JPH09292887A - 楽曲再生予約システム - Google Patents

楽曲再生予約システム

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JPH09292887A
JPH09292887A JP8131340A JP13134096A JPH09292887A JP H09292887 A JPH09292887 A JP H09292887A JP 8131340 A JP8131340 A JP 8131340A JP 13134096 A JP13134096 A JP 13134096A JP H09292887 A JPH09292887 A JP H09292887A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
music
reservation
reproduction
storage means
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Application number
JP8131340A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takada
博之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自宅からカラオケの利用日時、部屋および曲
目などを予約することができる楽曲再生予約システムを
実現する。 【解決手段】 送信側のステップ310で入力されたI
D番号及びパスワードは、受信側のステップ312でチ
ェックされる。送信側のステップ320で予約月日を入
力すると、その予約月日に対応する予約状況データの検
索が受信側のステップ322で行われ、ステップ324
でその検索結果が送信される。この検索結果は受信側で
表示されるため、この表示を見て部屋が空いている場合
にはステップ330で部屋番号及び使用時間帯を入力す
ると、これらデータは受信側のステップ332で入力さ
れる。予約曲がある場合はステップ350で曲番号を入
力すると受信側はその曲番号データを入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の楽曲を予約
された時間に再生できる楽曲再生予約システムであっ
て、カラオケ装置を利用する時間と歌いたい曲とを予約
しておくことにより、利用時間になると予約した曲でカ
ラオケを行うことができるものとして好適な楽曲再生予
約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケ店においてカラオケを行
う場合、まず最初に店の受付において部屋が空いている
ことを確かめてから、利用時間および利用人数などを告
げている。そして、部屋に入ってから、曲のタイトルブ
ックをめくって歌いたい曲を探し、歌いたい曲が見つか
ると、その曲の曲番号を送信器のテンキーなどにより入
力して選曲を行う。すると、その選曲された曲の曲デー
タが曲データを蓄積している店の管理装置から部屋のカ
ラオケ装置に送信され、その送信された曲データが再生
されてカラオケを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカラオケでは、部屋に入ってから歌いたい曲をタイ
トルブックをめくって探さなければならないため、非常
に手間がかかるという問題がある。特に最近、曲データ
を通信回線を利用して提供する、いわゆる通信カラオケ
が行われるようになり、曲の数は、増加の一途をたど
り、曲のタイトルブックも分厚くなっているため、選曲
に時間がかかっている。しかも、曲番号の桁数も増えて
いるため、曲番号の入力にも手間がかかる。また、折
角、カラオケ店に出向いても、部屋が空いていない場合
もある。つまり、従来のカラオケ装置では、選曲に時間
がかかるため、カラオケを行う効率が悪いという問題が
ある。
【0004】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めになされたものであり、楽曲データ再生手段により再
生される楽曲データと、楽曲データ再生手段の利用時間
とを予約することにより、楽曲データの再生を効率良く
行うことができる楽曲再生予約システムを実現すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、楽曲データを
記憶する楽曲データ記憶手段と、この楽曲データ記憶手
段に記憶されている楽曲データを読み出して再生する楽
曲データ再生手段と、少なくともこの楽曲データ再生手
段を利用する時間を示す利用時間データを含む予約デー
タを入力可能な予約データ入力手段と、この予約データ
入力手段により入力された予約データを前記利用時間別
に記憶する予約データ記憶手段と、この予約データ記憶
手段に記憶された予約時間になったときに、前記楽曲デ
ータ再生手段を楽曲データの再生可能な状態にする再生
準備手段と、が備えられたという技術的手段を採用す
る。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の楽曲再生予約システムにおいて、前記予約データ入
力手段により入力された予約データに含まれる利用時間
データと重複する予約データが前記予約データ記憶手段
に既に記憶されているか否かを検索する検索手段と、こ
の検索手段の検索結果を表示する表示手段と、が備えら
れたという技術的手段を採用する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の楽曲再生予約システムにおいて、前記予約
データには楽曲の曲目を示す曲目データが含まれてお
り、前記再生準備手段は、前記予約データ記憶手段に記
憶された予約時間になったときに、前記曲目データに対
応する楽曲の楽曲データを前記楽曲データ記憶手段から
読み出し、楽曲データ再生手段がその楽曲を再生可能な
状態にするという技術的手段を採用する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システムにお
いて、前記予約データ記憶手段の記憶内容を表示する記
憶内容表示手段が備えられたという技術的手段を採用す
る。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項2ない
し4のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システムにお
いて、前記楽曲データ再生手段は、複数の部屋にそれぞ
れ備えられており、前記予約データには、前記部屋を特
定する部屋データが含まれており、前記予約データ記憶
