JPH09297594A - 伴奏演奏装置および記憶媒体 - Google Patents

伴奏演奏装置および記憶媒体

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JPH09297594A
JPH09297594A JP8256415A JP25641596A JPH09297594A JP H09297594 A JPH09297594 A JP H09297594A JP 8256415 A JP8256415 A JP 8256415A JP 25641596 A JP25641596 A JP 25641596A JP H09297594 A JPH09297594 A JP H09297594A
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JP
Japan
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pitch
accompaniment
display
data
singing
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Pending
Application number
JP8256415A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Terajima
淳一 寺嶋
Satoru Hosoda
悟 細田
Hideaki Nagata
英朗 永田
Keiichi Yamamoto
圭一 山本
Kazuma Fujii
一馬 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 聴取者が「合いの手」を入れるタイミングを
表示するカラオケプレイの提供。 【解決手段】 歌唱の進行を補助するためにその表示態
様を逐次変化させる拍子表示画像についての一連の画像
データを格納する拍子表示メモリ17と、音響制御デー
タに含まれるタイミング情報を検出するタイミング検出
手段10と、タイミング検出手段により検出されたタイ
ミング情報に基づいて、複数の画像データを切り換える
ためのタイミングを決定するタイミング決定手段10
と、タイミング決定手段により決定されたタイミングに
同期させて拍子表示メモリ17から表示形態の異なる拍
子表示画像の画像データを逐次読出し、ディスプレイ3
の所定の位置に当該被表示画像を表示するための映像信
号を生成する映像信号生成手段10・14とを備えて構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歌唱者の伴奏を演
奏する、いわゆるカラオケ装置に係り、特に、伴奏の他
に歌唱を楽しませるための付加機能を加えた伴奏演奏装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROM等から供給される画
像データおよび音響制御データに基づいてカラオケの演
奏を行う、デジタルデータを用いた伴奏演奏装置が多用
されている。音響制御データのフォーマットとしては、
電子楽器等の制御のための国際規格であるMIDI(Mu
sical Instrument Digital Interface)規格に準拠した
ものを採用するものが多い。
【0003】従来の音響制御データを用いた伴奏演奏装
置は、光ディスク等の高密度記録媒体から、楽曲の演奏
情報である音響制御データを再生し、この音響制御デー
タを音源装置に供給し、音響信号を生成している。ま
た、高密度記録媒体には、音響制御データとともに、こ
の楽曲のイメージ映像およびこの楽曲の歌詞が、FM変
調され、あるいはデジタル化され記録されている。した
がって、近年の伴奏演奏装置は、高密度記録媒体から、
これらイメージ映像に関する映像信号を再生してディス
プレイへ表示するとともに、歌詞等の付加画像データを
再生し、イメージ映像にインポーズして表示するのが一
般的になっている。
【0004】さらにコンピュータ制御が常識化した近年
では、伴奏の演奏の他に、歌唱の採点を装置が行うとい
った遊びの要素を付加した多機能の伴奏演奏装置が開発
されている。これら歌唱者の歌唱の採点を行う装置で
は、マイクロフォンから入力された歌唱者の歌唱の音声
信号を、音響制御データの示す音の高さの情報と比較し
て、その安定度を点数化することにより、歌唱の採点を
行う。例えば、特開平7−210182号公報には、複
数のチーム毎に複数人の歌唱を採点し、その総合得点で
もってチーム毎の優劣を競い合う歌合戦機能を備えた伴
奏演奏装置が開示されている。
【0005】また、特開平7−146693号公報に
は、演奏装置が乱数を利用してランダムに伴奏の転調を
行い、次々転調する伴奏に歌唱者が追従できるか否かに
よりカラオケを楽しむことができる伴奏演奏装置が開示
されている。
【0006】さらに、歌唱の採点に限らずにゲームプレ
イを楽しめるよう工夫をした伴奏演奏装置も開発されて
いる。例えば、特開平6−319647号公報には、い
わゆるスロットマシーンをディスプレイ上に表示し、歌
唱が終了するとスロットマシーンを起動してその当否を
楽しむための技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の伴奏演奏装置では、以下のような問題点があっ
た。
【0008】第1に、従来の伴奏演奏装置では、歌唱者
以外の聴取者が歌唱の間奏や小節の間に、俗に言う合い
の手を入れることが難しい場合があった。特に周囲の騒
音がうるさく伴奏が一時的に聞こえない場合等には、合
いの手等の間合いをとることが困難である。歌唱者に対
しては、歌詞に色彩を付したり、ガイドメロディを演奏
したりすることで、多少リズム感に乏しい人間にとって
も歌い易いように、数々の補助機能が設けられていた。
しかし、合いの手のように第三者の参加を考慮した機能
は従来の伴奏演奏装置には設けられていなかった。
【0009】第2に、装置が伴奏の転調を行う装置で
は、乱数を用いるため意外性のある転調は可能である
が、移調の度合いがプログラムされていないため、複数
人の間で採点に用いるには公平性にかけるという欠点が
あった。この機能は、やはり得点により競い合ってこそ
面白味がでるため、採点の公平性は重要である。また、
移調の瞬間は多くの歌唱者が調子を崩し、大幅に音程が
狂うと考えられる。したがって、この音程の狂い方を画
像に表現できれば、聴覚の他に視覚的にも面白いものと
なることが期待できる。
【0010】第3に、スロットマシーン等のゲームプレ
イをカラオケに適用した装置は、いわゆるカラオケボッ
クスとして業務用に用いられ、店内におけるサービス提
供の用に供する機材として用いられる場合が多い。この
ため、当たりを判定するカラオケの装置は、店が当たり
の得点に応じた景品を提供することをも目的としてい
る。ここで、必要な景品の量と数は、店の規模や客数、
使用時期等の要素に応じて頻繁に変動するものである。
しかしながら、従来の当たり判定を行う伴奏演奏装置で
は、当たり判定の確率や景品の総量の設定が行えなかっ
たので、当たりが出過ぎて景品を切らしてしまう、とい
った不都合が生じることがあった。さらに、カラオケと
同時に行うゲームプレイは当たり判定のゲームに限ら
ず、他のゲームプレイであってもよいと考えられる。
【0011】第4に、従来のカラオケ装置では、複数の
歌唱者が同時にあるいは交互に歌う、いわゆるデュエッ
トができる楽曲において、各歌唱者ごとに歌唱の採点が
行えなかった。すなわち、従来のカラオケ装置は、演奏
中の楽曲がデュエット用であろうとなかろうと楽曲単位
に採点していた。そのため、デュエット用の楽曲を歌う
歌唱者の間に巧拙の差があってもそれは無視され、楽曲
全体を通して歌唱の質が評価されていた。
【0012】そこで、本発明の第1の課題は、聴取者か
ら歌唱者への合いの手等の間合いがとり易い伴奏演奏装
置を提供することである。また第2の課題は、伴奏の移
調の条件を公平に設定し、かつ、歌唱の音程の狂いに伴
った画像表示をする伴奏演奏装置を提供することであ
る。さらに第3の課題は、ゲームプレイの当たりの確率
や景品の管理が行える伴奏演奏装置を提供することにあ
る。また、第4の課題は、複数の歌唱者の採点を併行し
て行える伴奏演奏装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の伴奏演
