JPH0928978A

JPH0928978A - 洗濯機

Info

Publication number: JPH0928978A
Application number: JP20387395A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Ito; 和雄伊藤; Daizo Takaoka; 大造高岡
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1995-07-17
Filing date: 1995-07-17
Publication date: 1997-02-04

Abstract

(57)【要約】【目的】ドラム式洗濯機と同様の節水効果が得られる
たたき洗いモードと、渦巻式洗濯機と同程度、若しくは
それ以上の洗浄効果が得られる摩擦洗いモードと、脱水
運転時の床面に伝搬する振動を渦巻式洗濯機と同程度に
抑制することができる脱水モードの３つのモードを実現
することが可能な洗濯機を提供する。【構成】洗濯・脱水槽21には、洗濯・脱水槽21の内周
壁を伸びるねじ山状の螺旋バッフル７が一体に形成され
ている。更に洗濯・脱水槽21の底部には、洗濯水に旋回
力を与えるパルセータ８が装備されている。又、パルセ
ータ８の代わりに水流発生ポンプを装備することも可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯・脱水槽が鉛
直の回転軸を具えた洗濯機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】洗濯機として、一般的に、渦巻式洗濯機
が普及している。渦巻式洗濯機は、外槽内に洗濯・脱水
槽が鉛直軸回りに回転駆動可能に収容され、洗濯・脱水
槽の底部には洗濯水に旋回力を与えるパルセータが装備
されている。洗濯・脱水槽を停止させた状態で、パルセ
ータを回転させることによって洗濯物が水中を旋回す
る。渦巻式洗濯機においては、旋回に伴なう洗濯物どう
しの摩擦、洗濯・脱水槽の内周壁との摩擦或いはパルセ
ータとの摩擦によって洗浄を施すので、多量の水が必要
となる。

【０００３】これに対し、節水効果が得られる洗濯機と
して、ドラム式洗濯機が知られている。ドラム式洗濯機
は、外槽内にドラムが水平軸回りに回転駆動可能に収容
され、ドラムの内周壁には水平方向に伸びる複数のバッ
フルが突設されている。ドラム内に比較的少量の洗濯水
を注入し、ドラムを回転させる。ドラム内の洗濯物はバ
ッフルに引っかかって持ち上げられ、その後、重力によ
って落下する。ドラム式洗濯機においては、洗濯物を水
面にたたきつけることによって洗浄を施すので、洗濯水
は渦巻式洗濯機に比べて少量でよく、渦巻式洗濯機より
も節水が図れる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドラム
式洗濯機においては、渦巻式洗濯機に比べて洗濯に時間
がかかることや、回転軸が水平であるために脱水運転時
に床面に伝搬する振動が大きく、騒音の原因となること
が問題となっている。本発明の目的は、ドラム式洗濯機
と同様の節水効果が得られるたたき洗いモードと、渦巻
式洗濯機と同程度、若しくはそれ以上の洗浄効果が得ら
れる摩擦洗いモードと、脱水運転時の床面に伝搬する振
動を渦巻式洗濯機と同程度に抑制することができる脱水
モードの３つのモードを実現することが可能な洗濯機を
提供することである。

【０００５】

【課題を解決する為の手段】本発明に係る洗濯機は、脱
水運転時における振動を抑制するべく、外槽内に、洗濯
物を収容すべき洗濯・脱水槽を鉛直軸回りに回転駆動可
能に収容する。洗濯・脱水槽の内周壁には、洗濯・脱水
槽の回転に伴なって洗濯水に鉛直軸方向の推力を与える
ことが可能なスクリュー片が形成されている。又、洗濯
・脱水槽の底部には、洗濯水に旋回力を与えることが可
能な旋回力付与機構が設けられている。

