JPH09300456A - ポリアミドシートおよびその製造方法 - Google Patents

ポリアミドシートおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH09300456A
JPH09300456A JP8114997A JP11499796A JPH09300456A JP H09300456 A JPH09300456 A JP H09300456A JP 8114997 A JP8114997 A JP 8114997A JP 11499796 A JP11499796 A JP 11499796A JP H09300456 A JPH09300456 A JP H09300456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
polyamide
temperature
casting
melt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8114997A
Other languages
English (en)
Inventor
Mika Aeba
美加 饗場
Minoru Yoshida
実 吉田
Kenji Tsunashima
研二 綱島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP8114997A priority Critical patent/JPH09300456A/ja
Publication of JPH09300456A publication Critical patent/JPH09300456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/88Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
    • B29C48/911Cooling
    • B29C48/9135Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means
    • B29C48/914Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means cooling drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/07Flat, e.g. panels
    • B29C48/08Flat, e.g. panels flexible, e.g. films
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/78Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling
    • B29C48/80Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling at the plasticising zone, e.g. by heating cylinders
    • B29C48/83Heating or cooling the cylinders
    • B29C48/832Heating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/88Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
    • B29C48/91Heating, e.g. for cross linking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】未延伸シートの全結晶化度が30%未満であ
り、かつ、γ型結晶化度が20%以下である延伸成形用
ポリアミドシート。また、ポリアミド樹脂を融点(T
m)以上の温度で溶融後、口金から押出し、キャスティ
ングドラムに密着、冷却、固化し、シート状にする方法
において、該溶融樹脂を降温結晶化開始温度(Tcb)
以上、Tm+30℃以下の温度まで冷却した後、口金か
ら押出し、該溶融体に静電気力を与えて、密着、冷却、
固化せしめる延伸成形用ポリアミドシートの製造方法。 【効果】本発明のポリアミドシートにより、未延伸シー
トの結晶化を抑制し、高速キャストが可能であり、ま
た、かかる延伸が容易なポリアミドシートを製造するこ
とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリアミドシートお
よびその製造法に関し、更に詳しくは、未延伸ポリアミ
