JPH09288393A - 画像読取り等複合装置 - Google Patents

画像読取り等複合装置

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JPH09288393A
JPH09288393A JP8099787A JP9978796A JPH09288393A JP H09288393 A JPH09288393 A JP H09288393A JP 8099787 A JP8099787 A JP 8099787A JP 9978796 A JP9978796 A JP 9978796A JP H09288393 A JPH09288393 A JP H09288393A
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tray
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JP8099787A
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Tadashi Shimotoso
忠 下唐湊
Yuzo Kawano
裕三 川野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の上面にフラットベッドスキャ
ナと原稿自動給紙装置とを載置した構成を有する画像読
取り等複合装置においては、排紙トレイの位置をマシン
の背面もしくは側面へ配置せざるを得ず、このためマシ
ン全体、特に設置面積が大型化していた。 【解決手段】 画像形成装置1と、その上部に配置され
た画像読取り装置19と、その上部に配置された原稿自
動給紙装置31から構成され、画像形成装置1より排出
される画像情報出力後の印字済用紙の複数個の上面排紙
トレイ39、40、51を、最上部に位置している原稿
自動給紙装置31の上面に構成した画像読取り等複合装
置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿自動給紙装置
(以下、「ADF」という。ADF:AutomaticDocumen
t Feeder)と、画像読取り装置(以下、フラットベッド
スキャナという。)と、画像形成装置とを有する複合装
置(以下、「画像読取り等複合装置」という。)におい
て、画像形成装置により出力される印字済み用紙の排紙
機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像を読み取るためのイメージス
キャナ等の画像読取り装置と、プリンタ等の画像形成装
置とを合体させ、1台でスキャナ、プリンタ、コピー
機、ファクシミリ等の機能を果たすことができる「画像
読取り等複合装置」と称される機器が出現してきてい
る。
【0003】以下に、従来の画像読取り等複合装置の構
成とその作用について、図4を参照しながら説明する。
図4は、従来の画像読取り等複合装置の構成を示す断面
図である。
【0004】図に示すように、この画像読取り等複合装
置100は、主要構成装置である原稿自動給紙装置(A
DF)31と、画像読取り装置(フラットベッドスキャ
ナ)19と、画像形成装置1を備えて構成されている。
【0005】画像形成装置1は、プロセスユニット2
と、ドラム状の感光体3と、帯電器4と、露光光学系5
と、現像ローラ6と、現像ブレード7と、補給ローラ8
と、転写ローラ9と、クリーニングブレード10と、用
紙カセット11と、給紙ローラ13と、用紙搬送路14
と、定着器15と、排紙トレイ18を有して構成されて
いる。上記の感光体3は、プロセスユニット2の側壁に
設けられた固定軸により回転自在に軸支されている。感
光体3の周面には、図4において矢印Aで示す感光体3
の回転方向(図では反時計回り方向)の順に、前記の帯
電器4、露光光学系5、現像ローラ6、転写ローラ9、
クリーニングブレード10が設けられている。現像ロー
ラ6は、プロセスユニット2の側壁に回転自在に軸支さ
れている。現像ブレード7は、現像ローラ6の上方位置
のプロセスユニット2の側壁に固定され、現像ローラ6
の表面にトナーを介して接触している。補給ローラ8は
プロセスユニット2の側壁に回転自在に軸支されてお
り、現像ローラ6の表面にトナーを供給している。転写
ローラ9は、画像形成装置1の側壁内に回転自在に軸支
されている。クリーニングブレード10は、感光体3上
の残留トナーを除去するものである。用紙カセット11
は転写材である用紙12を収納する。用紙12は、用紙
カセット11から給紙ローラ13によって1枚ずつ搬送
され、用紙搬送路14へ送り出される。定着器15は内
部に熱源を有するヒートローラ16と、加圧ローラ17
を有して構成されており、用紙12上に転写された合成
像を圧力と熱とによって定着させる。排紙トレイ18は
