JPH08299658A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JPH08299658A
JPH08299658A JP7114474A JP11447495A JPH08299658A JP H08299658 A JPH08299658 A JP H08299658A JP 7114474 A JP7114474 A JP 7114474A JP 11447495 A JP11447495 A JP 11447495A JP H08299658 A JPH08299658 A JP H08299658A
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JP
Japan
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washing
tub
laundry
drum
water
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Fumihiro Imamura
文広 今村
Shojiro Sato
正二郎 佐藤
Masanori Niwa
雅徳 丹羽
Katsuhei Kabetani
勝平 壁谷
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Priority to DE69635590T priority patent/DE69635590T2/de
Priority to DE69614306T priority patent/DE69614306T2/de
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄力を向上し、短時間で効率的に洗濯する
ことができるドラム式洗濯機を提供する。 【構成】 ドラム状回転槽3を例えば50rpmの所定
の回転数で繰り返し正転および反転させてたたき洗いを
行い、該たたき洗いの後、ドラム状回転槽3を更に高い
回転数、例えば300rpmで約20秒回転させて、ド
ラム状回転槽3内の洗濯物の中の洗濯液を遠心力により
ドラム状回転槽の外に排出して、しぼり洗いを行ってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯液を蓄えた水槽内
において回転軸が水平に設けられたドラム状回転槽を前
記回転軸のまわりで回転させることによりドラム状回転
槽内の洗濯物を洗濯するドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のドラム式洗濯機における洗濯
は、従来、主としてたたき洗いによるものである。更に
詳しくは、水槽内に設けられたドラム状回転槽を例えば
50rpm等の所定の回転数で繰り返し正転および反転
させることにより、洗濯物をドラム状回転槽内で持ち上
げてから落下させるという動作を繰り返し行う所謂たた
き洗いで洗濯物を洗濯している。
【0003】また、特開平第4−336097号公報で
は、このようなドラム式洗濯機によるたたき洗いにおい
て、洗濯物が落下する高さを最高にするようにドラム状
回転槽の内壁に洗濯物がへばりつく回転速度でドラム状
回転槽を回転させるように制御し、これによりたたき洗
いによる洗濯効果を上げるとともに、洗濯物をむらなく
洗濯することができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のドラム式洗濯機では、洗濯物の落下によるたた
き洗いによって洗濯物を洗濯しているものであるため、
一般の全自動洗濯機のような機械力による洗浄効果を得
ることは困難であるという問題があるとともに、また特
に洗濯液の温度が低い場合には、洗浄力が低く、洗濯に
要する時間が長くなるという問題もある。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、洗浄力を向上し、短時間で効
率的に洗濯することができるドラム式洗濯機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、回転型脱水槽内の洗濯物
に洗濯液を含水させる手段と、この手段により含水後の
洗濯物から遠心力で洗濯液を排出する回転速度で前記回
転型脱水槽を回転させる手段と、この手段と前記含水手
段を交互に繰り返すしぼり洗い制御手段とを具備して成
ることを要旨とする。
【0007】請求項2記載の本発明は、洗濯液を蓄えた
水槽内にその一部が浸漬し、かつ回転軸が水平に設けら
れた洗濯物を収容する脱水孔付きドラム状回転槽と、こ
の回転槽の回転により洗濯物に含水した洗濯液を遠心力
で上記脱水孔から回転槽外の上記水槽内に排出する手段
と、この手段を所要期間繰り返すしぼり洗い制御手段と
を具備して成ることを要旨とする。
【0008】請求項3記載の本発明は、洗濯液を蓄えた
水槽内にその一部が浸漬し、かつ回転軸が水平に設けら
れた洗濯物を収容する脱水孔付きドラム状回転槽と、こ
の回転槽の回転により回転槽内壁に付着して回転する洗
濯物が上方まで回転したとき下方に落下し回転槽の内壁
に衝突して洗濯物を洗浄するたたき洗いを所要期間繰り
返す制御手段と、このたたき洗い制御手段より高い回転
数で上記回転槽を回転させ洗濯物に含水した洗濯液を遠
心力で上記脱水孔から回転槽外の上記水槽内に排出し、
これを所要期間繰り返すしぼり洗い制御手段とを具備し
て成ることを要旨とする。
