に共用し、各種基板毎に固有
の部品を供給する固有部品用のフィーダーは各種基板に
対してそれぞれ設け、これら共通部品用のフィーダー及
び各種基板に対する固有部品用のフィーダーを部品供給
部ユニット内に一括に配設すべくフィーダー配置を設定
すれば、複数種類の基板に対して部品供給を行うのに必
要なフィーダーが限られたスペース内に合理的に配置さ
れる。
【0010】この場合に、各種プリント基板に対してそ
れぞれ、搭載される部品と部品搭載位置及び部品を供給
するフィーダーの位置に関する情報を含む基板別データ
を基板別データファイルに記録するとともに、上記共通
部品についてそれぞれ部品の種類に応じて固定的に定め
られる識別符号とその識別符号で特定される部品を供給
するフィーダーの位置とを含む固定部品データを固定部
品データファイルに記録するようにしておくことが好ま
しい。このようにすれば、固定部品データファイルに記
録された固定部品データはいずれの基板に対しても利用
可能となることにより、共通部品のフィーダーの共用化
が有効に達成される。
【0011】また、上記の方法において、それぞれ異な
る複数種類ずつのプリント基板からなる複数のプリント
基板グループに対応した複数の部品供給部ユニットを用
意し、各部品供給部ユニットにそれぞれ、1つのプリン
ト基板グループの複数種類のプリント基板に搭載される
部品を供給可能とするようにフィーダーを配備するとと
もに、実装機本体に対して部品供給部ユニットを交換可
能とし、処理対象となるプリント基板が属するプリント
基板グループに応じていずれかの部品供給部ユニットを
選択的に実装機本体に取付けるようにすることが好まし
い。このようにすると、実装処理されるプリント基板が
異なるプリント基板グループのものに変更された場合の
みフィーダーが一括交換され、フィーダー交換作業の手
間が極力少なくされつつ、多数種類のプリント基板の処
理が可能となる。
【0012】この場合、所定部品についてそれぞれ部品
の種類に応じて固定的に定められる識別符号とその識別
符号で特定される部品を供給するフィーダーの位置とを
含む固定部品データを固定部品データファイルに記録
し、かつ、部品供給部ユニット毎に区別して固定部品デ
ータを記録するようにしておくようにすれば、固定部品
データファイルに記録される共通部品等のデータについ
てはプリント基板グループ毎に区別され、各部品供給部
ユニットのフィーダー配置の決定等が有効に行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1および図2は本発明の方法が適用され
る実装機の一例を概略的に示している。これらの図にお
いて、実装機本体の基台1上には、プリント基板搬送用
のコンベア2が配置され、プリント基板Pが上記コンベ
ア2上を搬送され、所定の装着作業用位置で停止される
ようになっている。
【0015】上記コンベア2の側方には、部品供給部ユ
ニット3を装備した部品供給部が設けられている。上記
部品供給部ユニット3は多数列のテープフィーダー4を
有し、各テープフィーダー4はそれぞれ、IC、トラン
ジスタ、コンデンサ等の小片状の部品を所定間隔おきに
収納、保持したテープがリールから導出されるようにす
るとともに、テープ繰り出し端にはラチェット式の送り
機構を具備し、後記ヘッド16により部品がピックアッ
プされるにつれてテープが間欠的に繰り出されるように
なっている。
【0016】また、上記基台1の上方には、部品装着用
のヘッドユニット5が装備され、このヘッドユニット5
はX軸方向(コンベア2の方向)およびY軸方向(水平
面上でX軸と直交する方向)に移動することができるよ
うになっている。
【0017】すなわち、上記基台1上には、Y軸方向に
延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9によ
り回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固
定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置され
て、この支持部材11に設けられたナット部分(図示せ
ず)が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記
支持部材11には、X軸方向に延びるガイド部材13
と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ
軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニ
ット5が移動可能に保持され、このヘッドユニット5に
設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸
14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作
動によりボールねじ軸8が回転して上記支持部材11が
Y軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の
作動によりボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニッ
ト5が支持部材11に対してX軸方向に移動するように
なっている。
【0018】上記ヘッドユニット5には複数のヘッドが
設けられ、図示の例では8個のヘッド16がX軸方向に
並んだ状態に配設されている。上記各ヘッド16は、そ
れぞれ昇降及び回転が可能となっており、図外の昇降駆
動手段及び回転駆動手段により駆動されるようになって
いる。上記各ヘッド16の下端には吸着ノズル17が設
けられており、部品吸着時には図外の負圧供給手段から
吸着ノズル17に負圧が供給されて、その負圧による吸
引力で部品が吸着されるようになっている。なお、この
他にヘッドユニット5には、プリント基板に付されたフ
ィデューシャルマーク等を撮像するカメラ18なども装
備されている。
【0019】図3及び図4は部品供給部の構造を示して
いる。これらの図において、部品供給部ユニット3は、
フィーダー配列方向に延びるフィーダー保持板21を有
し、このフィーダー保持板21に多数列のテープフィー
ダー4が保持されており、フィーダー保持板21の両端
部が実装機本体のX軸方向両側のフレーム22に設けら
れた取付部23に支持され、かつクランプ手段24によ
ってクランプされることにより、部品供給部ユニット3
が実装機本体に取付けられている。そして、クランプ手
段24のクランプ解除により部品供給部ユニット3が実
装機本体から取外し可能となり、多数列のテープフィー
ダー4を含む部品供給部ユニット3全体の一括交換が可
能となっている。
【0020】また、部品供給部ユニット3における各テ
ープフィーダー4の個々の着脱も可能であり、テープフ
ィーダー4の配置を自由に設定し得るようになってい
る。なお、部品供給部ユニット3に装備されるフィーダ
ーはテープフィーダーに限らず、部分的にテープフィー
ダーに代えてスティックフィーダー等を組み込むように
しておいてもよい。
【0021】図5は実装機本体に対して上記部品供給部
ユニット3を一括交換する場合に用いる一括交換台車2
6を示している。この一括交換台車26は、その上端部
に、部品供給部ユニット3のフィーダー保持板21及び
テープフィーダー4を支持する支持部27を有するとと
もに、下端部にキャスター28を有し、部品供給部ユニ
ット3を支持した状態で自由に移動し得るようになって
いる。そして、この一括交換台車26と実装機本体との
間で部品供給部ユニット3の移し替えが可能となってい
る。
【0022】上記実装機には各種プリント基板Pのうち
から選択された対象プリント基板が送り込まれ、その対
象プリント基板に応じた所定数種類、所定個数の部品が
部品供給部から供給されてプリント基板Pに搭載される
が、予め複数種類のプリント基板Pに搭載される部品を
供給可能とすべくこれらの部品のフィーダーが部品供給
部ユニット3に配備されている。また、実装機で選択的
に処理されるプリント基板Pの種類が多い場合に、その
全種類のプリント基板Pに搭載される部品の全てを1つ
の部品供給部ユニット3に配備することはできないの
で、その多種類のプリント基板Pが所定数種類ずつの複
数のブループに分けられ、そのプリント基板グループに
対応するように、上記部品供給部ユニット3及び一括交
換台車26は複数用意されている。そして、各部品供給
部ユニット3にそれぞれ、1つのプリント基板グループ
の複数種類のプリント基板Pに搭載される部品を供給可
能とするようにフィーダーが配備されている。
【0023】具体的に説明すると、例えば第1の部品供
給部ユニット3には特定の3種類のプリント基板P(図
6中のグループαのプリント基板PA,PB,PC)に
搭載されるべき部品のフィーダーが配設され、第2の部
品供給部ユニット3には別の3種類のプリント基板P
(図6中のグループβのプリント基板PD,PE,P
F)に搭載されるべき部品のフィーダーが配設される。
さらにプリント基板Pの種類がこれ以上にあれば第3,