印字済み用紙を積載する。
【0006】画像読取り装置(フラットベッドスキャ
ナ)19は、平面固体走査型画像読取り装置であり、フ
ラットヘッド読取用原稿29を置く原稿ガラス28と、
原稿押さえカバー30と、第1走査体である第1ミラー
ユニット20と、第2走査体である第2ミラーユニット
21と、結像レンズ26と、イメージセンサ27とを有
して構成されている。第1ミラーユニット20には、原
稿照明用光源22と、第1ミラー23が設けられてい
る。第2ミラーユニット21には、第2ミラー24と、
第3ミラー25が設けられている。イメージセンサ(以
下CCDという)27は、読み取った画像の情報が含ま
れた光信号を電気信号へ変換する。
【0007】原稿自動給紙装置(ADF)31は、連続
的に原稿の読取り動作を行うために、フラットベッドス
キャナ19の原稿ガラス28上に構成されており、給紙
ローラ32と、搬送ローラ33と、Uターンパス34
と、原稿排紙トレイ35とを有して構成されている。ま
た、36は読み取りの対象となるADF用原稿、37は
画像読取り装置側に画像情報が渡される読取り主走査方
向ラインをそれぞれ示している。搬送ローラ33は、原
稿36の搬送および排紙を行う。Uターンパス34は原
稿36が搬送される経路である。
【0008】上記のように構成された画像読取り等複合
装置100の動作のうち、まず画像形成装置1の動作に
ついて以下に説明する。まず、高圧電源(図示せず)に
接続された帯電器4に高電圧を印加する。同時に、ドラ
ム状の感光体3を矢印A方向に回転させ、その表面を一
様に帯電させ、その感光体3の表面上に、露光光学系5
により画像データに応じたレーザビームの露光光線を照
射し、感光体3上に静電潜像を形成する。次に、補給ロ
ーラ8により供給された現像ローラ6上のトナーが、現
像ブレード7の押圧力により均一な薄層状態に摩擦帯電
され、感光体3上へ搬送される。トナーを表面に有した
現像ローラ6に負電位を印加し、トナーに予め負電荷を
与えておくことにより、感光体3上の露光光線が照射さ
れ電荷がなくなった部分にのみトナーが付着し、いわゆ
るネガポジプロセスによる現像が行われる。そこへ用紙
12が給紙ローラ13により給紙され、用紙搬送路14
より搬送されてくる。
【0009】感光体3に付着し現像されたトナーは、転
写ローラ9に高電圧を印加することにより、用紙12の
表面上に転写ローラ9によって転写される。感光体3か
ら用紙12の表面上へ転写されなかった残留トナーは、
クリーニングブレード10により除去される。トナー像
が転写された用紙12は、次に定着器15に送られ、こ
こでヒートローラ16の熱と加圧ローラ17の挟持圧に
よって定着される。トナー像が定着された用紙12は、
最後に画像読取り等複合装置100の背面若しくは側面
に設けられている排紙トレイ18上へ排紙される。
【0010】次に、フラットベッドスキャナ19の動作
について説明する。原稿ガラス28上に置かれ、原稿押
さえカバー30によって裏面より押さえられている、原
稿照明用光源22により照明されたフラットベッド読取
り用原稿29の反射光は、第1ミラー23によって反射
され、光路が90度曲げられる。これにより、反射光は
第2ミラー24の方向へ向かい、さらにこの反射光は相
対的に90度傾斜した構成を有する第2ミラー24、お
よび第3ミラー25によって光路を180度反転された
後、結像レンズ26へ入射され、CCD27上へ投影さ
れる。この光は、CCD27により電気信号に変換さ
れ、フラットベッド読取用原稿29の画像の読取りが行
われる。
【0011】また、第1ミラーユニット20と第2ミラ
ーユニット21は、CCD27の主走査方向とは直交す
る方向(図4において矢印Bで示される方向)である副
走査方向に、それぞれ速度比2:1にて走査する駆動源
(図示せず)を有している。この駆動源により、このフ
ラットベッドスキャナ19は、副走査方向のいかなる位
置においても、原稿ガラス28上のフラットベッド読取
用原稿29からの光信号が結像レンズ26まで到達する
光学距離を常に一定に保つことができる。
【0012】次に、ADF31の動作について説明す
る。まず、ADF用原稿36は、給紙ローラ32および
搬送ローラ33により1枚ずつUターンパス34内へ引
き入れられる。このようにして読取り主走査方向ライン
37上を通紙させることにより、読み取られた画像情報
が逐次フラットベッドスキャナ19側へ入力される。搬
送ローラ33は原稿排出ローラを兼ねており、この搬送
ローラ33によりADF用原稿36は、原稿排紙トレイ
35上へ排紙される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタ等の単独機能であれば、マシン上面に排紙する
等の手段によりマシン全体の小型化、マシンへの良好な
アクセス性等を得ることができていたが、画像形成装置