奏装置は、第1の課題を解決するものであり、外部から
供給される音響制御データ(MIDI信号等、以下同
じ)に基づいて歌唱の伴奏を演奏する伴奏演奏装置であ
って、(a) 歌唱の進行を補助するためにその表示態様
(表情を変える、姿勢を変える等)を逐次変化させる拍
子表示画像(キャラクタ画像等)についての一連の画像
データを格納する拍子表示メモリと、(b) 音響制御デ
ータに含まれるタイミング情報(楽曲の小節の区切りを
示すデータ等)を検出するタイミング検出手段と、(c)
タイミング検出手段により検出されたタイミング情報
に基づいて、前記複数の画像データを切り換えるための
タイミングを決定するタイミング決定手段と、(d) タ
イミング決定手段により決定されたタイミングに同期さ
せて拍子表示メモリから表示形態の異なる拍子表示画像
の画像データを逐次読出し、ディスプレイの所定の位置
に当該被表示画像を表示するための映像信号を生成する
映像信号生成手段とを備えて構成される。
【0014】請求項2に記載の伴奏演奏装置は、第2の
課題を解決するものであり、外部から供給される音響制
御データに基づいて歌唱の伴奏を演奏する伴奏演奏装置
であって、(a) 伴奏に係る楽曲を移調するための移調
条件およびその移調の度合いを予め定めた移調データを
格納する移調データメモリと、(b) 楽曲の再生に伴っ
て供給される音響制御データおよび移調データメモリに
格納された移調データを参照し、当該楽曲が移調データ
の定める移調条件に適合したか否かを判定する移調タイ
ミング決定手段と、(c) 移調タイミング決定手段によ
り当該楽曲が移調条件に適合したと判定された場合に、
移調データの示す移調の度合いに対応させて音響制御デ
ータに含まれる音の高さを定める音高情報(MIDIの
チャネルボイスメッセージ等)を変更する音高変更手段
と、(d) 音高変更手段により音高情報が変更された音
響制御データに基づいて音響を再生する音響再生手段
(MIDI音源再生装置、アンプ等)とを備えて構成さ
れる。
【0015】請求項3に記載の伴奏演奏装置は、第2の
課題を解決するものであり、(a) 伴奏の演奏中の所定
のタイミング毎に、外部から供給された音声(マイクロ
フォンからの歌唱)信号の音の高さと音高情報が変更さ
れた音響制御データの示す音の高さとを比較し、両者の
音の高さの相違量に対応した音程情報を出力する音程出
力手段と、(b) 歌唱の質を評価するための評価表示画
像を表示するための画像データを、当該歌唱の質の高さ
に応じて異なる表示形態で示すために複数格納する評価
表示メモリと、(c) 音程出力手段により出力された音
程情報に基づいて、音声信号に関する歌唱の質を判定す
る歌唱判定手段と、(d) 歌唱判定手段の判定した当該
歌唱の質に対応する画像データを評価表示メモリから読
出し、ディスプレイの所定の位置に当該評価表示画像を
表示するための映像信号を生成する映像信号生成手段と
をさらに備えた請求項2に記載の伴奏演奏装置である。
【0016】請求項4に記載の伴奏演奏装置は、第2の
課題を解決するものであり、(a) 音程出力手段から音
程情報が出力される毎に、当該音程情報を累積する累積
手段(メモリ等)と、(b) 当該伴奏の演奏が終了した
際に、累積手段の累積した音程情報に基づいて歌唱の質
の評価を示す画像を表示する評価表示手段とをさらに備
えた請求項3に記載の伴奏演奏装置である。
【0017】請求項5に記載の伴奏演奏装置は、第3の
課題を解決するものであり、任意の楽曲の伴奏を演奏
し、当該楽曲の終了時に所定の当たり判定を行う伴奏演
奏装置であって、(a) 予め複数種類の当たり(1等、
2等、…)の確率、当該当たりの際に供出すべき景品の
量および景品の総量を設定する当たり設定手段と、(b)
任意の楽曲の再生が終了した際に、当たり設定手段に
より設定した各当たりの確率で当たり判定(スロットマ
シーンをモデルとしたゲーム等)を行う当たり判定手段
と、(c) 当たり判定手段が当たりと判定した場合に、
当該当たりに対して供出すべき景品を供出し、供出した
当該景品の累積量が景品の総量を超えたとき、当たり設
定手段が設定した複数種類の当たりの確率をすべて零と
する景品管理手段とを備えて構成される。
【0018】請求項6に記載の伴奏演奏装置は、従来な
かった機能を付加するものであり、外部から供給される
音響制御データに基づいて歌唱の伴奏を演奏する伴奏演
奏装置であって、(a) 歌唱の質の高さに対応した意味
内容の文字列(例えば、占い用のメッセージ)を示すた
めの文字情報群を、当該歌唱の質の高さに対応させて複
数格納する文字情報メモリと、(b) 伴奏の演奏中の所
定のタイミング毎に、外部から供給された音声信号の音
の高さと音高情報が変更された音響制御データの示す音
の高さとを比較し、両者の音の高さの相違量に対応した
音程情報を出力する音程出力手段と、(c) 音程出力手
段により出力された音程情報に基づいて、音声信号に関
する歌唱の質を判定する歌唱判定手段と、(d) 音程出
力手段の出力する音程情報を累積する累積手段と、(e)
当該伴奏の演奏が終了した際に、累積手段の累積した
音程情報の示す歌唱の質の高さに対応した文字情報群を
文字情報メモリから読出し、当該文字情報群をディスプ
レイの所定の位置に表示するための映像信号を生成する
映像信号生成手段とを備えて構成される。
【0019】請求項7に記載の発明は、第4の課題を解
決するためのものである。本発明は、複数のパートによ
り構成される楽曲(いわゆるデュエット(duet)用の楽
曲)を演奏する際に、いずれのパートが演奏されている
のかを示すパート情報(例えば、男性が歌う部分か女性
が歌う部分かを示すために用いられる歌詞の色情報な
ど。ここで、パートとは、上記の「男性歌唱部分」、
「女性歌唱部分」といった、楽曲中の一定範囲を指す言
葉をいう)を含む音響制御データに基づいて、この楽曲
の伴奏を演奏する伴奏演奏装置に関する。この伴奏演奏
装置は、パート情報に基づいて演奏中のパートを識別
し、このパートが演奏されている間に生成された歌唱者
の歌唱に伴う音声データ(マイクロフォンから入力され
増幅された信号に基づくデータ等)に基づいて、この歌
唱の質を評価する評価処理(1つの楽曲に定められた音
程や音ずれが少ないほど「質が高い」ことになる。この
「歌唱の質」は「歌唱力」ともいう)をパートごとに行
う。さらに、パートごとに得られた評価処理の結果に基
づいた告知処理を行う。告知処理としては、各歌唱者の
歌唱の質に対応した得点のグラフや分布図をディスプレ
イ上に表示したり、その偏差値を表示したりする。ま
た、歌唱の質に応じて心理テスト等の関連処理を実行す
るものでもよい。
【0020】請求項8に記載の発明は、第4の課題を解
決するものである。評価処理は、各パートごとに予め設
定された難易度に基づいて行われる。難易度設定は、初
期に歌唱者が行うものでも予め定められた固定値を用い
てもよい。
【0021】請求項9に記載の発明は、第4の課題を解
決するものである。評価処理は、パートごとに生成され
た音声のスペクトラム分布を記録し、このスペクトラム
分布の態様に応じてこのパートを歌った歌唱者の属性
(例えば、分布に対応した性格分析、複数のスペクトラ
ム分布に対応した相性判断)を決定する。
【0022】請求項10に記載の発明は、第4の課題を
解決するものである。告知処理は、歌唱者間の相性を表
示する画像データを予め記憶し、各パートの歌唱の質に
対応する画像データを読み取り表示して行われる。
【0023】請求項11に記載の発明は、第4の課題を
解決するものである。告知処理は、各パートの歌唱の質
に対応する表示をこの楽曲の進行中に逐次蓄積し、蓄積
した各パートの歌唱の質についての表示をこの楽曲の演
奏と併行して行う。例えば、評価処理の結果に対応した
得点をグラフ化して演奏中に表示する。また、各パート
に対応付けられたキャラクタ(人間、ロボット等の画
像)を表示し、より歌唱の質が高く評価されたパートの
キャラクタが、低く評価されたパートのキャラクタを攻
撃する等の表示ができる。
【0024】請求項12に記載の発明は、第4の課題を
解決するものである。この発明は、外部から供給される
音響制御データに基づいて複数のパートにより構成され
る楽曲を伴奏演奏装置に演奏させる音響制御データが記
憶された記憶媒体に関する。この音響制御データは、数
のパートのうち、いずれのパートが演奏されているのか
