JPH09305287A - ペン入力装置 - Google Patents

ペン入力装置

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JPH09305287A
JPH09305287A JP11478696A JP11478696A JPH09305287A JP H09305287 A JPH09305287 A JP H09305287A JP 11478696 A JP11478696 A JP 11478696A JP 11478696 A JP11478696 A JP 11478696A JP H09305287 A JPH09305287 A JP H09305287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
cover
lock
main body
hard cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP11478696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Tsubosaka
幸弘 壺坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH09305287A publication Critical patent/JPH09305287A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペン入力装置において、入力ペンの使い勝手
を良くする。 【解決手段】 装置本体と該本体に接続された開閉可能
なカバーと該本体とは個別の入力ペンと該本体に設けら
れた入力ペン収納部とを具備するペン入力装置におい
て、前記入力ペンを装置本体に設けられた前記ペン収納
部に収納した場合にのみ前記カバーの閉状態を可能とす
るカバーロック機構を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子手帳,ペンワ
ープロ,ペンコンビュータ等入力ペンを用いるペン入力
装置に関する。より具体的には一時的にペンを収納する
ことのできるペン入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のペン入力型情報処理機器の一例と
して、ペン入力型電子手帳について説明する。
【0003】図8(A),(B)は従来のペン入力型電
子手帳の全体の斜視図であり、(A)がハードカバーを
開いている状態で、(B)がハードカバーを閉じている
状態を示している。
【0004】図中、100は本体キャビネット、200
は表示画面部、300はハードカバー、400はカバー
ロックツマミ(本体側)、500はカバーロック部(カ
バー側)、600はカバーヒンジ部、700はタッチペ
ン、800はタッチペン収納部入口である。
【0005】従来の機器ではハードカバーのロック部
と、タッチペン収納部(ペン保持機構)とは特に関連性
はなく別々に装備されているために、ペンを収納し忘れ
たままハードカバーを閉じてしまい、どこかへ移動して
から次に使用する時までペンの収納し忘れに気付かない
ために、ペンを紛失することも多々発生していた。
【0006】特開平3−201016号公報による装置
では、タッチペン収納部にペンが収納されているか否か
の検出を電気的に行い、使用終了時にタッチペンが収納
されていないことを検出すると、警告を発するという方
式がある。
【0007】また特開平7−104907号公報による
装置では、タッチペン収納部のカバーにペンの仮置き用
のペン立てを設けて、機器を使用中はペン立てにペンを
置いて使い、終了時にはペン立てにペンを入れた状態で
ペン立てを倒すと、ペン収納部の蓋が閉じるという方式
になっており、本発明同様機構的にペン紛失防止対策を
行っているが、カバーとペン収納部が関係しておらずに
構造も相違している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のペン入力型情報
処理機器が有するタッチペン収納部及びハードカバーで
は、タッチペン収納部はタッチペン収納部、ハードカバ
ーはハードカバーとして別々に何の関連性もなく装備さ
れており、機器の使用終了時にペンを収納部に収納しな
くても、ハードカバーを閉じることが出来たために、タ
ッチペンを収納し忘れたままハードカバーを閉じてしま
い、ペンを紛失してしまうことが多々発生することがあ
った。
【0009】又、従来のペン入力型情報処理機器が有す
るタッチペン収納部及びハードカバーでは、タッチペン
収納部及びペンロック機構(収納状態での保持機構)
は、ハードカバーロック機構とは別々に何の関連性もな
く装備されているため、その構成部品点数が多くなるの
で重量が増し、構造が複雑になるので製品として生産す
る場合の生産性が悪くなってしまい、余分なコストもか
かってしまっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のペン入力
装置は、装置本体と該本体に接続された開閉可能なカバ
ーと該本体とは個別な入力ペンと該本体に設けられた入
力ペン収納部とを具備するペン入力装置において、前記
入力ペンを装置本体に設けられた前記ペン収納部に収納
した場合にのみ前記カバーの閉状態を可能とするカバー
ロック機構を有することを特徴とするペン入力装置であ
る。
【0011】請求項2記載のペン入力装置は、前記カバ
ーロック機構は前記入力ペンの本体収納時の位置決めを
兼ねることを特徴とした請求項1記載のペン入力装置で
ある。
【0012】請求項3記載のペン入力装置は、前記カバ
ーロック機構は前記入力ペンの外周形状に対応して移動
する移動片を備えて、該移動片には前記カバーの突起部
に対応した穴部を有することを特徴とする請求項1記載
