JPH09288618A - 記憶装置及びそのメモリアクセス制御方法 - Google Patents

記憶装置及びそのメモリアクセス制御方法

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JPH09288618A
JPH09288618A JP8098520A JP9852096A JPH09288618A JP H09288618 A JPH09288618 A JP H09288618A JP 8098520 A JP8098520 A JP 8098520A JP 9852096 A JP9852096 A JP 9852096A JP H09288618 A JPH09288618 A JP H09288618A
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JP8098520A
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Inventor
Takayuki Tamura
隆之 田村
Kunihiro Katayama
国弘 片山
Toshiyuki Naito
理之 内藤
Hitoshi Wataya
仁志 綿谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のデータの高速アクセスを実現する。 【解決手段】複数のデータがECCと共に順番に記憶さ
れたメモリ4a、4bと、ECCを基にデータエラーを
検出する検出部121と、データエラーを検出部121
での結果を基に訂正する訂正部122、MPU8と、デ
ータ切換部11とを有する。MPU8は複数のデータ及
びそのECCをメモリから順次読出す。メモリは読み出
したデータを内蔵レジスタに一時格納した後、当該デー
タをレジスタから2回繰返して読出す。この際、2回目
の読出しを他のレジスタに格納された次に読み出すべき
データの1回目の読出しに同期させる。データ切換え部
11は1回目、2回目の読み出しデータをそれぞれ検出
部121、訂正部122に同時転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置、特に、
不揮発性メモリを用いた外部記憶装置及びそのメモリア
クセス制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリのアクセス制御における高速化を
実現することができる外部記憶装置として、「特開平2
−24752」に記載されているメモリカードがある。
このメモリカードは、メモリから出力されるxバイト
(xは偶数)幅のデータを奇数部と偶数部とに分割し、
奇数部と偶数部とのそれぞれについて、エラー訂正コー
ド手段を用いてエラー検出及びエラー訂正を行なう。そ
して、奇数部及び偶数部のエラー訂正コード手段から各
々出力されるx/2バイト幅のデータをインタリーブ制
御によって、xバイト幅のシステムバスに出力する。
【0003】上記のメモリカードによれば、奇数部及び
偶数部に各々設けられたエラー訂正コード手段は、x/
2バイト幅のデータのエラー検出及びエラー訂正を行え
ばよいので、メモリから出力されるxバイト幅のデータ
を1つのエラー訂正コード手段を用いてエラー検出及び
エラー訂正を行なう場合に比べ、メモリアクセスを高速
に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
「特開平2−24752」に記載されている従来のメモ
リカードでは、データのエラー検出・訂正処理が行われ
た後に、当該データのシステムバスへの送出処理が行わ
れる。したがって、奇数部及び偶数部に各々設けられた
エラー訂正コード手段でデータのエラー検出・訂正処理
が行われている間、当該データをシステムバスに出力す
ることができないという問題がある。
【0005】また、上記のメモリカードでは、奇数部及
び偶数部のそれぞれにエラー訂正コード手段を設ける必
要がある。すなわち、メモリから出力されるデータのバ
イト幅(これは、システムバスのバイト幅に相当す
る。)を、1つのエラー訂正コード手段に入力されるデ
ータのバイト幅で割った数だけエラー訂正コード手段を
設けなければならないという問題がある。たとえば、メ
モリから出力されるデータのバイト幅をmバイト、用い
るエラー訂正コード手段をn(mはnの倍数)バイト対
応のものとした場合、エラー訂正コード手段をm/n個
設けなければならない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、高速なメモリアクセスを実現することができる
記憶装置及びメモリアクセス制御方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の記憶装置の第一の態様は、中央処理装置の
命令に従って複数のデータの読み出しを行う記憶装置で
あって、前記中央処理装置との間でデータの送受を行う
インターフェースと、前記連続する複数のデータがエラ
ー訂正用符号と共に分配されて記憶された複数の記憶媒
体と、転送されたデータのエラーを当該データのエラー
訂正用符号を基に検出するエラー検出手段と、転送され
たデータのエラーを、前記エラー検出手段での当該デー
タのエラー検出結果を基に訂正して、前記インターフェ
ースへ送出するエラー訂正手段と、前記複数のデータ及
びそのエラー訂正用符号を対応する記憶媒体から順次読
み出す第一の読出し制御手段と、前記第一の読出し制御
手段で読み出されたデータを、前記第一の読出し制御手
段での当該データの次に読み出すべきデータの読み出し
に同期させて、対応する記憶媒体から再び読み出す第二
の読出し制御手段と、前記第一の読出し制御手段により
読み出されたデータ及びそのエラー訂正用符号を前記エ
ラー検出手段に転送すると同時に、前記第二の読出し制
御手段により再び読み出されたデータを前記エラー訂正
手段に転送するデータ転送手段と、を備えることを特徴
とする。
【0008】本発明の記憶装置の第二の態様は、中央処
理装置の命令に従って複数のデータの読み出しを行う記
憶装置であって、前記中央処理装置との間でデータの送
受を行うインターフェースと、前記連続する複数のデー
タがエラー訂正用符号と共に分配されて記憶された複数
の記憶媒体と、転送されたデータのエラーを当該データ
のエラー訂正用符号を基に検出するエラー検出手段と、
転送されたデータのエラーを、前記エラー検出手段での
当該データのエラー検出結果を基に訂正して、前記イン
ターフェースへ送出するエラー訂正手段と、前記記憶媒
体に記憶されたデータ及びそのエラー訂正用符号を格納
する読出しデータ格納手段と、前記複数のデータ及びそ
のエラー訂正用符号を前記記憶媒体から順次読み出し
て、前記読出しデータ格納手段に格納させる第一の読出
し制御手段と、前記読出しデータ格納手段に格納された
データ及びそのエラー訂正用符号を、当該データ及びそ
のエラー訂正用符号の2回目の読み出しが次に読み出す
べきデータ及びそのエラー訂正用符号の1回目の読み出
しに同期するようにして、2回繰り返して読み出す第二
の読出し制御手段と、前記1回目の読み出しが行われた
データ及びそのエラー訂正用符号を前記エラー検出手段
に転送すると同時に、前記2回目の読み出しが行われた
データを前記エラー訂正手段に転送するデータ転送手段
と、を備えることを特徴とする。
【0009】本発明の記憶装置の第三の態様は、中央処
理装置の命令に従って複数のデータの書き込みを行う記
憶装置であって、前記中央処理装置との間でデータの送
受を行うインターフェースと、前記複数のデータがその
エラー訂正用符号と共に分配されて記憶される複数の記
憶媒体と、前記インターフェースが前記中央処理装置か
ら受け取った複数のデータを順次格納する書込みデータ
格納手段と、前記複数のデータのエラー訂正用符号を順
次生成するエラー訂正用符号生成手段と、前記エラー訂
正用符号生成手段で生成された、前記書込みデータ格納
手段に格納されているデータのエラー訂正用符号を順次
