JPH09293575A - 回転コネクタ - Google Patents

回転コネクタ

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JPH09293575A
JPH09293575A JP8107663A JP10766396A JPH09293575A JP H09293575 A JPH09293575 A JP H09293575A JP 8107663 A JP8107663 A JP 8107663A JP 10766396 A JP10766396 A JP 10766396A JP H09293575 A JPH09293575 A JP H09293575A
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JP
Japan
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housing
flat cable
side housing
movable
fixed
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Withdrawn
Application number
JP8107663A
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English (en)
Inventor
Hironori Kato
弘典 加藤
Masanori Nakao
政典 中尾
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットケーブルの全長を短くし、安価なエ
ッチング技術によってフラットケーブルを製造できるよ
うにする。 【解決手段】 固定側ハウジング1と可動側ハウジング
2とで囲まれた空間を中間プレート3によって第1の収
納部15と第2の収納部16とに仕切り、ベースフィル
ムにエッチングによって導体21を形成してコ字状のフ
ラットケーブル4となし、該フラットケーブルの第1の
帯状部4aを前記第1の収納部15内でローラ群18の
1つにループさせて巻回方向を反転させたのち、フラッ
トケーブルの連結部4cを中間プレート3に挿通させて
第2の帯状部4bを前記第2の収納部16内に導き、該
第2の収納部16内で第2の帯状部4bをローラ群20
の1つにループさせて巻回方向を反転させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ング装置に組み込まれてエアーバッグシステム等の電気
的接続手段として使用される回転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】回転コネクタは、相対的に回動自在に連
結された一対のハウジングと、両ハウジング間に画成さ
れる収納部内に巻回されたフラットケーブルとで概略構
成されており、自動車のステアリング装置に組み込ま
れ、回転数が有限であるハンドルに装着されたエアーバ
ッグ・インフレータ等の電気的接続手段として使用され
る。前記フラットケーブルは帯状のベースフィルムに複
数本の導体を延設したもので、該フラットケーブルの両
端は両ハウジングにそれぞれ固定された状態で外部へ電
気的に導出されている。前記両ハウジングのうち、一方
は可動側ハウジングとしてハンドルに取付けられ、他方
は固定側ハウジングとしてコンビスイッチ等のステータ
部材に取付けられ、ハンドルの回転操作に連動して可動
側ハウジングが正・逆いずれかの方向に回転すると、そ
の回転方向に応じてフラットケーブルが収納部内で巻き
締めあるいは巻き戻されるようになっている。
【0003】このような回転コネクタにおいて、トータ
ルコスト中に締めるフラットケーブルの割合は高く、必
要とされるフラットケーブルの長さを短くしてコストの
低減化を図るようにした回転コネクタが米国特許3,7
63,455号明細書等において提案されている。
【0004】図6は上記特許明細書に開示された回転コ
ネクタの概略構成を示す平面図である。同図に示すよう
に、円筒状の外筒壁を有する固定側ハウジング100に
対して円筒状の内筒壁を有する可動側ハウジング101
が回動自在に装着されており、これら固定側ハウジング
100と可動側ハウジング101との間に画成される環
状の収納部102内には第1のフラットケーブル103
と第2のフラットケーブル104が収納されている。こ
れらフラットケーブル103,104は、収納部102
