JPH0931092A - 2’−3’−ジ−o−アシルatpの製造法 - Google Patents

2’−3’−ジ−o−アシルatpの製造法

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JPH0931092A
JPH0931092A JP21091595A JP21091595A JPH0931092A JP H0931092 A JPH0931092 A JP H0931092A JP 21091595 A JP21091595 A JP 21091595A JP 21091595 A JP21091595 A JP 21091595A JP H0931092 A JPH0931092 A JP H0931092A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明はホスホン酸エステル誘導体の存
在下に、ATP又はその塩とアシル化剤を反応させるこ
とを特徴とする、2’−3’−ジ−O−アシルATPの
製造法に関する。また、本発明はホスホン酸エステル誘
導体及び塩基の存在下に、ATP又はその塩とアシル化
剤を反応させることを特徴とする、2’−3’−ジ−O
−アシルATPの製造法に関する。本発明の方法は、高
収率でかつ、汎用性のあるATPのアシル化方法を提供
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2’−3’−ジ−O−
アシルアデノンシン−5’−トリフォスフェート(以
下、2’−3’−ジ−O−アシルATPと略称する)又
はその塩の新規な製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】2’−3’−ジ−O−アシルATPは、
プリナージックATPレセプターの拮抗薬等として医薬
の分野で有用である。従来、2’−3’−ジ−O−アシ
ルATPの製造法としては、例えば1,1’−カルボニ
ルジイミダゾールを縮合剤として用い、ATPのナトリ
ウム塩とカルボン酸を水溶液中、室温下で1ないし2日
反応させる方法[Am.J.Physiol.,257
(6)2834(1982)]、2−フルオロ−1−メ
チルピリジニウムパラトルエンスルホネートを縮合剤と
して用い、ATPのトリブチルアンモニウム塩とカルボ
ン酸をジクロロメタン、室温下で1ないし2日反応させ
る方法[New J.Chem.,17,325(19
93)]などが知られている。しかしながら、これらの
方法はいずれも収率が30%以下でかつ、2’−又は
3’−モノアシル化合物との混合物として得られたの
で、工業的に適用することができず、収率の良い製造法
の開発が望まれていた。また、これらのアシル化反応は
反応性も低く、多くのアシル化剤に適用できる一般的な
方法として好ましいものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、2’−3’−ジ−O−アシルATPを高収率で製造
できる工業的に有用な方法を提供すると共に、2’−
3’−ジ−O−アシルATPを製造する汎用の方法を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意検討を行った結果、公知方法に比べて極
めて高収率でかつ、一般性のある2’−3’−ジ−O−
アシルATPを製造できる方法を見出し、本発明を完成
した。本発明は、ATP又はその塩をアシル化して2’
−3’−ジ−O−アシルATP又はその塩を製造する方
法において、当該反応を次式、 (RO)P(O)R (式中、Rは低級アルキル基又は置換基を有してもよ
いアリール基若しくはアラルキル基を、Rはシアノ基
又はアジド基を示す。)で示されるホスホン酸エステル
誘導体の存在下に行うことを特徴とする2’−3’−ジ
−O−アシルATP又はその塩の製造方法に関する。ま
た、本発明は、縮合剤として次式、 (RO)P(O)R (式中、Rは低級アルキル基又は置換基を有してもよ
いアリール基若しくはアラルキル基を、Rはシアノ基
又はアジド基を示す。)で示されるホスホン酸エステル
誘導体を用い、ATP又はその塩とアシル化剤を反応さ
せて2’−3’−ジ−O−アシルATPを製造する方法
を提供するものである。本発明の方法は、好ましくはさ
らに塩基の存在下に行うことができる。すなわち、本発
明はATP又はその塩をアシル化して2’−3’−ジ−
O−アシルATP又はその塩を製造する方法において、
当該反応を次式、 (RO)P(O)R (式中、Rは低級アルキル基又は置換基を有してもよ
いアリール基若しくはアラルキル基を、Rはシアノ基
又はアジド基を示す。)で示されるホスホン酸エステル
誘導体及び塩基の存在下に行うことを特徴とする2’−