を示すパート情報を含む。伴奏演奏装置がこの記憶媒体
を再生して得られる音響制御データにはパート情報が含
まれることになる。したがって、この記憶媒体を用いれ
ば、再生したパート情報を参照することにより、パート
ごとの採点処理等が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して説明する。
【0026】(I)第1形態 本発明の実施の第1形態は、歌合戦機能を有し、各歌唱
者の歌唱の最中に合いの手を入れる際に便利な拍子を取
るための画像(拍子画像)を表示するものである。
【0027】<構成>図1に、本第1形態のカラオケ
(伴奏)演奏装置1の構成図を示す。図1に示すよう
に、本カラオケ演奏装置1は、システムバスSBを介す
るシステム系統、ローカルバスLBAを介する音響/画
像系統およびローカルバスLBBを介するメモリ系統に
分類される。
【0028】システム系統は、バスSBを介して相互に
接続されるCPU(中央演算処理装置)10、RAM1
1、ROM12、システムコントロールユニット13お
よび入力装置2により構成される。
【0029】CPU10は、本発明を含む本カラオケ演
奏装置1の主たる制御を担うものである。RAM11に
は、CPU10の演算用の一時的なデータ、音響制御デ
ータや映像データが格納される。ROM12には、CP
U10が使用するためのプログラムデータの他、一部関
数テーブル用データも格納される。システムコントロー
ルユニット13は、ローカルバスLBAおよびLBBと
システムバスSBとの間のデータの送受信を管理する。
入力装置2は、操作ボタン等の接点装置を介して操作者
の操作内容をCPU10に供給する。なお、入力装置2
は、信号線を介して操作内容を示す操作信号をシステム
バスSBへ供給するものでもよいが、赤外線等の発光に
より遠隔操作を可能とするリモートコントロール装置を
適用してもよい。
【0030】音響/画像系統は、ローカルバスLBAを
介して相互に接続される表示処理ユニット14および音
響制御ユニット15により構成されている。表示処理ユ
ニット14にはディスプレイ(CRT)3が接続され、
音響制御ユニット15にはスピーカ4、A/D変換器1
6が接続され、A/D変換器16にはマイクロフォン5
a〜5xが接続されている。
【0031】表示処理ユニット14は、CD−ROMド
ライブ18からシステムコントロールユニット13を介
して、高能率圧縮符号化された画像データ(MPEGデ
ータ)を読み込み、復号化してテレビジョン信号のフォ
ーマットに変換した後、D/A変換してディスプレイ3
へ供給する。また、同じくCD−ROM18から転送さ
れる音響制御データのうち付加情報に含まれる文字デー
タ、あるいはデジタルオーディオデータを読み込み、文
字データの指示する文字コードに対応した文字画像を生
成し、前記画像データにスーパーインポーズ表示する。
【0032】図2に、音響制御ユニット15の構成を示
す。図2に示すように、音響制御ユニット15は、音源
LSI20、波形データメモリ21、MPEG/AUD
IOデコーダ22、DSP(Digital Signal Processo
r)23・24、CPU25および加算器26を備え
る。音源LSI20は、CPU10から供給された音響
制御データに基づいて、音響の合成や生成、波形加工を
行い、音響データを発生する。波形データメモリ21は
音源LSI20が使用し、音源LSI20用のプログラ
ムデータとPCM符号化された波形データが格納され
る。MPEG/AUDIOデコーダ22は、CD−RO
Mドライブ18から供給されるデジタルオーディオデー
タを復号化処理する。DSP23は、音源LSI20の
出力およびMPEG/AUDIOデコーダ22の出力を
処理する。DSP24は、マイクロフォン5a〜5xか
ら入力されA/D変換された音声信号を処理し、音響信
号として出力する。CPU25は、DSP23・24を
制御する。加算器26は、DSP23・24の生成した
音響信号を加算し、スピーカ4へ供給する。
【0033】なお、音響制御データは、本形態ではMI
DIデータを用いる。MIDIデータは、シリアル転送
される複数バイトで1メッセージが形成される。一つの
メッセージは、例えば音響の発音や音響の停止を指示す
る等の意味を持っている。1メッセージの最初のバイト
は「ステータスバイト」といい、上位4ビットでデータ
の種類を示し、下位4ビットで音源の番号を指定する。
続くバイトは、ステータスバイトの示すデータの種類に
よって異なる。例えば、ステータスバイトが発音したり
音を停止させたりするデータを示す場合、第2バイトは
音の高さを示すキーナンバーであり、第3バイトが音量
を指定するバイトである。MIDIデータは国際規格で
あり、データフォーマットがある程度定まっているが、
メーカー側が独自に機能を設定できる余地がある。本形
態では、MIDIデータに所定のコードを割り付け、小
節の区切りであることを示すタイミング情報として用い
る。
【0034】メモリ系統は、ローカルバスLBBを介し
て相互に接続されるハードディスクドライブ17、CD
−ROMドライブ18、モデムユニット19により構成
される。
【0035】ハードディスクドライブ17は、CD−R
OMドライブ18から転送された音響制御データあるい
はデジタルオーディオデータを格納(ダウンロード)す
る。CD−ROMドライブ18は、複数のCDあるいは
CD−ROMからCPU10の指示した選曲指示データ
に対応する曲目の格納されたディスクを選択し、該当す
るトラックから選曲指示データの指示する曲目を再生す
る。モデムユニット19は、ISDN等のサービス総合
デジタル回線等の公衆回線に接続され、公衆回線から音
響制御データを受ける。
【0036】以上の構成により選曲から再生までにおい
て行われる作用を説明する。CPU10および表示制御
ユニット14は、後に説明する本形態の複数の処理モー
ドから一つを操作者に選択させるべく、「メニューバ
ー」(選択肢)の画像データを表示制御ユニット14内
で生成し、ディスプレイ3に表示する。操作者が入力装
置2の方向指示ボタンを操作しいずれかのメニューを選
択すると、CPU10は選択されたメニューバーに対応
する処理プログラムをROM12から読出してその処理
を行う。
【0037】選曲をする場合、操作者は入力装置2の操
作ボタンを操作し、演奏をさせたい楽曲を指定する(例
えば、操作者は楽曲毎に割り当てられた番号を入力す
る)。CPU10は、入力装置2から供給された操作信
号を判別し、選択された曲目の生成を指示する曲目選択
データをCD−ROMドライブ18に供給する。CD−
ROMドライブ18は曲目選択データの指示するCDの
該当トラックを再生する。CD−ROMドライブ18か
ら再生された画像データは、表示制御ユニット14のデ
コーダ(MPEGデコーダ)で復号化され、テレビジョ
ン信号のフォーマットに変換される。一方、再生された
デジタルオーディオデータは音響制御ユニット15へ供
給される。また、音響制御データはCPU10に監視さ
れ、本発明の各種処理に用いられる他、音響制御ユニッ
ト15にも転送される。音響制御ユニット15は、CP
U10の制御に基づいて、音響制御信号に基づく音響デ
ータを発生させ、デジタルオーディオデータとともに最
終的な波形データの加工が行われ、音響信号を生成す
る。
【0038】<動作>次に、本第1形態の動作を図5お
よび図12のフローチャートを参照して説明する。本形
態では、複数チームが同時に点数を競い合う「歌合戦」
モードにおける動作を説明する。
【0039】ステップS1において、本形態に係るカラ
オケ演奏装置1は、CPU10の制御データに従い、表
示処理ユニット14は、最初に図3に示すような「メイ
ンメニュー」を表示する。操作者が入力装置2を操作
し、メニューバーの中から「歌合戦」のメニューバーを
選択すると、CPU10は、図4に示すようなタイトル
画面を表示する(ステップS2)。ゲームの終了の指示
が操作者にされていない限り(ステップS3;NO)、
「歌合戦」の処理が行われる。
【0040】最初は、ステップS3〜S5までの工程は
無視される。演奏の冒頭で、CPU10は図7に示すよ
うな歌合戦データを表示する(ステップS6)。同図で
は、何回戦であるか、チーム名、選択した曲目について
の表示、過去の最高得点等の表示をする例を示してあ
る。ステップS7では、実際のカラオケの演奏が行わ