内で固定側ハウジング100の外筒壁と可動側ハウジン
グ101の内筒壁とに巻回方向を逆向きにした状態で収
納され、その巻き方向が転換される位置にU字状の反転
部103a,104aが形成されている。また、両フラ
ットケーブル103,104の内方端は可動側ハウジン
グ101の内筒壁に近接配置されたケーブル導出部10
7,108に接続され、これらケーブル導出部107,
108を介して可動側ハウジング101の外部に電気的
に導出されている。一方、両フラットケーブル103,
104の外方端は固定側ハウジング100の外筒壁に近
接配置されたケーブル導出部109,110に接続さ
れ、これらケーブル導出部109,110を介して固定
側ハウジング100の外部に電気的に導出されている。
さらに、前記収納部102には、その周方向に沿って複
数のローラ105,106群が配置されており、第1の
フラットケーブル103の反転部103aは一方のロー
ラ105群の1つにループされ、第2のフラットケーブ
ル104の反転部104aは他方のローラ106群の1
つにループされている。
【0005】このように構成された回転コネクタにおい
て、例えば可撓性101を図6の時計方向に回転する
と、フラットケーブル103,104の反転部103
a,104aは可動側ハウジング101よりも少ない回
動量だけ収納部102内を時計方向に移動し、フラット
ケーブル103,104の巻回状態は可動側ハウジング
101の内筒部側に多く巻き付けられた巻き締め状態と
なる。これとは逆に、可動側ハウジング101を反時計
方向に回転すると、フラットケーブル103,104の
反転部103a,104aは可動側ハウジング101よ
りも少ない回動量だけ同方向に移動し、フラットケーブ
ル103,104は固定側ハウジング100の外筒部側
が多くなった巻き戻し状態となる。なお、かかる巻き締
め、巻き戻し時に、各ローラ105,106はフラット
ケーブル103,104の反転部103a,104aか
らの力を受けて同方向に移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の回転コ
ネクタは、フラットケーブルを途中で逆向きに反転して
いるため、フラットケーブルを渦巻状に巻回した回転コ
ネクタに比べると、必要とされるフラットケーブルの長
さを格段に短くすることができるが、それでも通常の使
用状況下では、1m弱の長尺なフラットケーブルを必要
としていた。このため、かかる長尺なフラットケーブル
を製造する場合は、ベースフィルムに導線をエッチング
技術によって形成するという安価な方法は採用しにく
く、一般的には、一対のベースフィルムに導線をラミネ
ートするという製造方法が採用されており、このことが
コストの低減化を妨げる大きな要因となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定側ハウジ
ングと可動側ハウジングとで囲まれた空間を中間プレー
トによって複数の収納部に仕切り、隣接する収納部内に
コ字状に連続するフラットケーブルを収納することとす
る。このように、フラットケーブルをコ字状に形成して
隣接する収納部内に巻回し、可動側ハウジングに必要と
される回転数を各収納部内のフラットケーブルで分担す
ることにより、フラットケーブルの全長を短くでき、安
価なエッチング法によってフラットケーブルを製造する
ことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の回転コネクタでは、固定
側ハウジングと、この固定側ハウジングに対して回転自
在に装着された可動側ハウジングと、これら両ハウジン
グで囲まれた空間を可動側ハウジングの回転軸と直交す
る方向に沿って複数の収納部に仕切る中間プレートと、
前記各収納部内に巻回されたフラットケーブルとを備
え、前記フラットケーブルをその両端が前記固定側ハウ
ジングと前記可動側ハウジングとにそれぞれ固定した状
態で外部へ電気的に導出すると共に、隣接する前記収納
部間で該フラットケーブルをコ字状に連続した。
【0009】前記各収納部内で前記フラットケーブルを
渦巻状に巻回しても良いが、該フラットケーブルを各収
納部内で反転部を介して逆向きに巻回すると、フラット
ケーブルの全長を短縮する上で好適である。
【0010】また、前記フラットケーブルの両端の導出
部をそれぞれ前記固定側ハウジングと前記可動側ハウジ
ングの外周部に設けることができ、この場合、両ハウジ
ングの外周部は内周部に比べてスペースの制約が少ない