【0009】請求項4記載の本発明は、請求項1ないし
2記載の発明において、前記ドラム状回転槽内の洗濯物
の布量を検出する布量検出手段と、該布量検出手段で検
出した布量に応じて前記しぼり洗い制御手段における前
記ドラム状回転槽の回転数を可変制御する可変制御手段
を有することを要旨とする。
【0010】請求項5記載の本発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の発明において、前記しぼり洗い制
御手段における前記ドラム状回転槽の回転数を徐々に増
大してしぼり洗い回転数に移行する増大制御手段を有す
ることを要旨とする。
【0011】請求項6記載の本発明は、請求項1ないし
5記載の発明において、前記水槽内の洗濯液の温度を検
出する温度検出手段と、該温度検出手段で検出した温度
に応じて前記しぼり洗いの回数を可変制御する回数可変
制御手段とを有することを要旨とする。
【0012】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
発明において、前記温度検出手段で検出した温度が所定
の温度以上である場合、前記しぼり洗いの回数を所定の
回数よりも低減したり、または前記しぼり洗いを削除し
て、前記たたき洗いのみを行うように制御する回数低減
制御手段を有することを要旨とする。
【0013】請求項8記載の本発明は、請求項1ないし
3記載の発明において、前記水槽内の洗濯液を水槽の底
部から取り出して、水槽の上部から水槽内に入れるよう
に循環させる循環ポンプを含む循環手段と、前記しぼり
洗い制御手段による前記しぼり洗い行程において前記循
環手段を作動させて洗濯液を循環させるように制御する
循環制御手段とを有することを要旨とする。
【0014】請求項9記載の本発明は、請求項8記載の
発明において、前記循環制御手段による洗濯液の循環を
間欠的に行うように制御する間欠制御手段を有すること
を要旨とする。
【0015】請求項10記載の本発明は、請求項8記載
の発明において、前記循環制御手段による洗濯液の循環
を前記しぼり洗い制御手段による前記しぼり洗い行程の
開始から所定時間経過後から行うように制御する循環遅
延制御手段を有することを要旨とする。
【0016】請求項11記載の本発明は、請求項1ない
し3記載の発明において、前記水槽内の洗濯液を取り出
して一時的に蓄積する補助タンクと、前記しぼり洗い制
御手段による前記しぼり洗い行程において前記水槽内の
洗濯液を前記補助タンクに移すように制御する洗濯液移
動制御手段を有することを要旨とする。
【0017】請求項12記載の本発明は、洗濯液を蓄え
た水槽内にその一部が浸漬し、かつ回転軸が水平に設け
られた洗濯物を収容する脱水孔付きドラム状回転槽と、
この回転槽の回転により回転槽内壁に付着して回転する
洗濯物が上方まで回転したとき重力で下方に落下し回転
槽の内壁に衝突して洗濯物を洗浄するたたき洗いを所要
期間繰り返す制御手段と、このたたき洗い制御手段の
後、前記回転槽にたたき洗いの回転状態に対して不規則
回転を付与して回転槽内の洗濯物を均一に分散するほぐ
し制御手段と、この手段の後、前記たたき洗い制御手段
の回転数より高い回転数で上記回転槽を回転させ洗濯物
に含水した洗濯液を遠心力で上記脱水孔から回転槽外の
上記水槽内に排出し、これを所要期間繰り返すしぼり洗
い制御手段とを具備して成ることを要旨とする。
【0018】請求項13記載の本発明は、請求項12記
載の発明において、前記しぼり洗い制御手段によるしぼ
り洗いの後、前記ドラム状回転槽から洗濯物が剥がれる
ように前記所定の回転数よりも低い回転数で前記ドラム
状回転槽を回転させて剥がし行程を行うように制御する
剥がし行程制御手段を有することを要旨とする。
【0019】
【作用】請求項1記載の本発明にあっては、回転型脱水
槽内の洗濯物に洗濯液を含水させ、遠心力により含水し
ている洗濯液を排出することで、所謂しぼり洗いを実現
している。
【0020】請求項2記載の本発明にあっては、洗濯物
の中の洗濯液を遠心力によりドラム状回転槽の外に排出
し得る角速度以上の回転数でドラム状回転槽を回転させ
てしぼり洗いを行っている。
【0021】また、請求項3記載の本発明にあっては、
ドラム状回転槽を所定の回転数で繰り返し正転および反
転させてたたき洗いを行うとともに、洗濯物の中の洗濯
液を遠心力によりドラム状回転槽の外に排出し得る角速
度以上の回転数であって、所定の回転数よりも高い回転
数でドラム状回転槽を回転させてしぼり洗いを行ってい
る。
【0022】更に、請求項4記載の本発明にあっては、
洗濯物の布量を検出し、この検出した布量に応じてしぼ
り洗いにおけるドラム状回転槽の回転数を可変制御して
いる。
【0023】請求項5記載の本発明にあっては、しぼり
洗いにおけるドラム状回転槽の回転数を徐々に増大すべ
く制御している。
【0024】更に、請求項6記載の本発明にあっては、
洗濯液の温度を検出し、この検出した温度に応じてしぼ
り洗いの回数を可変制御している。
【0025】請求項7記載の本発明にあっては、洗濯液
の検出した温度が所定の温度以上である場合、しぼり洗
いの回数を所定の回数よりも低減したり、またはしぼり
洗いを削除して、たたき洗いのみを行っている。
【0026】また、請求項8記載の本発明にあっては、
しぼり洗いにおいて循環手段を作動させて洗濯液を循環
させている。
【0027】更に、請求項9記載の本発明にあっては、
洗濯液の循環を間欠的に行うように制御している。