格納するエラー訂正用符号格納手段と、前記書込みデー
タ格納手段に格納されているデータの数が前記記憶媒体
の数と同じになったときに、前記書込みデータ格納手段
に格納されているデータを、前記エラー訂正用符号格納
手段に格納されている当該データに対応するエラー訂正
用符号と共に、前記複数の記憶媒体に分配して同時に書
き込む書き込み制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明のメモリアクセス制御方法
は、中央処理装置の命令に従って複数のデータの読み出
しを行う記憶装置のメモリアクセス制御方法であって、
前記複数のデータがエラー訂正用符号と共に記憶された
記憶媒体から、当該複数のデータ及びそのエラー訂正用
符号を順次読み出して、エラー検出手段に転送し、当該
データのエラーを当該エラー訂正用符号を基に検出する
と同時に、前記エラー検出手段で既にエラー検出された
データをエラー訂正手段に転送して、当該データのエラ
ーを前記エラー検出手段での当該データのエラー検出結
果を基に訂正し、当該エラー訂正されたデータを、前記
中央処理装置との間でデータの送受を行うインターフェ
ースへ送出することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の第一実施形態である外部記
憶装置のシステム構成を示す概略ブロック図である。
【0013】図1に示す本実施形態の外部記憶装置10
は、ホストコンピュータ2からのコマンドに従って、所
定バイト幅に分割されたセクタデータのライト/リード
を行うものである。ホストコンピュータ2は、外部記憶
装置10に対し、所定バイト幅に分割された、任意バイ
ト幅の複数のセクタデータのライト/リード・アクセス
を連続して要求する。本実施形態では、セクタ単位毎に
1バイト幅に分割された512バイト幅の複数のセクタ
データのライト/リード・アクセスを連続して要求する
ものとする。
【0014】外部記憶装置10は、外部バス32を介し
てシステムバス3に接続されている。また、ホストコン
ピュータ2は、ホストコンピュータバス31を介してシ
ステムバス3に接続されている。本実施形態では、シス
テムバス3、ホストコンピュータバス31、および外部
バス32のバス幅は、それぞれ1バイトである。
【0015】また、本実施形態の外部記憶装置10は、
図1に示すように、メモリ制御装置1と、セクタデータ
を格納する不揮発性メモリである第1メモリ4a、第2
メモリ4bと、ライトバッファ7と、マイクロプロセッ
サ8と、を備えて構成されている。これ等の構成要素各
々は、システムバス3の2倍のバス幅(すなわち、2バ
イト)を有するローカルバス6を介して接続されてい
る。尚、外部記憶装置10は、例えばホストコンピュー
タ2のスロットに着脱可能なICカードとして、1つの
カード内に内蔵することもできる。
【0016】ライトバッファ7は、ホストコンピュータ
2がライトした連続する2つのセクタデータを一時的に
同時に格納するためのものである。ライトバッファ7
は、ローカルバス6と同じバス幅(すなわち、2バイ
ト)を有するライトバッファバス61により、ローカル
バス6に接続されている。
【0017】マイクロプロセッサ8は、ホストコンピュ
ータ2が設定したコマンドを解析して、メモリ制御装置
1、第1メモリ4a、第2メモリ4b、およびライトバ
ッファ7が行なう諸動作の設定を行なうものである。マ
イクロプロセッサ8は、マイクロプロセッサバス62に
よってローカルバス6に接続されている。
【0018】メモリ制御装置1は、マイクロプロセッサ
8によって解析されたホストコンピュータ2のコマンド
の内容に従って、セクタデータの第1メモリ4a及び第
2メモリ4bへのライト/リードを実行するものであ
る。メモリ制御装置1は、ローカルバス6と同じバス幅
(すなわち、2バイト)を有する内部データバス114
によってローカルバス6に接続されている。
【0019】また、メモリ制御装置1は、システムイン
ターフェース部13と、エラー訂正部12と、データ切
り換え部11とを有する。これ等の構成要素各々は、内
部データバス6を介して接続されている。また、エラー
訂正部12とデータ切り換え部11とは、システムバス
3と同じバス幅(すなわち、1バイト)を有するECC
バス113によって互いに接続されている。
【0020】システムインターフェース部13は、制御
信号22及び外部バス32を介してホストコンピュータ
2が設定するメモリアクセスに対するコマンドを受け取
る。そして、システムインタフェース部13は、ホスト
コンピュータ2が設定するコマンドを受け取ると、割り
込み信号131をマイクロプロセッサ8に対し出力する
と共に、制御信号22に基づき、転送終了信号134及
びタイミング信号135を生成する。
【0021】また、システムインタフェース部13は、
ホストコンピュータ2がセクタデータをライトする場
合、マイクロプロセッサ8の指示に従い、ライトバッフ
ァ7に対しライト信号133を出力する。これにより、
ホストコンピュータ2からのセクタデータは、タイミン
グ信号135のタイミングで内部データバス114から
ライトバッファ7に格納される。
【0022】また、システムインタフェース部13は、
ホストコンピュータ2がセクタデータをリードする場
合、マイクロプロセッサ8の指示に従い、第1メモリ4
a、第2メモリ4bに対しリード信号132を出力す
る。これにより、第1メモリ4a及び第2メモリ4bに
格納されたセクタデータは、タイミング信号135のタ
イミングで第1メモリ4a、第2メモリ4bから読み出
され、システムバス3と同じバス幅(すなわち、1バイ
ト)を有する第1メモリバス111、第2メモリバス1
12に、それぞれ送出される。
【0023】図2は、システムインタフェース部13の
構成を示す概略ブロック図である。
【0024】システムインターフェース部13は、図2
に示すように、データバッファ136と、ステータスレ
ジスタ139と、アクセス設定レジスタ137と、制御
信号デコード部138とを備えている。
【0025】データバッファ136は、外部バス32か
らのセクタデータ、および内部データバス114からの
セクタデータをバッファリングする。尚、データバッフ
ァ136は、外部バス32からのデータを内部データバ
ス114の上位バイト側又は下位バイト側に出力し、内
部データバス114の上位バイト側からのデータを外部
バス32に出力する。
【0026】アクセス設定レジスタ137には、ホスト
コンピュータ2からのコマンドが設定される。コマンド
はアクセスするセクタデータの先頭アドレス、アクセス
の種類(リード/ライト)およびアクセスするセクタ数
を示している。ホストコンピュータ2がアクセス設定レ
ジスタ136にコマンドを設定すると、アクセス設定レ
ジスタ137は、マイクロプロセッサ8に対し割り込み
信号131を出力する。これにより、マイクロプロセッ
サ8は、アクセス設定レジスタ137に設定されたコマ
ンドを読み出し、当該コマンドを解析する。そして、メ
モリ制御装置1が行なう動作をアクセス設定レジスタ1
37に設定する。アクセス設定レジスタ137は、マイ
クロプロセッサ8の設定により、リード信号132また
はライト信号133を出力する。
【0027】制御信号デコード部138は、ホストコン
ピュータ2からの制御信号22に基づき、マイクロプロ
セッサ8に対し転送終了信号134を出力すると共に、
ライトバッファ7、エラー訂正部12、第1メモリ4及
び第2メモリ5に対しタイミング信号135を出力す
る。転送終了信号134は、一つのセクタデータに対す
るアクセスが終了すると出力される。タイミング信号1
35は、ホストコンピュータ2がセクタデータのリード
またはライトするときの制御信号22から生成される。
【0028】ステータスレジスタ139は、メモリ制御
装置1の状態を示す情報が設定される。アクセス設定レ
ジスタ137から割り込み信号131が出力されたと
き、および制御信号デコード部138から転送終了信号
134が出力されたとき、ステータスレジスタ137