手段は、前記予約データを部屋別の利用時間毎に記憶す
るものであり、前記検索手段は、前記入力された予約デ
ータに含まれる前記利用時間データおよび部屋データに
対応する予約データの記憶領域に、空き領域があるか否
かを検索するものであるという技術的手段を採用する。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し5のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システムにお
いて、前記予約データには、前記楽曲データ再生手段を
利用する者を識別する利用者識別データが含まれてお
り、その利用者識別データが記憶された携帯可能な利用
者識別データ記憶手段と、この利用者識別データ記憶手
段に記憶された利用者識別データと前記予約データ記憶
手段に記憶された利用者識別データとを比較する比較手
段とが備えられており、前記再生準備手段は、前記比較
手段の比較結果に基づいて前記楽曲データを再生可能状
態にするものであるという技術的手段を採用する。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し6のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システムにお
いて、前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データ
を通信回線を介して前記楽曲データ再生手段へ送信する
楽曲データ送信手段が備えられたという技術的手段を採
用する。
【0012】請求項8に記載の発明では、請求項1ない
し7のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システムにお
いて、前記楽曲データには、楽曲の歌詞データを含む字
幕映像データが含まれているという技術的手段を採用す
る。
【0013】請求項9に記載の発明では、楽曲データを
記憶する楽曲データ記憶手段と、この楽曲データ記憶手
段に記憶されている楽曲データを読み出して再生する楽
曲データ再生手段と、少なくともこの楽曲データ再生手
段を利用する時間を示す利用時間データを含む予約デー
タを通信回線を介して送信する予約データ送信手段と、
この予約データ送信手段から送信された予約データを受
信する予約データ受信手段と、この予約データ受信手段
により受信された予約データを前記利用時間別に記憶す
る予約データ記憶手段と、この予約データ記憶手段に記
憶された予約時間になったときに、前記楽曲データ再生
手段を楽曲データの再生可能な状態にする再生準備手段
と、が備えられたという技術的手段を採用する。
【0014】請求項10に記載の発明では、請求項9に
記載の楽曲再生予約システムにおいて、前記予約データ
受信手段により受信された予約データに含まれる利用時
間データと重複する予約データが前記予約データ記憶手
段に既に記憶されているか否かを検索する検索手段と、
この検索手段の検索結果を通信回線を介して前記予約デ
ータ送信手段に返信する返信手段と、この返信手段によ
り返信された検索結果を表示する表示手段と、が備えら
れたという技術的手段を採用する。
【0015】請求項11に記載の発明では、請求項9ま
たは10に記載の楽曲再生予約システムにおいて、前記
予約データには楽曲の曲目を示す曲目データが含まれて
おり、前記再生準備手段は、前記予約データ記憶手段に
記憶された予約時間になったときに、前記曲目データに
対応する楽曲の楽曲データを前記楽曲データ記憶手段か
ら読み出し、楽曲データ再生手段がその楽曲を再生可能
な状態にすることを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の発明では、請求項9な
いし11のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システム
において、前記楽曲データ再生手段は、複数の部屋にそ
れぞれ備えられており、前記予約データには、前記部屋
を特定する部屋データが含まれており、前記予約データ
記憶手段は、前記予約データを部屋別の利用時間毎に記
憶するものであり、前記検索手段は、前記受信された予
約データに含まれる前記利用時間データおよび部屋デー
タに対応する予約データの記憶領域に、空き領域がある
か否かを検索するものであるという技術的手段を採用す
る。
【0017】請求項13に記載の発明では、請求項9な
いし12のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システム
において、前記予約データには、前記楽曲データ再生手
段を利用する者を識別する利用者識別データが含まれて
おり、その利用者識別データが記憶された携帯可能な利
用者識別データ記憶手段と、この利用者識別データ記憶
手段に記憶された利用者識別データと前記予約データ記
憶手段に記憶された利用者識別データとを比較する比較
手段とが備えられており、前記再生準備手段は、前記比
較手段の比較結果に基づいて前記楽曲データを再生可能
状態にするものであるという技術的手段を採用する。
【0018】請求項14に記載の発明では、請求項9な
いし13のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システム
において、前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲デ
ータを通信回線を介して前記楽曲データ再生手段へ送信
する楽曲データ送信手段が備えられたという技術的手段
を採用する。
【0019】請求項15に記載の発明では、請求項9な
いし14のいずれか1つに記載の楽曲再生予約システム
において、前記楽曲データには、楽曲の歌詞データを含
む字幕映像データが含まれているという技術的手段を採
用する。
【0020】
【作用】請求項1ないし15に記載の発明では、少なく
とも楽曲データ再生手段を利用する時間を示す利用時間
データを含む予約データを入力可能な予約データ入力手
段と、この予約データ入力手段により入力された予約デ
ータを上記利用時間別に記憶する予約データ記憶手段と
が備えられている。したがって、再生したい楽曲データ
と、楽曲データ再生手段を利用する時間とを上記予約デ
ータ記憶手段に記憶されておくことができる。そして、
その予約データ記憶手段に記憶された予約時間になった
ときに、上記楽曲データ再生手段を楽曲データの再生可
能な状態にする再生準備手段が備えられているため、上
記予約された楽曲を上記利用時間になったときに即座に
再生することができる。
【0021】特に、請求項2に記載の発明では、上記予