ドシートの結晶化を抑制し、高速キャストが可能であ
り、また二軸延伸が容易なポリアミドシートとその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリε−カプロラクタム、ポリヘキサメ
チレンアジパミドなどからなる延伸ポリアミドシート
は、柔軟性、耐衝撃性、引張強度、耐ピンホール強度、
耐熱、耐寒性、酸素などのガスバリア性に優れているた
め、食品包装などの用途に広範に使用されている。ま
た、これらのシートの延伸方法としては、ポリアミド特
有の結晶配向性からチューブラー法、同時二軸延伸法、
あるいは特殊な条件下における逐次二軸延伸法(特開昭
61−283527号公報、特開昭61−17729号
公報等)などによって製造されている。
【0003】しかしながら、チューブラー法においては
厚みむらが発生しやすく、同時二軸延伸法では装置が高
価であることや高速化が困難であるため生産性が低下す
るという問題が生じる。また、特殊な逐次二軸延伸法、
すなわち、前記公開特許で開示された発明方法などでは
延伸条件が極めて規制されるため生産性の点で劣るとい
う問題が生じる。そのため、従来、ポリアミドシートの
延伸方法としては、長手方向に延伸し、次いで横方向へ
延伸するという逐次二軸延伸法が多く用いられている。
【0004】また、この逐次二軸延伸を行うための未延
伸ポリアミドシートを得るキャスト方法としては、キャ
スティングドラムの表面温度を100〜140℃の温度
に保ち、口金から押出したポリアミド溶融体とキャステ
ィングドラムとの密着性を向上させる高温キャスト法
(特開昭53−16067号公報)や、空気の動圧の力
によりキャスト位置を固定し、溶融体をキャスティング
ドラムと密着させるエアーナイフによるキャスト法や、
また、静電気力により溶融体とキャスティングドラムと
を密着させる静電印加法(SIキャスト法)が用いられ
ている。
【0005】しかしながら、前述のキャスト方法では、
高温キャスト法においては、ドラム表面上で溶融シート
の熱結晶化が生じ、その後の長手方向への延伸時にネッ
キングが生じたり、また、エアーナイフ法においては該
溶融体とキャスティングドラムとの密着性が不十分であ
ることから起る結晶化度の上昇により延伸が困難な未延
伸シートとなったり、キャスト速度の限界などの問題が
ある。さらに、SIキャスト法においては、ポリアミド
は通電性の高い樹脂であるため、キャストの高速化が困
難であるという問題があり、非常に生産性の悪い条件で
しか得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決し、優れた柔軟性、耐衝撃性などの特性を損わず
に、逐次二軸延伸が容易であり、しかも生産性のよい未
延伸シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、未
延伸シートの全結晶化度が30%未満であり、かつ、γ
型結晶化度が20%以下であることを特徴とする逐次二
軸延伸用ポリアミドシートに関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明において、ポリアミドとは、分子鎖
中にアミド基を有する高分子の総称であり、脂肪族ポリ
アミドでも芳香族ポリアミドであってもよい。
【0010】代表的なポリアミドとしては、ナイロン
6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン11、ナ
イロン12、ポリエチレンイソフタラミド、ポリメタキ
シレンアジパミド、ポリ(ヘキサメチレンイソフタラミ
ド/テレフタラミド)、ポリ(ヘキサメチレンテレフタ
ラミド/モノメチルテレフタラミド)、ヘキサメチレン
イソフタラミド/テレフタラミドとε−カプロラクタム
との共重合体、ヘキサメチレンテレフタラミドとヘキサ
メチレンアジパミドとの共重合体などが使用できる。も
ちろん、これらは単独で用いてもよいし、また、2成分
以上を混合したものであってもよい。
【0011】本発明ではポリアミドの代表例としてナイ
ロン6を用いた場合について例をとって、説明を進め
る。なお、本発明に用いるポリアミドの粘度はシートの
成形性、機械的強度の点から98%硫酸中での相対粘度
[ηr]が2〜7、好ましくは3〜6のものが好適であ
る。相対粘度がこの範囲より高いもであると製膜性の悪
化、フィッシュアイの増加、あるいは寸法安定性の低下
などが生じるので好ましくない。
【0012】また、このポリアミド中には、本発明の効
果を阻害しない範囲内で公知の各種添加剤、例えば、耐
熱安定剤、耐酸化安定剤、耐侯安定剤、紫外線吸収剤、
帯電防止剤、有機または無機の微粒子、顔料、染料、核
剤などを添加してもよい。