ため、設計上の自由度が高められる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の一実施例に係る回転コネクタの分解斜視
図、図2は該回転コネクタの断面図、図3は該回転コネ
クタに用いられるフラットケーブルの正面図である。
【0012】図1と図2に示すように、本実施例に係る
回転コネクタは、固定側ハウジング1と、可動側ハウジ
ング2と、両ハウジング1,2間に介設された中間プレ
ート3と、これらハウジング1,2と中間プレート3で
囲まれた空間に収納されたフラットケーブル4と、一対
の移動体5,6とで概略構成されている。
【0013】固定側ハウジング1には、センタ孔7を有
する円板状の底板8と、この底板8の外周縁に立設され
た外筒壁9とが一体形成されており、外筒壁9の一部に
は外方へ突出する取出部9aが形成されている。一方、
可動側ハウジング2には、センタ孔10を有する円板状
の天板11と、この天板11の外周縁に垂設された外筒
壁12とが一体形成されており、外筒壁12の一部には
外方へ突出する取出部12aが形成されている。また、
中間プレート3には、裏面側に突出する第1の内筒壁1
3と裏面側に突出する第2の内筒壁14とが同軸上に一
体形成されており、これら第1および第2の内筒壁14
には軸線方向に貫通するスリット3aが形成されてい
る。
【0014】前記両ハウジング1,2は、固定側ハウジ
ング1のセンタ孔7が第1の内筒壁13の下端に、可動
側ハウジング2のセンタ孔10が第2の内筒壁14の上
端にそれぞれスナップインすることにより、中間プレー
ト3に対して回転自在に連結されており、該中間プレー
ト3によって両ハウジング1,2の内部は上下2つの空
間に仕切られている。すなわち、図2に示すように、固
定側ハウジング1の底板8と外筒壁9および中間プレー
ト3によって第1の収納部15が画成され、可動側ハウ
ジング2の天板11と外筒壁12および中間プレート3
によって第2の収納部16が画成されている。そして、
第1の収納部15内には移動体5が配置されており、こ
の移動体5は、リング板17と該リング板17の上面に
回転自在に軸支された複数のローラ群18とで構成され
ている。一方、第2の収納部16内には移動体6が配置
されており、この移動体6は、リング板19と該リング
板19の下面に回転自在に軸支された複数のローラ群2
0とで構成されている。
【0015】図3に示すように、フラットケーブル4
は、互いに平行な第1および第2の帯状部4a,4b
と、これら帯状部4a,4bを繋ぐ連結部4cとを有
し、全体としてコ字状に形成されている。このフラット
ケーブル4は、PET等のベースフィルムの片面に銅箔
等からなる複数本の導体21をエッチングによって形成
したもので、各導体21の長さは前述した従来例とほぼ
同じであるが、フラットケーブル4の全長Lはコ字状に
することで従来例の約半分の400mm弱になってい
る。第1の帯状部4aの端部にはジョイント部22が接
続され、このジョイント部22を前記取出部9aに固定
することにより、フラットケーブル4の一端は取出部9
aを介して固定側ハウジング1の外部のコネクタ23に
電気的に導出されている。また、第2の帯状部4bの端
部にはジョイント部24が接続され、このジョイント部
24を前記取出部12aに固定することにより、フラッ
トケーブル4の他端は取出部12aを介して可動側ハウ
ジング2の外部のコネクタ25に電気的に導出されてい
る。そして、フラットケーブル4は、第1の収納部15
内で第1の帯状部4aをローラ群18の1つにループさ
せて巻回方向を反転させたのち、連結部4cを両内筒壁
13,14のスリット3aに挿通させて第2の帯状部4
bを第2の収納部16内に導き、該第2の収納部16内
で第2の帯状部4bをローラ群20の1つにループさせ
て巻回方向を反転させている。
【0016】次に、上記実施例に係る回転コネクタの動
作を主に図4を用いて説明する。ここで、図4の(a−
1)〜(a−6)は第2の収納部16内での第2の帯状
部4bの動きを示し、図4の(b−1)〜(b−6)は
第1の収納部15内での第1の帯状部4aの動きを示し
ている。
【0017】使用に際し、固定側ハウジング1は図示せ
ぬステアリング装置のステータ部材に固定され、コネク
タ23がステータ部材側の外部コネクタに接続される。
また、可動側ハウジング2はステアリング装置のロータ
部材であるハンドルに固定され、コネクタ25がハンド
ル側の外部コネクタに接続される。そして、ハンドルを
時計あるいは反時計回り方向に回転すると、その回転力
が可動側ハウジング2に伝達され、可動側ハウジング2
