JPH0930088A - プリンタ装置及びその制御方法 - Google Patents

プリンタ装置及びその制御方法

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JPH0930088A
JPH0930088A JP7185738A JP18573895A JPH0930088A JP H0930088 A JPH0930088 A JP H0930088A JP 7185738 A JP7185738 A JP 7185738A JP 18573895 A JP18573895 A JP 18573895A JP H0930088 A JPH0930088 A JP H0930088A
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JP7185738A
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Nakakatsu Kurotsu
中克 黒津
Noboru Matoba
暢 的場
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイムアウトをひとつの時間で判定すると、ジ
ョブの処理状態よっては、不都合が生じる。 【解決手段】ジョブ管理部5は、データを受信すると印
刷途中のページの有無によってタイムアウト時間を変え
て設定する。データの受信が途切れると、タイマ管理部
11により時間の経過を測定し、タイムアウト時間を経
過したならば、タイムアウトとして処理し、ホストコン
ピュータ1に通知する。このため、処理の状態によって
タイムアウトまでの時間を適切に変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュータ等から受け取った出力データを解析し、出力処
理を行なうプリンタ装置及びその制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータからの受信デ
ータを1つのジョブという単位で管理する印刷装置にお
けるプリンタ装置の制御手段は一般に、以下のようにな
っている。
【0003】1つのドキュメントをプリントする場合
に、ホストコンピュータなどからプリンタ装置に送られ
る出力データは、一般的に図3に示すように構成されて
いる。この出力データのひとかたまりを「ジョブ」と呼
ぶ。
【0004】まず出力データのジョブ開始を、ジョブ開
始宣言(1)により宣言する。これはプリンタ装置に対
して出力データが送られて来たことを知らせる働きをす
る。
【0005】次にプリンタ環境を、プリンタ環境の初期
化(2)により指示する。プリンタの環境は、それ以前
に送られてきたデータによりいろいろな状態に変化して
いる可能性がある。このまま新しいデータを処理する
と、その変化した環境の影響を受けてしまい、予定した
通りにプリントできない場合がある。そこで出力処理を
開始する前にプリンタの環境を初期化することで、この
それ以前の影響を排除する。
【0006】さらにこれから始める出力で用いるプリン
タ環境を、プリンタ環境の設定(3)により指定する。
例えばプリントする用紙のサイズを設定したり、印字で
用いるフォントをホストコンピュータからダウンロード
して登録しておいたりする。この前準備により、これに
続くプリント処理が正しく実行される。この出力データ
(1)〜(3)による一連の処理をジョブの前処理と呼
ぶ。
【0007】そのあとで実際の出力データ(4)を出力
する。出力は文字や図形やイメージなどを描画するデー
タを記述し、1ページ分のデータ記述が終わったら、排
出命令を発行するのが一般的である。これを出力するペ
ージ分繰り返すことで、複数ページに渡るドキュメント
がプリントされる。
【0008】前ページのプリント指示が終わったら、後
処理として使用したプリンタの環境を、プリンタ環境の
復帰(5)により元に戻させる。変更したプリンタ環境
を元に戻したり、使用した登録フォントなどを削除した
りして、次に送られてくるであろう別の出力のための環
境を整えておく。
【0009】最後に出力データのジョブ終了を、ジョブ
終了宣言(6)により宣言する。これによりプリンタ装
置は、1つのデータ処理が完了したことを認識する。こ
の(5)〜(6)の一連の処理をジョブの後処理を呼
ぶ。
【0010】以上は一般的な例であり、実際にはもう少
し複雑でこのように明確に分けられない場合もある。例
えば、(1)の開始宣言と同時に自動的に(2)の初期
化がされてしまったり、(5)の後処理が省略されたり
することもある。しかし、概ねこのような形態になって
いると考えて差し支えない。
【0011】この(1)〜(6)の一連のデータのかた
まりを、一般的に「ジョブ」(または「プリントジョ
ブ」など)と呼ぶ。ホストコンピュータから一つのドキ
ュメントを出力する時には通常の場合、プリンタ装置は
このジョブの単位でデータを処理していく。
【0012】ジョブの開始宣言(1)やその他の前処理
を受け付けることで、そのプリンとジョブの処理をする
環境を整え、プリンタ側でそのジョブ処理を開始する。
【0013】そして、ジョブの終了宣言(6)や後処理
を受け付けることで、そこまで処理してきたジョブを完
了させ、また次のジョブの受付を始める訳である。
【0014】ホストから複数のドキュメントを出力する
場合には、順番にこのドキュメント出力に該当する、複
数のジョブを送ることで実現する。プリンタ装置は送ら
れてきた複数のジョブを一つ一つのジョブの単位で順番
に処理しプリントする。
【0015】またネットワークなどのように複数のコン
ピュータが接続されていて、複数のユーザがそれぞれの