【0013】本発明においては、未延伸シートの全結晶
化度が30%未満であり、かつ、γ型結晶化度が20%
以下である必要があり、好ましくは、全結晶化度が25
%以下であり、かつ、γ型結晶化度が15%以下である
ことが望ましい。全結晶化度が30%以上であると、分
子間力が非常に大きくなり、延伸に際して過大な延伸応
力が発生し、延伸が困難となるという問題が生じ好まし
くない。また、γ型結晶化度が20%を越えると、延伸
がγ型結晶から始まってしまい、ネッキング延伸しやす
くなるという問題が生じるため好ましくない。ナイロン
の結晶相は、アミド基がC−NおよびC−C結合の周り
に回転し、平面構造からずれて折れ曲り構造を有するγ
型結晶と平面ジグザグ構造を有するα型結晶の2結晶型
のみと考え、ここでγ型結晶化度とは、結晶相と非晶相
を合わせた分子構造中に占めるγ型結晶の重量%であ
り、赤外吸収スペクトルの928cm-1および977c
-1のピークがそれぞれα型結晶、γ型結晶の特性吸収
に相当しているため、この吸光度比を測定することによ
り求めることができる。また、ここで全結晶化度とは、
密度勾配管法により測定した密度から求められるもので
ある。
【0014】本発明における延伸性の良いポリアミドシ
ートの製造方法としては、まず、ポリアミド樹脂を融点
(Tm(℃))以上の温度で溶融することが好ましい。
溶融温度がTm未満であると未溶融物による製品品質の
低下、押出機内への滞留、フィルタでの目詰まり等の問
題が生じやすくなるため好ましくない。また、ポリアミ
ド樹脂のTmは、示差走査熱量計(DSC)により公知
の方法で簡易に測定することが可能であるが、一般に高
分子材料の場合、Tmは1点として観測されるわけでわ
なく、裾野の広がったピークとして観測される。ここで
押出機における樹脂の溶融温度を定めるTmとしては、
ピーク温度では大半の樹脂は融解しているが、裾野の広
がり部分の溶融樹脂が溶解せず未溶融状態で残る可能性
があるため、ピーク温度より裾野の終わりの温度(融解
終了温度)を採用する。
【0015】次に、溶融樹脂を降温結晶化開始温度(T
cb(℃))以上、(Tm+30)℃以下の温度まで冷
却した後、口金から押出し、該溶融体に静電気力を与え
て、キャスティングドラム上に密着、冷却、固化し、シ
ート状とすることが好ましい。この際、該溶融体に高電
圧を印加して、溶融体とドラム間に電流を流す静電印加
法(SIキャスト法)を用いることにより、溶融体とキ
ャスティングドラムとを均一に密着させることが可能と
なる。また、キャスト速度が増加するほど、高いSI電
流が流れるため、高速キャストをする上で有効である。
ここでいう静電印加には、電極の形状としてはワイヤー
電極やナイフ電極等が挙げられるが印加斑の発生上限速
度からワイヤー電極を用いることが好ましい。また、素
材としては0.08〜0.15mmのタングステン素線
を用いて、直流電圧5〜20kV、電流3〜5mmA
で、製膜中常時巻取りながら使用することが好ましい。
【0016】また、ポリアミドは溶融比抵抗が非常に低
いために電導度が高すぎ、そのため静電印加が困難であ
るという問題がある。しかし、本発明者らは鋭意検討し
た結果、口金から押出したポリアミド溶融体の温度(T
out)を(Tm+30)℃以下の温度にすればよいと
の知見を得た。このように低温で押出すことにより溶融
比抵抗が1×106 Ω・cm以上となり、キャスティン
グドラムとの密着性を向上させることが可能となる。ま
た、Toutを通常よりも低めの温度とすることにより
溶融比抵抗を上げることができるが、単に温度を低くす
ればよいわけではなく、Tcb未満であるとポリマーの
結晶化が開始し、経時で固化し、押出不可能になる。ま
た、Toutが(Tm+30)℃を越えた温度では、静
電印加が不可能な溶融比抵抗であるため、キャスティン
グドラムとの密着性が不充分であったり、変質ポリマが
発生するといった問題が生じる。そのため、口金から押
出した溶融体の温度は、Tcb以上、(Tm+30)℃
以下の温度であることが好ましい。
【0017】さらに、前述した口金より該溶融体をTc
b以上、(Tm+30)℃以下という通常より低めの温
度で押出す溶融押出法(以下、「低温押出法」と略す)
と、SIキャスト法を併用することが好ましく、このこ
とにより全結晶化度が30%未満であり、かつ、γ型結
晶化度が20%以下である未延伸シートを得ることが可
能となる。
【0018】一方、溶融押出方法のみを低温押出法とし
て、他のキャスト法で得た未延伸シートは、押出時の樹
脂の溶融温度が低く、溶融粘度が高くなるため結晶化が
生じ、また、他の溶融押出法を用いて、キャスト法のみ
をSIキャスト法とした場合は、溶融温度が高すぎるこ
とから通電し静電印加が不可能となったり、溶融樹脂の