3’−ジ−O−アシルATP又はその塩の製造方法に関
する。
【0005】本発明の方法で用いられるアシル化剤とし
ては、飽和又は不飽和の脂肪族カルボン酸、飽和又は不
飽和の環式脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸、芳香
脂肪族カルボン酸、複素環式カルボン酸などのカルボン
酸又はそれらの反応性誘導体を用いることができる。ま
た、これらのカルボン酸は本発明の方法の反応を阻害し
ない置換基で置換されたものであってもよい。これらの
カルボン酸としては、例えば(1)分子中にアジド基、
ニトロ基、シアノ基、アセチルアミノ基、O−シリル基
などの官能基を有するカルボン酸又は通常、容易に酸ク
ロライドに変換できない不安定な官能基を有するカルボ
ン酸、(2)一般的に反応性が劣る長鎖カルボン酸、
(3)立体的に嵩高いカルボン酸、(4)難溶性のカル
ボン酸、(5)従来のエステル化方法、例えば酸無水物
法(ショッテン法)、WSC法(含水系縮合剤を用いる
方法)、CDI法(非水系縮合剤を用いる方法)、向山
法(縮合剤として2−フロロ−1−メチルピリジウム
p−トルエンスルホン酸を用いる非水系の方法)、DC
C法(非水系縮合剤を用いる方法)では反応しないカル
ボン酸、などを挙げることができる。
【0006】本発明の方法で使用される好ましいアシル
化剤としては、置換基を有してもよい炭素数1から3
0、より好ましくは炭素数1から20のアルカン酸又は
アルケン酸、置換基を有してもよい炭素数7から15、
より好ましくは炭素数7から10の芳香族カルボン酸、
置換基を有してもよい炭素数8から16、より好ましく
は炭素数8から10のアリールアルカンカルボン酸又は
アリールアルケンカルボン酸、置換記を有してもよい1
個以上の窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を異種原子と
して含有する4から7員の複素環式カルボン酸などを挙
げることができる。これらのカルボン酸の置換基として
は、炭素数1から10、好ましくは炭素数1から5の低
級アルキル基、水酸基、炭素数1から10、好ましくは
炭素数1から5の低級アルコキシ基、炭素数1から1
0、好ましくは炭素数1から5の低級アルキル基で置換
されていてもよいアミノ基、アジド基などを挙げること
ができる。
【0007】本発明の方法で使用する次式、 (RO)P(O)R (式中、Rは低級アルキル基又は置換基を有してもよ
いアリール基若しくはアラルキル基を、Rはシアノ基
又はアジド基を示す。)で示されるホスホン酸エステル
誘導体の置換基Rの低級アルキル基としては、炭素数
1から10、好ましくは炭素数1から5の低級アルキル
基、具体的には、メチル基、エチル基、イソプロピル基
などが挙げられる。また、置換基Rの置換基を有して
もよいアリール基若しくはアラルキル基としては、炭素
数6から12、好ましくは炭素数6から10のアリール
基又はアラルキル基、具体的にはフェニル基、ナフチル
基、ベンジル基などが挙げられる。これらの置換基とし
ては、反応を阻害しないものであればとくに制限はない
が、炭素数1から5の低級アルキル基などを挙げること
ができる。置換基Rとしては、シアノ基(−CN)又
はアジド基(−N)などが好ましい。本発明のホスホ
ン酸エステル誘導体の具体例としては、例えば、ジメチ
ルホスホロシアニデート[(MeO)P(O)C
N]、ジエチルホスホロシアニデート[(EtO)
(O)CN]、ジイソプロピルホスホロシアニデート
[(i−PrO)P(O)CN]、ジフェニルホスホ
ロシアニデート[(PhO)P(O)CN]、ジフェ
ニルホスホロアジド[(PhO)P(O)N]など
が挙げられる。さらに好ましい例としては、ジエチルホ
スホロシアニデート[(EtO)P(O)CN]を挙
げることができる。本発明で使用するホスホン酸エステ
ル誘導体は、公知の方法又はその方法に準じて製造する
ことができる。例えば、ジエチルホスホロシアニデート
は、塩入らの方法[J.Am.Chem.Soc.,9
4,603(1975)]に従って製造することができ
る。
【0008】本発明の方法で用いるATPは、その塩と
して使用することが好ましい。ATPの塩としては種々
のものを使用することができるが、そのアンモニウム塩
が好ましい。ATPのアンモニウム塩としては、ATP
と一般的なアミン、より好ましくは3級アミンとで通常
の方法で製造できるアンモニウム塩を用いることができ
る。3級アミンとしては、同一又は異なる炭素数1から
10、より好ましくは炭素数1から6のアルキル基から
なるトリアルキルアミン、5から7員の脂環式基を有す
るアミン、ピリジン、ピコリンなどの置換基を有しても
よい複素環式アミンなどを挙げることができる。より具
体的には、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、ト
リ−n−ブチルアミン、トリイソブチルアミン、トリ−
t−ブチルアミン、トリ−n−アミルアミン、トリ−n
−ヘキシルアミン、ジメチルエチルアミン、ジメチルプ
ロピルアミン等の炭素数1〜6のアルキル基からなるト
リ低級アルキルアミン、ピリジンなどが挙げられる。本
発明のATPのアンモニウム塩は、例えばATP、好ま
しくはATPの有機塩、例えばピリジン塩、と3級アミ
ンとを溶媒中で反応させることによって製造することが
できる。溶媒としては、メタノール、エタノール、プロ
パノール等のアルコール類、などが用いられる。反応は
0〜50℃、好ましくは室温付近で、瞬時に進行する。
この方法で得られるアムモニウム塩は通常の方法で精製
できるが、精製せずにそのまま次の反応に用いることが
できる。
【0009】本発明のATP又はその塩とカルボン酸な
どのアシル化剤との反応は、両者とジ低級アルキルホス
ホロシアニデートを無水溶媒中で、より好ましくは塩基
の存在下に反応させると、目的の2’−3’−ジ−O−
アシルATPが得られる。溶媒としては例えば、無水の
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、テト
ラヒドロフラン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホ
ルムなどを用いることができる。塩基としては例えば、
先に例示したトリ低級アルキルアミンの他、水素化ナト
リウム、DBU(1,5−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデセン−5)、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ムなどを用いることができる。反応は0〜50℃、好ま
しくは室温付近で、数時間〜数日で進行する。目的物の
分離・精製は通常の方法、例えば、溶媒抽出法、塩交換
法、クロマトグラフィー法、再結晶法、凍結乾燥法など
を単独又は適宜組み合わせて行うことができる。目的化
合物は塩の形で単離することもできる。本反応を塩基と
して3級アミンの存在下で行った場合は通常、対応する
アミンの塩が得られるが、他の塩を望む場合は、通常の
塩交換法によって新たな塩とすることができる。
【0010】本発明方法によって製造される2’−3’
−ジ−O−アシルATPの具体例として、以下のものを
挙げることができる。2’−3’−ジ−O−アセチルー
ATP、2’−3’−ジ−O−プロピオニル−ATP、
2’−3’−ジ−O−n−ブチリル−ATP、2’−
3’−ジ−O−イソブリチル−ATP、2’−3’−ジ
−O−n−バレリル−ATP、2’−3’−ジ−O−イ
ソバレリル−ATP、2’−3’−ジ−O−カプリロイ
ル−ATP、2’−3’−ジ−O−エナンシル−AT
P、2’−3’−ジ−O−カプリリル−ATP、2’−
3’−ジ−O−ペラルゴニル−ATP、2’−3’−ジ
−O−パルミトイル−ATP、2’−3’−ジ−O−ス
テアロイル−ATP、2’−3’−ジ−O−オレオイル
−ATP、2’−3’−ジ−O−ベンゾイル−ATP、
2’−3’−ジ−O−p−トルオイル−ATP、2’−
3’−ジ−O−(4−t−ブチルベンゾイル)−AT
P、2’−3’−ジ−O−(2−アミノベンゾイル)−
ATP、2’−3’−ジ−O−(4−アミノベンゾイ
ル)−ATP、2’−3’−ジ−O−(3,4,5−ト
リメトキシベンゾイル)−ATP、2’−3’−ジ−O
−サルチロイル−ATP、2’−3’−ジ−O−シンナ
モイル−ATP、2’−3’−ジ−O−ナフトイル−A
TP、2’−3’−ジ−O−(5−アジドナフトイル)
−ATP、2’−3’−ジ−O−ニコチノイル−AT
P、2’−3’−ジ−O−イソニコチノイル−ATP、
及びこれらの塩。
【0011】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0012】実施例1 2’−3’−ジ−O−イソニコチノイル−ATPの製
造: (a)ATPのジナトリウム塩(3水和物)1.0gを
水20mlに溶解し、4℃以下で陽イオン交換樹脂、ダ
ウエックス50W×8(200−400mesh.ピリ
ジニウム型:ダウコーニング社製)10mlに対し、水
150mlで溶出した。この溶出液を凍結乾燥して、A
TPのピリジニウム塩の粉末1.07gを得た。 (b)ATPのピリジニウム塩20mg(0.03mm
ol)をメタノール1mlとトリ−(n−ブチル)アミ
ン22mg(0.06mmol)の混液に溶解した。次
いで、減圧下に溶媒を留去して得られる無色のカラメル
をジメチルホルムアミド0.5mlに溶解した。この溶
液にトリ−(n−ブチル)アミン55mg(0.3m
l)を加え、続いてイソニコチン酸110mg(0.9
mmol)及びジエチルホスホロシアニデート147m
g(0.9mmol)を加えて室温で攪拌した。この反
応液にトリエチルアミン91mg(0.9mmol)を
徐々に滴下し、室温で72時間攪拌した。反応終了後、
浴温40℃以下で溶媒を減圧下に留去し、残渣に水10
mlを加えて逆抽出し、酢酸エチルで洗浄した。水層を
分取し、40℃以下で溶媒を減圧下に留去して淡黄色油
物状324mgを得た。この油物状をエタノール1ml
に溶解し、セファデックスLH−20に付し、エタノー
ルで溶出した。目的物を含む分画より溶媒を減圧下に留
去して、目的物化合物の2・トリ−n−ブチルアミン塩
27mg(収率:90%)を得た。
【0013】IR値 cm−1(KBr):1741 H−NMR値 δ(DO)ppm: 4.42−4.52(2H,m,C5’−H×2) 5.0−5.1(1H,brs.C4’−H) 6.2−6.3(1H,m,C3’−H) 6.3−6.4(1H,m,C2’−H) 6.88(1H,d,C1’−H) 8.22(1H,m,Aden−H) 8.42(3H,d,Py−H) 8.52(2H,d,Py−H) 8.75(1H,s,Aden−H) 8.9 (2H,m,Py−H) 9.05(2H,d,Py−H)
【0014】実施例2−14 各種カルボン酸を用いて、実施例1と同様に処理し、次
の表1〜3に示される化合物を得た。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【発明の効果】本発明は、ATP又はその塩から2’−
3’−ジ−O−アシルATPを高収率で製造できる工業
的に有用な方法を提供すると共に、2’−3’−ジ−O
−アシルATPを製造する汎用の方法を提供することが
できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATP又はその塩をアシル化して2’−
    3’−ジ−O−アシルATP又はその塩を製造する方法
    において、当該反応を次式、 (RO)P(O)R (式中、Rは低級アルキル基又は置換基を有してもよ
    いアリール基若しくはアラルキル基を、Rはシアノ基
    又はアジド基を示す。)で示されるホスホン酸エステル
    誘導体の存在下に行うことを特徴とする2’−3’−ジ
    −O−アシルATP又はその塩の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法を、さらに塩基の
    存在下に行うことを特徴とする2’−3’−ジ−O−ア
    シルATP又はその塩の製造方法。
  3. 【請求項3】 ATPの塩がアンモニウム塩である請求
    項1又は2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 ATPの塩がピリジニウム塩である請求
    項1から3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 塩基がトリ低級アルキルアミンである請
    求項2から4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 アシル化剤が脂肪族カルボン酸若しくは
    芳香族カルボン酸又はこれらの反応性誘導体である請求
    項1から5のいずれか1項に記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114539338A (zh) * 2022-01-05 2022-05-27 苏州赜文医药科技有限公司 一种三磷酸腺苷二钠的三水合物晶体及其制备方法
US11697666B2 (en) 2021-04-16 2023-07-11 Gilead Sciences, Inc. Methods of preparing carbanucleosides using amides
US11767337B2 (en) 2020-02-18 2023-09-26 Gilead Sciences, Inc. Antiviral compounds

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CN114539338A (zh) * 2022-01-05 2022-05-27 苏州赜文医药科技有限公司 一种三磷酸腺苷二钠的三水合物晶体及其制备方法

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