【0028】請求項10記載の本発明にあっては、洗濯
液の循環をしぼり洗いの開始から所定時間経過後から行
うように制御している。
【0029】また、請求項11記載の本発明にあって
は、しぼり洗いにおいて水槽内の洗濯液を補助タンクに
移している。
【0030】更に、請求項12記載の本発明にあって
は、ドラム状回転槽を所定の回転数で繰り返し正転およ
び反転させてたたき洗いを行い、このたたき洗いの後、
ドラム状回転槽内の洗濯物のからみをほぐして洗濯物が
ドラム状回転槽内に均一に分散するようにドラム状回転
槽を回転制御してほぐし行程を行い、このほぐし行程の
後、洗濯物の中の洗濯液を遠心力によりドラム状回転槽
の外に排出し得る角速度以上の回転数であって、前記所
定の回転数よりも高い回転数でドラム状回転槽を回転さ
せてしぼり洗いを行っている。
【0031】請求項13記載の本発明にあっては、しぼ
り洗いの後、ドラム状回転槽から洗濯物が剥がれるよう
に所定の回転数よりも低い回転数でドラム状回転槽を回
転させて剥がし行程を行っている。
【0032】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0033】図1は、本発明の一実施例に係わるドラム
式洗濯機の構成を示す断面図である。同図に示すドラム
式洗濯機は、外箱1の内側に洗濯液を蓄える水槽2を有
し、この水槽2内にドラム状回転槽3が設けられてい
る。該ドラム状回転槽3は、その回転軸を水平に設けら
れ、この水平に設けられた回転軸を中心に回転すること
により、内部に投入された洗濯物を洗濯するようになっ
ている。なお、水槽2はその底部が支柱を介して基部2
1で外箱1の底板上に固定されている。
【0034】前記ドラム状回転槽3は、その前側に、図
1においては左側に開閉扉4が取り付けられ、該開閉扉
4を開くことによりドラム状回転槽3の内部に洗濯物を
投入し得るように構成されるとともに、該ドラム状回転
槽3の後側から突出している回転軸はドラムプーリ8の
中心に取り付けられている。該ドラムプーリ8にはベル
ト7が掛けられ、このベルト7は更に下方に配設された
別のプーリ6にも掛けられている。該プーリ6は前記水
槽2の下側に取り付けられたモータ5の駆動軸に取り付
けられ、これによりモータ5の回転がプーリ6、ベルト
7、ドラムプーリ8を介してドラム状回転槽3に伝達さ
れ、ドラム状回転槽3が回転するようになっている。
【0035】前記水槽2の上部後側には給水口22が形
成され、該給水口22は管を介して給水弁9に連結さ
れ、該給水弁9を介して水道水等を水槽2内に給水し得
るようになっている。更に、水槽2の底板には排水口2
3が形成され、該排水口23は管を介して排水弁10に
連結され、該排水弁10から水槽2内の洗濯液を排水し
得るようになっている。
【0036】また、前記水槽2の下部後側の内壁には、
水槽2内の洗濯液の温度を検知するための温度検知器2
4が取り付けられている。更に、水槽2の底部寄りに
は、水槽2内の洗濯液を加熱するためのヒータ11が取
り付けられている。
【0037】図2は、図1に示すドラム式洗濯機の回路
構成を示すブロック図である。同図に示すように、ドラ
ム式洗濯機は、例えばマイクロコンピュータ等からなる
制御回路部31を有し、該制御回路部31は負荷駆動回
路39を介して前記モータ5、ヒータ11、給水弁9、
排水弁10に接続され、これらを適宜制御し得るように
構成されている。
【0038】また、前記制御回路部31は、ドラム式洗
濯機の電源の投入状態や動作状態等を表示するための表
示手段33、ドラム式洗濯機をオン/オフしたり、動作
状態を制御するための情報を入力するための種々の操作
キー等からなるキー入力手段35、および前記温度検知
器24に接続され、これらを制御したり、これらから各
種情報を入手するようになっている。なお、図2におい
ては、負荷駆動回路39には排水弁14および循環用ポ
ンプ111が接続されているが、これらは後述する他の
実施例に使用されるものである。
【0039】次に、以上のように構成される本実施例の
ドラム式洗濯機の作用を図3以降も参照しながら説明す
る。
【0040】図3は、図1,2に示すドラム式洗濯機の
動作行程を示す図である。同図に示すように、本ドラム
式洗濯機は、注水、洗い、排水、短時間脱水、注水、す
すぎ、排水、短時間脱水、注水、すすぎ、排水、最終脱
水を前記制御回路部31の制御により順次行い、これに
より洗濯を行うようになっている。
【0041】更に詳しくは、前記キー入力手段35を操
作することにより、ドラム式洗濯機に電源が投入され
て、洗濯動作が起動されると、前記給水弁9が開放さ
れ、該給水弁9を介して水槽2内に水道水等の洗濯液が
給水開始され、図示しない水位検知手段により適当な水
量まで給水されて、注水行程が完了する。
【0042】注水行程が完了すると、洗い行程が開始さ
れる。洗い行程では、図4に示すように、まず第1の洗
濯行程であるたたき洗濯行程が所定の設定時間実施され
る(ステップ110,120)。このたたき洗濯行程で
は、図5の前半部で示すように、正転50rpm8秒、
休止3秒、反転50rpm8秒、休止3秒を1サイクル
という動作をドラム状回転槽3に対してモータ5により
約4分行う。このようなたたき洗濯を行うことにより、
洗濯物はドラム状回転槽3内で持ち上げられてから落下
するという動作を繰り返されて洗濯される。
【0043】このたたき洗濯行程である第1の洗濯行程
が完了すると、次にモータ5によりドラム状回転槽3を