は、ビジー状態に設定される。ステータスレジスタ13
9がビジー状態であるとき、ホストコンピュータ2は、
セクタデータのリードまたはライトを行なわない。尚、
ステータスレジスタ139をレディー状態に設定するの
は、マイクロプロセッサ8が行なう。
【0029】データ切り換え部11は、第1メモリバス
111を介して入力された第1メモリ4aからのセクタ
データを内部データバス114に送出すると同時に、第
2メモリバス112を介して入力された第2メモリ4b
からのセクタデータをECCバス113に送出するとい
う動作と、第1メモリバス111を介して入力された第
1メモリ4aからのセクタデータをECCバス113に
送出すると同時に、第2メモリバス112を介して入力
された第2メモリ4bからのセクタデータを内部データ
バス114に送出するという動作とを、データ切り換え
部11へ入力される各データ(第1メモリバス111か
らのデータ及び第2メモリバスからのデータ)のセクタ
単位毎に交互に繰り返す。この動作の切り換えは、デー
タ切り換え部11に入力された各データのバイト数をカ
ウントするカウンタを設け、このカウンタのカウント値
がセクタデータのバイト数と等しくなったときに行うよ
うに設定してもよい。また、一つのセクタデータに対す
るアクセスの終了を示す転送終了信号134を基に行う
ようにしてもよい。尚、第1メモリバス111及び第2
メモリバス112のバス幅は、内部データバス114の
バス幅の半分なので、第1メモリバス111及び第2メ
モリバス112から入力される1バイトのデータは、内
部データバス114の上位バイト側に出力される。
【0030】図3はデータ切り換え部11の構成を示す
概略ブロック図である。
【0031】データ切り換え部11は、図3に示すよう
に、データ選択設定レジスタ115と、内部データバス
送出データ選択回路116と、ECCバス送出データ選
択回路117とを備えている。
【0032】データ選択設定レジスタ115は、マイク
ロプロセッサ8によって設定された情報を記憶する。こ
の情報は、ECCバス113及び内部データバス114
の上位バイト側に出力するデータを第1メモリバス11
1又は第2メモリバス112から選択するためのもので
ある。この情報は、マイクロプロセッサバス62、ロー
カルバス6及び内部データバス114を介して、マイク
ロプロセッサ8からデータ選択設定レジスタ115に送
出され、その後、信号118を介して内部データバス送
出データ選択回路116及びECCバス送出データ選択
回路117に出力される。
【0033】内部データバス出力データ選択回路116
は、信号118を介して送られてきた、データ選択設定
レジスタ115に記憶された情報に従い、内部データバ
ス114に出力するデータを第1メモリバス111又は
第2メモリバス112から選択する。
【0034】ECCバス出力データ選択回路117は、
信号118を介して送られてきた、データ選択設定レジ
スタ115に記憶された情報に従い、ECCバス113
に出力するデータを第1メモリバス111又は第2メモ
リバス112から選択する。
【0035】エラー訂正部12は、図1に示すように、
符号生成部123と、検出部121と、訂正部122と
を有する。符号生成部123は、ホストコンピュータ2
からのセクタデータのライト時に、内部データバス11
4を介して入力されたセクタデータのエラー訂正用符号
(Error correcting code)を生成する。本実施形態に
おけるエラー訂正用符号は、1セクタ全体のデータに対
して1つの符号(ここでは3バイト)が付与される。検
出部121は、第1メモリ4a又は第2メモリ4bから
のセクタデータのリード時に、ECCバス113を介し
て入力されたセクタデータのエラーを当該セクタデータ
に対するエラー訂正用符号を基に検出する。訂正部12
2は、第1メモリ4a又は第2メモリ4bからのセクタ
データのリード時に、内部データバス114を介して入
力されたセクタデータを、検出部121で実行された当
該セクタデータのエラー検出結果を基にエラー訂正す
る。尚、エラー訂正されたセクタデータは、システムイ
ンターフェース部13を介してホストコンピュータ2に
送出される。
【0036】第1メモリ4a、第2メモリ4bは、それ
ぞれ第1メモリバス111、第2メモリバス112によ
ってローカルバス6に接続されている(以下、第1メモ
リ4a、第2メモリ5を単にメモリ4ともいう)。
【0037】図6はフラッシュメモリを用いたメモリ4
の構成を示す概略ブロック図である。フラッシュメモリ
は、予め定められたバイト数のセクタ単位(例えば51
2バイト単位)毎に、データの電気的消去・書き換えが
可能な不揮発性半導体メモリとして知られている。
【0038】メモリ4は、図6に示すように、フラッシ
ュメモリ・セル907と、メモリバス910と、メモリ
アドレス919と、制御回路903と、入力バッファ9
01と、出力バッファ902と、データセレクタ920
と、シフトレジスタ905と、行デコーダ906とを備
えている。
【0039】フラッシュメモリ・セル907は、電気的
に消去・書き込みが可能な不揮発性の半導体メモリ・セ
ルであり、セクタデータの格納に使用される。
【0040】メモリバス910は、図1の第1メモリバ
ス111又は第2メモリバス112に接続され、マイク
ロプロセッサ8によるフラッシュメモリ9の動作モード
の設定、およびフラッシュメモリ9とのデータの授受に
使用される。
【0041】メモリアドレス919は、図1の第1メモ
リアドレス83又は第2メモリアドレス84に接続さ
れ、フラッシュメモリ・セル907に格納されているセ
クタデータの行アドレス、フラッシュメモリ・セル90
7に格納するセクタデータの行アドレス、またはフラッ
シュメモリ・セル907に格納されたセクタデータのう
ち消去するセクタデータの行アドレスを設定するために
使用される。
【0042】制御回路903は、マイクロプロセッサ8
から送られてくるメモリ制御信号915と、メモリバス
910に入力されたデータとを基に、メモリ4を図7に
示す四つの動作モードのいずれかの状態に遷移させる。
図7において、「アイドル」とはメモリ4が特定の動作
を行わない状態をいい、「リード」とはフラッシュメモ
リ・セル907内のデータを読み出す動作を行う状態を
いう。また、「ライト」とはフラッシュメモリ・セル9
07にデータを書き込む動作を行う状態をいい、「消
去」とはフラッシュメモリ・セル907内のデータを消
去す動作を行う状態をいう。
【0043】メモリ4が「アイドル」・モードのとき、
メモリ制御信号915の立ち下がりエッジにおいてメモ
リバス910のデータがリードを示していると、フラッ
シュメモリ9は「リード」・モードに遷移する(S91
0)。メモリ4が「リード」・モードのとき、メモリ制
御信号915の立ち下がりエッジにおいてメモリバス9
10のデータがアイドルを示していると、メモリ4は
「アイドル」・モードに遷移する(S911)。
【0044】同様に、メモリ4が「アイドル」・モード
のとき、メモリ制御信号915の立ち下がりエッジにお
いてメモリバス910のデータがライトを示している
と、メモリ4は「ライト」・モードに遷移し(S91
2)、メモリ制御信号915の立ち下がりエッジにおい
てメモリバス910のデータが消去を示していると、メ
モリ4は「消去」・モードに遷移する(S914)。
【0045】また、メモリ4が「ライト」・モード又は
「消去」・モードのとき、メモリ制御信号915の立ち
下がりエッジにおいてメモリバス910のデータがアイ
ドルを示していると、メモリ4は「アイドル」・モード
に遷移する(S913、S915)。
【0046】また、制御回路903は、メモリ4が「リ
ード」・モードのとき、データセレクト信号917を出
力し、メモリ4の外部入力信号であるリード信号132
から出力バッファ902の出力イネーブル信号918を
生成する。また、タイミング信号135からシフトレジ
スタ905のシフトクロック921を生成する。
【0047】入力バッファ901は、メモリバス910
