JPH09301680A - 天井走行車 - Google Patents

天井走行車

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JPH09301680A
JPH09301680A JP14086296A JP14086296A JPH09301680A JP H09301680 A JPH09301680 A JP H09301680A JP 14086296 A JP14086296 A JP 14086296A JP 14086296 A JP14086296 A JP 14086296A JP H09301680 A JPH09301680 A JP H09301680A
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JP
Japan
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hand
work
workpiece
detection sensor
traveling vehicle
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JP14086296A
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English (en)
Inventor
Akihiko Omori
明彦 大森
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドポール無しでハンドを正確に下降させ
る。 【構成】 チャックの付近にセンサを設けてワークを検
出し、検出後更にハンドを所定長降下させて停止させ
る。次いでチャックを回動させてワークを荷降ろしもし
くは荷積みする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はハンドでワークを保持し
て搬送するための天井走行車に関し、特にハンドの下降
制御に関する。
【0002】
【従来技術】工場や倉庫等での仕係り品や製品(ワー
ク)の搬送のために、天井走行車が用いられている。天
井走行車は例えば建屋の天井に沿って敷設したレールに
支持されながら走行し、本体に設けた巻き上げユニット
でハンドを昇降させる。そしてハンドの下降制御には地
上ステーションに設けたガイドポールを利用し、ハンド
に設けたポール検出センサがガイドポールを検出する
と、ハンドを停止させ、搬送対象のワークを荷積みある
いは荷降ろしする。
【0003】しかしながらガイドポールを用いると、荷
積みや荷降ろしのできる位置が所定の位置に限定され
る。ここでガイドポールを用いないと、荷積みや荷降ろ
しを行うためにハンドがどれだけ下降すれば良いかを、
事前にティーチングする必要がある。ティーチングはハ
ンドの下降位置の学習であり、正確にティーチングしな
いと荷積みや荷降ろしができない。このためティーチン
グは正確に行う必要があり、多くの時間と手間とを必要
とする。
【0004】
【発明の課題】この発明の課題は、 1) 正確なティーチング無しで、またガイドポールを用
いずに、ハンドの下降制御ができるようにすること(請
求項1〜3)、 2) ワーク検出センサで、ハンドの下降制御と、ワーク
が安定に保持されていることの2つの検出を行うこと
(請求項3)、にある。
【0005】
【発明の構成】この発明は、走行レールに支持されて走
行する本体と、本体の下部に設けた巻き上げユニット
と、該巻き上げユニットにより昇降しかつワークを保持
するためのチャックを設けたハンドとを設けた天井走行
車であって、前記ハンドにワーク位置を検出するための
ワーク検出センサを設けると共に、ワーク検出センサで
のワークの検出信号に基づきハンドの下降を停止させる
ためのハンド制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】ワーク検出センサには、例えば光電センサ
や赤外線センサ,超音波センサ等の位置センサを用い、
ワークに反射されずに受光部や受信部まで到達した光や
赤外線,超音波等を用い、あるいはワークで反射もしく
は散乱された光や赤外線,超音波等を用いても良い。ワ
ーク検出センサでワークを検出した後、直ちにハンドを
停止させても良いが、実際にハンドを停止させる前に所
定の時間もしくは所定の距離等の間、ハンドの下降を続
けても良い。この時間や距離は、ワーク検出センサとチ
ャックとの位置関係に依存し、例えばワーク検出センサ
がチャックの上方にある場合、ワーク検出センサでワー
クの上端部等を検出した後、チャックでの保持が可能に
なるまでの距離を下降させれば良い。
【0007】好ましくは、前記ハンド制御手段を、ワー