300rpmの回転で20秒回転させるという第2の洗
濯行程であるしぼり洗濯行程を行う(ステップ13
0)。このしぼり洗濯行程は、図5において50rpm
の正反転で行われるたたき洗濯行程の後に示すように5
0rpmの回転よりも6倍も大きな300rpmの回転
で約20秒間行われる。
【0044】このようなしぼり洗濯行程では、ドラム状
回転槽3内の洗濯物は遠心力によりドラム状回転槽3の
内面に押し付けられ、洗濯物内の洗濯液はドラム状回転
槽3の周面に形成された多数の***20を通してドラム
状回転槽3の外に絞り出されることになり、これにより
通常の洗濯行程、すなわち第1の洗濯行程であるたたき
洗濯行程による洗浄効果よりも大きな洗浄効果を得るこ
とができる。
【0045】しぼり洗濯行程である第2の洗濯行程が完
了すると、洗い設定時間が経過したか否かをチェックし
(ステップ140)、洗い設定時間が経過していない場
合には、ステップ110に戻り、第1の洗濯行程が再び
行われる。そして、この第1の洗濯行程では、ドラム状
回転槽3の内面に押し付けられた洗濯物は落下を繰り返
し、位置を頻繁に入れ替えながら、たたき洗いされる。
そして、第1の洗濯行程が所定の設定時間行われると
(ステップ120)、第2の洗濯行程が行われるという
ように予め設定された洗い時間、例えば30分が経過す
るまで、ステップ110〜130で第1の洗濯行程およ
び第2の洗濯行程が繰り返し行われる。そして、前記予
め設定された洗い時間が経過すると、洗濯行程は終了す
る。
【0046】洗濯行程が終了すると、ドラム状回転槽3
の回転は停止し、排水弁10が開放し、水槽2内の洗濯
液が排水される排水行程が行われる。また、排水行程が
完了すると、短時間脱水行程が行われ、以降は図3に示
す各行程が実施される。
【0047】次に、上述したしぼり洗濯行程における回
転数と遠心力について説明する。今、ドラム状回転槽3
の半径をr、遠心力をF=mrω2 、重力をG=mgと
すると、遠心力と重力加速度が釣り合う時の角速度ωは
次式のようになる。
【0048】ω=(g/r)1/2 ドラム状回転槽3の回転数nは次式で表される。
【0049】n=(60/2π)ω (rpm) ここで、ドラム状回転槽3の半径r=0.22mとする
と、回転数nは次式のようになる。
【0050】n=63.7 (rpm) 従って、通常のたたき洗いを行っている時の遠心力は、
n=50rpmであるので、次式のようになる。
【0051】f=(50/63.7)2 g=0.62g すなわち、たたき洗濯行程では、この遠心力で洗濯物の
落下を繰り返し行っていることになる。
【0052】一方、しぼり洗濯行程では、ドラム状回転
槽3の回転数n=300rpmであるので、遠心力は次
式のようになる。
【0053】f=22.2g すなわち、しぼり洗濯行程では、重力加速度gの約22
倍の遠心力が加わり、洗濯物内の洗濯液はドラム状回転
槽3の外に絞り出されることになる。
【0054】図6は、本実施例のしぼり洗濯行程を備え
たドラム式洗濯機の洗浄性能と従来のたたき洗濯行程の
みのドラム式洗濯機の洗浄性能を洗濯時間に対する洗浄
度として示すグラフである。同図からわかるように、本
実施例のドラム式洗濯機は従来のドラム式洗濯機に比較
して、洗浄性能が約13%向上し、特に洗濯時間30分
の時には従来のドラム式洗濯機の洗浄度は32であるの
に対して本実施例のドラム式洗濯機の洗浄度は41.3
とかなり高いことが分かった。なお、洗浄度は標準汚染
布の洗濯前後の表面の反射率の比を採用している。
【0055】図7は、本発明の他の実施例に係わるドラ
ム式洗濯機の作用を示すフローチャートである。
【0056】図7に示す実施例は、洗濯物の布量を検知
し、この布量に応じてしぼり洗濯行程におけるドラム状
回転槽3の回転数を可変制御しようとするものである。
更に詳しくは、洗濯物の布量によってはドラム状回転槽
3内で回転させられる洗濯物の回転半径が異なってく
る。すなわち、洗濯物が多い場合には、洗濯物の中心付
近の回転半径は小さく、洗濯物が少なくなるに従って、
その回転半径は大きくなる。このように中心付近の回転
半径が変化した場合には、回転数は半径の平方根に比例
して変化させれば、遠心力は同等となるので、洗濯物が
多く、中心付近の回転半径が例えば20%大きくなった
場合には、回転数を約10%増大させればよいことにな
る。従って、本実施例は、このような原理に基づいて洗
濯物の布量が少ない場合には、しぼり洗濯行程の回転数
を小さくし、布量が多い場合には、回転数を高くしてい
るものである。
【0057】すなわち、図7においては、まずフラグF
を0に設定し(ステップ210)、それから洗濯物の布
量を検知し(ステップ220)、布量が3kgよりも小
さいか否かをチェックする(ステップ230)。布量が
3kgよりも小さい場合には、前記フラグFを1に設定
する(ステップ240)。それから、第1の洗濯行程で
あるたたき洗濯行程を所定時間実施した後(ステップ2
50)、前記フラグFが1であるか否かをチェックする
(ステップ260)。
【0058】フラグFが1である場合には、洗濯物の布
量が3kg以下であるので、ドラム状回転槽3の回転数
を270rpmに設定し、第2の洗濯行程であるしぼり
洗濯行程を所定時間行う(ステップ270)。一方、フ
ラグFが1でない場合には、洗濯物の布量が3kg以上
であるので、ドラム状回転槽3の回転数を300rpm
に設定し、第2の洗濯行程を所定時間行う(ステップ2
80)。第2の洗濯行程が完了すると、予め設定された