第4等の部品供給部ユニット3が用意される。
【0024】図6は実装機の制御系統を示し、この図に
おいて、実装機に装備されているコントロールユニット
30には、Y軸,X軸の各サーボモータやヘッドの昇降
駆動手段及び回転駆動手段等を制御することにより部品
供給部からの部品の吸着及びプリント基板Pへの部品の
装着等の実装動作を制御する実装制御手段31と、その
実装動作の制御のためのデータを作成するデータ作成手
段32とを含んでいる。
【0025】上記データ作成手段32は、オペレータに
より入力操作が行われる入力操作部33からの信号と、
各プリント基板の部品搭載位置などを示すCAD34か
らの情報と、プリント基板Pや部品についての基本的デ
ータを示すデータベース35からの情報とを受け、後述
のフローチャートに従って各プリント基板Pに対する部
品実装のためのデータを作成する。そして、各基板別デ
ータファイル36A,36B…及び固定部品情報ファイ
ル37に必要なデータを記録するようになっている。な
お、上記プリント基板Pについてのデータは、上記のよ
うにデータベース35から与えられるようにする代り
に、オペレータによる入力操作によって与えられるよう
にしてもよい。
【0026】上記基板別データファイル36A,36B
…は、各種のプリント基板PA,PB…に対してそれぞ
れ設けられるものであり、基板情報ファイル、搭載情報
ファイル及び部品情報ファイル等を含んでいる。上記基
板情報ファイルにはプリント基板の外形サイズ、生産時
の条件等が記録される。また、搭載情報ファイルには、
図7に示すように、該当プリント基板に搭載される各部
品の搭載順序を示す搭載順番号と、各搭載位置のX,Y
座標と、使用部品番号と、ヘッド番号とを対応づけたデ
ータが記録される。また、部品情報ファイルには、図8
に示すように、使用部品番号と、部品サイズ、形状、フ
ィーダー位置、フィーダータイプ等とを対応づけたデー
タが記録される。さらにこの部品情報ファイル中には
「固定部品参照」というパラメータが含まれ、後述の固
定部品とされる部品については固定部品情報ファイル中
の固定部品番号がこのパラメータとして与えられ、固定
部品とされない部品についてはこのパラメータが「0」
とされる。
【0027】また、固定部品情報ファイル37は、各種
プリント基板PA,PB…に対して共用されるもので、
複数種のプリント基板PA,PB…に共通して使用され
る部品等が固定部品とされて、その固定部品番号(識別
符号)と、部品サイズ、形状、フィーダー位置、フィー
ダータイプ等とを対応づけたデータ(図9)が記録され
る。なお、固定部品情報ファイル37が1つであって、
そのデータ量が1つの部品供給部ユニット3(1つの一
括交換台車26)に配列可能なフィーダー数と比べて充
分に多い場合に、固定部品情報ファイル37内を部品供
給部ユニット3毎に区分し、固定部品情報を部品供給部
ユニット3に応じて選別できるように記録しておけばよ
い。具体的には、固定部品情報ファイル37のデータ量
が1番から500番まであり、1つの部品供給部ユニッ
ト3に配列可能なフィーダー数が50列までとすると、
図10に示すように、固定部品情報ファイル37内の1
〜50番が第1部品供給部ユニット用、51〜100番
が第2部品供給部ユニット用、101〜150番が第3
部品供給部ユニット用というようにデータ記録エリアD
(α),D(β),D(γ)が区分される。
【0028】そして、上記基板別データファイル36
A,36B…及び固定部品情報ファイル37の内容が上
記データ作成手段32により作成されるとともに、必要
時にこれらのファイルの内容が表示手段38により表示
され、その表示に従って部品供給部ユニット3における
フィーダーの組付け、ヘッドユニット5おけるヘッド1
6の組付け等が行われ、また、実装時には実装制御手段
31によりファイルの内容が読みだされ、それに従って
実装作業が順次行われる。
【0029】上記データ作成手段32により行われるデ
ータ作成の方法を、図11〜図14によって説明する。
【0030】図11は基板データ作成のメインルーチン
を示す。この基板データ作成の処理としては、先ず基板
サイズや基板に付されているフィデューシャルマーク
等、データ作成対象とするプリント基板についての情報
が作成され(ステップS1)、次にCAD34からの情
報に基づいて対象プリント基板における部品の搭載位置
が入力される(ステップS2)。続いて、使用部品が決
定されて、部品サイズ、認識方法、ヘッド及びフィーダ
ーの種類等の情報が作成され(ステップS3)、さら
