JPH09288240A - 内視鏡用視野方向変換光学系 - Google Patents

内視鏡用視野方向変換光学系

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JPH09288240A
JPH09288240A JP8098284A JP9828496A JPH09288240A JP H09288240 A JPH09288240 A JP H09288240A JP 8098284 A JP8098284 A JP 8098284A JP 9828496 A JP9828496 A JP 9828496A JP H09288240 A JPH09288240 A JP H09288240A
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prism
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direction changing
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optical system
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JP8098284A
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Masaru Ibe
大 井辺
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴースト,フレアの原因となり得る有害光線
を除去することにより良好な物体像が得られ、且つ、低
コストでの製造が可能な内視鏡用視野方向変換光学系を
提供する。 【解決手段】 本発明の内視鏡用視野方向変換光学系
は、斜視方向の物体側から順に、カバーガラス4,凹レ
ンズユニット5,視野方向変換プリズム1及び安定化光
学素子2が配置されて構成される。尚、凹レンズユニッ
ト5,視野方向変換プリズム1及び安定化光学素子2は
内部枠6に収納されており、カバーガラス4は外部枠7
と一体的に構成されている。又、視野方向変換プリズム
1の射出面1dと安定化光学素子2の入射面2aとは接
合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜視方向の物体の
観察を行う内視鏡に用いられる視野方向変換光学系に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の内視鏡用視野方向変換光学系とし
ては、例えば、特開平5−11196号公報に開示され
ているものがある。この視野方向変換光学系は、図8に
示すように、物体像を形成する光線の有効光束以外の有
害光線は、カバーガラス4を透過した後、絞り10の遮
光部で遮光されるようになっているため、視野方向変換
プリズム1へ入射することはない。よって、物体観察時
にゴーストやフレアの発生を防止して良好な画像を得る
ことができる。
【0003】又、他の従来の内視鏡用視野方向変換光学
系としては、例えば、特開平2−108013号公報に
開示されているものがある。この視野方向変換光学系
は、図9に示すように、斜視方向の物体側(図の左側)
から順に、視野方向変換プリズム1と安定化光学素子2
とが配置されて構成されている。ここで、視野方向変換
プリズム1と安定化光学素子2は、共に円柱を輪切りに
したような形状に構成されているため、両者の相対的な
位置決めが正確に行える。又、その両者が接合されてい
ることにより、夫々を単独で用いた場合と比べ外径方向
に対する光軸方向の長さが長くなっており、内視鏡に搭
載した際にプリズムのガタが生じ難い。従って、光学系
に生ずる偏芯による視野方向のズレや非点収差の発生を
原因とする光学性能の劣化を抑制することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図8に
示された内視鏡用視野方向変換光学系では、有害光線を
遮光するために視野方向変換プリズム1の物体側に絞り
10が設けられているが、この絞り10を機械絞りとし
て構成する場合には部品点数が1点多くなる。更に、絞
り10と視野方向変換プリズム1との位置合わせを行う