洗い時間が経過したか否かをチェックし(ステップ29
0)、経過していない場合には、ステップ250に戻っ
て、第1の洗濯行程および第2の洗濯行程を繰り返し行
い、洗い設定時間が経過すると、洗濯行程を終了する。
【0059】図8は、図7に示す実施例において第1の
洗濯行程の後の第2の洗濯行程におけるドラム状回転槽
3の回転数を布量の大小によって可変することを示した
図である。
【0060】なお、洗濯物の布量の検知は、例えばドラ
ム状回転槽3の回転時のモータ5の回転数の変動から検
知する方法、モータ5の電流の変化から検知する方法等
のように種々の方法を利用することができる。
【0061】図9は、本発明の更に他の実施例に係わる
ドラム式洗濯機の作用を示す図である。同図に示す実施
例は、第2の洗濯行程であるしぼり洗濯行程におけるド
ラム状回転槽3の回転数を段階的にまたは徐々に増大す
るように制御し、これによりドラム状回転槽3の回転数
が大きく変わった場合の振動や騒音を低減しようとする
ものである。
【0062】すなわち、しぼり洗濯行程の開始時には、
ドラム状回転槽3の回転数が大きく変化するために、振
動や騒音が大きくなる場合があるので、しぼり洗濯行程
におけるドラム状回転槽3の回転数を図9に示すよう
に、100rpm,200rpm,270rpm,30
0rpmのように段階的に増大するように制御してい
る。なお、この場合に第1の洗濯行程を通常の例えば4
分から3分30秒に低減し、しぼり洗濯行程の回転数を
10秒毎に増大するように制御することで、全体の洗濯
時間を長くすることなく、また洗浄性能を落とすことも
なく、しぼり洗濯行程時の振動や騒音を低減することが
できる。
【0063】図10は、本発明の別の実施例の作用を示
すタイミング図である。同図に示すように、本実施例で
は、第1の洗濯行程の後の第2の洗濯行程に入る前に通
常のたたき洗い行程に対して不規則な回転を与えるため
に異なる休止あるいは制御時限および異なる回転数でド
ラム状回転槽3を回転させる「ほぐし行程」を行い、こ
れにより洗濯物をドラム状回転槽3内で均一に分散さ
せ、しかる後にしぼり洗濯行程を行い、振動や騒音を低
減するものである。なお、このほぐし行程を行うのに最
適な前記時限およびドラム状回転槽3の回転数は、それ
ぞれ例えば2分および45rpmである。
【0064】図11は、本発明の更に別の実施例の作用
を示すタイミング図である。同図に示すように、本実施
例では、第1の洗濯行程、第2の洗濯行程を終了した後
に、ドラム状回転槽3を第1の洗濯行程の場合よりも低
い回転数、例えば40rpmで回転させ、これによりド
ラム状回転槽3の内面に押し付けられていた洗濯物をド
ラム状回転槽3から剥がれ易くし、次に続く洗濯行程に
おける洗濯物の動きを良くし、洗浄を効果的に行うもの
である。
【0065】図12は、本発明の他の実施例の作用を示
すフローチャートである。同図に示す実施例は、洗濯液
の温度を検出し、この検出した温度により第1の洗濯行
程のみ行うか、または第1の洗濯行程と第2の洗濯行程
を行うかを制御するものである。更に詳しくは、初期温
度が高い洗濯液で洗濯を開始した場合には、第1の洗濯
行程のみで十分な洗浄性能を得ることができるが、例え
ば給湯器から給湯する場合や、水槽2の底部に取り付け
られたヒータ11で洗濯液を加熱しながら洗濯を行う場
合のように、洗濯液の初期温度が低い場合には、第1の
洗濯行程のみでは十分な洗浄性能が得られないので、第
1の洗濯行程と第2の洗濯行程を組み合わせて行い、こ
れにより洗浄性能を向上しようとするものである。
【0066】すなわち、図12のフローチャートでは、
まず前記温度検知器24により水槽2内の洗濯液の温度
を検出し(ステップ310)、この検出した温度が30
℃以上であるか否かをチェックする(ステップ32
0)。30℃以下の場合には、第1の洗濯行程と第2の
洗濯行程の両方を行うが(ステップ340,350)、
30℃以上に上昇した場合には、第1の洗濯行程のみを
行う(ステップ330)。そして、上述したいずれかの
洗濯行程を予め設定した洗濯時間行った後、洗濯行程を
終了する(ステップ360)。なお、この場合、温度が
30℃以上になった場合に、第2の洗濯行程を停止し
て、第1の洗濯行程のみを行う代わりに、第2の洗濯行
程の実施回数を低減するように制御してもよい。このよ
うにしぼり洗濯行程を停止または低減することにより、
しぼり洗濯行程による振動や騒音の回数を低減すること
ができる。なお、洗濯液の温度は地域、季節、使用時間
帯によって大きく異なるので、このように制御すること
により有効である。
【0067】図13は、図12に示す実施例において、
ヒータ11として1kwのヒータを使用した場合におけ
る洗浄度を示すグラフである。図13では、横軸に時間
を取り、縦軸に洗濯液の水温と洗浄度を取り、3種類の
条件における特性を示している。曲線Aで示す第1の条
件は、水温が30℃になるまでは、しぼり洗濯行程を行
い、その後は通常の第1の洗濯行程のみを行うものであ
り、曲線Bで示す第2の条件は、第1の洗濯行程のみを
行うものであり、曲線Cで示す第3の条件は、第1の洗
濯行程と第2の洗濯行程の両行程を行うものである。
【0068】図13からわかるように、曲線Cで示すよ
うに、第1の洗濯行程と第2の洗濯行程の両方を行った
場合には、曲線Bで示すように第1の洗濯行程のみを行
う場合に比較して、洗浄度がかなり良い。また、水温が
上がってくると、温水洗浄効果が大きくなり、水温30
