JPH09289591A - 画像符号化装置、画像復号化装置及びそれらの方法 - Google Patents

画像符号化装置、画像復号化装置及びそれらの方法

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JPH09289591A
JPH09289591A JP8101708A JP10170896A JPH09289591A JP H09289591 A JPH09289591 A JP H09289591A JP 8101708 A JP8101708 A JP 8101708A JP 10170896 A JP10170896 A JP 10170896A JP H09289591 A JPH09289591 A JP H09289591A
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Hideshi Osawa
秀史 大沢
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の2次元的な相関などの画像の特有の性
質が使われていないので、他の画像符号化方式に比較し
て圧縮率が低く、高圧縮率が必要な用途に適用すること
が難しい。 【解決手段】 2値画像データの2次元的な相関を、符
号化ラインと前ラインとで画素データが一致するか(S
101)、符号化ラインの全画素データが同一か(S1
03)、符号化ラインの画素データが2画素ペアで成立
しているか(S105)、符号化ラインの画素データが
8画素おきに強い相関があるか(S107)によりそれ
ぞれ検出し、その検出結果に応じた符号化を判定し、符
号化を行う(S102,S104,S106,S10
8,S109)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像の符
号化、復号化を行う画像符号化装置、画像復号化装置及
びそれらの方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からよく知られているPackBits方式
は、バイト単位のランレンズスを符号化する簡易なデー
タ圧縮方式である。図1は、PackBits方式の簡単な原理
を説明するための図である。この方式では、同じ値のバ
イトデータが複数続くと、そのバイト数を示すタグ(Ta
g )とその値で符号が作られる。これをリピートモード
(Repeat)と呼ぶ。また、各バイトデータの値が異なる
場合は、異なるバイト数を示すタグと各値で符号が作ら
れる。これをコピーモード(Copy)と呼ぶ。
【0003】図2は、タグの値と各モードとの対応を示
す図である。図示するように、タグの値が0〜127で
は、コピーモード及びそのラン長(バイト数)が割り当
てられ、129〜255ではリピートモード及びそのラ
ン長(バイト数)が割り当てられる。また、コピーモー
ドのバイト数が128を越える場合、リピートモードの
バイト数が127を越える場合は2つ以上の符号に分割
される。尚、タグの値が128はNOPとして通常は使
用されていない。
【0004】一方、復号側では、タグの値を調べ、その
値Nが129〜255の時は、タグに続くバイトデータ
を(256−N)回繰り返す。またタグの値Nが0〜1
27の時は、タグに続くNバイト数のバイトデータをコ
ピーする。
【0005】このように、上述の方式では、2値画像を
バイトパック(8画素/1バイト)したデータに対して
も圧縮ができるという特徴を持つ。これは、対象とする
2値画像では白い下地を持つものが多いからである。ま
た、復号処理が非常に簡単なため、高速性が要求される
用途に向くという特徴もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
PackBits方式では、画像の2次元的な相関などの画像の
特有の性質が使われていないので、他の画像符号化方式
に比較して圧縮率が低く、高圧縮率が必要な用途に適用
することが難しいという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、2値画像データの相関に応じた符号化を行
い、更に圧縮率を向上させた画像符号化装置、画像復号
化装置及びそれらの方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像符号化装置は以下の構成を備える。即
ち、2値画像データの相関を検出する検出手段と、前記
検出手段での検出結果に応じた符号化を判定する判定手
段と、前記判定手段により判定された符号化を行う符号
化手段とを備える。
【0009】かかる構成において、2値画像データの相
関を検出し、その検出結果に応じた符号化を判定し、判
定された符号化を行うように動作する。
【0010】また、本発明による画像復号化装置は以下
の構成を備える。
【0011】即ち、2値画像データの相関に基づいて符
号化されたコードを判定する判定手段と、前記判定手段
での判定結果に応じた復号化を行う復号化手段とを備え
る。
【0012】かかる構成において、2値画像データの相
関に基づいて符号化されたコードを判定し、その判定結
果に応じた復号化を行うように動作する。
