JPH09296533A - 成形吸音体及びその製造法 - Google Patents

成形吸音体及びその製造法

Info

Publication number
JPH09296533A
JPH09296533A JP8135763A JP13576396A JPH09296533A JP H09296533 A JPH09296533 A JP H09296533A JP 8135763 A JP8135763 A JP 8135763A JP 13576396 A JP13576396 A JP 13576396A JP H09296533 A JPH09296533 A JP H09296533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound absorbing
molded
inorganic fiber
sound
absorbing body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8135763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3110679B2 (ja
Inventor
Kazuo Konishi
一生 小西
Atsutaka Fujii
厚孝 藤井
Tatsuo Shimizu
達夫 清水
Kunio Kanaguchi
邦夫 金口
Koichi Suzuki
康一 鈴木
Eiji Kawasaki
英治 河崎
Motoo Matsumoto
元男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KENON KOSAN KK
Asahi Fiber Glass Co Ltd
Sumikin Kozai Kogyo KK
Original Assignee
KENON KOSAN KK
Asahi Fiber Glass Co Ltd
Sumikin Kozai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15159300&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH09296533(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by KENON KOSAN KK, Asahi Fiber Glass Co Ltd, Sumikin Kozai Kogyo KK filed Critical KENON KOSAN KK
Priority to JP08135763A priority Critical patent/JP3110679B2/ja
Publication of JPH09296533A publication Critical patent/JPH09296533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3110679B2 publication Critical patent/JP3110679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無機質繊維吸音素材の吸音性能を最大限に発
揮でき、強度や耐久性に優れ、工業的に大量生産可能な
成形吸音体及びその製造法を提供する。 【解決手段】 未硬化のバインダーを含む無機質繊維マ
ットを、その切断面が外周面に出ないように折り重ねる
か又は巻き上げた後、通気孔を有する一対の型の間にセ
ットし、この型により挟圧しながら上記通気孔を通して
熱風を通気させてバインダーを硬化させることにより、
長手方向に沿った外周面12b、12c、12dに切断
面が露呈していない、柱状、又は円筒以外の筒状をなす
成形吸音体本体12を得る。この成形吸音体本体12に
必要に応じて防水性の膜材料及び通気性のある保護材を
被覆して成形吸音体を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路の防音
壁や、機械室の吸音体等として用いられる、吸音性、耐
久性、及び美観に優れた吸音体及びその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、グラスウール、ロックウール等
の無機質繊維からなる吸音素材は、所定の密度、厚さ、
幅、長さとした平板品(JIS A6301規格)、及
び所定の密度、内径、厚さ、長さとした給水配管用の筒
状の断熱材である保温筒、例えばグラスウール保温筒
(JIS A9504規格)等のJIS規格品がある
が、これらの形状は板状又は円筒形に限られている。
【0003】一方、近年、高架道路等の騒音防止のた
め、柱状又は筒状の吸音材も使用されるようになってき
た。例えば特開平7−82708号には、筒状のグラス
ウールの外周を防水フィルムで覆い、更にその外周をパ
ンチングメタルで保護した吸音筒を、高架道路の下面に
多数配置して騒音防止を図ることが開示されている。
【0004】上記のような用途に用いられる吸音体の形
状は、音源に対して最も吸音性能を発揮でき、限られた
吸音体の設置スペースにフィットし、しかも美観に優れ
たものであることが好ましい。ところが、上記のよう