ク検出センサでワークを検出した後、更に所定長ハンド
を下降させてハンドの下降を停止させるように構成す
る。即ちワークの形状はティーチング等により天井走行
車に取って既知であり、ワークを検出した後どれだけ下
降を続行すればチャッキングが可能かは既に判明してい
る。そこでこの間の距離をオープンループ制御で、ある
いは実施例の場合、ハンド下降用の巻き上げモータの回
転数をエンコーダで読み込んで下降させると、チャッキ
ング可能な位置でハンドを停止させることができる。
【0008】また好ましくは、前記ワーク検出センサ
を、チャックの上方で、ワークの安定保持時にはワーク
を検出せず、ワークの保持が不安定になった際にワーク
を検出する位置に設ける。ワーク検出センサは好ましく
は複数個設け、ワークの傾きの有無等を検出すると共
に、多数決論理等の採用を可能にして検出誤差を除くよ
うにする。
【0009】
【発明の作用と効果】この発明では、ワーク検出センサ
でワークのハンドに対する位置を検出する。荷積みを例
にするとワーク検出センサでワークを検出し、必要な場
合さらに所定長下降させて、ハンドを停止させる。荷降
ろしの場合、ワークが地面に着地すると、ワークがチャ
ックから浮き、これをワーク検出センサで検出してハン
ドを停止させる。そしてチャックは通常ワークの溝や穴
等に嵌合しているので、ワークが着地しても直ちにはチ
ャックキング可能にはならない場合が多く、このような
場合、荷積みの場合と同様に所定長さらに下降させてチ
ャッキングする。このためガイドポールは不要で、また
荷積みや荷降ろしの前のティーチングも不要にもしくは
簡単になる(請求項1)。
【0010】請求項2の発明では、ワーク検出センサで
ワークを検出した後、オープンループ制御であるいはエ
ンコーダでの巻き上げモータの回転数の監視等で、所定
長だけハンドを下降させる。このため荷積みの場合も荷
降ろしの場合も、正確にチャッキング可能な位置までハ
ンドを下降させることができる。
【0011】請求項3の発明では、ワーク検出センサを
ハンドの下降制御とワークが安定に保持されているかの
検出に兼用する。チャックがワークに設けた溝や穴等に
嵌合し安定に保持している場合、センサはワークを検出
しない。ここで保持が不安定になりワークがチャックか
ら浮くと、センサはワークを検出する。このためワーク
検出センサをハンドの下降制御とワークの保持状態の検
出に兼用できる。
【0012】
【実施例】図1〜図17に実施例の天井走行車を示す。
最初に天井走行車の全体構造と台車の構造を示す。図1
に天井走行車2の全体構造を示すと、01はクリーンル
ームや工場等の建物の天井に沿って敷設したレールで、
02はレール部、03は天井走行車2と管理センター間
の通信ケーブルである。天井走行車2は2台の台車4,
4を備え、各台車4はバンパー6を備えている。台車
4,4には図2〜図4に示すピボット軸32で本体8を
連結し、本体8の下部には巻き上げユニット10があ
る。そして巻き上げユニット10はハンド12を昇降さ
せ、ハンド12が半導体基板を収容したSMIFポッド
等のワーク04を保持して搬送する。14,14は一対
の落下防止部材で、ハンド12を巻き上げワーク04を
搬送する際に、ワーク04の落下を防止するためのもの
である。
【0013】
【台車】図2に、天井走行車2の進行方向と垂直な方向
から見た台車4,4の構造を示し、図3に台車4,4を
天井側から見た構造を、図4にレール01に垂直な方向
での台車4の断面を示す。これらの図ではいずれも台車
4,4のカバー等を取り除いて示す。レール01に対す
る台車4,4の取付を示すため図4を参照すると、05
はレール01の支持体で、レール01の高さ調節機能を
有し、カバー06により被覆されている。また08は天
井走行車2に給電するための架線で、09は停止位置等
を天井走行車2に伝達するためのマークである。
【0014】図2〜図4に示すように、台車4の長手方
向(レール01に平行な方向)に沿ってほぼ水平に、台
車4毎の走行モータ16,17を設ける。そのモータ軸
20はほぼ水平で、例えば水平面に対して±10度の範
囲にある。走行モータ16,17にはブレーキを設け
ず、電磁ブレーキ等のブレーキ18を別体に設ける。モ
ータ軸20とブレーキ18のブレーキ軸22をハイポイ
ドギア24に接続し、回転方向を90度変換して走行軸
25を回転させ、走行車輪26を駆動する。ここでは走
行車輪26は回転面が鉛直であるが、水平でも良い。2
8は各台車4がレール01から外れるのを防止するため
のガイドローラで、例えば台車4毎に図3,図4に示す
ように8個ずつ設ける。またバンパー6の先端にもガイ
ドローラ28,28を設け、バンパー6がレール部02
を滑らかに走行するようにする。30は垂直軸回りに回
転自在な集電子で、架線08から受電し、走行モータ1
