JPH09300376A - 柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法 - Google Patents

柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法

Info

Publication number
JPH09300376A
JPH09300376A JP12507496A JP12507496A JPH09300376A JP H09300376 A JPH09300376 A JP H09300376A JP 12507496 A JP12507496 A JP 12507496A JP 12507496 A JP12507496 A JP 12507496A JP H09300376 A JPH09300376 A JP H09300376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
molding
base material
predetermined range
laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12507496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kato
浩之 加藤
Naoki Kajita
尚樹 梶田
Hideki Tsuya
英希 津谷
Kotaro Eto
浩太郎 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP12507496A priority Critical patent/JPH09300376A/ja
Publication of JPH09300376A publication Critical patent/JPH09300376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟な感触の表面を有する積層体を製造す
る。 【解決手段】 シート状に成形された合成樹脂よりなり
表皮側成形型15の成形面16に密着する形状に成形し
た表皮材25Aと、表皮側成形型に対し接近離隔可能と
した基材側成形型10の成形面11の間に、基材20と
なる溶融状態の合成樹脂20Aを充填して積層体を製造
する。本発明においては、両成形型は最接近位置まで互
いに接近させた状態における各成形面の間の間隔を所定
範囲Cを除きほゞ一定にすると共に所定範囲においては
それよりも大とし、表皮材の基材側成形型側の少なくと
も所定範囲に対応する部分には基材と表皮の間に介在さ
れるパッドを形成する柔軟発泡材を接着しておく。柔軟
発泡材は、表皮材の所定範囲に対応する部分のみに接着
しておくことが好ましい。また表皮材は、柔軟なシート
状の表面層25aと発泡層25bを予め積層接着したも
のとしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアトリ
ムや内装材、建物の内装材、家具の外装材などに使用す
る積層体、特に柔軟な感触の表面を有する積層体の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような柔軟な感触の表面を有する積
層体の従来の製造方法の1例を、図5〜図7に示す。成
形されて表皮6となる表皮材6Aとしては、図7に示す
ように、薄い合成樹脂シートよりなる表面層6aの裏面
に発泡層6bを予め積層接着したものを用いる。先ず、
樹脂供給装置4からの溶融状態の合成樹脂5Aは、図5
に示すように、下型1に形成した樹脂供給通路3を通し
て、二点鎖線に示すように成形面1a上に供給される。
周囲を保持枠7により支持された表皮材6Aを二点鎖線
に示すようにこの下型1にかぶせてから上型2を下降さ
せ、図6に示すように両型1,2を最接近状態として、
溶融状態の合成樹脂5Aを下型1と表皮材6Aの間に押
し広げて圧縮充填すると同時に表皮材6Aを上型2の成
形面2aに密着する形状に成形し、この状態で基材5と
表皮6が硬化するまで冷却してから上型2を上昇させて
積層体Aを取り出す。表皮材6Aは下型1にかぶせる代
わりに、上型2の成形面2aに開口する多数の吸引管路
(図示省略)を介して加えられる負圧により成形面2a
に密着させてから、上型2を下降させて最接近状態とす
るようにしてもよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな成形方法では、表皮材6Aは成形の際に引き延ばさ
れると共に両面から加圧され、また発泡層6b側がこれ
に接する溶融状態の合成樹脂5Aにより加熱されるの
で、表皮材6Aの発泡層6bがつぶされて表皮6の表面
の柔軟な感触が低下する。例えば自動車のドアトリムに
おいては、アームレスト用突出部Bがあるのでこの部分
を覆う表皮材6Aは特に大きく引き延ばされる。このた