の上面にフラットベッドスキャナとADFとを載置した
構成を有する上記従来の画像読取り等複合装置において
は、排紙トレイの位置をマシンの背面若しくは側面へ配
置せざるを得ず、このためマシン全体、特に設置面積が
大型化してしまうという問題点を有していた。
【0014】また、装置の小型化を目的とし、マシン背
面もしくは側面の排紙トレイを廃止し、ADF上面のみ
に排紙トレイを設ける手段においても、プリント・コピ
ー・ファクシミリのそれぞれの出力用紙を分類し、用紙
に対する操作性を向上させることは不可能であった。
【0015】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、マシン全体の小型化および出力用紙に対する良好な
アクセス性を得ることができる画像読取り等複合装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像読取り等複合装置は、画像情報を出力
する画像形成装置と、画像形成装置の上部に配置され画
像情報を読み取る画像読取り装置と、画像読取り装置の
上部に配置され画像読取り装置に原稿を自動給紙する原
稿自動給紙装置から構成されるものであり、画像形成装
置より排出される画像情報出力後の印字済用紙の複数個
の排紙トレイを、最上部に位置している原稿自動給紙装
置の上面に構成したものである。
【0017】本発明によれば、マシン全体の小型化およ
び出力用紙への良好なアクセス性を得ることが可能とな
る画像読取り等複合装置が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像情報を出力する画像形成装置と、前記画像形成
装置の上部に配置され画像情報を読み取る画像読取り装
置と、前記画像読取り装置の上部に配置され前記画像読
取り装置に原稿を自動給紙する原稿自動給紙装置とを有
する画像読取り等複合装置であって、前記画像形成装置
より排出される画像情報出力後の印字済用紙の排紙トレ
イは複数個構成されており、前記複数個により構成され
る排紙トレイは最上部に位置している前記原稿自動給紙
装置の上面に構成した画像読取り等複合装置であり、原
稿自動給紙装置上面に複数個の排紙トレイを設けるとい
うことで、マシン全体の小型化の実現が可能となり、ま
た出力用紙への良好なアクセス性を得ることが可能とな
るという作用を有する。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の画像読取り等複合装置において、複数個によ
り構成される排紙トレイを選択する排紙トレイ選択手段
は、それぞれの前記排紙トレイ近傍に構成され、それぞ
れの前記排紙トレイへの用紙搬送路は、少なくとも画像
形成装置内および前記画像読取り装置内においては単一
のものとしたものであり、複数の用紙搬送路を設ける必
要性が生じず、必要最小限のスペースにより排紙トレイ
の選択が可能となることから、マシン全体の小型化が可
能となるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載の画像読取り等複合装置において、排
紙トレイの数が3つ以上の場合、前記排紙トレイ選択手
段は複数個の排紙通路切換爪により行われ、前記排紙通
路切換爪は各々連動する駆動構成としたものであり、こ
れにより構成部品の部品点数削減および省スペース化が
可能となるという作用を有する。
【0021】以下に、図面を参照して本発明の画像読取
り等複合装置の実施の形態1について説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の画像読取り等複合装置101の構成を示す断面
図である。
【0023】上記画像読取り等複合装置101におい
て、図4に示す従来の画像読取り等複合装置100にお
ける主要構成装置である画像形成装置1、画像読取り装
置19、およびADF31と同一の構成部材について
は、同一の符号を付与し、その説明は省略する。また、
従来の画像読取り等複合装置100と同様な動作につい
ても説明は省略する。
【0024】まず、図1について説明する。本実施の形
態1の画像読取り等複合装置101が、従来例の画像読
取り等複合装置100と異なる点は、従来例において設
置されていた、マシン背面若しくは側面の排紙トレイ1
8を廃止し、マシン上面への排紙を目的とした上面排紙
機構38を備えた点である。
【0025】以下に本実施の形態1の画像読取り等複合
装置における上面排紙機構38について詳細に説明す
る。
【0026】図に示すように、この上面排紙機構38
は、第1上面排紙トレイ39と、第2上面排紙トレイ4
0と、第1上面排紙トレイ39および第2上面排紙トレ
イ40への上面排紙パス41と、トレイ選択切換爪43
と、第1排紙パス44と、第2排紙パス45と、第1排
紙ローラ46と、第2排紙ローラ47と、排紙センサ4
