JPH09300916A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH09300916A JPH09300916A JP8120624A JP12062496A JPH09300916A JP H09300916 A JPH09300916 A JP H09300916A JP 8120624 A JP8120624 A JP 8120624A JP 12062496 A JP12062496 A JP 12062496A JP H09300916 A JPH09300916 A JP H09300916A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- pneumatic tire
- side wall
- block
- circumferential direction
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0339—Grooves
- B60C2011/0374—Slant grooves, i.e. having an angle of about 5 to 35 degrees to the equatorial plane
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロックをトレッドに多数具えた方向性トレ
ッドパターン有し、特に方向性傾斜溝の周方向に対する
傾斜角度が５〜４５度と比較的小さな角度の空気入りタ
イヤのブロックの踏み込み側の早期摩耗を抑制した空気
入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 パターンセンターを挟み左右にハ字状に
延びるタイヤ周方向に間隔をおいて配置された多数の方
向性傾斜溝と隣接する該方向性傾斜溝を繋ぐ連結溝とに
よってブロックが形成されたトレッドパターンを具えた
空気入りタイヤにおいて、（１）該方向性傾斜溝のパタ
ーンセンターのハ字状先端部からトレッド端に向けて順
次接地面内入るようにタイヤの正転方向が定められ、
（２）該方向性傾斜溝を形成する２つの側壁の内、タイ
ヤ正転時に後に接地する側壁に抉りを設けている。
ッドパターン有し、特に方向性傾斜溝の周方向に対する
傾斜角度が５〜４５度と比較的小さな角度の空気入りタ
イヤのブロックの踏み込み側の早期摩耗を抑制した空気
入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 パターンセンターを挟み左右にハ字状に
延びるタイヤ周方向に間隔をおいて配置された多数の方
向性傾斜溝と隣接する該方向性傾斜溝を繋ぐ連結溝とに
よってブロックが形成されたトレッドパターンを具えた
空気入りタイヤにおいて、（１）該方向性傾斜溝のパタ
ーンセンターのハ字状先端部からトレッド端に向けて順
次接地面内入るようにタイヤの正転方向が定められ、
（２）該方向性傾斜溝を形成する２つの側壁の内、タイ
ヤ正転時に後に接地する側壁に抉りを設けている。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、パターンセンター
を挟みハの字状に左右に延びる多数の方向性傾斜溝と隣
接する前記方向性傾斜溝を繋ぐ連結溝とによって形成さ
れた多数のブロックをトレッドに具えた、いわゆる方向
性トレッドパターン有する空気入りタイヤ、特にはトラ
ック及びバス用タイヤに関するものであり、方向性傾斜
溝で排水性を保ちつつ、このようなタイヤに発生しがち
なサイドフォースによるブロックの偏摩耗の改良を目指
すことに関するものである。
を挟みハの字状に左右に延びる多数の方向性傾斜溝と隣
接する前記方向性傾斜溝を繋ぐ連結溝とによって形成さ
れた多数のブロックをトレッドに具えた、いわゆる方向
性トレッドパターン有する空気入りタイヤ、特にはトラ
ック及びバス用タイヤに関するものであり、方向性傾斜
溝で排水性を保ちつつ、このようなタイヤに発生しがち
なサイドフォースによるブロックの偏摩耗の改良を目指
すことに関するものである。
【０００２】ここで、本明細書で使用される用語につい
て説明すると、「ブロックの踏み込み側」とは、ひとつ
のブロックの中で傾斜溝壁によって形成された辺の側の
うち、タイヤの正転時に先に接地する辺の側を指す。こ
こで、傾斜溝に着目すると「タイヤ正転時に後から接地
する側」の溝側壁が「ブロックの踏み込み側」に相当す
ることを注記しておく。「ブロックの蹴り出し側」と
は、ひとつのブロックの中で傾斜溝壁によって形成され
た辺の側のうち、タイヤの正転時に後に接地する辺の側
を指す。
て説明すると、「ブロックの踏み込み側」とは、ひとつ
のブロックの中で傾斜溝壁によって形成された辺の側の
うち、タイヤの正転時に先に接地する辺の側を指す。こ
こで、傾斜溝に着目すると「タイヤ正転時に後から接地
する側」の溝側壁が「ブロックの踏み込み側」に相当す
ることを注記しておく。「ブロックの蹴り出し側」と
は、ひとつのブロックの中で傾斜溝壁によって形成され