に、部品装着の際の補正方法が決定され、フィデューシ
ャルマーク、バッドマーク等の情報が与えられる(ステ
ップS4)。上記ステップS1〜S4の処理は、入力操
作部33、データベース35等からの信号に基づいて行
われる。
【0031】次に、フィーダー位置の決定(ステップS
5)と、吸着ヘッドの決定(ステップS6)と、搭載順
序の決定(ステップS7)とが、実装効率を高めるため
の最適化演算処理に基づいて行われる。すなわち、複数
の吸着ヘッド16を備えたヘッドユニット5による部品
実装時には、各吸着ヘッドにより部品供給部から複数の
部品を同時にもしくは連続的に吸着した後、ヘッドユニ
ット5がプリント基板上に移動して順次部品を装着する
という作業が、プリント基板に対して全搭載部品を実装
するまで繰り返されるが、対象プリント基板に対する実
装効率は、搭載部品の配置に対して部品供給部のフィー
ダーの配置、ヘッドユニット5における各種ヘッド16
の配置、部品搭載順序をどのように設定するかによって
変化する。そして、対象プリント基板に対する実装効率
を高めるのに有利なフィーダー配置等は、適当な手法を
用いたコンピュータ解析により求めることが可能であ
る。
【0032】そこで、マウントデータ最適化演算処理
(実装効率を高めるためのコンピュータ解析による処
理)により、フィーダー位置、吸着ヘッド及び搭載順序
が決定される。
【0033】とくにフィーダー位置決定の処理(ステッ
プS5)においては、マウントデータの最適化演算処理
に加え、1つの部品供給部ユニット3に複数種類のプリ
ント基板に搭載される部品を供給可能とするようにフィ
ーダーを配備して、これら複数種類のプリント基板に対
して合理的なレイアウトが得られるようにフィーダー位
置を決定している。このフィーダー位置決定の方法の具
体例を、先ず図12及び図13によって概略的に説明す
る。
【0034】前述のように第1の部品供給部ユニット3
にはグループαの3種類のプリント基板PA,PB,P
Cに搭載されるべき部品のフィーダーが配備されるもの
とし、また、一定期間当たりの基板処理数(実装処理頻
度)は、例えば基板PAが500ロット、基板PBが1
00ロット、基板PCが10ロットというように、基板
PAが最も多く、次いで基板PB、基板PCの順となる
ものとする。この場合、第1の部品供給部ユニット3に
おけるフィーダーの配置の仕方を模式的に示すと図13
のようになる。
【0035】すなわち、先ず図13(a)のように実装
処理頻度が最も高い基板PAに搭載される部品を供給す
るフィーダーの配置が設定され、この際、フィーダーを
常に特定位置に設置しておくことが望ましい特殊形状の
部品(例えばスティックフィーダーで供給される部品)
についてはこれを固定部品としてそのフィーダー位置を
固定し、例えば図で部品供給部ユニット3の左端側がこ
のようなフィーダーの配置部分Ffとして設定される。
そして、これ以外で基板PAに搭載される部品について
は、上記最適化演算処理によりフィーダーの配置が設定
され、例えば図13(a)中に斜線を付して示した範囲
FAに、実装効率にとって最適な配列で基板PAに搭載
される部品のフィーダーが並べられるように、フィーダ
ー配置が定められる。
【0036】また、基板PAに搭載される部品のうちに
は同一基板グループα内の他の基板(基板PB,PCの
両方もしくは一方)にも搭載される共通部品とその基板
PAにのみ搭載される固有部品とがあり、図13(b)
中のFA0は上記共通部品のフィーダーが配設された部
分、FA1は上記固有部品のフィーダーが配設された部
分である。フィーダー配置スペース節約のため、上記共
通部品のフィーダー(FA0の部分のフィーダー)は複
数基板に共用される。そして、基板PAに搭載される部
品の部品情報は原則的に基板別データファイル内の部品
情報ファイル(図8参照)内に記録されるが、上記共通
部品は固定部品とされて、その部品情報が固定部品情報
ファイル(図9参照)に記録されることにより、共通部
品についての情報が共用化されるようになっている。
【0037】こうして基板PAに対するフィーダーの配
置が設定されると、次に基板PBに対するフィーダーの
配置が設定される。この場合、基板PBに搭載される部
品のうちで、基板PAと共通する部品については上記の
FA0の部分に配設されたフィーダーを用い、それ以外
の部品については、基板PAに対するフィーダーの配置
部分を除く残余スペースに配置することとし、これらの
条件を満足する範囲で実装効率を高めるための最適化演
算処理が行われることによりフィーダーの配置が設定さ