れ、歌唱の優劣に応じた採点が行われる。当該カラオケ
演奏装置1の演奏中には、図8に示すような画面表示が
行われる。同図の丸印は、本発明に係る拍子表示画像が
表示される場所の位置を示しており、拍子表示画像の表
示処理については後述する。1チームの歌唱が終了する
と、CPU10は、その歌唱の得点および採点の講評を
表示する(図9参照)。実際の複数チームの採点処理
は、本願出願人の先願である特開平7−210182号
公報等に記載された方法に準じて行われる。
【0041】以上の処理を1チームずつ繰り返し、すべ
てのチームが歌い終わって1ラウンドが終了すると(ス
テップS4;YES)、中間得点を表示する(ステップ
S5;図6)。図6は、4チームで対戦する場合の表示
例であり、4つの得点が表示されている。
【0042】何ラウンドかの歌合戦が行われた後、操作
者がゲームの終了を指示すると(ステップS3;YE
S)、各ラウンドで累積された得点を累計し、図10に
示すような総合得点表示および図11に示すような平均
点の表示が行われる(ステップS9)。その後、再びメ
インメニューに戻る(ステップS10)。
【0043】<拍子表示画像処理>拍子表示画像とは、
カラオケの演奏中に、歌唱者以外の聴取者が俗に言う
「合いの手」を入れるために役立つキャラクタ表示をい
う。拍子表示画像は、カラオケの演奏中に必要に応じて
表示される。
【0044】図12に、拍子表示画像処理のフローチャ
ートを示す。まず、CPU10は、新しい曲目の再生を
開始したCD−ROMドライブ18からMIDIデータ
が転送されてくると、そのステータスバイトを取得する
(ステップS20)。「合いの手」が必要な伴奏の場
合、1小節毎にタイミングデータがMIDIデータとし
て転送される。したがって、CPU10がステータスバ
イトを監視し(ステップS21)、ステータスバイトが
予め割り付けたタイミングデータである場合(YE
S)、所定のカウンタ値を検査する(ステップS2
2)。最初カウンタは動作していないので(ステップS
22;YES)、カウンタをスタートさせる(ステップ
S23)。カウンタは、ハードウェアまたはソフトウェ
アの動作により、同期周波数毎に零から1ずつ加算され
ていくものである。
【0045】タイミングデータは1小節毎に転送される
ので、一旦カウンタがスタートした後、再びタイミング
データが取得されるのは(ステップS22;YES)、
1小節が経過したときである。したがって、カウンタ値
が零でないのを確認して(ステップS22;NO)、カ
ウンタを停止させる(ステップS24)。このカウンタ
値はすなわち1小節の時間長に対応しているので、この
カウンタの値を1小節の区間Tに対応する値とする(ス
テップS25)。以上が1小節の区間長の計測工程であ
る。
【0046】ステップS26にて、拍子表示画像である
キャラクタの形態を指示するためのキャラクタコードn
をリセットする。ここで、拍子表示画像の表示形態はN
種類用意さているものとする。CPU10は、T/N時
間経過するのを待ち(ステップS27;NO)、T/N
時間経過後(ステップS27;YES)、n番目のキャ
ラクタコードの示す表示形態を表示させる。そして、キ
ャラクタコードの値を1加算し(ステップS29)、n
が最大値Nにならない限り(ステップS30;NO)、
T/N時間経過毎にキャラクタコードを増加させながら
異なる表示形態のキャラクタを表示する。nが最大値N
になったとき(ステップS30;YES)はすなわち1
小節が終了したことを意味する。したがって、CPU1
0は再びキャラクタコードnをリセットし(ステップS
31)、伴奏が終了しない限り(ステップS32;N
O)、ステップS27〜S31を繰り返す。
【0047】図13に、以上の拍子表示処理により行わ
れるキャラクタの表示を示す。同図では4つの表示形態
(=N)が用意されている。T/Nは1/4小節なの
で、1/4小節が経過する毎に異なるキャラクタが順次
表示されていき、1小節が終了すると再び同一のキャラ
クタが表示される。歌唱者以外の聴取者は、このキャラ
クタの動きを観察して、如何なるタイミングで合いの手
を入れればよいかを知ることができるのである。
【0048】図14に、図13とは異なるタイミングで
異なるキャラクタを表示する変形例を示す。この変形例
では、1小節をTとする代わりに2小節をTに設定して
いる。キャラクタの形態数は図13と同じなので、本変
形例では1/2小節毎に異なる形態のキャラクタが表示
される。1小節以外の区間長Tを得たい場合は、ステッ
プS20〜S24のカウンタ動作を変形すればよい。こ
のように、提供可能な拍子表示画像の表示形態数と、伴
奏のテンポや曲の種類に応じて、合いの手を指示するた
めにふさわしいタイミングで、キャラクタの表示形態を
変えていけばよい。
【0049】上記第1形態によれば、一台の伴奏演奏装
置を用いて、歌唱の内容についてチーム毎の総合評価を
行うことができる。
【0050】また、拍子表示処理により、合いの手を入
れることのできるキャラクタを必要に応じて表示するの
で、周囲の騒音の有無にかかわらず歌唱者以外の聴取者
も容易に歌に合いの手を入れることができる。
【0051】(II)第2形態 本発明の実施の第2形態は、装置が予め設定した手順で
伴奏の転調を行い、これに追従する歌唱者の歌唱の質を
評価するとともに、音程の狂いに対応したキャラクタを
表示するというカラオケプレイを提供するものである。
【0052】本第2形態の構成は前記第1形態と同様な
ので説明は省略する。
【0053】本第2形態の処理は、図3に示すメインメ
ニューから「音痴くん」を選択することで実施される。
図15に、本形態の動作を説明するフローチャートを示
す。メインメニューからカラオケプレイ「音痴くん」が
選択されると、CPU10は、ステップS40において
変数の初期化を行う(ステップS40)。次に前記第1
形態と同じくCPU10はMIDIデータの監視を行う
(ステップS41)。具体的に言えば、音源に音の発生
を指示するMIDIデータの「ノート・オン・イベン
ト」を監視する。「ノート・オン・イベント」は、ステ
ータスバイトが9xH(xは音源の番号、Hは16進数
を示す)であるMIDIデータが転送されるのを待ち、
そのMIDIデータの第2バイト、すなわちキーナンバ
ーを取得する。キーナンバーとは、発音すべき音の高さ
を指示するデータである。キーナンバーが有効なデータ
である場合(ステップS42;YES)、キーナンバー
のデータに移調すべき音程を指示する移調度変数TADD
を加えて、音源制御ユニット15に出力する(ステップ
S43)。最初は移調度変数TADDがゼロなので、キー
の変更はない。
【0054】さて、ステップS44において、マイクロ
フォン5a〜5xから供給される音声データを取得する
ため、DSP24をアクセスする。有効な音声データが
ない場合、すなわち歌唱者が歌っていない場合は(ステ
ップS45;YES)次のMIDIデータを待つ(ステ
ップS41)。歌唱者が歌っている場合には有効な音声
データが取得できる(ステップS45;NO)。CPU
10は、DSP24から音声データを取得し、キーナン
バーと比較できるように、音声データの示す波形の周期
から、音階(スケール)を示すキーを特定する(ステッ
プS46)。特に本形態では、1/4度単位の音程の狂
いを検出するため、1/4度単位で音声データのキーを
特定する。
【0055】ステップS47〜S50では、音声データ
のキーとMIDIデータから取得したキーナンバーとの
間の音程を判定し、音程の大小に応じた処理を行う。す
なわち、両者のキーが同一の場合は「音ズレなし」と判
定できるので、最高状態である場合に表示するキャラク
タのキャラクタコードC=0を指示し、採点カウンタn
Gを1増加させる。同様にして、音程が1/4度以内の
ズレである場合、音程が1/4度〜1/2度の範囲のズ
レである場合、音程が1/2度より大きいズレである場
合について、その音程のズレに対応したキャラクタコー
ドCが設定される。また、かかる音ズレがある際には、
そのズレの程度に応じた点数が音ズレカウンタnOに加
算される。したがって、歌唱者の歌唱の音の高さが正し
い場合には得点が加算されるが、音程が狂っている場合
には音ズレの量が累積される。
【0056】ステップS51において、設定されたキャ
ラクタコードCに対応した表示形態の評価表示画像デー
タが読出され、ディスプレイ3に表示される。評価表示
