JPH09299892A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH09299892A
JPH09299892A JP8115157A JP11515796A JPH09299892A JP H09299892 A JPH09299892 A JP H09299892A JP 8115157 A JP8115157 A JP 8115157A JP 11515796 A JP11515796 A JP 11515796A JP H09299892 A JPH09299892 A JP H09299892A
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Japan
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cleaning
tank
water
ultrasonic
cleaning tank
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Application number
JP8115157A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Azuma
政利 東
Yoshiki Watanabe
芳樹 渡辺
Toshiya Shirai
俊也 白井
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動による付属機器への悪影響を抑制
し得る洗浄装置の提供。 【解決手段】 洗浄槽12の底部12aであって一方側
に偏った位置に超音波振動子37を装着することによ
り、洗浄槽12内に超音波振動子37と開口方向におい
て対向しない空間部Sを形成し、この空間部Sに水位セ
ンサ34,温度センサ36,シーズヒータ(ヒータ)3
5からなる付属機器を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば医科歯科医療で
使用される器具を洗浄する洗浄装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置としては、特開
昭61−71054号公報に示されているように、治療
により使用済みとなった器具(被洗浄物)を洗浄水が入
った洗浄槽に浸した後、スイッチオンすることにより器
具をまとめ洗いできる洗浄装置が知られている。
【0003】この洗浄装置は、超音波振動子を有した洗
浄槽を備え、超音波振動子の固有の周波数に応じて媒体
液(洗浄水)中を圧縮と減圧を繰り返しながら波が伝わ
り、圧縮と減圧との変化点で媒体液の分子間に空洞が形
成され、この空洞がつぶれるときに、衝撃エネルギーが
生まれ(キャビテーション力)、このエネルギーにより
器具に付いた付着物を落すものである。
【0004】ところで、このような洗浄装置にあって
は、図8に示すように、超音波振動子50と洗浄水51
とを有する洗浄槽53に、例えば洗浄水51を加熱して
洗浄力を高めるためのヒータ54や洗浄水51の水温を
検知するための温度センサ55、あるいは洗浄水51の
水量を検知するための水位センサ56のような付属機器
を設けることがある。なお図中符号57は、洗浄水51
を排出用の排水口である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各々が
電機部品からなる付属機器は、スペース的な制約等から
キャビテーション力(超音波力)の強い超音波振動子5
0上に位置することがあり、超音波振動による断線や故
障、誤動作等が懸念されており、また洗浄槽53の底部
に超音波振動子50が位置するため、排水口57を洗浄
槽53の側壁部に形成せざるを得ず、排水効率が悪いと
いう問題があった。
【0006】本発明は、これらの点に着目してなされた
ものであり、その主な目的は、超音波振動による付属機
器への悪影響を抑制し、また洗浄水の排水効率の高い洗
浄装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、超音波振動子を備えた洗浄槽に洗浄水を入
れると共に洗浄槽の開口側より被洗浄物を収容して超音