ドキュメント出力を行なうような場合にも、それぞれか
らジョブが送られてきて、これを一つ一つのジョブの単
位で順番に処理してプリントする。
【0016】このように複数のホスト、複数のユーザ、
複数のドキュメントの出力を、順番にジョブの単位で処
理することで、混乱無く対処している訳である。
【0017】逆にこのように複数のジョブを順番に処理
していくような場合には、個々のジョブデータが正しい
ジョブ形式に準じて作成されていないと、そのジョブ処
理において支障を来たしてしまい、全体のプリント処理
に大混乱を招いてしまうこととなる。
【0018】例えば、図4に示すような複数のドキュメ
ント出力のジョブを処理する場合について考えてみる。
【0019】ホストコンピュータなどから今、ジョブ
1、ジョブ2、ジョブ3の3つの文書ジョブデータが送
られて来たとする。プリンタ装置では、このジョブデー
タを順番に受け取り、その内容を一つ一つ解析していっ
て、該当する文書出力処理を行なっていく(図4
(a))。このジョブデータは、それぞれ前述したジョ
ブ形式に従って記述することとなっている。プリンタ側
では、この記述ルールに従い、ジョブデータを解析して
いく。
【0020】ところが例えば、図4(b)のように、ジ
ョブ1の途中(2)でデータが途切れていたとする。プ
リンタ装置は、この途切れたところ(2)まで処理を続
けるが、それ以降の処理ができない。
【0021】このようなジョブデータの途切れは、いろ
いろな要因により発生する。例えば、データ転送を行な
っているインターフェースの性能で、続きのデータが送
られてくるまでに時間がかかったり、プリンタ側の処理
が忙しくてデータ受信を一時的に中断していたり、ホス
ト側の処理が遅くて次のデータ作成が間に合っていなか
ったりする、などが考えられる。これらの要因は、基本
的に時間が経ってそれぞれの状態が改善されれば、再び
続きのジョブデータが流されるものである。
【0022】また場合によっては、通信回線が切断され
てしまい、それ以上ジョブデータが流れない状態になっ
ていたり、ホスト側で障害が発生してジョブデータ作成
を中止していたり、また、ホストがジョブデータの形式
を無視し、正しくジョブ終了宣言などを行なわないま
ま、勝手にジョブ処理を終わっていたり、などの場合も
考えられる。これらの要因は、通常の状態ではなく、障
害などの特殊なもので、一般に時間が経っても改善され
ず、再び続きのジョブ処理が継続されることは少ない。
【0023】さて、プリンタ側ではこのようなジョブデ
ータの途切れが発生した場合、続きのジョブデータがホ
ストから送られてくるのを待つ(3)。
【0024】インターフェースの性能でデータが遅れて
いるのならば、大抵数秒も経てば回復する。しばらく経
って再びジョブデータの続きが送られてくれば、それを
続きとして解析し、処理としてやれば、全く問題なくド
キュメント出力できる訳である。
【0025】しかし、ホスト側でのジョブデータ作成中
止などの場合は、何秒待っていても続きのジョブデータ
は流れて来ない。それでもプリンタ側は、何でジョブデ
ータが途切れたのか判断できないので、いつまでも待ち
続けることとなる。この待っている間は、まだジョブ1
のプリント処理を行なっている状態なので、次のジョブ
2やジョブ3を処理する訳にはいかない(4)。
【0026】つまり、全てのジョブ処理がここで停止
し、待ちの状態になってしまうこととなる。これでは処
理が滞ってしまい、効率が低下してしまう。
【0027】そこでこのような場合、従来から「ジョブ
タイムアウト」と呼ばれる対応が、図4(c)に示すよ
うになされている。
【0028】ジョブタイムアウト処理では、ジョブデー
タが途切れた時点からの経過時間を計測する。そして一
定時間以上経過しても続きのジョブデータが送られてこ
ない場合には、このジョブは何らかの障害によりこれ以
上続けることが出来なくなったと判断し、そこで強制的
にジョブを終了してしまうのである(5)。
【0029】ジョブタイムアウト処理を行なうことで、
この途中で途切れてしまったジョブ1はそこで終了さ
れ、続くジョブ2、ジョブ3の処理が始められる
(6)。
【0030】即ち、再開の見通しのたたないジョブ1は
あきらめて処理を中止することで、これ以降のジョブ
2、ジョブ3の処理を有効にする訳である。
【0031】こうすることで、複数のジョブデータが処
理されるようなプリンタ装置において、一部のジョブの
障害で、それ以降の全てのジョブが処理停止してしまう
のではなく、その一部の障害ジョブを排除し、他のジョ
ブを実行することが可能となる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このジョブ
タイムアウト処理で判別に用いる経過時間は、長過ぎて
も短過ぎてもいけない。
【0033】あまり短いと、インターフェースの性能な
どで一時的に遅れている場合にもジョブ終了してしま
い、本来なら正しく出力できるようなジョブデータもキ
ャンセルされてしまう可能性がある。
【0034】逆に長過ぎると、印刷出力終了後も入力デ
ータを待ち続けるためプリンタ開放までの待ち時間が長
くなり、プリント効率が低下してしまうことになる。
【0035】この判定時間の選定は、使用するプリンタ
装置、ホストコンピュータ、インターフェースなどの性
能に依存するので、かなり微妙である。的確な設定を行
なうには、ある程度の経験や知識が必要になり、大抵の
場合はユーザの経験と知識に基づいて、適当な値を選定
することができる。
【0036】しかし、このジョブデータの途切れは、い
ろいろな条件で発生するので、この判定時間を完全に導
き出すことは不可能である。従って、どのような判定時
間に設定したとしても、たまたま処理に時間がかかって