8とを有して構成されている。また、用紙搬送路42は
定着器15から排出された用紙12が搬送される部分で
ある。
【0027】前記第1上面排紙トレイ39および第2上
面排紙トレイ40は、用紙12の印字面が下方を向いて
排紙される、いわゆるフェイスダウントレイと呼ばれる
ものである。上面排紙パス41は、第1上面排紙トレイ
39もしくは第2上面排紙トレイ40まで用紙12を導
く。トレイ選択切換爪43は上面排紙パス41内を搬送
されてきた用紙12の搬送方向を、第1上面排紙トレイ
39へ搬送する第1排紙パス44、もしくは第2上面排
紙トレイ40へ搬送する第2排紙パス45のどちらかに
選択する。第1排紙ローラ46は用紙12を第1上面排
紙トレイ39まで搬送する。同様に第2排紙ローラ47
は用紙12を第2上面排紙トレイ40まで搬送する。排
紙センサ48は、上面排紙パス41上の用紙12の有無
を検知させるためのセンサである。
【0028】次に前記の第1上面排紙トレイ39および
第2上面排紙トレイ40までの排紙形態について説明す
る。図4に示す従来例の画像読取り等複合装置100で
述べたものと同様に、画像形成装置1による定着器15
までの画像形成処理過程を経た用紙12は定着工程終了
後、用紙搬送路42、上面排紙パス41を通過し、事前
に設定されているトレイ選択切換爪43により第1排紙
パス44が選択されている場合は、第1排紙ローラ46
により第1上面排紙トレイ39上へ排紙される。またト
レイ選択切換爪43により第2排紙パス45が選択され
ている場合は、第2排紙ローラ47により第2上面排紙
トレイ40上へ排紙される。第1排紙パス44および第
2排紙パス45の直前には、第1上面排紙トレイ39あ
るいは第2上面排紙トレイ40へ排紙される用紙12を
検知するための排紙センサ48が設けられている。
【0029】ここでフラットベッドスキャナ19による
画像読取りを行う場合、フラットベッド読取り用原稿2
9の交換時に、ADF31をフラットベッドスキャナ1
9に対してクラムシェル状に開閉することになる。この
ADF31がフラットベッドスキャナ19に対して開か
れている場合でも、画像形成装置1より用紙12の出力
は行われる。よって、上述のようにADF31が開かれ
ている場合にも用紙12が第1上面排紙トレイ39ある
いは第2上面排紙トレイ40まで搬送されるように、図
1のC部に示されるような上面排紙パス41内に特定の
空間を有する構成とする必要がある。また前述と同様に
ADF31が開かれている場合、排紙トレイ上へ積載さ
れている出力済用紙がこぼれてしまうことがないよう
に、用紙ホルダー(図示せず)も設けておく必要があ
る。
【0030】上記のように、画像読取り等複合装置10
1に上面排紙機構38を設けたことにより、画像情報出
力後の印字済用紙はマシン上面の複数のトレイに分割さ
れて排出されるようになり、従来に比べユーザーがマシ
ン正面からのみのアクセスで十分対応でき、さらにプリ
ント出力・コピー出力・ファクシミリ出力などの多種に
わたる出力用紙の種類によってもユーザー自身の設定に
より分割することが可能となることで出力用紙へのアク
セス性も向上し、さらにマシン全体の小型化を得ること
が可能となる。
【0031】(実施の形態2)つぎに本発明の実施の形
態2の画像読取り等複合装置を、図2および図3を参照
しながら説明する。図2は、上述した本発明の実施の形
態1の画像読取り等複合装置101の一部を改造した、
本発明の実施の形態2の画像読取り等複合装置102に
おける排紙部の一部分の概略断面図である。また、図3
は図2における排紙トレイ選択切換爪部の動作を示した
概略断面図である。なお、ここでは図1により説明した
同等な構成部材、および動作についてはその説明を省略
する。
【0032】この実施の形態2の画像読取り等複合装置
102が、従来の画像読取り等複合装置100、また、
実施の形態1の画像読取り等複合装置101と異なる点
は、図2に示すように第1上面排紙トレイ39および第
2上面排紙トレイ40のさらに上部に第3排紙パス49
と、第3排紙ローラ50とを設け、第3上面排紙トレイ
51への排紙機構を構成した点である。この第3上面排
紙トレイ51への排紙動作については実施の形態1にて
述べた第1上面排紙トレイ3969び第2上面排紙トレ
イ40までの排紙動作と同等のものであるので省略す
る。
【0033】ここで第1排紙パス44、第2排紙パス4
5、第3排紙パス49を選択する際の用紙搬送路の切換
動作について図3により説明する。図中の52は第1ト
レイ選択切換爪、53は第2トレイ選択切換爪、54は
トレイ選択レバーである。この第1トレイ選択切換爪5
2および第2トレイ選択切換爪53は、トレイ選択レバ
ー54により連動的に動作するものである。
【0034】まず図3(a)に示すようにトレイ選択レ
バー54がDの位置にある場合、用紙12は第1トレイ