約データ入力手段により入力された予約データに含まれ
る利用時間データと重複する予約データが上記予約デー
タ記憶手段に既に記憶されているか否かを検索する検索
手段と、この検索手段の検索結果を表示する表示手段と
が備えられているため、上記検索手段による検索結果を
上記表示手段に表示することにより、上記楽曲再生手段
の重複した予約を防止することができる。
【0022】また、請求項3に記載の発明では、上記予
約データには楽曲の曲目を示す曲目データが含まれてい
るため、所望の楽曲を上記予約データ記憶手段に記憶さ
せておくことができる。そして、上記再生準備手段は、
上記予約データ記憶手段に記憶された予約時間になった
ときに、上記曲目データに対応する楽曲の楽曲データを
上記楽曲データ記憶手段から読み出し、楽曲データ再生
手段がその楽曲を再生可能な状態にするものであるた
め、上記所望の楽曲を予約した利用時間に再生すること
ができる。
【0023】さらに、請求項4に記載の発明では、上記
予約データ記憶手段の記憶内容を表示する記憶内容表示
手段が備えられているため、利用時間別の予約状況を知
ることができる。
【0024】請求項5に記載の発明では、上記楽曲デー
タ再生手段は、複数の部屋にそれぞれ備えられており、
上記予約データには、上記部屋を特定する部屋データが
含まれており、上記予約データ記憶手段は、上記予約デ
ータを部屋別の利用時間毎に記憶するものであるため、
上記利用時間別の予約に加えて部屋別の予約をすること
ができる。そして、上記検索手段は、上記入力された予
約データに含まれる上記利用時間データおよび部屋デー
タに対応する予約データの記憶領域に、空き領域がある
か否かを検索するものであるため、部屋の利用状況を利
用時間別に知ることができる。したがって、上記利用時
間および部屋を予約しておくことにより、予約した利用
時間になったときに予約した部屋へ行けば、上記予約し
た楽曲を即座に再生することができる。
【0025】請求項6に記載の発明では、上記予約デー
タには、上記楽曲データ再生手段を利用する者を識別す
る利用者識別データが含まれているため、その利用者識
別データに基づいて予約した利用者であるか否かを判別
することが可能である。そして、上記利用者識別データ
が記憶された携帯可能な利用者識別データ記憶手段と、
この利用者識別データ記憶手段に記憶された利用者識別
データと前記予約データ記憶手段に記憶された利用者識
別データとを比較する比較手段とが備えられているた
め、その利用者識別データ記憶手段を上記予約を行った
利用者に携帯させることにより、上記楽曲データ再生手
段を保有する側において、上記比較手段により、上記予
約を行った利用者であるか否かを判別することができ
る。また、上記再生準備手段は、上記比較手段の比較結
果に基づいて上記楽曲データを再生可能状態にするもの
であるため、予約していないものによる上記楽曲データ
再生手段の再生を防止することができる。
【0026】請求項7に記載の発明では、上記楽曲デー
タ記憶手段に記憶された楽曲データを通信回線を介して
上記楽曲データ再生手段へ送信する楽曲データ送信手段
が備えられているため、上記楽曲データ再生手段を有す
る側において、上記予約された楽曲データを保有する必
要がない。
【0027】請求項1ないし7のいずれか1つに記載の
発明は、請求項8に記載の発明のように、楽曲の歌詞デ
ータを含む字幕映像データが含まれている楽曲データを
再生するものに好適に用いることができる。つまり、請
求項1ないし7のいずれか1つに記載の発明は、たとえ
ば、歌詞をモニタ画面に表示するカラオケ装置に好適に
用いることができる。
【0028】また、請求項9に記載の発明では、少なく
とも楽曲データ再生手段を利用する時間を示す利用時間
データを含む予約データを通信回線を介して送信する予
約データ送信手段と、この予約データ送信手段から送信
された予約データを受信する予約データ受信手段と、こ
の予約データ受信手段により受信された予約データを前
記利用時間別に記憶する予約データ記憶手段とが備えら
れている。したがって、上記楽曲データ再生手段を通信
回線を介して時間別に予約することができる。たとえ
ば、自宅から予約をすることができる。そして、上記再
生準備手段により、上記予約データ記憶手段に記憶され
た予約時間になったときに、上記楽曲データ再生手段を
楽曲データの再生可能な状態にすることができる。
【0029】請求項10に記載の発明では、上記予約デ
ータ受信手段により受信された予約データに含まれる利
用時間データと重複する予約データが上記予約データ記
憶手段に既に記憶されているか否かを検索する検索手段
と、この検索手段の検索結果を通信回線を介して上記予
約データ送信手段に返信する返信手段と、この返信手段
により返信された検索結果を表示する表示手段とが備え
られている。したがって、所望する利用時間に上記楽曲
再生手段を利用できるか否かを通信回線を介して知るこ
とができる。
【0030】請求項11に記載の発明では、上記予約デ
ータには楽曲の曲目を示す曲目データが含まれており、
上記再生準備手段は、上記予約データ記憶手段に記憶さ
れた予約時間になったときに、上記曲目データに対応す
る楽曲の楽曲データを上記楽曲データ記憶手段から読み
出し、楽曲データ再生手段がその楽曲を再生可能な状態
にする。したがって、上記通信回線を介して予約した曲
目を利用時間になったときに、上記楽曲再生手段によ
り、即座に再生することができる。
【0031】請求項12に記載の発明では、上記楽曲デ
ータ再生手段は、複数の部屋にそれぞれ備えられてお
り、上記予約データには、上記部屋を特定する部屋デー
タが含まれており、上記予約データ記憶手段は、上記予
約データを部屋別の利用時間毎に記憶するものであるた
め、上記通信回線を介して上記部屋を利用時間別に予約
することができる。そして、上記検索手段は、上記受信
された予約データに含まれる上記利用時間データおよび
部屋データに対応する予約データの記憶領域に、空き領
域があるか否かを検索するものであるため、上記通信回
線を介して上記予約した利用時間に部屋が空いているか
否かを検索することができる。
【0032】請求項13に記載の発明では、上記予約デ
ータには、上記楽曲データ再生手段を利用する者を識別
する利用者識別データが含まれており、その利用者識別
データが記憶された携帯可能な利用者識別データ記憶手
段と、この利用者識別データ記憶手段に記憶された利用
者識別データと前記予約データ記憶手段に記憶された利
用者識別データとを比較する比較手段とが備えられてい
る。したがって、上記通信回線を介して予約をした者に
上記利用者識別データ記憶手段を携帯させることによ
