JPH09303163A - エンジンのスロットル装置 - Google Patents

エンジンのスロットル装置

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JPH09303163A
JPH09303163A JP12045796A JP12045796A JPH09303163A JP H09303163 A JPH09303163 A JP H09303163A JP 12045796 A JP12045796 A JP 12045796A JP 12045796 A JP12045796 A JP 12045796A JP H09303163 A JPH09303163 A JP H09303163A
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JP
Japan
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outer peripheral
peripheral edge
throttle
edge portion
upstream
Prior art date
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JP12045796A
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English (en)
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Yuji Itakura
裕二 板倉
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのスロットル装置において、アイシ
ングを防止しつつスロットルバルブの洩れ空気流を低減
する。 【解決手段】 スロットルチャンバー1に上流側傾倒外
周縁部21の軌跡に沿って湾曲する球状壁面11を上流
側対向段部10に連接して形成し、スロットルバルブ2
の閉弁時に下流側傾倒外周縁部22に当接する下流側対
向段部12を形成するとともに、下流側対向段部12に
連接して吸気通路3の下流側に延びる筒状壁面13を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、エンジンのスロットル装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンのアイドル回転数を目標値に適
確にフィードバック制御するために、スロットルバルブ
を通過する洩れ空気量を小さく抑える必要がある。
【0003】従来のエンジンのスロットル装置として、
例えば図5に示すようなものがある(特開平5−296
067号公報、参照)。
【0004】これについて説明すると、スロットルチャ
ンバー1にはスロットルバルブ2の外周縁部20の軌跡
に沿って湾曲する球状壁面15が形成される。
【0005】スロットルバルブ2が所定角度以下の範囲
で開弁する運転時に、外周縁部20と球状壁面11の隙
間が一定に保たれる。
【0006】また、従来の排気ブレーキ装置に備えられ
るバルブ構造として、例えば図6に示すようなものがあ
る(実開平4−76947号公報、参照)。
【0007】これについて説明すると、チャンバー31
にはバルブ32の外周縁部40を当接させる上流側対向
段部30と下流側対向段部32が形成される。
【0008】バルブ32はその全閉位置において、その
外周縁部40が上流側対向段部30に当接するととも
に、下流側対向段部32に当接するため、バルブ32と
チャンバー31の間を通過する洩れ排気量を小さく抑え
られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す従来のスロットル装置にあっては、スロットルバル
ブ2の外周縁部20が当接する段部を持たないため、ス
ロットルバルブ2の全閉位置においてスロットルバルブ
2とスロットルチャンバー1の間を通過する洩れ空気量
を十分に小さく抑えられないという問題点が考えられ
る。
【0010】これに対処して、図6に示すバルブ構造を
スロットル装置に適用して洩れ空気量を低減しようとす
ると、外周縁部40の直下流側に上流側対向段部30が
突出しているため、寒冷時に外周縁部40とチャンバー
31の隙間を通って膨張する空気中の水分が凝固してつ
くられる氷が上流側対向段部30に付着して、バルブ3
2の開閉作動が不良となるアイシングを起こす可能性が
ある。
【0011】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、エンジンのスロットル装置において、アイシ
ングを防止しつつスロットルバルブの洩れ空気流を低減
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエンジ
ンのスロットル装置は、吸気通路を画成するスロットル
チャンバーと、スロットルチャンバーに回動可能に介装
されるスロットルバルブと、を備えるエンジンのスロッ
トル装置において、前記スロットルバルブの外周縁部は
