JPH09295561A - 自動変速機のパーキングロック装置 - Google Patents
自動変速機のパーキングロック装置Info
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- JPH09295561A JPH09295561A JP13279196A JP13279196A JPH09295561A JP H09295561 A JPH09295561 A JP H09295561A JP 13279196 A JP13279196 A JP 13279196A JP 13279196 A JP13279196 A JP 13279196A JP H09295561 A JPH09295561 A JP H09295561A
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- Japan
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- parking
- lock
- lever
- automatic transmission
- parking gear
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/48—Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
- F16H63/483—Circuits for controlling engagement of parking locks or brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/48—Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機のパーキングロック装置におい
て、サイドブレーキの引きが弱かったり、セレクトレバ
ーのパーキング位置への操作が不確実である場合でも、
坂道の停車時等で意図に反する車両の動き出しを防止す
る。 【構成】 エンジンの停止時にパーキングギヤに噛合う
とともにエンジンの稼動時にはパーキングギヤから噛合
が外されるように動作するロックレバーとロックレバー
を動作させるアクチュエータとが備えられたロック機構
を設け、このロック機構を作動する制御手段を設けた。
て、サイドブレーキの引きが弱かったり、セレクトレバ
ーのパーキング位置への操作が不確実である場合でも、
坂道の停車時等で意図に反する車両の動き出しを防止す
る。 【構成】 エンジンの停止時にパーキングギヤに噛合う
とともにエンジンの稼動時にはパーキングギヤから噛合
が外されるように動作するロックレバーとロックレバー
を動作させるアクチュエータとが備えられたロック機構
を設け、このロック機構を作動する制御手段を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動変速機のパ
ーキングロック装置に係り、特にサイドブレーキの引き
が弱かったり、セレクトレバーのパーキング位置への操
作が不確実であった場合でも、意図に反する車両の動き
出しを防止し得る自動変速機のパーキングロック装置に
関する。
ーキングロック装置に係り、特にサイドブレーキの引き
が弱かったり、セレクトレバーのパーキング位置への操
作が不確実であった場合でも、意図に反する車両の動き
出しを防止し得る自動変速機のパーキングロック装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】トルクコンバータが備えられた自動変速
機を搭載した車両においては、パーキング時に駆動車輪
側からエンジン側に伝達される回転力がトルクコンバー
タを空転させることにより、エンジンの抵抗を車両のパ
ーキングに利用することができない。そこで、自動変速
機を搭載した車両においては、セレクトレバーをパーキ
ングレンジ「Ｐ」にシフト操作した際に、自動変速機の
パーキングギヤの回転を阻止して出力軸をロックさせる
ことにより、出力軸に連結された駆動車輪をロックする
パーキングロック装置を設けている。
機を搭載した車両においては、パーキング時に駆動車輪
側からエンジン側に伝達される回転力がトルクコンバー
タを空転させることにより、エンジンの抵抗を車両のパ
ーキングに利用することができない。そこで、自動変速
機を搭載した車両においては、セレクトレバーをパーキ
ングレンジ「Ｐ」にシフト操作した際に、自動変速機の
パーキングギヤの回転を阻止して出力軸をロックさせる
ことにより、出力軸に連結された駆動車輪をロックする
パーキングロック装置を設けている。
【０００３】即ち、自動変速機としては、図５〜８に示
すものがある。図５〜８において、２０２は自動変速
機、２０４は変速機ケース、２０６はセレクトレバー機
構である。セレクトレバー機構２０６は、レバー機構本
体２０８に支軸２１０によってセレクトレバー２１２を
揺動可能に設けている。
すものがある。図５〜８において、２０２は自動変速
機、２０４は変速機ケース、２０６はセレクトレバー機
構である。セレクトレバー機構２０６は、レバー機構本
体２０８に支軸２１０によってセレクトレバー２１２を
揺動可能に設けている。
【０００４】セレクトレバー２１２には、セレクトケー
ブル２１４の一端側が取付部２１６に連絡して設けられ
ている。セレクトケーブル２１４は、セレクトアウタケ
ーブル２１８内に軸方向移動可能に挿通され、他端側が
変速機ケース２０４に設けられた切換機構２２０に連絡
されている。切換機構２２０は、図６、図７に示す如
く、変速機ケース２０４に軸支したマニュアルセレクト
シャフト２２２にマニュアルセレクトレバー２２４が取