り、上記比較手段を用いて、上記楽曲再生手段を再生し
ようとする者が、上記予約した者であるか否かを判別す
ることができる。そして、上記再生準備手段は、上記比
較手段の比較結果に基づいて上記楽曲データを再生可能
状態にするものであるため、上記通信回線を介して予約
した者以外の者による上記楽曲再生手段による再生を防
止することができる。
【0033】請求項14に記載の発明では、上記楽曲デ
ータ記憶手段に記憶された楽曲データを通信回線を介し
て上記楽曲データ再生手段へ送信する楽曲データ送信手
段が備えられているため、上記楽曲データ再生手段を有
する側において、上記楽曲データを保有する必要がな
い。
【0034】請求項9ないし14のいずれか1つに記載
の発明は、請求項15に記載の発明のように、楽曲の歌
詞データを含む字幕映像データが含まれている楽曲デー
タを再生するものに好適に用いることができる。つま
り、請求項9ないし14のいずれか1つに記載の発明
は、たとえば、歌詞をモニタ画面に表示するカラオケ装
置に好適に用いることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽曲再生予約シス
テムの一実施形態について図を参照して説明する。な
お、以下の実施形態では、楽曲再生予約システムとし
て、カラオケ装置の設置された部屋を有するカラオケ店
に対してカラオケの予約を行うカラオケ予約システム
(以下、システムと略称する)を代表に説明する。図1
は、本発明第1実施形態のシステムの通信回線を用いた
ネットワークを示すブロック図、図2は、カラオケ店に
設置されている管理装置の外観説明図、図3は、図2に
示す管理装置に備えられた予約入力装置の外観説明図、
図4は、図2に示す管理装置の制御装置内の主要構成を
示すブロック図である。
【0036】まず最初に、本システムのネットワークの
構成について図1を参照して説明する。図1に示すよう
に、本ネットワーク1には、カラオケに用いる曲(楽
曲)の曲データ(楽曲データ)を各カラオケ店へ送信す
るホストコンピュータ2が備えられている。このホスト
コンピュータ2は、電話回線(通信回線)3によって各
カラオケ店に設置された管理装置7と接続されている。
また、この管理装置7は、電話回線4によってカラオケ
店を利用する利用者宅に設置されたコンピュータ6と接
続されている。そして、管理装置7は、No.1ないし
No.10の各部屋に設置されたカラオケ装置8と通信
ケーブル5によって接続されている。なお、ホストコン
ピュータ2および電話回線3が、本発明の楽曲データ送
信手段として機能する。
【0037】次に、管理装置7の構成および機能につい
て図2を参照して説明する。図2に示すように、管理装
置7には、制御装置10と、この制御装置10の制御内
容などを表示するCRTモニタ(以下、CRTと略称す
る)9とが備えられている。また、制御装置10には、
制御装置10を操作するためのキーボード43が備えら
れており、カラオケの予約データを入力するための予約
データ入力手段としての予約入力装置30が、接続コー
ド42によって接続されている。
【0038】次に、予約入力装置30の構成について図
3を参照して説明する。図3に示すように、予約入力装
置30の右上には、CRT9の画面を切り替える画面切
替ボタン31が設けられており、その左側には、予約の
入力作業を開始するための予約ボタン32が設けられて
いる。その下側には、予約入力の確定をするための設定
ボタン33が設けられており、その左側には、入力した
予約の取消しを行うための取消ボタン34が設けられて
いる。設定ボタン33の下側には、予約の月を入力する
ための月入力ボタン35が設けられており、その右側に
は、予約の日を入力するための日入力ボタン36が設け
られている。
【0039】月入力ボタン35の下側には、カラオケ装
置の利用を開始する時間(利用時間データ)を入力する
ための開始時間入力ボタン37が設けられており、その
右側には、カラオケ装置の利用を終了する時間(利用時
間データ)を入力するための終了時間入力ボタン38が
設けられている。開始時間入力ボタン37の下側には、
利用する部屋(部屋データ)を入力するための部屋選択
ボタン39が設けられており、その右側には、部屋を利
用する人数を入力する人数入力ボタン40が設けられて
いる。部屋入力ボタン39および人数入力ボタン40の
下側には、予約する曲の曲番号(曲目データ)を入力す
るためのA、Bおよび0〜9のボタンから成るテンキー
41が設けられている。なお、部屋を利用する者の名前
や識別番号は、キーボード43のキー44によって入力
する。
【0040】次に、制御装置10の主要構成について図
4を参照して説明する。図4に示すように、制御装置1
0内には、入力された予約データの処理や曲データ(楽
曲データ)の送受信などの制御を行うCPU11が設け
られている。このCPU11には、入出力インターフェ
ース12が接続されており、この入出力インターフェー
ス12には、入力された予約データの一時保存などを行
うRAM13と、利用者のIDコード番号およびパスワ
ードなどを保存するROM14とが接続されている。
【0041】また、入出力インターフェース12には、
ハードディスクメモリ15が接続されており、このハー
ドディスクメモリ15内には、受信した曲データを保存
する楽曲データ記憶手段としての曲データメモリ領域1
5aと、予約制御プログラムの記述されたプログラムメ
モリ領域15bと、予約データを記憶する予約データ記
憶手段として予約データメモリ領域15cとが形成され
ている。さらに、入出力インターフェース12には、ホ
ストコンピュータ17から送信された曲データを受信し
てCPU11により処理できる信号に変換するモデム1
6と、利用者のコンピュータ6とのデータの送受信を行
うためのモデム18とが接続されている。また、入出力
インターフェース12には、曲データおよび背景映像デ
ータを制御装置50へ送信するための信号を作成する信
号制御回路20が接続されており、この信号制御回路2
0には、各部屋のカラオケ装置に備えられた制御装置5
0と管理装置10との間でデータの送受信を行うための
モデム19が接続されている。また、制御装置10に
は、背景映像データの記録された光ディスクを再生する
レーザーディスク再生装置(以下、LD再生装置と略称
する)21が接続されている。
【0042】次に、各部屋に設置された楽曲データ再生
手段としてのカラオケ装置8の構成について図5を参照
して説明する。図5は、カラオケ装置8の外観説明図で
ある。図5に示すように、カラオケ装置8には、カラオ
ケ用の背景映像と、歌詞を含む字幕映像などを表示する
表示手段としてのCRT76と、同じく表示手段として