から入力されるデータを信号束911から信号束912
に出力し、制御回路903及びデータセレクタ904に
転送する。出力バッファ902は、出力イネーブル信号
918に制御されて信号束913のデータを信号束91
1に出力する。
【0048】データセレクタ904は、データセレクト
信号917に制御されて信号束912又は信号束913
のデータを選択的に信号束920に出力する。図9のデ
ータセレクタ904の構成に示すように、メモリ4が
「ライト」・モードのとき、データセレクト信号917
が論理値0(オフ)となり、信号束912のデータを信
号束920に出力する。また、メモリ4が「リード」・
モードのとき、データセレクト信号917が論理値1
(オン)となり、信号束913のデータを信号束920
に出力する。
【0049】シフトレジスタ905は、メモリ4が「ラ
イト」・モードのとき、メモリバス910から入力され
るデータを順次取り込み一時蓄積する。また、メモリ4
が「リード」・モードのとき、フラッシュメモリ・セル
907内のデータを一時蓄積し、信号束913に順次出
力する。ここで、シフトレジスタ905内では、制御回
路903においてタイミング信号914から生成された
シフトクロック921を使用してデータのシフトを行な
う。図10はシフトレジスタ905の構成を示す概略ブ
ロック図である。シフトレジスタ905は、図10に示
すように、515個の記憶素子(FF−0〜FF−51
4)から構成されている。FF−0〜FF−514の記
憶素子は、それぞれ1バイトのデータを記憶することが
できる。
【0050】行デコーダ906は、メモリ制御信号91
5及びメモリアドレス919から入力される行アドレス
を用いて、フラッシュメモリ・セル907の行アドレス
のデコードを行なう。
【0051】次に、本実施形態の動作について説明す
る。
【0052】先ず、ホストコンピュータ2が本実施形態
の外部記憶装置10にセクタデータのライトを行なうと
きの動作について、図4を参照して説明する。図4は本
実施形態のホストコンピュータ2によるセクタデータの
ライトアクセスを示すタイミング図である。
【0053】先ず、時点t0において、ホストコンピュ
ータ2が、制御信号22により、システムインタフェー
ス部13のアクセス設定レジスタ137にコマンドを設
定すると、時点t1において、アクセス設定レジスタ1
37が割り込み信号131を発生させ、マイクロプロセ
ッサ8に割り込みをかけると同時に、システムインタフ
ェース部13のステータスレジスタ139がビジー信号
を発生する。
【0054】次に、時点t2において、マイクロプロセ
ッサ8が、ライトバッファ7に対してアドレス81を発
生すると同時に、アクセス設定レジスタ137とステー
タスレジスタ139とを設定する。これにより、時点t
2において、アクセス設定レジスタ137がライト信号
133を発生させ、ステータスレジスタ139がレディ
を発生する。
【0055】ホストコンピュータ2は、ステータスレジ
スタ139がレディを発生したので、時点t3以降、1
番目のセクタデータ(512バイト)をホストコンピュ
ータバス31に制御信号22に同期させて1バイトずつ
連続送出する(D−0〜D−511)。1バイトずつ連
続送出されたセクタデータは、システムバス3、外部バ
ス32を介してシステムインターフェース部13に入力
される。
【0056】一方、システムインタフェース部13のデ
ータバッファ136は、外部バス32から1バイトずつ
連続して送られてきたセクタデータを内部データバス1
14の上位バイト側を介してローカルバス6の上位バイ
ト側、およびエラー訂正部12に1バイトずつ連続して
送出する。これと同時に、システムインターフェース部
13の制御信号デコード部138は、制御信号22から
タイミング信号135を生成する。
【0057】これにより、ライトバッファ7の上位バイ
ト側には、タイミング信号135に従ってセクタデータ
が1バイトずつ順次書き込まれる(D−0〜D−51
1)。また、エラー訂正部12は、ホストコンピュータ
2がライトする1番目のセクタデータ(D−0〜D−5
11)に対するエラー訂正用符号を生成する。この符号
は、マイクロプロセッサ8内蔵のメモリに一時格納され
る。
【0058】時点t4において、最後のデータD−51
1がライトバッファ7に書き込まれると、制御信号デコ
ード部135は、時点t5で転送終了信号134を出力
する。
【0059】同様にして、ホストコンピュータ2がライ
トする2番目のセクタデータは、データバッファ136
によって、内部データバス114の下位バイト側に出力
され、ライトバッファの下位バイト側に格納される。ま
た、エラー訂正部12によって、当該セクタデータのエ
ラー訂正用符号を生成され、マイクロプロセッサ8内蔵
のメモリに一時格納される。
【0060】ライトバッファ7に1番目と2番目のセク
タデータが格納されると、マイクロプロセッサ8は、ラ
イトバッファ7に格納された1番目と2番目のセクタデ
ータを、マイクロプロセッサ8内蔵のメモリに一時格納
された対応するエラー訂正用符号と共に、それぞれ第1
メモリ4a、第2メモリ4bに同時に書き込むように制
御する。上記の動作をライトすべきセクタデータがなく
なるまで繰り返すことにより、第1メモリ4aには奇数
番目のセクタデータ及び当該セクタデータのエラー訂正
用符号が、そして第2メモリ4bには偶数番目のセクタ
データ及び当該セクタデータのエラー訂正用符号が格納
される。
【0061】図5に第1メモリ4a、第2メモリ4bへ
の格納結果を示す。
【0062】図5は第1メモリ4a及び第2メモリ4b
に格納されたデータの様子を示している。図5から分か
るように、第1メモリ4a及び第2メモリ4bの各アド
レスには、1セクタ(ここでは512バイト)のデータ
とそれに対して生成されたエラー訂正用符号(ここでは
3バイト)を格納している。
【0063】次に、ホストコンピュータ2が本実施形態
の外部記憶装置10にセクタデータのリードを行なうと
きの動作について図11及び図12を参照して説明す
る。図11、図12は本実施形態のホストコンピュータ
2によるセクタデータのリードアクセスを示すタイミン
グ図である。
【0064】ホストコンピュータ2が、制御信号22に
より、アクセス設定レジスタ137にコマンドを設定
し、図5に示す1番目〜4番目のセクタデータをリード
する場合、先ず、図11に示すように、メモリ制御装置
1は、第1メモリ4aのアドレス「100」に格納され
ている1番目のセクタデータとそれに対するエラー訂正
用符号を1バイトずつ連続して読み出して、データ切り
変え部11に送出する。データ切り換え部11は、この
読み出した1番目のセクタデータ及びエラー訂正用符号
を、ECCバス113を介してエラー訂正部12の検出
部121へ転送する。検出部121は、1番目のセクタ
データのエラー検出を、当該セクタデータのエラー訂正
用符号を基に実行する。
【0065】その後、メモリ制御装置1は、図12に示
すように、1番目のセクタデータ及びエラー訂正用符号
を第1メモリ4aのアドレス「100」から1バイトず
つ連続して再度読み出し、データ切り変え部11に送出
する。データ切り換え部11は、この再度読み出した1
番目のセクタデータ及びそのエラー訂正用符号を、内部
データ114の上位バイト側を介してエラー訂正部12
の訂正部122へ転送する。訂正部122は、前回検出
部121で実行した1番目のセクタデータのエラー検出
結果を基に、1バイトずつ連続して送られてきた1番目
のセクタデータに対するエラー訂正を実行する。そし
て、エラー訂正を行った1番目のセクタデータを1バイ
トずつ連続して内部データバス114の上位バイト側に
送出する。システムインターフェース部12のデータバ
ッファ136は、内部データバス114の上位バイト側
に送出されたエラー訂正が行われた1番目のセクタデー
タを、外部バス32に1バイトずつ連続して送出する。
これにより、エラー訂正が行われた1番目のセクタデー
タをホストコンピュータ2に転送する。