付けられ、マニュアルセレクトレバー２２４にセレクト
ケーブル２１４の他端側が２つのセレクトケーブル取付
ナット２２６・２２６によって連絡している。
ブル２１４の一端側が取付部２１６に連絡して設けられ
ている。セレクトケーブル２１４は、セレクトアウタケ
ーブル２１８内に軸方向移動可能に挿通され、他端側が
変速機ケース２０４に設けられた切換機構２２０に連絡
されている。切換機構２２０は、図６、図７に示す如
く、変速機ケース２０４に軸支したマニュアルセレクト
シャフト２２２にマニュアルセレクトレバー２２４が取
付けられ、マニュアルセレクトレバー２２４にセレクト
ケーブル２１４の他端側が２つのセレクトケーブル取付
ナット２２６・２２６によって連絡している。
【０００５】セレクトアウタケーブル２１８は、一端側
がレバー機構本体２０８の取付ブラケット２２８に取付
けられ、他端側が変速機ケース２２０の取付ブラケット
２３０に取付けられている。セレクトケーブル２１４及
びマニュアルセレクトレバー２２４の位置は、２つのセ
レクトケーブル取付ナット２２６・２２６によって調整
される。
がレバー機構本体２０８の取付ブラケット２２８に取付
けられ、他端側が変速機ケース２２０の取付ブラケット
２３０に取付けられている。セレクトケーブル２１４及
びマニュアルセレクトレバー２２４の位置は、２つのセ
レクトケーブル取付ナット２２６・２２６によって調整
される。
【０００６】切換機構２２０は、セレクトレバー２１２
をセレクト操作すると、セレクトケーブル２１４により
マニュアルセレクトレバー２２４を介してマニュアルセ
レクトシャフト２２２が回転され、自動変速機２０２の
係合状態を切換える。
をセレクト操作すると、セレクトケーブル２１４により
マニュアルセレクトレバー２２４を介してマニュアルセ
レクトシャフト２２２が回転され、自動変速機２０２の
係合状態を切換える。
【０００７】切換機構２２０には、パーキングロック機
構２３２が設けられている。パーキングロック機構２３
２においては、図７・図８に示す如く、切換機構２２０
のマニュアルセレクトシャフト２２２にパーキングレバ
ー２３４及びデテントレバー２３６をリンク連結して設
け、パーキングレバー２３４に一端側を連結したパーキ
ングロッド２３８を変速機ケース２０４に軸方向移動可
能に支持して設けている。パーキングロッド２３８に
は、パーキングカム２４０を摺動可能に外装し、パーキ
ングカム２４０を弾性付勢するスプリング２４２が設け
られている。
構２３２が設けられている。パーキングロック機構２３
２においては、図７・図８に示す如く、切換機構２２０
のマニュアルセレクトシャフト２２２にパーキングレバ
ー２３４及びデテントレバー２３６をリンク連結して設
け、パーキングレバー２３４に一端側を連結したパーキ
ングロッド２３８を変速機ケース２０４に軸方向移動可
能に支持して設けている。パーキングロッド２３８に
は、パーキングカム２４０を摺動可能に外装し、パーキ
ングカム２４０を弾性付勢するスプリング２４２が設け
られている。
【０００８】パーキングロック機構２３２においては、
パーキングロッド２３８の軸方向移動によりパーキング
カム２４０の当接されるパーキングスリーブ２４４を変
速機ケース２０４に固設し、パーキングスリーブ２４４
に当接したパーキングカム２４０により押進されるパー
キングポール２４６を設けている。パーキングポール２
４６は、一端側が支持ピン２４８によって変速機ケース
２０４に回動可能に軸支され、他端側がロック突片２５
０が突出して設けられている。パーキングポール２４６
のロック突片２５０は、自動変速機２０２の出力軸（図
示せず）に固設されたパーキングギヤ２５２のロック窪
部２５４に係合・抜脱される。
パーキングロッド２３８の軸方向移動によりパーキング
カム２４０の当接されるパーキングスリーブ２４４を変
速機ケース２０４に固設し、パーキングスリーブ２４４
に当接したパーキングカム２４０により押進されるパー
キングポール２４６を設けている。パーキングポール２
４６は、一端側が支持ピン２４８によって変速機ケース
２０４に回動可能に軸支され、他端側がロック突片２５
０が突出して設けられている。パーキングポール２４６
のロック突片２５０は、自動変速機２０２の出力軸（図
示せず）に固設されたパーキングギヤ２５２のロック窪
部２５４に係合・抜脱される。
【０００９】パーキングロック機構２３２は、セレクト
レバー２１２をパーキング位置にセレクト操作すると、
セレクトケーブル２１４によりマニュアルセレクトレバ
ー２２４を介してマニュアルセレクトシャフト２２２が
図６に矢印Ａで示す方向に回転し、リンク連結されたパ
ーキングレバー２３４及びデテントレバー２３６により
パーキングロッド２３８を図７に矢印Ｂで示す方向に軸
方向移動させる。
レバー２１２をパーキング位置にセレクト操作すると、
セレクトケーブル２１４によりマニュアルセレクトレバ
ー２２４を介してマニュアルセレクトシャフト２２２が
図６に矢印Ａで示す方向に回転し、リンク連結されたパ
ーキングレバー２３４及びデテントレバー２３６により
パーキングロッド２３８を図７に矢印Ｂで示す方向に軸
方向移動させる。
【００１０】パーキングロッド２３８に外装されたパー
キングカム２４０は、パーキングロッド２３８の矢印Ｂ
方向への軸方向移動により、パーキングスリーブ２４４
を介してパーキングポール２４６を図８に矢印Ｃで示す
方向に回転させ、パーキングポール２４６のロック突片
２５０をパーキングギヤ２５２のロック窪部２５４に係
合し、パーキングギヤ２５２の回転を阻止する。
キングカム２４０は、パーキングロッド２３８の矢印Ｂ
方向への軸方向移動により、パーキングスリーブ２４４
を介してパーキングポール２４６を図８に矢印Ｃで示す