に、従来の無機質繊維吸音素材は、JIS規格に従った
板状又は円筒状をなすものがほとんどであるため、板状
又は円筒状の無機質繊維吸音素材をカットし、貼り合わ
せて、所望の形状の吸音体を製造していた。
【0005】例えば、グラスウール吸音素材からなる図
10に示すような形状の吸音体31を製造する場合に
は、所定厚さのグラスウール吸音ボードをそれぞれ所望
のサイズに切断して得られた3枚のサイズの異なるグラ
スウール平板32、33、34と、グラスウール保温筒
を長軸方向に半分に切断した半円筒部材35とを、接着
剤を介して貼り合わせることにより製造する必要があっ
た。こうして得られる吸音体31は、長手方向に沿った
外周面(長手方向の中心軸に対して垂直な断面の周縁部
をなす壁面)の大部分に、グラスウール平板32、3
3、34の切断面32a、33a、34aが露呈してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、無機質繊維マ
ットは、無機質繊維にバインダーを付与して集綿コンベ
ア上に堆積させ、所定の厚さ及び密度となるように加熱
加圧してバインダーを硬化させることにより形成される
ので、繊維が加圧面と平行な方向に配列し、層状の組織
が形成される。このため、音波が無機質繊維マットから
なる吸音材の平面に対して垂直に入射するときは、無機
質繊維の配列方向と垂直な方向に音波が入射することに
なり、音波が吸音材の切断面に対して垂直に入射すると
きは、無機質繊維の配列方向と平行な方向に音波が入射
することになる。このような場合、前者、すなわち音波
が吸音材の平面に対して垂直に入射する方が、後者、す
なわち音波が吸音材の切断面に対して垂直に入射するよ
りも吸音効果が高いことが知られている(JIS A6
301、「吸音材料の特性、グラスウール、ロックウー
ルなどを主構成材料とする吸音構造」参照)。
【0007】しかしながら、図10に示したような従来
の方法で製造された吸音体31においては、長手方向に
沿った外周面の大部分に、グラスウール平板32、3
3、34の切断面32a、33a、34aが露呈してい
るため、音波が切断面32a、33a、34aに対して
垂直に、すなわちグラスウールの配列方向に対して平行
に入射することになり、グラスウール吸音素材が本来有
する吸音性能が十分に得られないという問題点があっ
た。
【0008】また、図10の吸音体31は、グラスウー
ル吸音ボード及びグラスウール保温筒を切断して、グラ
スウール平板32、33、34や、半円筒部材35など
の複数の部材を作成し、これらを接着剤により貼り合わ
せなければならないので、作業が煩雑で、人手を要し、
工業的に大量生産するには適さず、製造コストが高くな
るという問題点があった。
【0009】更に、複数の接着面が存在することから、
吸音体に入射した音波が接着面において反射すると推定
されるため、グラスウール吸音素材が本来有する吸音性
能が一層低下するという問題点があり、加えて、剛性も
低く、接着面の耐久性が確保できないという問題点があ
った。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、無機質繊維吸音素材が有する吸音性能
を最大限に発揮できると共に、強度や耐久性に優れ、し
かも工業的に大量生産可能な成形吸音体及びその製造法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、無機質繊維マットを成形してなる
柱状、又は円筒以外の筒状をなす吸音体において、この
吸音体の長手方向に沿った外周面に、無機質繊維の切断
面が露呈していないことを特徴とする成形吸音体を提供
するものである。
【0012】また、本発明の第2は、前記第1の発明に
おいて、前記無機質繊維マットがグラスウールマットで
ある成形吸音体を提供するものである。
【0013】更に、本発明の第3は、前記第1又は2の
発明において、前記成形された無機質繊維マットの表面
が防水性の膜材料で被覆され、更にこの膜材料の外周が
通気性のある保護材で被覆されている成形吸音体を提供
するものである。
【0014】更にまた、本発明の第4は、未硬化のバイ
ンダ−を含む無機質繊維マットを、無機質繊維の切断面
が長手方向に沿った外周面に出ないように折り重ねるか
又は巻き上げた後、所望の成形形状をなす、通気孔を有
する一対の型の間にセットし、この一対の型により挟圧
しながら型内に熱風を通気させて、前記バインダーを硬
化させることを特徴とする成形吸音体の製造法を提供す
るものである。
【0015】加えて、本発明の第5は、前記第4の発明
において、未硬化のバインダーを含む無機質繊維マット
を、中空でかつ通気孔を有する金属製の芯材に巻付け、
その状態で前記一対の型の間にセットし、前記一対の型
で挟圧しながら型内に熱風を通気させる際に、前記芯材
の通気孔からも熱風を通気させる成形吸音体の製造法を
提供するものである。
【0016】加えて、本発明の第6は、前記第4又は5
の発明において、前記バインダーを硬化させた後、前記
無機質繊維マットの表面を防水性の膜材料で被覆し、更
にこの膜材料の外周を通気性のある保護材で被覆する成
形吸音体の製造法を提供するものである。
【0017】本発明の第1の成形吸音体によれば、長手
方向に沿った外周面に無機質繊維の切断面が露呈してい