【0066】また、メモリ制御装置1は、図12に示す
ように、1番目のセクタデータ及びそのエラー訂正用符
号を第1メモリ4aのアドレス「100」から1バイト
ずつ連続して再度読み出して、データ切り変え部11に
送出すると同時に、第2メモリ4bのアドレス「10
1」に格納されている2番目のセクタデータ及びそのエ
ラー訂正用符号を1バイトずつ連続して読み出して、デ
ータ切り変え部11に送出する。データ切り換え部11
は、上述したように、第1メモリ4aから再度読み出し
た1番目のセクタデータを、内部データ114の上位バ
イト側を介してエラー訂正部12の訂正部122へ転送
すると同時に、第2メモリ4bから読み出した2番目の
セクタデータ及びそのエラー訂正用符号を、ECCバス
113を介してエラー訂正部12の検出部121へ転送
する。検出部121は、2番目のセクタデータのエラー
検出を、当該セクタデータのエラー訂正用符号を基に実
行する。
【0067】以後、メモリ制御装置1は、N(=自然
数)番目のセクタデータ及びそのエラー訂正用符号を対
応するメモリから読み出して検出部121で当該セクタ
データのエラー検出を行うと同時に、N−1番目のセク
タデータ及びそのエラー訂正用符号を対応するメモリか
ら再度読み出して、訂正部122により、当該セクタデ
ータを、前回検出部121で実行した当該セクタデータ
のエラー検出結果を基にエラー訂正する、という動作
を、N=4となるまで繰り返す。そして、最後に、4番
目のセクタデータ及びそのエラー訂正用符号を第2メモ
リから再度読み出し、訂正部122により、前回検出部
121で実行した4番目のセクタデータのエラー検出結
果を基にエラー訂正して、ホストコンピュータ2に転送
する。
【0068】ここで、メモリ制御装置1がメモリ4から
セクタデータをリードするときのメモリ4の動作につい
て図8を参照して説明する。図8は図6に示すメモリ4
のセクタデータのリードアクセスを示すタイミング図で
ある。
【0069】先ず、メモリ4は、図8に示すように、マ
イクロプロセッサ8から送られてきたメモリ制御信号8
2の立ち下がりエッジ(時点t6)において、メモリバ
ス910上のデータがリードを示していると、メモリ4
の動作モードは、「アイドル」・モードから「リード」
・モードに遷移する。これにより、データセレクト信号
917は論理値1となり、データセレクタ904が、信
号束913を選択して信号束920に送出する。
【0070】また、これと同時に、メモリ4には、マイ
クロプロセッサ8から送られてきたメモリ制御信号82
の立ち下がりエッジ(時点t6)において、メモリアド
レス919からアクセスするセクタデータの行アドレス
が入力される。メモリアドレス919から行アドレスが
入力されると、フラッシュメモリ・セル907から該当
する行アドレスに格納されたセクタのデータがシフトレ
ジスタ905に送出される。シフトレジスタ905に
は、512バイトのセクタデータD0〜D511(D
0、D1、・・・D511はそれぞれ1バイト)と、セ
クタデータD0〜D511に対するエラー訂正用符号
(符号1、符号2、符号3の3バイトデータ)が一時蓄
積される。図13はシフトレジスタ905に記憶されて
いるデータの内容を示しており、時点t6では、FF−
0〜FF511に512バイトのセクタデータが、FF
−512〜FF−514に3バイトのエラー訂正用符号
が記憶されている。
【0071】次に、システムインターフェース部13か
らのリード信号132がメモリ4の制御回路903に入
力されると、制御回路903は出力イネーブル信号91
8を出力する(時点t7)。これにより、出力バッファ
902は、信号束913のデータをメモリバス910に
出力する(時点t7)。
【0072】時点t8において、最初のシフトクロック
921が生成されると、シフトレジスタ905は、FF
−0のデータを信号束913に出力すると共に、FF−
1のデータがFF−0に格納されるように、FF−1〜
FF514のデータをそれぞれ1つずつシフトする。ま
た、データセレクタ904では信号束913が選択され
ているので、信号束913に出力されたデータは、出力
バッファ902に出力されると共に、シフトレジスタ9
05のFF−514に格納される(図13の時点t
8)。時点t8以降、シフトクロック921によって、
シフトレジスタ905内のデータは順次シフトされる。
時点t9では、シフトレジスタ905は、図13の時点
t9に示すようなデータ配列となり、信号束913に
は、符号3が出力される。これにより、行デコーダ90
6に入力された行アドレスに対応するセクタデータと当
該セクタデータに対応するエラー訂正用符号とが1バイ
トずつ連続してメモリバス910に出力される。このメ
モリバス910に出力されたセクタデータ及びエラー訂
正用符号は、データ切り換え部11によりエラー訂正部
12の検出部121に転送される。
【0073】その後、時点t10では、図13に示すよ
うに、シフトレジスタ905に格納されるデータは、時
点t6でのデータと同一のデータ配列となる。そして、
時点t10以降、エラー訂正部12の検出部12に転送
したセクタデータと同一のセクタデータをシフトレジス
タ905から順次信号束913に出力する。この再度信
号束913に出力されたセクタデータは、データ切り換
え部11によりエラー訂正部12の訂正部122に転送
される。
【0074】本実施形態では、第1メモリ4aに奇数番
目のセクタデータを格納し、第2メモリ4bに偶数番目
のセクタデータを格納している。そして、ホストコンピ
ュータ2が第1メモリ4a及び第2メモリ4bに格納さ
れた連番の複数のセクタデータをリードする場合、デー
タ切り換え部11により、第1メモリ4a及び第2メモ
リ4bから同時に読み出した連続する2つのセクタデー
タ(N−1番目とN番目のセクタデータ、但しN=自然
数)を、今回初めて読み出したN番目のセクタデータを
エラー訂正部12の検出部121に転送すると同時に、
2回連続して読み出したN−1番目のセクタデータをエ
ラー訂正部12の訂正部122に転送している。これに
より、メモリ制御装置10は、N番目のセクタデータを
対応するメモリから読み出して検出部121で当該セク
タデータに対するエラー検出を行うと同時に、N−1番
目のセクタデータを対応するメモリから再度読み出し
て、訂正部122により、当該セクタデータを前回検出
部121で実行した当該セクタデータのエラー検出の結
果を基にエラー訂正している。したがって、本実施形態
によれば、N番目のセクタデータに対するエラー検出に
要する時間を利用して、N−1番目のセクタデータのエ
ラー訂正を行うことができるので、セクタデータのエラ
ー検出及びエラー訂正に要する時間を見かけ上短縮する
ことができ、これにより、ホストコンピュータから要求
された複数のセクタデータのリードアクセスに対する高
速化を実現することができる。
【0075】また、本実施形態では、エラー訂正がホス
トコンピュータ2に転送しようとしているセクタデータ
に対して行われると共に、エラー検出がホストコンピュ
ータ2に転送しようとしているセクタデータの次にセク
タデータに対して行われるので、エラー訂正部は1つ設
ければよい。すなわち、従来の技術で説明したメモリカ
ードと異なり、複数のエラー訂正部を設ける必要がな
い。
【0076】さらに、本実施形態では、第1メモリバス
111及び第2メモリバス112の2倍のバス幅を持つ
ライトバッファ7を設けている。そして、ホストコンピ
ュータ2が複数のセクタデータをライトする場合、ライ
トバッファ7の上位バイト側にN番目のセクタデータ
を、下位バイト側にN+1番目のセクタデータをそれぞ
れ一時格納し、一時格納したN番目及びN+1番目のセ
クタデータをライトバッファ7から第1メモリ4a及び
第2メモリ4bへ同時に転送している。したがって、本
実施形態によれば、ホストコンピュータから要求された
複数のセクタデータのライトアクセスに対する高速化を
実現することができる。
【0077】また、本実施形態に用いるメモリ4は、行
デコーダ906に行アドレスが入力されると、フラッシ