方向に回転させ、パーキングポール２４６のロック突片
２５０をパーキングギヤ２５２のロック窪部２５４に係
合し、パーキングギヤ２５２の回転を阻止する。
【００１１】一方、パーキングロック機構２３２は、セ
レクトレバー２１２をパーキング位置以外の位置にセレ
クト操作すると、セレクトケーブル２１４によりマニュ
アルセレクトレバー２２４を介してマニュアルセレクト
シャフト２２２が図６に矢印Ｄで示す方向に回転し、リ
ンク連結されたパーキングレバー２３４及びデテントレ
バー２３６によりパーキングロッド２３８を図７に矢印
Ｅで示す方向に軸方向移動させる。
レクトレバー２１２をパーキング位置以外の位置にセレ
クト操作すると、セレクトケーブル２１４によりマニュ
アルセレクトレバー２２４を介してマニュアルセレクト
シャフト２２２が図６に矢印Ｄで示す方向に回転し、リ
ンク連結されたパーキングレバー２３４及びデテントレ
バー２３６によりパーキングロッド２３８を図７に矢印
Ｅで示す方向に軸方向移動させる。
【００１２】パーキングロッド２３８に外装されたパー
キングカム２４０は、パーキングロッド２３８の図７に
おいて矢印Ｅ方向への軸方向移動により、パーキングス
リーブ２４４を介してパーキングポール２４６を図８に
矢印Ｆで示す方向に回転させ、パーキングポール２４６
のロック突片２５０をパーキングホイール２５２のロッ
ク窪部２５４から抜脱し、パーキングギヤ２５２の回転
を許容する。
キングカム２４０は、パーキングロッド２３８の図７に
おいて矢印Ｅ方向への軸方向移動により、パーキングス
リーブ２４４を介してパーキングポール２４６を図８に
矢印Ｆで示す方向に回転させ、パーキングポール２４６
のロック突片２５０をパーキングホイール２５２のロッ
ク窪部２５４から抜脱し、パーキングギヤ２５２の回転
を許容する。
【００１３】また、自動変速機２０２には、図５に示す
如く、キーインタロック機構２５６を設けている。キー
インタロック機構２５６は、内燃機関（図示せず）のイ
グニションスイッチ２５８のキーシリンダ２６０に挿入
されたイグニションキー２６２の抜脱及び回転をロック
・解除するキーロック部２６４を設け、このキーロック
部２６４をロック・解除動作させるキーインタロックケ
ーブル２６６を設けている。
如く、キーインタロック機構２５６を設けている。キー
インタロック機構２５６は、内燃機関（図示せず）のイ
グニションスイッチ２５８のキーシリンダ２６０に挿入
されたイグニションキー２６２の抜脱及び回転をロック
・解除するキーロック部２６４を設け、このキーロック
部２６４をロック・解除動作させるキーインタロックケ
ーブル２６６を設けている。
【００１４】キーインタロックケーブル２６６は、一端
側がキーロック部２６４に連絡され、キーインタロック
アウタケーブル２６８内に軸方向移動可能に挿通され、
他端側がキーインタロックレバー２７０に連絡してい
る。キーインタロックレバー２７０は、中央部位を支軸
２７２によりレバー機構本体２０８に回動可能に軸支
し、一端側にキーインタロックケーブル２６６の他端側
を連絡し、他端側にセレクトレバー２１２の当接体２７
４を当接される。
側がキーロック部２６４に連絡され、キーインタロック
アウタケーブル２６８内に軸方向移動可能に挿通され、
他端側がキーインタロックレバー２７０に連絡してい
る。キーインタロックレバー２７０は、中央部位を支軸
２７２によりレバー機構本体２０８に回動可能に軸支
し、一端側にキーインタロックケーブル２６６の他端側
を連絡し、他端側にセレクトレバー２１２の当接体２７
４を当接される。
【００１５】キーインタロックアウタケーブル２６８
は、一端側がキーシリンダ２６０の取付ブラケット２７
６に取付けられ、他端側がレバー機構本体２０８の取付
ブラケット２７８に２つのキーインタロックケーブル取
付ナット２８０・２８０によって取付けられている。キ
ーインタロックケーブル２６６の位置は、２つのキーイ
ンタロックケーブル取付ナット２８０・２８０によって
調整される。
は、一端側がキーシリンダ２６０の取付ブラケット２７
６に取付けられ、他端側がレバー機構本体２０８の取付
ブラケット２７８に２つのキーインタロックケーブル取
付ナット２８０・２８０によって取付けられている。キ
ーインタロックケーブル２６６の位置は、２つのキーイ
ンタロックケーブル取付ナット２８０・２８０によって
調整される。
【００１６】キーインタロック機構２５６は、セレクト
レバー２１２をパーキング位置にセレクト操作すると、
当接体２７４によりキーインタロックレバー２７０が図
５に矢印Ｇに示す方向に回転される。キーインタロック
レバー２７０の矢印Ｇ方向の回転は、キーインタロック
ケーブル２６８によりキーシリンダ２６０のキーロック
部２６４に伝達されて解除動作し、キーシリンダ２６０
からのイグニションキー２６２の抜脱を許容し、イグニ
ションキー２６２の回転によるエンジンの始動を許容す
る。
レバー２１２をパーキング位置にセレクト操作すると、
当接体２７４によりキーインタロックレバー２７０が図
５に矢印Ｇに示す方向に回転される。キーインタロック
レバー２７０の矢印Ｇ方向の回転は、キーインタロック
ケーブル２６８によりキーシリンダ２６０のキーロック
部２６４に伝達されて解除動作し、キーシリンダ２６０
からのイグニションキー２６２の抜脱を許容し、イグニ
ションキー２６２の回転によるエンジンの始動を許容す
る。
【００１７】一方、キーインタロック機構２５６は、セ
レクトレバー２１２をパーキング位置以外の位置にセレ
クト操作すると、キーインタロックレバー２７０が図５
に矢印Ｈに示す方向に回転される。キーインタロックレ
バー２７０の矢印Ｈ方向の回転は、キーインタロックケ
ーブル２６６によりキーシリンダ２６０のキーロック部