しまった一時的なジョブデータ切れを、接続不可能なジ
ョブデータ切れと誤って判断してしまう可能性がある。
このように本来なら継続可能なジョブをプリンタ側でジ
ョブタイムアウトにより強制的に終了した場合、その段
階でプリンタ中に残されていた描画途中のページは、そ
の描画途中のまま排出されたり、或はキャンセルされて
しまったりする。
【0037】また、印字で用いるためホスト側からダウ
ンロード登録しておいた、フォントなどのデータも削除
されてしまう場合がある。さらに、用紙サイズやページ
当たりの行数などのプリンタ環境設定も、デフォルトの
状態に戻されてしまう。
【0038】このように強制的なジョブ終了処理によ
り、それまでのジョブで用いていた環境などは、全て次
のジョブ処理を行なうためにリセットされてしまう訳で
ある。ここで、このジョブタイムアウト処理が終わって
から続きのジョブデータ送られてきたとする。
【0039】ホスト側は、プリンタ側が強制ジョブ終了
処理によりリセットされてしまったことを知らないの
で、その前まで送っていたジョブデータの続きとして、
続きのジョブデータを作成し転送してくる。
【0040】しかしプリンタ側では、既にそのジョブ処
理は終了しており、そのジョブで必要となる登録フォン
トも、プリンタ環境も、途中までの描画データも、クリ
アされている訳である。
【0041】それにも拘らず、ホスト側で作成されるジ
ョブデータは、これらがまだプリンタ側に残されている
ものとして、記述されてくる。例えば、登録しておいた
フォントパターンを使おうとしたり、既に用紙サイズは
指定してあるものとして指定コマンドを省略したり、そ
れまで描画しておいた途中ページが残っているものとし
て続きの描画を行なったりする。
【0042】ところが、実際にはプリンタ側ではこれら
はクリアされており、ドキュメント出力は滅茶苦茶にな
ってしまう。場合によっては、それ以降のプリンタの設
定が不正な状態に変更されてしまい、その現在処理して
いるジョブばかりでなく、それ以降のジョブについて
も、正しく描画出力でできなくなってしまう。
【0043】このように従来のジョブタイムアウト処理
では、プリンタの処理状態によらず一意にタイムアウト
時間を決定してしまうために、真に適切なジョブタイム
アウト処理を行なうことができない、という問題点があ
った。
【0044】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、処理状態に応じた適切なタイムアウト時間を設定す
ることができ、不適切なタイムアウト処理によるジョブ
の中断や、待ち過ぎを防止するプリンタ装置及びその制
御方法を提供することを目的とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプリンタ装置は次のような構成からなる。
すなわち、出力データをジョブごとに受信して印刷する
プリンタ装置であって、データの受信状態を監視する監
視手段と、前記監視手段によりデータを受信したと判定
された場合、その時点で出力しようとするデータがある
か判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に
応じた時間をタイムアウト時間として設定する設定手段
と、前記監視手段によりデータが途切れたと判定された
場合、途切れてからの経過時間を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された時間が前記タイムアウト
時間を超過した場合、当該ジョブのタイムアウト処理を
行うタイムアウト処理手段とを備える。
【0046】また、本発明のプリンタ装置の制御方法は
次のような構成からなる。すなわち、出力データをジョ
ブごとに受信して印刷するプリンタ装置の制御方法であ
って、データを受信した場合、その時点で出力しようと
するデータがあるか判定する判定工程と、前記判定工程
による判定結果に応じた時間をタイムアウト時間として
設定する設定工程と、データが途切れた場合、途切れて
からの経過時間を測定する測定工程と、前記測定工程に
より測定された時間が前記タイムアウト時間を超過した
場合、当該ジョブのタイムアウト処理を行うタイムアウ
ト処理工程とを備える。
【0047】また、本発明のコンピュータ制御装置は次
のような構成からなる。すなわち、メモリ媒体から所定
のプログラムを読み込んでコンピュータを制御するコン
ピュータ制御装置であって、前記メモリ媒体は、データ
を受信した場合、その時点で出力しようとするデータが
あるか判定する判定工程のモジュールと、前記判定工程
による判定結果に応じた時間をタイムアウト時間として
設定する設定工程のモジュールと、データが途切れた場
合、途切れてからの経過時間を測定する測定工程のモジ
ュールと、前記測定工程により測定された時間が前記タ
イムアウト時間を超過した場合、当該ジョブのタイムア
ウト処理を行うタイムアウト処理工程のモジュールとを
備える。
【0048】また、本発明のプリンタ制御装置は次のよ
うな構成からなる。すなわち、メモリ媒体から所定のプ
ログラムを読み込んでプリンタを制御するプリンタ制御
装置であって、前記メモリ媒体は、データを受信した場
合、その時点で出力しようとするデータがあるか判定す
る判定工程のモジュールと、前記判定工程による判定結
果に応じた時間をタイムアウト時間として設定する設定
工程のモジュールと、データが途切れた場合、途切れて
からの経過時間を測定する測定工程のモジュールと、前
記測定工程により測定された時間が前記タイムアウト時
間を超過した場合、当該ジョブのタイムアウト処理を行
うタイムアウト処理工程のモジュールとを備える。
【0049】かかる構成において、処理中のジョブが存