波洗浄を行う洗浄装置において、前記超音波振動子を前
記洗浄槽の底部にして一方側に偏った位置に装着するこ
とにより前記洗浄槽内に前記超音波振動子と開口方向に
おいて対向しない空間部を形成し、この空間部に前記洗
浄槽の付属機器を配置したものであり、特に前記付属機
器が前記洗浄槽の状態を検知するセンサあるいは前記洗
浄水を加熱するヒータからなるものである。
【0008】また本発明は、前記空間部内に位置する前
記洗浄槽の底部に前記洗浄水を排出する排水口を設けた
ものである
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を実施例の符号
を参照して説明すると、洗浄槽12の底部12aであっ
て一方側に偏った位置に超音波振動子37を装着するこ
とにより、洗浄槽12内に超音波振動子37と開口方向
において対向しない空間部Sを形成し、この空間部Sに
水位センサ34,温度センサ36,シーズヒータ(ヒー
タ)35からなる付属機器を配置したことにより、これ
ら付属機器がキャビテーション力(超音波力)の強い超
音波振動子37上に位置せず、超音波振動による断線や
故障、誤動作等といった付属機器への悪影響が抑制され
る。また空間部S内に位置する洗浄槽12の底部(付属
機器の下部)12aに洗浄水W1を排出する排水口32
を設けたことにより、排水効率が高まる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明の実施例を説
明する。
【0011】図1〜図7は、本発明の第1実施例を示
し、図1は本実施例による洗浄装置の外観斜視図、図2
は同装置の内部機構を示す断面図、図3は後述する搬送
かごと搬送機構の要部を示す斜視図、図4は搬送機構に
セット状態の搬送かごを示す側面図、図5から図7は本
実施例による洗浄装置の動作及び処理工程の詳細を説明
するブロック図である。
【0012】図1において、本実施例による洗浄装置
は、金属製の薄板からなる複数の外装カバー1に覆われ
ており、この外装カバー1の上方側には、開閉自在な外
装扉2と、この外装扉2の上部に位置して複数の操作ス
イッチ3群及び作動状態表示部4からなる操作パネル5
と、この操作パネル5の側方に位置して電源のオン・オ
フ等の切り替えを行うメインスイッチ6がそれぞれ設け
られている。
【0013】図2において、同装置の内部は、上フレー
ムユニットU1、中フレームユニットU2、下フレーム
ユニットU3にそれぞれ区画されている。これら各ユニ
ットU1,U2,U3は、枠状体からなる金属製の各メ
インフレーム7,8,9を備え、各メインフレーム7,
8,9のうち、メインフレーム7には、例えば治療によ
り薬剤等の付着物が付いたストッパ,探針,エキスカベ
ータ,ピンセット等の歯科医療用の金属製器具(被洗浄
物)10(図3参照)を搬送する搬送機構11が、メイン
フレーム8には、搬送機構11により移送された器具10
に後述する処理を施す洗浄槽12及び浸漬槽13が、メ
インフレーム9には、各槽12,13にて施される各処
理並びに搬送機構11を制御する制御ボックス14がそれぞ
れ装着されている。なお図1に示した外装カバー1は、
これらメインフレーム7,8,9に固定されるものであ
る。
【0014】搬送機構11は、器具10を収納した金属
製の搬送かご15を図2中、垂直方向(各槽12,13
の奥行き方向)に搬送する縦移動搬送部16と、搬送か
ご15を保持した縦移動搬送部16を図2中、水平方向に
搬送する横移動搬送部17とからなっている。
【0015】縦移動搬送部16は、図示しないモータ等
の駆動部材により駆動されるプーリ18を移動基板19
に設け、プーリ18に無端状ベルト20を懸け渡して設
け、この無端状ベルト20に応動部材20aを固定し、
この応動部材20aをガイド21に沿って上下動可能に
設けると共に、応動部材20aにアーム22を固定し、
アーム22に搬送かご15を保持するものである。ここ
で図3,図4に基づいて搬送かご15並びにアーム22
について詳しく説明すると、搬送かご15は、これの外
形をかたちどるべくステンレス製の丸棒を折曲,溶接形
成してなるフレーム部15aと、このフレーム部15a
を通じて張られた金網部15bと、フレーム部15aの
側方に突設された一対のフランジ部15cと、フランジ