２６４に伝達されてロック動作し、キーシリンダ２６０
からのイグニションキー２６２の抜脱を阻止し、イグニ
ションキー２６２の回転によるエンジンの停止を阻止す
る。
レクトレバー２１２をパーキング位置以外の位置にセレ
クト操作すると、キーインタロックレバー２７０が図５
に矢印Ｈに示す方向に回転される。キーインタロックレ
バー２７０の矢印Ｈ方向の回転は、キーインタロックケ
ーブル２６６によりキーシリンダ２６０のキーロック部
２６４に伝達されてロック動作し、キーシリンダ２６０
からのイグニションキー２６２の抜脱を阻止し、イグニ
ションキー２６２の回転によるエンジンの停止を阻止す
る。
【００１８】また、このような自動変速機のパーキング
ロック装置としては、例えば、特開昭６１−７７５４８
号公報、実開昭６４−３５１６６号公報、実公昭６３−
５９７０号公報、特開平３−１０９５４号公報、特開昭
６４−７４１５０号公報に開示されている。特開昭６１
−７７５４８号公報に記載のものは、運転席への着座の
有無を検出する着座検出手段と、車速を検出する車速検
出手段と、パーキングギヤに係合して出力軸の回動を規
制するロック手段と、着座検出手段による非着座状態と
車速検出手段による車両停止状態とを共に検出した際
に、ロック手段を作動させる制御手段とを備えたことに
より、着座しない時にロックさせ、エンジンの作動中に
おいて、シフトレバーがパーキング位置以外の位置にシ
フトされ、かつパーキングブレーキの制動操作が不十分
もしくは失念された状態で運転者が運転席から離れて
も、出力軸の回動が規制されて車両の走行を防止するこ
とができるものである。
ロック装置としては、例えば、特開昭６１−７７５４８
号公報、実開昭６４−３５１６６号公報、実公昭６３−
５９７０号公報、特開平３−１０９５４号公報、特開昭
６４−７４１５０号公報に開示されている。特開昭６１
−７７５４８号公報に記載のものは、運転席への着座の
有無を検出する着座検出手段と、車速を検出する車速検
出手段と、パーキングギヤに係合して出力軸の回動を規
制するロック手段と、着座検出手段による非着座状態と
車速検出手段による車両停止状態とを共に検出した際
に、ロック手段を作動させる制御手段とを備えたことに
より、着座しない時にロックさせ、エンジンの作動中に
おいて、シフトレバーがパーキング位置以外の位置にシ
フトされ、かつパーキングブレーキの制動操作が不十分
もしくは失念された状態で運転者が運転席から離れて
も、出力軸の回動が規制されて車両の走行を防止するこ
とができるものである。
【００１９】実開昭６４−３５１６６号公報に記載のも
のは、セレクトレバーのパーキング位置へのセレクト操
作に基づいて、ロック位置に動作されたパーキングポー
ルを拘束するとともに、ブレーキ操作に基づいてパーキ
ングポールの拘束を解除するポール制御手段を設けたも
のである。実公昭６３−５９７０号公報に記載のもの
は、シフトレバーの操作により作動するアイドラ機構の
アイドラレバーに設けた係合ピンが、パーキング解除に
よりトグルレバーの切欠部から戻る際にはトグルレバー
の切欠部に隣接して設けられた突出部でない側壁に接触
することなく戻ることができるようにし、これにより、
シフトレバーのパーキング解除力を小さくすることがで
き、パーキング装置を耐強度不要機構とし、構造の簡単
化を図るものである。特開平３−１０９５４号公報に記
載のものは、ロッドプレートに回動可能に装着される補
強プレートには、ロッドプレートの回動時の略接線方向
に延設される一端部およびこの一端部に対し駆動シャフ
ト側で略直角方向に延設される他端部がＬ字状に設けら
れ、このＬ字状両端部にパーキングロッドが固定される
ことにより、パーキングロッドに設けられた挿入子はロ
ッドプレートの回動に伴ってパーキングポールとパーキ
ングアクチュエータサポートとの間の間隙に挿入および
拡脱が可能となり、かつ、パーキングロッドの挿入子に
至る部分が補強部プレートの他端部に固定されることに
より、挿入子に作用される力を他端部によって支持する
ことができるので、挿入子の支持剛性、つまりパーキン
グロッドの強度を増大するものである。特開昭６４−７
４１５０号公報に記載のものは、ハンドブレーキの作動
の有無を検出するハンドブレーキ検出手段と、アクセル
ペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダル踏み込み
量検出手段と、パーキングギヤに係合して、出力軸の回
動をロックするロック手段と、ハンドブレーキ検出手段
でハンドブレーキが作動されたことを検出したときにロ
ック手段を付勢制御すると共に、アクセルペダルの踏み
込み量が所定値以上になってことを検出したときにロッ
ク手段を消勢制御する制御手段とを備えたことにより、
ハンドブレーキを作動した時に、ロック手段を作動さ
せ、ロック手段の解除はアクセルペダルが所定量以上踏
み込んだ時とすることにより、坂道発進時における後退
防止を簡単な構成で達成するものである。
のは、セレクトレバーのパーキング位置へのセレクト操
作に基づいて、ロック位置に動作されたパーキングポー
ルを拘束するとともに、ブレーキ操作に基づいてパーキ
ングポールの拘束を解除するポール制御手段を設けたも
のである。実公昭６３−５９７０号公報に記載のもの
は、シフトレバーの操作により作動するアイドラ機構の
アイドラレバーに設けた係合ピンが、パーキング解除に
よりトグルレバーの切欠部から戻る際にはトグルレバー
の切欠部に隣接して設けられた突出部でない側壁に接触
することなく戻ることができるようにし、これにより、
シフトレバーのパーキング解除力を小さくすることがで
き、パーキング装置を耐強度不要機構とし、構造の簡単
化を図るものである。特開平３−１０９５４号公報に記