の小型のCRT77とが備えられている。また、管理装
置10に予約された曲データの読み出しや選曲などの制
御、マイク81、82から入力される音声とカラオケ曲
とのミキシング、音声とカラオケ曲との音量バランス、
エコー調整、ディレイ調整、音程の変更(キーチェン
ジ)などの音声制御、ならびに、CRT76、77に表
示される映像の切替え、合成、分割などの映像制御を行
う制御装置50が備えられている。さらに、制御装置5
0から出力される音声信号の増幅、高音、低音の制御
(トーンコントロール)などを行うアンプ78と、この
アンプ78から出力される音声信号を音として再生する
1組のフロント用スピーカ79,79と、1組のリヤ用
スピーカ80,80とが備えられている。
【0043】次に、制御装置50の構成について図6を
参照して説明する。図6(a)は、制御装置50の前面
パネルの外観説明図であり、同図(b)は、制御装置5
0の背面パネルの外観説明図である。図6(a)に示す
ように、制御装置50の前面パネルには、マイク81、
82から入力される音声とカラオケ曲との音量バランス
調整を行うためのバランスつまみ69と、エコーのかか
り具合を調整するためのエコー調整つまみ70と、ディ
レイのかかり具合を調整するためのディレイ調整つまみ
71とが設けられている。また、送信器90から送信さ
れる光信号を受光するための受光部65と、受信され
た、または、選曲された曲の曲番号を表示する曲番号表
示体67と、変更されたキーの位置を表示するキー表示
部68と、マイク81のジャックを差し込むマイク端子
62と、マイク82のジャックを差し込むマイク端子6
3とが設けられている。さらに、利用者の識別番号(I
Dコード)が記録されたIDカード84を差し込むため
の差込口85が形成されている。
【0044】一方、図6(b)に示すように、制御装置
50の背面パネルには、管理装置10から送信された曲
データを受信するための通信ケーブル5を接続する通信
端子58が設けられている。この通信端子58の右側に
は、CRT76の映像入力端子(図示省略)と接続され
る映像出力端子74が設けられており、その右側には、
CRT77の映像入力端子(図示省略)と接続される映
像出力端子75が設けられている。また、背面パネルの
左端には、アンプ78の音声入力端子(図示省略)と接
続される音声出力端子59が設けられている。
【0045】次に、送信器90の構成について図7を参
照して説明する。図7は、送信器90の外観説明図であ
る。図7に示すように、送信器90の右上には、制御装
置50の電源をON、OFFする電源ボタン91が設け
られており、その下側には、スピーカ79、80から出
される音量を調整する音量ボタン92が設けられてお
り、その下側には、曲の演奏を開始させる演奏ボタン9
3と、その演奏を停止させる停止ボタン94とが設けら
れている。それらボタンの下側には、選曲の開始、選曲
の確定を行う選曲ボタン95と、選曲の取消しを行う取
消ボタン96とが設けられている。
【0046】それらボタンの下側には、選曲を行った
り、消去または書換えを行う曲データを選択したりする
ためのA、B、および0〜9のテンキー97と、キーチ
ェンジを行うキーチェンジボタン98と、エコーのかか
り具合を調整するエコー調整ボタン99とが設けられて
いる。このエコー調整ボタン99の下側には、上記制御
装置50の前面パネルに設けられたもの(図6(a)参
照)と同じ作用を行う予約スタートボタン72が設けら
れている。なお、上記各ボタンを押すと、各ボタンそれ
ぞれの機能に対応する光信号が発信窓90aから発せら
れる。
【0047】次に、上記制御装置50の制御系の構成に
ついて図8を参照して説明する。図8は、その制御系の
主な構成を示すブロック図である。図8に示すように、
制御装置50には、上記音声制御、映像制御、曲データ
の読出し、曲データの保存、曲の演奏順序の予約などを
プログラムにしたがって行うCPU51が備えられてい
る。このCPU51には、通信ケーブル5を介して管理
装置10から送信される曲データを受信してCPU51
により処理できるデジタル信号に変換する通信用モデム
55と、RAM52と、ROM53と、受信した曲デー
タやCPU51のプログラムなどを保存するハードディ
スクメモリ54とが接続されている。
【0048】また、CPU51には、曲番号表示体67
に曲番号を表示させるための表示信号を作成する表示回
路66と、受光部65から出力される信号をCPU51
により処理できる信号に変換する受光回路64と、各種
つまみ69ないし71と、予約スタートボタン72によ
り入力された信号をCPU51により処理できる信号に
変換する入力回路73とが接続されている。さらに、C
PU51には、ハードディスクメモリ54から読み出さ
れた曲データ中の音楽データを図示しないMIDI音源
に書き込んで各種楽器の音から構成される信号、つまり
カラオケの伴奏信号を作り出す音声制御回路56が接続
されている。また、この音声制御回路56は、マイク6
2、63から入力された音声信号にエコーやディレイを
かけたりする。さらに、CPU51には、管理装置10
から送信された曲データ中に含まれる背景映像データお
よび字幕映像データを入力し、CRT76、77に表示
できる映像信号を作成する映像制御回路57が接続され
ている。
【0049】次に、上記構成のシステム1により、カラ
オケを行う日時、部屋および曲の予約を行う場合の管理
装置10のCPU11の処理内容について図9ないし図
11を参照して説明する。図9は、CPU11の処理内
容を示すフローチャート、図10は、管理装置10のC
RT9に表示される予約内容を示す説明図、図11は、
CRT9に表示される予約曲の内容を示す説明図であ
る。
【0050】まず、カラオケの予約を希望する者から、
予約をしたい旨の電話があり、カラオケ店の者が、予約
入力装置30(図3参照)の予約ボタン32を押すと
(ステップ100)、予約データの入力可能な状態とな
る。続いて、月入力ボタン35、日入力ボタン36、開
始時間入力ボタン37、終了時間入力ボタン38および
テンキー41を押して予約を希望する日時を入力すると
(ステップ110)、その入力された日時が既に予約さ
れているか否かの検索が開始される(ステップ12
0)。そして、その検索が終了すると検索結果がCRT
9に表示される(ステップ130、図10参照)。
【0051】その表示は、たとえば、図10に示すよう
に、縦軸に時刻が表示され、横軸に部屋番号が表示され
る。そして、既に予約されている部屋および時間の枠内
には、予約した者のID番号(利用者識別データ)およ
び氏名と、予約曲があるかないかが表示され、予約され
ていない部屋および時間の枠内には何も表示されない。