際に、絞り10が機械絞りである場合は接合を、蒸着絞
りである場合は蒸着を行う工程が必要となる。このよう
に、図8に示された視野方向変換光学系では、有害光線
を遮光するために部品点数や組立工程数を増やしている
ため、製造コストが増加するという問題がある。
【0005】又、図9に示された内視鏡用視野方向変換
光学系では、物体像を形成するための有効光束以外の光
線中に、図中xで示すような、結像面に達する可能性の
ある有害光線が存在している。この有害光線xは、視野
方向変換プリズム1内を反射されることなく透過し、更
に安定化光学素子2も透過して、内視鏡の対物レンズ系
に入射する。ここで、安定化光学素子2を透過する有害
光線xは、前記有効光束と重なるため、ゴースト,フレ
アが発生する虞がある。ゴースト,フレアは、物体像の
観察に多大な障害をもたらすため好ましくない。このよ
うに、図9に示された視野方向変換光学系は、有害光線
を遮光するような構成を備えていないため、物体像の観
察時にゴースト,フレアが発生して常に良好な画像を得
ることができないという欠点を有している。
【0006】そこで、上記従来技術の有する問題点に鑑
み、本発明は、ゴースト,フレアの原因となり得る有害
光線を除去することにより良好な物体像が得られ、且
つ、低コストでの製造が可能な内視鏡用視野方向変換光
学系を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による内視鏡用視野方向変換光学系は、斜視
方向の物体の観察を行い得る内視鏡において、物体側か
らの光束を透過する入射面と、この入射面を透過した光
束を反射するための金属コートが施された第1の反射面
と、第1の反射面により反射された光束を像側へ反射す
るために前記入射面に選択的に金属コートが施されて形
成された第2の反射面と、第2の反射面により反射され
た光束を像側へ透過する射出面とから構成されている視
野方向変換プリズムと、この視野方向変換プリズムの射
出面に接合された安定化光学素子とを備え、前記視野方
向変換プリズム及び安定化光学素子の形状が下記の条件
式を満足するようにしたことを特徴とする。 0.1≦a/φ≦0.3 但し、φは前記安定化光学素子の外径、aは前記安定化
光学素子に接合された前記視野方向変換プリズムの射出
面における前記安定化光学素子の光軸を中心とした前記
視野方向変換プリズムの第1反射面側の有効半径を示し
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、図6及び図7に基づき、本
発明による内視鏡用視野方向変換光学系の基本原理につ
き説明する。
【0009】図6及び図7は共に斜視方向の物体の観察
を行う内視鏡の先端部分に配置される視野方向変換光学
系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、図6は本発明
による内視鏡用視野方向変換光学系の構成を、図7は従
来の内視鏡用視野方向変換光学系の構成を、夫々示した
ものである。ここに示された内視鏡用視野方向変換光学
系は、何れも、視野方向変換プリズム1とこの射出面1
dに接合された安定化光学素子2とを備えている。視野
方向変換プリズム1は、物体側からの光束を透過する入
射面1aと、入射面1aを透過した光束を反射するため
の金属コート1eが施された第1反射面1bと、第1反
射面1bにより反射された光束を像側へ反射するために
入射面1aに選択的に金属コート1fを施して形成した
第2反射面1cと、第2反射面1cにより反射された光
束を像側へ透過する射出面1dと、により構成されてい
る。
【0010】更に、図6に示された本発明による内視鏡
用視野方向変換光学系では、視野方向変換プリズム1及
び安定化光学素子2が以下に示す条件式を満足している
ことを特徴としている。 0.1≦a/φ≦0.3 ・・・・(1) 但し、φは安定化光学素子2の外径、aは安定化光学素
子2に接合された視野方向変換プリズム1の射出面1d
における安定化光学素子2の光軸を中心とした視野方向
変換プリズム1の第1反射面1b側の有効半径を示して
いる。
【0011】又、図6及び図7に示された内視鏡用視野
方向変換光学系では、視野方向変換プリズム1及び安定
化光学素子2の外径の大きさ、視野方向変換プリズム1
の各面の光軸に対する角度はみな等しくなっている。両