【0013】更に、本発明による画像符号化方法は以下
の工程を有する。
【0014】即ち、2値画像データの相関を検出する検
出工程と、前記検出工程での検出結果に応じた符号化を
判定する判定工程と、前記判定工程により判定された符
号化を行う符号化工程とを有する。
【0015】また、本発明による画像復号化方法は以下
の工程を有する。
【0016】即ち、2値画像データの相関に基づいて符
号化されたコードを判定する判定工程と、前記判定工程
での判定結果に応じた復号化を行う復号化工程とを有す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0018】尚、実施形態では、2値画像の特徴のう
ち、以下のようなものを利用する。 (1)2次元相関:符号化ラインが前ラインのデータと
同じ値を持つときに発生しやすい。これをラインコピー
モード(LCP)とし、特殊コードを送り、PackBits処
理は行わない。 (2)全白ライン、全黒ラインが多い:大抵の場合、上
記(1)として検出されるが、前ラインが全白、全黒ラ
インでない場合には特殊コードを送り、PackBits処理を
行わない。特に、多数の行に文書が書かれている文書画
像の場合、行間の最上位ライン(文字の最下位ラインの
次のライン)等がこれに当たる。 (3)2画素ペアを利用する:2値画素の値が2画素ペ
アで同じ値をとる場合があり、これを検出し、符号側で
1画素おきの間引き(サブサンプリング)処理を行い、
符号化バイト数を半減する。次に、これをPackBits符号
化する。復号側では、元の半分のバイト数のデータを復
号し、各ビットデータを2回繰り返すことにより、元の
データを完全に復元する。
【0019】図3は、2画素ペアと間引き処理を説明す
るための図である。2画素ペアとは、全ラインのデータ
が2画素づつ同じ値を持つ場合をいう。図3に示す例で
は、白2、黒2、白4、黒2、白2、黒4から成立して
いるので、これは2画素ペアと判定される。
【0020】次に、これを1画素毎にサンプリングする
と白1、黒1、白2、黒1、白1、黒2となり、このラ
インデータをPackBitsで符号化する。復号側では、全ラ
インの半分のデータを復号化した後、そのビットデータ
を繰り返すことにより、元のデータを完全に戻すことが
できることになる。 (4)8画素おきの相関を利用する:2値画像が組織的
ディザ法などの擬似中間調処理が施されている場合など
は、ビット相関をみることにより判定することができ
る。
【0021】図4は、8画素おきの相関と、ビットイン
タリーブ処理を説明するための図である。1バイトのデ
ータは、それぞれ8画素(〜まで)で構成されてい
る。注目する1バイトが次の1バイトと相関が強いか
は、各1ビット毎の排他論理和(EXOR)を調べれば
良い。尚、実施形態では、処理の都合上、EXNORを
とる。即ち、2つのバイトの各ビットの値が同じ場合は
“1”になる。8ビット全てが“1”の場合は相関が強
いとする。但し、上述の処理では1バイトの値が「0」
又は「255」の時も強くなり、これらの場合を除外す
るような判定式が必要となる。
【0022】このように、ビットの相関を検出する方法
としては「8画素間隔の各ビットのEXNORが全て
“1”の時で、データが「0」でも「255」でも無い
とき」などが有効であるが、これに限ったものではな
い。
【0023】また、ビットの相関が強い場合は、符号側
でビットインタリーブしたデータに対してPackBits処理
を行う。ここで、ビットインタリーブとは、各バイトの
の位置のビットを集めて最初に符号化し、次にの位
置のビットを集めて符号化し、最後にの位置のビット
を符号化するものである。
【0024】これに対して、復号側では、復号結果に基
づきビット位置を戻す処理を行い、元のデータを完全に
復元する。上述の処理は、8×8のディザ等で2値化さ
れた画像に対して有効である。
【0025】また、NOPコード128をエスケープコ
ード(ESC)とし、このコードの後に1バイトのデー
タを付け、このデータの値に応じて特殊処理を指示する
ことにする。
【0026】[第1の実施形態]図5は、第1の実施形
態による符号化処理を示すフローチャートである。まず
ステップS101において、符号化ラインと前ラインと
の一致性を判定し、一致する場合はステップS102に
進み、前ラインコピーコードを出力する。
【0027】図6は、ステップS101の詳細を示すフ
ローチャートである。まずステップS201では、符号
化ラインと前ラインのデータを読み込み、ステップS2
02では、データ位置を示すポインタiを初期化する。
そして、ステップS203において、前ラインと同じか
どうかを判定し、同じでなければステップS204に進
み、判定フラグ(LCP_flg)を“0”にし、処理
を終了する。しかし、同じであればステップS205に
進み、ポインタiを更新し、ステップS206で1ライ
ン分のデータ判定を終了したかチェックする。ここで、
終了していなければステップS203に戻り、上述の処
理を繰り返す。その後、終了するとステップS207に
進み、判定フラグ(LCP_flg)を“1”にして処
理を終了する。ここで、maxは1ラインのデータ数で