画像たるキャラクタは、例えば、図16に示すように、
カラオケ用画像表示の右上に表示する。また、キャラク
タの種類を4種類とした例を図18に示す。(A)は
「最高」すなわち音ズレがない場合に表示されるキャラ
クタである(キャラクタコードC=0)。(B)は、音
ズレが1/4度以内(キャラクタコードC=1)、
(C)は、音ズレが1/4度〜1/2度の範囲(キャラ
クタコードC=2)、(D)は、音ズレが1/2度以上
の場合(キャラクタコードC=3)である。
【0057】さて、CPU10は、「音痴くん」の処理
モードのとき、以下の条件により伴奏の転調を行わせる
(ステップS52)。この条件とは、CPU10がMI
DIデータを監視して得られる条件である。例えば、第
1形態で実施したように、MIDIデータのタイミング
データを監視し小節が替わった時を条件としてもよい。
また、楽章単位に設定してもよい。さらに、所定の音の
長さを予め設定し、MIDIデータの示す音の長さ(音
符の長さ)を検出し、この長さより長い音符や休符が演
奏されたことを条件としてもよい。また、ゲームプレイ
の公平性を保つため歌唱者ごとに一定の条件を与えるに
は、所定の小節数ごとに強制的に転調し、いずれの歌唱
者にも同一の転調回数を体験させる。
【0058】上記のように設定した転調の条件に合致し
たら(ステップS52;YES)、関数テーブル参照変
数nTの数を1増加させる(ステップS53)。関数テ
ーブルとは転調毎の転調の程度(音程として何度転調さ
せるか)や高い音にするか低い音にするか等の音程のデ
ータを順番に並べたデータ群であり、プログラムデータ
中に格納されている。関数テーブル参照カウンタnTは
この関数テーブルを参照するインデックスという性格を
有する。すなわち、関数テーブルの何番目のデータを参
照するかを特定する変数である。したがって、関数テー
ブル参照カウンタnTを1ずつ増加させることは、関数
テーブルを順番に参照していくことを意味する。
【0059】ステップS54において、関数テーブル参
照変数nTに応じた移調度TADDが関数テーブルから読出
される。この移調度TADDは、結局次のMIDIデータ
が取得されたときにステップS43にてキーナンバーデ
ータに加算されることになる。なお、移調度の加算とは
デジタルデータとしての加算を意味し、移調度TADDの
データによって、加算の結果、キーナンバーが加算前よ
り小さく(低い音)なることをも含む。キーデータに移
調度TADDが加算されたMIDIデータが音源制御ユニ
ット15に転送されると、移調度TADDの指示する移調
が行われた伴奏の音響が生成されることになる。同一の
移調度TADDの加算は、新たに移調度TADDが更新される
まで続けられる。
【0060】なお、転調する音程は、上記のように関数
テーブルに予め設定しておいてもよいが、音声データや
MIDIデータ、演奏時間に応じて変化させるものであ
ってもよい。また、一つの調を継続する期間も、小節単
位、楽章単位として、伴奏のコード進行や、1曲目であ
るか2曲目であるか等に応じて変化させるものであって
もよい。さらに、前奏、間奏、エンティングでは転調の
必要がないので、ガイドメロディの有無等に応じて、転
調を禁止してもよい。
【0061】また、歌唱者の歌唱が終了した場合には、
音ズレカウンタnOの値に応じて、歌唱の採点を行って
もよい。歌唱の評価の表示は、例えば図17のように行
う。
【0062】上記第2形態によれば、予め設定された条
件にしたがって伴奏の転調が行われるので、歌合戦を行
う上で公平である。また、転調の条件を合理的な基準で
設定できるので、音楽的な不自然さを少なくすることが
できる。さらに、歌唱の質の高さに応じて、段位の判定
を行うので、歌唱者の客観的な音感の良さを評価するこ
とができる。特に、強制的な転調が複数回行われるの
で、普段カラオケがうまいといわれているような人でも
良好な評価を得ることが容易ではなく、従来のカラオケ
採点よりも数段カラオケプレイが面白くなる。
【0063】また、歌唱の音程の狂いに応じてキャラク
タを表示するので、カラオケプレイの面白味を増大させ
ることができる。
【0064】(III)第3形態 本発明の実施の第3形態は、スロットマシーンをカラオ
ケに適用したもので、特に、当たりの設定と景品の管理
が行えるものである。
【0065】本第3形態の構成は前記第1形態と同様な
ので説明は省略する。
【0066】本第3形態は、図3に示すメインメニュー
から「スロットマシーン」を選択することで実施され
る。図19に、本形態の動作を説明するフローチャート
を示す。メインメニューからカラオケプレイ「スロット
マシーン」が選択されると、CPU10は、スロットマ
シーンの当たり確率および景品量を設定するための画像
を表示させる(ステップS60、S61)。例えば、図
20に示すような画像を表示させる。「分母」の項目に
は供出できる景品の総量を入力する。「1等」、「2
等」等の等級の項目には、景品総量に対してその等級に
割り当てる景品数を入力する。したがって、景品の総量
を分母で、当たりの確率を分子である等級で指定でき
る。また、「リーチ」がくる確率を設定するために、図
21のようなリーチ確率設定画像を表示させる。同図で
は、4回のスロットマシーンの起動に対して、1回リー
チがくるように設定がされている。
【0067】さて、以上の初期設定がされると、カラオ
ケがスタートする(ステップS62;YES)。歌唱者
の歌唱がなされ、演奏が終了すると(ステップS63;
YES)、スロットマシーンがスタートし、スロットマ
シーンを模擬した画像の3つのウインドウが回転を始め
る(ステップS64;図22)。そして所定の時間経過
後、各スロットのウインドウにブレーキをかける(ステ
ップS65)。このとき、初期設定で設定したリーチ確
率で、2つのウインドウに同一のマークを表示させて止
める。すなわち、3つのウインドウのうち2つが停止し
た場合(ステップS66;YES)、その中の2つが一
致していると(ステップS67;YES)、図23に示
すように「リーチ」に達した旨の表示を行う(ステップ
S68)。さらに、3つのウインドウが停止した際に3
つのウインドウとも一致した場合(ステップS69;Y
ES)、ディスプレイ3には「当たり」を示す旨の表示
がなされる(図24)。そして、一致したマークに応じ
て、このマークに対応させて初期設定で設定した等級の
景品数のデータが出力される(ステップS70)。例え
ば、装置をカラオケ店に設置する場合には、装置が出力
する景品数のデータは店の受付カウンタに転送される。
そして、この装置を使用した客が精算するときに、景品
数データに応じて、実際の景品を客に渡すことになる。
【0068】一方、景品の当たりが多すぎて、初期設定
で設定した景品数の残量がなくなった場合(ステップS
71;YES)、CPU10は当たりの確率をすべての
等級にわたってゼロにリセットする。このため、以降は
当たりがでることがなく、景品の過剰な供出が防止され
る。
【0069】上記第3形態によれば、当たりの確率、景
品の総量を予め装置ごとに設定できるので、当該カラオ
ケを営業に用い、実際に景品を提供する店において、景
品管理が容易に行える。特に、リーチ数を多く設けるこ
とで、提供できる景品の量が少ない場合であっても、景
品がもらえるかも知れないという利用者の期待感を煽る
ことができる。
【0070】(IV)第4形態 本発明の実施の第4形態は、カラオケの演奏に付随して
歌唱のレベルに対応した占い機能を提供するものであ
る。
【0071】上記第4形態によれば、歌唱の質の高さに
応じた占いが行われ、カラオケに対する面白味を増大さ
せることができる。
【0072】本第4形態の構成は前記第1形態と同様な
ので説明は省略する。但し、本実施例のために、ROM
12には、占いメッセージを示す画像データが複数種類
格納されている。CPU10は、歌唱者の歌唱の質の高
さを示す採点カウンタnGの大小により、いずれかのメ
ッセージの画像データが読み出されるようプログラムさ
れている。すなわち、歌唱者の歌の巧拙により、異なる
占いメッセージが表示されるように構成されている。
【0073】本第4形態は、図3に示すメインメニュー
から「占いさん」を選択することで実施される。図25
に、本形態の動作を説明するフローチャートを示す。初
期時においては、図26に示すように複数の占い師のな
かからいずれかを選択する画面を表示してもよい。カラ
オケの演奏が始まると、ステップS80において、第2