6,17等に給電する。
【0015】32,32はピボット軸で、台車4,4を
本体8に連結する。この結果、一対の台車4,4は本体
8に対してボギー台車として作用する。また34,34
はバンパー6,6を台車4,4に連結するピボット軸
で、台車4,4のカバー15,15に連結してある。バ
ンパー6はガイドローラ28でレール部02上を走行
し、ピボット軸34により台車4に対して向きを変える
ことができる。バンパー6,6の先端には近接センサ3
6を設け、先行する走行車や障害物等を検出する。また
38はマーク09に対向して設けた読み取りセンサで、
本体8に内蔵した制御データを補助して停止位置等を検
出する。
【0016】台車4,4の特徴を説明する。クレーンル
ーム等で使用する天井走行車2では、容積が小さいこと
が重要である。台車4の場合、レール01の長手方向に
沿ったスペースは天井走行車2に割り当てられているの
で、レール01に対する台車4,4の横幅や高さを小さ
くすることが重要である。実施例では、各台車4の長手
方向に沿った中心部付近に走行車輪26があり、その片
側に走行モータ16,17があり、他方にブレーキ18
がある。そして走行モータ16,17は部分的に台車4
から突き出している。モータ軸20やブレーキ軸22は
ほぼ水平で、例えば水平面に対して±10度の範囲にあ
り、その向きは台車4の進行方向に平行である。このた
めモータ16,17やブレーキ18の長手方向はレール
01の長手方向と平行になり、台車4,4の高さや幅が
減少する。モータ軸20やブレーキ軸22はハイポイド
ギア24に接続し、回転軸の方向を直角に変換して走行
車輪26を駆動する。なおハイポイドギア24では、そ
の軸方向とモータ軸20やブレーキ軸22の軸方向は交
わらず、例えば図2ではモータ軸20とブレーキ軸22
との方向を重ねず単に平行に配置してある。そしてハイ
ポイドギア24を用いると、ベベルギアに比べ薄いギア
で確実に動力を伝達でき、このためギア部の厚さを小さ
くし、台車4,4の高さを小さくできる。
【0017】走行モータ16,17とブレーキ18は別
体にして、走行車輪26を中心にほぼ対向させて配置し
てある。モータ16,17とブレーキ18を別体にした
ので、モータを小形化でき、これらの荷重は走行車輪2
6の両側に分散して安定になる。仮にブレーキ18を走
行モータ16,17と一体にすれば、モータが大型化
し、かつ走行車輪26を台車4のほぼ中央に配置しなけ
ればならないため、台車4が大形化する。また荷重が台
車4の一方に集中し不安定となる。
【0018】次に本体8に対して、2台の台車4,4を
分離し、ピボット軸32,32で連結する。台車4毎に
モータ16,17等を設けるので、モータ16,17や
ブレーキ18の径が減少し、台車4,4の高さや幅が減
少する。また台車4,4を本体8にピボット連結したの
で、図5に示すように、天井走行車2はカーブを滑らか
に曲がることができ、ワーク04の揺れが小さい。また
前後のバンパー6,6をピボット軸34で台車4,4に
連結したので、バンパー6,6はレール01の向きに沿
って台車4に対して曲がり、近接センサ36で先行する
他の天井走行車を確実に検出でき、また仮に衝突した場
合にも台車4が直接衝突するのを防止できる。これに対
してバンパー6,6を台車4,4にピボット連結しない
と、近接センサ36の向きが台車4の向きに固定され、
カーブで先行する走行車2を検出できないことが生じ
る。
【0019】
【巻き上げユニット】図6〜図8に、実施例の巻き上げ
ユニット10を示す。巻き上げユニット10は本体8の
下部に支持され、40は巻き上げユニットベースで、そ
の底面には3つの巻き上げドラム42が配置して有る。
各巻き上げドラム42は2つの部分に分かれ、1つのド
ラム42で2本のロープやベルトあるいはテープ等を巻
き上げるようにし、合計で6本のロープ80を用いてハ
ンド12を巻き上げる。また巻き上げドラム42は例え
ば正三角形の各辺に沿って配置し、ユニット10の中心
部からみたドラム42の外側には、外れ防止ローラ44
を設けて、ロープ80がドラム42から外れるのを防止
する。
【0020】46,47は2組の巻き上げモータで、電
磁ブレーキ等のブレーキ48を別体に配置した。50は
モータ軸、52はブレーキ軸で、軸方向はほぼ水平で例
えば水平面から±10度の範囲に配置する。これらの結
果、モータ46,47とブレーキ48を、ドラム42と
ほぼ同じ高さに揃えて、ほぼ水平に配置できる。巻き上
げユニット10の中心部、即ち3個のドラム42が構成
する三角形の中心には、ハイポイドギア54等の駆動ギ
アを設け、共通軸55に伝達用の平歯車56を設ける。
ハイポイドギア54はモータ46,47の水平方向を中
心とした回転を高さ方向を中心とした回転に変換し、ベ