め図7に拡大して示すように、このような突出部Bを覆
う表皮6は発泡層6bが薄くなるので表面の柔軟な感触
が低下し、柔軟性が最も要求されるアームレスト面Ba
の柔軟な感触が失われるという問題がある。この対策と
して、発泡層6bの板厚や発泡度を増加しても、アーム
レスト面Baの柔軟性が他の部分よりも低いという問題
は解決されない。
【0004】これに対し、基材5を予め成形したものと
し、アームレスト面Baと対応する部分にソフト感を与
える部材を予め取り付けておいて、真空成形により表皮
6をその表面に接着することも考えられる。しかし、予
め成形すべき部品やサブ組立工程数が必要なのでコスト
アップになり、またソフト感を与えるために取り付けた
部材と基材5の境界部に対応する表皮6の表面に引けに
よるハイライトが生じて外観が見苦しくなるという問題
が生じる。本発明はこのような各問題を解決して、柔軟
な感触の表面を有する積層体を製造することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、予めシート状
に成形された合成樹脂よりなり表皮側成形型の成形面に
密着する形状に成形されて表皮となる柔軟な表皮材と、
表皮側成形型に対して接近離隔可能な基材側成形型の成
形面の間に、基材となる溶融状態の合成樹脂を圧縮充填
するようにした積層体の製造方法において、両成形型は
最接近位置まで互いに接近させた状態における各成形面
の間の間隔を所定範囲を除きほゞ一定にすると共に同所
定範囲においてはそれよりも大とし、表皮材の基材側成
形型側の少なくとも所定範囲に対応する部分には基材と
表皮の間に介在されるパッドを形成する柔軟発泡材を接
着し、両成形型を最接近位置まで互いに接近させた状態
において溶融状態の合成樹脂を基材側成形型の成形面と
表皮側成形型の成形面に密着される表皮材の間に圧縮充
填したことを特徴とするものである。
【0006】両成形型を最接近位置とした状態では、所
定範囲における各成形面の間の間隔はそれ以外の部分よ
りも大きいので、基材側成形型の成形面と表皮側成形型
の成形面に密着される表皮材の間に圧縮充填された溶融
状態の合成樹脂は、この所定範囲では他の部分よりも圧
縮圧力が小さくなる。従って、この所定範囲に設けられ
て基材と表皮の間に介在されるパッドを形成する柔軟発
泡材は、加わる圧力が小さくなるのでつぶされることが
少ない。
【0007】柔軟発泡材は、表皮材の所定範囲に対応す
る部分のみに接着しておくことが好ましい。この場合に
おいて、表皮材は、表皮側成形型側となるシート状の柔
軟な表面層と基材側となるシート状の柔軟な発泡層を予
め積層接着したものとしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による柔軟な感触
の表面を有する積層体の製造方法を自動車のドアトリム
の製造に適用した場合の実施の形態を、図1〜図4によ
り説明する。この実施の形態により製造されるドアトリ
ムAは、柔軟性が要求されるアームレスト面Baが一側
に形成されたアームレスト用突出部Bを有している。主
として図1及び図2に示すように、この実施の形態に使
用する製造装置は、成形装置下部の固定側型支持部材
(図示省略)に取り付けられる下型(基材側成形型)1
0と、成形装置上部の可動側型支持部材(図示省略)に
取り付けられる上型(表皮側成形型)15を備えてい
る。下型10の上面にはドアトリムAの基材10の裏面
を成形する成形面11が形成されている。下型10に形
成した樹脂供給通路12は複数の分岐路12aに分岐さ
れて、各先端は成形面11に開口され、樹脂供給通路1
2の供給口には樹脂供給装置(先端の一部のみを示す)
13の先端が接合されて、溶融状態の合成樹脂20Aが
供給される。樹脂供給通路12と分岐路12aの回りに
は、保温用のヒータを設けてもよい。
【0009】可動側型支持部材に取り付けられた上型1
5は下型10に対し上方から接近離隔可能であり、図1
は離隔状態を、図2は最接近状態を示している。上型1
5の下面には、ドアトリムAの表皮25の表面形状に対
応する形状の成形面16が形成されている。下型10及
び上型15の各成形面11,16の外周部には、最接近
状態において表皮材25Aを介して互いに接合する接合
面11b,16bが形成されている。図2及び図3に最
もよく示されているように、上型15が下型10に最も
接近した状態における両成形面11,16の間の間隔
は、ドアトリムAのアームレスト用突出部Bのアームレ
スト面Baに対応する所定範囲Cを除きほゞ一定である
が、所定範囲Cとなる部分11a,16aではそれより
も大きくなっている。
【0010】樹脂供給装置13より溶融状態で供給され
て基材20となる合成樹脂20Aはポリプロピレン等の
比較的弾性に富んだ熱可塑性樹脂である。表皮25とな
る表皮材25Aは、柔軟な合成樹脂のソリッド層よりな
る薄いシート状の表面層25a(例えば厚さ0.35ミ
リメートルのサーモプラスチックオレフィン樹脂シー