【０００６】スクリュー片は、洗濯・脱水槽と一体に回
転し、洗濯・脱水槽と洗濯水の旋回速度の差によって洗
濯・脱水槽内の洗濯水に推力を生じさせる。旋回力付与
機構は、洗濯・脱水槽内の洗濯水に旋回力を与え、洗濯
・脱水槽と洗濯水の間に旋回速度の差を生じさせる。

【０００７】具体的には、本発明に係る洗濯機は、洗濯
・脱水槽をスクリュー片による推力が上向きとなる方向
に回転させると共に、該回転方向とは逆向きの旋回力を
与えるように旋回力付与機構を動作させて、洗濯・脱水
槽の回転に伴なう洗濯水の旋回を制動するたたき洗いモ
ードと、洗濯・脱水槽を停止又は回転させると共に、旋
回力付与機構を動作させて、洗濯・脱水槽内の洗濯水に
たたき洗いモードでの旋回速度よりも高速の旋回流を生
じさせる摩擦洗いモードと、洗濯・脱水槽をたたき洗い
モード及び摩擦洗いモードでの回転速度よりも高速に回
転させる脱水モードの３つのモード間で切替え運転が可
能である。

【０００８】たたき洗いモードでは、洗濯・脱水槽内に
比較的少量の水を注入して、洗濯・脱水槽を上向きの推
力が発生する方向へ回転させる。該回転に伴って洗濯水
に与えられる旋回力は、旋回力付与機構の動作によって
生じる逆向きの旋回力により少なくとも一部が打ち消さ
れ、洗濯・脱水槽内の洗濯水は殆ど旋回せず、或いは、
洗濯・脱水槽の回転速度よりも低い速度で同一方向へ旋
回することになる。この結果、洗濯・脱水槽と洗濯水の
間に旋回速度の差が生じ、該速度差によって洗濯水には
スクリュー片による上向きの推力が作用する。該推力に
よって洗濯・脱水槽内の洗濯物は、水面よりもわずかに
高い位置まで持ち上げられ、その後、重力によって落下
し、水面にたたきつけられることとなる。該動作を繰り
返すことでドラム式洗濯機と同様のたたき洗いを施す。

【０００９】摩擦洗いモードでは、洗濯・脱水槽内に比
較的多量の水を注入して、洗濯・脱水槽を停止又は回転
させると共に旋回力付与機構を動作させ、洗濯・脱水槽
内の洗濯水にたたき洗いモードでの旋回速度よりも高速
の旋回流を生じさせる。この結果、洗濯・脱水槽と洗濯
水の間に旋回速度の差が生じ、該速度差によって洗濯水
には、旋回力に加え、スクリュー片による上向き又は下
向きの推力が作用する。例えば、上向きの推力が生じた
場合、洗濯物はスクリュー片に沿って旋回しつつ上昇
し、その後、洗濯・脱水槽の中央部で下降し、この動作
を繰り返す過程で生じる洗濯物どうし或いは洗濯・脱水
槽の内周壁との摩擦によって洗浄が施される。一方、下
向きの推力が生じた場合、洗濯物はスクリュー片に沿っ
て旋回しつつ下降し、その後、洗濯・脱水槽の中央部で
上昇する。該動作を繰り返すことによって、渦巻式洗濯
機と同様の摩擦洗いを施す。

【００１０】脱水モードでは、洗濯・脱水槽をたたき洗
いモード及び摩擦洗いモードでの回転速度よりも高速に
回転させることによって、洗濯・脱水槽内の洗濯物に遠
心力が生じる。該遠心力により洗濯物を洗濯・脱水槽の
内周壁に押しつけ、例えば、洗濯・脱水槽の壁面に開設
されている多数の孔から洗濯水を排出することによって
脱水を施す。ここで、洗濯・脱水槽は回転軸が鉛直であ
るので、床面に伝搬する振動は渦巻式洗濯機と同程度に
軽微である。