載のものは、ロッドプレートに回動可能に装着される補
強プレートには、ロッドプレートの回動時の略接線方向
に延設される一端部およびこの一端部に対し駆動シャフ
ト側で略直角方向に延設される他端部がＬ字状に設けら
れ、このＬ字状両端部にパーキングロッドが固定される
ことにより、パーキングロッドに設けられた挿入子はロ
ッドプレートの回動に伴ってパーキングポールとパーキ
ングアクチュエータサポートとの間の間隙に挿入および
拡脱が可能となり、かつ、パーキングロッドの挿入子に
至る部分が補強部プレートの他端部に固定されることに
より、挿入子に作用される力を他端部によって支持する
ことができるので、挿入子の支持剛性、つまりパーキン
グロッドの強度を増大するものである。特開昭６４−７
４１５０号公報に記載のものは、ハンドブレーキの作動
の有無を検出するハンドブレーキ検出手段と、アクセル
ペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダル踏み込み
量検出手段と、パーキングギヤに係合して、出力軸の回
動をロックするロック手段と、ハンドブレーキ検出手段
でハンドブレーキが作動されたことを検出したときにロ
ック手段を付勢制御すると共に、アクセルペダルの踏み
込み量が所定値以上になってことを検出したときにロッ
ク手段を消勢制御する制御手段とを備えたことにより、
ハンドブレーキを作動した時に、ロック手段を作動さ
せ、ロック手段の解除はアクセルペダルが所定量以上踏
み込んだ時とすることにより、坂道発進時における後退
防止を簡単な構成で達成するものである。
【００２０】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のパー
キングロック装置にあっては、サイドブレーキの引きが
弱かったり、セレクトレバーのパーキング位置（Ｐ）へ
の操作が不確実である場合で、坂道に停車中に、意図に
反して車両が動き出すという不都合があった。
キングロック装置にあっては、サイドブレーキの引きが
弱かったり、セレクトレバーのパーキング位置（Ｐ）へ
の操作が不確実である場合で、坂道に停車中に、意図に
反して車両が動き出すという不都合があった。
【００２１】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、セレクトレバーをパーキ
ング位置にシフト操作した際に、パーキングギヤの回動
を阻止して出力軸をロックさせ、この出力軸に連結され
た駆動車輪をロックする自動変速機のパーキングロック
装置において、エンジンの停止時に前記パーキングギヤ
に噛合うとともに前記エンジンの稼動時には前記パーキ
ングギヤから噛合が外されるように動作するロックレバ
ーとこのロックレバーを動作させるアクチュエータとが
備えられたロック機構を設け、このロック機構を作動す
る制御手段を設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、セレクトレバーをパーキ
ング位置にシフト操作した際に、パーキングギヤの回動
を阻止して出力軸をロックさせ、この出力軸に連結され
た駆動車輪をロックする自動変速機のパーキングロック
装置において、エンジンの停止時に前記パーキングギヤ
に噛合うとともに前記エンジンの稼動時には前記パーキ
ングギヤから噛合が外されるように動作するロックレバ
ーとこのロックレバーを動作させるアクチュエータとが
備えられたロック機構を設け、このロック機構を作動す
る制御手段を設けたことを特徴とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】この発明は、エンジンのオフ時に
は、ロック機構が作動して自動的にパーキングギヤの回
転を阻止するので、サイドブレーキの引きが弱かった
り、セレクトレバーのパーキング位置への操作が不確実
である場合でも、意図に反する車両の動き出しを防止す
ることができる。
は、ロック機構が作動して自動的にパーキングギヤの回
転を阻止するので、サイドブレーキの引きが弱かった
り、セレクトレバーのパーキング位置への操作が不確実
である場合でも、意図に反する車両の動き出しを防止す
ることができる。
【００２３】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図１〜４は、この発明の実施例
を示すものである。図４において、２は車両に搭載した
エンジン（図示せず）に連結される自動変速機、４は変
速機ケース、６はトルクコンバータ、８は歯車変速部、
１０は入力軸、１２はオイルポンプ、１４はセカンドブ
レーキバンド、１６はダイレクトクラッチ、１８はフォ
ーワードクラッチ、２０はフロントプラネタリギヤ、２
２はプラネタリサンギヤ、２４はワンウェィクラッチ、
２６はリヤプラネタリギヤ、２８はファーストリバース
ブレーキ、３０は出力軸、３２はリダクションドライブ
ギヤ、３４はカウンタ軸である。
且つ具体的に説明する。図１〜４は、この発明の実施例
を示すものである。図４において、２は車両に搭載した
エンジン（図示せず）に連結される自動変速機、４は変
速機ケース、６はトルクコンバータ、８は歯車変速部、
１０は入力軸、１２はオイルポンプ、１４はセカンドブ
レーキバンド、１６はダイレクトクラッチ、１８はフォ
ーワードクラッチ、２０はフロントプラネタリギヤ、２
２はプラネタリサンギヤ、２４はワンウェィクラッチ、
２６はリヤプラネタリギヤ、２８はファーストリバース
ブレーキ、３０は出力軸、３２はリダクションドライブ
ギヤ、３４はカウンタ軸である。
【００２４】この自動変速機２には、終減速機構３６に
よって差動機３８が連結される。終減速機構３６は、カ
ウンタ軸３４に設けたファイナルドライブギヤ４０と、
このファイナルドライブギヤ４０に噛合したファイナル