図10に示す例では、2号室が18時から20時まで空
いており、1号室が20時から22時まで空いている。
他の部屋の予約状況は、キーボード43の操作により、
画面を図中左方向にスクロールすることにより見ること
ができ、他の時間帯の予約状況は、画面を上下にスクロ
ールすることにより見ることができる。
【0052】また、画面上で予約された部分(図中太枠
の部分)を指定した状態で、予約入力装置30の画面切
替ボタン31を押すと、図11に示すように、予約内容
の詳細を表示することができる。その表示内容として
は、たとえば、図11に示すように、ID番号、氏名、
利用する人数および予約曲名などである。なお、予約者
の住所、電話番号、過去の利用回数、男女別の人数など
を表示することもできる。
【0053】そして、上記表示内容を見て、希望する日
時に希望する部屋が空いていることを確認し再入力する
か否かを判定する(ステップ140)。空いている場合
には、名前、人数、ID番号などのデータをキーボード
43により入力し(ステップ150)、画面に表示させ
る。続いて、設定ボタン33、または、キーボード43
の実行キーなどを押して予約を確定する(ステップ16
0)空いていない場合は、再入力を行う(ステップ14
0からステップ100へリターン)。一方、希望する日
時に希望する部屋が空いていない場合には(ステップ1
40)、ステップ100に戻って、他の日時に空いてい
ないか否かを検索する。なお、予約データを入力するか
否かにかかわらず、予約入力装置30の画面切替ボタン
31を押すと(ステップ170)、ハードディスクメモ
リ15内の予約内容がCRT9に表示され、画面をスク
ロールさせることにより全記憶内容を見ることができる
ようになっている(ステップ180)。また、上記CP
U11により実行されるステップ170、180および
CRT9が本発明の記憶内容表示手段として機能する。
【0054】次に、上記予約を行った者が、予約した日
時に予約した部屋においてカラオケを行う場合のカラオ
ケ装置8に設けられた制御装置50のCPU51の制御
内容について図12を参照して説明する。図12は、そ
の制御内容を示すフローチャートである。まず、予約者
が、携帯用のIDカード(利用者識別データ記憶手段)
84を制御装置50の前面パネルに設けられた差込口8
5へ差し込むと、そのIDカードに記録されたID番号
が予約した者のID番号と一致するか否かが判定され
(ステップ200)、一致しないと判定された場合に
は、制御装置50の前面パネルのLED83を点滅させ
るとともに、管理装置7に設けられた部屋番号別のLE
D(図示省略)を点滅させ、店側から部屋の方にID番
号が一致しない旨の連絡がなされる。
【0055】一方、ID番号が一致した場合には(ステ
ップ200)、予約スタートボタン72が押されたか否
かが判定され(ステップ210)、押された場合には、
予約曲があるか否かが判定される(ステップ220)。
ここで、予約曲があると判定された場合には、その予約
曲の曲データが管理装置7から受信されるとともに、ハ
ードディスクメモリ54に蓄積され(ステップ23
0)、予約曲がない場合には、希望する曲を選曲できる
状態に設定される(ステップ222)。そして、予約し
た開始時刻になると(ステップ240)、ハードディス
クメモリ54内の予約された曲データが読み出され、再
生可能な状態になる(ステップ250)。なお、上記C
PU11により実行されるステップ200が本発明の比
較手段として機能する。
【0056】上記読み出された曲データに含まれる背景
映像データおよび字幕映像データは、映像制御回路57
に入力されてCRT76、77に表示できる映像信号に
変換され、この映像信号によって背景映像および字幕映
像がCRT76、77に表示される。この表示は、たと
えば、背景映像中に字幕映像がスーパーインポーズされ
る形で行われる。また、曲データに含まれる伴奏データ
は、音声制御回路56に入力されてアンプ78により増
幅できるアナログの伴奏信号に変換される。さらに、マ
イク81、82から入力された音声信号は、音声制御回
路56に入力されて上記伴奏信号とミキシングされる。
そして、そのミキシングされたミキシング信号は、アン
プ78により増幅された後にスピーカ79、80へ出力
され、これらスピーカ79、80により再生される(ス
テップ260)。
【0057】このようにして、上記予約者は、CRT7
6、77に表示される背景映像および字幕映像を見なが
ら、マイクで歌う(カラオケをする)ことができる。そ
して、予約された終了時刻になると(ステップ27
0)、予約された曲の再生が停止する(ステップ28
0)。以上のように、本システム1によれば、カラオケ
を行う部屋の時間帯別の予約を行うことができるため、
従来のように、カラオケ店に無駄足を運ぶ事態を避ける
ことができる。しかも、歌いたい曲を予約しておき、部
屋に入って予約開始時間になると、予約された曲で直ぐ
にカラオケすることができるため、従来のように、部屋
に入ってから選曲する無駄な時間を省くことができる。
【0058】次に、カラオケ店を利用する者が有するコ
ンピュータ6と、カラオケ店の管理装置7との双方向通
信により、カラオケの予約を行う場合の利用者側のコン
ピュータ6および管理装置7のCPU11の制御内容に
ついて図13を参照して説明する。図13は、その制御
内容を示すフローチャートである。まず、コンピュータ
6を有する送信側から店へアクセスを行し(ステップ3
00)、ID番号およびパスワードを入力して送信する
(ステップ310)。すると、受信側である管理装置7
は、受信したID番号およびパスワードが店に登録され
たものか否かをチェックする(ステップ312)。続い
て、送信側において予約を希望する月日を入力して送信
すると(ステップ320)、管理装置7は、上記受信し
たID番号およびパスワードが登録されたものである場
合には、送信された月日に対応する予約状況データの検
索を行う(ステップ322)。続いて、管理装置7は、
検索結果を示す予約状況データを送信側へ返信する(ス
テップ324)。
【0059】続いて、上記返信された予約状況データ
は、送信側にCRT(図示省略)に表示され、その表示
内容(図10参照)を見て、希望する時間帯に希望する
部屋が空いていることを確認し、空いている場合には、
その部屋番号および使用時間帯を入力する(ステップ3
30)。続いて、管理装置7は、その部屋番号および使
用時間帯を示すデータを受信してハードディスクメモリ
15に記憶する(ステップ332)。続いて、送信側の
CRTには、曲を予約するか否かのメッセージが表示さ
れ(ステップ340)、曲を予約する場合には、希望す
る曲の曲番号を入力する(ステップ350)。続いて、
その曲番号を示す選曲データは、管理装置7のハードデ
ィスクメモリ15に記憶される(ステップ352)。な
お、CPU11により実行されるステップ312が請求
項13に記載の比較手段として機能し、ステップ322
が請求項10に記載の検索手段として機能し、ステップ
324が、請求項10に記載の返信手段として機能す
る。
【0060】次に、管理装置7のCPU11およびカラ
オケ装置8のCPU51の予約制御の内容について図1
4および図15を参照して説明する。図14は、CPU
11の予約制御内容を示すフローチャートであり、図1
5は、CPU51の予約制御内容を示すフローチャート
である。まず、図14に示すように、予約時刻になると
(ステップ400)、予約曲があるか否かの判定が行わ
れ(ステップ410)、予約曲がある場合には、その予
約曲の曲データをハードディスクメモリ15内から読み
出して、予約により指定された部屋のカラオケ装置8へ
送信する(ステップ420)。
【0061】そして、上記送信された予約曲データは、
カラオケ装置8の制御装置50により受信され、ハード
ディスクメモリ54に蓄積される(ステップ500)。
続いて、制御装置50に設けられた予約スタートボタン
72(図6(a)参照)が押されているか否かが判定さ
れ(ステップ510)、押されている場合には、ハード
ディスクメモリ54内から予約曲データを読み出して、
前述同様の再生が行われる(ステップ520)。
【0062】このように、本システム1によれば、カラ
オケの予約をする者が自宅に居ながらにして、店側の予
約状況を知ることができるため、店側が、逐次、検索結
果を電話で回答する手間を省くことができる。しかも、
通信回線の接続数を複数設けることにより、予約の問い
合わせが重なった場合であっても、電話で応対する複数
の人員を必要としない。つまり、本システムによれば、
カラオケの予約を行う場合の利用者側および店側の双方
の予約のための効率を大幅に高めることができる。
【0063】なお、上記発明の実施の形態では、楽曲再
生予約システムとしてカラオケ予約システムを代表に説
明したが、予約制でリスニングルームを貸し出す場合
や、視聴室を貸し出す場合などにおいても、本発明を適
用することができる。また、通信回線として、いわゆる
インターネットを用いることもできる。また、CPU1
1により実行されるステップ100ないし160、およ
びCPU51により実行されるステップ200ないし2
50が、本発明の再生準備手段として機能し、ステップ
120が本発明の検索手段として機能する。さらに、ス
テップ130およびCRT9が本発明の表示手段に相当
する。
【0064】また、コンピュータ6、電話回線4および
ステップ320ないし350が、本発明の予約データ送
信手段に相当し、管理装置7、電話回線4、ステップ3
22、324、332および352が本発明の予約デー
タ受信手段に相当する。さらに、ステップ322が請求
項10に記載の検索手段に相当し、ステップ324が、
請求項10に記載の返信手段に相当する。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、楽曲デ
ータの再生を利用時間別に予約して、その予約時間にな
ったときに楽曲データの再生可能な状態にすることがで
きるため、楽曲データを効率良く再生することができ
る。特に本発明をカラオケの予約システムとして用いた
場合には、予約した時間にカラオケ店へ行けば、直ぐに
予約した曲でカラオケをすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態のシステムの通信回線を用
いたネットワークを示すブロック図である。
【図2】カラオケ店に設置されている管理装置の外観説
明図である。
【図3】図2に示す管理装置に備えられた予約入力装置
の外観説明図である。
【図4】図2に示す管理装置の制御装置内の主要構成を
示すブロック図である。
【図5】カラオケ装置8の外観説明図である。
【図6】(a)は、制御装置50の前面パネルの外観説
明図であり、(b)は、制御装置50の背面パネルの外
観説明図である。
【図7】送信器90の外観説明図である。
【図8】制御装置50の制御系の主な構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】CPU11の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図10】管理装置10のCRT9に表示される予約内
容を示す説明図である。
【図11】CRT9に表示される予約曲の内容を示す説
明図である。
【図12】CPU51の制御内容を示すフローチャート
である。
【図13】利用者側のコンピュータ6および管理装置7
のCPU11の制御内容を示すフローチャートである。
【図14】CPU11の予約制御内容を示すフローチャ
ートであある。
【図15】CPU51の予約制御内容を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 システム 2 ホストコンピュータ 3、4 電話回線 5 通信ケーブル 6 コンピュータ 7 管理装置 8 カラオケ装置 9、76、77 CRT 10、50 制御装置 11、51 CPU 15、54 ハードディスクメモリ 21 LD再生装置 30 予約入力装置 72 予約スタートボタン 78 アンプ 79、80 スピーカ 81、82 マイク 84 IDカード 90 送信器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手
    段と、 この楽曲データ記憶手段に記憶されている楽曲データを
    読み出して再生する楽曲データ再生手段と、 少なくともこの楽曲データ再生手段を利用する時間を示
    す利用時間データを含む予約データを入力可能な予約デ
    ータ入力手段と、 この予約データ入力手段により入力された予約データを
    前記利用時間別に記憶する予約データ記憶手段と、 この予約データ記憶手段に記憶された予約時間になった
    ときに、前記楽曲データ再生手段を楽曲データの再生可
    能な状態にする再生準備手段と、 が備えられたことを特徴とする楽曲再生予約システム。
  2. 【請求項2】 前記予約データ入力手段により入力され
    た予約データに含まれる利用時間データと重複する予約
    データが前記予約データ記憶手段に既に記憶されている
    か否かを検索する検索手段と、 この検索手段の検索結果を表示する表示手段と、が備え
    られたことを特徴とする請求項1に記載の楽曲再生予約
    システム。
  3. 【請求項3】 前記予約データには楽曲の曲目を示す曲
    目データが含まれており、前記再生準備手段は、前記予
    約データ記憶手段に記憶された予約時間になったとき
    に、前記曲目データに対応する楽曲の楽曲データを前記
    楽曲データ記憶手段から読み出し、楽曲データ再生手段
    がその楽曲を再生可能な状態にすることを特徴とする請
    求項1または2に記載の楽曲再生予約システム。
  4. 【請求項4】 前記予約データ記憶手段の記憶内容を表
    示する記憶内容表示手段が備えられたことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1つに記載の楽曲再生予約
    システム。
  5. 【請求項5】 前記楽曲データ再生手段は、複数の部屋
    にそれぞれ備えられており、 前記予約データには、前記部屋を特定する部屋データが
    含まれており、 前記予約データ記憶手段は、前記予約データを部屋別の
    利用時間毎に記憶するものであり、 前記検索手段は、前記入力された予約データに含まれる
    前記利用時間データおよび部屋データに対応する予約デ
    ータの記憶領域に、空き領域があるか否かを検索するも
    のであることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか
    1つに記載の楽曲再生予約システム。
  6. 【請求項6】 前記予約データには、前記楽曲データ再
    生手段を利用する者を識別する利用者識別データが含ま
    れており、 その利用者識別データが記憶された携帯可能な利用者識
    別データ記憶手段と、 この利用者識別データ記憶手段に記憶された利用者識別
    データと前記予約データ記憶手段に記憶された利用者識
    別データとを比較する比較手段とが備えられており、 前記再生準備手段は、前記比較手段の比較結果に基づい
    て前記楽曲データを再生可能状態にするものであること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
    楽曲再生予約システム。
  7. 【請求項7】 前記楽曲データ記憶手段に記憶された楽
    曲データを通信回線を介して前記楽曲データ再生手段へ
    送信する楽曲データ送信手段が備えられたことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれか1つに記載の楽曲再生
    予約システム。
  8. 【請求項8】 前記楽曲データには、楽曲の歌詞データ
    を含む字幕映像データが含まれていることを特徴とする
    請求項1ないし7のいずれか1つに記載の楽曲再生予約
    システム。
  9. 【請求項9】 楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手
    段と、 この楽曲データ記憶手段に記憶されている楽曲データを
    読み出して再生する楽曲データ再生手段と、 少なくともこの楽曲データ再生手段を利用する時間を示
    す利用時間データを含む予約データを通信回線を介して
    送信する予約データ送信手段と、 この予約データ送信手段から送信された予約データを受
    信する予約データ受信手段と、 この予約データ受信手段により受信された予約データを
    前記利用時間別に記憶する予約データ記憶手段と、 この予約データ記憶手段に記憶された予約時間になった
    ときに、前記楽曲データ再生手段を楽曲データの再生可
    能な状態にする再生準備手段と、 が備えられたことを特徴とする楽曲再生予約システム。
  10. 【請求項10】 前記予約データ受信手段により受信さ
    れた予約データに含まれる利用時間データと重複する予
    約データが前記予約データ記憶手段に既に記憶されてい
    るか否かを検索する検索手段と、 この検索手段の検索結果を通信回線を介して前記予約デ
    ータ送信手段に返信する返信手段と、 この返信手段により返信された検索結果を表示する表示
    手段と、が備えられたことを特徴とする請求項9に記載
    の楽曲再生予約システム。
  11. 【請求項11】 前記予約データには楽曲の曲目を示す
    曲目データが含まれており、前記再生準備手段は、前記
    予約データ記憶手段に記憶された予約時間になったとき
    に、前記曲目データに対応する楽曲の楽曲データを前記
    楽曲データ記憶手段から読み出し、楽曲データ再生手段
    がその楽曲を再生可能な状態にすることを特徴とする請
    求項9または10に記載の楽曲再生予約システム。
  12. 【請求項12】 前記楽曲データ再生手段は、複数の部
    屋にそれぞれ備えられており、 前記予約データには、前記部屋を特定する部屋データが
    含まれており、 前記予約データ記憶手段は、前記予約データを部屋別の
    利用時間毎に記憶するものであり、 前記検索手段は、前記受信された予約データに含まれる
    前記利用時間データおよび部屋データに対応する予約デ
    ータの記憶領域に、空き領域があるか否かを検索するも
    のであることを特徴とする請求項9ないし11のいずれ
    か1つに記載の楽曲再生予約システム。
  13. 【請求項13】 前記予約データには、前記楽曲データ
    再生手段を利用する者を識別する利用者識別データが含
    まれており、 その利用者識別データが記憶された携帯可能な利用者識
    別データ記憶手段と、 この利用者識別データ記憶手段に記憶された利用者識別
    データと前記予約データ記憶手段に記憶された利用者識
    別データとを比較する比較手段とが備えられており、 前記再生準備手段は、前記比較手段の比較結果に基づい
    て前記楽曲データを再生可能状態にするものであること
    を特徴とする請求項9ないし12のいずれか1つに記載
    の楽曲再生予約システム。
  14. 【請求項14】 前記楽曲データ記憶手段に記憶された
    楽曲データを通信回線を介して前記楽曲データ再生手段
    へ送信する楽曲データ送信手段が備えられたことを特徴
    とする請求項9ないし13のいずれか1つに記載の楽曲
    再生予約システム。
  15. 【請求項15】 前記楽曲データには、楽曲の歌詞デー
    タを含む字幕映像データが含まれていることを特徴とす
    る請求項9ないし14のいずれか1つに記載の楽曲再生
    予約システム。
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