ベルギア等でも良いが、薄くかつ確実に動力を伝達でき
るので、ハイポイドギア54が好ましい。平歯車56は
ドラム42側の平歯車58を介して、ドラム42を駆動
する。平歯車58の回転軸にはベベルギア60を設け
て、ドラム42のベベルギア62を回転させる。平歯車
58,58に替えて、ヘリカルギア等を用いても良い。
64はハンド12との位置決め用のガイドピンである。
【0021】図7を参照して巻き上げユニット10の動
作を示すと、ハンド12の3点、例えば点Pにロープ8
0を取り付け、各点からロープ80は2つに分かれて上
に延び、三角形の2辺に配置した2つのドラム42,4
2で巻取る。ここでハンド12が最も下降している位置
では、ロープ80はドラム42の内側にあり、巻き上げ
が進むと巻取り位置はドラム42の外側へと移動する。
この結果、各点Pを頂点としてロープ80は2等辺三角
形上にあり、2つのドラム42,42での巻取り位置の
間隔は、ハンド12が上昇するにつれて減少する。この
ためハンド12が下にある位置では、巻取り位置の間隔
が大きく、ハンド12が上昇すると巻取り位置の間隔が
小さくなり、同じ点に固定した2本のロープ80がなす
角を、ハンド12の昇降によらずほぼ一定にできる。こ
のためハンド12を、高さ位置によらず安定に保持で
き、しかも巻き上げに必要なトルクがほぼ一定になる。
即ち2つのロープ80,80がなす角が大きい程ハンド
12を安定に保持できるが、その反面で巻き上げに必要
なトルクが増加するのである。そして実施例では2つの
ロープのなす角を高さによらず一定に近づけ、ほぼ一定
のトルクで安定にハンド12を巻き上げあるいは巻下げ
する。また実施例では、6本のロープ80を用いてハン
ド12を昇降させるので、仮に1本のロープが切断して
もハンド12は傾かず、安定にワーク04を搬送でき
る。
【0022】次に、巻き上げユニット10のサイズにつ
いて考える。図6,図7から明らかなように、モータ4
8とドラム42の高さ方向の位置を揃えて、ほぼ水平に
配置する。このため巻き上げユニット10の高さが減少
し、かつハイポイドギア54と平歯車56を上下に重ね
ることにより、これらが占める面積を小さくする。モー
タ46,47からの回転の伝達を考えると、ほぼ水平方
向に回転軸があるモータ46,47の回転をハイポイド
ギア54でほぼ直角に変換して、平歯車56,58に伝
え、ベベルギア60,62で再度水平方向の回転に変換
してドラム42に伝達する。
【0023】3個のドラム42は正三角形の3辺上にあ
り、その各頂点位置と中心のハイポイドギア54を結ぶ
線上にスペースが生じる。モータ46,47並びにブレ
ーキ48はこの線上に配置され、ユニット10の平面寸
法を最小にできる。またモータ46,47からブレーキ
48を分離したので、各モータ46,47のサイズを小
さくでき、しかもハイポイドギア54を中心にして、ド
ラム42やモータ46,47,ブレーキ48をほぼ均等
に配置したので、巻き上げユニット10への荷重が均等
に分散する。この結果、後述の横移動レール78を用い
た巻き上げユニット10の横方向移動が容易になる。
【0024】
【巻き上げユニットの横移動】巻き上げユニット10の
横移動を説明する。図6,図7,図9において、70は
巻き上げユニット10を本体8に対して横移動させるた
めの横移動モータ、72はそのブレーキ、74はプーリ
で、モータ70の回転で駆動される。プーリ74にはベ
ルト90を取り付け、ネジ付シャフト92を回転させ
る。94,96は軸受けで、76は雌ボールネジであ
る。これらの部材の内、雌ボールネジ76は巻き上げユ
ニット10に取り付け、他の部材は本体8に取り付け
る。これとは逆に雌ボールネジ76を本体8に取り付
け、他の部材を巻き上げユニット10側に取り付けても
よいが、その場合巻き上げユニット10の重量が増加す
るので、好ましくはない。これらを総称して巻き上げ機
構の送り機構と呼ぶ。なお雌ボールネジ76に変えて単
純な筒状の雌ネジを用いても良い。また本体8の底部に
は、図6,図7に示す横移動レール78,78を設け、
雌ボールネジ76の前後進で、巻き上げユニット10が
レール78上を移動できるようにする。
【0025】このようにすると、モータ70の回転によ
り雌ボールネジ76がネジ付シャフト92に対して前後
進し、巻き上げユニット10は横移動レール78上を移
動する。このため走行レール01の直下以外の場所にあ
るワーク04をも荷役でき、ワーク04の位置に対する
制約が大幅に緩和される。そしてこのことは図示しない
地上ステーションの配置への制限を緩和し、所望の位置
に地上ステーションを配置できることを意味する。また
走行レール01の配置の自由度を増し、レール01の敷
設を容易にする。
【0026】レール01に対して巻き上げユニット10