在するかしないかに応じて、タイムアウト時間を変更す
ることにより、プリンタ装置の処理状況に応じた真に適
切なジョブタイムアウト処理を実現するものである。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にしたがって、本
発明を適用するプリンタを説明する。 <装置の構成>図1は本発明を適用するページプリンタ
の構成を示すブロック図である。
【0051】図において、1はホストコンピュータであ
り、文字、図形などの出力データ及び各種制御コマンド
を発生する他、プリンタ装置の各種情報を知るためのス
テータス応答要求コマンドを発生し、出力装置の主要部
をなすプリンタ装置2に入力する。
【0052】ホストコンピュータ1とプリンタ装置2の
間は、双方向インターフェースにより接続されており、
ホスト1からプリンタ装置2へのデータ転送の他、プリ
ンタ装置2からホスト1へのデータの返信を可能として
いる。
【0053】プリンタ装置2において、3はデータ受信
管理部であり、ホストコンピュータ1より入力される文
字や図形などの出力データ、各種制御コマンド、ステー
タス応答要求コマンドを受け取り、これを管理する。こ
のデータ受信管理部3は、ホスト1からのデータを受け
取り、一時的に蓄えておくための受信バッファ31を備
えている。
【0054】4は、これらコマンドの内容を詳しく解析
し、その命令に従って関連する制御を指示するプリンタ
言語解析部である。ここでは、データ受信管理部3が保
持している各コマンドを一つ一つ順番に受け取り、その
内容をプリンタ言語の記述ルールに従って調査し、その
コマンドがどのような処理の実行を要求しているか判別
する。
【0055】この判別の結果、そのコマンドがプリント
ジョブの開始、終了宣言などといったジョブ管理関係の
コマンドであった場合には、ジョブ管理部5に対して該
当するジョブ管理指令を発行する。
【0056】そのコマンドが文字や図形やイメージなど
の描画を指令するものであった場合には、描画出力部6
に対して該当する描画出力を指令する。
【0057】また、プリンタ装置の制御を指令するもの
であった場合には、プリンタ装置制御部7に対して該当
する制御を指令する。
【0058】また、なんらかのステータス応答を要求す
るものであった場合には、ステータス応答処理部8に対
して該当するステータス応答要求の指令を発行する。
【0059】5はジョブ管理部である。ジョブ管理部5
では、プリンタ言語解析部4からのジョブ管理命令に従
って、ホスト1から送られてきたプリントデータをジョ
ブ単位で処理する。ジョブ管理部5は、後述するタイム
アウト管理のための規定時間を記憶しておくための記憶
領域である規定時間メモリ51を有する。
【0060】6は、プリンタ出力を行なうための文字や
図形やイメージなどの描画展開を行ない出力するための
描画出力部である。ここでは、プリンタ言語解析部4か
らの描画出力命令に従って、該当する文字パターンを作
成したり、図形の計算、描画を行なったり、イメージデ
ータの展開などを行ない、これら出力展開データをプリ
ンタエンジン9に送出する。
【0061】プリンタエンジン9は、例えばレーザビー
ムプリンタエンジンなどのような装置で、描画出力部6
から受け取った出力展開データに従い、電子写真方式な
どの仕組みを用いて、実際のプリント出力処理を行な
う。
【0062】7はプリンタ装置制御部である。ここで
は、プリンタ言語解析部4からのプリンタ装置制御命令
に従い、例えば使用する用紙の選択や、プリンタ装置の
初期化などといったプリンタ装置の制御及び管理を行な
う。
【0063】8は、ステータス応答処理部である。ここ
では、プリンタ言語解析部4から受け取ったステータス
応答要求指令に従い、該当するプリンタ環境の内容を調
査する。そしてその結果の内容に従って、文字列などの
形式によりこの内容を表現するステータス応答情報を作
成し、このステータス応答情報をデータ送信管理部10
に伝達する。
【0064】データ送信管理部10では、ステータス応
答処理部8から返されたこのステータス応答情報を受け
取ると、送信バッファなどに一時的に蓄え、双方向イン
ターフェースのタイミングを見はからって、ステータス
応答をホスト1に対して返信する。
【0065】またジョブ管理部5は、データ受信管理部
3を監視し、現在処理しているジョブデータが、ホスト
1から送られてくる状態をチェックする。そして、ジョ
ブデータが途中で途切れたら、その時点からの経過時間
を計測する。この時の時間計測は、タイマー管理部11
などの時間情報を参考にして行なう。
【0066】ジョブ管理部5は、ジョブデータが途切れ
てからの経過時間が、所定の時間を越えたかどうかをチ
ェックする。
【0067】この所定の時間の長さは、ホスト1からの
コマンドなどの指示によりあらかじめ設定されていた
り、プリンタ装置のパネル操作などで設定されたり、或
はプリンタ内部で自動的に計算されたり、また固定の値
を最初から設定されていたりする。いずれにしても、規
定時間メモリ51にその値が設定されている。
【0068】ジョブデータが途切れてから所定の時間が
経過したら、ジョブ管理部5は、「このジョブは何らか
の理由により正しいジョブ形式の手続きをとらずに終了
した」と判断する。そしてこの途中で切れてしまったジ
ョブを排除するために、ジョブタイムアウト処理を実行
し、強制的にジョブ終了処理、及び次のジョブ処理のた
めの準備を行なう。 <ジョブの監視手順>図2は、ジョブ管理部5がジョブ
データを監視し、状態に応じた処理を行なう手順を示す
フローチャートである。
【0069】ジョブ管理部5は、まず受信データ管理部
3におけるジョブデータの受信状態を監視する(ステッ
