JPH09290502A - 輪転機のインキ供給量調整装置 - Google Patents

輪転機のインキ供給量調整装置

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JPH09290502A
JPH09290502A JP10704996A JP10704996A JPH09290502A JP H09290502 A JPH09290502 A JP H09290502A JP 10704996 A JP10704996 A JP 10704996A JP 10704996 A JP10704996 A JP 10704996A JP H09290502 A JPH09290502 A JP H09290502A
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JP
Japan
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ink
roller
contact
scraper blade
ink supply
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Withdrawn
Application number
JP10704996A
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English (en)
Inventor
Mikiho Yoshida
幹穂 吉田
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ROCKWELL GRAPHIC SYST JAPAN KK
Original Assignee
ROCKWELL GRAPHIC SYST JAPAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各色インキ印刷濃度が任意に調整が可能な機
能、すなわちインキ供給部からインキローラトレーンを
介してインキ着けローラへ供給するインキ量を任意に調
整でき、4色刷りカラー新聞印刷に効果的に適応させる
ことができる輪転機のインキ供給量調整装置を提供する
こと。 【解決手段】 メータリングローラ方式のキーレスイン
キングシステムを装備した輪転機において、インキ供給
部よりインキ着けローラに至るインキ供給コースの途中
にあるインキローラの表面にニップ状態で接して回転す
る制御ローラ13と、この制御ローラの表面のほぼその全
幅に先端部が接して設けられ、該ローラ表面のインキ膜
の一部を掻き取るスクレッパブレード14と、このスクレ
ッパブレードをその先端部が制御ローラ13の表面に接す
る位置と接しない位置とに変位可能に支持する支持部材
とを具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メータリングロ
ーラ方式のキーレスインキングシステムを装備した輪転
機におけるインキ供給量調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キーレス・オフセット新聞輪転機(キー
レス機)は開発当初はモノクロ(墨刷)印刷用として採
用され、文字印刷、線印刷、写真(含む広告)もの印刷
などを主体にして稼働していた。このキーレス機はイン
キングシステムからインキ調整キーを除去した構成であ
るからローラ類の調整不具合、温度変化に係るインキの
性状変化及び機械の製作誤差等に起因すると推測される
印刷濃度の高低、不均一あるいはバラツキは従来と同じ
要領では修正できない。印刷濃度はインキ着けローラか
ら版面に供給するインキ量に係るものだが、オフセット
印刷での印刷濃度は版面上のインキ量に加えて、そのイ
ンキ量に対する湿し水の量の多少により印刷濃度が左右
されている。前記のキーレス機における印刷濃度の不具
合あるいは修正のための濃度調整はキーレスインキング
システムそのものに含水インキの支障が発生しない範囲
で版面に対する湿し水の供給量を調整することで新聞印
刷として十分な濃度値、濃度均一さで印刷稼働してい
る。
【0003】しかしながら、昨今の新聞印刷の4色カラ
ー印刷においては、カラー印刷がシアン(C)、マゼン
タ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の4種の
カラーインキによる網点の重ね刷りでカラー発色させて
図柄の望ましい色調を現出させるもので、各色インキの
印刷濃度のバランスが重要であり、図柄の色調が得られ
る基準濃度を確保することが一層必要となっている。4
色インキの重ね刷りであるカラー印刷においては各色イ
ンキの印刷濃度を湿し水の供給量で調整することは望ま
しくない。特に過剰に湿し水を供給してカラー印刷を行
う場合はドットゲインの増大、インキトラッピングの変
化、濃度感の不足、光沢の減少等を発生させ、図柄の色
調のバランスが得がたく、また同一図柄への4回の給湿
が用紙に吸収されて用紙を劣化させて印刷見当に影響す
る恐れがある。したがって、色印刷濃度を調整する必要
がある場合はインキ供給量の多少により印刷濃度を変化
させることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今までにキ
ーレスインキングシステムの一例として開発されている
メータリングローラ方式は図7に示すように、インキ4
を貯留しているインキパン5と、インキパン5の中でイ
ンキ4に浸りながら図示しない単独モータの駆動により
一定速度で回転するインキファンテンローラ6と、ファ
ンテンローラ6の表面に付着しているインキを受け取る
ためにファンテンローラと一定の隙間を設けて設置して
あり、ローラ表面が凹凸加工(セル加工)され、表面を
親油性かつ疎水性の処理を施してあり、印刷機から機械
駆動しているメータリングローラ7と、インキ4を受け
取ったメータリングローラ7の表面の凸部(セルのラン
ド部)と接触し、メータリングローラの外周のインキを
掻き落し、凹部にだけインキを溜めインキ量を計量する
ドクターブレード8と、メータリングローラ7の表面の
凹部に溜っている計量されたインキをメータリングロー
ラより受け取るインキ渡しローラ11と、インキ渡りロー
ラ11に接続してインキローラトレーンを構成するインキ
練りローラ9、インキドラム10、インキ着けローラ12,
12′により版面にインキを供給し、湿し水装置Wと協働
して印刷を行う構成である。1は走行紙、2,2はブラ
ンケット胴、3,3は版胴である。
【0005】このようなメータリングローラ方式のイン
キングシステムでは印刷濃度はメータリングローラ7の
表面に施された凹凸加工の凹部の数と凹部の容積の乗数
により、メータリングローラ7が1回転ごとにインキロ
ーラトレーンに供給するインキ量がドクターブレード8
で計量し定量化されて確定する。すなわち、メータリン
グローラ7は紙巾方向に均一に計量したインキ量をイン
キローラトレーンに供給しているので、印刷時にインキ
供給は版面の非画線部を含み画線部も用紙に転移し消費
される量に対して過大であり、供給と消費はバランスし
ていない。したがって、印刷時に余剰インキが発生し、
この余剰インキがインキ戻りコースに沿ってメータリン
グローラ7に戻され、インキローラトレーン内を常時、
一定量で循環するので、インキローラトレーンへのイン
キ供給量の変化、調整(濃度調整)は不可能で、4色刷
りカラー新聞印刷を行うには効果的ではなかった。
【0006】そこでこの発明は、前記従来の問題点を解
決し、各色インキ印刷濃度が任意に調整が可能な機能、
すなわちインキ供給部からインキローラトレーンを介し
てインキ着けローラへ供給するインキ量を任意に調整で
き、4色刷りカラー新聞印刷に効果的に適応させること
ができる輪転機のインキ供給量調整装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、メータリングローラ方式のキー
レスインキングシステムを装備した輪転機において、イ
ンキ供給部よりインキ着けローラに至るインキ供給コー
スの途中にあるインキローラの表面にニップ状態で接し
て回転する制御ローラと、この制御ローラの表面のほぼ
その全幅に先端部が接して設けられ、該ローラ表面のイ
ンキ膜の一部を掻き取るスクレッパブレードと、このス
クレッパブレードをその先端部が制御ローラの表面に接
する位置と接しない位置とに変位可能に支持する支持部
材とを具えたことを特徴とする。請求項2の発明は、請
求項1において、インキローラが、メータリングローラ
である。請求項3の発明は、請求項1又は2において、
支持部材が、スクレッパブレードが制御ローラの表面に
接する位置となっているときにその先端部の接触度合い
を調整可能となっている。請求項4の発明は、請求項1
ないし3のいずれかにおいて、スクレッパブレードが、
1枚の弾性薄板で形成され、かつ制御ローラの表面に接
触する先端部が所定ピッチの鋸歯状刃に形成されてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はメータリングローラ方式キ
ーレスインキングシステムを装備した新聞印刷用ブラン
ケット胴(B)−ブランケット胴(B)オフセット輪転
機にこの発明のインキ供給量調整装置を設置した一実施
の形態の正面図である。図1において図7に示した従来
の装置と同様な部分には同一符号を付して詳しい説明は
省略することとする。このオフセット輪転機は走行紙1
が矢印の如く下方から上方に通紙される間にブランケッ
ト胴2,2及び版胴3,3で構成する印刷胴で両面同時
に1色刷印刷を行う通常の形のB−B型オフセット輪転
機である。
【0009】13は制御ローラで、インキ供給コースの途
中にあるインキローラとしてのメータリングローラ7の
表面にニップ状態で接して回転するようになっている。
14はスクレッパブレードで、図2,3,4に詳しく示す
ように制御ローラ13の表面のほぼその全幅に先端部が接
して設けられ、該ローラ表面のインキ膜の一部を掻き取
るようになっている。スクレッパーブレード14は例えば
厚さ0.10mmの1枚の硬質鋼板(例えばスエーデン鋼)か
らなる弾性薄板で形成されている。スクレッパーブレー
ド14の巾は約100mmであり、制御ローラ13の表面に接触
する先端部はピッチPが25mmで、角度θが40°の鋸歯状
刃に形成され、制御ローラ13の表面への接触度合を調整
できる構造となっている。
【0010】スクレッパーブレード14はホルダー16にボ