ある。
【0028】図5に戻り、ステップS101の判定で、
一致しない場合はステップS103に進み、符号化ライ
ンが全て同一データか否かを判定する。ここで、同一デ
ータであればステップS104に進み、同一コード及び
そのデータの値を示すコードを出力する。
【0029】図7は、ステップS103の詳細を示すフ
ローチャートである。まずステップS301において、
符号化ラインのデータを読み込み、最初のデータをレジ
スタRefに保存する。そして、ステップS302で、
データ位置を示すポインタiを初期化する。次に、ステ
ップS303では、ポインタの指すデータがRefと同
じかどうかを判定し、同じでなければステップS304
に進み、判定フラグ(Same_flg)を“0”に
し、処理を終了する。しかし、同じであればステップS
305に進み、ポインタiを更新し、ステップS306
で1ライン分のデータ判定を終了したかチェックする。
ここで、終了していなければステップS303に戻り、
上述の処理を繰り返す。その後、終了するとステップS
307に進み、判定フラグ(Same_flg)を
“1”にして処理を終了する。ここで、maxは1ライ
ンのデータ数である。
【0030】図5に戻り、ステップS103の判定で、
全ライン同一データでなければステップS105に進
み、2画素ペアが成立しているかを判定する。ここで成
立していればステップS106に進み、2画素ペアコー
ドを出力し、また重複している画素を間引き(サブサン
プリング)、画素数を半分にした後、ステップS109
に進み、PackBits符号化を行う。
【0031】また、ステップS105で2画素ペアが成
立していなければステップS107に進み、8画素おき
の相関の強さを算出し、相関が強い場合はステップS1
08に進む。ステップS108では、ビットインタリー
プコードを出力し、ビットの並び替えを行い、ステップ
S109で、PackBits符号化を行う。
【0032】ステップS107で相関が強くない場合は
ステップS109に進み、PackBits符号化を行う。これ
により、1ラインの処理が終了し、これを全ラインに対
して行うと、画像全体の処理が終了する。
【0033】図8は、第1の実施形態による復号化処理
を示すフローチャートである。まずステップS401に
おいて、タグが前ラインコピーコードかを判定し、Ye
sの場合はステップS402に進み、前ラインデータを
出力する。しかし、ステップS401でNoの場合はス
テップS403に進み、タグが全ライン同一のデータコ
ードかを判定し、Yesの場合はステップS404に進
み、コードから分かるデータを全ライン分出力する。ま
た、ステップS403でNoの場合はステップS405
に進み、タグが2画素ペアコードかを判定し、Yesの
場合はステップS406に進み、PackBits復号化を行
い、その後、ステップS410で1ビットを繰り返す処
理により元データを復元する。
【0034】一方、ステップS405で2画素ペアコー
ドでない場合はステップS407に進み、タグがビット
インタリーブコードかを判定する。ここで、Yesの場
合はステップS408に進み、PackBits復号化を行い、
その後、ステップS411で復号データに対して8画素
毎のビットインタリーブを戻す処理を行い、元データを
復元する。また、ステップS407でNoの場合はステ
ップS409に進み、通常のPackBitsの復号処理を行
う。これにより、1ラインの処理が終了し、上述の処理
を全ラインに対して行うと、画像全体の処理が終了する
ことになる。
【0035】[第2の実施形態]次に、本発明に係る第
2の実施形態を詳細に説明する。第2の実施形態では、
タグ数が多い場合、バイト単位の処理をあきらめ、ビッ
ト処理に切り換えるものである。第1の実施形態のどの
方法をとっても、PackBitsでは圧縮が困難である場合が
あり、その場合、ビット単位の処理に切り換える方法が
有効である。
【0036】図9は、バイト単位の処理からビット単位
の処理に切り換える処理を付加したフローチャートであ
る。図9に示すステップS501〜ステップS509ま
での処理は、第1の実施形態での図5に示すステップS
101〜ステップS109と同様である。
【0037】図9に示すステップS510において、Pa
ckBits処理でのタグ数と設定しきい値とを比較し、設定
しきい値以上の場合はステップS511に進み、ビット
単位処理に切り換える。即ち、PackBitsのタグの数をカ
ウントし、設定しきい値より多い場合は、PackBitsでの
圧縮が困難であると判断する。ビット単位処理の例とし
ては、ファクシミリの符号化で使われているMH(モデ
ィファイドハフマン)などを使うことが可能である。
【0038】尚、この切り換えを行うことにより、符号
化処理のスピードが遅くなる場合が考えられるので、圧
縮率とスピードのトレードオフで、設定しきい値や切り
換えタイミング等を決める必要がある。
【0039】[第3の実施形態]次に、本発明に係る第
3の実施形態を詳細に説明する。第3の実施形態では、
タグの作り方を変更することによりデータを削減するも
のである。
【0040】前述したPackBitsのリピートモードの符号