℃になった以降は、しぼり洗濯行程を行わなくても、洗
浄度は曲線Aのものと曲線Cのものとほぼ同じになる。
更に、洗濯開始から見ても、曲線Aのものと曲線Cのも
のでは、ほとんど洗浄性能に差はなく、しぼり洗濯行程
が温水洗浄における低温時の洗浄性能をカバーしている
ことがわかる。
【0069】図14は、本発明の更に他の実施例に係わ
るドラム式洗濯機の構成を示す断面図である。同図に示
すドラム式洗濯機は、図1に示した実施例において前記
排水口23と排水弁10との間の管を分岐し、この分岐
した管に循環用ポンプ111を設け、更にこの循環用ポ
ンプ111に循環用管12を接続し、この循環用管12
を上方に延出して、ノズル13に接続し、該ノズル13
の先端を水槽2の開閉扉4の近傍から水槽2内に配設す
るように構成した点が異なるのみであり、その他の構成
および作用は図1に示したものと同じである。そして、
図1と同じ構成要素には同じ符号が付されている。
【0070】図14に示すように、循環用ポンプ111
を設けることにより、水槽2内の洗濯液を水槽2の底部
から取り出し、この取り出した洗濯液をノズル13から
水槽2内に循環させることができる。このように洗濯液
を循環させることにより、洗浄効果が増大する。この場
合の循環作用による水槽2内への注水は、図15(ロ−
a)に示すように、第2の洗濯行程の間、連続的に行っ
てもよいし、または図15(ロ−b)に示すように、断
続的に行ってもよいし、更には図15(ロ−c)に示す
ように、しぼり洗濯行程の所定時間経過後から行っても
よく、このように所定時間経過後に行うことにより、水
はね音を低減できるとともに、しぼり洗濯行程の終了後
の布剥がれをよくすることもできる。
【0071】図16は、本発明の更に別の実施例に係わ
るドラム式洗濯機の構成を示す断面図である。同図に示
すドラム式洗濯機は、図14に示した実施例において、
前記排水口23のすぐ真下に排水弁14を設けるととも
に、この排水弁14に続けて貯水タンク15を設けた点
が異なるものであり、その他の構成および作用は図14
に示したものと同じである。従って、図14と同じ構成
要素には同じ符号が付されている。
【0072】本実施例のように、貯水タンク15を設け
たものにおいて、洗濯行程は通常排水弁14を閉じて行
う。ここで、例えば3kg以上の洗濯物を洗浄する場合
には、約25リットルの洗濯水を使用するが、しぼり洗
濯行程を行う場合、このままであると、モータ5に対す
る負荷が大きくなり、また洗濯機全体の振動も大きくな
るので、図15(ハ−a)に示すように第1の洗濯行程
の終りにおいて、排水弁14を開いて、洗濯水の一部で
ある例えば約10リットルを貯水タンク15に移し、こ
れにより水槽2内の重量を軽減した後、しぼり洗濯行程
を行う。このようにしぼり洗濯行程における水槽2内の
水量を低減することにより、特に大量の洗浄の場合にも
振動や騒音を低減することができる。
【0073】なお、貯水タンク15内に移された洗濯水
は、しぼり洗濯行程の終了後、第1の洗濯行程において
図15(ハ−b)に示すように循環用ポンプ111を作
動し、循環用管12、ノズル13を介して水槽2内に戻
される。また、洗濯行程の終了後においては、排水弁1
4、排水弁10を開いて、水槽2内の洗濯水とともに排
水される。但し、貯水タンク15への洗濯水の移動は、
洗濯物の量が3kg以下の場合には行われない。しかし
ながら、上述したように、循環注水動作を行う場合に
は、排水弁14、貯水タンク15を通して循環用ポンプ
111により洗濯水の循環が行われる。
【0074】更に、上述した各実施例におけるしぼり洗
い行程と同じ動作、すなわちドラム状回転槽3を高回転
で回転させる動作は、図3に示した本ドラム式洗濯機の
動作行程の中のすすぎ行程においても適用することがで
き、このようにすることによりすすぎ性能を向上させる
ことができる。すなわち、洗濯物の中の洗濯液を遠心力
によりドラム状回転槽3の外に出す回転速度でドラム状
回転槽3を回転させることにより、効率的に洗濯物に含
まれる洗剤や汚れ成分をすすぎ液中に絞り出すことがで
きることになり、短時間ですすぎ行程を完了させること
ができる。
【0075】図17は、このようなしぼり洗濯行程のド
ラム状回転槽3の高速回転をすすぎ行程に適用した本方
式と適用しない従来の方式においてすすぎ時間に対する
すすぎ液中の有機炭素化合物濃度の変化を測定したすす
ぎ性能を示すグラフである。図17からわかるように、
従来のすすぎ方法に比較して、本方式の場合には、すす
ぎ液中の有機炭素化合物濃度は短時間でほぼ飽和するの
で、すすぎ時間を短縮することができる。また、すすぎ
液を排水した後に、続いて、新鮮な水道水を注水し、2
回目のすすぎ完了後の洗濯物に含まれる洗剤成分の希釈
率は上述した理由により従来方式よりも向上する。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、回転型脱水槽内の洗濯物に洗濯液を含水
させ、遠心力により含水している洗濯液を排出すること
で所謂しぼり洗いを実現しているので、従来のたたき洗
いに比べて、洗浄効果を向上させることができる。
【0077】請求項2記載の本発明によれば、洗濯物の
中の洗濯液を遠心力によりドラム状回転槽の外に排出し
得る角速度以上の回転数でドラム状回転槽を回転させて
しぼり洗いを行っているので、従来のたたき洗いに比較
して、洗浄効果を向上させ、短時間で洗濯を行うことが
できる。
【0078】また、請求項3記載の本発明によれば、た