が横移動可能な範囲は、重心位置の変化に対して台車4
が傾かない範囲で定まり、レール01への台車4の取付
を安定にすれば、横移動可能な範囲はそれにつれて増加
する。また実施例では本体8を台車4と別体にしたの
で、横移動レール78を本体8に設けたが、本体8を台
車4と一体にすれば、台車4の底部に横移動レール78
を設けることになる。
【0027】
【ハンド】図10〜図13により、ハンド12を説明す
る。図10,図11において、100はハンド本体で、
巻き上げユニット10からロープ80で吊持してある。
102は回動板で、モータ104によりハンド本体10
0に対して回動する。106はブレーキ、108はシャ
フトで、110はシャフト108に接続したベベルギア
で、図示しないベルト駆動ギアを回転させて歯付ベルト
112を駆動し、ハンド本体102を回動させる。なお
114はロープ80の取付部(前記のP点)で、116
はガイドピン64の位置決め穴である。
【0028】図11に示すように、回動板102にはほ
ぼ半球状のセンタリング部材120とセンタリング部材
120を下方に押圧するバネ122とを設け、ワーク0
4の保持プレート010の中央に設けた穴に係合させ
て、センタリングする。また回動板102には例えば3
組のチャック126を設け、チャック軸124を中心に
回動させ、保持プレート010に設けた凹や穴に嵌合さ
せる。
【0029】図12,図13によりチャック126の関
連部材を示すと、128はカムプレートで回動板102
の内側に設け、130は例えばブレーキ付のモータ、1
32はカムプレート128の中心部に設けたベベルギ
ア、134はカム溝である。そしてカムプレート128
は内蔵のモータ130の回転で、ベベルギア132によ
り回動する。カム溝134にはローラ136を配置して
カムプレート128の回動に従動させ、ローラ136の
回転をギア138に伝え、チャック軸124に設けた歯
車と噛み合わせて、チャック126を回動させる。14
0はカムプレート128を滑らかに回動させるためのガ
イドローラである。
【0030】保持プレート010の位置、即ちワーク0
1の上部の位置を検出するため、例えば可視光を用いた
投光部142と受光部143でワーク検出センサを構成
し、チャック126の嵌合突起よりもやや上に光軸を配
置する。即ちチャック126の先端の突起が保持プレー
ト010の凹に嵌合するまでは、保持プレート010は
やや持ち上げられた位置にあり、投光部142と受光部
143との間の光軸を遮断する。これに対して保持プレ
ート010の凹にチャック126の先端の突起が嵌合す
ると、保持プレート010の位置は相対的に低下し、投
光部142からの光を受光部143で受光できる。この
ようにして保持プレート010に対するチャック126
の保持が完了したかどうかを検出する。なおここでは投
光部142から受光部143への透過光を用いたが、保
持プレート010からの反射光や散乱光を受光部143
で検出しても良く、また超音波センサ等の距離センサで
保持プレート010の位置を検出しても良い。
【0031】ハンド12の動作を示すと、荷役前に予め
回動板102を回動させて、ワーク04に対して正しい
向きに回動させる。ハンド12が下降すると、センタリ
ング部材120が保持プレート010に設けた穴に係合
し、センタリング部材120によりワーク04に対する
ハンド12の位置を微修正して、センタリングする。こ
こでは半球状のセンタリング部材120を用いたが、半
球状に限らず凸形状で先端が滑らかであれば良い。また
保持プレート010にセンタリング用の突起を設けて、
ハンド12にはこの突起と係合する穴や凹を設けても良
い。
【0032】センタリングが終了すると、モータ130
によりカムプレート128を回動させ、ローラ136を
カム溝134に沿って従動させる。この回動をギア13
8の回転に変換し、チャック軸124を回動させて、チ
ャック126をワーク04の外側から内側に回動させ、
保持プレート010に設けた凹に嵌合させて保持する。
ここで凹にチャック126の先端の突起が嵌合するまで
は、保持プレート010はハンド12に対してやや押し
上げられた位置にあり、投光部142と受光部143間
の光路が遮断されるので、保持が完了してないことを検
出できる。また同様に、ワーク04の搬送中に仮に保持
プレート010とチャック126の嵌合が外れた場合
も、投光部142と受光部143間の光軸が遮断される
ので検出できる。
【0033】
【制御】図14〜図17に走行モータ16,17と巻き
上げモータ46,47等の制御を示す。150は電源基
板で、前記の架線08,08から給電され、モータ等を
駆動するための外部電源152と制御回路を駆動するた
めの制御電源154の2つの部分から成っている。そし
て外部電源152は、例えば28Vで、走行モータ1