た辺の側のうち、タイヤの正転時に後に接地する辺の側
を指す。
【０００３】
【従来の技術】近年、排水性を改良するために、パター
ンセンターを挟み八の字状に左右に延びる多数の方向性
傾斜溝と隣接する前記方向性傾斜溝繋ぐ連結溝とによっ
てタイヤ周方向に間隔をおいて形成された多数のブロッ
クにトレッドを具えたいわゆる方向性トレッドパターン
の開発がなされている。そしてさらに、排水性を向上さ
せるために方向性傾斜溝の周方向に対する傾斜角度を５
〜４５度と比較的小さな角度にすることが試みられてい
る。しかしこうした場合、通常のブロックパターンで生
じるいわゆるヒール・アンド・トー摩耗に加え、コーナ
ーリング時に生じるサイドフォースによって特にタイヤ
ショルダー部のブロックの踏み込み側からの摩耗が進展
し外観が悪化しトレッドライフも短くなるといった特有
の問題が生じている。
ンセンターを挟み八の字状に左右に延びる多数の方向性
傾斜溝と隣接する前記方向性傾斜溝繋ぐ連結溝とによっ
てタイヤ周方向に間隔をおいて形成された多数のブロッ
クにトレッドを具えたいわゆる方向性トレッドパターン
の開発がなされている。そしてさらに、排水性を向上さ
せるために方向性傾斜溝の周方向に対する傾斜角度を５
〜４５度と比較的小さな角度にすることが試みられてい
る。しかしこうした場合、通常のブロックパターンで生
じるいわゆるヒール・アンド・トー摩耗に加え、コーナ
ーリング時に生じるサイドフォースによって特にタイヤ
ショルダー部のブロックの踏み込み側からの摩耗が進展
し外観が悪化しトレッドライフも短くなるといった特有
の問題が生じている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
新たに生じた問題に対しては特にトラック及びバス用タ
イヤにおいては経験が浅く十分な解決手段がない現状で
あった。
新たに生じた問題に対しては特にトラック及びバス用タ
イヤにおいては経験が浅く十分な解決手段がない現状で
あった。
【０００５】そこで、本発明の目的は、ブロックをトレ
ッドに多数具えた方向性トレッドパターン有し、特に方
向性傾斜溝の周方向に対する傾斜角度が５〜４５度と比
較的小さな角度の空気入りタイヤのブロックの踏み込み
側の早期摩耗を抑制した空気入りタイヤ、特にはトラッ
ク及びバス用タイヤを提供することにある。
ッドに多数具えた方向性トレッドパターン有し、特に方
向性傾斜溝の周方向に対する傾斜角度が５〜４５度と比
較的小さな角度の空気入りタイヤのブロックの踏み込み
側の早期摩耗を抑制した空気入りタイヤ、特にはトラッ
ク及びバス用タイヤを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、パターンセンターを挟み左右にハ字状
に延びるタイヤ周方向に間隔をおいて配置された多数の
方向性傾斜溝と、隣接する該方向性傾斜溝を繋ぐ連結溝
とによってブロックが形成されたトレッドパターンを具
えた空気入りタイヤにおいて、（１）該方向性傾斜溝の
パターンセンターのハ字状先端部からトレッド端に向け
て順次接地面内入るようにタイヤの正転方向が定めら
れ、（２）該方向性傾斜溝を形成する２つの側壁の内、
タイヤ正転時に後に接地する側壁に抉りを設けたという
構成を採用している。
に、本発明では、パターンセンターを挟み左右にハ字状
に延びるタイヤ周方向に間隔をおいて配置された多数の
方向性傾斜溝と、隣接する該方向性傾斜溝を繋ぐ連結溝
とによってブロックが形成されたトレッドパターンを具
えた空気入りタイヤにおいて、（１）該方向性傾斜溝の
パターンセンターのハ字状先端部からトレッド端に向け
て順次接地面内入るようにタイヤの正転方向が定めら
れ、（２）該方向性傾斜溝を形成する２つの側壁の内、
タイヤ正転時に後に接地する側壁に抉りを設けたという
構成を採用している。
【０００７】そして、該抉りの該側壁表面でのタイヤ半
径方向に測った抉る高さＶは、該方向性傾斜溝深さの１
０〜８０％であれば好ましい。
径方向に測った抉る高さＶは、該方向性傾斜溝深さの１
０〜８０％であれば好ましい。
【０００８】そして、該抉りの該側壁表面での該方向性
傾斜溝の延びる方向に測った抉る幅は、該方向性傾斜溝
の延びる方向に測った該ブロック幅の３０〜１００％で
あれば好ましい。
傾斜溝の延びる方向に測った抉る幅は、該方向性傾斜溝
の延びる方向に測った該ブロック幅の３０〜１００％で
あれば好ましい。
【０００９】そして本発明では、該抉りの該側壁表面で
の周方向に測った抉る奥行きは、周方向に測った該ブロ
ック長さの１０〜３０％とすると好ましい。
の周方向に測った抉る奥行きは、周方向に測った該ブロ
ック長さの１０〜３０％とすると好ましい。
【００１０】そして、該方向性傾斜溝は、周方向に対し
て５〜４５度の比較的小さな傾斜角度で延びるようにす
れば排水性が向上するので好ましい。
て５〜４５度の比較的小さな傾斜角度で延びるようにす
れば排水性が向上するので好ましい。
【００１１】ブロックの摩耗は、いわゆるヒール・アン
ド・トー摩耗といわれる図１に示すブロックの蹴り出し