れ、例えば図13(c)中のFBの部分にフィーダーが
配置される。
【0038】また、図13(d)中のFB0は基板PB
に搭載される部品のうちで基板PCと共通する部品のフ
ィーダーが配設された部分、FB1は基板PBにのみ搭
載される固有部品のフィーダーが配設された部分であ
り、FB0の部分のフィーダーは基板PBと基板PCと
に共用される。従って、上記のFA0の部分とFB0の
部分とを加えた部分F0に、少なくとも2つの基板に対
する共通部品のフィーダーが配設される。そして、基板
PBに搭載される部品の部品情報が原則的には基板別デ
ータファイル内の部品情報ファイル内に記録されるが、
上記共通部品は固定部品とされて、その部品情報が固定
部品情報ファイルに記録される。
【0039】基板PA,PBに対するフィーダーの配置
が設定されると、次に基板PCに対するフィーダーの配
置が設定される。この場合、基板PCに搭載される部品
のうちで、基板PA,PBの両方もしくは一方と共通す
る部品については上記のF0の部分に配設されたフィー
ダーを用い、それ以外の部品については、基板PA,P
Bに対するフィーダーの配置部分を除く残余スペースに
配置することとし、これらの条件を満足する範囲で実装
効率を高めるための最適化演算処理が行われることによ
りフィーダーの配置が設定され、例えば図13(e)中
のFC1の部分にフィーダーが配置される。
【0040】以上の処理の中で基板別データファイル及
び固定部品情報ファイルへの情報の記録の仕方について
具体的に述べる。例えば基板PAには図12(a)中に
示すMA1,MA2…MAnの各位置に部品が搭載され
るとすると、その搭載位置(MA1,MA2…)別に使
用部品番号(No1,2…)が付されるとともに、図1
1に示す処理で搭載情報(搭載位置の座標、搭載順序
等)及び部品情報(部品サイズ、形状、フィーダー位置
等)が求められて、基板PAに対する搭載情報ファイル
及び部品情報ファイルに記録される。また、基板PBに
は図12(b)中に示すMB1,MB2…MBnの各位
置に部品が搭載されるとすると、その搭載位置(MB
1,MB2…)別に使用部品番号(No1,2…)が付
されるとともに、搭載情報及び部品情報が求められて、
基板PBに対する搭載情報ファイル及び部品情報ファイ
ルに記録される。
【0041】この場合、基板PAに対するファイルと基
板PBに対するファイルとは個別に設けられて、それぞ
れの使用部品番号等に関連性はないため、基板PAに対
する基板別データファイルの情報を基板PBに反映させ
るというような基板別データファイルの情報交換はでき
ず、このようなファイルからは上記共通部品についての
情報を選別して各基板に共用するというようなことはで
きない。そこで、上記共通部品については、図9に示す
固定部品情報ファイル37に、部品の種類別に付した固
定部品番号に対応づけてフィーダー位置等の情報が記録
される一方、基板別データファイルの部品情報ファイル
内には固定部品参照のパラメータが設けられることによ
り、固定部品情報ファイル37の情報が各基板に共用さ
れるようになっている。
【0042】上記フィーダー位置決定の処理(図11中
のステップS5)の手順を、図14のフローチャートに
よって詳細に説明する。
【0043】このフィーダー位置決定のルーチンでは、
先ず作成条件として対象基板、後記固定基板、部品供給
部ユニット(一括交換台車)の番号等が選択される。次
いで、部品供給部ユニット内のフィーダー配置が固定的
(使用者によって決定)であるか可動(データ作成手段
32により決定)であるかというようなフィーダー移動
条件が定められる。
【0044】次に対象基板が読み込まれ(ステップS1
3)、また、固定部品情報ファイル37において対象と
する部品供給部ユニット3に対応するエリア(例えば対
象基板が基板グループαに属する場合にエリアDα)の
み利用すべくそれ以外のエリアの情報をマスキングする
処理が必要に応じて行われる(ステップS14)。
【0045】次に、固定部品情報ファイル37内の該当
エリアに固定部品情報が記録されているか否かが判定さ
れる(ステップS15)。そして、固定部品情報がある
場合にその部品の情報が読込まれ(ステップS16)、
対象基板に搭載される部品と固定部品とのマッチングが
行われ(ステップS17)、さらに固定部品となる使用
部品のフィーダー位置が決定される(ステップS1
8)。そしてステップS19に移る。なお、固定部品情
報がない場合はステップS15からステップS19に移
る。
【0046】ステップS19では固定基板有りか否かが