ト、塩化ビニル樹脂シート等)と、柔軟な合成樹脂発泡
材よりなるシート状の発泡層25b(例えば厚さ2ミリ
メートルの耐熱性ポリエチレン発泡体シート)を、予め
積層接着してシート状としたものである。下型10側と
なる表皮材25Aの発泡層25bの表面には、アームレ
スト面Baに対応する所定範囲Cよりも多少広い範囲に
わたり、柔軟発泡材26Aが接着されている。柔軟発泡
材26Aは例えば厚さ3ミリメートルの耐熱性ポリエチ
レン発泡体やウレタン発泡体等のシートを切断したもの
であり、接着剤としては例えばクロロプレン系接着剤と
ゴム系接着剤を混合したものが使用される。表皮材25
Aの表面層25aの表面には、意匠的効果を高めるため
に、皮革模様などのしぼが形成されている。
【0011】次に本実施例の製造方法を、図1〜図4に
より説明する。下型10及び上型15は、予め50〜8
0℃の温度に調節されている。先ず図1に示すように、
上型15を下型10から上方に離隔させた状態におい
て、樹脂供給装置13からの溶融状態(180〜200
℃)の合成樹脂20Aは、樹脂供給通路12及び複数の
分岐路12aを通って、下型10の成形面11上に塊状
に供給される。この溶融状態の合成樹脂20Aの吐出量
は、成形すべき基材20の容積よりも多少多い程度とな
るように、樹脂供給装置13の吐出圧、樹脂供給通路1
2及び分岐路12aの寸法及び供給通路の一部に設ける
弁(図示省略)などにより制御される。
【0012】次いで、成形面11上に溶融状態の合成樹
脂20Aを供給したこの下型10に、柔軟発泡材26A
が接着されて周囲が保持枠27により支持されたシート
状の表皮材25Aをかぶせる(図5の従来技術参照)。
表皮材25Aは遠赤外線ヒータ等により加熱し軟化させ
ておいてもよい。そして図2に示す最接近位置となるま
で上型15を下型10に向けて下降させて、溶融状態の
合成樹脂20Aを下型10と表皮材25Aの間に押し広
げて圧縮充填し、これと同時に表皮材25Aは上型15
の成形面16に密着する形状に成形される。この状態で
は表皮材25Aの両型10,15の成形面11,16よ
りも外側となる部分は、両型10,15の接合面11
a,16aに当接して挟まれ、余分の溶融状態の合成樹
脂20Aは下型10の接合面11aと表皮材25Aの間
から外部に排出される。この状態で、成形された合成樹
脂20A及び表皮材25Aが硬化するまで冷却してから
上型15を上昇させて、基材20と表皮25とパッド2
6よりなるドアトリムAを取り出す。アームレスト面B
aは、図3に示すように両型10,16が最も接近した
状態では、成形面16の部分16aにより内側に押され
た位置にあるが、上型15を上昇させた自由状態では、
図4に示すようにパッド26の弾性により多少膨らんだ
位置(図3の二点鎖線Bbも参照)となる。
【0013】図2及び図3に示すように、上下の両型1
0,15を最も接近させた状態では、両型10,15の
成形面11,16の間の間隔は、所定範囲Cに対応する
部分11a,16bを除きほゞ一定であり、この部分1
1a,16bではそれ以外の部分よりも大きくなってい
る。従って上型15の成形面16に密着される表皮材2
5Aと下型10の成形面11の間にに圧縮充填された溶
融状態の合成樹脂20Aは、アームレスト面Baに相当
する所定範囲Cでは他の部分よりも圧縮圧力が小さくな
る。従って、この所定範囲Cに設けられて表皮25とパ
ッド26の間に介在されるパッド26を形成する柔軟発
泡材26Aは、所定範囲Cからはみ出す周辺部を除き加
わる圧力が小さくなり、つぶされることが少ないので、
アームレスト面Baとなる部分の表皮25表面に柔軟な
感触を与えることができる。
【0014】所定範囲Cからはみ出した柔軟発泡材26
Aの周辺部は、その付近では圧縮圧力が大きくかつ流動
性もある溶融状態の合成樹脂20Aにより圧縮されかつ
発泡層25bとの境界において発泡層25bとの間に生
じる多少の隙間もこの合成樹脂20Aにより充填される
ので、表皮25の表面に引けによるハイライトが生じる
おそれは少ない。柔軟発泡材26Aの外周縁を成形面1
6の曲率半径が小さい部分付近に位置させれば、そのよ
うなハイライトは一層目立たなくなる。
【0015】なお、周囲を保持枠26により保持した表
皮材25Aを遠赤外線ヒータ等により加熱し軟化させて
から、上型15の周囲の接合面16aに当接し、成形面
16に開口する吸引管路(図示省略)に負圧を与えて、
表皮材25Aを成形面16に密着する形状に成形してか
ら上型15を下降させて、溶融状態の合成樹脂20Aを
下型10と表皮材25Aの間に押し広げて圧縮充填する
ようにしてもよい。
【0016】上記実施の形態では、表面層25aと発泡
層25bを積層接着した表皮材25Aを用い、柔軟発泡
材26Aをアームレスト面Baに対応する所定範囲C付
近にだけ設けたので、両型10,15の成形面11,1
6の所定範囲Cに相当する部分11a,16aの最接近
状態における間隔と柔軟発泡材26Aの厚さ及び発泡度