が時計あるいは反時計回り方向に回転する。例えば、図
4の(a−1),(b−1)に示すように、フラットケ
ーブル4の第2の帯状部4bが第2の内筒壁14に巻き
締められ、フラットケーブル4の第1の帯状部4aが固
定側ハウジング1の外筒壁9側に巻き戻された状態か
ら、可動側ハウジング2が反時計回り方向に回転する
と、図4の(a−2)〜(a−3)に示すように、第2
の帯状部4bの反転部は可動側ハウジング2よりも少な
い回転量だけ反時計回り方向に回転し、この反転部に追
従して移動体6も反時計回り方向に回転する。その結
果、これらの移動量の約2倍の長さの第2の帯状部4b
が第2の内筒壁14から繰り出されて可動側ハウジング
2の外筒壁12側に巻き戻される。この間、中間プレー
ト3は天板11や外筒壁12との摩擦力により回転しな
いため、図4の(b−1)〜(b−3)に示すように、
第1の帯状部4aは固定側ハウジング1の外筒壁9側に
巻き戻された状態を維持する。
【0018】このようにして、第2の帯状部4bが可動
側ハウジング2の外筒壁12側に巻き戻された後、可動
側ハウジング2をさらに反時計回り方向に回転すると、
その回転力が第2の帯状部4bを介して第2の内筒壁1
4に伝達されることにより、中間プレート3は可動側ハ
ウジング2に連動して反時計回り方向に回転する。その
結果、第1の内筒壁13が反時計回り方向に回転するた
め、図4の(b−4)〜(b−6)に示すように、第1
の帯状部4aが固定側ハウジング1の外筒壁9から繰り
出されて中間プレート3の第1の内筒壁13に巻き締め
られる。この間、可動側ハウジング2と中間プレート3
は同一方向に同速度で回転するため、図4の(a−4)
〜(a−6)に示すように、第2の帯状部4bは可動側
ハウジング2の外筒壁12側に巻き戻された状態を維持
する。
【0019】上記とは逆に、図4の(a−6),(b−
6)の状態から、可動側ハウジング2を時計回り方向に
回転すると、その回転の前半で第1の帯状部4aが中間
プレート3の第1の内筒壁13から繰り出されて固定側
ハウジング1の外筒壁9に巻き戻され、回転の後半で第
2の帯状部4bが可動側ハウジング2の外筒壁12側か
ら繰り出されて第2の内筒壁14に巻き締められ、図4
の(a−1),(b−1)の状態になる。
【0020】なお、上記した動作説明においては、可動
側ハウジング2の有限回転を前半と後半とに分け、これ
ら前半と後半の一方で中間プレート3は回転せず、他方
で中間プレート3が可動側ハウジング2と同一速度で回
転するように説明したが、これは中間プレート3と固定
側ハウジング1間の摩擦抵抗が可動側ハウジング2と中
間プレート3間の摩擦抵抗に比べて十分に大きい場合で
ある。可動側ハウジング2と中間プレート3間、および
中間プレート3と固定側ハウジング1間の摩擦抵抗が両
者同一に設定されている場合は、中間プレート3は可動
側ハウジング2の有限回転中に常に可動側ハウジング2
の1/2の回転量で同一方向に回転するが、この場合も
可動側ハウジング2の有限回転量は同じである。例え
ば、図4の(a−1),(b−1)の状態から可動側ハ
ウジング2が反時計回り方向に1回転すると、その間で
中間プレート3は反時計回り方向に1/2回転し、可動
側ハウジング2が反時計回り方向にさらに1回転する
と、その間で中間プレート3は反時計回り方向にさらに
1/2回転し、最終的に図4の(a−6),(b−6)
の状態となる。
【0021】このように上記実施例にあっては、固定側
ハウジング1と可動側ハウジング2とで囲まれた空間を
中間プレート3によって第1の収納部15と第2の収納
部16とに仕切り、これら収納部15,16内にコ字状
に連続するフラットケーブル4の第1の帯状部4aと第
2の帯状部4bをそれぞれ収納したため、可動側ハウジ
ング2に必要とされる有限回転数が両収納部15,16
内のそれぞれの帯状部4a,帯状部4bで分担され、フ
ラットケーブル4の全長Lを従来の約半分に短縮するこ
とができる。したがって、導体21をエッチングするこ
とによってフラットケーブル4を製造することができ、
フラットケーブル4の製造コストを大幅に低減すること
ができる。また、コ字状フラットケーブル4の両端のジ
ョイント部22,23をそれぞれ固定側ハウジング1と
可動側ハウジング2の外周部の取出部9a,12aに固
定することができ、これら両ハウジング1,2の外周部
は内周部に比べてスペースの制約が少ないため、設計上
の自由度を高めることができる。
【0022】なお、上記実施例では、固定側ハウジング