ないので、この外周面に入射する音波は、無機質繊維の
配列方向に対しておおむね直交する方向に入射すること
になり、したがって、無機質繊維吸音素材の有する吸音
性能を最大限に発揮できる。
【0018】また、本発明の第2の成形吸音体によれ
ば、無機質繊維マットがグラスウールマットであるの
で、例えば、ロックウールマットと比較した場合、軽量
性、単位重量当たりの強度、剛性に優れ、ショット等が
できにくいことから繊維化率も高く、したがって吸音性
能も優れたものを提供できる。
【0019】更に、本発明の第3の成形吸音体によれ
ば、防水性の膜材料により、雨水等で無機質繊維マット
が吸水するのが防止され、日光等による無機質繊維の劣
化も防止される。また、その理由は明確ではないが、上
記膜材料によって成形された無機質繊維マットを被覆し
て膜状吸音構造とした場合には、無機質繊維の配列方向
と音波の入射方向との関係が吸音性能に及ぼす影響が顕
著であるので、上記膜材料は、吸音体の吸音性能を更に
向上させるのに寄与する。更に、上記膜材料の更に外周
に通気性のある保護材を設けることにより、吸音性能を
損なうことなく、外力に対する強度や、美観を向上させ
ることができる。
【0020】更にまた、本発明の第4の成形吸音体の製
造法によれば、柱状、又は円筒以外の筒状をなす吸音体
の長手方向に沿った外周面に、無機質繊維の切断面が露
呈していない成形吸音体を、工業的に大量生産すること
が可能となる。また、無機質繊維マットどうしを接着す
ることなく、無機質繊維からなる吸音体の成形時に最初
から上記形状となるように成形するので、強度や耐久性
に優れ、音波が反射して吸音性能を低下させる原因とな
る接着面のない吸音体を得ることができる。
【0021】加えて、本発明の第5の成形吸音体の製造
法によれば、吸音体の内部に芯材による中空部が形成さ
れた筒状の成形吸音体を得ることができる。また、一対
の型内に熱風を通気させる際に、芯材の通気孔からも熱
風を通気させるので、無機質繊維マットのバインダーの
硬化時間を短縮することができる。
【0022】加えて、本発明の第6の成形吸音体の製造
法によれば、防水性の膜材料を被覆することにより、耐
水性、耐候性を付与すると共に、吸音性能をより高め、
更に通気性の保護材を被覆することにより、外力に対す
る強度や、美観にも優れた吸音体を製造することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明において、無機質繊維マッ
トとしては、例えばグラスウールマット、ロックウール
マット等、従来から吸音素材として用いられているもの
を用いることができる。この中でもグラスウールマット
は、例えばロックウールマットと比較して、軽量であ
り、単位面積当たりの剛性に優れ、ショット等ができに
くいので、繊維化率も高く、したがって吸音性能にも優
れているので、特に好ましい。
【0024】本発明の吸音体の材料とする無機質繊維マ
ットの成形に際して、無機質繊維マットに付与するバイ
ンダーの付与量は、硬化時間と成形後の剛性とを考慮し
て、4〜12重量%とすることが好ましい。バインダーと
しては、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を主成分とし
たものが好ましく使用される。
【0025】また、本発明の吸音体の製造に際して、未
硬化のバインダ−を含む無機質繊維マットの単位面積重
量(目付量)は、一般的に吸音材や断熱材に用いられる
ものと同様でよく、例えば、500 〜2000g/m2 のもの
を使用することができる。
【0026】本発明の成形吸音体は、上記未硬化のバイ
ンダ−を含む無機質繊維マットを、無機質繊維の切断面
が長手方向に沿った外周面に出ないように、折り重ねる
か又は巻き上げた後、所望の成形形状をなす、通気孔を
有する一対の型の間にセットし、この一対の型により挟
圧しながら型内に熱風を通気させて、バインダーを硬化
させることにより製造することができる。
【0027】また、本発明の成形吸音体のうち筒状をな
すものは、未硬化のバインダーを含む無機質繊維マット
を、中空でかつ通気孔を有する金属製の芯材に巻付け、
その状態で前記一対の型の間にセットし、前記一対の型
で挟圧しながら型内に熱風を通気させる際に、前記芯材
の通気孔からも熱風を通気させることにより製造するこ
とができる。
【0028】こうして得られる本発明の成形吸音体の形
状は、柱状、又は円筒以外の筒状であればいずれの形状
でもよい。例えば、柱状をなす場合は、端面が、円形、
楕円形、三角形、正方形、長方形、台形、半円形、ある
いはこれらを複合した形状をなすもの、更にはこれらの
柱状体の少なくとも一部にスリット状又はビード状の窪
みをつけたもの、例えば端面がU字形をなす柱状体など
であってもよい。
【0029】また、円筒以外の筒状をなす場合は、端面
が偏心した孔を有する環状をなす筒状体、端面が楕円
形、三角形、正方形、長方形、台形、半円形、あるいは
これらを複合した形状をなす筒状体、更にはこれらの筒
状体の少なくとも一部にスリット状又はビード状の窪み
をつけたものなど、従来のグラスウール吸音筒の形状で
ある円筒以外の形状であれば、どのような形状の筒状体
であってもよい。
【0030】本発明の成形吸音体の長手方向の長さは、
特に限定されず、適用個所に必要とされる長さであっ