その開弁作動時に吸気通路の上流側に向けて傾倒する上
流側傾倒外周縁部と吸気通路の下流側に向けて傾倒する
下流側傾倒外周縁部とを有し、スロットルチャンバーに
スロットルバルブの閉弁時に上流側傾倒外周縁部に当接
する上流側対向段部を形成し、スロットルチャンバーに
上流側傾倒外周縁部の軌跡に沿って湾曲する球状壁面を
上流側対向段部に連接して形成し、スロットルチャンバ
ーにスロットルバルブの閉弁時に下流側傾倒外周縁部に
当接する下流側対向段部を形成し、スロットルチャンバ
ーに下流側対向段部に連接して吸気通路の下流側に延び
る筒状壁面を形成する。
【0013】請求項2に記載のエンジンのスロットル装
置は、請求項1に記載の発明において、アイシングが起
きにくい前記スロットルバルブの限界開度θ0を設定
し、球状壁面をスロットルバルブが少なくとも限界開度
θ0まで開弁する作動範囲で上流側傾倒外周縁部に対峙
するように形成する。
【0014】請求項3に記載のエンジンのスロットル装
置は、請求項1または2に記載の発明において、前記上
流側傾倒外周縁部に球状壁面に対峙して窪むラビリンス
溝を形成する。
【0015】
【作用】請求項1に記載のエンジンのスロットル装置に
おいて、スロットルバルブはその全閉位置において、そ
の上流側傾倒外周縁部が上流側対向段部に当接するとと
もに、その下流側傾倒外周縁部が下流側対向段部に当接
するため、スロットルバルブとスロットルチャンバーの
間を通過する洩れ空気量を小さく抑えられる。
【0016】スロットルバルブの上流側傾倒外周縁部が
球状壁面に対峙する運転時に、両者間の隙間は小さく保
たれるため、両者間の隙間を通って流れる空気量は小さ
く抑えられる。この結果、寒冷時において、上流側傾倒
外周縁部と球状壁面の隙間を通って膨張する過程で空気
中の水分が凝固する氷の量が小さく抑えられ、氷が上流
側対向段部に付着してアイシングが起きることを防止で
きる。
【0017】このとき、下流側傾倒外周縁部と筒状壁面
の隙間が拡大し、大部分の空気が下流側傾倒外周縁部と
筒状壁面の隙間を通って流れる。寒冷時において、下流
側傾倒外周縁部と筒状壁面の隙間を通って膨張する空気
中の水分が凝固しても、吸気通路における下流側傾倒外
周縁部の下流側近傍には吸気流に対向する突出物がない
ため、氷がスロットルチャンバーの壁面に付着してアイ
シングが起きることを防止できる。
【0018】請求項2に記載のエンジンのスロットル装
置において、スロットルバルブが最大角度θ0以下の範
囲で開弁する運転時に、上流側傾倒外周縁部は球状壁面
に対峙し、両者間の隙間は小さく保たれるため、両者間
の隙間を通って流れる空気量は小さく抑えられる。この
結果、寒冷時において、上流側傾倒外周縁部と球状壁面
の隙間を通って膨張する過程で空気中の水分が凝固する
氷の量が小さく抑えられ、氷が上流側対向段部に付着し
てアイシングが起きることを防止できる。
【0019】スロットルチャンバーが最大角度θ0 を越
えて大きく開弁する運転時に、上流側傾倒外周縁部は球
状壁面から離れ、上流側傾倒外周縁部のまわりを通って
流れる空気量が増えるが、スロットルバルブの前後差圧
が低下して、スロットルバルブを通過する空気中の水分
が凝固しにくくなるため、氷が上流側対向段部に付着し
てアイシングが起きることを防止できる。
【0020】請求項3に記載のエンジンのスロットル装
置において、上流側傾倒外周縁部が球状壁面に対峙する
運転時、上流側傾倒外周縁部と球状壁面の間に画成され
る隙間の途中でその断面積がラビリンス溝を介して拡大
するため、スロットルバルブの前後で圧力が段階的に低
下し、この隙間をを通って流れる空気量を小さく抑えら
れる。この結果、寒冷時において、上流側傾倒外周縁部
と球状壁面の隙間を通って膨張する過程で空気中の水分
が凝固する氷の量が小さく抑えられ、氷が上流側対向段
部に付着してアイシングが起きることを防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0022】図1に示すように、エンジンの吸気通路3
にはスロットルバルブ2が設けられる。吸気通路3は、
スロットルバルブ2が介装されるスロットルチャンバー
1と、スロットルチャンバー1の上流側に接続して図示
しないエアクリーナから取り入れられた空気を導くダク
トと、スロットルチャンバー1の下流側に接続して吸気
を各気筒に分配する図示しないインテークマニホールド
等によって構成される。
【0023】吸気通路3にはスロットルバルブ2を迂回
して吸気を導く図示しないバイパス通路が接続される。
バイパス通路の途中には補助空気量制御弁が介装され
る。スロットルバルブ2が全閉位置にあるアイドル運転
時に、補助空気量制御弁の開弁時間が0〜100%の間
でデューティ制御されて吸入空気量を調節することによ
り、エンジンのアイドル回転数を目標値にフィードバッ
ク制御するようになっている。
【0024】スロットルバルブ2はシャフト9を介して
回動可能に設けられる。シャフト9は図示しないリンク
機構とワイヤー等を介してアクセルペダルに連動して回
動するようになっている。アクセルペダルが踏み込まれ
るのに伴ってスロットルバルブ2はシャフト9を介して