ュメモリ・セル907から入力されたアドレスに対応す
るセクタデータがシフトレジスタ905に一時蓄積され
る。そして、蓄積されたセクタデータを信号束913を
介して1バイトずつ順次メモリバス910に送出すると
同時に、送出したデータをデータセレクタ904及び信
号束904を介して順次シフトレジスタ905に蓄積す
ることにより、シフトレジスタ905から送出されたセ
クタデータを再度シフトレジスタ905に格納し、その
後、再度格納したセクタデータを信号束913を介して
1バイトずつ順次メモリバス910に送出している。し
たがって、本実施形態によれば、行デコーダ906にリ
ードしたいセクタデータの行アドレスを1度入力するこ
とにより、同一のセクタデータを、再度行アドレスを入
力することなく連続して読み出すことができる。これに
より、ホストコンピュータ2がセクタデータをリードす
るときのリードバッファを削除でき、不揮発性半導体メ
モリを用いた外部記憶装置の低価格を実現することがで
きる。
【0078】次に、本発明の第二実施形態について図面
を参照して説明する。
【0079】図14は本発明の第二実施形態である外部
記憶装置に用いるメモリの構成を示す概略ブロック図で
ある。尚、本実施形態は、図1において、第1メモリ4
a、第2メモリ4bとして、図6に示すメモリ4の代わ
りに図14に示すメモリ5を用いた点を除き、図1に示
す第一実施形態のものと同じである。したがって、本実
施形態の構成図を省略する。また、図14に示すメモリ
5において、図6に示すメモリ4と同じ機能を有するも
のには、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明
を省略する。
【0080】本実施形態に用いるメモリ5は、図14に
示すように、フラッシュメモリ・セル907と、メモリ
バス910と、メモリアドレス919と、制御回路93
3と、入力バッファ901と、出力バッファ902と、
データセレクタ930と、データレジスタ930と、行
デコーダ906と、カウンタ934と、を備えている。
【0081】カウンタ934は、タイミング信号135
の立ち上がりでカウントアップを行ない、カウント信号
931を出力する。カウンタ934において、カウント
信号931が「515」までカウントされると、次ぎの
カウンタ信号931は「1」となる。また、カウンタ信
号931は、メモリ制御信号82が入力されるとクリア
される。
【0082】制御回路933は、メモリ制御信号82に
よって、図7に示す動作モードと同一の動作モードの遷
移を行なう。また、制御回路933は、メモリ5が「リ
ード」・モードのとき、データセレクト信号917を出
力し、リード信号132から出力バッファ902の出力
イネーブル信号918を生成する。
【0083】データレジスタ932は、メモリ5の動作
モードが「ライト」・モードのとき、メモリバス910
から入力されるデータを順次取り込み一時蓄積する。ま
た、動作モードが「リード」・モードのとき、フラッシ
ュメモリ・セル907内のデータを一時蓄積し、信号束
913に順次出力する。
【0084】データセレクタ930は、データセレクト
信号917が論理値0のとき、信号束912からのデー
タをデータレジスタ932に転送し、データセレクト信
号917が論理値1のとき、データレジスタ932のデ
ータを信号束913に転送する。このとき、データセレ
クタ930ではカウント信号931のカウント値と比較
しながらデータ転送を行なう。
【0085】次に、メモリ制御装置1がメモリ5からセ
クタデータをリードするときのメモリ5動作について図
15を参照して説明する。図15は図14に示すメモリ
5のセクタデータのリードアクセスを示すタイミング図
である。
【0086】先ず、時点t14において、行デコーダ9
06にメモリ5からリードするデータの行アドレスが入
力されると、フラッシュメモリ・セル907から当該行
アドレスに格納されたセクタデータ及びエラー訂正用符
号をデータレジスタ932に一時蓄積する。図16にデ
ータレジスタ932のデータの様子を示す。「1」〜
「515」までの番号は、データレジスタ932におけ
るバイト位置を示している。
【0087】次に、時点t15〜t16において、カウ
ンタ934がタイミング信号135によってカウントア
ップされたカウント信号931をデータセレクタ930
に出力する。データセレクタ930は、カウント信号9
31が示す番号のデータを信号束913に出力する。た
とえば、カウント信号931が「1」のときには、バイ
ト位置が「1」のデータD0が信号束913に出力さ
れ、カウント信号931が「515」のときには、バイ
ト位置が「515」のデータ符号3が信号束913に出
力される。時点t15〜t16においてデータレジスタ
932から読み出されたデータは、エラー訂正部12に
転送される。
【0088】次に、時点t16〜時点t17において、
タイミング信号135が続けて入力されると、カウンタ
934ではカウント信号931が「515」になるの
で、再び「1」からカウントアップを開始する。これに
より、時点t16〜時点t17では、時点t15〜時点
t16の間でリードしたデータと同一のデータをデータ
レジスタ932からリードする。
【0089】本実施形態に用いるメモリ5は、行デコー
ダ906に行アドレスが入力されると、フラッシュメモ
リ・セル907から入力されたアドレスに対応するセク
タデータがデータレジスタ932に一時蓄積される。そ
して、データレジスタ932に蓄積されたセクタデータ
のうちカウンタ934のカウント値が示すバイト位置に
格納されたデータを信号束913を介してメモリバス9
10に送出することにより、データレジスタ932に蓄
積されたセクタデータを1バイトずつ順次メモリバス9
10に送出している。また、カウンタ932は、カウン
ト値がデータレジスタ932に蓄積されるデータのバイ
ト数に達すると、再び1からカウントを開始する。これ
により、本実施形態によれば、行デコーダ906にリー
ドしたいセクタデータの行アドレスを1度入力すること
により、同一のセクタデータを、再度行アドレスを入力
することなく連続して読み出すことができる。これによ
り、ホストコンピュータ2がセクタデータをリードする
ときのリードバッファを削除でき、不揮発性半導体メモ
リを用いた外部記憶装置の低価格を実現することができ
る。その他の効果は、第一実施形態のものと同様であ
る。
【0090】本発明は上記の各実施形態に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能であ
る。たとえば、上記の各実施形態では、セクタデータを
格納する不揮発性メモリとして、2つのメモリ(第1メ
モリ4a、第2メモリ4b)を用いたものについて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。たと
えば、不揮発性メモリとして第1メモリ、第2メモリ及
び第3メモリを設け、第1メモリに1、4、7、・・・
番目のセクタデータを、第2メモリに2、5、8、・・
・番目のセクタデータを、そして、第3メモリに3、
6、9、・・・番目のセクタデータを記憶させるように
してもよい。この場合、ホストコンピュータ2がライト
した連続する3つのセクタデータを一時的に同時に格納
するライトバッファを設け、この3つセクタデータをラ
イトバッファから対応するメモリへ同時に転送すること
により、ホストコンピュータから要求された複数のセク
タデータのライトアクセスを更に高速にすることができ
る。また、第1メモリ、第2メモリ及び第3メモリのう
ちのいずれか一つに格納されたN(=自然数)番目のセ
クタデータをエラー訂正部12の検出部121に送出し
てエラー検出をしている間に、その他の2つのメモリに
それぞれ格納されたN−2番目のセクタデータ及びN−
1番目のセクタデータをエラー訂正部12の訂正部12
2に順次送出して、すでに検出部121で実行されたエ
ラー検出の結果を基にエラー訂正するようにしてもよ