のペン入力装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施例として、携帯型
ペン入力パソコンによる場合について、図1から図7に
基づいて説明する。
【0014】図1(A)は、本発明によるパソコンのハ
ードカバーを開いた状態の全体斜視図で、図1(B)は
カバーを閉じた状態の斜視図である。図中、1は本体キ
ャビネット、2は表示画面部、3はハードカバー、4は
ハードカバーロックツマミ、5はハードカバーロック部
(カバー側突起)、6はハードカバーヒンジ、7はタッ
チペン、8はタッチペン収納部入口、9−aはロックピ
ンa、9−bはロックピンb、10−aはロック穴(ダ
ミー)、10−bはロック穴(ロック機構用)、11は
ロック溝である。図2(A)〜(E)はパソコンの平面
図であり、(A)は平面図、(B),(D)はハードカ
バーを閉じた状態の側面図で、(C),(E)は開いた
状態の側面図である。
【0015】図3(A)〜(G)はハードカバーを閉じ
た状態(A)から、開いた状態(G)にかけて裏側へ回
転させて開く動作を表した動作図である。
【0016】図4(A)〜(C)は本発明のロック部分
を構成する機構部品説明図である。(A)は部品構成を
表わし、(B)はカバーロックツマミの部分断面図で、
(C)はその平面図である、部品の取付け状態を示して
いる。
【0017】図中、12はロックスライダー、13はコ
イルバネ、14は板バネ、15はタッピングビスであ
る。
【0018】図5(A)〜(C)はロックスライダーと
タッチペンの動作説明図で、(A)→(B)→(C)と
ペンを挿入した場合のロックスライダーの動きを示して
いる。
【0019】図中、16はペン収納部、17はロックス
ライダー室、18は凹穴である。
【0020】図6(A),(B)はハードカバーとロッ
クツマミとロックピンとロックスライダーとの位置を示
す。
【0021】図7は、(A)→(B)→(C)とで図6
の断面c−c′のロックツマミとハードカバーとの動き
を示し、(D)→(E)→(F)とで図6の断面d−
d′のロックピンとロックスライダーとの動きを示して
いる。
【0022】本発明のロック機構は、本来9−bのロッ
クピンbと10−bのロック穴のみあれば実現可能であ
るが、ロックピンが片方だけであるとハードカバーを裏
へ回転させた時に不安定であるために、反対側に同じ形
状の9−aのロックピンaと10−aのロック穴(ダミ
ー穴)を設けて、ハードカバーを裏側へ回した時に安定
するとともに、角度がつくスタンドとしても利用できて
いる。図5の(A)の状態ではタッチペンが挿入されて
いないために、本体に開いている10−bのロック穴b
と18の凹穴の中心が合わないので、ハードカバーを閉
じようとしてもカバー側から突き出している9−bのロ
ックピンbが、12のロックスライダー本体に突き当た
ってしまい、閉じれないようになっているが、(B)の
図の位置までタッチペンを挿入すると、ペンの先端が1
2のロックスライダーの先端を押していくので、(C)
の図の位置までペンが入り込むと完全に10−bのロッ
ク穴と18の凹穴のセンターが合い、ハードカバー側の
9−bのロックピンが入り込めるためにカバーが閉じれ
る構造になっている(図6に断面図d−d′としても記
載)。
【0023】さらに(C)の状態は、12のロックスラ
イダーの先端がタッチペン側の11のロック溝を、13
のコイルバネの力によって押えるため、ペン自身の収納
部からの脱落をふせぐロック機構も同時に兼ねる構造と
なっている。
【0024】本発明のハードカバーのロックは5のカバ
ーロック部の突起を、4のツマミで押え込んで止める方
式であり、図6の断面c−c′のように図の上方向へ指
で4のツマミを動かしてロック解除できる構造になって
いる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、タッチペ
ンを本体収納部に入れないとハードカバーが閉じない構
造を機構的に実現する構造になっているため、下記のよ
うな効果が得られる。
【0026】タッチペンを入れ忘れて機器をどこかへし
まおうとしても、ハードカバーが閉じれないので機器の
オペレータが入れ忘れに気付くため、タッチペンの紛失
を未然に防ぐことができ、従来からある他の機器よりも
付加価値が高く、またセールスポイントにもなる。
【0027】本発明のタッチペン紛失防止機構は、従来
から他の普通の機器にも備わっている普通のタッチペン
収納部と、ハードカバーに必要な最小限の部品を追加し
て発明されたものであるため、先行技術にあるようなタ
ッチペンが収納されているか否かを検出するスイッチ類
や回路、またペンの収納を忘れた時に警告手段用の回路
等は、特別に装備する必要がないので部品点数が減少
し、重量を他の方式の物より軽量にできる他、製造コス
トもその分切りつめることができる。製品として生産す
る場合においても他の方式の物より単純な構造のため、
簡単に組立てられるので生産性の向上にもなる上に、不
良品・故障品の発生率も低く押えることができる。
【0028】請求項2,3記載の発明によれば、タッチ
ペンを収納部に挿入すると、本体側カバーロック凹のス
ライド部分先端が挿入されたペンによって押し込まれ、
ペンを奥まで挿入するとペンに設けられた溝の部分に、
本体側カバーロック部の先端がはまり込むので、その作
用によってタッチペンを保持するものである。
【0029】従って、従来技術とは違いタッチペン保持
機構(収納部に収納時)を、タッチペン紛失防止機構と
の共通部品を用いて兼用で実現する構造になっており、
その分部品点数が減少するので重量の軽減ができる他、
製造コスト的にも低くおさえることができる上に、製品
として生産する時には生産性の向上にもつながり、不良
品の発生や故障率を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明に係るペン入力装置の全体斜視図