【発明の効果】

【００１１】本発明に係る洗濯機によれば、たたき洗い
モードでは、ドラム式洗濯機と同様の節水効果を得るこ
とが可能であり、摩擦洗いモードでは、渦巻式洗濯機と
同程度、若しくはそれ以上の洗浄効果を得ることが可能
であり、脱水モードでは、床面に伝搬する振動を渦巻式
洗濯機と同程度に抑制することが可能である。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、２
つの実施例に基づき、図面に沿って具体的に説明する。第１実施例図１に示す本発明の洗濯機は、洗濯・脱水槽(21)の回転
に伴って洗濯水に鉛直軸方向の推力を与えるスクリュー
片として、螺旋バッフル(７)を形成すると共に、洗濯水
に旋回力を与える旋回力付与機構としてパルセータ(８)
を装備したものである。

【００１３】フレーム(１)の内部には、外槽(２)が吊り
棒(３)によって吊り下げられており、該フレーム(１)の
上部には、洗濯・脱水槽(21)内へ洗濯物などを投入する
ための蓋(11)が開閉可能に取り付けられている。

【００１４】外槽(２)の内部には、洗濯・脱水槽(21)が
鉛直軸回りに回転可能に収容されている。洗濯・脱水槽
(21)の壁面には、その全域に亘って、多数の孔(図示省
略)が開設され、脱水運転時の排水を可能としている。
洗濯・脱水槽(21)には、その内周壁にねじ山状の螺旋バ
ッフル(７)が一体に形成されている。更に洗濯・脱水槽
(21)の底部には、洗濯水に旋回力を与えるパルセータ
(８)が装備されている。

【００１５】外槽(２)の裏面には、洗濯・脱水槽駆動用
モータ(４)及びパルセータ駆動用モータ(５)が取り付け
られている。洗濯・脱水槽駆動用モータ(４)は、原動プ
ーリ(42)、ベルト(43)及び従動プーリ(44)からなる動力
伝達機構を介して洗濯・脱水槽(21)の底部に連結されて
いる。パルセータ駆動用モータ(５)は、原動プーリ(5
2)、ベルト(53)及び従動プーリ(54)からなる動力伝達機
構を介してパルセータ駆動軸(81)に連結されている。

【００１６】外槽(２)の上部には、洗濯・脱水槽(21)の
重心が偏心したときにその重心を回転中心に戻すように
作用する周知の流体バランサ(６)が取り付けられてい
る。

【００１７】洗濯・脱水槽(21)内の洗濯水は、給水ノズ
ル(12)を通して注入され、排水バルブ(13)を通して排出
される。

【００１８】図２は、上記洗濯機の制御系の構成を示し
ている。モード選択キー(14)の操作によって、たたき洗
いモード、摩擦洗いモード、或いは脱水モードの何れか
を選択するための指令が制御回路(10)へ供給され、これ
に応じて制御回路(10)は各モータ駆動回路(41)(51)へ制
御信号Ｓ1、Ｓ2を送出する。この結果、モータ駆動回路
(41)(51)から洗濯・脱水槽駆動用モータ(４)及びパルセ
ータ駆動用モータ(５)へ夫々、駆動電流Ｉ1、Ｉ2が供給
され、各モータが後述の如く回転駆動される。

【００１９】たたき洗いモードでは、ドラム式洗濯機と
同様の節水効果を得ることを目的とし、洗濯・脱水槽(2
1)内に比較的少量の水を注入して、洗濯・脱水槽(21)を
上向きの推力が発生する方向、即ち反時計方向へ回転さ
せる。一方、パルセータ(８)は洗濯・脱水槽(21)の回転
とは逆向きに低速回転させる。洗濯・脱水槽(21)の回転
に伴って洗濯水に与えられる旋回力は、パルセータ(８)
の逆向きの回転によって生じる旋回力により一部が打ち
消され、洗濯・脱水槽(21)内の洗濯水は洗濯・脱水槽(2
1)の回転速度よりも充分に低い速度で同一方向へ旋回す
ることになる。この結果、洗濯・脱水槽(21)と洗濯水の
間に旋回速度の差が生じ、該速度差によって洗濯水には
螺旋バッフル(７)による上向きの推力が作用する。