ドリブンギヤ４２とからなる。このファイナルドリブン
ギヤ４２は、差動機３８の差動ケース４４に固設されて
いる。
よって差動機３８が連結される。終減速機構３６は、カ
ウンタ軸３４に設けたファイナルドライブギヤ４０と、
このファイナルドライブギヤ４０に噛合したファイナル
ドリブンギヤ４２とからなる。このファイナルドリブン
ギヤ４２は、差動機３８の差動ケース４４に固設されて
いる。
【００２５】また、自動変速機２の出力軸３０には、通
常のパーキングロック機構４６のパーキングギヤ４８が
設けられている。
常のパーキングロック機構４６のパーキングギヤ４８が
設けられている。
【００２６】パーキングロック機構４６は、図２に示す
如く、パーキングロッド５０の軸方向移動によりパーキ
ングカム５２の当接されるパーキングスリーブ５４を変
速機ケース４に固設し、パーキングスリーブ５４に当接
したパーキングカム５２によって押進されるパーキング
ポール５６を設けている。パーキングポール５６は、一
端側が支持ピン５８によって変速機ケース４に回動可能
に軸支され、他端側がロック突片６０が突出して設けら
れている。パーキングポール５６のロック突片６０は、
自動変速機２の出力軸３０に固設されたパーキングギヤ
４８のロック窪部６２に係合・抜脱される。また、パー
キングポール５６は、スプリング５６ａによって付勢さ
れている。
如く、パーキングロッド５０の軸方向移動によりパーキ
ングカム５２の当接されるパーキングスリーブ５４を変
速機ケース４に固設し、パーキングスリーブ５４に当接
したパーキングカム５２によって押進されるパーキング
ポール５６を設けている。パーキングポール５６は、一
端側が支持ピン５８によって変速機ケース４に回動可能
に軸支され、他端側がロック突片６０が突出して設けら
れている。パーキングポール５６のロック突片６０は、
自動変速機２の出力軸３０に固設されたパーキングギヤ
４８のロック窪部６２に係合・抜脱される。また、パー
キングポール５６は、スプリング５６ａによって付勢さ
れている。
【００２７】また、この実施例にあっては、エンジンの
停止時に、パーキングギヤ４８に噛合うとともにエンジ
ンの稼動時にはパーキングギヤ４８から噛合が外される
ように動作するロックレバー６４とこのロックレバー６
４を動作させるアクチュエータ６６とが備えられたロッ
ク機構６８が設けられ、また、このロック機構６８を作
動する制御手段（ＥＣＵ）７０が設けられている。
停止時に、パーキングギヤ４８に噛合うとともにエンジ
ンの稼動時にはパーキングギヤ４８から噛合が外される
ように動作するロックレバー６４とこのロックレバー６
４を動作させるアクチュエータ６６とが備えられたロッ
ク機構６８が設けられ、また、このロック機構６８を作
動する制御手段（ＥＣＵ）７０が設けられている。
【００２８】ロック機構６８にあっては、図２に示す如
く、支持軸７２にロックレバー６４の基端側が揺動可能
に設けられるとともにこのロックレバー６４を付勢する
リターンスプリング７４が設けられ、このロックレバー
６４の先端側にはパーキングギヤ４８のロック窪部６２
に係合するレバー係合片７６が設けられている。また、
アクチュエータ６６は、ソレノイド弁等からなり、ロッ
クレバー６４の先端側に接して、通電・非通電によって
往復動する押圧ロッド７８を有している。
く、支持軸７２にロックレバー６４の基端側が揺動可能
に設けられるとともにこのロックレバー６４を付勢する
リターンスプリング７４が設けられ、このロックレバー
６４の先端側にはパーキングギヤ４８のロック窪部６２
に係合するレバー係合片７６が設けられている。また、
アクチュエータ６６は、ソレノイド弁等からなり、ロッ
クレバー６４の先端側に接して、通電・非通電によって
往復動する押圧ロッド７８を有している。
【００２９】このアクチュエータ６６は、制御手段７０
によって作動される。
によって作動される。
【００３０】この制御手段７０は、図１に示す如く、イ
グニションキー（図示せず）の位置を検出するイグニシ
ョンキーポジションセンサ８０と車速を検出する車速セ
ンサ８２と自動変速機２のセレクトレバー（図示せず）
の位置を検出するシフトポジションセンサ８４とに連絡
し、イグニションキーがオフの位置である条件と自動変
速機２がニュートラル（Ｎ）以外のレンジである条件と
車速が略零である条件とを満足した場合に、パーキング
ギヤ４８の回転を阻止させるようにロック機構６８を作
動制御するものである。
グニションキー（図示せず）の位置を検出するイグニシ
ョンキーポジションセンサ８０と車速を検出する車速セ
ンサ８２と自動変速機２のセレクトレバー（図示せず）
の位置を検出するシフトポジションセンサ８４とに連絡
し、イグニションキーがオフの位置である条件と自動変
速機２がニュートラル（Ｎ）以外のレンジである条件と
車速が略零である条件とを満足した場合に、パーキング
ギヤ４８の回転を阻止させるようにロック機構６８を作
動制御するものである。
【００３１】次に、この実施例の作用を、図３のフロー
チャートに基づいて説明する。
チャートに基づいて説明する。
【００３２】制御手段７０のプログラムがスタートする
と（ステップ１０２）、先ず、イグニションキーの位置
がオフか否かを判断する（ステップ１０４）。このステ
ップ１０４でＮＯの場合には、この判断を継続する。
と（ステップ１０２）、先ず、イグニションキーの位置
がオフか否かを判断する（ステップ１０４）。このステ
ップ１０４でＮＯの場合には、この判断を継続する。
【００３３】このステップ１０４でＹＥＳの場合には、
自動変速機２のシフトレンジがニュートラルレンジ
（Ｎ）か否かを判断する（ステップ１０６）。このステ
ップ１０６でＹＥＳの場合には、ステップ１０４に戻
す。