(カバーを開いた状態)である。 (B)本発明に係るペン入力装置の全体斜視図(カバー
を閉じた状態)である。
【図2】(A)図1の装置の平面図である。 (B)図1の装置の側面図(カバーを閉じた状態)であ
る。 (C)図1の装置の側面図(カバーを開いた状態)であ
る。 (D)(B)をハードカバーヒンジ部から見た側面図で
ある。 (E)(C)をハードカバーヒンジ部から見た側面図で
ある。
【図3】(A)ハードカバーの開閉状態を示す図(全
閉)である。 (B)ハードカバーの開閉状態を示す図である。 (C)ハードカバーの開閉状態を示す図である。 (D)ハードカバーの開閉状態を示す図である。 (E)ハードカバーの開閉状態を示す図である。 (F)ハードカバーの開閉状態を示す図である。 (G)ハードカバーの開閉状態を示す図である。
【図4】(A)タッチペン挿入部の装置断面図である。 (B)ハードカバーロックツマミの断面図である。 (C)(B)の平面図である。
【図5】(A)ロックスライダーのペン挿入時の動作説
明図(ペン挿入前)である。 (B)ロックスライダーのペン挿入時の動作説明図(ペ
ン先端とスライダー先端の接触する時点)である。 (C)ロックスライダーのペン挿入時の動作説明図(挿
入終了時)である。
【図6】(A)ロック機構の動作説明図(ペン挿入途
中)である。 (B)ロック機構の動作説明図(ペン挿入後)である。
【図7】(A)図6(A)のc−c′断面図である。 (B)図6(A)から図6(B)に到る途中のc−c′
断面図である。 (C)図6(B)のc−c′断面図である。 (D)図6(A)のd−d′断面図である。 (E)図6(A)から図6(B)に到る途中のd−d′
断面図である。 (F)図6(B)のd−d′断面図である。
【図8】(A)従来技術の全体斜視図(カバーを開いた
状態)である。 (B)従来技術の全体斜視図(カバーを閉じた状態)で
ある。
【符号の説明】
1 本体キャビネット 2 表示画面部 3 ハードカバー 4 ハードカバーロックツマミ 5 ハードカバーロック部(カバー側) 6 ハードカバーヒンジ部 7 タッチペン 8 タッチペン収納部入口 9−a ロックピンa 9−b ロックピンb 10−a ロック穴(ダミー) 10−b ロック穴(ロック機構用) 11 ロック溝(タッチペン 12 ロックスライダー 13 コイルバネ 14 板バネ 15 タッピングビス 16 ペン収納部 17 ロックスライダー室 18 凹穴 100 本体キャビネット 200 表示画面部 300 ハードカバー 400 ハードカバーロックツマミ 500 ハードカバーロック部(カバー側) 600 ハードカバーヒンジ部 700 タッチペン 800 タッチペン収納部入口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と該本体に接続された開閉可能
    なカバーと該本体とは個別な入力ペンと該本体に設けら
    れた入力ペン収納部とを具備するペン入力装置におい
    て、前記入力ペンを装置本体に設けられた前記ペン収納
    部に収納した場合にのみ前記カバーの閉状態を可能とす
    るカバーロック機構を有することを特徴とするペン入力
    装置。
  2. 【請求項2】前記カバーロック機構は前記入力ペンの本
    体収納時の位置決めを兼ねることを特徴とした請求項1
    記載のペン入力装置。
  3. 【請求項3】前記カバーロック機構は前記入力ペンの外
    周形状に対応して移動する移動片を備えて、該移動片に
    は前記カバーの突起部に対応した穴部を有することを特
    徴とする請求項1記載のペン入力装置。
JP11478696A 1996-05-09 1996-05-09 ペン入力装置 Pending JPH09305287A (ja)

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JP11478696A JPH09305287A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 ペン入力装置

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JP11478696A JPH09305287A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 ペン入力装置

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JPH09305287A true JPH09305287A (ja) 1997-11-28

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ID=14646654

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JP11478696A Pending JPH09305287A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 ペン入力装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114415783A (zh) * 2021-12-21 2022-04-29 苏州三星电子电脑有限公司 笔记本电脑

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114415783A (zh) * 2021-12-21 2022-04-29 苏州三星电子电脑有限公司 笔记本电脑
CN114415783B (zh) * 2021-12-21 2023-10-24 苏州三星电子电脑有限公司 笔记本电脑

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