部２が早期に摩耗する現象が知られておりこれに関して
は、サイプの配置、溝側壁の形状の変更等によって種々
対策がなされている。本発明では、新たに特に方向性傾
斜溝を有し、しかも特に傾斜溝が周方向に対して５〜４
５度というタイヤで問題となるブロック踏み込み側１の
早期摩耗を解決しようというものであり、次の知見に基
づいてなされたものである。即ち、コーナーリング時に
サイドフォースを受けた場合、ブロックのうち踏み込み
側１が蹴り出し側２より大きな力を地面から受けるわけ
であるが、この受ける力は傾斜溝が周方向に対して低角
度であればあるほど大きくなることが知られている。コ
ーナーリング時は、ブロックは地面から力を受けること
により地面と相対的な動きをすることから、当然ブロッ
クの踏み込み側の摩耗が大きくなるわけである。
ド・トー摩耗といわれる図１に示すブロックの蹴り出し
部２が早期に摩耗する現象が知られておりこれに関して
は、サイプの配置、溝側壁の形状の変更等によって種々
対策がなされている。本発明では、新たに特に方向性傾
斜溝を有し、しかも特に傾斜溝が周方向に対して５〜４
５度というタイヤで問題となるブロック踏み込み側１の
早期摩耗を解決しようというものであり、次の知見に基
づいてなされたものである。即ち、コーナーリング時に
サイドフォースを受けた場合、ブロックのうち踏み込み
側１が蹴り出し側２より大きな力を地面から受けるわけ
であるが、この受ける力は傾斜溝が周方向に対して低角
度であればあるほど大きくなることが知られている。コ
ーナーリング時は、ブロックは地面から力を受けること
により地面と相対的な動きをすることから、当然ブロッ
クの踏み込み側の摩耗が大きくなるわけである。
【００１２】ここで、方向性傾斜溝を形成する２つの側
壁の内、タイヤ正転時に後に接地する側壁に抉りを設け
たのは、即ちブロックの踏み込み側の側壁にの深さをブ
ロックの蹴り出し側の側壁に抉りを設けたのは、この部
分でのブロック剛性を小さくして、ブロックの剪断変形
を大きするためである。これにより、サイドフォースを
受けた際ブロック端での局部的接地圧の上昇を防ぐこと
により、特に走行初期の摩耗核の発生を小さくしようと
いうものである。
壁の内、タイヤ正転時に後に接地する側壁に抉りを設け
たのは、即ちブロックの踏み込み側の側壁にの深さをブ
ロックの蹴り出し側の側壁に抉りを設けたのは、この部
分でのブロック剛性を小さくして、ブロックの剪断変形
を大きするためである。これにより、サイドフォースを
受けた際ブロック端での局部的接地圧の上昇を防ぐこと
により、特に走行初期の摩耗核の発生を小さくしようと
いうものである。
【００１３】なお、傾斜溝は直線でなくともよく、また
傾斜角度および／または溝幅が異なる複数の種類の傾斜
溝をトレッドに配置してもよい。また、パターンセンタ
ーは必ずしもタイヤ赤道線と一致しなくともよい。
傾斜角度および／または溝幅が異なる複数の種類の傾斜
溝をトレッドに配置してもよい。また、パターンセンタ
ーは必ずしもタイヤ赤道線と一致しなくともよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明に従う実施例の空気入
りタイヤおよび従来例のタイヤについて図面を参照して
説明する。いずれもタイヤサイズはトラック及びバス用
の１１Ｒ２２．５である。図１は、本発明による実施例
の空気入りタイヤのトレッドパターン図であり、周方向
に対し４０度の角度で延びる方向性傾斜溝３を赤道線を
挟んでトレッドに具えた空気入りタイヤである。
りタイヤおよび従来例のタイヤについて図面を参照して
説明する。いずれもタイヤサイズはトラック及びバス用
の１１Ｒ２２．５である。図１は、本発明による実施例
の空気入りタイヤのトレッドパターン図であり、周方向
に対し４０度の角度で延びる方向性傾斜溝３を赤道線を
挟んでトレッドに具えた空気入りタイヤである。
【００１５】図２は本発明の実施例を示すものであり、
（ａ）は図１の傾斜溝（ブロック）のＡ−Ａ断面図であ
り、（ｂ）は図１のＢ−Ｂからブロック側壁を見た図で
ある。この図から分かるようにブロックの踏み込み側１
の側壁に抉りＧ設けられており、抉る高さは溝底からＶ
設けられており、抉る幅はＨで示されている。
（ａ）は図１の傾斜溝（ブロック）のＡ−Ａ断面図であ
り、（ｂ）は図１のＢ−Ｂからブロック側壁を見た図で
ある。この図から分かるようにブロックの踏み込み側１
の側壁に抉りＧ設けられており、抉る高さは溝底からＶ
設けられており、抉る幅はＨで示されている。
【００１６】図３は本発明の他の実施例を示すものであ
り、（ａ）は図１の傾斜溝のＡ−Ａ断面であり、（ｂ）
および（ｃ）はＢ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図で
ある。図２と異なるのは、抉りＧが溝底から始まってい
なく溝壁の中間にある点であり、（ｂ）は抉りが１箇
所、（ｂ）は２箇所となっているのが異なる。
り、（ａ）は図１の傾斜溝のＡ−Ａ断面であり、（ｂ）
および（ｃ）はＢ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図で