を調整してアームレスト面Baに必要かつ充分な柔軟性
を与え、また発泡層25bの厚さと発泡度を調整してそ
の他の部分にも所望の柔軟性を与えることができる。
【0017】また、上記実施の形態では、溶融状態の合
成樹脂は、下型に形成した樹脂供給通路を通して下型の
成形面上に供給したが、下型の上方を移動するように設
けた樹脂供給装置の吐出口から成形面上に塊状または基
材よりも厚いシート状に供給してもよい。あるいはま
た、下型の成形面上に溶融状態の合成樹脂を供給してか
ら上型を最接近状態まで下降させて下型と表皮材の間に
押し広げて圧縮充填する代わりに、下型との間に表皮材
を挟んで上型を最接近状態まで下降させて型締めした後
に、下型に設けた樹脂供給通路から下型と表皮材の間に
溶融状態の合成樹脂を射出して圧縮充填するようにして
もよい。
【0018】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、所定範
囲に設けられて基材と表皮の間に介在されるパッドを形
成する柔軟発泡材はつぶされることが少ないので、所定
範囲に相当する部分の表皮表面に柔軟な感触を与えるこ
とができる。また柔軟発泡材は比較的自由な形状のもの
を表皮材に接着しておくだけでよく、予め成形すべき部
品やサブ組立工程数が不要であるのでコストアップにな
ることもない。
【0019】柔軟発泡材を表皮材の所定範囲に対応する
部分のみに接着したものによれば、所定範囲に相当する
部分の表皮表面に特に柔軟な感触を与えることが可能で
ある。また表面層と発泡層を予め積層接着した表皮材を
用いれば、所定範囲とそれ以外の部分の表面の柔軟な感
触を別々に調整することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による柔軟な感触の表面を有する積層
体の製造方法の1実施形態の、基材側成形型と表皮側成
形型を離隔した状態における断面図である。
【図2】 図1に示す実施形態の、基材側成形型と表皮
側成形型を最も接近させた状態における断面図である。
【図3】 図2に示す最接近状態の部分拡大断面図であ
る。
【図4】 最接近状態から上型を上昇させた状態の部分
拡大断面図である。
【図5】 従来技術による柔軟な感触の表面を有する積
層体の製造方法の、上型と下型を離隔した状態における
断面図である。
【図6】 図5に示す従来技術の、上型と下型を最も接
近させた状態における断面図である。
【図7】 図5に示す従来技術により製造される柔軟な
感触の表面を有する積層体の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10…基材側成形型(下型)、11…成形面、15…表
皮側成形型(上型)、16…成形面、20…基材、20
A…溶融状態の合成樹脂、25…表皮、25A…表皮
材、25a…表面層、25b…発泡層、26…パッド、
26A…柔軟発泡材、C…所定範囲。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 (72)発明者 江藤 浩太郎 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めシート状に成形された合成樹脂より
    なり表皮側成形型の成形面に密着する形状に成形されて
    表皮となる柔軟な表皮材と、前記表皮側成形型に対して
    接近離隔可能な基材側成形型の成形面の間に、基材とな
    る溶融状態の合成樹脂を圧縮充填するようにしてなる積
    層体の製造方法において、前記両成形型は最接近位置ま
    で互いに接近させた状態における各成形面の間の間隔を
    所定範囲を除きほゞ一定にすると共に同所定範囲におい
    てはそれよりも大とし、前記表皮材の前記基材側成形型
    側の少なくとも前記所定範囲に対応する部分には基材と
    表皮の間に介在されるパッドを形成する柔軟発泡材を接
    着し、前記両成形型を最接近位置まで互いに接近させた
    状態において前記溶融状態の合成樹脂を前記基材側成形
    型の成形面と前記表皮側成形型の成形面に密着される表
    皮材の間に圧縮充填したことを特徴とする柔軟な感触の
    表面を有する積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記柔軟発泡材は、前記表皮材の前記所
    定範囲に対応する部分のみに接着してなる請求項1に記
    載の柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記表皮材は、前記表皮側成形型側とな
    るシート状の柔軟な表面層と前記基材側となるシート状
    の柔軟な発泡層を予め積層接着したものである請求項2
    に記載の柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法。