自動変速機２のシフトレンジがニュートラルレンジ
（Ｎ）か否かを判断する（ステップ１０６）。このステ
ップ１０６でＹＥＳの場合には、ステップ１０４に戻
す。
【００３４】ステップ１０６でＮＯの場合には、車速
（ｖ）が略零、つまり、０＜ｖ＜ａか否かを判断する
（ステップ１０８）。ここで、ａは、所定に低い車速で
ある。このステップ１０８でＮＯの場合には、ステップ
１０４に戻す。
（ｖ）が略零、つまり、０＜ｖ＜ａか否かを判断する
（ステップ１０８）。ここで、ａは、所定に低い車速で
ある。このステップ１０８でＮＯの場合には、ステップ
１０４に戻す。
【００３５】ステップ１０８でＹＥＳの場合には、アク
チュエータ６６に通電をしてオンとし、押圧ロッド７８
を押進させてロックレバー６４のレバー係合片７６をパ
ーキングギヤ４８のロック窪部６２に係合させ（図２の
破線で示す）、パーキングギヤ４８が回転しないように
ロックをする（ステップ１１０）。
チュエータ６６に通電をしてオンとし、押圧ロッド７８
を押進させてロックレバー６４のレバー係合片７６をパ
ーキングギヤ４８のロック窪部６２に係合させ（図２の
破線で示す）、パーキングギヤ４８が回転しないように
ロックをする（ステップ１１０）。
【００３６】アクチュエータ６６が非通電になると、押
圧ロッド７８が引退動されるとともに（図２の破線で示
す）、リターンスプリング７４の付勢力によってロック
レバー６４がパーキングギヤ４８との噛合から解除され
る。
圧ロッド７８が引退動されるとともに（図２の破線で示
す）、リターンスプリング７４の付勢力によってロック
レバー６４がパーキングギヤ４８との噛合から解除され
る。
【００３７】この結果、サイドブレーキの引きが弱かっ
たり、セレクトレバーのパーキング位置への操作が不確
実である場合や、各ケーブル調整のズレが生じている場
合等でも、エンジンの停止時に、別途のロック機構によ
ってパーキングギヤの回転を自動的に阻止するので、特
に、坂道の停車中であっても、意図に反する車両の動き
出しを確実に防止することができる。
たり、セレクトレバーのパーキング位置への操作が不確
実である場合や、各ケーブル調整のズレが生じている場
合等でも、エンジンの停止時に、別途のロック機構によ
ってパーキングギヤの回転を自動的に阻止するので、特
に、坂道の停車中であっても、意図に反する車両の動き
出しを確実に防止することができる。
【００３８】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、エンジンの停止時にパーキングギヤに噛
合うとともにエンジンの稼動時にはパーキングギヤから
噛合が外されるように動作するロックレバーとロックレ
バーを動作させるアクチュエータとが備えられたロック
機構を設け、ロック機構を作動する制御手段を設けたこ
とにより、エンジンのオフ時には、ロック機構が作動し
て自動的にパーキングギヤの回転を阻止するので、サイ
ドブレーキの引きが弱かったり、セレクトレバーのパー
キング位置への操作が不確実である場合でも、意図に反
する車両の動き出しを確実に防止し得る。
発明によれば、エンジンの停止時にパーキングギヤに噛
合うとともにエンジンの稼動時にはパーキングギヤから
噛合が外されるように動作するロックレバーとロックレ
バーを動作させるアクチュエータとが備えられたロック
機構を設け、ロック機構を作動する制御手段を設けたこ
とにより、エンジンのオフ時には、ロック機構が作動し
て自動的にパーキングギヤの回転を阻止するので、サイ
ドブレーキの引きが弱かったり、セレクトレバーのパー
キング位置への操作が不確実である場合でも、意図に反
する車両の動き出しを確実に防止し得る。
【図１】パーキングロック装置の構成図である。
【図２】ロック機構の構成図である。
【図３】制御手段の作用を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図４】自動変速機の断面図である。
【図５】従来のキーインタロック機構の構成図である。
【図６】従来の自動変速機の要部拡大側面図である。
【図７】従来の自動変速機のパーキングロック機構の断
面図である。
面図である。
【図８】従来の自動変速機のパーキングロック機構の正
面図である。
面図である。
２ 自動変速機 ４ 変速機ケース ４６ パーキングロック機構 ４８ パーキングギヤ ６４ ロックレバー ６６ アクチュエータ ６８ ロック機構 ７０ 制御手段
Claims (2)
- 【請求項１】 セレクトレバーをパーキング位置にシフ
ト操作した際に、パーキングギヤの回動を阻止して出力
軸をロックさせ、この出力軸に連結された駆動車輪をロ
ックする自動変速機のパーキングロック装置において、
エンジンの停止時に前記パーキングギヤに噛合うととも
に前記エンジンの稼動時には前記パーキングギヤから噛
合が外されるように動作するロックレバーとこのロック
レバーを動作させるアクチュエータとが備えられたロッ
ク機構を設け、このロック機構を作動する制御手段を設
けたことを特徴とする自動変速機のパーキングロック装
置。 - 【請求項２】 前記制御手段は、イグニションキーがオ
フの位置である条件と前記自動変速機がニュートラル以
外のレンジである条件と車速が略零である条件とを満足
した場合に前記パーキングギヤの回転を阻止させるよう
に前記ロック機構を作動制御することを特徴とする請求
