JPH09298019A - キー装置およびプリンタ - Google Patents

キー装置およびプリンタ

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JPH09298019A
JPH09298019A JP8109647A JP10964796A JPH09298019A JP H09298019 A JPH09298019 A JP H09298019A JP 8109647 A JP8109647 A JP 8109647A JP 10964796 A JP10964796 A JP 10964796A JP H09298019 A JPH09298019 A JP H09298019A
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JP
Japan
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optical fiber
key device
state
link
key
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JP8109647A
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Inventor
Fumikazu Sato
史和 佐藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー装置の操作前後における状態の変化を光
ファイバにより表示可能で、操作部分周辺の部品点数を
少なくする。 【解決手段】 操作キー52はその下に一体に形成され
た操作キーリンク56において装置ケース3のリブ間に
上下移動可能に支持されている。プリント配線板32に
はプッシュスイッチ36、発光ダイオード38が設けら
れている。プッシュスイッチ36と一端を対向する揺動
リンク48は操作キーリンク56に連結され、操作キー
52が操作されると、揺動リンク48を介してプッシュ
スイッチ36が押圧操作される。光ファイバ62は操作
キー52と発光ダイオード38の間に撓んだ状態で配設
されている。その光ファイバ62の一端は操作キー52
の上面に露出されており、発光ダイオード38の点灯状
態が表示される。操作キー52は、光ファイバ62の弾
性力により、復帰方向に付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作前後における
状態の変化を点灯状態により表示可能なキー装置と、こ
のキー装置を備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタが備える操作キーとし
て、タッチ操作によって所定の機能のオン/オフ状態を
交互に切り替え可能なタッチ操作キーが知られている。
この種のタッチ操作キーは、一般に、内部や裏側等にス
プリングの如き付勢部材が配設されていて、その付勢部
材によって常時は所定の初期位置に保持されている。そ
して、タッチ操作中には付勢部材の付勢力に抗して操作
部分が移動させられ、操作部分から手が離された時点
で、再び操作部分が初期位置へと復帰する構造になって
いる。
【0003】また、この種のタッチ操作キーの中には、
当該キーに割り当てられた機能のオン/オフ状態が操作
前後でいずれに切り替わったかを、操作部分に配設され
た発光ダイオード(以下、LEDという)の点灯/消灯
によって表示するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、操作部分の動作を妨げることのない位
置に、操作キーを初期位置に保持するスプリング、LE
D、およびLED周りの電気回路等を、それぞれが適切
に機能するように配設しなければならず、構造的に大が
かりになったり、複雑な構造になりやすいという欠点が
あった。
【0005】また、操作部分にLEDが配設されている
場合、あるいは、操作部分近傍で操作部分にスイッチが
直結されている場合等は、これらLEDやスイッチと制
御装置との間をハーネス等で接続して、LEDの点灯制
御やスイッチの状態監視等が行われるが、このハーネス
やLED及びスイッチ周りの電気回路から、制御装置に
外来電磁波が侵入したり、逆に外部へ電磁波が漏出する
という問題もあった。
【0006】本発明は、これらの諸問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、操作前後における
状態の変化を点灯状態により表示可能で、しかも、操作
部分周りの部品点数が少ないシンプルな構造で、電磁波
の侵入や漏出を招きにくいキー装置と、そのキー装置を
備えたプリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段、および発明の効果】上述
の目的を達成するため、本発明は、請求項1記載の通
り、装置本体上で第1、第2の位置のいずれかへ移動可
能に配設された操作部材と、一端が前記装置本体側の光
源の近傍に配設され、該一端から他端へ誘導した光で前