て、製造及び運搬等に支障のない長さとすればよい。ま
た、成形吸音体の端面の大きさは、縦横の差し渡し寸法
で、100 〜300mm 程度とすることが好ましい。更に、成
形吸音体の密度は、必要とされる吸音性能に応じて適宜
選択すればよいが、30〜80kg/m3 であることが好まし
い。
【0031】本発明においては、柱状、又は円筒以外の
筒状の吸音体において、その長手方向に沿った外周面
に、無機質繊維の切断面が露呈していないことが必要で
ある。すなわち、従来の無機質繊維吸音素材では、グラ
スール保温筒のように円筒形状をなすものだけが、長手
方向に沿った外周面に無機質繊維の切断面が露呈してい
ないものであったが、本発明の成形吸音体は、上記円筒
を除く形状の、柱状又は筒状をなす吸音体であって、長
手方向に沿った外周面に無機質繊維の切断面が露呈して
いないものを提供するものである。
【0032】本発明において防水性の膜材料としては、
無機質繊維マットの吸音性能に悪影響を及ぼすことな
く、雨水等による無機質繊維マットの吸水や、日光等に
よる無機質繊維の劣化を防止することができるものが好
ましく用いられ、例えば、ETFE(エチレン四フッ化
エチレンコポリマー)フィルム、PVF(ポリフッ化ビ
ニル樹脂)フィルム等のフッ素樹脂フィルムを用いるこ
とが好ましい。なお、防水性の膜材料は、例えばヒート
シール等の方法により、成形吸音体を余裕をもって包め
る大きさの筒状又は袋状にし、その中に成形吸音体を入
れて被覆するのが好ましい。
【0033】本発明において通気性のある保護材として
は、吸音性能を損なうことなく、外力に対する強度や、
美観を向上させるものが好ましく、各種の多孔質材料を
用いることができるが、例えば、パンチングメタル、エ
キスパンドメタル、金網、発泡金属、アルミニウム線材
やステンレス線材を織った金属繊維クロス、金属不織
布、ガラスクロス、発泡窯業材料等が好ましく用いられ
る。なお、保護材の通気性は、例えばパンチングメタ
ル、エキスパンドメタル、金網を保護材とする場合に
は、開孔率として30〜60%とすることが好ましい。
【0034】図1、2には、本発明の成形吸音体の一実
施例が示されている。また、図5〜7には、この成形吸
音体を製造するための本発明の成形吸音体の製造法の一
実施例が示されている。
【0035】図1は成形吸音体本体の斜視図、図2は成
形吸音体本体を防水性の膜材料及び通気性のある保護材
で被覆した状態を示す分解斜視図である。また、図5
は、本発明の成形吸音体の製造法における無機質繊維マ
ットの一例であるグラスウールマットの製造工程を示す
説明図、図6は無機質繊維マットの一例であるグラスウ
ールマットを巻き上げる工程を示す説明図、図7は、巻
き上げた無機質繊維マットを一対の型に入れて成形する
工程を示す説明図である。
【0036】図5において、繊維化装置41から生成さ
れたグラスウール42は、図示しないバインダー付与装
置により樹脂バインダーを付与されて、図中矢印イの方
向に一定速度で移動する集綿コンベア43上に所定の目
付量で堆積する。こうして得られたグラスウールマット
44は、必要に応じて所望の厚さに圧縮成形された後、
次の成形工程に供される。なお、このグラスウールマッ
ト44を構成するグラスウール42は、コンベア43の
上面と平行な面に沿って配列し、上下に重なった層状を
なしている。また、グラスウールマット44の切断面4
5には、グラスウール42の切断面が露呈している。
【0037】次に、図6に示すように、上記グラスウー
ルマット44のバインダーが未硬化の状態で、グラスウ
ールマット44の左側部44aを図中矢印ロの方向に、
グラスウールマット44の右側部44bを図中矢印ハの
方向に巻き上げて、巻き上げマット46とする。
【0038】ただし、本発明においては、グラスウール
の切断面が、長手方向に沿った外周面に露呈しないよう
にすればよいので、上記のような巻き上げ方法の他、折
り重ねたり、一本のロール状に丸めたりしてもよい。こ
のように、バインダーが未硬化のグラスウールマットを
折り重ねたり、又は巻き上げたりした後、バインダーを
硬化させるようにしたので、接着剤を用いることなく、
容易にグラスウールの切断面が長手方向に沿った外周面
にでないように成形することができる。
【0039】また、グラスウールマットを中空でかつ多
数の通気孔を有する金属製の芯材に巻付けてもよい。こ
のような芯材としては、多孔金属板又はメッシュ板を用
いて製造される、いわゆるマンドレルを用いることが好
ましい。加熱してバインダーを硬化させた後、この芯材
を抜くと、成形吸音体に長手方向に中空部が形成され、
いわゆる筒状となる。この成形吸音体の中空部の直径
は、成形吸音体の縦横の差し渡し寸法にもよるが、25〜
80mmが好ましい。
【0040】次いで、図7に示すように、この巻き上げ
マット46を、多数の通気孔47を有する金属からなる
上型49と下型50との間にセットする。その後、上型
49と下型50とにより挟圧しながら、熱風発生機51
から熱風を矢印ニの方向に送る。熱風は、下型50の通
気孔47から、巻き上げマット46を通り、上型49の
通気孔47を通って、矢印ホの方向に通気され、吸引ブ
ロアー52に吸引される。この熱風の通気により、未硬
化だった巻き上げマット46中のバインダーが硬化して
成形吸音体本体が形成される。なお、熱風を通気してバ