判定される。ここで、固定基板とは、対象基板が属する
基板グループ内で既にフィーダー位置決定が行われてい
る基板を意味する。この固定基板が有りと判定された場
合、固定基板の搭載情報ファイル及び部品情報ファイル
が読み込まれ(ステップS20,S21)、これらの情
報から固定基板で使っているフィーダーの位置が調べら
れる(ステップS22)。そしてステップS23に移
る。なお、固定基板がない場合はステップS19からス
テップS23に移る。
【0047】ステップS23では、ティーチング部品等
の固定部品のフィーダー位置が決定され、例えば前述の
ように図13中のFfの部分が固定部品のフィーダー位
置とされる。
【0048】次に、ステップS24でフィーダープレー
ト(部品供給部ユニット)内の空きスペースに各フィー
ダー位置が割当てられる(ステップS24)。つまり、
例えば前述のようにデータ作成処理が基板PA,PB,
PCの順に行われるものとして、基板PAが対象基板で
ある場合は、部品供給部ユニット内で図13中のFfの
部分を除くスペースが空きスペースとなって、その範囲
内で最適化演算処理により基板PAに対するフィーダー
配置が決定される。また、基板PBが対象基板である場
合は、図13中のFf及びFA(FA0,FA1)の部
分を除くスペースが空きスペースとなって、その範囲内
で最適化演算処理により基板PBに対するフィーダー配
置が決定される。基板PCが対象基板である場合は、図
13中のFf,F0,FA1,FB1の部分を除くスペ
ースが空きスペースとなって、その範囲内で最適化演算
処理により基板PCに対するフィーダー配置が決定され
るこうして割当てられたフィーダー配置は、部品につい
ての他の情報(部品サイズ、形状、フィーダータイプ
等)とともにファイルに記録される。この際、固有部品
については基板別データファイル内の部品情報ファイル
に書き込まれ、共通部品については、固定部品情報ファ
イル37に書き込まれるとともに、固定部品参照パラメ
ータが部品情報ファイルに書き込まれる。
【0049】以上のような当実施形態の方法によると、
一括交換台車26によって部品供給部ユニット3の一括
交換が可能となっている実装機において、例えば第1の
部品供給部ユニット3には上記基板グループαの3種類
の基板PA,PB,PCに搭載される部品のフィーダー
が配備されるので、実装される基板がこれら3種類の基
板PA,PB,PCのいずれかであるときには第1の部
品供給部ユニット3から部品が供給され、フィーダー配
置の変更を要しない。しかも、実装効率を高めるための
最適化演算処理によってフィーダー配置が設定され、特
に、処理頻度の高い基板から順に最適化演算処理が行わ
れので、総合的な実装効率向上に有利なフィーダーのレ
イアウトが得られる。
【0050】さらに、共通部品についてはそのフィーダ
ーが複数基板に対して共用されるようにしているので、
共用しない場合と比べてフィーダー数が節減され、部品
供給部ユニット3内に限られたスペース内に合理的にフ
ィーダーが配備される。そして、共通部品についてはフ
ィーダー位置等の情報が固定部品情報ファイルに記録さ
れ、基板PA,PB,PCのいずれを対象とする場合も
固定部品情報ファイル37を利用できるようになってい
るので、フィーダーの共用化が有効に達成される。
【0051】また、上記グループαとは別のグループβ
の基板PD,PE,PFに搭載される部品のフィーダー
は第2の部品供給部ユニット3に配備され、そのフィー
ダーの配置も第1の部品供給部ユニット3に置けるフィ
ーダーの配置に準じて決定される。このように基板グル
ープ毎の複数種類(例えば3種類)ずつの基板に対応す
るフィーダーが部品供給部ユニット3に配設されるの
で、実装される基板が異なるグループのものに変わった
場合に部品供給部ユニット3を一括交換するようにしさ
えすればよく、基板の種類ごとにフィーダーの交換やフ
ィーダー配置の変更等を行う場合と比べ、フィーダー交
換等の作業が大幅に簡略化される。
【0052】そして、フィーダー位置等のデータの作成
とそのデータに従ったフィーダー配設等の作業は、例え
ば第1の基板グループαのプリント基板の生産(実装処
理)が行われているときに第2の基板グループβについ
て行い、第2の基板グループβのプリント基板の生産
(実装処理)が行われているときに第1の基板グループ
αについて行うというようにすれば、無駄な時間をなく
し、生産とデータ作成等を能率良く行うことができる。
【0053】上記のようにグループ別にフィーダー配置
を設定するとともに、各グループにおいてそれぞれ上記