ある。図２と異なるのは、抉りＧが溝底から始まってい
なく溝壁の中間にある点であり、（ｂ）は抉りが１箇
所、（ｂ）は２箇所となっているのが異なる。
【００１７】次に、本発明によるタイヤの効果を確かめ
るべき表１に示すように、従来例の抉りのないもの、図
２のような抉りＧを設けた実施例１及び図３の（ａ）、
（ｂ）ように抉りＧを設けた実施例２を用意した。タイ
ヤは、２本用意し、タイヤ全周を１／３に分けそれぞれ
従来例、実施例１、実施例２になるように加工した。こ
れらは、溝深さＤが１６．５ｍｍ、ブロック幅Ｗが４５
ｍｍ、周方向ブロック長さＰが４３ｍｍと共通である。
るべき表１に示すように、従来例の抉りのないもの、図
２のような抉りＧを設けた実施例１及び図３の（ａ）、
（ｂ）ように抉りＧを設けた実施例２を用意した。タイ
ヤは、２本用意し、タイヤ全周を１／３に分けそれぞれ
従来例、実施例１、実施例２になるように加工した。こ
れらは、溝深さＤが１６．５ｍｍ、ブロック幅Ｗが４５
ｍｍ、周方向ブロック長さＰが４３ｍｍと共通である。
【００１８】試験は、２−Ｄ４ダンプトラックの前輪に
装着し一般路を１万ｋｍ走行させ偏摩耗の発生状況を比
較した。比較は両ショルダー側ブロックで行い、一つの
ブロックの踏み込み側と蹴り出し側の摩耗差を２本のタ
イヤの平均として算出した。結果は同じく表１に示して
ある。
装着し一般路を１万ｋｍ走行させ偏摩耗の発生状況を比
較した。比較は両ショルダー側ブロックで行い、一つの
ブロックの踏み込み側と蹴り出し側の摩耗差を２本のタ
イヤの平均として算出した。結果は同じく表１に示して
ある。
【００１９】
【表１】
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように本発明に従う空気入り
タイヤはコーナーリングの際に生じるサイドフォースに
よるブロックの踏み込み側の早期摩耗を抑制したタイヤ
を提供できる。
タイヤはコーナーリングの際に生じるサイドフォースに
よるブロックの踏み込み側の早期摩耗を抑制したタイヤ
を提供できる。
【図１】本発明に従う空気入りタイヤのトレッドパター
ンの一部拡大図である．
ンの一部拡大図である．
【図２】本発明に従う空気入りタイヤのブロックの図面
である。（ａ）は図１のＡ−Ａ断面図であり、（ｂ）お
よび（ｃ）はＢ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図であ
る。
である。（ａ）は図１のＡ−Ａ断面図であり、（ｂ）お
よび（ｃ）はＢ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図であ
る。
【図３】本発明に従う他の実施例を示すものであり、
（ａ）は図１の傾斜溝のＡ−Ａ断面であり、（ｂ）およ
び（ｃ）はＢ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図であ
る。
（ａ）は図１の傾斜溝のＡ−Ａ断面であり、（ｂ）およ
び（ｃ）はＢ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図であ
る。
Ｅ パターンセンター（タイヤ赤道線） ＴＥ トレッドエンド Ｐ ブロック周方向長さ Ｗ ブロック幅 Ｇ 抉り部 Ｄ 溝深さ Ｖ 抉る高さ Ｈ 抉る幅 Ｓ 抉る奥行き Ｒ タイヤ回転方向 １ ブロック踏み込み側 ２ ブロック蹴り出し側 ３ 方向性傾斜溝 ４ 連結溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年８月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】本発明に従う空気入りタイヤのブロックの図面
である。（ａ）は図１のＡ−Ａ断面図であり、（ｂ）は
Ｂ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図である。
である。（ａ）は図１のＡ−Ａ断面図であり、（ｂ）は
Ｂ−Ｂ方向からブロック側壁を見た図である。
Claims (5)
- 【請求項１】 パターンセンターを挟み左右にハ字状に
延びるタイヤ周方向に間隔をおいて配置された多数の方
向性傾斜溝と隣接する該方向性傾斜溝を繋ぐ連結溝とに
よってブロックが形成されたトレッドパターンを具えた
空気入りタイヤにおいて、（１）該方向性傾斜溝のパタ
ーンセンターのハ字状先端部からトレッド端に向けて順
次接地面内入るようにタイヤの正転方向が定められ、
（２）該方向性傾斜溝を形成する２つの側壁の内、タイ
ヤ正転時に後に接地する側壁に抉りを設けたことを特徴
とする空気入りタイヤ。 - 【請求項２】 該抉りの該側壁表面でのタイヤ半径方向
に測った抉る高さは、該方向性傾斜溝深さの１０〜８０
％であることを特徴とする請求項１記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項３】 該抉りの該側壁表面での該方向性傾斜溝
の延びる方向に測った抉る幅は、該方向性傾斜溝の延び