インダーを硬化させる温度は、吸音体の密度やバインダ
ーの付与量にもよるが、220 〜280 ℃が好ましい。
【0041】一方、バインダーが未硬化のグラスウール
マットを、中空でかつ多数の通気孔を有する金属製の芯
材に巻付けた状態とした場合には、その状態で上型49
と下型50とにより挟圧し、かつ熱風を通気させる際
に、芯材の通気孔からも熱風を通気させる。これによっ
て、バインダーの硬化時間を短縮できる。
【0042】ただし、バインダーが未硬化のグラスウー
ルマットを硬化させるための加熱方法としては、加熱さ
れた金型を用いて、熱伝導によりバインダーを硬化させ
る方法もあり、柱状又は筒状の成形吸音体において、縦
横の差し渡し寸法が各々150mm 程度以下の場合には、こ
の方法を採用することもできる。しかし、縦横の差し渡
し寸法が150mm 程度以上の場合は、中心部まで十分に加
熱することが困難であるため、図7に示したような熱風
を通気して加熱する方法を採用することが好ましい。
【0043】図1に示すように、こうして得られた成形
吸音体本体12は、概略半楕円形状をなす両端面12a
と、長手方向に沿った平面部12bと、この平面部12
bの中央部に長手方向に沿って形成されたスリット状の
窪み12cと、上記平面部12bに連続する長手方向に
沿った曲面部12dとで囲まれた形状をなしている。そ
して、上記平面部12b、窪み12c及び曲面部12d
が、本発明における長手方向に沿った外周面(図中一点
鎖線A−Aで示す長手方向の中心軸に対して垂直な断面
の周縁部をなす壁面)を構成しており、本発明の特徴
は、この外周面にグラスウールの切断面が露呈していな
いことにある。その結果、吸音体本体12を構成するグ
ラスウールは、上記外周面とほぼ平行に、すなわち外周
面の形状に沿って層状に配列した組織をなしている。
【0044】本発明においては、上記成形吸音体本体1
2を吸音体としてそのまま用いることもできるが、図2
に示すように、この吸音体本体12の外周を防水性の膜
材料13で被覆し、更にその外周を通気性のある保護材
14で被覆して、成形吸音体11を構成してもよい。
【0045】すなわち、図2の成形吸音体11は、成形
吸音体本体12の表面(外周面だけでもよいが、好まし
くは全表面)が防水性の膜材料13で被覆され、更にそ
の膜材料13の外周面が、通気性のある保護材14で被
覆され、この保護材14の両端面が、側蓋15で封止さ
れている。また、成形吸音体本体12に設けられたスリ
ット状の窪み12cには、金属の角筒などからなる補強
材16が配設されている。なお、この実施例において
は、膜材料13としてETFEフィルムを用い、ヒート
シールにより、余裕をもって成形吸音体本体12を被覆
できる大きさの袋状とした後、成形吸音体本体12を被
覆し、袋の開口部をヒートシールした。また、保護材1
4としては、ガラスクロスとパンチングメタルとを組み
合わせて用いた。
【0046】図3、4には、本発明の成形吸音体の他の
実施例が示されている。図3は成形吸音体本体の斜視
図、図4は成形吸音体本体を防水性の膜材料及び通気性
のある保護材で被覆した状態を示す分解斜視図である。
【0047】図3に示すように、この成形吸音体本体2
2は、グラスウールマットを前記と同様な方法で成形し
て作られたもので、概略半楕円形状をなす両端面22a
と、長手方向に沿った平面部22bと、この平面部に連
続する曲面部22dとで囲まれた形状をなし、中心部に
軸方向に沿って中空部22cが形成されている。上記平
面部22b及び曲面部22dが、本発明における長手方
向に沿った外周面を構成しており、本発明は、この外周
面にグラスウールの切断面が露呈していないことを特徴
としている。
【0048】図4に示すように、成形吸音体21は、上
記成形吸音体本体22の表面を防水性の膜材料23で被
覆し、更にその膜材料23の外周を通気性のある保護材
24で被覆し、この保護材24の両端面に側蓋25を被
せて構成されている。また、成形吸音体本体22に設け
られた中空部22cには、金属棒などからなる補強材2
6が挿入され、この補強材26は側蓋25から突出し
て、成形吸音体21の取付けにも利用できるようになっ
ている。なお、この実施例においては、膜材料23とし
てETFEフィルムを用い、ヒートシールにより、余裕
をもって成形吸音体本体22を被覆できる大きさの袋状
とした後、成形吸音体本体22を被覆し、袋の開口部を
ヒートシールした。また、保護材24としてガラスクロ
スとエキスパンドメタルとを組み合わせて用いた。
【0049】上記のようにして製造される本発明の成形
吸音体は、例えば、道路の防音壁の吸音体、機械室の吸
音体等として好ましく用いられる。例えば、図2又は図
4に示される成形吸音体11又は21を、高架道路下の
吸音体として用いる場合、図中上方の平面側を上、下方
の曲面側を下にして、吊り下げ部材を介して、高架道路
下に吊り下げる。このようにすると、上面は平面である
ことから取付け易く、下面は曲面となっていることから
広い角度で音波を受けることができ、高架道路下で発生
する騒音の吸音効率が大きい。
【0050】
【実施例】
実施例1 単位面積重量1500g/m2、樹脂バインダー付与量7重量%
の、バインダーが未硬化のグラスウールマットを、図6
に示すように、それぞれ両端から中央部に向かって巻き