者の形状の唯一の相違点は、図6に示した本発明の内視
鏡用視野方向変換光学系において、視野方向変換プリズ
ム1の射出面1dを、図7に示された従来のものと比
べ、上記条件式(1)を満足すべく像側に平行移動して
いる点のみである。
【0012】図7に示された従来の内視鏡用視野方向変
換光学系においては、有害光線のうち斜視方向からの光
軸より下側に輝点を有する有害光線xは、視野方向変換
プリズム1内を反射されることなく透過し、更に安定化
光学素子2も透過して、内視鏡の対物レンズ系に入射す
る。ここで、前記対物レンズ系に入射した有害光線x
は、物体像を形成する有効光束と重なりゴースト若しく
はフレアとなる虞があり、これらゴースト,フレアは、
良好な物体像の観察に大きな障害となり得る。これに対
し、図6に示された本発明の内視鏡用視野方向変換光学
系では、視野方向変換プリズム1の射出面1dの位置を
上記条件式(1)を満足すべく像側に平行移動させるこ
とによって、有害光線xを視野方向変換プリズム1の第
1反射面1bにおいて全反射させ、その後安定化光学系
2の縁で吸収するように構成されている。従って、有害
光線xが像面まで達するようなことはなく、物体観察時
等にゴースト,フレアを発生する原因となる有害光線を
除去することが可能になり、良好な観察像を得ることが
できる。
【0013】ここで、前記a/φの値については、a/
φの値を大きくすると有害光線が視野方向変換プリズム
1内を反射されることなく透過し、ゴースト,フレアを
発生し易くなる。一方、前記a/φの値を小さくする
と、有効光束が視野方向変換プリズム1の射出面1dで
けられ、特に像の周辺部分が暗くなってしまう。そこ
で、視野方向変換プリズム1及び安定化光学素子2の形
状は、ゴースト,フレアの発生を抑制し、且つ有効光束
のけられる量が最小になるように形成する必要があり、
これを可能にするために設けられた条件が条件式(1)
である。
【0014】又、有害光線のうち斜視方向からの光軸よ
り上側に輝点を有するものは、視野方向変換プリズム1
の入射面1aに金属コート1fを施して形成した第2反
射面1cで遮光されるため像面までは到達し得ず、ゴー
スト,フレアが発生することはない。即ち、視野方向変
換プリズム1の第2反射面1cは、斜視方向からの光軸
より上側に輝点を有する有害光線を遮光する作用も有し
ているのである。視野方向変換プリズム1の第1反射面
1bに施される金属コート1eの範囲は、第1反射面1
bに入射する有効光束を全て反射し得るようにすること
が必要条件となる。それ以外の範囲に金属コートが施さ
れていると、視野方向変換プリズム1内で有効光束が3
回以上反射して安定化光学素子2の透過後に有害光線を
発生する虞もあり、好ましくない。一方、金属コート1
eが施される範囲を有効光束の入射範囲とほぼ等しくな
るように限定するにしても、金属コート1eの位置決め
が困難になり、難易度の高い製造工程が必要となるた
め、好ましくない。このため、金属コート1eが施され
る範囲は、第1反射面1bに入射する有効光束の範囲を
含み容易に金属コートを施すことが可能な範囲とするこ
とが好ましい。
【0015】更に、視野方向変換プリズム1の第1反射
面1bの光軸に対する角度や視野方向変換プリズム1を
構成する材質の屈折率によらず、第1反射面1bに到達
した有害光線が、第1反射面1bを透過して安定化光学
素子2へ入射することがないように、第1反射面1bに
は金属コート1eを施した後に黒処理等の遮光手段を施
すとよい。
【0016】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳
細に説明する。
【0017】第1実施例 図1は本実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学系の
構成を示す光軸に沿う断面図である。この視野方向変換
光学系は内視鏡の先端部分に配置されて用いられるもの
である。本実施例の視野方向変換光学系は、斜視方向の
物体側から順に、カバーガラス4,凹レンズユニット
5,視野方向変換プリズム1及び安定化光学素子2が配
置されて構成される。尚、凹レンズユニット5,視野方
向変換プリズム1及び安定化光学素子2は内部枠6に収
納されており、カバーガラス4は外部枠7と一体的に構