は、ラン長とその値の2バイトから構成されている。し
かし、2値画像の符号化に適用する場合、この値として
は、0(白)、255(黒)をとる場合が非常に多い。
また、黒のラン長の長いものの出現頻度は低いなどの特
徴がある。これを考慮し、図10に示すようなラン長と
その値を定義した新たなタグテーブルを決めることが可
能である。
【0041】図示するように、タグの値が255〜19
2までは白ランのバイト数を、また191〜160まで
は黒ランの1〜32までのバイト数を、更に159〜1
29まではそれ以外のランの1〜32までのバイト数を
示している。即ち、タグの値が255〜160まではそ
の値を白又は黒のラン長に対応させ、タグの1バイトだ
けで表し、また159〜129まではタグの次に値を示
す1バイトのデータを付ける。
【0042】これにより、リピートモードの符号長が短
くなるので、圧縮率を2〜3割向上させることが可能と
なる。
【0043】[第4の実施形態]次に、本発明に係る第
4の実施形態を詳細に説明する。第4の実施形態では、
リピートモード又はコピーモードの後でテーブルを切り
換えるものである。
【0044】前述したPackBits方式のタグ生成方法を検
討すると、次のようなルールが存在していることがわか
る。 (1)第1のリピートモードの次に第2のリピートモー
ドが続く場合の考察 第1のリピートモードのバイト長が最大値以外の場合、
第2のリピートモードは第1の値と違う値である。例え
ば、第1のリピートモードのデータが“0”のときは、
第2のリピートモードのデータは“0”以外の値であ
る。 (2)第1のコピーモードの次のタグの考察 第1のコピーモードの後に第2のコピーモードが続く場
合は、第1のコピーモードのバイト数が最大値のとき以
外にはない。従って、第1のコピーモードのバイト数が
最大値以外のときは、それに続くモードはリピートモー
ドのみである。このことを考慮すると、タグテーブルは
前のモード及びデータ数などにより、動的に切り換える
ことが可能である。これにより、テーブルを効率良く
(即ち、使わないテーブルの値がないように)使えるこ
とがわかる。
【0045】図11は、上記の(1)を実現するテーブ
ルを示す図である。図中の第1値、第2値、第3値を動
的に切り換える。つまり、前がリピートモードで値が
“0”、長さが最大値以外のときは、第1値を“25
5”、第2値をそれまで多く出現した値、第3値をそれ
以外の値として、タグを生成する。
【0046】図12は、上記の(2)を実現するテーブ
ルの例である。前がコピーモードで長さが最大値以外の
とき、タグの値が0〜127まではデータ“0”の長さ
を、また255〜192まではデータ“255”の長さ
を、更に191〜129まではそれ以外のデータの長さ
を示すように、タグデータを生成する。
【0047】このように、実施形態によれば、画像の2
次元的な相関などの画像特有の性質を検出し、PackBits
処理に特殊処理を施すことにより、圧縮率の改善を図る
ことが可能となる。
【0048】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0049】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0050】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0051】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0052】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2値画像データの相関に応じた符号化を行い、更に圧縮
率を向上させることが可能となる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】PackBits方式の簡単な原理を説明するための図
である。
【図2】タグの値と各モードとの対応を示す図である。
【図3】2画素ペアと間引き処理を説明するための図で
ある。
【図4】8画素おきの相関とビットインタリーブ処理を
説明するための図である。
【図5】第1の実施形態による符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図6】図5に示すステップS101の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図5に示すステップS103の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図8】第1の実施形態による復号化処理を示すフロー
チャートである。
【図9】第2の実施形態による符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図10】第3の実施形態によるタグの値と各モードと
の対応を示す図である。
【図11】第4の実施形態によるタグの値と各モードと
の対応を示す図である。
【図12】第4の実施形態によるタグの値とリピートモ
ードの対応を示す図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像データの相関を検出する検出手