上げた後、図7に示すように、多数の通気孔を有する金
属からなる上型と下型との間にセットし、上型と下型と
により挟圧しながら、熱風温度260 ℃、熱風量45m3/ 分
の条件で熱風を4分間通気して、図1に示す形状の、平
均密度48kg/m3 、長手方向の長さ2m、端面の横幅185m
m 、縦210mm の成形吸音体本体を得た。この成形吸音体
本体は、長手方向に沿った外周面に、グラスウールの切
断面は露呈していなかった。
【0051】次に、厚さ20μmのETFEフィルムをヒ
ートシールにより袋状とし、その中に上記成形吸音体本
体を入れ、袋の開口部をヒートシールして、外表面を被
覆した後、ETFEフィルムの更に外周を、ガラスクロ
スで被覆して成形吸音体を得た。この成形吸音体を実施
例1品とする。
【0052】比較例1 平均密度48kg/m3 、厚さ50mmの市販のグラスウール吸音
ボードを、長さは、2mと等しくし、幅を185mm 、150m
m 、110mm の3種類に代えて切断して、3枚のグラスウ
ール平板を得た。また、内径49mm、厚さ30mm、長さ1m
のグラスウール保温筒を、長軸方向に半分に切断して半
円筒部材を2個得た。
【0053】これらをそれぞれ接着剤を介して接着し
て、図10に示す形状のグラスウール吸音体本体を得
た。このグラスウール吸音体本体は、長手方向に沿った
外周面の大部分にグラスウールの切断面が露呈してい
た。
【0054】このグラスウール吸音体本体の外表面を、
実施例1と同様に、ETFEフィルムで被覆し、更にE
TFEフィルムの外周をガラスクロスで被覆して吸音体
を得た。この吸音体を比較例1品とする。
【0055】試験例1 実施例1品、比較例1品を、それぞれ長手方向に、吸音
体の幅方向が厚さ方向となるように厚さ50mmに切り取っ
て試験片とし、JIS A1405の方法により垂直入
射吸音率を測定した。その結果を図8に示す。図8にお
いて、●−●は実施例1品の測定結果、▽−▽は比較例
1品の測定結果を表す。
【0056】音の入射方向にグラスウールの切断面が露
呈しておらず、したがって音の入射方向に対してグラス
ウールの配列方向がおおむね直交する実施例1品のほう
が、音の入射方向にグラスウールの切断面が露呈してお
り、したがって音の入射方向に対してグラスウールの配
列方向がおおむね平行である比較例1品より、吸音率が
高いことがわかる。
【0057】実施例2 実施例1において、樹脂バインダーが未硬化のグラスウ
ールマットを成形吸音体本体に成形した際の平均密度が
64kg/m3 となるようにした他は、実施例1と同様にし
て、成形吸音体本体を得た。この成形吸音体本体の長手
方向に沿った外周面には、グラスウールの切断面が露呈
していなかった。また、成形吸音体本体の外表面はET
FEフィルムで被覆し、更にてETFEフィルムの外周
をガラスクロスで被覆して成形吸音体とした。この成形
吸音体を実施例2品とする。
【0058】比較例2 比較例1において、グラスウール吸音ボードを平均密度
が64kg/m3 のものに代えた他は、比較例1と同様にして
吸音体本体を得た。この吸音体本体の外周面の大部分に
は、グラスウールの切断面が露呈していた。また、吸音
体本体の外表面をETFEフィルムで被覆し、更にET
FEフィルムの外周をガラスクロスで被覆して吸音体と
した。この吸音体を比較例2品とする。
【0059】試験例2 実施例2品、比較例2品を、試験例1と同様に切り取っ
て試験片を得、試験例1と同様にして垂直入射吸音率を
測定した。その結果を図9に示す。図9において、●−
●は実施例2品の測定結果、▽−▽は比較例2品の測定
結果を表す。
【0060】音の入射方向にグラスウールの切断面が露
呈しておらず、したがって音の入射方向に対してグラス
ウールの配列方向がおおむね直交する実施例2品のほう
が、音の入射方向にグラスウールの切断面が露呈してお
り、したがって音の入射方向に対してグラスウールの配
列方向がおおむね平行である比較例2品より、吸音率が
高いことがわかる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の成形吸音
体によれば、長手方向に沿った外周面に無機質繊維の切
断面が露呈していないので、この外周面に入射する音波
は、無機質繊維の配列方向に対しておおむね直交する方
向に入射することになるので、無機質繊維吸音素材の有
する吸音性能を最大限に発揮できる。
【0062】また、本発明の成形吸音体の製造法によれ
ば、柱状、又は円筒以外の筒状をなす吸音体の長手方向
に沿った外周面に、無機質繊維の切断面が露呈していな
い本発明の成形吸音体を、工業的に大量生産することが
可能となる。また、無機質繊維マットどうしを接着する
ことなく、無機質繊維からなる吸音体の成形時に最初か
ら上記形状となるように成形するので、強度や耐久性に
優れ、音波が反射して吸音性能を低下させる原因となる
と推定される接着面のない吸音体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による成形吸音体の本体を示
す斜視図である。
【図2】図1の成形吸音体本体を防水性の膜材料及び通
気性のある保護材で被覆してなる吸音体の分解斜視図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例による成形吸音体の本体を