プS201)。
【0070】続くステップS202で、ジョブデータが
ホスト1から送られて来ているかどうかをチェックす
る。
【0071】ステップS202の判定においてデータが
送られて来ずジョブが途切れたと判定された場合には、
タイマー管理部11の時間情報を参照し、ジョブデータ
が途切れ始めてからの経過時間を計測する(ステップS
203)。
【0072】そしてステップS204において、経過時
間が規定時間メモリ51に記憶されている規定時間より
長くなったかどうかチェックする。この規定時間が、ジ
ョブタイムアウトの判定の基準になる規定時間である。
【0073】ステップS204の判定において、ジョブ
データの途切れ始めからの経過時間が、この規定時間の
長さを越えていない場合(NOの場合)には、まだジョ
ブタイムアウト処理をするには早いと判断し、再びステ
ップ1のジョブデータの受信状態監視に戻る。
【0074】一方、ステップS204における判定にお
いて、経過時間が、この規定時間の長さを越えていた場
合には、続くステップS205において、現在、ジョブ
実行中かどうかを判定する。
【0075】ジョブの制御は、前述したように、ジョブ
開始宣言やジョブ終了宣言などのジョブ制御コマンドが
ホストから送られることにより実行され、プリンタ言語
解析部4のコマンド解析から指示を受けたジョブ管理部
5が、このジョブの実行管理を執り行う。ジョブデータ
が途切れてから一定時間経過し、ジョブタイムアウトし
た時に、既にこのジョブ自体が終了しており、また、ジ
ョブデータが正規のジョブ記述形式に従って作成されい
たとする。すなわち、そのジョブデータ全てをホストか
ら受け終っていたとすると、これは通常のジョブ処理と
いうことになる。この時、次の新たなるジョブデータが
まだ送られてこなければ、データ受信管理部3はデータ
受信待ちの状態となり、ステップS204の受信待ち経
過時間のチェックで、一定時間経過してしまうことがあ
り得る。しかしこの場合、直前に実行していたジョブ
は、正しい手順を踏んで終了しており、現在の状態はジ
ョブ実行状態ではなく、これ以降のジョブ処理に悪影響
を与えるようなことはない。
【0076】したがって、ステップS205の判定にお
いてジョブ実行状態でない場合(NOの場合)には、ジ
ョブタイムアウト処理による強制的なジョブ終了を行な
う必要が無いので、再びステップS201のジョブデー
タの受信状態監視に戻る。
【0077】一方、ステップS205の判定において現
在ジョブ実行状態であった場合(YESの場合)には、
後述したようにこれ以降に続くジョブデータ処理のため
に、この現在のジョブを排除し、プリンタの環境を整え
ておく必要がある。
【0078】そこでステップS206においてジョブタ
イムアウト処理として、現在のジョブを強制的に終了さ
せ、次に来るジョブのための環境を整えてやる。
【0079】このジョブ終了処理により、プリンタ中に
残されている描画途中のページには、そこまでで排出さ
れたり、或は削除されたりする。また、ホストからダウ
ンロード登録されていたフォントなどが削除されたり、
このジョブを実行するために設定されていた各種プリン
タ環境がリセットされたりする。
【0080】タイムアウト処理を行った場合には、ステ
ップS207において、ステータス応答処理部8に、タ
イムアウト処理を行った旨の応答をホストに対して返さ
せる。
【0081】一方、ステップS202の判定においてジ
ョブデータが送られてきた場合(YESの場合)には、
ステップS208において、受信データをプリンタ言語
解析部4に渡し、記述されている内容に従い、描画出力
部6による各種描画出力処理や、プリンタ装置制御部7
によるプリンタ制御処理、ステータス応答処理部8によ
るステータス応答処理等を行わせたり、ジョブ管理部5
自身によりジョブ管理処理を行なう。
【0082】このステップS208の処理の結果、描画
途中の頁がプリンタ中に存在するか否かをステップS2
09において調べる。描画途中の頁が存在するか否か
は、排紙や改頁コマンドの後にデータがあるか否か、テ
キストの表示行数が1ページに表示可能な行数を超えイ
メージや絵などの他のデータが無いかといった方法で判
定することができる。
【0083】ステップS209の判定において、YES
の場合には、ステップS210において、描画途中の頁
がある場合のタイムアウト時間Aを、規定時間メモリ5
1に設定する。
【0084】一方ステップS209の判定がNOの場合
にはステップS211において、描画途中の頁がない場
合のタイムアウト時間Bを、規定時間メモリ51に設定
する。
【0085】この、タイムアウト時間A、Bはホスト1
からのコマンド表示により、あらかじめ設定されていた
り、プリンタ装置のパネル操作などで設定されたり、或
はプリンタ内部で自動的に計算されたり、また固定の値
を最初からROM中に設定されている事が可能である
が、本発明のプリンタ装置においては、ホストからのコ
マンドやパネル操作で設定されている、描画途中のデー
タがない場合のタイムアウト時間Bを10倍にして、描
画途中のデータがある場合のタイムアウト時間Aとして
用いている。すなわち、予め設定されているのはタイム
アウト時間Aだけである。もちろん、この逆に時間Bを
予め設定させ、時間Aはそれを基に計算することもでき
る。いずれにしても、タイムアウト時間A,Bの両方あ
るいは何れか一方は、予め設定されて規定時間メモリ5
1とは別の記憶領域に記憶されており、ステップS21
0,S211ではその値を用いている。
【0086】このように、描画途中のページの有無によ
ってタイムアウトの規定時間を変えることで、印刷装置
の処理状態に応じて別々のタイムアウト時間で動作する
ことが可能になる。このため、タイムアウト時間Aをタ