6,17並びに巻き上げモータ46,47を駆動するた
めの電源V1と、横移動モータ70やハンド回転モータ
104を駆動するための例えば24Vの電源V2と、各
種センサを駆動するための例えば24Vの電源V3とを
供給する。また制御電源154は例えば5Vの電源V4
を供給する。156はメインコントローラで、CPUと
メモリとを備え、158は通信用のモデムで、160は
通信ケーブル03との送受信用の結合器である。162
は入出力で、例えばS1〜S3等の各種センサからの信号
を入力すると共に、赤外線や超音波等のリモコン信号を
受信する。
【0034】164はサーボ部で、ロータリーエンコー
ダE1,E2からの信号を基に速度を算出する速度算出部
166,速度算出部166で算出した速度を積算して位
置を算出する位置算出部168,並びに算出した速度や
位置を参照して駆動電流の目標値を決定するための目標
電流決定部170とを備えている。このうちロータリー
エンコーダE1は例えば走行モータ16のモータ軸20
の回転数を求め、ロータリーエンコーダE2は例えば巻
き上げモータ46のモータ軸50の回転数を求める。サ
ーボ部164には2つのドライバ172,174が接続
されており、ドライバ172,174には各々出力電流
(モータの負荷電流)を測定するための電流センサ17
6,178が設けてある。そしてドライバ172,17
4は、スイッチ180,182を介して、走行モータ1
6,17側と巻き上げモータ46,47側とで接続を切
り替えられるようにしてある。
【0035】184は横移動モータ70を制御するため
のドライバで、E3は横移動モータ70の回転数を検出
するためのロータリーエンコーダである。186はメイ
ンコントローラ156によりハンド制御部188を制御
するためのケーブルで、メインコントローラ156から
ハンド制御部188への制御信号を伝送すると共に、電
源V2を接続する。このケーブル186は、ハンド12
を巻き上げあるいは巻き下げるためのロープ80を兼ね
る。
【0036】ハンド制御部188には、CPU190と
ワーク検出部192、サーボ部194、メモリ196を
設け、ワーク検出部192には3つのワーク検出センサ
の受光部143,143,143を接続する。そして下
降制御の場合、個々のセンサの誤差を除くため、3つの
センサの信号の例えば多数決論理でワークを検出し、少
なくとも2個のセンサがワーク01を検出した際にワー
クを検出したものとする。またワーク01の保持が安定
か不安定かの検出では、例えば1個でもセンサがワーク
を検出すると不安定とし、ノイズを除くため、チャタリ
ング等のノイズの幅よりも長い時間ワーク01を検出し
た際に保持が不安定とする。ワーク検出部192はワー
クの検出信号をメインコントローラ156に転送し、サ
ーボ部164を介して、巻き上げモータ46,47を制
御する。またサーボ部194は、ドライバ198を介し
てハンド回転モータ104を制御し、E4はエンコーダ
でハンド回転モータ104の回転数を読み込む。
【0037】図15〜図17により、走行モータ16,
17と巻き上げモータ46,47の制御アルゴリズムを
説明する。走行モータ16,17と巻き上げモータ4
6,47とを同時に駆動することはあり得ない。台車
4,4の走行時には巻き上げモータ46,47は停止し
ている。そこでサーボ部164はメインコントローラ1
56の信号により、走行指令の有無をチェックする。そ
して走行指令がある場合、スイッチ180,182を切
り替えて、走行モータ16をドライバ172に、走行モ
ータ17をドライバ174に接続する。また目標速度に
応じてドライバ172,174に目標電流値の大きさに
対応する信号を入力する。ドライバ172,174は走
行モータ16,17間の僅かな出力特性のずれを補正す
るようにゲイン調整済みで、ドライバ172,174か
らモータ16,17に等しい駆動電流を供給する。この
駆動電流,即ちモータ16,17の負荷電流を、電流セ
ンサ176,178で監視し、ドライバ172,174
にフィードバックして走行モータ16,17を制御す
る。
【0038】ここで2つの走行モータ16,17につい
てその負荷電流が等しいことは、モータ16,17の出
力トルクが等しいことを意味する。そしてこのことは、
天井走行車の走行負荷が2つの走行モータ16,17に
均等に分配され、同期がとれていることを意味する。
【0039】ロータリーエンコーダE1は、走行モータ
16の回転数、ここではモータ軸20の回転数を検出す
る。また走行モータ17に対してはエンコーダを設けな
い。そしてエンコーダE1からの信号はサーボ部164
の速度算出部166に入力され、速度算出部166はこ
れを天井走行車の速度に換算する。一方位置算出部16
8は天井走行車の速度を積算し、走行距離に換算する。