たき洗いを行うとともに、しぼり洗いを行っているの
で、たたき洗いのみに比較して、洗浄効果を向上させ、
短時間で洗濯を行うことができる。
【0079】更に、請求項4記載の本発明によれば、洗
濯物の布量に応じてしぼり洗いにおけるドラム状回転槽
の回転数を可変制御しているので、布量によらず均一な
洗浄性能を得ることができる。
【0080】請求項5記載の本発明によれば、しぼり洗
いにおけるドラム状回転槽の回転数を徐々に増大してい
るので、振動や騒音を低減することができる。
【0081】更に、請求項6記載の本発明によれば、洗
濯液の温度に応じてしぼり洗いの回数を可変制御してい
るので、季節、使用時刻、温水利用等の状況に応じた洗
濯行程を行うことができるとともに、水温によらず均一
に洗浄することができる。
【0082】請求項7記載の本発明によれば、洗濯液の
検出した温度が所定の温度以上である場合、しぼり洗い
の回数を所定の回数よりも低減したり、またはしぼり洗
いを削除して、たたき洗いのみを行っているので、しぼ
り洗いによる振動や水はね音を低減することができる。
【0083】また、請求項8記載の本発明によれば、し
ぼり洗いにおいて循環手段を作動させて洗濯液を循環さ
せているので、洗濯物への含水としぼり効果が連続的に
行われ、洗浄効果を向上することができる。
【0084】更に、請求項9記載の本発明によれば、洗
濯液の循環を間欠的に行うように制御しているので、し
ぼり出された水の水槽内での水はね音を低減することが
できる。
【0085】請求項10記載の本発明によれば、洗濯液
の循環をしぼり洗いの開始から所定時間経過後から行う
ように制御しているので、しぼり洗い終了後のドラム状
回転槽からの布の剥がれを向上することができる。
【0086】また、請求項11記載の本発明によれば、
しぼり洗いにおいて水槽内の洗濯液を補助タンクに移し
ているので、ドラム状回転槽による水のかき上げ音を低
減し、またモータに加わる負荷量を低減することができ
る。
【0087】更に、請求項12記載の本発明によれば、
たたき洗いを行った後に、ほぐし行程を行い、このほぐ
し行程の後に、しぼり洗いを行っているので、洗濯物の
からみがほぐれ、洗濯物をドラム状回転槽内に均一に分
散させることができる。
【0088】請求項13記載の本発明によれば、しぼり
洗いの後、所定の回転数よりも低い回転数でドラム状回
転槽を回転させて剥がし行程を行っているので、洗濯物
をドラム状回転槽から適確に剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるドラム式洗濯機の構
成を示す断面図である。
【図2】図1に示すドラム式洗濯機の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1,2に示すドラム式洗濯機の動作行程を示
す図である。
【図4】図1,2に示す実施例のドラム式洗濯機の作用
を示すフローチャートである。
【図5】図4に示す作用のタイミングおよびドラム状回
転槽の回転数を示す図である。
【図6】図1,2に示す実施例のしぼり洗濯行程を備え
たドラム式洗濯機の洗浄性能と従来のたたき洗濯行程の
みのドラム式洗濯機の洗浄性能を洗濯時間に対する洗浄
度として示すグラフである。
【図7】本発明の他の実施例に係わるドラム式洗濯機の
作用を示すフローチャートである。
【図8】図7に示す実施例において第1の洗濯行程の後
の第2の洗濯行程におけるドラム状回転槽の回転数を布
量の大小によって可変することを示した図である。
【図9】本発明の更に他の実施例に係わるドラム式洗濯
機の作用を示す図である。
【図10】本発明の別の実施例の作用を示すタイミング
図である。
【図11】本発明の更に別の実施例の作用を示すタイミ
ング図である。
【図12】本発明の他の実施例の作用を示すフローチャ
ートである。
【図13】図12に示す実施例において、1kwのヒー
タを使用した場合における洗浄度を示すグラフである。
【図14】本発明の更に他の実施例に係わるドラム式洗
濯機の構成を示す断面図である。
【図15】図14に示す実施例の作用を示すタイミング
図である。
【図16】本発明の更に別の実施例に係わるドラム式洗
濯機の構成を示す断面図である。
【図17】しぼり洗濯行程のドラム状回転槽の高速回転
をすすぎ行程に適用した本方式と適用しない従来の方式
においてすすぎ時間に対するすすぎ液中の有機炭素化合
物濃度の変化を測定したすすぎ性能を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 外箱 2 水槽 3 ドラム状回転槽 5 モータ 9 給水弁 10,14 排水弁 11 ヒータ 12 循環用管 13 ノズル 15 貯水タンク 24 温度検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 雅徳 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 壁谷 勝平 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転型脱水槽内の洗濯物に洗濯液を含水
    させる手段と、この手段により含水後の洗濯物から遠心
    力で洗濯液を排出する回転速度で前記回転型脱水槽を回
    転させる手段と、この手段と前記含水手段を交互に繰り
    返すしぼり洗い制御手段とを具備して成ることを特徴と
    するドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯液を蓄えた水槽内にその一部が浸漬
    し、かつ回転軸が水平に設けられた洗濯物を収容する脱
    水孔付きドラム状回転槽と、この回転槽の回転により洗
    濯物に含水した洗濯液を遠心力で上記脱水孔から回転槽
    外の上記水槽内に排出する手段と、この手段を所要期間
    繰り返すしぼり洗い制御手段とを具備して成ることを特
    徴とするドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯液を蓄えた水槽内にその一部が浸漬
    し、かつ回転軸が水平に設けられた洗濯物を収容する脱
    水孔付きドラム状回転槽と、この回転槽の回転により回
    転槽内壁に付着して回転する洗濯物が上方まで回転した
    とき下方に落下し回転槽の内壁に衝突して洗濯物を洗浄
    するたたき洗いを所要期間繰り返す制御手段と、このた
    たき洗い制御手段より高い回転数で上記回転槽を回転さ
    せ洗濯物に含水した洗濯液を遠心力で上記脱水孔から回
    転槽外の上記水槽内に排出し、これを所要期間繰り返す
    しぼり洗い制御手段とを具備して成ることを特徴とする
    ドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記ドラム状回転槽内の洗濯物の布量を
    検出する布量検出手段と、該布量検出手段で検出した布
    量に応じて前記しぼり洗い制御手段における前記ドラム
    状回転槽の回転数を可変制御する可変制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし3記載のドラム式洗濯
    機。
  5. 【請求項5】 前記ドラム状回転槽の回転数を徐々に増
    大してしぼり洗い回転数に移行する増大制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記水槽内の洗濯液の温度を検出する温
    度検出手段と、該温度検出手段で検出した温度に応じて
    前記しぼり洗いの回数を可変制御する回数可変制御手段
    とを有することを特徴とする請求項1ないし5記載のド
    ラム式洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記温度検出手段で検出した温度が所定
    の温度以上である場合、前記しぼり洗いの回数を所定の
    回数よりも低減したり、または前記しぼり洗いを削除し
    て、前記たたき洗いのみを行うように制御する回数低減
    制御手段を有することを特徴とする請求項6記載のドラ
    ム式洗濯機。
  8. 【請求項8】 前記水槽内の洗濯液を水槽の底部から取
    り出して、水槽の上部から水槽内に入れるように循環さ
    せる循環ポンプを含む循環手段と、前記しぼり洗い制御
    手段による前記しぼり洗い行程において前記循環手段を
    作動させて洗濯液を循環させるように制御する循環制御
    手段とを有することを特徴とする請求項1ないし3記載
    のドラム式洗濯機。
  9. 【請求項9】 前記循環制御手段による洗濯液の循環を
    間欠的に行うように制御する間欠制御手段を有すること
    を特徴とする請求項8記載のドラム式洗濯機。
  10. 【請求項10】 前記循環制御手段による洗濯液の循環
    を前記しぼり洗い制御手段による前記しぼり洗い行程の
    開始から所定時間経過後から行うように制御する循環遅
    延制御手段を有することを特徴とする請求項8記載のド
    ラム式洗濯機。
  11. 【請求項11】 前記水槽内の洗濯液を取り出して一時
    的に蓄積する補助タンクと、前記しぼり洗い制御手段に
    よる前記しぼり洗い行程において前記水槽内の洗濯液を
    前記補助タンクに移すように制御する洗濯液移動制御手
    段を有することを特徴とする請求項1ないし3記載のド
    ラム式洗濯機。
  12. 【請求項12】 洗濯液を蓄えた水槽内にその一部が浸
    漬し、かつ回転軸が水平に設けられた洗濯物を収容する
    脱水孔付きドラム状回転槽と、この回転槽の回転により
    回転槽内壁に付着して回転する洗濯物が上方まで回転し
    たとき重力で下方に落下し回転槽の内壁に衝突して洗濯
    物を洗浄するたたき洗いを所要期間繰り返す制御手段
    と、このたたき洗い制御手段の後、前記回転槽にたたき
    洗いの回転状態に対して不規則回転を付与して回転槽内
    の洗濯物を均一に分散するほぐし制御手段と、この手段
    の後、前記たたき洗い制御手段の回転数より高い回転数
    で上記回転槽を回転させ洗濯物に含水した洗濯液を遠心
    力で上記脱水孔から回転層外の上記水槽内に排出し、こ
    れを所要期間繰り返すしぼり洗い制御手段とを具備して
    成ることを特徴とするドラム式洗濯機。
  13. 【請求項13】 前記しぼり洗い制御手段によるしぼり
    洗いの後、前記ドラム状回転槽から洗濯物が剥がれるよ
    うに前記所定の回転数よりも低い回転数で前記ドラム状
    回転槽を回転させて剥がし行程を行うように制御する剥
    がし行程制御手段を有することを特徴とする請求項12
    記載のドラム式洗濯機。
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