ルト15で固定され、ホルダー16は通し軸17にキーで固定
されている。通し軸17の一側にスクレッパーブレード14
の先端と制御ローラ13の表面との接触の度合いを調整す
るレバー18、調整ねじ軸19、支点20,20′が設けられて
いる。支点20′は機枠の一側壁に取り付けられ、該支点
を含む前記調整ねじ軸19、レバー18、ホルダー16等がス
クレッパブレード14をその先端部が制御ローラ13の表面
に接する位置と接しない位置とに変位可能に支持する支
持部材22を構成する。スクレッパブレード14の先端部が
制御ローラ13の表面に接する位置となっているときに、
調整ねじ軸19を図示しないスパナ等により回動操作する
と、レバー18が通し軸17を支点にして上方に回動する一
方、スクレッパーブレード14が通し軸17を支点にして下
方に回動し、これによりスクレッパーブレード14の接触
度合が変化し、鋸歯状の先端の撓みが変化してスクレッ
パーブレード14の先端が制御ローラ13の表面に接触し、
該ローラよりインキを掻き落とす巾が変化する。
【0011】スクレッパーブレード14の先端を軽い接触
に設定する場合は図4のA寸法の巾のインキ膜を制御ロ
ーラ13の表面から掻き落とし、強い接触に設定すると鋸
刃状の先端が撓み、図4のB寸法の巾(B>A)のイン
キ膜を掻き落とし、軽い接触の場合に比べて(B−A)
量に相当する濃度低下をさせることが可能となってい
る。このようにこの実施の形態は先端形状が鋸歯状刃に
形成されたスクレッパーブレード14の先端部の、制御ロ
ーラ13の表面に対する接触度合いを変化させ該ローラ表
面からのインキ掻き落とし量を調整して印刷濃度を制御
する。
【0012】前記のように制御ローラ13に接触度合いが
調整可能に設けられているスクレッパーブレード14は回
転している制御ローラ13の表面から所要の量のインキを
掻き落とし、版面へのインキ供給量を変化させて、印刷
濃度を調整する作用を行う。もし、スクレッパーブレー
ド14が図1に鎖線で示すように制御ローラ13の表面に接
触していない状態(オフの状態)であるならば、制御ロ
ーラ13はメータリングローラ7の凹部に溜っているイン
キを受け取り、再びメータリングローラ7の凹部及び凸
部に、受け取ったと同量のインキを戻すよう作動し、制
御ローラ13の表面には一定量のインキ膜が形成される
が、インキトレーンへのインキ供給量に変化はない。し
かし、スクレッパーブレード14が図1に実線で示すよう
に制御ローラ13の表面に接触(オンの状態)しているな
らば該ローラ上のインキ膜の一部が掻き落とされ、イン
キパン5に環流する。図1の矢印15は制御ローラ13の表
面からスクレッパーブレード14が掻き取ったインキを示
す。したがって、メータリングローラ7からインキ渡り
ローラ11へ転移するインキ量はメータリングローラ7の
凹部とドクターブレード8により定量、計量したインキ
量よりは、スクレッパーブレード14が制御ローラ13の表
面から掻き落としてインキパン5へ環流した矢印で示す
インキ量だけ供給量が減少し、その結果インキ着けロー
ラ12,12′が版面に転移するインキ量が減少し印刷濃度
が下がることになる。
【0013】以下に模型的にスクレッパーブレード14が
制御ローラ13の表面から矢印15のインキを掻き落とさな
い場合(オフの場合)と掻き落とす場合(オンの場合)
のインキ供給量及びインキ戻り量から印刷濃度の変化を
数量的に説明する。キーレスオフセット印刷ではインキ
供給部は版面上の画線比率に関係なく巾方向に均一に一
定量の粘性のある糊状インキを送り出し、このインキは
インキローラトレーンのローラニップ部で分割、搬送さ
れて(転移)いく。分割、搬送の割合はローラの大き
さ、ローラの材質、或は戻りコースのインキの含水の度
合い等に左右されるが典型的な例として50%/50%に分
割、搬送が行われると仮定する。インキ着けローラ12,
12′から版面へインキが転移する際も分割、搬送は50/
50に行われるとすると、インキ着けローラ12,12′から
の供給インキの半分(画線部)或はそれ以上(非画線
部)のインキ量がインキローラトレーンの戻りコース
(図1の点線の径路)に沿って下降してインキ供給部へ
戻る。インキ供給装置は一定量のインキを供給するので
画線比率が小さければ戻ってくるインキ量は多くなる。
版面上の或る大きさの画像が用紙に所要の印刷濃度の印
刷を行っており、その濃度は用紙上でインキフイルム厚
1(或はインキ量1)が必要としているとすると、イン
キローラトレーン上には図5,6に示すインキフイルム
厚さの分割、搬送がなされてインキが転移している。
【0014】図5はスクレッパーブレード14が制御ロー
ラ13の表面に接触していない、オフの場合のインキフイ
ルムの分割、搬送を示す。走行紙に1のインキフイルム
厚さを付着させ所要の濃度の印刷を行うにはインキ供給
装置は6のインキフイルム厚さを供給しなければならな
い。
【0015】図6はスクレッパーブレード14が制御ロー
ラ13の表面に接触し、オンの場合で、1の量のインキフ
ィルム厚さを掻き取っている場合のインキフイルムの分
割、搬送を示す。走行紙に1のインキフイルム厚さを付
着させ所要の濃度の印刷を行うにはインキ供給装置は7
のインキフイルム厚さを供給しなければならない。イン