イムアウト時間Bよりも短く設定しておけば、ページ途
中で障害が発生したような場合には、タイムアウトの規
定時間が短く設定されるので必要以上に長い時間続きの
データを待たず、ジョブを待たせることがない。また、
それ以外の状態でタイムアウトが発生した場合には、そ
こはデータの切れ目であり、すぐにタイムアウトにせず
ページ途中のタイムアウトよりも長い時間待ってからタ
イムアウトとすることになる。
【0087】また、受信データ中に描画途中の頁がない
場合(例えばホストコンピュータから送られてきたデー
タが、プリンタ装置の環境を変更するためのコマンドで
あるような場合や、適切に改頁/排紙コマンドがあるデ
ータ)に対しては、逆にタイムアウト時間を短く設定す
ることが可能になるため、従来のように印刷ジョブが途
切れない様にするために設定されているタイムアウト時
間に影響されることなく短い時間で安全にジョブタイム
アウト処理を行なってしまうことが可能となり、複数の
ジョブを大量に処理しなくてはならないようなプリント
システムにおいて、効率的なジョブ運用を実現するもの
である。 <プログラムによる処理>前述の手順は、プログラムを
プロセッサにより実行させることによっても実現でき
る。図5はそのための構成を示す。プリンタ2はインタ
ーフェース1001を介してホストコンピュータ1と接
続されている。CPU1002は、プリンタ2全体をR
OM1003あるいはRAM1005あるいは外部記憶
1004にに格納されたプログラムを実行して制御し、
また、印刷出力する画像の生成等を行う。生成された画
像データはビデオインターフェース1006を介してプ
リンタエンジン9から出力される。RAM1002の内
容は、ROM1003や外部記憶1004、あるいはホ
ストコンピュータ1から送り付けられて与えられる。ホ
ストコンピュータ1は、プリンタ2に送り付けるプログ
ラムやデータ等を、フロッピーディスクなどの外部記憶
101から読み込むこともできる。また、外部記憶10
04は、カセット式の取り外し可能な半導体あるいはデ
ィスクメモリ、または固定式のディスクなどである。
【0088】このような構成にあっては、規定時間メモ
リ51はRAM1005に用意される。
【0089】さて、上記図1及び図2の装置の機能もし
くは方法の機能によって達成される本発明の目的は、前
述の本発明を実施した装置におけるプログラムを記憶さ
せた記憶媒体によっても達成できる。すなわち、図5の
装置に、その記憶媒体を装着し、その記憶媒体から読出
したプログラム自体が本発明の新規な機能を達成するか
らである。このための、本発明に係るプログラムの構造
的特徴は図8に示す通りである。
【0090】図8は、図2のフローチャートをモジュー
ル化したプログラムのメモリマップを示したもので、デ
ータ判定モジュールはステップS201,S202に、
設定モジュールはステップS208〜S211に、測定
モジュールはステップS203に、タイムアウト処理モ
ジュールはステップS204〜S207に相当する。
【0091】このように、記憶媒体上のプログラムを実
行することでも本発明の機能を達成することができる。 <プリンタエンジンの構成>最後に、本発明が適用され
るプリンタ装置の例として、電子写真方式のレーザビー
ムプリンタとインクジェット方式のプリンタの、主とし
てエンジン部の構成を説明する。
【0092】図6はこの場合のレーザビームプリンタ
(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、こ
のLBPは、文字パターンデータ等を入力して記録紙に
印刷することができる。
【0093】図において、740はLBP本体であり、
供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及
びLED表示器などが配されている操作パネル、701
はLBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解
析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御
ユニット701は主に文字パターン情報をビデオ信号に
変換してレーザドライバ702に出力する。
【0094】レーザドライバ702は半導体レーザ70
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光7
04をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多
面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を
走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
706周囲の現像ユニット707により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
い、カットシート記録紙はLBP740に装着した用紙
カセット708に収納され、給紙ローラ709及び搬送
ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静
電ドラム706に供給される。
【0095】図7は、本発明が適用できるインクジェッ
ト記録装置IJRAの概観図である。同図において、駆
動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア
5011,5009を介して回転するリードスクリュー
5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジ
HCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移
動される。このキャリッジHCには、インクジェットカ
ートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え
板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン
5000に対して押圧する。5007,5008はフォ
トカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での
存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等
を行うためのホームポジション検知手段である。501
6は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸
引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記
録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブ
レードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可
能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支
持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリ
ーニングブレードが本例に適用できることは言うまでも
ない。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するため
のレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動
に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切
り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0096】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0097】また、本発明は、ホストコンピュータ、イ
ンタフェース、プリンタ等の複数の機器から構成される
システムに適用しても、複写機等の1つの機器からなる
装置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装
置にプログラムを供給することによって達成される場合
にも適用できることはいうまでもない。この場合、本発
明を達成するためのソフトウェアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体から、該プログラムを該シス
テム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或
は装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプリ
ンタ装置及びその制御方法によれば、印刷装置の処理状
態に応じて別々のタイムアウト時間を設定することが可
能になるため、処理状態に応じた適切なタイムアウト時
間を細かく指定することが可能となる。
【0099】また、受信データ中に描画途中の頁がある
場合には、タイムアウト時間を長く設定することにより
ジョブ障害を回避することができるので、不適切なタイ
ムアウトが発生してしまうことを防ぐ。
【0100】また、受信データ中に描画途中の頁がない
場合、逆にタイムアウト時間を短く設定することが可能
になるため、短い時間で安全にジョブタイムアウト処理
を行なってしまうことが可能となり、複数のジョブを大
量に処理しなくてはならないようなプリントシステムに
おいて、効率的なジョブ運用を実現できる。
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したページプリンタ装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のプリンタ装置における、各種コマンド処
理の動作を示すフローチャートである。
【図3】一般的な出力ジョブの一例を表す模式図であ
る。
【図4】ジョブタイムアウト処理の一例を表す模式図で
ある。
【図5】本発明を適用できるページプリンタ装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明を適用できるレーザビームプリンタの構
成を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用できるインクジェットプリンタの
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明を実現するためのプログラムを記憶媒体
に格納したメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ装置 3 データ受信管理部 4 プリンタ言語解析部 5 ジョブ管理部 6 描画出力部 7 プリンタ装置制御部 8 ステータス応答処理部 9 プリンタエンジン 10 データ送信管理部 11 タイマー管理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力データをジョブごとに受信して印刷
    するプリンタ装置であって、 データの受信状態を監視する監視手段と、 前記監視手段によりデータを受信したと判定された場
    合、その時点で出力しようとするデータがあるか判定す