形態の「音痴くん」等で行われた歌唱の質の高さの採点
処理が行われる。すなわち、歌唱者の歌唱の質の高さに
応じた得点が累積される。カラオケ演奏の最中は、図2
7に表示するように、ディスプレイの右上に占い師のキ
ャラクタを表示し、演奏が「占いさん」のモードで行わ
れていることを示してもよい。
【0074】カラオケの演奏が終了すると(ステップS
81;YES)、CPU10は採点カウンタnGを参照
し、採点カウンタnGの値に対応した占いメッセージを
読出し(ステップS82)、これをディスプレイ3に表
示する(ステップS83;図28)。
【0075】上記第4形態によれば、歌唱の巧拙によ
り、異なる占いメッセージが読出され、歌唱者毎に異な
る運勢が与えられる。したがって、従来のカラオケプレ
イになかった遊びの要素を付け加えることができる。
【0076】(V)第5形態 本発明の実施の第5形態は、デュエット用のカラオケの
演奏において、歌唱者ごとに採点する機能を提供するも
のである。
【0077】本第5形態のカラオケ採点装置の構成は、
前記第1形態の構成と同様なので、その説明を省略す
る。
【0078】次に、動作を説明する。歌唱者が入力装置
2から曲目を指定すると、CPU10は選曲指示データ
を送出する。CD−ROMドライブ18は、選曲指示デ
ータに対応するCD−ROMから該当曲の音響制御デー
タを読み出す。あるいは、モデムユニット19を介し公
衆回線から該当曲の音響制御データを読み出す。
【0079】図30に、1つの楽曲における音響制御デ
ータのデータ構造を簡単に示す。同図に示すように、音
響制御データは、ヘッダ、MIDIデータ、付加情報の
3ブロックで構成される。ヘッダは、この楽曲の曲名、
演奏時間等のインデックスデータを含む。MIDIデー
タは、音響制御ユニット15に供給され音源に音響信号
を発生させるデータそのものである。付加情報は、ディ
スプレイ3に表示する歌詞の文字列を示す文字コード、
文字列の色を何色で表示し何処から色を付けるかを示す
色付けデータ、歌詞を切り替えるページ替えデータ、文
字列の表示位置を示すデータ、特有の画像表示を行わせ
るための画像データ等を含む。
【0080】図29に、本第5形態におけるカラオケ演
奏装置の動作を説明するフローチャートを示す。まずス
テップS100において難易度設定が行われる。つま
り、CPU10は、音響制御データのヘッダを読み、デ
ュエット採点を行える楽曲であると認識した場合には難
易度を歌唱者に設定させるための難易度設定画面を表示
する。この画面の画像データ等は、音響制御データの付
加情報として記憶しておくのであっても、カラオケ演奏
装置1のROM12等に格納しておくのであってもよ
い。
【0081】図32に、難易度設定画面の表示例を示
す。女性パートおよび男性パートのそれぞれの難易度
を、入力装置2によりカーソルを用いて、または数字を
直接指定して設定する。パートの指定および難易度の変
更は、入力装置2の矢印キー等を用いる。
【0082】難易度設定後、入力装置2により演奏開始
が指示されると(ステップS1010;YES)、楽曲
の演奏を開始する。CPU10は、音響制御データを一
時にすべて読み出すのではない。MIDIデータと付加
情報とを交互に適当な容量(1ブロック)だけ読み出
す。読み出しには、データの読み出し位置を示すメモリ
上のポインタを用いる。すなわち、図30に示すよう
に、楽曲の演奏中には、データを読み取るためのポイン
タP1の指示にしたがってMIDIデータを冒頭から読
み(ステップS102)、ポインタP2の指示にしたが
って付加情報を冒頭から読む(ステップS103)。C
PU10は、読み取った付加情報に基づいて、歌詞であ
る文字列をバックグラウンドビデオの映像にスーパーイ
ンポーズする。
【0083】図31に、デュエット用の楽曲を演奏する
場合の典型的な表示例を示す。歌詞の文字列は始めは白
色で表示される。色付けデータが青色を指示する場合
は、その歌詞が男性パートであることを示す。色付けデ
ータに基づいて、男性の歌唱者が歌うべき歌詞が白色か
ら青色に変色していく。同様に、色付けデータが赤色を
指示する場合は、その歌詞が女性パートであることを示
し、女性の歌唱者が歌うべき歌詞が白色から赤色に変化
する。
【0084】次に採点動作を説明する。CPU10は、
文字コードや色付けデータに基づいて歌詞を表示すると
ともに、マイクロフォン5から供給される音声信号に基
づいて歌唱の質を採点する。歌唱の質の採点自体は、前
記第1形態と同様に公知の方法に基づいて行われる。す
なわち、MIDIデータのガイドメロディに相当するデ
ータから特定される音の高さと、歌唱者がマイクロフォ
ンから入力した音声に対応する音声データの示す音の高
さとを比べる。両者の音の高さが一致している程、評価
が高くなる。この評価を曲の始めから終わりまで蓄積
し、点数化するのである。この採点は、本形態ではパー
ト別に行われる。
【0085】ステップS104において、CPU10は
パート情報である色付けデータを参照し現在演奏されて
いるパートがいずれのパートであるかを認定する。色付
けデータが赤色を示す場合は女性パートであると識別
し、採点する(ステップS105)。同様に、色付けデ
ータが青色を示す場合は男性パートであると識別し、採
点する(ステップS106)。なお、赤色や青色以外の
色にも色付けデータを割り付けておけば、男性パート、
女性パート以外のパート(例えば合唱パート等)の採点
をすることもできる(ステップS111)。採点の結果
は、RAM11の各パートの評価の記憶領域に記憶され
る(ステップS107)。採点は、定期的にあるいは1
音ごとに音程の量を数値化して行われる。この数値は、
前回までの採点結果に累積される。音の高さの狂いが全
くない場合には100点、曲全体にわたって音の高さが
一定音程(例えば3度)以上狂っていた場合には0点と
なるよう調整する。また、採点を行う際に初期に設定し
たパート別の難易度を参照する。難易度が高い程、より
少ない音の高さの狂いで点数が変化(悪化)するものと
する。
【0086】ステップS108において、累積した採点
結果に基づく表示処理を行う。図33に、楽曲演奏途中
における採点結果の表示例を示す。同図に示すように、
カラオケ演奏中に、現在の得点をグラフ化して表示す
る。女性パートの得点はG1で示され、男性パートの得
点はG2で示されている。
【0087】図34には、楽曲演奏途中における採点結
果の他の表示例を示す。この表示例では、各パートの得
点が数値表示される他、両パート間の点数の優劣に対応
して、ゲーム用のキャラクタが戦うものである。同図で
は女性パートが優勢なので、女性キャラクタC1が男性
キャラクタC2に攻撃を仕掛けている。キャラクタの表
示は、ゲーム装置において用いられる公知の方法を用い
る。すなわち、CPU10は、音響制御データの付加情
報に含まれるポリゴンデータを読み出し表示処理ユニッ
ト14に転送する。表示処理ユニット14は、ポリゴン
データの示す位置にキャラクタを表示する。ゲーム装置
では、遊技者が入力装置を操作することで生成された操
作データをキャラクタを表示するためのパラメータとし
て用いている。本形態では、一般のゲーム装置における
操作データの代わりに、歌唱の質の採点結果をパラメー
タとして用いる。点数が高い方のパートのキャラクタに
点数が低い方のパートのキャラクタを攻撃させるものと
すればよい。
【0088】一単位の採点および表示が終了し演奏が継
続するならば(ステップS109;NO)、ステップS
102〜S108を繰り返す。音響制御データをすべて
読み出したら演奏が終了する(ステップS109;YE
S)。CPU10は、採点の最終結果を表示する(ステ
ップS110)。
【0089】図35に、最終結果の表示例を示す。同図
のように、女性パートと男性パートの点数を各々表示す
る他、両パートの得点差に応じた二人の相性診断を表示
する(G3)。すなわち、両パートの得点差が少ない程
二人の相性が良いものと仮定し、予め、1点差あるいは
数点差きざみで得点差に対応して相性を表示する画像デ
ータを定め、このデータを音響制御データの付加情報あ
るいはROM12に用意する。そして、最終的に得点差
が定まったら、この得点差に対応付けられた画像データ
を読み出し、ディスプレイ3に表示する。
【0090】図36は、最終結果の他の表示例である。
この表示を実行するために、CPU10は、楽曲のすべ