キ供給装置は図5の場合は1に対して6、図6の場合は
1に対して7の数値を算出したがキーレスインキ供給装
置は一定量のインキを供給するので両者共に実際には6
である。スクレッパーブレード14が制御ローラ13の表面
に接触している場合もインキ供給装置のフイルム厚さは
6であるから走行紙1に到達するインキフイルム厚さは
(1×6/7=0.86)0.86に減少する。スクレッパーブ
レード14が1のインキフイルム厚さを掻き取った場合が
0.86であり、2或は3を掻き取ると走行紙上のフイルム
厚さは下記の数値となる。 0の場合………1×6/6=1 1の場合………1×6/7=0.86 2の場合………1×6/8=0.75 3の場合………1×6/9=0.66 このようにインキローラトレーンからインキ供給量の一
部を除去すると走行紙に到達するインキ量が減少し、印
刷濃度が低下することがわかる。
【0016】この実施の形態では制御ローラ13をメータ
リングローラ7の表面に接触させて設けたが、ほかにイ
ンキ練りローラ9の表面に接触させて設けてもよく、イ
ンキ供給部よりインキ着けローラに至るインキ供給コー
スの途中にあるインキローラであれば必ずしもメータリ
ングローラ7でなくともよい。また、スクレッパーブレ
ード14の巾を制御ローラ13の表面のほぼ全幅とし、紙巾
全体の濃度調整を可能としたが、例えばスクレッパーブ
レード14を4分割し、各々が別個に制御ローラ13の表面
との接触の度合いを変化させてもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明は前記のような構成からなるの
で、インキ供給部からインキローラトレーンを介してイ
ンキ着けローラへ供給するインキ量を任意に調整するこ
とができ、これにより印刷濃度の調整を達成できて、4
色刷りカラー新聞印刷に効果的に適応させることができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】メータリングローラ方式キーレスインキングシ
ステムを装備した新聞印刷用ブランケット胴(B)−ブ
ランケット胴(B)オフセット輪転機にこの発明のイン
キ供給量調整装置を設置した一実施の形態の正面図であ
る。
【図2】制御ローラとスクレッパーブレード等の要部の
拡大正面図である。
【図3】図2の拡大側面図である。
【図4】スクレッパーブレードの先端部の拡大図であ
る。
【図5】スクレッパーブレードがオフのときの作用説明
図である。
【図6】スクレッパーブレードがオンのときの作用説明
図である。
【図7】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 走行紙 2,2 ブランケット胴 3,3 版胴 4 インキ 5 インキパン 6 ファンテンローラ 7 メータリングローラ 8 ドクターブレード 9 インキ練りローラ 10 インキドラム 11 インキ渡りローラ 12,12′ インキ着けローラ 13 制御ローラ 14 スクレッパーブレード 16 ホルダー 17 通し軸 18 レバー 19 調整ねじ軸 W 湿し水装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータリングローラ方式のキーレスイン
    キングシステムを装備した輪転機において、インキ供給
    部よりインキ着けローラに至るインキ供給コースの途中
    にあるインキローラの表面にニップ状態で接して回転す
    る制御ローラと、この制御ローラの表面のほぼその全幅
    に先端部が接して設けられ、該ローラ表面のインキ膜の
    一部を掻き取るスクレッパブレードと、このスクレッパ
    ブレードをその先端部が制御ローラの表面に接する位置
    と接しない位置とに変位可能に支持する支持部材とを具
    えたことを特徴とするインキ供給量調整装置。
  2. 【請求項2】 インキローラが、メータリングローラで
    ある請求項1記載のインキ供給量調整装置。
  3. 【請求項3】 支持部材が、スクレッパブレードが制御
    ローラの表面に接する位置となっているときにその先端
    部の接触度合いを調整可能となっている請求項1又は2
    記載のインキ供給量調整装置。
  4. 【請求項4】 スクレッパブレードが、1枚の弾性薄板
    で形成され、かつ制御ローラの表面に接触する先端部が
    所定ピッチの鋸歯状刃に形成されている請求項1ないし
    3のいずれかに記載のインキ供給量調整装置。
JP10704996A 1996-04-26 1996-04-26 輪転機のインキ供給量調整装置 Withdrawn JPH09290502A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103832063A (zh) * 2014-03-14 2014-06-04 常熟印刷厂有限公司 一种印刷刮刀
JP2018144295A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 リョービMhiグラフィックテクノロジー株式会社 印刷機

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