温度が低すぎることから押出不可能となるなどの問題が
生じ、本発明の全結晶化度、γ型結晶化度を満たした未
延伸シートが得られない。しかしながら、低温押出法と
SIキャスト法を併用することにより、全結晶化度が3
0%未満であり、かつ、γ型結晶化度が20%以下で、
延伸時にネッキング等の問題を生じない延伸性のよい未
延伸シートが得られる。また、前記の方法を併用するこ
とにより、SIキャスト法が用いられ、キャストの高速
化が可能となり好ましい。なお、ここでいう高速化と
は、60m/分以上で安定してキャストできることを意
味する。
【0019】また、本発明においては、口金より押出す
際のポリアミド樹脂の溶融比抵抗が1×106 Ω・cm
以上、1×109 Ω・cm以下であることが好ましく、
さらに好ましくは1×107 Ω・cm以上、1×108
Ω・cmである。溶融比抵抗が1×106 Ω・cm未満
であると、電導度が高すぎ静電印加を行う際に通電して
しまい、また、1×109 Ω・cmを超えると電導度が
低下してしまうため、キャスティングドラムとの密着性
が不十分となり好ましくない。この際、ドラム表面とし
ては表面粗度として0.2s以下が好ましく、さらには
硬質クロムメッキ、アモルファスクロムメッキなどのク
ロムメッキ仕上げしたものが長期安定キャストや再現
性、更には経済性などの点で好ましい。また、キャステ
ィングドラム温度を該ポリアミド樹脂のガラス転移点
(Tg)以下の温度とすることが、樹脂の結晶化を抑制
する上で最も好ましい。
【0020】本発明において、該成形用ポリアミドシー
トは、逐次二軸延伸されることが該シートの特徴を発揮
できて好ましいものである。
【0021】延伸方法としては、例えば、該未延伸ポリ
アミドシートを40〜90℃、好ましくは50〜80℃
に加熱し、延伸速度104 〜106 %/分、好ましくは
5×104 〜2×105 %/分で長手方向に2〜5倍、
好ましくは3〜4倍延伸し、その後できるだけ早く冷却
し、一軸延伸フィルムを得る。この長手方向の延伸は加
熱ゾーン内の周速の異なる2対のニップロール間で行う
ことが好ましい。この一軸延伸フィルムを60〜140
℃、好ましくは80〜125℃の加熱下で幅方向に3〜
5倍延伸する。この後、必要に応じて180〜220℃
で0.5〜10秒間熱処理を行ってもよい。
【0022】次に、本発明の製造法について具体的に説
明するが、かかる例に限定されるものではない。
【0023】相対粘度3.2のナイロン6を減圧加熱下
で十分に乾燥した後、通常の溶融押出機、例えば一軸あ
るいは二軸押出機を用いて、押出機内で加熱されたスク
リューの回転によりTm以上の温度で樹脂を溶融し、押
出機から送出された溶融樹脂を加熱された流路管(ポリ
マ管)内に通し、フィルターに樹脂を通して異物や変質
ポリマーを除去し、口金に導く。このとき、必要に応じ
て定量供給性を向上させるためにギアポンプを設けても
よい。
【0024】ここで、口金から押出したポリアミド樹脂
の溶融比抵抗が1×106 Ω・cm以上1×109 Ω・
cm以下となるように、樹脂の温度をTcb〜(Tm+
30)℃の温度に制御する方法としては、例えば、押出
機とフィルターの間に熱交換機を設けて樹脂の温度を制
御する方法や、タンデム押出機を用いて二段目で冷却し
てもよい。続いて、このようにして得られた溶融樹脂
を、Tダイ口金より押出し、冷却されたキャスティング
ドラムにより溶融シートの結晶化を抑制しながら、キャ
スティングドラム上に静電気力により密着固化せしめ
て、全結晶化度が30%未満で、かつ、γ型結晶化度が
20%以下の未延伸シートを得る。
【0025】本発明に用いられるポリアミドシートの厚
みは、特に限定されるものではなく、通常30μmから
1mm程度のものにも用いられる。
【0026】かくして得られたポリアミドシートを40
〜90℃に加熱し、延伸速度104〜106 %/分、で
長手方向に加熱ゾーン内に周速の異なる2対のニップロ
ール間で2〜5倍延伸し、その後、できるだけ早く冷却
し、一軸延伸シートを得る。次に、この一軸延伸フィル
ムを60〜150℃の加熱下で幅方向に3〜6倍延伸す
る。この後、必要に応じて熱処理、成形、表面処理、ラ
ミネート、コーティング、印刷、エンボス加工、エッチ
ング、などの任意の処理を行ってもよい。さらに、該延
伸シートの表面にコロナ放電処理などを行ってもよい。
また、かくして得られたポリアミドの表層に、イオン性
の高分子電解質を含んだ層などを共押出することによ
り、さらにに優れた湿度安定性を有したシートが得られ
る。
【0027】
【物性値の評価法】
(1)全結晶化度 四塩化炭素とn−ヘプタンからなる密度勾配管を用い
て、25℃における密度を測定し、次式により全結晶化
度を求めた。
【0028】(d−da )/(dc −da )×100