【００２０】図３は、たたき洗いモードにおける洗濯物
の動作を表わしている。洗濯物(22)には、上記低速の旋
回に伴なう遠心力が作用すると同時に、洗濯水(23)と同
様の螺旋バッフル(７)による上向きの推力が作用し、こ
れによって洗濯物(22)は、図中の矢印Ａの如く水面より
わずかに高い位置まで持ち上げられ、その後、重力によ
って矢印Ｂの如く落下し、水面にたたきつけられること
となる。該動作を繰り返すことによって、洗濯物(22)に
はドラム式洗濯機と同様のたたき洗いが施される。

【００２１】摩擦洗いモードでは、渦巻式洗濯機と同程
度、若しくはそれ以上の洗浄効果を得ることを目的と
し、洗濯・脱水槽(21)内に比較的多量の水を注入して、
洗濯・脱水槽(21)は停止させたままパルセータ(８)を一
方向へ回転させ、洗濯・脱水槽(21)内の洗濯水にたたき
洗いモードでの旋回速度よりも高速の旋回流を生じさせ
る。この結果、洗濯水には、旋回力に加え、螺旋バッフ
ル(７)による上向き又は下向きの推力が作用する。

【００２２】図４は、摩擦洗いモードにおける洗濯物の
動作を表わしている。パルセータ(８)を下向きの推力が
発生する方向、即ち反時計方向へ回転させた場合、洗濯
物(22)は、反時計方向へ旋回しつつ、図中の矢印Ａの如
く螺旋バッフル(７)に沿って下降し、その後、洗濯・脱
水槽(21)の中央部で矢印Ｂの如く上昇流に乗って上昇す
る。この過程で、洗濯物(22)は、洗濯物どうしの摩擦、
洗濯・脱水槽(21)との摩擦或いパルセータ(８)との摩擦
によって洗浄が施される。パルセータ(８)を時計方向に
回転させた場合は、洗濯物(22)は螺旋バッフル(７)に沿
って旋回しつつ上昇し、洗濯・脱水槽(21)の中央部で下
降し、この過程で同様の摩擦洗い効果が得られる。

【００２３】脱水モードにおいては、排水バルブ(13)を
開けて洗濯・脱水槽(21)内の洗濯水を排水した後、洗濯
・脱水槽(21)をたたき洗いモード及び摩擦洗いモードで
の回転速度よりも高速に一方向へ回転させる。

【００２４】図５は、脱水モードにおける洗濯物の動作
を表わしている。洗濯・脱水槽(21)の高速回転によっ
て、洗濯・脱水槽(21)内の洗濯物(22)に遠心力が作用
し、これによって洗濯物(22)は、図示の如く洗濯・脱水
槽(21)の内周壁に押しつけられ、洗濯物(22)に付着して
いる洗濯水が洗濯・脱水槽(21)の多数の孔(図示省略)か
ら外槽(２)へ排出される。ここで、洗濯・脱水槽(21)
は、回転軸が鉛直であるので、床面に伝搬する振動は渦
巻式洗濯機と同程度に軽微となる。

【００２５】第２実施例図６に示す本発明の洗濯機は、上記実施例のパルセータ
(８)に代えて、水流発生ポンプ(９)を装備したものであ
る。

【００２６】図６の如く、洗濯・脱水槽(21)の下部に
は、洗濯水に旋回力を与える水流発生ポンプ(９)が取り
付けられている。他の具体的構成及び制御系の構成は、
第１実施例と同一であるので説明を省略する。