    る判定手段と、 前記判定手段による判定結果に応じた時間をタイムアウ
    ト時間として設定する設定手段と、 前記監視手段によりデータが途切れたと判定された場
    合、途切れてからの経過時間を測定する測定手段と、 前記測定手段により測定された時間が前記タイムアウト
    時間を超過した場合、当該ジョブのタイムアウト処理を
    行うタイムアウト処理手段とを備えることを特徴とする
    プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、出力しようとするデー
    タがある場合には、ジョブの途中でない場合よりも長い
    時間をタイムアウト時間として設定することを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、出力しようとするデー
    タがある場合には、ジョブの途中でない場合よりも短い
    時間をタイムアウト時間として設定することを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記タイムアウト処理手段は、ジョブが
    処理途中である否か判定し、途中であれば当該ジョブを
    中断してその旨該ジョブの送信元に通知することを特徴
    とする請求項1乃至3いずれかに記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 出力データをジョブごとに受信して印刷
    するプリンタ装置の制御方法であって、 データを受信した場合、その時点で出力しようとするデ
    ータがあるか判定する判定工程と、 前記判定工程による判定結果に応じた時間をタイムアウ
    ト時間として設定する設定工程と、 データが途切れた場合、途切れてからの経過時間を測定
    する測定工程と、 前記測定工程により測定された時間が前記タイムアウト
    時間を超過した場合、当該ジョブのタイムアウト処理を
    行うタイムアウト処理工程とを備えることを特徴とする
    プリンタ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記設定工程は、出力しようとするデー
    タがある場合には、ジョブの途中でない場合よりも長い
    時間をタイムアウト時間として設定することを特徴とす
    る請求項5に記載のプリンタ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記設定工程は、出力しようとするデー
    タがある場合には、ジョブの途中でない場合よりも短い
    時間をタイムアウト時間として設定することを特徴とす
    る請求項5に記載のプリンタ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記タイムアウト処理工程は、ジョブが
    処理途中である否か判定し、途中であれば当該ジョブを
    中断してその旨該ジョブの送信元に通知することを特徴
    とする請求項5乃至7いずれかに記載のプリンタ装置の
    制御方法。
  9. 【請求項9】 メモリ媒体から所定のプログラムを読み
    込んでプリンタを制御するプリンタ制御装置であって、
    前記メモリ媒体は、 データを受信した場合、その時点で出力しようとするデ
    ータがあるか判定する判定工程のモジュールと、 前記判定工程による判定結果に応じた時間をタイムアウ
    ト時間として設定する設定工程のモジュールと、 データが途切れた場合、途切れてからの経過時間を測定
    する測定工程のモジュールと、 前記測定工程により測定された時間が前記タイムアウト
    時間を超過した場合、当該ジョブのタイムアウト処理を
    行うタイムアウト処理工程のモジュールとを備えること
    を特徴とするプリンタ制御装置。
  10. 【請求項10】 メモリ媒体から所定のプログラムを読
    み込んでコンピュータを制御するコンピュータ制御装置
    であって、前記メモリ媒体は、 データを受信した場合、その時点で出力しようとするデ
    ータがあるか判定する判定工程のモジュールと、 前記判定工程による判定結果に応じた時間をタイムアウ
    ト時間として設定する設定工程のモジュールと、 データが途切れた場合、途切れてからの経過時間を測定
    する測定工程のモジュールと、 前記測定工程により測定された時間が前記タイムアウト
    時間を超過した場合、当該ジョブのタイムアウト処理を
    行うタイムアウト処理工程のモジュールとを備えること
    を特徴とするコンピュータ制御装置。
JP7185738A 1995-07-21 1995-07-21 プリンタ装置及びその制御方法 Withdrawn JPH0930088A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008090274A (ja) * 2006-09-05 2008-04-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成システム
JP2014162167A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及びプログラム
JP2017039264A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 Necエンベデッドプロダクツ株式会社 印刷装置、印刷システム、印刷要求装置、印刷方法、印刷要求方法及びプログラム

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