のように共通部品のフィーダーを共用化すべく共通部品
についての情報を固定部品情報ファイル37に記録する
場合に、図10のよう固定部品情報ファイル内をグルー
プ別のエリアD(α),D(β)…に区分し、対象基板
が属するグループに対応するエリア以外をマスキングし
た状態で用いるようにしておけば、例えば第2のグルー
プβの固定部品情報の読み出し、書き込み処理時に第1
のグループαの固定部品情報と重複することで混同をき
たしたり処理不能となったりするということがない。つ
まり、固定部品情報を、同一グループ内では共用化しつ
つグループ毎に区別することができる。
【0054】なお、上記実施形態では、1つの固定部品
情報ファイル37に固定部品情報をグループ別にマスキ
ング可能に記録するようにしているが、各基板グループ
毎に固定部品情報ファイルを別個に設けておいてもよ
い。
【0055】また、上記実施形態では、各基板に搭載さ
れる部品の情報を原則的には基板別データファイルの部
品情報ファイルに記録して、共通部品についてのみ情報
を固定部品情報ファイル37に記録しているが、例えば
基板PAについてに最適化演算処理でフィーダー配置を
決定した後にこの基板PAの全ての部品情報を固定部品
情報ファイル37に書き込み、次に基板PBについてに
最適化演算処理で空きスペースへのフィーダーの配置を
決定した後にこの基板PAの全ての部品情報も固定部品
情報ファイル37に書き込むというように、各基板の部
品情報を全て固定部品情報ファイル37に書き込むよう
にしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は、部品供給部に設
置される部品供給部ユニットにフィーダーを配備して、
部品供給部ユニットを一括交換可能とし、かつ、この部
品供給部ユニットに複数種類のプリント基板に対してそ
れぞれに搭載される部品を供給可能とするように所要数
のフィーダーを配設するようにしているため、フィーダ
ー交換作業を簡略化することができる。しかも、上記部
品供給部ユニットにおけるフィーダーの配置を設定する
際に、先ず第1種のプリント基板に搭載される部品を供
給すべき複数のフィーダーの配置を、実装効率を高める
ために最適な配置とする所定の最適化演算処理によって
決定し、次いで、第2種のプリント基板に搭載される部
品のうちで少なくとも第1種のプリント基板に搭載され
る部品と共通しない部品を供給するフィーダーにつき、
上記部品供給部ユニットのフィーダー設置可能範囲のう
ちで既にフィーダー配置が設定されている部分を除く残
余スペースに配置することとして、この残余スペース内
でのフィーダーの配置を所定の最適化演算処理によって
決定というように、フィーダー配置決定の処理を各基板
に対して順次行うようにしているため、複数種類のプリ
ント基板に対して可及的に実装効率を高めるようにフィ
ーダーを配置することができる。
【0057】とくに、複数種類のプリント基板のそれぞ
れを対象とした最適化演算処理によるフィーダー配置決
定の処理を、実装処理頻度が高いプリント基板から順に
行うようにすることにより、複数種類のプリント基板に
対して合理的に実装等の作業の効率の向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法が適用される実装機の一例を示す
平面図である。
【図2】上記実装機のヘッドユニットが支持されている
部分の正面図である。
【図3】部品供給部の平面図である。
【図4】部品供給部の正面図である。
【図5】一括交換台車の正面図である。
【図6】フィーダー配置の決定、データファイルの作
成、実装制御等の処理を行う演算根制御系統を示すブロ
ック図である。
【図7】基板別データファイルの搭載情報ファイルの内
容を示す図である。
【図8】基板別データファイルの部品情報ファイルの内
容を示す図である。
【図9】固定部品情報ファイルの内容を示す図である。
【図10】固定部品情報ファイルのエリアを示す図であ
る。
【図11】基板データ作成の手順を示すフローチャート
である。
【図12】(a)(b)はそれぞれ異なるプリント基板
の部品搭載位置等を示す図である。
【図13】(a)〜(e)はフィーダー位置決定の方法
を概略的に示す説明図である。
【図14】フィーダー位置決定の手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