(%) ただし、 d:試料密度 da :非晶密度(1.335g/cm3 ) dc :結晶密度(1.455g/cm3 ) (2)γ型結晶化度 赤外吸収スペクトルにより求めた928cm-1および9
77cm-1の吸光度と、密度勾配管法により求めた全結
晶化度から、次式に従ってγ結晶化度を求めた。
【0029】Vob=Vα・xα+Vγ・xγ+(1−x
α−xγ)・Va xc =(Va −Vob)/{Va −(Vα・Xα+Vγ・
Xγ)} xα=Xα・Xc xγ=Xγ・Xc ただし、 Xα=7.58D4 −5.78D3 −1.87D2 +3.05D Xγ=1 −Xα D=D928 /(D928 +D974 ) Vob=1/d Vα=0.8127 Vγ=0.8389 Va =0.9139 d:25℃で測定したサンプルの密度(g/cm3 ) D928 :928cm-1での赤外吸収スペクトルより求め
た吸光度 D974 :974cm-1での赤外吸収スペクトルより求め
た吸光度 (3)熱特性 示差走査熱量計として、セイコー電子工業株式会社製
“ロボット”DSC−RDC220を用い、データー解
析装置として、同社製“ディスクステーション”SSC
/5200を用いて、サンプル約5mgをアルミニウム
製の受皿上300℃で5分間溶融保持し、液体窒素で急
冷固化した後、室温から昇温速度20℃/分で昇温し、
ガラス状態からゴム状態への転位に基づくベースライン
の変曲点の温度をTgとし、さらに昇温し、このとき観
測される融解のピーク終了温度をTmとした。また、3
00℃まで昇温後、5分間溶融保持し、降温速度20℃
/分で降温した。この際、観測される降温結晶化の発熱
ピークの開始温度をTcbとした。
【0030】(4)樹脂温度 口金から押出された溶融樹脂に熱電対を挿入し、樹脂の
温度を測定した。
【0031】(5)溶融比抵抗 ポリアミド樹脂150gを170℃で4時間真空乾燥し
た後、N2 雰囲気下で溶融した。続いて、溶融樹脂中に
一対の銅製電極を挿入し、樹脂温度が目的の温度に到達
した時点で直流電圧を印加し、次式により溶融比抵抗ρ
を求めた。
【0032】ρ=(V×S)/(I×D) ただし、 V:印加電圧 S:電極面積 I:電流値 D:電極間距離 (6)逐次二軸延伸性 口金より溶融押出し、キャスティングドラム上でシート
状となった未延伸シートを、ロール表面温度60℃に加
熱してある縦延伸装置にて長手方向に3.2倍延伸し、
続いて、テンター内で60℃に予熱後、110℃で幅方
向に3.6倍延伸を行った際の延伸状況を目視し、以下
のような条件にて逐次二軸延伸性を判定し、次の状態の
○を合格、×を不合格とした。
【0033】○:延伸時にネッキングが生じず、上記の
延伸が可能であったもの。
【0034】×:延伸時にネッキングが生じたもの、ま
たは延伸時に破れが生じたもの。
【0035】(7)キャスト上限速度、及び高速キャス
ト性 ドラム表面が0.2s以下の鏡面硬質クロムメッキ仕上
げである直径1mのキャスティングドラムを用いてキャ
ストを行い、溶融シートとドラムの間に空気の噛み込み
を生じない、限界のキャスト速度をキャスト上限速度と
し、以下のような条件で高速キャスト性を判定し、次の
状態の○を合格、×を不合格とした。
【0036】○:キャスト上限速度を、60m/分以上
にできたもの。
【0037】×:キャスト上限速度が、60m/分未満
であったもの。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0039】実施例1 相対粘度3.2のナイロン6を用いた。DSCを用いて
熱特性を測定したところ、Tg:47℃、Tm:223
℃、Tcb:190℃であった。このナイロン6のペレ
ットを170℃で3時間真空乾燥した後、通常の溶融押
出機に供給して280℃の温度で溶融後、熱交換機内で
溶融樹脂を冷却し、Tダイ口金より235℃の温度で溶
融押出し、23℃に冷却されたドラム表面が0.2s以
下の鏡面硬度クロムメッキ仕上げである直径1mのキャ
スティングドラム上に静電気力により密着固化させ、8
5m/分のキャスト速度で未延伸シートを得た。なお、
溶融シートとキャスティングドラムの間の空気の噛み込
みは、キャスト速度の上限が90m/分まで生じなかっ
た。
【0040】かくして得られた未延伸シートをロール表
面温度60℃に加熱してある縦延伸装置にて長手方向に
3.2倍延伸した。続いて、テンター内で60℃に予熱
後、110℃で幅方向に3.6倍延伸後、幅方向に2%
リラックス処理を施しながら200℃で8秒間熱処理を
行い、コロナ放電処理後、厚さ15μmの二軸延伸ポリ
アミドシートを得た。
【0041】このようにして得られたポリアミドシート
の物性は表1の通りであり、全結晶化度、γ型結晶化度