示す斜視図である。
【図4】図3の成形吸音体本体を防水性の膜材料及び通
気性のある保護材で被覆してなる吸音体の分解斜視図で
ある。
【図5】本発明の成形吸音体の製造法における無機質繊
維マットの製造工程を示す説明図である。
【図6】本発明の成形吸音体の製造法における無機質繊
維マットを巻き上げる工程を示す説明図である。
【図7】本発明の成形吸音体の製造法における巻き上げ
た無機質繊維マットを一対の型に入れて成形する工程を
示す説明図である。
【図8】実施例1及び比較例1で得られた吸音体の垂直
入射吸音率を比較して示す図表である。
【図9】実施例2及び比較例2で得られた吸音体の垂直
入射吸音率を比較して示す図表である。
【図10】従来の吸音体の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11、21 成形吸音体 12、22 成形吸音体本体 13、23 膜材料 14、24 保護材 41 繊維化装置 42 グラスウール 43 集綿コンベア 44 グラスウールマット 46 巻き上げマット 47 通気孔 49 上型 50 下型 51 熱風発生機 52 吸引ブロアー
フロントページの続き (71)出願人 000116792 旭ファイバーグラス株式会社 東京都千代田区神田鍛冶町三丁目六番地三 (71)出願人 000182948 住金鋼材工業株式会社 兵庫県尼崎市扶桑町1番21号 (72)発明者 小西 一生 兵庫県神戸市垂水区桃山台1丁目13番地2 (72)発明者 藤井 厚孝 大阪府堺市南三国ケ丘町3丁目2−20 (72)発明者 清水 達夫 京都府京都市中京区丸太町通堀川東入丸太 町30−1 (72)発明者 金口 邦夫 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目6番地3 旭ファイバーグラス株式会社内 (72)発明者 鈴木 康一 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目6番地3 旭ファイバーグラス株式会社内 (72)発明者 河崎 英治 兵庫県尼崎市扶桑町1番21号 住金鋼材工 業株式会社内 (72)発明者 松本 元男 兵庫県尼崎市扶桑町1番21号 住金鋼材工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質繊維マットを成形してなる柱状、
    又は円筒以外の筒状をなす吸音体において、この吸音体
    の長手方向に沿った外周面に、無機質繊維の切断面が露
    呈していないことを特徴とする成形吸音体。
  2. 【請求項2】 前記無機質繊維マットがグラスウールマ
    ットである請求項1記載の成形吸音体。
  3. 【請求項3】 前記成形された無機質繊維マットの表面
    が防水性の膜材料で被覆され、更にこの膜材料の外周が
    通気性のある保護材で被覆されている請求項1又は2記
    載の成形吸音体。
  4. 【請求項4】 未硬化のバインダ−を含む無機質繊維マ
    ットを、無機質繊維の切断面が長手方向に沿った外周面
    に出ないように折り重ねるか又は巻き上げた後、所望の
    成形形状をなす、通気孔を有する一対の型の間にセット
    し、この一対の型により挟圧しながら型内に熱風を通気
    させて、前記バインダーを硬化させることを特徴とする
    成形吸音体の製造法。
  5. 【請求項5】 未硬化のバインダーを含む無機質繊維マ
    ットを、中空でかつ通気孔を有する金属製の芯材に巻付
    け、その状態で前記一対の型の間にセットし、前記一対
    の型で挟圧しながら型内に熱風を通気させる際に、前記
    芯材の通気孔からも熱風を通気させる請求項4記載の成
    形吸音体の製造法。
  6. 【請求項6】 前記バインダーを硬化させた後、前記無
    機質繊維マットの表面を防水性の膜材料で被覆し、更に
    この膜材料の外周を通気性のある保護材で被覆する請求
    項4又は5記載の成形吸音体の製造法。
JP08135763A 1996-05-02 1996-05-02 成形吸音体及びその製造法 Expired - Fee Related JP3110679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08135763A JP3110679B2 (ja) 1996-05-02 1996-05-02 成形吸音体及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08135763A JP3110679B2 (ja) 1996-05-02 1996-05-02 成形吸音体及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09296533A true JPH09296533A (ja) 1997-11-18