選択切換爪52により第1排紙パス44方向へと搬送さ
れ、第1上面排紙トレイ39上へ排紙される。
【0035】また図3(b)に示すようにトレイ選択レ
バー54がEの位置にある場合は第1トレイ選択切換爪
52により第1排紙パス44への通路が遮られ、第2ト
レイ選択切換爪53により第2排紙パス45方向へと搬
送され、第2上面排紙トレイ40上へ排紙される。
【0036】また図3(c)に示すようにトレイ選択レ
バー54がFの位置にある場合、用紙12は第1トレイ
選択切換爪52および第2トレイ選択切換爪53のどち
らの影響も受けることなく第3排紙パス49方向へと搬
送され、第3上面排紙トレイ51上へ排紙される。
【0037】このように二つの切換爪を一つの構成部材
により同時に動作させることにより、部品点数の削減お
よび排紙トレイ数を増加することに伴い大型化が余儀な
くされるマシンサイズを、小型に抑えることが可能とな
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読取り等複合装置の最上部に複数個の排紙トレイを
構成したことにより、マシン全体の小型化の実現が可能
となり、また出力用紙への良好なアクセス性を得ること
が可能となる。
【0039】また、複数個の排紙トレイへの排紙パスを
可能な限り部分的に共用することにより、複数の用紙搬
送路を設ける必要性が生じず、必要最小限のスペースに
より排紙トレイの選択が可能となることから、マシン全
体の小型化が可能となる。
【0040】さらに、複数個のトレイを選択するための
複数個の切換爪を連動的に動作させることにより、構成
部品の部品点数削減および省スペース化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の画像読取り等複合装置
の構成を示す断面図
【図2】本発明の実施の形態2の画像読取り等複合装置
における排紙部の一部分の概略断面図
【図3】同画像読取り等複合装置における排紙トレイ選
択切換爪部の動作を示した概略断面図
【図4】従来の画像読取り等複合装置の構成を示す断面
【符号の説明】
1 画像形成装置 19 画像読取り装置(フラットベッドスキャナ) 31 原稿自動給紙装置(ADF) 38 上面排紙機構 39、40、51 上面排紙トレイ 41 上面排紙パス 43、52、53 トレイ選択切換爪 44、45、49 排紙パス 54 トレイ選択レバー 101、102 画像読取り等複合装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を出力する画像形成装置と、前記
    画像形成装置の上部に配置され画像情報を読み取る画像
    読取り装置と、前記画像読取り装置の上部に配置され前
    記画像読取り装置に原稿を自動給紙する原稿自動給紙装
    置とを有する画像読取り等複合装置であって、前記画像
    形成装置より排出される画像情報出力後の印字済用紙の
    排紙トレイは複数個構成されており、前記複数個により
    構成される排紙トレイは最上部に位置している前記原稿
    自動給紙装置の上面に構成されることを特徴とする画像
    読取り等複合装置。
  2. 【請求項2】複数個により構成される排紙トレイを選択
    する排紙トレイ選択手段は、それぞれの前記排紙トレイ
    近傍に構成され、それぞれの前記排紙トレイへの用紙搬
    送路は、少なくとも前記画像形成装置内および前記画像
    読取り装置内においては単一のものであることを特徴と
    する請求項1記載の画像読取り等複合装置。
  3. 【請求項3】排紙トレイの数が3つ以上の場合、前記排
    紙トレイ選択手段は複数個の排紙通路切換爪により行わ
    れ、前記排紙通路切換爪は各々連動する駆動構成を持つ
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像読取り等
    複合装置。
JP8099787A 1996-04-22 1996-04-22 画像読取り等複合装置 Pending JPH09288393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6731903B2 (en) * 2001-09-07 2004-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (1)

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US6731903B2 (en) * 2001-09-07 2004-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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