項１に記載の自動変速機のパーキングロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13279196A JPH09295561A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自動変速機のパーキングロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13279196A JPH09295561A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自動変速機のパーキングロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295561A true JPH09295561A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15089643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13279196A Pending JPH09295561A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 自動変速機のパーキングロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295561A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003040594A1 (fr) * | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de commande d'unite de changement de vitesse de type engrenage, procede de commande et automobile |
| EP1164043A3 (en) * | 2000-06-12 | 2005-09-14 | Aisin Aw Co., Ltd. | Hybrid driving device |
| WO2006115132A1 (en) | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically driven wheel and vehicle |
| JP2008290575A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Toyota Motor Corp | シフト切換機構の制御装置 |
| KR100921719B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2009-10-15 | 고쿠리쓰다이가쿠호진 덴키쓰신다이가쿠 | 3차원 형상 계측 장치 |
| JP2015064033A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | ジヤトコ株式会社 | マルチディスク変速機 |
| CN107605607A (zh) * | 2017-09-15 | 2018-01-19 | 北理慧动（常熟）车辆科技有限公司 | 发动机控制方法及装置 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13279196A patent/JPH09295561A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1164043A3 (en) * | 2000-06-12 | 2005-09-14 | Aisin Aw Co., Ltd. | Hybrid driving device |
| WO2003040594A1 (fr) * | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de commande d'unite de changement de vitesse de type engrenage, procede de commande et automobile |
| US7201703B2 (en) | 2001-11-08 | 2007-04-10 | Hitachi, Ltd. | Gear type speed change unit control device, control method, and automobile |
| KR100921719B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2009-10-15 | 고쿠리쓰다이가쿠호진 덴키쓰신다이가쿠 | 3차원 형상 계측 장치 |
| WO2006115132A1 (en) | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically driven wheel and vehicle |
| US7950484B2 (en) | 2005-04-22 | 2011-05-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically driven wheel and vehicle |
| JP2008290575A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Toyota Motor Corp | シフト切換機構の制御装置 |
| JP2015064033A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | ジヤトコ株式会社 | マルチディスク変速機 |
| CN107605607A (zh) * | 2017-09-15 | 2018-01-19 | 北理慧动（常熟）车辆科技有限公司 | 发动机控制方法及装置 |
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