これらによって天井走行車の走行状況、即ち速度と位置
とが判明し、目標位置に接近すると目標電流決定部17
0は目標電流を小さくして減速させ、次いで目標位置の
付近でブレーキ18,18を駆動して天井走行車を停止
させる。
【0040】天井走行車が目標位置に到着すると、巻き
上げユニット10でハンド12を下降させる。ハンド1
2の昇降指令はメインコントローラ156からサーボ部
164に入力され、スイッチ180,182を切り替え
てドライバ172を巻き上げモータ46に、ドライバ1
74を巻き上げモータ47に接続する。また巻き上げモ
ータ46の回転数、ここではモータ軸50の回転数をロ
ータリーエンコーダE2で読み込み、巻き上げモータ4
7に対してはエンコーダを設けない。そして走行モータ
16,17と巻き上げモータ46,47は共に共通の電
源V1で駆動されるため、ドライバ172,174を兼
用することができる。
【0041】昇降はハンド12を巻下げることから始ま
る。そこでサーボ部164がドライバ172,174に
目標電流値を入力し、ドライバ172,174は巻き上
げモータ46,47間の微妙な出力特性の違いを補正す
るようにゲイン調整済みで、ドライバ172,174か
ら駆動電流を供給する。この駆動電流(負荷電流)を電
流センサ176,178で検出して、ドライバ172,
174をフィードバック制御する。またロータリーエン
コーダE2で巻き上げモータ46の回転数を検出し、巻
下げ速度を速度算出部166で、ハンド12の位置を位
置算出部168で検出して制御する。ハンド12が停止
目標位置に接近すると、サーボ部164は目標電流値を
変更して、例えばハンド12を減速させる。
【0042】ハンド12が目標位置に接近した後の動作
を、図16に示す。荷積みの場合、センタリング部材1
20がワーク01上端の保持プレート010に接した付
近で、ワーク検出センサがワークを検出する。この位置
ではチャッキングは不可能で、ハンド12はさらに下降
を続け、この間の下降距離をエンコーダE2で読み込
み、ワーク検出後所定長下降した時点で停止させる。こ
のためチャッキングが可能で、しかもセンタリング部材
120でセンタリングが行われた状態でハンド12が停
止する。ここでチャック126を回動させてワーク01
を保持させ、ハンド12を試験的に所定長上昇させる。
するとワーク検出センサの状態は、閉(ワークを検出)
からら開(ワークを検出せず)へと変化するはずであ
る。なおハンドの停止位置によっては、センサの状態が
開から閉を経て開へ変化することもある。そしてワーク
検出センサの状態が閉から開へと変化した場合、安定に
荷積みが行われたとしてハンド12が上昇し、そうでな
い場合、再度ハンド12を下降させてチャッキングをや
り直す。
【0043】荷降ろしの場合、ワーク01が地上に着地
すると、保持プレート01がチャック126から浮き、
ワーク検出センサの光軸が閉となる。この後、荷積みの
場合と同様に、所定長だけロータリーエンコーダE2で
下降距離を検出しながらハンド12を下降させ、次にチ
ャック126を回動させて荷降ろしを行う。次にハンド
12を上昇させて次の目的地に移動させる。
【0044】図17に、ハンド12の下降とワーク検出
センサの状態との関係を示す。ワーク検出センサはチャ
ック126の上方に有り、下降にともなってその状態は
開から閉へと変化する。仮になおも下降を続けると、セ
ンサの状態は再度開へと変化する。そして実施例で用い
るのは最初の開から閉への変化と、上昇時の閉から開へ
の変化である。これに伴ってチャック126の回動可能
位置は、開から閉へセンサの状態が変化した後、所定長
だけハンド12が下降した位置となる。なおセンサの状
態が開→閉→開へ変化することを利用し、閉から開への
変化で下降の完了を確認してもよいが、このようにする
とチャタリングでのノイズとの区別が付き難い。このた
め実施例では開から閉への変化の後、エンコーダE2で
下降距離を読み込んで下降の完了を確認するようにし
た。
【0045】実施例では特定の台車や本体、巻き上げユ
ニット,ハンド等の構造を示したがこれらは任意であ
り、ハンド中のセンタリング部材等は設けなくても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の天井走行車の斜視図
【図2】 実施例の天井走行車の台車部の要部正面図
【図3】 実施例の天井走行車の台車部の要部平面図
【図4】 実施例の天井走行車の台車部の鉛直面での
要部断面図
【図5】 実施例の天井走行車が台車部のカーブの走
行状態を示す図
【図6】 実施例の巻き上げユニットの要部正面図
【図7】 実施例の巻き上げユニットの底面図
【図8】 実施例の巻き上げユニットでのモータ,ブ
レーキ,ハイポイドギアの接続を示す図