図中矢印で示す方向に回動して、エンジンの吸入空気量
を増やす。
【0025】スロットルバルブ2は実線で示すように全
閉位置で吸気通路3の中心線O2に対して略直交する。
【0026】スロットルバルブ2の外周縁部は、その開
弁作動時に吸気通路3の上流側に向けて傾倒する上流側
傾倒外周縁部21と、吸気通路3の下流側に向けて傾倒
する下流側傾倒外周縁部22とに分けられる。
【0027】スロットルチャンバー1にスロットルバル
ブ2の閉弁時に上流側傾倒外周縁部21を当接させる上
流側対向段部10が形成される。上流側対向段部10は
吸気通路3の中心線O3と直交する平面状に形成され
る。上流側対向段部10は図においてシャフト9より下
方に位置して半環状に延びている。
【0028】図2にも示すように、スロットルチャンバ
ー1には上流側傾倒外周縁部21の軌跡に沿って湾曲す
る球状壁面11が形成される。スロットルバルブ2は円
盤状に形成される一方、球状壁面11はシャフト9と同
心の球面状に湾曲する。球状壁面11は、上流側対向段
部10に連接して延びている。
【0029】なお、スロットルバルブの外周縁部を長円
形に形成する一方、スロットルチャンバーの球状壁面を
外周縁部に一定の隙間を持って対峙する長円形の断面を
もって形成してもよい。
【0030】球状壁面11は、スロットルバルブ2が全
閉位置から所定の最大角度θ0まで回動する範囲で上流
側傾倒外周縁部21に対峙するように形成される。
【0031】図3は、スロットルバルブ2の開度とスロ
ットルバルブ2の前後差圧の関係を示している。スロッ
トルバルブ2が最大角度θ0を越えて開弁すると、スロ
ットルバルブ2の前後差圧が所定値P0を越えて低下し
て、アイシングを起こしにくくなる。すなわち、球状壁
面11は、少なくともアイシングを起こしやすいスロッ
トルバルブ2の開度範囲で上流側傾倒外周縁部21に対
峙するように形成される。
【0032】スロットルチャンバー1にスロットルバル
ブ2の閉弁時に下流側傾倒外周縁部22を当接させる下
流側対向段部12が形成される。下流側対向段部12は
吸気通路3の中心線O3と直交する平面状に形成され
る。下流側対向段部12は図においてシャフト9より上
方に位置して半環状に延びている。
【0033】上流側対向段部10と下流側対向段部12
は、スロットルバルブ2の板厚と等しい間隔をもって平
行に対峙する。
【0034】スロットルチャンバー1の下流側対向段部
12に連接して吸気通路3の下流側に延びる筒状壁面1
3は、吸気通路3の中心線O3と同心の円筒形に形成さ
れる。
【0035】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0036】スロットルバルブ2はその全閉位置におい
て、その上流側傾倒外周縁部21が上流側対向段部10
に当接するとともに、その下流側傾倒外周縁部22が下
流側対向段部12に当接するため、スロットルバルブ2
とスロットルチャンバー1の間を通過する洩れ空気量を
小さく抑えられる。
【0037】スロットルバルブ2が全閉位置にあるアイ
ドル運転時に、スロットルバルブ2を通過する洩れ空気
量が小さく抑えられることにより、補助空気量制御弁を
介してスロットルバルブ2を迂回する補助空気量が十分
に確保され、エンジンのアイドル回転数を目標値に適確
にフィードバック制御することができる。
【0038】スロットルバルブ2が最大角度θ0以下の
範囲で開弁する運転時に、上流側傾倒外周縁部21と球
状壁面11の隙間は一定に保たれるため、上流側傾倒外
周縁部21と球状壁面11の隙間を通って流れる空気量
は小さく抑えられる。このた結果、寒冷時において、上
流側傾倒外周縁部21と球状壁面11の隙間を通って膨
張する過程で空気中の水分が凝固する氷の量が小さく抑
えられ、氷が上流側対向段部10に付着してアイシング
が起きることを防止できる。
【0039】スロットルバルブ2が最大角度θ0以下の
範囲で開弁する運転時に、下流側傾倒外周縁部22と筒
状壁面13の隙間が拡大し、大部分の空気が下流側傾倒
外周縁部22と筒状壁面13の隙間を通って流れる。寒
冷時において、下流側傾倒外周縁部22と筒状壁面13
の隙間を通って膨張する空気中の水分が凝固しても、吸
気通路3における下流側傾倒外周縁部22の下流側近傍
には吸気流に対向する突出物がないため、氷がスロット
ルチャンバー1に付着してアイシングが起きることを防
止できる。
【0040】スロットルチャンバー1が最大角度θ0
越えて大きく開弁する運転時に、上流側傾倒外周縁部2
1は球状壁面11から離れ、上流側傾倒外周縁部21の
まわりを通って流れる空気量が増えるが、スロットルバ
ルブ2の前後差圧が図3に示すように所定値P0を越え
て低下するため、スロットルバルブ2を通過する空気中
の水分が凝固しにくくなり、氷が上流側対向段部10に
付着してアイシングが起きることを防止できる。
【0041】次に、図4に示す実施形態について説明す
る。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0042】スロットルバルブ2の上流側傾倒外周縁部
21に球状壁面11に対峙して窪むラビリンス溝23が