JP3110679B2 JP3110679B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=15159300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08135763A Expired - Fee Related JP3110679B2 (ja) 1996-05-02 1996-05-02 成形吸音体及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3110679B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000309910A (ja) * 1999-02-23 2000-11-07 Kurimoto Ltd 吸音材保護膜の貼着方法
JP2007224700A (ja) * 2005-08-30 2007-09-06 Sekisui Chem Co Ltd レールの防音装置
JP2012182907A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Denso Corp 回転電機の回転子の製造方法
JP2021021276A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 積水化学工業株式会社 区画貫通処理構造及び区画貫通処理構造の施工方法
CN115045733A (zh) * 2021-03-08 2022-09-13 中川产业株式会社 车辆用消音器的制造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000309910A (ja) * 1999-02-23 2000-11-07 Kurimoto Ltd 吸音材保護膜の貼着方法
JP2007224700A (ja) * 2005-08-30 2007-09-06 Sekisui Chem Co Ltd レールの防音装置
JP2012182907A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Denso Corp 回転電機の回転子の製造方法
JP2021021276A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 積水化学工業株式会社 区画貫通処理構造及び区画貫通処理構造の施工方法
CN115045733A (zh) * 2021-03-08 2022-09-13 中川产业株式会社 车辆用消音器的制造方法
CN115045733B (zh) * 2021-03-08 2023-09-08 中川产业株式会社 车辆用消音器的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3110679B2 (ja) 2000-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4615411A (en) Sound-insulated flow duct and process for the manufacture thereof
JP6462864B2 (ja) エネルギ吸収を示し、かつ/または欠陥が存在しない表面を含む複合材構造
US6206999B1 (en) Method of making a lightweight speaker enclosure
JP6126630B2 (ja) 湾曲状音響ハニカムの継ぎ合わせ
US7661508B1 (en) Lightweight speaker enclosure
JP2004502201A (ja) 成形された微細穿孔ポリマーフィルム吸音材およびその製造方法
JPH0336019B2 (ja)
CA2091288C (en) Membranous-vibration sound absorbing materials
CA2930982C (en) High strength thermal barrier panel for an h.v.a.c. unit housing
EA018719B1 (ru) Звено трубопровода и способы его изготовления
JPH0626287A (ja) 安定形状のローラシャッタロッドおよびその製造方法
JPH09296533A (ja) 成形吸音体及びその製造法
JP2000028083A (ja) 圧縮性ダクト
FI78970C (fi) Formdel av bindemedelsfoersedda mineralfibrer foer ljuddaempande beklaedning av ett perforerat avgasroer och foerfarande foer framstaellning av denna.
JPH11327562A (ja) 吸音材
JPH0249222B2 (ja)
JP3028465U (ja) 消音ダクト
JPH05237961A (ja) 円筒ハニカムパネルの製造方法
JP3065561B2 (ja) 吸音材及び吸音パネル
JPH1163380A (ja) 圧縮性ダクト
JP3762852B2 (ja) 消音体及び消音器の製造方法
JPH04186397A (ja) 吸音体
JP2006017243A (ja) 断熱構造体の製造方法
JPH1163638A (ja) 圧縮性ダクト
JP3710775B2 (ja) 吸音材及びこの吸音材を用いた吸音装置付送風装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees