JPH09306394A - 電界放出形表示装置 - Google Patents

電界放出形表示装置

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JPH09306394A
JPH09306394A JP11491196A JP11491196A JPH09306394A JP H09306394 A JPH09306394 A JP H09306394A JP 11491196 A JP11491196 A JP 11491196A JP 11491196 A JP11491196 A JP 11491196A JP H09306394 A JPH09306394 A JP H09306394A
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display device
cathode
getter chamber
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JP11491196A
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Takeshi Tonegawa
武 利根川
Yukio Ogawa
行雄 小川
Kazuyoshi Otsu
和佳 大津
Kenichi Komata
賢一 古俣
Miwako Kudo
美和子 工藤
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Futaba Corp
Original Assignee
Futaba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電界放出形表示装置において、排気によるガス
の集中に起因する電界放出形陰極(FEC) の不具合を解消
する。 【解決手段】電界放出形表示装置は、FEC が形成された
陰極基板4と、陽極が形成された陽極基板2と、スペー
サ部材5を有する。陰極基板と陽極基板は位置がずれて
おり、他方と対面しない非対面部分3a,4a がある。非対
面部分3aに相当する外囲器の一側面には全長にわたって
スリット状の排気孔20が形成される。非対面部分3aには
箱形のゲッター室21が取り付けられ、排気孔20に連通す
る。製造時、外囲器の封止工程において、外囲器2内を
排気管23から排気する。外囲器2内のガスは乱流を発生
させることなく層流状態で排気孔20に向かい、ゲッター
室21内に入ってから孔22及び排気管23を介して外に排気
される。排気孔20に近い部分のFEC でガスが乱流を起こ
して付着し、不良が発生するという問題は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界放出形表示装
置の外囲器に設けるゲッター室等の構造に係わり、特に
外囲器内を排気する際に電界放出形陰極に損傷を与えな
いようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の電界放出形表示装置100
を示す。電界放出形表示装置100の外囲器101は、
矩形の陰極基板102と矩形の陽極基板103とスペー
サ部材104を有している。陰極基板102の内面に
は、図示しない電界放出形陰極が構成されている。陽極
基板103の内面には、図示しないが、透光性を有する
陽極導体が形成され、陽極導体の上には蛍光体層が被着
されて陽極が構成されている。陰極基板102と陽極基
板103は所定の微小間隔をおいて対面しており、両基
板102,103の隙間部分の外周にはスペーサ部材1
04が設けられている。外囲器101の内部は高真空状
態に排気されている。
【0003】外囲器101の一側面の中央部には、スペ
ーサ部材104の一部が切り欠かれて外囲器101内に
連通する排気孔105が形成されている。外囲器101
の当該箇所の外側には、この排気孔105に連通するゲ
ッター室106が取り付けられている。このゲッター室
106は、外囲器101に形成された排気孔105の幅
に相当する幅寸法の略直方体形状の箱体である。ゲッタ
ー室106の中には、外囲器101の内部に収納できな
い寸法のゲッター107が収納される。このゲッター室
106には外部に連通する孔108が形成される。
【0004】電界放出形表示装置100の製造工程にお
いては、排気管109から前記孔108を介してゲッタ
ー室106内を吸引し、排気孔105から外囲器101
内を排気する。外囲器101内が十分に排気された後、
排気管109を封止する。封止工程が終了した後、ゲッ
ター室106内のゲッター107を外囲器101外から
の高周波加熱等によって加熱し、ゲッター物質を蒸発さ
せてゲッター室106の内面にゲッターミラーを形成す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の電界放
出形表示装置100によれば、外囲器101の排気孔1
05に近い部分にある電界放出形陰極に不良が発生する
という問題があった。これは、製造時の外囲器の封止工
程で外囲器101内を排気する際に、外囲器101内の
ガスが排気孔105に集中するため、排気孔105付近
の電界放出形陰極(図4中にて領域Fで示す。)にガス
が付着してしまうからであると本発明者等は考えた。即
ち、本発明者等の考察によれば、排気孔105は外囲器
101の一辺よりも短い寸法であり、外囲器101内の
全域から吸引されたガスが排気孔105を介して吸い出
される際には、特に排気孔105の両端のスペーサ部材
104の角の近傍にガスが集中して乱流を起こすので、
当該部分に近い電界放出形陰極のゲートと陰極導体との
間にガスが付着して導通させてしまい、絶縁不良を起こ
すと考えられる。上記の現象は、特に外囲器101内を
吸引する速度が大きいと顕著である。
【0006】本発明は、電界放出形表示装置において、
排気によるガスの集中に起因すると見られる電界放出形
陰極の不具合を解消することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された電
界放出形表示装置は、気密状態に保持された外囲器の内
部に蛍光体層を有する陽極と電界放出形陰極とを備え、
前記電界放出形陰極から放出された電子を前記陽極に選
択的に射突させて所望の発光表示を行なう電界放出形表
示装置において、前記外囲器の一側面に該一側面の全長
にわたって形成された排気孔と、前記排気孔に連通して
前記一側面の外側に前記一側面の全長にわたって形成さ
れたゲッター室を有することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載された電界放出形表示装置
は、電界放出形陰極が形成された陰極基板と、蛍光体層
を有する陽極が形成された陽極基板と、前記陰極基板と
前記陽極基板の間に設けられたスペーサ部材とを有し、
前記陰極基板と前記陽極基板の少なくとも一方に他方と
対面しない非対面部分が設けられてなる外囲器と、前記
非対面部分に対応する前記外囲器の一側面に該一側面の
全長にわたって形成された排気孔と、前記排気孔に連通
して前記一側面の外側の前記非対面部分に前記一側面の
全長にわたって形成されたゲッター室とを有することを
特徴とする。
【0009】請求項3に記載された電界放出形表示装置
は、請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置に
おいて、前記外囲器の内部を排気するための排気管を前
記ゲッター室に取り付けたことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載された電界放出形表示装置
は、請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置に
おいて、前記外囲器の内部を排気した後に蓋部材で閉止
される開口部を前記ゲッター室に設けたことを特徴とす
る。
【0011】請求項5に記載された電界放出形表示装置
は、請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置に
おいて、前記非対面部分に、前記電界放出形陰極及び前
記陽極の少なくとも一方に導通する端子が設けられたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6に記載された電界放出形表示装置
は、請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置に
おいて、前記ゲッター室がガラス材料を箱形に一体成形
したゲッター室であることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載された電界放出形表示装置
は、請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置に
おいて、前記ゲッター室が複数のガラス板材を箱形に組
み立てたゲッター室であることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載された電界放出形表示装置
は、請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置に
おいて、複数個のゲッターを前記ゲッター室の内部に長
手方向に沿って配置したことを特徴とする。
【0015】請求項9に記載された電界放出形表示装置
は、請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置に
おいて、通電形のゲッターを前記ゲッター室の内部に長
手方向に沿って配置したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1の例を
図1及び図2を参照して説明する。図1は電界放出形表
示装置1(以下、表示装置1と呼ぶ。)を示す。この表
示装置1は、電子源に電界放出素子を利用し、発光表示
部に蛍光体を利用している。表示装置1の外囲器2は、
透光性と絶縁性を有する陽極基板3と、陽極基板3に微
小間隔をおいて対面する絶縁性の陰極基板4と、両基板
の外周縁の間に設けられた封着ガラス等のスペーサ部材
5からなる。
【0017】本例の表示装置1の外囲器2においては、
前記陰極基板4と前記陽極基板3とは同一形状ではな
く、上下の位置をずらして対面させているので、各基板
の周縁部の一部には互いに他方の基板と対面しない非対
面部分がある。陽極基板3においては、略直方体形状の
外囲器2の一側面に対応する短辺の一方側が、陰極基板
4に対面していない。この部分を陽極基板4の非対面部
分3aと呼ぶ。陰極基板4においては、略直方体形状の
外囲器2の二つの側面に対応する短辺と長辺の各一方側
が、陽極基板3に対面していない。この部分を陰極基板
4の非対面部分4aと呼ぶ。
【0018】表示装置1の外囲器2内の電極構造を説明
する。図2中に拡大して示すように、陽極基板3の内面
には透光性の陽極導体6が形成され、その上には蛍光体
層7が被着されて、陽極8が構成されている。本例にお
いては、陽極8はベタ状に形成されているが、用途・目
的によってはストライプ状又はドット状等の所定のパタ
ーンで形成してもよい。
【0019】陰極基板4の内面にはマトリクス駆動形の
電界放出形陰極9が構成されている。まず、陰極基板4
の内面には、複数本の帯状の陰極導体10が所定の間隔
をおいて互いに平行に配設されている。陰極導体10及
び隣接する陰極導体10,10の間の陰極基板4上に
は、絶縁層11が形成されている。絶縁層11の上に
は、前記陰極導体10と直交するように、複数本の帯状
のゲート12が所定の間隔をおいて互いに平行に配設さ
れている。直交する陰極導体10とゲート12の交点に
おいて、ゲート12と絶縁層11には多数の空孔13が
形成されている。この空孔13の内部の陰極導体10上
には、コーン形状のエミッタ14が形成されている。こ
のように、本例の表示装置1の電界放出形陰極9は、陰
極導体10とゲート12がマトリクスを構成している。
例えば本例ではゲート12を240本、陰極導体10を
320本設けており、通常のテレビ画面の画素数と同等
のドット数を陰極側に構成している。
【0020】互いに直交している電界放出形陰極9の陰
極導体10とゲート12は、図1に示すように陰極基板
4の非対面部分4aの上において陰極基板4の一短辺と
一長辺にそれぞれ別々に導出された外部端子15,16
にそれぞれ接続されている。また、陽極導体6も陰極基
板4の非対面部分4aのいずれかの位置に導出されてい
る。このように、各電極を陰極基板4の2辺に揃えて導
出すれば外部の駆動基板等に接続するのに都合がよい。
かかる外部端子の構造を得るためには、陽極基板3と陰
極基板4をずらして非対面部分3a,4aを設ける前述
した構造が有用となる。
【0021】電界放出形陰極9において、陰極導体10
に所定の周期の走査電圧を与えるとともに、これに同期
した駆動電圧をゲート12に与えれば、陰極導体10と
ゲート12の所望の交点が選択され、当該交点において
はゲート12が形成する電界によってエミッタ14から
電子が放出される。電界放出形陰極9に微小間隔をおい
て対面する陽極8には所定の正電圧が与えられており、
前記電子は陽極8の蛍光体層7に射突してこれを発光さ
せる。これによって陽極8の蛍光体層7の所望の点を選
択的に発光させ、任意の画像表示を行うことができる。
【0022】前記表示装置1の外囲器2において、陽極
基板3の非対面部分3aに相当する一側面は、該一側面
の全長にわたってスペーサ部材5がなく、陽極基板3と
陰極基板4の間には外囲器2の幅に相当する長さのスリ
ット状の排気孔20が形成されている。
【0023】外囲器2の前記一側面と陽極基板3の非対
面部分3aには、一側面及び非対面部分3aの長手方向
の全長にわたって箱形のゲッター室21が形成されてい
る。本例の表示装置1では外部端子15,16を陰極基
板4上に引き出すために両基板3,4に非対面部分3
a,4aを設けたが、このため外囲器2は基板3,4の
一部が突出した形状とならざるを得ず、ゲッター室21
を非対面部分3aに設けようとすればゲッター室21は
外囲器2の構成部品とは別部材で構成する必要がある。
そこで、本例のゲッター室21は各基板3,4とは別部
材で構成してあり、本例では複数枚の板ガラス等の絶縁
性部材を封着材で接合し、気密性を有する箱形に形成し
たものを用いている。ゲッター室21は前記排気孔20
の全長を介して外囲器2の内部に連通している。ゲッタ
ー室21には孔22が形成され、該孔22には外囲器2
の内部を排気するための排気管23が取り付けられてい
る。この排気管23は、ゲッター室21を介して外囲器
2内を排気した後、封止される。
【0024】前記ゲッター室21内には複数個のゲッタ
ー24が収納されている。このゲッター24はゲッター
室21の外から高周波誘導加熱されるものであり、例え
ばニッケルメッキした純鉄性のリング容器内にBaAl
4 合金とNi粉の混合物等のゲッター物質を充填したも
のである。電界放出形表示装置1では、陰極基板4と陽
極基板3の間隔が極めて微小に設定されるので、外囲器
2の内部にはこのようなゲッターを収納することができ
ず、よって前述したようなゲッター室21を設けてゲッ
ター24を収納する。
【0025】以上のような構造の表示管を従来の製造工
程に従って製造する。即ち、外囲器2の排気・封止工程
においては、外囲器2内を排気管23からゲッター室2
1を介して排気し、外囲器2内の真空度が十分となった
段階で排気管23の先端を封止する。このようにして形
成した本例の表示装置1においては、従来の電界放出形
表示装置1において見られたような、外囲器2とゲッタ
ー室21を連通する排気孔20に近い部分の電界放出形
陰極9に不良が発生するという問題が全く生じない。
【0026】これは、製造時の外囲器2の封止工程で外
囲器2内を排気する際に、図1中に矢印で示すように外
囲器2内のガスは乱流を発生させることなく層流状態で
排気孔20に向かい、電界放出形陰極9等のないゲッタ
ー室21内に入ってから向きを変えて孔22及び排気管
23からゲッター室21の外に排気されるからであると
考えられる。
【0027】上記の効果を得るためには、ゲッター室2
1に設けた排気管23を介して外囲器2内を吸引するこ
とが必要であり、さらにゲッター室21と外囲器2を連
通する排気孔20の形状が外囲器2の断面に相当する大
きなものである必要がある。即ち、外囲器2の内部を直
接吸引するのではなく、本例ではゲッター室21に設け
た排気管23からゲッター室21を吸引しているので、
外囲器2内にガスの乱流を発生させることがない。次
に、外囲器2内を流れるガスの方向と直交する外囲器2
内の空間の断面形状と、外囲器2からガスが出る排気孔
20の形状が略同一なので、排気管23及びゲッター室
21を介して外囲器2内を吸引した時に外囲器2の内部
におけるガスの流れが図示矢印のように均一となる。よ
って電界放出形陰極9が形成された陰極基板4の付近で
はガスの流れに殆ど乱れが生じず、局所的なガスの吸着
が起こらない。
【0028】排気・封止工程が終了した後、ゲッター室
21の外側からボンバータ等によってゲッター24に高
周波を加えて加熱し、ゲッター物質を蒸発させてゲッタ
ー室21の内面又は陽極基板3の内面、もしくはその双
方にゲッターミラーを蒸着させる。
【0029】高周波によるゲッター24の加熱時、各ゲ
ッター24は1000〜1200℃にもなるので、複数
個設けられたゲッター24がゲッター室21の内部で互
いに接触したり接近しすぎているのは好ましくない。し
かしながら、本例ではゲッター室21は外囲器2の一辺
の長さに相当する長手寸法を備えた形状であり、その内
部に複数個のゲッター24を収納する余裕をもって配置
することができる。従って、加熱したゲッター24同志
が接触して不都合を生じることはない。
【0030】以上説明した例においては、外囲器2内を
吸引するためにゲッター室21の孔22に排気管23を
設けたが、外囲器2の内部を排気した後にゲッター室2
1の孔を円板形の蓋部材で封止するようにしてもよい。
【0031】以上説明した例においては、複数のガラス
板材を箱形に組み立ててゲッター室21を構成したが、
ガラス材料を箱形に一体成形したゲッター室21を用
い、これを外囲器2の一側面に取り付けてもよい。
【0032】以上説明した例においては、複数個の高周
波誘導加熱方式のゲッター24を前記ゲッター室21の
内部に長手方向に沿って配置したが、図3に示すように
通電形のゲッター25を用いてもよい。通電形のゲッタ
ー25は、タングステン等のワイヤー芯線にBaAl4
合金等のゲッター物質を被着したものであり、ワイヤー
芯線を通電して加熱することによってゲッター物質を蒸
発させ、ゲッターミラーを形成するものである。この通
電形のゲッター25は、ゲッター物質の量をある程度得
ようとすると長さが大きくなり、従来のような小さいゲ
ッター室に収納するのは困難であるが、本例のゲッター
室21ならば余裕をもって収納できる。また、通電形の
ゲッター25のワイヤー芯線の端部は、図3に示すよう
に同板材に導出孔を形成して気密に導出してもよいし、
図示しないがゲッター室21の側面を構成する板材を分
割構造にしてその接合部分から気密に導出してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明の電界放出形表示装置は、外囲器
の一側面に全長にわたる排気孔を形成し、同じ長さのゲ
ッター室を同一側面に設けたので、ゲッター室から排気
を行えば、外囲器内のガスは乱流を発生させることなく
層流状態でゲッター室に向かい、ゲッター室内から外に
排気されるので、排気時のガスの集中に起因すると見ら
れる電界放出形陰極の不具合を完全に解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の第1の例の平面図、側面図及び断
面図である。
【図2】実施の形態の第1の例の部分拡大断面図であ
る。
【図3】実施の形態の第1の例の他の構造例を示す一部
を切り欠いた側面図である。
【図4】従来の電界放出形表示装置の平面図、側面図及
び断面図である。
【符号の説明】
1 電界放出形表示装置(表示装置) 2 外囲器 3 陽極基板 3a 陽極基板の非対面部分 4 陰極基板 4a 陰極基板の非対面部分 5 スペーサ部材 7 蛍光体層 8 陽極 9 電界放出形陰極 15,16 外部端子 20 排気孔 21 ゲッター室 23 排気管 24 ゲッター 25 通電形のゲッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古俣 賢一 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 (72)発明者 工藤 美和子 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密状態に保持された外囲器の内部に蛍
    光体層を有する陽極と電界放出形陰極とを備え、前記電
    界放出形陰極から放出された電子を前記陽極に選択的に
    射突させて所望の発光表示を行なう電界放出形表示装置
    において、前記外囲器の一側面に該一側面の全長にわた
    って形成された排気孔と、前記排気孔に連通して前記一
    側面の外側に前記一側面の全長にわたって形成されたゲ
    ッター室を有することを特徴とする電界放出形表示装
    置。
  2. 【請求項2】 電界放出形陰極が形成された陰極基板
    と、蛍光体層を有する陽極が形成された陽極基板と、前
    記陰極基板と前記陽極基板の間に設けられたスペーサ部
    材とを有し、前記陰極基板と前記陽極基板の少なくとも
    一方に他方と対面しない非対面部分が設けられてなる外
    囲器と、 前記非対面部分に対応する前記外囲器の一側面に該一側
    面の全長にわたって形成された排気孔と、 前記排気孔に連通して前記一側面の外側の前記非対面部
    分に前記一側面の全長にわたって形成されたゲッター室
    と、 を有することを特徴とする電界放出形表示装置。
  3. 【請求項3】 前記外囲器の内部を排気するための排気
    管を前記ゲッター室に取り付けた請求項1又は請求項2
    記載の電界放出形表示装置。
  4. 【請求項4】 前記外囲器の内部を排気した後に蓋部材
    で閉止される開口部を前記ゲッター室に設けた請求項1
    又は請求項2記載の電界放出形表示装置。
  5. 【請求項5】 前記非対面部分に、前記電界放出形陰極
    及び前記陽極の少なくとも一方に導通する端子が設けら
    れた請求項1又は請求項2記載の電界放出形表示装置。
  6. 【請求項6】 前記ゲッター室がガラス材料を箱形に一
    体成形したゲッター室である請求項1又は請求項2記載
    の電界放出形表示装置。
  7. 【請求項7】 前記ゲッター室が複数のガラス板材を箱
    形に組み立てたゲッター室である請求項1又は請求項2
    記載の電界放出形表示装置。
  8. 【請求項8】 複数個のゲッターを前記ゲッター室の内
    部に長手方向に沿って配置した請求項1又は請求項2記
    載の電界放出形表示装置。
  9. 【請求項9】 通電形のゲッターを前記ゲッター室の内
    部に長手方向に沿って配置した請求項1又は請求項2記
    載の電界放出形表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000002665A (ko) * 1998-06-22 2000-01-15 김영남 전계방출표시소자 및 그의 실링방법
KR100464311B1 (ko) * 1999-07-30 2004-12-31 삼성에스디아이 주식회사 환원성 다공질 필터를 장착한 전계 방출 표시 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000002665A (ko) * 1998-06-22 2000-01-15 김영남 전계방출표시소자 및 그의 실링방법
KR100464311B1 (ko) * 1999-07-30 2004-12-31 삼성에스디아이 주식회사 환원성 다공질 필터를 장착한 전계 방출 표시 장치

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