い。すなわち、メモリをいくつ設けるかは、エラー検出
に要する時間を考慮して決定することが好ましい。
【0091】また、上記の各実施形態では、メモリ4
a、4bに行アドレスを1度入力することにより、当該
行アドレスに入力されたセクタデータ及びそのエラー訂
正用符号を2回繰り返して読み出すことができるものに
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。メモリに行アドレスを2度続けて入力することに
より、当該行アドレスに入力されたセクタデータ及びそ
のエラー訂正用符号を2回続けて読み出すものであって
もよい。
【0092】されに、上記の各実施形態では、連続する
複数のセクタデータを、セクタ単位毎に所定バイト幅に
分割して、リード/ライトを行うものについて説明した
が、本発明は複数のデータを連続してリード/ライトす
るものであればよい。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
N番目のデータに対するエラー検出に要する時間を利用
して、N−1番目のデータのエラー訂正を行うことがで
きるので、データのエラー検出及びエラー訂正に要する
時間を見かけ上短縮することができ、これにより、中央
処理装置から要求された複数のデータのリードアクセス
に対する高速化を実現することができる。
【0094】また、本発明の他の態様によれば、中央処
理装置が複数のデータをライトする場合、複数のデータ
をデータ格納手段にそれぞれ一時格納し、一時格納した
複数のデータ各々を対応する記憶媒体に同時に転送して
いる。したがって、中央処理装置から要求された複数の
データのライトアクセスに対する高速化を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である外部記憶装置の構
成を示す概略ブロック図である。
【図2】図1に示すシステムインタフェース部の構成を
示す概略ブロック図である。
【図3】図1に示すデータ切り換え部の構成を示す概略
ブロック図である。
【図4】図1に示す外部記憶装置のホストコンピュータ
によるセクタデータのライトアクセスを示すタイミング
図である。
【図5】図1に示す第1及び第2メモリに格納されたデ
ータを説明するための説明図である。
【図6】図1に示す第1及び第2メモリの構成を示す概
略ブロック図である。
【図7】図1に示す第1及び第2メモリの内部状態を示
す状態遷移図である。
【図8】図6に示すメモリのセクタデータのリードアク
セスを示すタイミング図である。
【図9】図6に示すデータセレクタの概略ブロック図で
ある。
【図10】図6に示すシフトレジスタの概略ブロック図
である。
【図11】図1に示す外部記憶装置のホストコンピュー
タによるセクタデータのリードアクセスを示すタイミン
グ図である。
【図12】図1に示す外部記憶装置のホストコンピュー
タによるセクタデータのリードアクセスを示すタイミン
グ図である。
【図13】図10に示すシフトレジスタに格納されるデ
ータを説明するための図である。
【図14】本発明の第二実施形態である外部記憶装置に
用いる第1及び第2メモリの構成を示す概略ブロック図
である。
【図15】図14に示すメモリのセクタデータのリード
アクセスを示すタイミング図である。
【図16】図14に示すデータレジスタに格納されるデ
ータを説明するための図である。
【符号の説明】
1 メモリ制御装置 2 ホストコンピュータ 3 システムバス 4a 第1メモリ 4b 第2メモリ 6 ローカルバス 7 ライトバッファ 8 マイクロプロセッサ 11 データ切り替え部 12 エラー訂正部 13 システムインタフェース部 22 制御信号 31 ホストコンピュータバス 32 外部バス 61 ライトバッファバス 62 マイクロプロセッサバス 81 ライトバッファアドレス 82 第1メモリアドレス 83 第2メモリアドレス 115 データ選択設定レジスタ 116 内部データバス出力データ選択回路 117 ECCバス出力データ選択回路 121 検出部 122 訂正部 123 符号生成部 136 データバッファ 137 アクセス設定レジスタ 138 制御信号デコード部 139 ステータスレジスタ 901 入力バッファ 902 出力バッファ 903、933 制御回路 904、930 データセレクタ 905 シフトレジスタ 906 行デコーダ 907 フラッシュメモリ・セル 934 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綿谷 仁志 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置の命令に従って複数のデー
    タの読み出しを行う記憶装置であって、 前記中央処理装置との間でデータの送受を行うインター
    フェースと、 前記連続する複数のデータがエラー訂正用符号と共に分
    配されて記憶された複数の記憶媒体と、 転送されたデータのエラーを当該データのエラー訂正用
    符号を基に検出するエラー検出手段と、 転送されたデータのエラーを、前記エラー検出手段での
    当該データのエラー検出結果を基に訂正して、前記イン
    ターフェースへ送出するエラー訂正手段と、 前記複数のデータ及びそのエラー訂正用符号を対応する
    記憶媒体から順次読み出す第一の読出し制御手段と、 前記第一の読出し制御手段で読み出されたデータを、前
    記第一の読出し制御手段での当該データの次に読み出す
    べきデータの読み出しに同期させて、対応する記憶媒体
    から再び読み出す第二の読出し制御手段と、 前記第一の読出し制御手段により読み出されたデータ及
    びそのエラー訂正用符号を前記エラー検出手段に転送す
    ると同時に、前記第二の読出し制御手段により再び読み
    出されたデータを前記エラー訂正手段に転送するデータ
    転送手段と、 を備えることを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 中央処理装置の命令に従って複数のデー
    タの読み出しを行う記憶装置であって、 前記中央処理装置との間でデータの送受を行うインター
    フェースと、 前記連続する複数のデータがエラー訂正用符号と共に分
    配されて記憶された複数の記憶媒体と、 転送されたデータのエラーを当該データのエラー訂正用
    符号を基に検出するエラー検出手段と、 転送されたデータのエラーを、前記エラー検出手段での
    当該データのエラー検出結果を基に訂正して、前記イン
    ターフェースへ送出するエラー訂正手段と、 前記記憶媒体に記憶されたデータ及びそのエラー訂正用
    符号を格納する読出しデータ格納手段と、 前記複数のデータ及びそのエラー訂正用符号を前記記憶
    媒体から順次読み出して、前記読出しデータ格納手段に
    格納させる第一の読出し制御手段と、 前記読出しデータ格納手段に格納されたデータ及びその
    エラー訂正用符号を、当該データ及びそのエラー訂正用
    符号の2回目の読み出しが次に読み出すべきデータ及び
    そのエラー訂正用符号の1回目の読み出しに同期するよ
    うにして、2回繰り返して読み出す第二の読出し制御手
    段と、 前記1回目の読み出しが行われたデータ及びそのエラー
    訂正用符号を前記エラー検出手段に転送すると同時に、
    前記2回目の読み出しが行われたデータを前記エラー訂
    正手段に転送するデータ転送手段と、 を備えることを特徴とする記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記読み出しデータ格納手段は、前記記
    憶媒体毎に設けられたシフトレジスタであり、 前記第二の読出し制御手段は、前記シフトレジスタから
    読み出したデータ及びそのエラー訂正用符号を当該シフ
    トレジスタに再び格納し、当該シフトレジスタから再度
    データ及びそのエラー訂正用符号を読み出すことによ