【００２７】水流発生ポンプ(９)は、吸入した洗濯水を
洗濯・脱水槽(21)の円周方向へ吐出することによって洗
濯水に旋回力を与えるものであって、ポンプ出力の調整
によって旋回力の強さを変化させる。即ち、洗濯・脱水
槽(21)を上記実施例の如く回転或いは停止させると共
に、たたき洗いモードでは、水流発生ポンプ(９)によっ
て吸入した洗濯水を洗濯・脱水槽(21)の回転方向とは逆
向きに比較的弱い力で吐出し、摩擦洗いモードでは、洗
濯水に旋回流を生じさせる様、比較的強い力で吐出す
る。

【００２８】上述の２つの実施例によれば、たたき洗い
モードでは、ドラム式洗濯機と同様の節水効果を得るこ
とが可能であり、摩擦洗いモードでは、渦巻式洗濯機と
同程度、若しくはそれ以上の洗浄効果を得ることが可能
であり、更に脱水モードでは、床面に伝搬する振動を渦
巻式洗濯機と同程度に抑制することが可能である。

【００２９】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。

【００３０】例えば、スクリュー片としては、連続した
ねじ山状の螺旋バッフル(７)に限らず、間欠的にねじ山
を形成したものであっても可い。

【００３１】又、摩擦洗いモードにおいて、螺旋バッフ
ル(７)の回転方向を周期的に正逆に切り替えることも可
能である。

【００３２】更に、たたき洗いモードにおいては、パル
セータ(８)を停止させ、パルセータ(８)の流体抵抗によ
って、洗濯水の旋回に制動作用を及ぼす方式も採用可能
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】パルセータを具えた実施例における洗濯機の構
造を示す断面図である。

【図２】同上の実施例における制御系を表わすブロック
図である。

【図３】同上の実施例におけるたたき洗いモードでの洗
濯物の動作を表わす断面図である。

【図４】同上の実施例における摩擦洗いモードでの洗濯
物の動作を表わす断面図である。

【図５】同上の実施例における脱水モードでの洗濯物の
動作を表わす断面図である。

【図６】水流発生ポンプを具えた実施例における洗濯機
の構造を示す断面図である。

【符号の説明】

(１) フレーム (２) 外槽 (３) 吊り棒 (４) 洗濯・脱水槽駆動用モータ (５) パルセータ駆動用モータ (６) 流体バランサ (７) 螺旋バッフル (８) パルセータ (９) 水流発生ポンプ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】外槽内に、洗濯物を収容すべき洗濯・脱
水槽が鉛直軸回りに回転駆動可能に収容された洗濯機に
おいて、洗濯・脱水槽の内周壁には、洗濯・脱水槽の回
転に伴なって洗濯水に鉛直軸方向の推力を与えることが
可能なスクリュー片を形成すると共に、洗濯・脱水槽の
底部には、洗濯水に旋回力を与えることが可能な旋回力
付与機構を設けたことを特徴とする洗濯機。
【請求項２】洗濯・脱水槽をスクリュー片による推力
が上向きとなる方向に回転させると共に、該回転方向と
は逆向きの旋回力を与えるように旋回力付与機構を動作
させて、洗濯・脱水槽の回転に伴なう洗濯水の旋回を制
動するたたき洗いモードと、洗濯・脱水槽を停止又は回転させると共に、旋回力付与
機構を動作させて、洗濯・脱水槽内の洗濯水にたたき洗
いモードでの旋回速度よりも高速の旋回流を生じさせる
摩擦洗いモードと、洗濯・脱水槽をたたき洗いモード及び摩擦洗いモードで
の回転速度よりも高速に回転させる脱水モードの３つの
モード間で切替え運転が可能な請求項１に記載の洗濯
機。
【請求項３】スクリュー片は、洗濯・脱水槽の内周壁
を伸びるねじ山状の螺旋バッフル(７)である請求項１又
は請求項２に記載の洗濯機。
【請求項４】旋回力付与機構はパルセータ(８)である
請求項１乃至請求項３の何れかに記載の洗濯機。
【請求項５】旋回力付与機構は水流発生ポンプ(９)で
ある請求項１乃至請求項３の何れかに記載の洗濯機。