が共に低く、また、静電気力によるキャスティングドラ
ムとの密着性が良好であるため、延伸性、高速キャスト
性に優れた延伸ポリアミドシートが得られた。
【0042】比較例1 実施例1と同様にして、ナイロン6のペレットを乾燥
後、通常の溶融押出機に供給して280℃の温度で溶融
後、熱交換機内で溶融樹脂を冷却し、Tダイ口金より2
35℃の温度で溶融押出し、54℃に冷却されたキャス
ティングドラム上に静電気力により密着固化させ、85
m/分のキャスト速度で未延伸シートを得た。なお、溶
融シートとキャスティングドラムの間の空気の噛み込み
は、キャスト速度の上限が88m/分まで生じなかっ
た。
【0043】かくして得られた未延伸シートを用いて実
施例1と全く同様にして二軸延伸ポリアミドシートを得
た。
【0044】このようにして得られたポリアミドシート
の物性は表1の通りであり、キャスト上限速度は88m
/分であり、高速キャスト性には優れていたが、実施例
1と比較して、キャスティングドラムの温度がTgの4
7℃以上と高いために、全結晶化度、γ型結晶化度が高
く、延伸時にネッキングが生じ、延伸性が低下したもの
となった。
【0045】実施例2 実施例1と同様にして、ナイロン6のペレットを乾燥
後、通常の溶融押出機に供給して279℃の温度で溶融
後、熱交換機内で溶融樹脂を冷却し、Tダイ口金より2
00℃の温度で溶融押出し、25℃に冷却されたキャス
ティングドラム上に静電気力により密着固化させ、85
m/分のキャスト速度で未延伸シートを得た。なお、溶
融シートとキャスティングドラムの間の空気の噛み込み
は、キャスト速度の上限が87m/分まで生じなかっ
た。
【0046】かくして得られた未延伸シートを用いて、
実施例1と同様にして二軸延伸ポリアミドシートを得
た。
【0047】このようにして得られたポリアミドシート
の物性は表1の通りであり、実施例1と比較して、溶融
押出時の温度が35℃低いために、溶融比抵抗は多少高
いが、静電印加時の溶融シートとキャスティングドラム
との密着には影響がなく、高速キャスト性に優れ、ま
た、全結晶化度、γ型結晶化度が低いため延伸性にも優
れた延伸ポリアミドシートが得られた。
【0048】比較例2 実施例1と同様にして、ナイロン6のペレットを乾燥
後、通常の溶融押出機に供給して281℃の温度で溶融
後、熱交換機内で溶融樹脂を冷却し、Tダイ口金より1
87℃の温度で溶融押出しをしたところ、溶融押出時の
温度がTcbの190℃以下の温度であるため、樹脂の
固化が生じ、押出し不可能となった。
【0049】実施例3 実施例1と同様にして、ナイロン6のペレットを乾燥
後、通常の溶融押出機に供給して281℃の温度で溶融
後、熱交換機内で溶融樹脂を冷却し、Tダイ口金より2
53℃の温度で溶融押出し、24℃に冷却されたキャス
ティングドラム上に静電気力により密着固化させ、85
m/分のキャスト速度で未延伸シートを得た。なお、溶
融シートとキャスティングドラムの間の空気の噛み込み
は、キャスト速度の上限が88m/分まで生じなかっ
た。
【0050】かくして得られた未延伸シートを用いて、
実施例1と同様にして二軸延伸ポリアミドシートを得
た。
【0051】このようにして得られたポリアミドシート
の物性は、表1の通りであり、実施例1と比較して、溶
融押出時の温度が18℃高いために、全結晶化度、γ型
結晶化度、溶融比抵抗が若干低くなっているが、88m
/分の高速キャストも可能であり、高速キャスト性、延
伸性に優れた延伸ポリアミドシートを得ることができ
た。
【0052】比較例3 実施例1と同様にして、ナイロン6のペレットを乾燥
後、通常の溶融押出機に供給して280℃の温度で溶融
後、ポリマー管に通して自然冷却を行い、Tダイ口金よ
り270℃の温度で溶融押出し、25℃に冷却されたキ
ャスティングドラム上に空気の動圧の力によりキャスト
位置を固定し密着固化させ(エアーナイフ法)、10m
/分のキャスト速度で未延伸シートを得た。なお、溶融
シートとキャスティングドラムの間の空気の噛み込み
は、キャスト速度の上限が15m/分まで生じなかっ
た。
【0053】かくして得られた未延伸シートを用いて、
実施例1と同様にして二軸延伸ポリアミドシートを得
た。
【0054】このようにして得られたポリアミドシート
の物性は表1の通りであり、実施例1と比較して、溶融
押出時の温度がかなり高いために、キャスティングドラ
ム上で十分に冷却されず、結晶化が起こり、延伸時にネ
ッキングが生じ、また、キャスト法がエアーナイフ法で
あるためキャスティングドラムとの密着性が悪く、キャ
スト上限速度が15m/分と低くなり、高速キャスト性
のものが得られなかった。
【0055】比較例4 実施例1と同様にして、ナイロン6のペレットを乾燥