部15cが形成されないフレーム部15aに形成された
一対のとって部15dと、とって部15dが形成された
フレーム部15aの内側に張られた一対のステンレス板
15eとからなり、一方、アーム22は、ステンレス製
の丸棒を折曲形成して搬送かご15の外形に対応した環
状の載置部22aを備え、作業者がとって部15dを通
じて搬送かご15を上方から載置部22aに載せた際、
図4に示すように、搬送かご15のフランジ部15cが
載置部22aの上面に当接し、アーム22に搬送かご1
5が保持されるものである。この際、搬送かご15のと
って部15dがアーム22と当接することにより、搬送
かご15のがたつきが抑制され、また搬送かご15内に
入れられた器具10は搬送かご15のステンレス板15
eによってその脱落が防止される。
【0016】横移動搬送部17は、前述した縦移動搬送
部16と同様に、図示しないモータ等の駆動部材により
駆動されるプーリ23をメインフレーム7に固定したブ
ラケット24に設け、このプーリ24間に無端状ベルト
25を懸け渡して設け、この無端状ベルト25に縦移動
搬送部16の移送基板18を固定し、この移送基板18
をメインフレーム7背面の背面板26に設けた案内レー
ル27に沿って左右方向に移動可能に設けている。
【0017】洗浄槽12は、ステンレス製で上方に開口
部28を有する箱形に形成され、槽内に水道水からなる
洗浄水W1の給排水を行う給水管29及び配水管30に
接続される給水口31及び排水口32と、槽内に給水さ
れた洗浄水W1をオーバーフローするオーバーフロー口
33と、槽内洗浄水W1の水位を検出する水位センサ3
4、洗浄水W1を所定温度に加熱するシーズヒータ(ヒ
ータ)35、洗浄水1の温度を検出する温度センサ36
からなる付属機器と、器具10に超音波供給を行う超音
波振動子37とを備えており、図示しないフランジを通
じてメインフレーム8に吊り下げ固定され、搬送機構1
1を通じて洗浄水W1に浸漬された器具10の超音波洗
浄を行うものある。
【0018】超音波振動子37は、振動板38を通じて
洗浄槽12の底部12a外面にして一方側(図2中、右
側)に偏った位置に装着されており、これにより洗浄槽
12の内部には、洗浄槽12の開口方向(搬送かご15
の出入方向)において超音波振動子37と対向しない空
間部Sが形成され、この空間部Sに水位センサ34,シ
ーズヒータ35,温度センサ36が配置固定されている
と共に、給,排水口31,32が空間部S内に位置する
洗浄槽12の底部12aに位置している。
【0019】洗浄槽12に隣接して並設された浸漬槽1
3も洗浄槽12と同様に、ステンレス製で上方に開口部
39を有する箱形に形成され、槽内に水道水からなる浸
漬水W2の給排水を行う給水管40及び配水管41に接
続される給水口42及び排水口43と、槽内の浸漬水W
2の水位を検出する水位センサ44と、浸漬水W2を所
定温度に加熱するシーズヒータ45と、浸漬水の温度を
検出する温度センサ46とを備えており、図示しないフ
ランジを通じてメインフレーム8に吊り下げ固定され、
洗剤を添加した浸漬水W2に搬送機構11を通じて搬送
された器具10を浸漬処理して付着物を落としやすくす
るか、もしくは消毒剤を添加した浸漬水W2に器具10
を浸漬処理して消毒あるいは付着物を落としやすくする
ものである。
【0020】なお各槽12,13に装着された水位セン
サ34,44は、フロートの変位に応じて図示しないリ
ードスイッチを作動させて槽内水位を検出するもので、
温度センサ69は例えば熱電対からなるものである。
【0021】制御ボックス14は、メインスイッチ6及び
設定部としてモード選択を行う操作スイッチ3群(図1
参照)のオン操作に応じて搬送機構11の駆動、洗浄槽1
2,浸漬槽13の状態やこれら各槽12,13における
処理時間等を含む処理工程、作動状態表示部4の表示駆
動を自動制御するものであり、洗浄槽12,浸漬槽13
の状態について具体的には、水位センサ34,44の出
力信号に基づく給排水と温度センサ36,46の出力信
号に基づくシーズヒータ35,45による水温設定、超
音波振動子37による超音波供給をそれぞれ制御するも
のである。
【0022】本実施例の場合は、操作スイッチ3とし
て、例えば標準モードで処理を実行させる標準モード選
択スイッチと、短縮モードで処理を実行させる短縮モー
ド選択スイッチと、消毒モードで処理を実行させる消毒
モード選択スイッチが各々用意されており、これら各モ
ード選択スイッチ(操作スイッチ3)が選択された場合
を例に、図5から図7に基づいて本実施例による洗浄装
置の動作及び処理工程の詳細を説明する。
【0023】図5は、標準モードを示し、まず外装扉2
(図1参照)を開け、図2に示したリセット状態の搬送
機構11のアーム22の載置部22aに使用済み器具10
を収納した搬送かご15をセットし、外装扉2を閉じる
(ステップ1)。
【0024】つぎに安全を確認してメインスイッチ6及
び標準モード選択用の操作スイッチ3をオンする(ステ
ップ2,3)。
【0025】これにより搬送かご15は、搬送機構11
により洗浄槽12内に自動搬送されて図2中、洗浄槽1
2内で一点鎖線で示した搬送かご15位置に配置される
と共に洗浄水W1の洗浄槽12内への自動給水が始ま
り、器具10は約1分間ディップリンス処理される(ス
テップ4)。この際、洗浄水W1は常時給水され、オー
バーフロー口よりオーバーフローして渦巻きをつくり、
またこのときリンス効果を高めるために、搬送機構11
により搬送かご15は上下動される。
【0026】つぎに洗浄槽12への給水は停止し、器具
10は洗浄水W1中に浸漬した状態で約2分間超音波洗
浄(予備洗浄)される(ステップ5)。
【0027】ステップ5が終了すると、器具10は、搬
送機構11により予め洗剤を添加した浸漬水W2を貯水
した浸漬槽13の、図2中、一点鎖線で示した位置に搬
送され、約10分間浸漬処理される(ステップ6)。こ
れによりステップ5で落としきれなかった器具10の付
着物の付着力が弱まる。
【0028】ステップ6が終了すると、器具10は、搬
送機構11により洗浄槽12に搬送され、約5分間超音
波洗浄(本洗浄)される(ステップ7)。これにより付
着物は除去されるか、さらに付着力が弱まる。
【0029】ステップ7が終了すると、器具10は、洗
浄槽12内にて1分間ステップ4と同様なディップリン
ス処理される(ステップ8)。これにより付着物が良好
に除去され仕上がり(ステップ9)である(処理時間合
計約19分)。なおこのモードは、特に付着力の強いセ
メント等が付いた歯科医療用の器具10の洗浄に有利で
ある。
【0030】図6は短縮モードを示し、このモードで
は、標準モードに比べて浸漬工程がないと共に超音波洗
浄工程が1回しかなく、また処理時間合計が7分と短い
もので、洗浄槽12における処理内容は、標準モードと
同様である。なおこのモードは、特に比較的付着力の弱
い付着物が付いた器具10の洗浄に有利である。
【0031】図7は消毒モードを示し、このモードで
は、超音波洗浄工程が無く、浸漬工程において器具10
を消毒剤を添加した浸漬水W2中に浸漬するもので、浸
漬槽13における処理内容は標準モードと同様である。
なおこのモードは、特に歯科医療用のミラーやバー,リ
ーマ等の小物を洗浄する際や器具10の消毒を行う際に
に有利である。
【0032】以上詳述したように、本実施例では、洗浄
槽12の底部12aであって一方側に偏った位置に超音
波振動子37を装着することにより、洗浄槽12内に超
音波振動子37と開口方向において対向しない空間部S
を形成し、この空間部Sに水位センサ34,温度センサ
36,シーズヒータ(ヒータ)35からなる付属機器を
配置したことにより、これら付属機器がキャビテーショ
ン力(超音波力)の強い超音波振動子37上に位置せ
ず、超音波振動による断線や故障、誤動作等といった付
属機器への悪影響を抑制することができる。
【0033】また本実施例では、空間部S内に位置する
洗浄槽12の底部(付属機器の下部)12aに洗浄水W
1を排出する排水口32を設けたことにより、排水効率
のよい洗浄槽12の底部12aに排水口を位置させるこ
とができ、排水効率を高めることができる。
【0034】また本実施例では、搬送かご15にフラン
ジ部15cを形成し、このフランジ部15cを通じてア
ーム22の載置部22aに搬送かご15を載せることに
より、搬送かご15を洗浄装置にセットできるので、作
業性がよく、また載置部22aは搬送かご15の周囲を
囲むように保持するので、搬送かご15の周囲方向のが
たつきを抑制することができ、さらに搬送かご15のと
って部15dがアーム22と当接することにより、搬送
かご15の上下方向のがたつきを抑制することができ、
この結果、搬送かご15を洗浄装置にセットする際の作
業性を高めながら、確実な搬送かご15の確実に保持す
ることができる。
【0035】なお本実施例では、超音波振動子37を洗
浄槽12の底部12a外面に設けたが、洗浄槽12の底
部12a内面であって一方側に偏った位置に設けてもよ
い。また本実施例では、付属機器として水位センサ3
4,温度センサ36,シーズヒータ35といった電気機
器を空間部Sに配置したが、超音波振動の影響が心配さ
れる他の機器を配置することもできる。また他の実施例
として図示しないが、洗浄槽12の内部にこれら付属機
器の周囲を覆って超音波振動を遮断するステンレス製の
遮蔽板を設けてもよく、この際、遮蔽板に多数の孔を形
成すれば、超音波振動から付属機器を保護しながら、洗
浄水W1の状態検出を良好とすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、超音波
振動子を備えた洗浄槽に洗浄水を入れると共に洗浄槽の
開口側より被洗浄物を収容して超音波洗浄を行う洗浄装
置において、前記超音波振動子を前記洗浄槽の底部にし
て一方側に偏った位置に装着することにより前記洗浄槽
内に前記超音波振動子と開口方向において対向しない空
間部を形成し、この空間部に前記洗浄槽の付属機器を配
置したことにより、また特に前記付属機器が前記洗浄槽
の状態を検知するセンサあるいは前記洗浄水を加熱する
ヒータからなることにより、キャビテーション力(超音
波力)の強い超音波振動子上に付属機器が位置せず、超
音波振動による付属機器への悪影響を抑制することがで
きる。
【0037】また本発明は、前記空間部内に位置する前
記洗浄槽の底部に前記洗浄水を排出する排水口を設けた
ことにより、排水効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による洗浄装置の外観斜視
図である。
【図2】図1の内部機構を示す断面図である。
【図3】器具を含む搬送かごと搬送機構の要部を示す斜
視図である。
【図4】搬送機構にセット状態の搬送かごを示す側面図
である。
【図5】標準モードによる処理工程を示すブロック図で
ある。
【図6】短縮モードによる処理工程を示すブロック図で
ある。
【図7】消毒モードによる処理工程を示すブロック図で
ある。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 器具 11 搬送機構 12 洗浄槽 13 浸漬槽 14 制御ボックス 34,44 水位センサ(付属機器) 35,45 シーズヒータ(ヒータ(付属機器)) 36,46 温度センサ(付属機器) S 空間部 W1 洗浄水
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を備えた洗浄槽に洗浄水を
    入れると共に洗浄槽の開口側より被洗浄物を収容して超
    音波洗浄を行う洗浄装置において、前記超音波振動子を
    前記洗浄槽の底部にして一方側に偏った位置に装着する
    ことにより前記洗浄槽内に前記超音波振動子と開口方向
    において対向しない空間部を形成し、この空間部に前記
    洗浄槽の付属機器を配置したことを特徴とする洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 前記付属機器が前記洗浄槽の状態を検知
    するセンサあるいは前記洗浄水を加熱するヒータからな
    ることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記空間部内に位置する前記洗浄槽の底
    部に前記洗浄水を排出する排水口を設けたことを特徴と
    する請求項1もしくは請求項2記載の洗浄装置。
JP8115157A 1996-05-10 1996-05-10 洗浄装置 Pending JPH09299892A (ja)

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