てにわたり、音声データを一定期間ごとにサンプリング
し、音声データの音声周波数を数値化し、RAM11等
に蓄積する。そして、最終結果を表示する際に、蓄積し
た音声周波数の数値をスペクトラム分布としてグラフ化
して表示する(同図G4、G6)。このとき、スペクト
ラム分布に応じた性格判断をしてもよい。このために
は、予め予想される幾通りかのスペクトラム分布を示す
データをそのスペクトラム分布を定義する歌唱者の性格
を示す画像データに対応付けて用意しておく。最終結果
表示時、この予想されるスペクトラム分布を最終結果の
スペクトラム分布と比較し、その変化特性の一致したス
ぺクトラム分布に対応付けられている画像データを用い
て、歌唱者の性格を表示する(同図G5、G7)。さら
に、図35に示したものと同様に二人の相性診断を表示
してもよい(同図G8)。
【0091】なお、上記第5形態では、歌唱者が男女ペ
アであることを想定したが、歌唱者がもっと多数であっ
てもよい。この場合、歌唱者Aが歌うパート1は赤色、
歌唱者Bが歌うパート2は青、歌唱者Cが歌うパート3
は緑色というように割り当てる。採点は各パート別に行
うことになる。図37は、合唱の採点を行った場合の最
終結果の表示例である。同図G9に示すように、パート
別に最終得点をグラフ化して表示し、点数の高低に対応
させて順位を表示する。
【0092】また、上記第5形態では、いずれのパート
が歌われていようと、音声データが音響制御ユニット1
5で合成されていたため、1)両パートが同時に歌う合
唱パートの採点に関しては両者の歌唱を合成した音声デ
ータにより採点する、2)合唱パートが始まってから先
に入力のあったマイクの方を優先して採点する、3)合
唱パートだけ採点機能を停止する、といった対応策が必
要になる。合唱パートか単独パートかを識別させるに
は、合唱パートの歌詞に対する色付けデータを、単独の
パートの歌詞に対する色付けデータとは別の色に割り振
っておけばよい。また、歌うパートごとに音声データを
分離したまま処理できるなら、両パートの歌唱の質をよ
り正確に評価することができる。この場合、音響制御ユ
ニット15とD/Aコンバータ16を複数設け、複数の
マイクロフォン5のそれぞれの入力を別個に処理できる
ようにしておく方法が考えられる。
【0093】さらに、採点の最終結果に基づいて、上記
相性診断と同様の処理により心理テストを行ったり、過
去に蓄積された歌唱者の得点に基づいて偏差値を計算し
表示してもよい。
【0094】以上示したように、本第5形態によれば、
従来パート別に採点の行えなかったデュエット用の楽曲
においてもパート別に採点が行え、競争心を煽られなが
ら楽しくカラオケプレイができる。さらにパート別に採
点した結果を用いて、相性診断、性格判断等が行え、カ
ラオケプレイをより面白くすることができる。
【0095】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、伴奏の
演奏の中で、聴取者に合いの手等の間合いを促す拍子表
示画像を表示するので、聴取者は従来難しかったこれら
の間合いを容易にとることができる。
【0096】請求項2乃至請求項4に記載の発明によれ
ば、伴奏を強制的に移調するカラオケプレイが提供でき
る。また、移調の条件を予め設定しておくので、参加者
は公平な歌合戦が行える。
【0097】特に請求項3に記載の発明によれば、音程
の狂いに対応させて評価表示画像を表示形態を変化させ
ながら表示するので、カラオケプレイの面白味を増大さ
せることができる。
【0098】請求項4に記載の発明によれば、強制的に
移調した伴奏に追従するという困難なカラオケプレイ
が、歌唱者の音程の狂いに基づいて客観的に採点される
ので、歌唱の力量に応じた客観的な歌唱の評価が行え
る。
【0099】請求項5に記載の発明によれば、伴奏演奏
装置にゲームプレイを付加させ景品を提供するような営
業をおこなっている店舗において、当たりの確率と景品
の量を装置ごとに設定できるので、その店舗で準備した
景品のストックに応じた適切な景品の供出を行える。
【0100】請求項6に記載の発明によれば、従来でき
なかった歌唱の質の高さに応じた占い等の文字情報の提
供を行うので、カラオケプレイをより多彩に楽しめるよ
うになる。
【0101】請求項7に記載の発明によれば、音響制御
データのなかにパートを識別するパート情報を持たせ、
これによってパートの変わり目を識別させている。この
ため、音声データ(肉声)に基づいて音声識別しパート
を判断するといった手順が必要なくなり、処理プログラ
ムと装置の構成を簡単にすることができる。また、パー
ト情報の識別と音声データとに基づいて、この歌唱の質
を評価する評価処理がパートごとに行われ、その評価処
理の結果に基づいた告知処理が行われる。したがって、
デュエット用の楽曲や合唱が可能な楽曲の演奏におい
て、各パートごとに採点しその結果を表示することがで
きる。デュエットや合唱について行うカラオケプレイを
従来より面白くすることができる。
【0102】請求項8に記載の発明によれば、各パート
ごとに予め設定された難易度に基づいて評価処理がされ
るので、歌の巧くないものにハンディを与えることで歌
の巧拙に差がある歌唱者同士であってもともにカラオケ
プレイを楽しめる。
【0103】請求項9に記載の発明によれば、このスペ
クトラム分布の態様に応じてこのパートを歌った歌唱者
の属性を決定するので、より楽しいカラオケプレイを提
供できる。
【0104】請求項10に記載の発明によれば、各パー
トの歌唱の質に対応して、これらパートを歌う歌唱者間
の相性を表示するので、さらに楽しいカラオケプレイを
提供できる。
【0105】請求項11に記載の発明によれば、各パー
トの歌唱の質についての表示をこの楽曲の演奏と併行し
て行うので、演奏中においても歌唱者同士に競争する緊
張感を与え、それを見る観客に対してより楽しいカラオ
ケプレイを与えることができる。
【0106】請求項12に記載の発明によれば、音響制
御データに演奏するパートを示すパート情報を含めるの
で、伴奏演奏装置は、この記憶媒体から再生した音響制
御データのパート情報を参照することにより、パートを
単位とした処理(採点処理等)を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態のブロック図である。
【図2】本形態の音響制御ユニットのブロック図であ
る。
【図3】メインメニューの表示例である。
【図4】「歌合戦」のタイトル画面例である。
【図5】第1形態の「歌合戦」の処理のフローチャート
である。
【図6】中間得点表示の表示例である。
【図7】歌合戦データの表示例である。
【図8】「歌合戦」の演奏中の表示例である。
【図9】採点結果の表示例である。
【図10】総合得点の表示例である。
【図11】平均点の表示例である。
【図12】拍子表示画像処理のフローチャートである。
【図13】拍子表示画像としてのキャラクタの表示例で
ある。
【図14】拍子表示画像としてのキャラクタの変形例で
ある。
【図15】第2形態の「音痴くん」の処理のフローチャ
ートである。
【図16】第2形態のカラオケ演奏中の表示例である。
【図17】第2形態の判定結果の表示例である。
【図18】評価表示画像としてのキャラクタの表示例で
ある。
【図19】第3形態の「スロットマシーン」の処理のフ
ローチャートである。
【図20】第3形態の当たり確率設定の表示例である。
【図21】第3形態のリーチ確率設定の表示例である。
【図22】スロットマシーンの始動時の表示例である。
【図23】スロットマシーンの「リーチ」時の表示例で
ある。
【図24】スロットマシーンの「当たり」時の表示例で
ある。
【図25】第4形態の「占いさん」の処理のフローチャ
ートである。
【図26】第4形態の占い師選択の表示例である。
【図27】第4形態のカラオケ演奏中の表示例である。
【図28】第4形態の演奏終了時のメッセージ表示例で
ある。
【図29】第5形態のデュエット採点処理のフローチャ
ートである。
【図30】音響制御データの構造図である。
【図31】デュエット採点処理における基本的な表示例
である。
【図32】難易度を設定する初期表示例である。
【図33】演奏中の採点表示例である。
【図34】演奏中の他の採点表示例である。
【図35】採点結果の表示例である。
【図36】採点結果の他の表示例である。
【図37】合唱における採点表示例である。
【符号の説明】