後、通常の溶融押出機に供給して282℃の温度で溶融
後、熱交換機内で溶融樹脂を冷却し、Tダイ口金より2
72℃の温度で溶融押出し、25℃に冷却されたキャス
ティングドラム上に静電気力により密着固化させたが、
表1の物性からわかるように、溶融押出時の温度が(T
m+30)℃の250℃以上の温度であるため、通電に
より静電印加が不可能となった。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明のポリアミドシートによれば、未
延伸シートの結晶化を抑制し、高速キャストが可能であ
り、また、柔軟性や耐衝撃性も良好であり、延伸が容易
なポリアミドシートが実現されるものである。
【0058】本発明の延伸成形用ポリアミドシートの製
造方法によれば、上述の特性を有する延伸成形用ポリア
ミドシートを容易に製造することができるものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 77:00 B29L 7:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未延伸シートの全結晶化度が30%未満で
    あり、かつ、γ型結晶化度が20%以下であることを特
    徴とする逐次二軸延伸用ポリアミドシート。
  2. 【請求項2】ポリアミド樹脂を融点(Tm)以上の温度
    で溶融後、口金から押出し、キャスティングドラムに密
    着、冷却、固化し、シート状にするに際して、該溶融樹
    脂を降温結晶化開始温度(Tcb)以上、(Tm+3
    0)℃以下の温度まで冷却した後、口金から押出し、該
    溶融体に静電気力を与えて、密着、冷却、固化せしめる
    ことを特徴とする延伸成形用ポリアミドシートの製造方
    法。
  3. 【請求項3】口金から押出しされるポリアミド溶融体を
    溶融比抵抗が1×106Ω・cm以上、1×10 9Ω・
    cm以下にせしめることを特徴とする請求項2に記載の
    延伸成形用ポリアミドシートの製造方法。
  4. 【請求項4】全結晶化度が30%未満であり、かつ、γ
    型結晶化度が20%以下であるポリアミドシートを逐次
    二軸延伸に供することを特徴とするポリアミドシートの
    製造方法。
JP8114997A 1996-05-09 1996-05-09 ポリアミドシートおよびその製造方法 Pending JPH09300456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8114997A JPH09300456A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 ポリアミドシートおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8114997A JPH09300456A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 ポリアミドシートおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09300456A true JPH09300456A (ja) 1997-11-25

Family

ID=14651753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8114997A Pending JPH09300456A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 ポリアミドシートおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09300456A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239578A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Unitika Ltd 二軸延伸ナイロン6フィルムおよびその製造方法
JP2015134413A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 信越ポリマー株式会社 ポリアミド9t樹脂シートの製造装置及び製造方法
JP2021130754A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社ジェイエスピー ポリアミド系樹脂発泡粒子、およびポリアミド系樹脂発泡粒子の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316067A (en) * 1976-07-29 1978-02-14 Toray Ind Inc Polyamide films having improved drawing properties