記操作部材上に点灯表示する光ファイバとを備えたキー
装置において、前記光ファイバの他端側が、前記操作部
材に対して連結されると共に、その連結部分から前記一
端側へ所定だけ離れた部分が、前記装置本体側の光ファ
イバ保持部に保持され、少なくとも前記連結部分と前記
保持部分との間が弾性的に撓んだ状態となるように配設
されていて、当該光ファイバの撓みに伴う弾性力によ
り、前記操作部材が第1の位置へと付勢されていること
を特徴とする。
【0008】本発明のキー装置において、操作部材は、
利用者が直接操作する部材で、プッシュ式、スライド式
などの可動部品であれば何でもよいが、いずれにして
も、常時は第1の位置に保持され、操作中にのみ第2の
位置へ移動する。また、光ファイバは、少なくとも光フ
ァイバの撓みに伴う弾性力により、操作部材を付勢して
第1の位置に保持できるもので、具体的な太さや長さ等
は特定されないが、光ファイバの材質、構造、太さ、長
さ等を適宜選択することにより、操作部材の動作時の重
さに応じた所期の弾性力を発生させることは可能であ
る。
【0009】更に、光ファイバ保持部は、光ファイバを
所定位置に保持するのはもちろん、操作部材との間で光
ファイバが上記の如く撓む範囲を規定することになる部
材で、操作部材が第1の位置から第2の位置へ移動させ
られた際に、操作部材との距離が縮まるような位置に光
ファイバ保持部が配設されていれば、光ファイバの撓み
に伴う弾性力により、操作部材を第1の位置へ付勢する
ことができる。
【0010】以上の様に構成されたキー装置によれば、
操作部材上に点灯表示を行うための光ファイバが、操作
部材を第1の位置へと付勢する付勢部材としても機能す
るので、スプリング等の付勢部材を光ファイバと別に配
設する必要がなく、操作部分周りの部品点数が少ないシ
ンプルな構造になる。
【0011】また、光源からの光を光ファイバで誘導し
て点灯表示を行っているので、光源周りの電気回路は、
操作部材から離れた任意の位置に配設することができ、
光源周りの電気回路を比較的大きなスペースに配置して
電磁波障害対策を施すといったことも容易で、それによ
り、操作部材の可動構造の動きを妨げることはない。し
かも、操作部材周りには光源周りの電気回路がなくなる
ので、特別な対策を施さなくても電磁波障害を招くこと
がない。
【0012】なお、上記構成において、光源は、操作部
材の操作状態に応じて、点灯/消灯が切り替わるもの、
色や輝度が切り替わるもの、点滅状態になるものなど、
いずれでもよく、また、単に操作部材の位置を示すため
に、常時点灯しているものであってもよい。
【0013】ところで、操作部材の動作は、何らかのス
イッチに伝達されれば、このスイッチの状態を制御装置
で監視することができるが、スイッチ周りの電気回路に
ついても、電磁波の侵入や漏出に対する対策を考慮する
必要がある場合、スイッチが操作部材近傍に配設されて
スイッチに直結されているような構造であると、結局、
操作部材近傍の構造が大がかりなものになる恐れがあ
る。
【0014】それには、請求項2記載の如く、電気部品
が配設される基板上に配設され、オン位置/オフ位置の
いずれかへ動作可能な可動部を有し、該可動部の位置に
よりオン/オフ状態が切り替わるスイッチと、前記操作
部材の動作を伝達して、前記スイッチの可動部を動作さ
せる動作伝達機構とを備えるとよい。
【0015】動作伝達機構は、操作部材の移動に連動し
て、操作部材から離れた位置にあるスイッチに対して操
作部材の動作を伝達する機構であればよく、具体的に
は、多数のリンク部品からなるリンク機構、多数の歯車
からなる歯車機構、ワイヤをチューブに挿通するかプー
リに張架してなるワイヤ機構等を用いれば構成可能であ
る。
【0016】この様な印刷装置によれば、操作部材の動
作は、動作伝達機構によってスイッチに伝達されるの
で、スイッチをカバーの近傍に配設しなくてもよくな
り、スイッチの配設位置についての自由度が高くなる。
したがって、スイッチ周りの電気部品が配設される基板
を、比較的大きなスペースに配置して電磁波障害対策を
施すといったことも容易で、それにより、操作部材の可
動構造の動きを妨げることはない。しかも、操作部材周
りにはスイッチ周りの電気回路がなくなるので、特別な
対策を施さなくても電磁波障害を招くことがない。
【0017】なお、スイッチとしては、上述の如きオン
位置/オフ位置のいずれかへ動作可能な可動部を有する
機械的な構造のものの他に、フォトインタラプタの如
く、光路の遮断状態の変化に応じてオン/オフ状態がい
ずれかへ切り替わる、あるいは、磁気的な変化等を捉え
てオン/オフ状態がいずれかへ切り替わるといった非接
触式のスイッチもあり、この様なスイッチであっても本
発明のキー装置に採用可能である。
【0018】更にまた、操作部材を装置本体上で第1、
第2の位置のいずれかへ移動可能に配設する具体的な構
造については種々考え得るが、例えば請求項3に記載の
如く、前記操作部材が、前記装置本体側に形成されたリ
ブによって移動可能に支持されていると、操作部材自体
の一部が可動部になっているような構造に比べて、操作
部材の構造がよりシンプルになり、製造コストを低減で
きるものと期待できる。
【0019】ことを特徴とするキー装置。 また、光ファイバによる点灯表示構造についても、具体
的な構造は種々考え得るが、例えば請求項4記載の如
く、前記操作部材が、表面側は前記光ファイバよりも径
の小さな開口で、且つ、裏面側は前記光ファイバとほぼ
同じかそれよりも径の大きな開口とされた貫通穴を有
し、該貫通穴に対して裏面側から前記光ファイバを挿入
して、光ファイバと操作部材を連結すると共に、前記貫
通穴の表面側開口から光ファイバの端部を露出させた構
造になっていれば、直接露出させた光ファイバの端面で
点灯表示を行うことができるので、構造がシンプルで、
光ファイバから放出される光を有効に利用できる。また
特に操作部材の表面側を光ファイバよりも径の小さな開
口とすることで、特別な固着手段を用いなくても、光フ
ァイバの付勢力を操作部材で受けることができる。
【0020】なお、光ファイバの端部を露出させる以外
には、光をある程度透過する(例えば半透明の)部材の
内部に、光ファイバの端部を封入してしまうものも考え
られる。また、上記貫通穴は、段付き穴でもテーパ孔で
もよい。さて、上述の如きキー装置は、種々の機器にお
いて採用可能であるが、一例を挙げれば、請求項5記載
の如く、本発明のキー装置を備えたプリンタであって、
前記操作部材の操作に伴って、印刷データの受信待機状
態と受信遮断状態とを交互に切り替える制御手段を備え
るものを考えることができる。
【0021】この様なプリンタであれば、例えば印刷デ
ータの受信待機状態の時に点灯、受信遮断状態時に消灯
とすることで、キー装置の操作部材上の点灯表示を見
て、プリンタのデータ受信状態を判別できる。また特
に、操作部材周りには、点灯表示用の光を誘導する機能
と付勢部材としての機能を兼ね備えた光ファイバが配設
され、発光素子やスプリング等がそれぞれ個別に配設さ
れている訳ではないので、操作部材周りにおける部品点
数が少ないシンプルな構造になり、プリンタの操作パネ
ル付近のコンパクト化に寄与する。しかも、操作部材周
りには点灯表示のための電気回路等は全く配設されてい
ないので、その分、周辺の各種機器との間で互いに電磁
波障害を招きにくくなる。
【0022】なお、この様なプリンタについて、より具
体的な構成は種々考え得るが、例えば請求項6記載の如
く、印刷媒体に対してインク滴を噴射して印刷を行うイ
ンクジェット式記録ヘッドを有する印刷機構を備える
と、操作部材上にデータ受信状態を点灯表示でき、しか
も、操作部材周りにおける部品点数が少ないシンプルな
構造で、電磁波障害をも招きにくい優れたインクジェッ
ト式プリンタを構成できる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。なお、図示した具体例は、本
発明の実施形態の一例に過ぎず、本発明の実施形態が以
下に例示する具体的な装置に限られる訳ではない。
【0024】インクジェット式プリンタ1(以下、単に
プリンタ1ともいう)は、図1に示す通り、装置ケース
3と、装置ケース3の開口部に設けられ、回動軸5を中
心に回動させて開閉可能なカバー7とを備えている。ま
た、装置ケース3の内部には、印刷機構10、制御装置
30、動作伝達機構40などが収納され、装置ケース3
の上面にある操作パネル面3aには、操作キー52が配
設されている。
【0025】印刷機構10は、モータ(図示略)により
回転駆動される搬送ローラ12、搬送ローラ12に対し
て押圧力を加えるように配置されたプレッシャローラ1
4、モータ(図示略)により回転駆動される排出ローラ
16、排出ローラ16に対して押圧力を加えるように配
置された拍車ローラ18、装置本体の幅方向に架設され
た主軸21に対し往復移動可能に配設されたキャリッジ
22、キャリッジ22に搭載され、用紙搬送機構によっ
てガイド面24に沿って搬送されてくる用紙に対しイン
ク滴を噴射して記録を行う記録ヘッド26、記録ヘッド
26に供給するインクが収容された交換可能なインクカ
ートリッジ28などで構成されている。
【0026】また、制御装置30は、プリント配線板3
2上に配置された各種電気部品によって構成され、この
プリント配線板32上には、外部機器に接続するための
接続ケーブルCを差込み可能なコネクタ34、可動部3
6a、37aを下方に向けて配設され、常時はオフ状態
になっていて押圧操作中にのみオン状態となるプッシュ
スイッチ36、37、各種動作モードなどを点灯/消灯
によって表示する発光ダイオード(以下、LEDとい
う)38、39なども、集約して配設されている。
【0027】また、動作伝達機構40は、カバー7から
一体に延出された延出片42と、支軸44aを中心に回
動可能に支持され、カバー7の開閉時に延出片42が当
接するのに伴って回動する回動部材44と、回動部材4
4の回動位置を保持するために設けられたコイルスプリ
ング45と、回動部材44に対し図示上端が回動可能に
連結されたカバーリンク46と、カバーリンク46の図
示下端にある長穴46aに対し図示左端が回動及び摺動
可能に連結され、凸部48aを中心に揺動可能で、揺動
に伴ってプッシュスイッチ36の可動部36aを押圧操
作する共有揺動リンク48と、装置ケース3の内部に一
体成形で突設され、共有揺動リンク48を揺動可能に支
持するリンク支持部材49とを備え、上記カバー7から
プッシュスイッチ36に至る第1の動作伝達経路(第1
の動作伝達機構)を形成している。
【0028】このうち、回動部材44は、図2に示す通
り、装置本体側の支持構造(図示略)によって回動可能
に支持される支軸44aと、支軸44aに突設されたレ
バー44b、44cと、支軸44aの一部を屈曲させた
クランク部44dとからなり、このクランク部44dに
カバーリンク46が連結されている。また、クランク部
44dには、一端が装置本体側の支持構造(図示略)に
連結された付勢手段、例えばコイルスプリング45の他
端側も連結されている。
【0029】また、リンク支持部材49は、図3に示す
通り、アーチ状に突設された一対の係止片49aと、係
止片49aの間に突設された板状支持片49bと、板状
支持片49bに直交する形で形成された補強用のリブ4
9cとで構成され、上記共有揺動リンク48の凸部48
aが一対の係止片49a間にその弾性に抗して嵌め込ま
れた際に、板状支持片49bの上端が共有揺動リンク4
8の下面側に当接することにより、共有揺動リンク48
が揺動可能に支持される。
【0030】更に、動作伝達機構40は、図1に示した
通り、操作キー52から一体成形にて延出され、装置ケ
ース3に突設されたリブ54によって上下方向にのみ動
作可能に支持された操作キーリンク56とを備え、操作
キーリンク56の図示下端にある長穴56aに対し、上
記共有揺動リンク48の図示右端が回動及び摺動可能に
連結され、上記操作キー52からプッシュスイッチ36
に至る第2の動作伝達経路(第2の動作伝達機構)を形
成している。
【0031】そして、上記操作キー52とLED38と
の間には、光ファイバ62が配設されている。この光フ
ァイバ62は、弾性的に撓みを生じるような比較的強度
のある太いもので、光ファイバ62の図示下端側は、装
置本体側に固定された光ファイバ保持部材64に差し込
まれ、端面をLED38に対向させた状態で保持されて
いる。一方、光ファイバ62の図示上端側は、図4に示
す通り、操作キー52に穿設された貫通穴52aに差し
込まれている。貫通穴52aは、操作キー52の表面側
では光ファイバ62よりも径の小さな開口で、且つ、裏
面側では光ファイバ62とほぼ同じかそれよりも径の大
きな開口とされており、この貫通穴52aに差し込まれ
た光ファイバ62は、端面を貫通穴52aの表面側開口
から露出する状態で保持される。これにより、光ファイ
バ62は、LED38からの光を図示下端から上端へ誘
導し、その光で操作キー52上に点灯表示を行うことが
できる。
【0032】また、この光ファイバ62は、図1に示し
た通り、操作キー52と光ファイバ保持部材64との間
で撓んだ状態となるように配設されて、操作キー52
は、光ファイバ62の撓みに伴って生じる弾性力によっ
て図示上方へ付勢され、その状態で装置本体側の一部
(図示略)に当接して図示の位置に保持されている。そ
のため、操作キー52は、別途バネ等の部材を用いるこ
となく、常に押圧操作が可能となる状態に保持されるこ
とになる。
【0033】加えて、上記動作伝達機構40の背後に
は、動作伝達機構40とは別系統の動作伝達機構70も
配設されている。この動作伝達機構70は、別の操作キ
ー(図示略)から延びる操作キーリンク72、揺動に伴
いプッシュスイッチ37を押圧操作する揺動リンク7
4、および揺動リンク74を揺動可能に支持するリンク
支持部材76などによって構成され、更に、上記別の操
作キー上に点灯表示するための光をLED39から誘導
する機能、および上記別の操作キーを上方へと付勢する
機能の2つを兼ね備えた光ファイバ78(一部図示略)
を備え、これらが、上記別の操作キーからプッシュスイ
ッチ37に至る動作伝達経路を形成している。
【0034】なお、動作伝達機構40の共有揺動リンク
48は、図5に示す通り、上方から見ると、リンク支持
部材49よりもプリント配線板32側の位置で屈曲させ
てあり、この屈曲によって、動作伝達機構70の揺動リ
ンク74の下方に回り込んだ状態にある。そのため、リ
ンク支持部材49の配設位置に影響されることなく、プ
ッシュスイッチ37の直下に配置されているプッシュス
イッチ36に当接可能となっている。また、動作伝達機
構70の操作キーリンク72も、中間部付近で屈曲させ
てある。そのため、共有揺動リンク48及び揺動リンク
74が僅かな間隔で隣接配置されているにもかかわら
ず、各動作伝達機構を動作させる操作キーは、操作しや
すい適当な間隔をおいて配置可能となっている。
【0035】次に、上記動作伝達機構40の動作につい
て説明する。まず、カバー7の閉鎖時には、動作伝達機
構40が図1に示す状態にある。この状態において、回
動部材44は、本体側の一部(図示略)に当接し、これ
以上は図示反時計回りに回動できない状態にあり、一
方、この状態で、コイルスプリング45は所定量だけ伸
長され、回動部材44を図示反時計回りに回動させる方
向へ付勢している。そのため、回動部材44は、僅かな
外力程度では図示の位置から動かないように回動位置が
保持された状態となっている。
【0036】ここで、カバー7が開放操作されると、カ
バー7が回動軸5を中心にして図示反時計回りに回動
し、その際、カバー7の延出片42が回動部材44のレ
バー44bに当接する。そして、更にカバー7が図示反
時計回りに回動すると、回動部材44が延出片42に押
されることにより、コイルスプリング45の付勢力に抗
して回動部材44が図示時計回りに回動させられる。
【0037】回動部材44が回動を始めると、所定回動
位置に至るまではコイルスプリング45が徐々に伸長さ
れ、所定回動位置に至った時点でコイルスプリング45
が最も引き伸ばされた状態になる。そして、所定回動位
置を越えた時点で、コイルスプリング45が、回動部材
44を図示時計回りに回動させる方向へ付勢し、回動部
材44は、カバー7の延出片42に押されることなく図
示時計回りに回動する。そして、その結果、動作伝達機
構40が図6に示す状態になる。
【0038】図6に示す状態において、回動部材44
は、本体側の一部(図示略)に当接し、これ以上は図示
時計回りに回動できない状態にあり、一方、この状態
で、コイルスプリング45は所定量だけ伸長され、回動
部材44を図示時計回りに回動させる方向へ付勢してい
る。そのため、回動部材44は、僅かな外力程度では図
示の位置から動かないように回動位置が保持された状態
となっている。
【0039】さて、上述の如き回動部材44の回動に伴
い、回動部材44に連結されたカバーリンク46は上方
へ移動し、それに伴い、カバーリンク46の図示下端側
の長穴46aに連結された共有揺動リンク48は、図示
時計回りに揺動する。カバーリンク46の長穴46aに
は、下方側に遊びがあるが、これは、上記回動部材44
の大きな動作を吸収して、共有揺動リンク48を適切な
量だけ動作させるために設けられたものである。そし
て、共有揺動リンク48の揺動に伴い、共有揺動リンク
48の上面が、プッシュスイッチ36の可動部36aを
押圧する。
【0040】この時、共有揺動リンク48の図示右端側
は、図1に示した通り、上記操作キーリンク56に連結
されているが、長穴56aの下方側に遊びのある状態で
連結されているため、共有揺動リンク48が図示時計回
りに揺動しても、共有揺動リンク48の図示右端側は長
穴56aの遊びの範囲内で移動するに留まり、操作キー
リンク56が追従動作することはない。
【0041】この様にして、図6に示す如くカバー7が
開放状態にされた後、次にカバー7が閉鎖操作される
と、カバー7が回動軸5を中心にして図示時計回りに回
動し、その際、カバー7の延出片42が、今度は回動部
材44のレバー44cに当接する。そして、更にカバー
7が図示時計回りに回動すると、回動部材44が延出片
42に押されることにより、コイルスプリング45の付
勢力に抗して回動部材44が図示反時計回りに回動させ
られる。
【0042】回動部材44は、開放操作時と同様に、初
めはコイルスプリング45を徐々に引き伸ばす一方、所
定回動位置を越えた時点からコイルスプリング45に引
っ張られ、カバー7の延出片42に押されることなく図
示反時計回りに回動する。この様に、延出片42は、カ
バー7の開放操作時及び閉鎖操作時に一時的に回動部材
44に当接するだけで、開放状態及び閉鎖状態にあると
きには、何ら余計な負荷がかからない。
【0043】さて、回動部材44の回動に伴い、回動部
材44に連結されたカバーリンク46は下方へ移動し、
カバーリンク46によって図示左端側が持ち上げられて
いた共有揺動リンク48は、図示反時計回りに揺動す
る。また、共有揺動リンク48によって押圧されていた
プッシュスイッチ36の可動部36aが、初期位置へ復
帰する。
【0044】したがって、プッシュスイッチ36の可動
部36aは、カバー7の開放と同時に押圧操作され、カ
バー7が閉鎖されるまで、押圧されたままの状態に保持
される。さて一方、図1に示す状態において、操作キー
52が押圧操作されると、光ファイバ62は弾性変形し
てその撓みが増大し、一方、操作キー52から延出され
た操作キーリンク56は下方へ移動する。それに伴い、
操作キーリンク56の図示下端側の長穴56aに連結さ
れた共有揺動リンク48は、図示時計回りに揺動し、共
有揺動リンク48の上面が、プッシュスイッチ36の可
動部36aを押圧する。
【0045】この時、共有揺動リンク48の図示左端側
は、上記カバーリンク46に連結されているが、長穴4
6aの上方側に遊びのある状態で連結されているため、
共有揺動リンク48が図示時計回りに揺動しても、共有
揺動リンク48の図示左端側は長穴46aの遊びの範囲
内で移動するに留まり、カバーリンク46が追従動作す
ることはない。
【0046】さて、操作キー52に対する押圧操作がな
されなくなると、光ファイバ62の弾性力によって操作
キー52は上方へ移動させられる。それに伴い、操作キ
ーリンク56は上方へ移動し、操作キーリンク56によ
って図示右端側が押し下げられていた共有揺動リンク4
8は、図示時計回りに揺動する。また、共有揺動リンク
48によって押圧されていたプッシュスイッチ36の可
動部36aが、初期位置へ復帰する。
【0047】したがって、プッシュスイッチ36の可動
部36aは、操作キー52に対する押圧操作がなされて
いる間は、押圧されたままの状態に保持される。上記操
作キー52には、操作に伴って印刷データの受信待機状
態(以下、オンライン状態ともいう)と受信遮断状態
(以下、オフライン状態ともいう)とを交互に切り替え
る機能が割り当てられており、操作キー52が操作され
た場合は、制御装置30によって所定の制御がなされ
る。
【0048】次に、制御装置30の概略構成と、制御装
置30で実行される制御処理について説明する。制御装
置30は、プリンタ1各部の動作全体を制御するCPU
81、制御プログラム等を記憶するROM82、制御処
理中に必要なデータを一時的に記憶するRAM83、利
用者が任意に設定可能な動作モード等を電源遮断状態に
おいても記憶保持可能なEPROM84などから構成さ
れ、上記プッシュスイッチ36からの出力信号やホスト
コンピュータからの印刷データは、入力インターフェイ
ス回路85を介してCPU81に入力され、一方、CP
U81から出力される各種制御信号は、出力インターフ
ェイス回路86を介してそれぞれ専用の駆動回路87、
88等に出力され、上記LED38の点灯/消灯制御、
あるいは印刷機構10の動作制御などが行われる。制御
装置30は、以下に説明するように、プッシュスイッチ
36の状態を監視する手段、オンライン/オフライン状
態を切り替えたり、カバー開処理およびカバー閉処理を
実行する制御手段を含む。
【0049】なお、プリンタ1には、図7に示す各種装
置の他にも、CPU81によって動作を制御される装置
が種々接続されているが、これらの詳細は、本発明の実
施形態に直接関係がないので、図示及び説明を省略す
る。以上のように構成された制御装置30では、図8の
フローチャートに示すプッシュスイッチ36のスイッチ
処理が、所定の周期で定期的に実行されている。
【0050】スイッチ処理が開始されると、初めに、プ
ッシュスイッチ36の出力信号が、ローレベルLからハ
イレベルHに切り替わったか否かがチェックされる(S
102)。ここで、ローレベルLからハイレベルHに切
り替わるのは、新たにプッシュスイッチ36が押圧操作
された場合であり、プッシュスイッチ36が、既に押圧
操作された状態に保持されていれば、出力信号はハイレ
ベルHに保持されており、逆に押圧操作されていない状
態に保持されていれば、出力信号はローレベルLに保持
されている。
【0051】新たにプッシュスイッチ36が押圧操作さ
れた場合は(S102:YES)、続いてオンラインフ
ラグがオンになっているか否かがチェックされる(S1
04)。オンラインフラグは、ホストコンピュータから
の印刷データを受信可能なオンライン状態の時にオンが
セットされ、受信不能なオフライン状態の時にオフがセ
ットされるフラグで、オンラインフラグがオンになって
いる場合にのみ(S104:YES)、オフライン処理
を行う(S106)。オフライン処理の具体的な項目
は、プリンタのタイプや機能等に応じて適宜定めればよ
いが、本プリンタ1では、外部機器に対してデータ受信
ができない旨の信号を出力する処理、印刷機構10の各
部の動作を停止する処理、LED38を消灯する処理な
どの一連の処理が実行され、以降、再びオンライン状態
にされるまで、外部機器からのデータ受信ができない状
態になる。なお、LED38の消灯処理により、光ファ
イバ62を介して操作キー52上のオンライン状態を示
す点灯表示が消えるため、利用者はオフライン状態にな
ったことを判別できる。
【0052】そして続いて、プッシュスイッチ36の出
力信号が、ハイレベルHからローレベルLに切り替わっ
たか否かがチェックされる(S108)。ここで、ハイ
レベルHからローレベルLに切り替わるのは、プッシュ
スイッチ36の押圧操作が解除された場合であり、プッ
シュスイッチ36が、まだ押圧操作された状態に保持さ
れていれば、出力信号はハイレベルHに保持されてい
る。
【0053】プッシュスイッチ36の出力信号が、ハイ
レベルHからローレベルLに切り替わらない場合(S1
08:NO)、所定時間Tを超えるまでは、タイムカウ
ンタtの値をカウントアップする処理を繰り返す(S1
10、S112)。タイムカウンタtの値が所定時間T
を超えた場合は(S112:YES)、カバー7が開放
された状態にあるか、操作キー52が押され続けている
かのいずれかであり、通常は、カバー7が開放されたと
見なせばよい。
【0054】そこで、引き続いて、カバー開放時に対応
したカバー開処理を実行する(S114)。カバー開処
理の具体的な項目についても、プリンタのタイプや機能
等に応じて適宜定めればよいが、本プリンタ1では、イ
ンクカートリッジ28の交換が可能な所定位置へキャリ
ッジ22を移動させる処理などが行われる。このキャリ
ッジ22の移動が終わるまで、警報音を発生させる処理
などを併せて実行してもよい。通常、カバー開放時に
は、オフライン状態にする処理が併せて実行されるが、
本プリンタ1の場合、既にS106においてオフライン
処理が完了しているため、カバー開処理としては、オフ
ライン処理に含まれない処理だけを実行すればよい。
【0055】こうしてカバー開処理が完了したら、オン
ラインフラグにオフをセットして(S116)、本処理
を終了する。さて、上記S108〜S112の処理にお
いて、所定時間Tを超える前に、ハイレベルHからロー
レベルLに切り替わった場合(S108:YES)、操
作キー52がタッチ操作されたか、カバー7が一瞬開放
された後で閉じられたかのいずれかであり、通常は、操
作キー52がタッチ操作されたと見なせばよい。
【0056】そこで、引き続いて、オンラインフラグが
オンになっているか否かがチェックされ(S120)、
オンラインフラグがオンになっている場合は(S12
0:YES)、既に上記S106でオフライン処理が行
われているので、上記S116へ移行して、オンライン
フラグにオフをセットした上で本処理を終了する。つま
り、オンライン状態からS102で操作キー52がタッ
チ操作されると(S108:YES)、オフライン処理
(S106)、オンラインフラグがオフ(S116)さ
れて、そのオフライン状態が記憶される。
【0057】一方、S102でオフライン状態から操作
キー52がタッチ操作されると、当初からオンラインフ
ラグがオフになっているから(S120:NO)、オン
ライン処理を行う(S122)。オンライン処理の具体
的な項目についても、プリンタのタイプや機能等に応じ
て適宜定めればよいが、本プリンタ1では、外部機器に
対してデータ受信ができる旨の信号を出力する処理、印
刷機構10の各部の動作停止を解除する処理、LED3
8を点灯する処理などの一連の処理が実行され、以降、
再びオフライン状態にされるまで、外部機器からのデー
タ受信及び印刷動作ができる状態になる。なお、LED
38の点灯処理により、光ファイバ62を介して操作キ
ー52上のオンライン状態を示す点灯表示が表示される
ため、利用者はオンライン状態になったことを判別でき
る。
【0058】こうしてオンライン処理が完了したら、オ
ンラインフラグにオンをセットして(S124)、本処
理を終了する。さて、上記S102において、プッシュ
スイッチ36の出力信号がローレベルLからハイレベル
Hに切り替わらない場合、すなわち、プッシュスイッチ
36の押圧または非押圧状態が保持され、あるいは、ハ
イレベルHからローレベルLに切り替えられた場合(S
102:NO)、以下の処理に分岐する。
【0059】この場合は、引き続いて、プッシュスイッ
チ36の出力信号が、ハイレベルHからローレベルLに
切り替わったか否かがチェックされる(S130)。こ
こで、ハイレベルHからローレベルLに切り替わらない
場合(S130:NO)、これは、プッシュスイッチ3
6について何ら変化がなかった場合であり、本処理を終
了して制御装置30のメイン処理に復帰する。
【0060】S130の処理において、ハイレベルHか
らローレベルLに切り替わった場合(S130:YE
S)、既にプッシュスイッチ36が押圧操作された状態
にあって、その押圧操作が解除された場合であり、しば
らく開放されていたカバー7が閉鎖されたか、しばらく
押圧操作されていた操作キー52の押圧操作が中止され
たかのいずれかであり、通常は、カバー7が閉鎖された
と見なせばよい。
【0061】そこで、引き続いて、カバー閉処理を行う
(S132)。カバー閉処理の具体的な項目について
も、プリンタのタイプや機能等に応じて適宜定めればよ
いが、インクカートリッジ28の交換がなされたか否か
を確認し、インクカートリッジ交換がなされたヘッドに
対して、周知のようにポンプでインクの吸引を行う処理
などを考え得る。そしてカバー閉処理が完了したら、本
処理を終了する。なお、本プリンタ1では、カバー開放
時にオフライン処理が行われるため、カバー閉処理時に
は既にオフライン状態にあるが、このオフライン状態
は、操作キー52による操作がなされない限り、カバー
閉処理後も維持される。必要があれば、カバー閉処理と
して、オンライン処理に含まれる処理を併せて実行して
もよい。
【0062】以上説明した通り、このインクジェット式
プリンタ1によれば、操作キー52上に点灯表示を行う
機能を備えた光ファイバ62が、操作キー52を上方へ
付勢して初期位置に保持する機能をも兼ね備えているの
で、別途スプリング等の付勢部材を配設する必要がな
く、操作キー52周りの部品点数が少ないシンプルな構
造になる。
【0063】また、制御装置30のプリント配線板32
上に、プッシュスイッチ36やLED38などを集約配
置すると共に、操作キー52やカバー7の動きは、リン
ク機構を介してプッシュスイッチ36に伝達し、更に、
LED38の光は、光ファイバ62を介して操作キー5
2上に表示できるようにしたので、操作キー52近傍に
は電気的な部品を配設する必要がなく、各種ハーネス等
を用いた配線が不要となる。また、これにより、制御装
置30の周囲に電磁波シールド措置を施すだけで、外来
電磁波の侵入による誤作動や、外部への電磁波の漏出を
防止することができる。
【0064】以上、具体例を挙げて本発明の実施形態を
説明したが、本発明の具体的な構成については上記具体
例以外にも種々考えられる。例えば、上記具体例では、
操作キー52の操作に伴って、オンライン/オフライン
状態の切り替えを行う例を示したが、これ以外の機能を
割り当てた操作キーのいずれであっても、本発明のキー
装置を採用することができる。
【0065】また、本発明のキー装置は、1つの光ファ
イバが、光を誘導する機能及び操作部材を付勢する機能
の双方を兼ね備える点に最大の特徴があり、例えば、操
作部材に連動するスイッチの具体的な構成や動作伝達機
構の具体的な構成などについては、上記具体例の如きも
のに限られない。また、操作部材に連動するのは、電気
的なスイッチに限られず、例えば操作キーに連動して係
合が解除されるような機械的構造のみのものであって
も、本発明のキー装置を採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部断面を用いてインクジェット式プリンタ
の内部構造を示した側面図である。
【図2】 回転部材近傍の斜視図である。
【図3】 共有揺動リンクおよびリンク支持部材を示す
分解図である。
【図4】 操作キー近傍の断面図である。
【図5】 2つの動作伝達機構の一部を示す平面図であ
る。
【図6】 カバー開放時の動作伝達機構の動作位置を示
す断面図である。
【図7】 制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 スイッチ処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・プリンタ、3・・・装置ケース、5・・・回動
軸、7・・・カバー、10・・・印刷機構、22・・・
キャリッジ、26・・・記録ヘッド、28・・・インク
カートリッジ、30・・・制御装置、36,37・・・
プッシュスイッチ、38,39・・・LED、40・・
・動作伝達機構、42・・・延出片、44・・・回動部
材、45・・・コイルスプリング、46・・・カバーリ
ンク、46a・・・長穴、48・・・共有揺動リンク、
49・・・リンク支持部材、52・・・操作キー、52
a・・・貫通穴、54・・・リブ、56・・・操作キー
リンク、56a・・・長穴、62・・・光ファイバ、6
4・・・光ファイバ保持部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体上で第1、第2の位置のいずれ
    かへ移動可能に配設された操作部材と、一端が前記装置
    本体側の光源の近傍に配設され、該一端から他端へ誘導
    した光で前記操作部材上に点灯表示する光ファイバとを
    備えたキー装置において、 前記光ファイバの他端側が、前記操作部材に対して連結
    されると共に、その連結部分から前記一端側へ所定だけ
    離れた部分が、前記装置本体側の光ファイバ保持部に保
    持され、少なくとも前記連結部分と前記保持部分との間
    が弾性的に撓んだ状態となるように配設されていて、当
    該光ファイバの撓みに伴う弾性力により、前記操作部材
    が第1の位置へと付勢されていることを特徴とするキー
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキー装置において、 電気部品が配設される基板上に配設され、オン位置/オ
    フ位置のいずれかへ動作可能な可動部を有し、該可動部
    の位置によりオン/オフ状態が切り替わるスイッチと、 前記操作部材の動作を伝達して、前記スイッチの可動部
    を動作させる動作伝達機構とを備えたことを特徴とする
    キー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のキー装置に
    おいて、 前記操作部材が、前記装置本体側に形成されたリブによ
    って移動可能に支持されていることを特徴とするキー装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    キー装置において、 前記操作部材が、表面側は前記光ファイバよりも径の小
    さな開口で、且つ、裏面側は前記光ファイバとほぼ同じ
    かそれよりも径の大きな開口とされた貫通穴を有し、 該貫通穴に対して裏面側から前記光ファイバを挿入し
    て、光ファイバと操作部材を連結すると共に、前記貫通
    穴の表面側開口から光ファイバの端部を露出させたこと
    を特徴とするキー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    キー装置を備えたプリンタであって、 前記操作部材の操作に伴って、印刷データの受信待機状
    態と受信遮断状態とを交互に切り替える制御手段を備え
    たことを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプリンタにおいて、 印刷媒体に対してインク滴を噴射して印刷を行うインク
    ジェット式記録ヘッドを有する印刷機構を備えたことを
    特徴とするプリンタ。
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