1…カラオケ演奏装置、2…入力装置、3…ディスプレ
イ、4…スピーカ、5a〜5x…マイクロフォン、10
…CPU、11…RAM、12…ROM、13…システ
ムコントロールユニット、14…表示処理ユニット、1
5…音響制御ユニット、16…A/D変換器、17…ハ
ードディスクドライブ、18…CD−ROMドライブ、
19…モデムユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 圭一 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内 (72)発明者 藤井 一馬 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される音響制御データに基
    づいて歌唱の伴奏を演奏する伴奏演奏装置であって、 前記歌唱の進行を補助するためにその表示態様を逐次変
    化させる拍子表示画像についての一連の画像データを格
    納する拍子表示メモリと、 前記音響制御データに含まれるタイミング情報を検出す
    るタイミング検出手段と、 前記タイミング検出手段により検出された前記タイミン
    グ情報に基づいて、前記複数の画像データを切り換える
    ためのタイミングを決定するタイミング決定手段と、 前記タイミング決定手段により決定されたタイミングに
    同期させて前記拍子表示メモリから表示形態の異なる前
    記拍子表示画像の画像データを逐次読出し、ディスプレ
    イの所定の位置に当該被表示画像を表示するための映像
    信号を生成する映像信号生成手段とを備えた伴奏演奏装
    置。
  2. 【請求項2】 外部から供給される音響制御データに基
    づいて歌唱の伴奏を演奏する伴奏演奏装置であって、 前記伴奏に係る楽曲を移調するための移調条件およびそ
    の移調の度合いを予め定めた移調データを格納する移調
    データメモリと、 前記楽曲の再生に伴って供給される前記音響制御データ
    および前記移調データメモリに格納された前記移調デー
    タを参照し、当該楽曲が前記移調データの定める前記移
    調条件に適合したか否かを判定する移調タイミング決定
    手段と、 前記移調タイミング決定手段により当該楽曲が前記移調
    条件に適合したと判定された場合に、前記移調データの
    示す前記移調の度合いに対応させて前記音響制御データ
    に含まれる音の高さを定める音高情報を変更する音高変
    更手段と、 前記音高変更手段により前記音高情報が変更された前記
    音響制御データに基づいて音響を再生する音響再生手段
    とを備えた伴奏演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記伴奏の演奏中の所定のタイミング毎
    に、外部から供給された音声信号の音の高さと前記音高
    情報が変更された前記音響制御データの示す音の高さと
    を比較し、両者の音の高さの相違量に対応した音程情報
    を出力する音程出力手段と、 前記歌唱の質を評価するための評価表示画像を表示する
    ための画像データを、当該歌唱の質の高さに応じて異な
    る表示形態で示すために複数格納する評価表示メモリ
    と、 前記音程出力手段により出力された前記音程情報に基づ
    いて、前記音声信号に関する歌唱の質を判定する歌唱判
    定手段と、 前記歌唱判定手段の判定した当該歌唱の質に対応する画
    像データを前記評価表示メモリから読出し、ディスプレ
    イの所定の位置に当該評価表示画像を表示するための映
    像信号を生成する映像信号生成手段とをさらに備えた請
    求項2に記載の伴奏演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記音程出力手段から前記音程情報が出
    力される毎に、当該音程情報を累積する累積手段と、 当該伴奏の演奏が終了した際に、前記累積手段の累積し
    た音程情報に基づいて前記歌唱の質の評価を示す画像を
    表示する評価表示手段とをさらに備えた請求項3に記載
    の伴奏演奏装置。
  5. 【請求項5】 任意の楽曲の伴奏を演奏し、当該楽曲の
    終了時に所定の当たり判定を行う伴奏演奏装置であっ
    て、 予め複数種類の当たりの確率、当該当たりの際に供出す
    べき景品の量および当該景品の総量を設定する当たり設
    定手段と、 任意の楽曲の再生が終了した際に、前記当たり設定手段
    により設定した各前記当たりの確率で当たり判定を行う
    当たり判定手段と、 前記当たり判定手段が当たりと判定した場合に、当該当
    たりに対して供出すべき前記景品を供出し、供出した当
    該景品の累積量が前記景品の総量を超えたとき、前記当
    たり設定手段が設定した複数種類の当たりの確率をすべ
    て零とする景品管理手段とを備えた伴奏演奏装置。
  6. 【請求項6】 外部から供給される音響制御データに基
    づいて歌唱の伴奏を演奏する伴奏演奏装置であって、 前記歌唱の質の高さに対応した意味内容の文字列を示す
    ための文字情報群を、当該歌唱の質の高さに対応させて
    複数格納する文字情報メモリと、 前記伴奏の演奏中の所定のタイミング毎に、外部から供
    給された音声信号の音の高さと前記音高情報が変更され
    た前記音響制御データの示す音の高さとを比較し、両者
    の音の高さの相違量に対応した音程情報を出力する音程
    出力手段と、 前記音程出力手段により出力された前記音程情報に基づ
    いて、前記音声信号に関する歌唱の質を判定する歌唱判
    定手段と、 前記音程出力手段の出力する音程情報を累積する累積手
    段と、 当該伴奏の演奏が終了した際に、前記累積手段の累積し
    た音程情報の示す前記歌唱の質の高さに対応した文字情
    報群を前記文字情報メモリから読出し、当該文字情報群
    をディスプレイの所定の位置に表示するための映像信号
    を生成する映像信号生成手段とを備えた伴奏演奏装置。
  7. 【請求項7】 外部から供給される音響制御データに基
    づいて複数のパートにより構成される楽曲を演奏する伴
    奏演奏装置であって、 前記音響制御データのうち、いずれの前記パートが演奏
    されているのかを示すパート情報に基づいて演奏中のパ
    ートを識別し、このパートが演奏されている間に生成さ
    れた歌唱者の歌唱に伴う音声データに基づいて、この歌
    唱の質を評価する評価処理を前記パートごとに行い、前
    記パートごとに得られた前記評価処理の結果に基づいた
    告知処理を行うことを特徴とする伴奏演奏装置。
  8. 【請求項8】 前記評価処理は、各前記パートごとに予
    め設定された難易度に基づいて行われることを特徴とす
    る請求項7に記載の伴奏演奏装置。
  9. 【請求項9】 前記評価処理は、前記パートごとに生成
    された音声のスペクトラム分布を記録し、このスペクト
    ラム分布の態様に応じてこのパートを歌った歌唱者の属
    性を決定するものであることを特徴とする請求項7に記
    載の伴奏演奏装置。
  10. 【請求項10】 前記告知処理は、歌唱者間の相性を表
    示する画像データを予め記憶し、各前記パートの歌唱の
    質に対応する前記画像データを読み取り表示するもので
    あることを特徴とする請求項7に記載の伴奏演奏装置。
  11. 【請求項11】 前記告知処理は、各前記パートの歌唱
    の質に対応する表示をこの楽曲の進行中に逐次蓄積し、
    蓄積した各前記パートの歌唱の質についての表示をこの
    楽曲の演奏と併行して行うことを特徴とする請求項7に
    記載の伴奏演奏装置。
  12. 【請求項12】 外部から供給される音響制御データに
    基づいて複数のパートにより構成される楽曲を伴奏演奏
    装置に演奏させる音響制御データが記憶された記憶媒体
    であって、 前記音響制御データは、前記複数のパートのうち、いず
    れの前記パートが演奏されているのかを示すパート情報
    を含むことを特徴とする記憶媒体。
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