P,PA〜PF プリント基板 3 部品供給部ユニット 4 テープフィーダー 5 ヘッドユニット 16 ヘッド 30 コントロールユニット 32 データ作成手段 36A〜36F 基板別データファイル 37 固定部品情報ファイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給部と、プリント基板が設置され
    る部品装着部と、上記部品供給部から部品を吸着して上
    記部品装着部のプリント基板上に装着するヘッドとを備
    え、上記部品供給部に、多数列の部品供給用のフィーダ
    ーを配備した部品供給部ユニットが取付けられる一方、
    複数種類のプリント基板のうちから選択された対象基板
    が上記部品装着部に設置されるようになっている実装機
    において、上記部品供給部ユニットにおけるフィーダー
    の配置を設定する際に、先ず第1種のプリント基板に搭
    載される部品を供給すべき複数のフィーダーの配置を、
    実装効率を高めるために最適な配置とする所定の最適化
    演算処理によって決定し、次いで、第2種のプリント基
    板に搭載される部品のうちで少なくとも第1種のプリン
    ト基板に搭載される部品と共通しない部品を供給するフ
    ィーダーにつき、上記部品供給部ユニット内で既にフィ
    ーダー配置が設定されている部分を除く残余スペースに
    配置することとして、この残余スペース内でのフィーダ
    ーの配置を所定の最適化演算処理によって決定し、この
    ようなフィーダー配置決定の処理を順次行うことにより
    複数種類のプリント基板に対してそれぞれに搭載される
    部品を供給可能とするように部品供給部ユニット内のフ
    ィーダー配置を設定することを特徴とする実装機の部品
    供給方法。
  2. 【請求項2】 複数種類のプリント基板のそれぞれを対
    象とした最適化演算処理によるフィーダー配置決定の処
    理を、実装処理頻度が高いプリント基板から順に行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の実装機の部品供給方法。
  3. 【請求項3】 複数種類の基板に共通して搭載される部
    品を供給する共通部品用のフィーダーは複数種類の基板
    に共用し、各種基板毎に固有の部品を供給する固有部品
    用のフィーダーは各種基板に対してそれぞれ設け、これ
    ら共通部品用のフィーダー及び各種基板に対する固有部
    品用のフィーダーを部品供給部ユニット内に一括に配設
    すべくフィーダー配置を設定することを特徴とする請求
    項1または2記載の実装機の部品供給方法。
  4. 【請求項4】 各種プリント基板に対してそれぞれ、搭
    載される部品と部品搭載位置及び部品を供給するフィー
    ダーの位置に関する情報を含む基板別データを基板別デ
    ータファイルに記録するとともに、上記共通部品につい
    てそれぞれ部品の種類に応じて固定的に定められる識別
    符号とその識別符号で特定される部品を供給するフィー
    ダーの位置とを含む固定部品データを固定部品データフ
    ァイルに記録するようにしたことを特徴とする請求項3
    記載の実装機の部品供給方法。
  5. 【請求項5】 それぞれ異なる複数種類ずつのプリント
    基板からなる複数のプリント基板グループに対応した複
    数の部品供給部ユニットを用意し、各部品供給部ユニッ
    トにそれぞれ、1つのプリント基板グループの複数種類
    のプリント基板に搭載される部品を供給可能とするよう
    にフィーダーを配備するとともに、実装機本体に対して
    部品供給部ユニットを交換可能とし、処理対象となるプ
    リント基板が属するプリント基板グループに応じていず
    れかの部品供給部ユニットを選択的に実装機本体に取付
    けることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    実装機の部品供給方法。
  6. 【請求項6】 所定部品についてそれぞれ部品の種類に
    応じて固定的に定められる識別符号とその識別符号で特
    定される部品を供給するフィーダーの位置とを含む固定
    部品データを固定部品データファイルに記録し、かつ、
    部品供給部ユニット毎に区別して固定部品データを記録
    するようにしたことを特徴とする請求項5記載の実装機
    の部品供給方法。
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