    段と、 前記検出手段での検出結果に応じた符号化を判定する判
    定手段と、 前記判定手段により判定された符号化を行う符号化手段
    とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、符号化ラインと前ライ
    ンとで画素データが一致するか、符号化ラインの全画素
    データが同一か、符号化ラインの画素データが2画素ペ
    アで成立しているか、符号化ラインの画素データが8画
    素おきに強い相関があるかをそれぞれ検出し、前記判定
    手段はその検出結果に応じた符号化を判定することを特
    徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記符号化手段は、符号化ラインと前ラ
    インとで画素データが一致するか、符号化ラインの全画
    素データが同一かが検出された場合、所定のコードに符
    号化することを特徴とする請求項1記載の画像符号化装
    置。
  4. 【請求項4】 更に、符号化結果のタグの数に応じてバ
    イト単位の符号化をビット単位の符号化に切り換える手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像符号化
    装置。
  5. 【請求項5】 前記符号化手段のタグの1バイトコード
    がリピートモードのラン長に対応することを特徴とする
    請求項1記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 先行するモードにより、タグの値に対応
    するラン長のデータを変更することを特徴とする請求項
    1記載の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 2値画像データの相関に基づいて符号化
    されたコードを判定する判定手段と、 前記判定手段での判定結果に応じた復号化を行う復号化
    手段とを備えることを特徴とする画像復号化装置。
  8. 【請求項8】 2値画像データの相関を検出する検出工
    程と、 前記検出工程での検出結果に応じた符号化を判定する判
    定工程と、 前記判定工程により判定された符号化を行う符号化工程
    とを有することを特徴とする画像符号化方法。
  9. 【請求項9】 前記検出工程は、符号化ラインと前ライ
    ンとで画素データが一致するか、符号化ラインの全画素
    データが同一か、符号化ラインの画素データが2画素ペ
    アで成立しているか、符号化ラインの画素データが8画
    素おきに強い相関があるかをそれぞれ検出し、前記判定
    手段はその検出結果に応じた符号化を判定することを特
    徴とする請求項8記載の画像符号化方法。
  10. 【請求項10】 前記符号化工程は、符号化ラインと前
    ラインとで画素データが一致するか、符号化ラインの全
    画素データが同一かが検出された場合、所定のコードに
    符号化することを特徴とする請求項8記載の画像符号化
    方法。
  11. 【請求項11】 更に、符号化結果のタグの数に応じて
    バイト単位の符号化をビット単位の符号化に切り換える
    工程を有することを特徴とする請求項8記載の画像符号
    化方法。
  12. 【請求項12】 前記符号化工程のタグの1バイトコー
    ドがリピートモードのラン長に対応することを特徴とす
    る請求項8記載の画像符号化方法。
  13. 【請求項13】 先行するモードにより、タグの値に対
    応するラン長のデータを変更することを特徴とする請求
    項8記載の画像符号化方法。
  14. 【請求項14】 2値画像データの相関に基づいて符号
    化されたコードを判定する判定工程と、 前記判定工程での判定結果に応じた復号化を行う復号化
    工程とを有することを特徴とする画像復号化方法。
JP8101708A 1996-04-23 1996-04-23 画像符号化装置、画像復号化装置及びそれらの方法 Withdrawn JPH09289591A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6785424B1 (en) 1999-08-13 2004-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Encoding method and apparatus for compressing a data structure having two or more dimensions, decoding method, and storage medium
JP2013021692A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Ricoh Co Ltd ランレングス符号化されたデータストリームのハーフトーン処理

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