1と可動側ハウジング2とで囲まれた空間を中間プレー
ト3によって2つの収納部15,16に仕切る場合につ
いて説明したが、3つ以上の収納部に仕切ることも可能
であり、仕切られる収納部の数が多くなればその分フラ
ットケーブルの全長を短くすることができる。例えば、
固定側ハウジング1と可動側ハウジング2とで囲まれた
空間を3個の中間プレート3によって4つの収納部に仕
切る場合は、図5に示すように、フラットケーブル4に
コ字状に連続する部分を交互に形成し、該フラットケー
ブル4の各帯状部4a〜4dをそれぞれの収納部内に巻
回すれば良い。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】固定側ハウジングと可動側ハウジングとで
囲まれた空間を中間プレートによって複数の収納部に仕
切り、隣接する収納部内にコ字状に連続するフラットケ
ーブルを収納することにより、可動側ハウジングに必要
とされる回転数が各収納部内のフラットケーブルで分担
されるため、フラットケーブルの全長を短くでき、安価
なエッチング法によってフラットケーブルを製造するこ
とが可能となる。
【0025】また、前記フラットケーブルを各収納部内
で反転部を介して逆向きに巻回すると、フラットケーブ
ルを渦巻状に巻回した場合に比べて必要長を短縮できる
ため、フラットケーブルの全長を短縮する上で好適であ
る。
【0026】また、前記フラットケーブルの両端の導出
部をそれぞれ前記固定側ハウジングと前記可動側ハウジ
ングの外周部に設けることができ、この場合、両ハウジ
ングの外周部は内周部に比べてスペースの制約が少ない
ため、設計上の自由度が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回転コネクタの分解斜
視図である。
【図2】該回転コネクタの断面図である。
【図3】該回転コネクタに用いられるフラットケーブル
の正面図である。
【図4】該フラットケーブルの動作を示す説明図であ
る。
【図5】フラットケーブルの変形例を示す正面図であ
る。
【図6】従来の回転コネクタの概略構成を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 固定側ハウジング 2 可動側ハウジング 3 中間プレート 3a スリット 4 フラットケーブル 4a 第1の帯状部 4b 第2の帯状部 4c 連結部 5,6 移動体 9,12 外筒壁 9a,12a 取出部 13 第1の内筒壁 14 第2の内筒壁 15 第1の収納部 16 第2の収納部 21 導体 22,24 ジョイント部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側ハウジングと、この固定側ハウジ
    ングに対して回転自在に装着された可動側ハウジング
    と、これら両ハウジングで囲まれた空間を可動側ハウジ
    ングの回転軸と直交する方向に沿って複数の収納部に仕
    切る中間プレートと、前記各収納部内に巻回されたフラ
    ットケーブルとを備え、前記フラットケーブルをその両
    端が前記固定側ハウジングと前記可動側ハウジングとに
    それぞれ固定した状態で外部へ電気的に導出すると共
    に、隣接する前記収納部間で該フラットケーブルをコ字
    状に連続したことを特徴とする回転コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記フラット
    ケーブルを前記各収納部内で反転部を介して逆向きに巻
    回したことを特徴とする回転コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
    フラットケーブルの両端の導出部をそれぞれ前記固定側
    ハウジングと前記可動側ハウジングの外周部に設けたこ
    とを特徴とする回転コネクタ。
JP8107663A 1996-04-26 1996-04-26 回転コネクタ Withdrawn JPH09293575A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020003741A1 (ja) * 2018-06-27 2020-01-02 住友理工株式会社 ライン接続コネクタ
CN113120708A (zh) * 2021-05-10 2021-07-16 浙江固泰工程检测科技有限公司 一种自动收线车

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