【図9】 実施例での巻き上げユニットの高さ方向の
分解状態を示す図
【図10】 実施例でのハンドの回動板に沿った分解状
態を示す図
【図11】 実施例でのハンドの高さ方向の分解状態を
示す図
【図12】 実施例でのハンドのカムプレートに沿った
分解状態を示す図
【図13】 実施例でのハンドの要部高さ方向断面図
【図14】 実施例の天井走行車の制御ブロック図
【図15】 実施例の天井走行車の動作フローチャート
【図16】 実施例の天井走行車でのハンドの動作を示
すフローチャート
【図17】 実施例の天井走行車でのハンドの動作を示
す特性図
【符号の説明】
01 レール 90 ベルト 02 レール部 92 ネジ付シ
ャフト 03 通信ケーブル 94 軸受け 04 ワーク 96 軸受け 05 支持体 100 ハンド本
体 06 カバー 102 回動板 07 天井 104 ハンド回
動モータ 08 架線 106 ブレーキ 09 マーク 108 シャフト 010 保持プレート 110 ベベルギ
ア 2 天井走行車 112 歯付ベルト 4 台車 114 ロープ取付
部 6 バンパー 116 位置決め穴 8 本体 120 センタリン
グ部材 10 巻き上げユニット 122 バネ板 12 ハンド 124 チャック
軸 14 落下防止部材 126 チャック 15 カバー 128 カムプレ
ート 16,17 走行モータ 130 モータ 18 ブレーキ 132 ベベルギ
ア 20 モータ軸 134 カム溝 22 ブレーキ軸 136 ローラ 24 ハイポイドギア 138 ギア 25 走行軸 140 ガイドロ
ーラ 26 走行車輪 142 投光部 28 ガイドローラ 143 受光部 30 集電子 150 電源基板 32 ピボット軸 152 外部電源 32 ピボット軸 154 制御電源 36 近接センサ 156 メインコ
ントローラ 38 読み取りセンサ 158 モデム 40 巻き上げユニットベース 160 結合器 42 巻き上げドラム 162 入出力 44 外れ防止ローラ 164 サーボ部 46,47 巻き上げモータ 166 速度算出
部 48 ブレーキ 168 位置算出
部 50 モータ軸 170 目標電流
決定部 52 ブレーキ軸 172,174
ドライバ 54 ハイポイドギア 176,178
電流センサ 55 共通軸 180,182
スイッチ 56 平歯車 184 ドライバ 58 平歯車 186 ケーブル 60 ベベルギア 188 ハンド制
御部 62 ベベルギア 190 CPU 64 ガイドピン 192 ワーク検
出部 70 横移動モータ 194 サーボ部 72 ブレーキ 196 メモリ 74 プーリ 198 ドライバ 76 雌ボールネジ E1,E2,E3,E
4 エンコーダ 78 横移動レール V1,V2
モータ電源 80 ロープ V3
センサ電源 V4 制御回路電源 S1,S2,S3 センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行レールに支持されて走行する本体
    と、本体の下部に設けた巻き上げユニットと、該巻き上
    げユニットにより昇降しかつワークを保持するためのチ
    ャックを設けたハンドとを設けた天井走行車であって、 前記ハンドにワーク位置を検出するためのワーク検出セ
    ンサを設けると共に、ワーク検出センサでのワークの検
    出信号に基づきハンドの下降を停止させるためのハンド
    制御手段とを設けたことを特徴とする、天井走行車。
  2. 【請求項2】 前記ハンド制御手段を、ワーク検出セン
    サでワークを検出した後、更に所定長ハンドを降下させ
    てハンドの下降を停止させるように構成したことを特徴
    とする、請求項1の天井走行車。
  3. 【請求項3】 前記ワーク検出センサを、前記チャック
    の上方で、ワークの安定保持時にはワークを検出せず、
    かつワークの保持が不安定になった際にワークを検出す
    る位置に設けたことを特徴とする、請求項1または2の
    天井走行車。
JP14086296A 1996-05-09 1996-05-09 天井走行車 Pending JPH09301680A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004203599A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd トランスファクレーン用の減速機及び駆動装置
KR20230076583A (ko) * 2021-11-24 2023-05-31 세메스 주식회사 Oht 비히클 및 이의 동작 제어 방법

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