JPH02248433A (ja) * 1989-03-22 1990-10-04 Mitsubishi Monsanto Chem Co 耐熱性ポリアミドフィルム
JPH0716920A (ja) * 1993-07-06 1995-01-20 Toray Ind Inc 結晶性ポリマーフィルムの逐次二軸延伸法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316067A (en) * 1976-07-29 1978-02-14 Toray Ind Inc Polyamide films having improved drawing properties
JPH02248433A (ja) * 1989-03-22 1990-10-04 Mitsubishi Monsanto Chem Co 耐熱性ポリアミドフィルム
JPH0716920A (ja) * 1993-07-06 1995-01-20 Toray Ind Inc 結晶性ポリマーフィルムの逐次二軸延伸法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239578A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Unitika Ltd 二軸延伸ナイロン6フィルムおよびその製造方法
JP4508341B2 (ja) * 2000-02-28 2010-07-21 ユニチカ株式会社 二軸延伸ナイロン6フィルムおよびその製造方法
JP2015134413A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 信越ポリマー株式会社 ポリアミド9t樹脂シートの製造装置及び製造方法
JP2021130754A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社ジェイエスピー ポリアミド系樹脂発泡粒子、およびポリアミド系樹脂発泡粒子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000263642A (ja) 二軸延伸ポリエステルフィルムの製造方法
JPS58153616A (ja) ナイロン・フイルムを機械方向に延伸する方法
KR910001573B1 (ko) 폴리-ε-카프로아미드 필름의 제조방법
JPH09300456A (ja) ポリアミドシートおよびその製造方法
JP4289323B2 (ja) ポリアミド系樹脂フィルムロールの製造方法
JPH11105131A (ja) 同時二軸延伸フィルムの製造方法
JPS5923270B2 (ja) ポリアミド系重合体延伸フイルムの製造法
JP3006751B2 (ja) 厚み均一性の優れた熱可塑性樹脂フイルム及びその製造方法
JP4641673B2 (ja) ポリアミドフィルムの製造方法
JP3676883B2 (ja) ポリアミドフィルムの製造方法、およびその方法で得られた二軸配向ポリアミドフィルム
JPH11216759A (ja) 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
JP3369381B2 (ja) ポリアミドフィルムの製造方法
JP2000263572A (ja) 熱可塑性樹脂シートの製造方法
JPH0780928A (ja) プラスチックフィルムの製造方法
US20090065979A1 (en) Process for Producing Polyamide-Based Resin Film Roll
JP3367129B2 (ja) ポリエステルフィルムの製造方法
JP2857214B2 (ja) ポリアミドシートの製造方法
JPH09286054A (ja) 二軸延伸ポリアミドフィルムの製造方法
JPH04101827A (ja) 二軸延伸ポリエーテルエーテルケトンフィルムの製造方法
JP4437587B2 (ja) 熱可塑性樹脂シートの製造方法
JP3870746B2 (ja) 熱可塑性樹脂シートの製造方法
JP2007015188A (ja) ポリアミド系混合樹脂フィルムロールの製造方法
JP3918288B2 (ja) 熱可塑性樹脂シートのキャスト方法
JP2001334565A (ja) ポリアミド樹脂シートの製造方法
JPH0248923A (ja) 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050726