    り、当該データ及びそのエラー訂正用符号を2回繰り返
    して読み出すことを特徴とする請求項2記載の記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記読出しデータ格納手段は、前記記憶
    媒体毎に設けられたデータレジスタであり、 前記第二の読出し制御手段は、前記データレジスタ毎に
    設けられた、当該データレジスタに格納されたデータ及
    びそのエラー訂正用符号のバイト数にカウント値が達す
    るとリセットされて再びカウントを開始するカウンタを
    有し、 前記カウンタのカウント値が示すバイト位置に格納され
    た単位データを対応するデータレジスタから読み出すこ
    とにより、当該データレジスタに記憶されたデータ及び
    そのエラー訂正用符号を2回繰り返して読み出すことを
    特徴とする請求項2記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記インターフェースが前記中央処理装
    置から受け取った複数のデータを順次格納する書込みデ
    ータ格納手段と、 前記複数のデータのエラー訂正用符号を順次生成するエ
    ラー訂正用符号生成手段と、 前記エラー訂正用符号生成手段で生成された、前記書込
    みデータ格納手段に格納されているデータのエラー訂正
    用符号を順次格納するエラー訂正用符号格納手段と、 前記書込みデータ格納手段に格納されているデータの数
    が前記記憶媒体の数と同じになったときに、前記書込み
    データ格納手段に格納されているデータを、前記エラー
    訂正用符号格納手段に格納されている当該データに対応
    するエラー訂正用符号と共に、前記複数の記憶媒体に分
    配して同時に書き込む書き込み制御手段と、を備え、 前記中央処理装置の命令に従って複数のデータの書き込
    みをも行うことを特徴とする請求項1、2、3又は4記
    載の記憶装置。
  6. 【請求項6】 中央処理装置の命令に従って複数のデー
    タの書き込みを行う記憶装置であって、 前記中央処理装置との間でデータの送受を行うインター
    フェースと、 前記複数のデータがそのエラー訂正用符号と共に分配さ
    れて記憶される複数の記憶媒体と、 前記インターフェースが前記中央処理装置から受け取っ
    た複数のデータを順次格納する書込みデータ格納手段
    と、 前記複数のデータのエラー訂正用符号を順次生成するエ
    ラー訂正用符号生成手段と、 前記エラー訂正用符号生成手段で生成された、前記書込
    みデータ格納手段に格納されているデータのエラー訂正
    用符号を順次格納するエラー訂正用符号格納手段と、 前記書込みデータ格納手段に格納されているデータの数
    が前記記憶媒体の数と同じになったときに、前記書込み
    データ格納手段に格納されているデータを、前記エラー
    訂正用符号格納手段に格納されている当該データに対応
    するエラー訂正用符号と共に、前記複数の記憶媒体に分
    配して同時に書き込む書き込み制御手段と、 を備えることを特徴とする記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶媒体は不揮発性半導体を用いた
    ものであり、 前記中央処理装置を含むコンピュータに着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載
    の記憶装置。
  8. 【請求項8】 中央処理装置の命令に従って複数のデー
    タの読み出しを行う記憶装置のメモリアクセス制御方法
    であって、 前記複数のデータがエラー訂正用符号と共に記憶された
    記憶媒体から、当該複数のデータ及びそのエラー訂正用
    符号を順次読み出して、エラー検出手段に転送し、当該
    データのエラーを当該エラー訂正用符号を基に検出する
    と同時に、前記エラー検出手段で既にエラー検出された
    データをエラー訂正手段に転送して、当該データのエラ
    ーを前記エラー検出手段での当該データのエラー検出結
    果を基に訂正し、 当該エラー訂正されたデータを、前記中央処理装置との
    間でデータの送受を行うインターフェースへ送出するこ
    とを特徴とするメモリアクセス制御方法。
  9. 【請求項9】 中央処理装置の命令に従って複数のデー
    タの読み出しを行う記憶装置のメモリアクセス制御方法
    であって、 前記複数のデータがエラー訂正用符号と共に分配されて
    記憶された複数の記憶媒体から、当該複数のデータ及び
    そのエラー訂正用符号を順次読み出すと共に、当該読み
    出したデータを、次に読み出すべきデータの読み出しに
    同期させて、対応する記憶媒体から再び読み出し、 前記読み出したデータ及びそのエラー訂正用符号をエラ
    ー検出手段に転送して、当該データのエラーを当該エラ
    ー訂正用符号を基に検出すると同時に、前記再び読み出
    したデータをエラー訂正手段に転送して、当該データの
    エラーを前記エラー検出手段での当該データのエラー検
    出結果を基に訂正し、 当該エラー訂正されたデータを、前記中央処理装置との
    間でデータの送受を行うインターフェースへ送出するこ
    とを特徴とするメモリアクセス制御方法。
  10. 【請求項10】 中央処理装置の命令に従って複数のデ
    ータの読み出しを行う記憶装置のメモリアクセス制御方
    法であって、 前記複数のデータがエラー訂正用符号と共に分配されて
    記憶された複数の記憶媒体から、当該複数のデータ及び
    そのエラー訂正用符号を順次読み出して、データ格納手
    段に格納し、 前記データ格納手段に格納されたデータ及びそのエラー
    訂正用符号を、当該データ及びそのエラー訂正用符号の
    2回目の読み出しが次に読み出すべきデータ及びそのエ
    ラー訂正用符号の1回目の読み出しに同期するようにし
    て、2回繰り返して読み出し、 前記1回目の読み出しが行われたデータ及びそのエラー
    訂正用符号をエラー検出手段に転送して、当該データの
    エラーを当該エラー訂正用符号を基に検出すると同時
    に、前記2回目の読み出しが行われたデータをエラー訂
    正手段に転送して、当該データのエラーを前記エラー検
    出手段での当該データのエラー検出結果を基に訂正し、 当該エラー訂正されたデータを、前記中央処理装置との
    間でデータの送受を行うインターフェースへ送出するこ
    とを特徴とするメモリアクセス制御方法。
  11. 【請求項11】 中央処理装置の命令に従って複数のデ
    ータの書き込みを行う記憶装置のメモリアクセス制御方
    法であって、 前記中央処理装置から送られてきた複数のデータをデー
    タ格納手段に順次格納すると共に、当該複数のデータの
    エラー訂正用符号をエラー訂正用符号生成手段で順次生
    成して、エラー訂正用符号格納手段に順次格納し、 前記データ格納手段に格納されているデータの数が当該
    データを記憶するために複数設けられた記憶媒体の数と
    同じになったときに、前記データ格納手段に格納されて
    いるデータを、前記エラー訂正用符号格納手段に格納さ
    れている当該データに対応するエラー訂正用符号と共
    に、前記複数の記憶媒体に分配して同時に書き込むこと
    を特徴とするメモリアクセス制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7954039B2 (en) 2001-08-09 2011-05-31 Renesas Electronics Corporation Memory card and memory controller
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