る方向に測った該ブロック幅の３０〜１００％であるこ
とを特徴とする請求項１乃至２記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項４】 該抉りの該側壁表面での周方向に測った
抉る奥行きは、周方向に測った該ブロック長さの１０〜
３０％としたことを特徴とする請求項１乃至３記載の空
気入りタイヤ。 - 【請求項５】該方向性傾斜溝は、周方向に対して５〜４
５度の比較的小さな傾斜角度で延びていることを特徴と
する請求項１乃至４記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120624A JPH09300916A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120624A JPH09300916A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09300916A true JPH09300916A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14790840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8120624A Pending JPH09300916A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09300916A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008096571A1 (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-14 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
| JP2012086632A (ja) * | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2015020442A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
| US11148472B2 (en) * | 2018-04-06 | 2021-10-19 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tyre |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP8120624A patent/JPH09300916A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008096571A1 (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-14 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
| JP2008195101A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP4758366B2 (ja) * | 2007-02-08 | 2011-08-24 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
| JP2012086632A (ja) * | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2015020442A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
| DE102014109864A1 (de) | 2013-07-16 | 2015-04-16 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Druckluftreifen |
| US10105994B2 (en) | 2013-07-16 | 2018-10-23 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
| DE102014109864B4 (de) * | 2013-07-16 | 2019-06-27 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Druckluftreifen |
| US11148472B2 (en) * | 2018-04-06 | 2021-10-19 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tyre |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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