形成される。
【0043】ラビリンス溝23は矩形の断面を持って窪
み、図においてシャフト9より下方に位置して半環状に
延びている。
【0044】この場合、スロットルバルブ2が最大角度
θ0以下の範囲で、上流側傾倒外周縁部21が球状壁面
11に対峙する運転時、上流側傾倒外周縁部21と球状
壁面11の間に画成される隙間の途中で断面積がラビリ
ンス溝23を介して拡大されるため、スロットルバルブ
2の前後で圧力が段階的に低下し、この隙間をを通って
流れる空気量を小さく抑えられる。この結果、寒冷時に
おいて、上流側傾倒外周縁部21と球状壁面11の隙間
を通って膨張する過程で空気中の水分が凝固する氷の量
が小さく抑えられ、氷が上流側対向段部10に付着して
アイシングが起きることを防止できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のエ
ンジンのスロットル装置によれば、スロットルバルブは
その全閉位置において、その上流側傾倒外周縁部が上流
側対向段部に当接するとともに、その下流側傾倒外周縁
部が下流側対向段部に当接するため、スロットルバルブ
とスロットルチャンバーの間を通過する洩れ空気量を小
さく抑えられる。また、スロットルバルブの開度が小さ
く、上流側傾倒外周縁部が球状壁面に対峙する運転時
に、両者間の隙間は小さく保たれるため、氷が上流側対
向段部に付着してアイシングが起きることを防止でき
る。
【0046】請求項2に記載のエンジンのスロットル装
置によれば、スロットルチャンバーが最大角度θ0 を越
えて大きく開弁する運転時に、上流側傾倒外周縁部は球
状壁面から離れ、上流側傾倒外周縁部のまわりを通って
流れる空気量が増えるが、スロットルバルブの前後差圧
が低下して、スロットルバルブを通過する空気中の水分
が凝固しにくくなるため、氷が上流側対向段部に付着し
てアイシングが起きることを防止できる。
【0047】請求項3に記載のエンジンのスロットル装
置によれば、上流側傾倒外周縁部が球状壁面に対峙する
運転時、上流側傾倒外周縁部と球状壁面の間に画成され
る隙間の途中でその断面積がラビリンス溝を介して拡大
するため、上流側傾倒外周縁部と球状壁面の隙間を通っ
て流れる空気量は小さく抑えられ、氷が上流側対向段部
に付着してアイシングが起きることを有効に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図。
【図2】同じくスロットルチャンバー等の斜視図。
【図3】同じくスロットルバルブの開度とスロットルバ
ルブの前後差圧の関係を示す特性図。
【図4】他の実施形態を示す断面図。
【図5】従来例を示す断面図。
【図6】さらに他の従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 スロットルチャンバー 2 スロットルバルブ 3 吸気通路 9 シャフト 10 上流側対向段部 11 球状壁面 12 下流側対向段部 13 筒状壁面 21 上流側傾倒外周縁部 22 下流側傾倒外周縁部 23 ラビリンス溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気通路を画成するスロットルチャンバー
    と、 スロットルチャンバーに回動可能に介装されるスロット
    ルバルブと、 を備えるエンジンのスロットル装置において、 前記スロットルバルブの外周縁部はその開弁作動時に吸
    気通路の上流側に向けて傾倒する上流側傾倒外周縁部と
    吸気通路の下流側に向けて傾倒する下流側傾倒外周縁部
    とを有し、 スロットルチャンバーにスロットルバルブの閉弁時に上
    流側傾倒外周縁部に当接する上流側対向段部を形成し、 スロットルチャンバーに上流側傾倒外周縁部の軌跡に沿
    って湾曲する球状壁面を上流側対向段部に連接して形成
    し、 スロットルチャンバーにスロットルバルブの閉弁時に下
    流側傾倒外周縁部に当接する下流側対向段部を形成し、 スロットルチャンバーに下流側対向段部に連接して吸気
    通路の下流側に延びる筒状壁面を形成したことを特徴と
    するエンジンのスロットル装置。
  2. 【請求項2】アイシングが起きにくい前記スロットルバ
    ルブの限界開度θ0を設定し、 球状壁面をスロットルバルブが少なくとも限界開度θ0
    まで開弁する作動範囲で上流側傾倒外周縁部に対峙する
    ように形成したことを特徴とする請求項1に記載のエン
    ジンのスロットル装置。
  3. 【請求項3】前記上流側傾倒外周縁部に球状壁面に対峙
    して窪むラビリンス溝を形成したことを特徴とする請求
    項1または2に記載のエンジンのスロットル装置。
JP12045796A 1996-05-15 1996-05-15 エンジンのスロットル装置 Pending JPH09303163A (ja)

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Cited By (4)

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