JP12507496A 1996-05-20 1996-05-20 柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法 Pending JPH09300376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12507496A JPH09300376A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12507496A JPH09300376A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09300376A true JPH09300376A (ja) 1997-11-25

Family

ID=14901186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12507496A Pending JPH09300376A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09300376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008521641A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 モレルテク エスアーエス たとえば自動車車両の内装として利用するための柔軟な局所的領域をともなう多層部品を製造する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008521641A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 モレルテク エスアーエス たとえば自動車車両の内装として利用するための柔軟な局所的領域をともなう多層部品を製造する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5626382A (en) Molded plastic panel having integrated, localized soft-touch aesthetic feature
JPH06143337A (ja) 樹脂成形体の製造方法
US20040217523A1 (en) Method of making an interior trim part
KR102607683B1 (ko) 자동차 내장재를 성형하는 성형 금형
JPS6220896B2 (ja)
JPS59232818A (ja) 圧空金型成形方法
JPH09300376A (ja) 柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法
JPH09300375A (ja) 柔軟な感触の表面を有する積層体の製造方法
JP3876528B2 (ja) 積層体の製造方法
JPH0327006B2 (ja)
JPH0655650A (ja) 樹脂成形方法
JP2969045B2 (ja) 自動車用内装部品およびその製造方法
JP4440426B2 (ja) 成形品及びその製造方法
JP2907416B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法
JP2000326343A (ja) 木目込み線を有するオーナメント組立体の製造方法
JP3095128B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法
JP3498485B2 (ja) 木目込まれた表皮を有する積層体の製造方法
JPH10156849A (ja) 積層体の製造方法
JPH0872079A (ja) 加飾体を備えた積層体の製造方法
JPH03162914A (ja) 複合成形体の製造方法
JP3498481B2 (ja) 木目込まれた表皮を有する積層体の製造方法
JPH0688258B2 (ja) 一体発泡成形座席体の製法
JP2004050423A (ja) 積層成形体の成形方法
JPH05261819A (ja) 表皮と基材を有する内装部材の製造方法
JPH0857881A (ja) 加飾体を備えた積層体の製造方法及び製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20041018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050218

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050405

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050823

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02