成されている。又、視野方向変換プリズム1の射出面1
dと安定化光学素子2とは接合されている。視野方向変
換プリズム1及び安定化光学素子2は共に円柱を輪切り
にしたような形状を有しており、外径φは共に5.7m
mである。又、内部枠6は、視野方向変換プリズム1の
入射面1aと方向が一致した断面6aを入射面1a側に
有し、視野方向変換プリズム1と一体的に接合されてい
る。
【0018】カバーガラス4を介して入射する45°の
斜視方向を中心とする有効光束は、視野方向変換プリズ
ム1の入射面1aを透過し、第1反射面1bに施された
金属コート1eで反射され、続いて入射面1aに金属コ
ート1fを施して形成した第2反射面1cで像側に反射
された後、射出面1d及び安定化光学素子2の入射面2
aを透過して、射出面2bから図示しない内視鏡の対物
レンズ系に入射し結像する。45°の斜視方向からの有
効光束に対して前述したような作用をもたせるために、
本実施例の内視鏡用視野方向変換光学系では、視野方向
変換プリズム1の入射面1a(第2反射面1c),第1
反射面1b,射出面1dの安定化光学素子2の光軸に対
する角度θ1 ,θ2 ,θ3 を夫々45°,22.5°,
90°に設定している。更に、第1反射面1b及び第2
反射面1cの金属コート1e,1fは、有効光束を全て
反射するのに十分な範囲に施されている。
【0019】これに対して、カバーガラス4を介して入
射する有害光線のうち、斜視方向からの光軸より上側に
輝点を有するものは、視野方向変換プリズム1の第2反
射面1cの金属コート1fが遮光手段として作用するた
め像面まで達するようなことはない。金属コート1fの
範囲については、有効光束を全て反射し得るように設定
されており、これにより有害光線を全て遮光することが
できる。ここで、金属コート1fが施される範囲を必要
以上に大きく設定すると、視野方向変換プリズム1の入
射面1aにおいて、全て有効光束を遮ることになるか若
しくは遮られる有効光束の量が大きくなるため、金属コ
ート1fを施す範囲は、有害光線を全て反射するに足り
る必要最小限の範囲に限定している。本実施例におい
て、金属コート1fが施される範囲は、視野方向変換プ
リズム1の第2反射面1cと光軸との交点から斜視方向
の光軸側に距離t1 (=0.42mm)だけ移動した位
置から、第2反射面1cと射出面1dとの稜線までの範
囲としている。 又、カバーガラス4を介して入射する
有害光線のうち、斜視方向からの光軸より下側に輝点を
有し視野方向変換プリズム1の入射面1aを透過したも
のは、図6に基づき説明したように、視野方向変換プリ
ズム1の第1反射面1bで反射された後に安定化光学素
子2の縁等で吸収され、像面まで達することはない。
【0020】このような作用をもたせるために、本実施
例の視野方向変換光学系では、安定化光学素子2に接合
された視野方向変換プリズム1の射出面1dにおける安
定化光学素子2の光軸を中心とした視野方向変換プリズ
ム1の第1反射面1b側の有効半径aを0.78mmと
している。更に、本実施例の視野方向変換光学系では、
前記aの値と安定化光学素子2の外径φとの関係が、 a/φ=0.14 となっている。
【0021】以上のように本実施例の視野方向変換光学
系によれば、斜視方向の物体像の結像に必要な有効光束
のみを像面に導き、有害光線が像面に入射するのを防止
することができるため、物体観察像時等にゴースト,フ
レアが発生することもなく、良好な観察像を得ることが
できる。
【0022】又、本実施例の視野方向変換光学系におい
て、視野方向変換プリズム1と安定化光学素子2は、共
に円柱を輪切りにしたような形状を有しているため、両
者の相対的な位置決めを容易に行うことができる。更
に、両者を接合することにより、夫々単体で用いる場合
と比較して、外径方向に対する安定化光学素子2の光軸
方向の長さを長く構成しているので、枠に組み込んだ際
に生じ得るガタを抑制し、光学系の偏芯を防止すること
ができる。従って、視野方向のズレや比点収差の発生を
抑え、光学性能の劣化を防止することができる。このと
き、安定化光学素子2の形状は、安定化光学素子2の光
軸方向の厚さdを3.22mmとしており、このdの値
と安定化光学素子2の外径φとの関係が、 d/φ=0.56 を満足するように構成されている。
【0023】又、本実施例の視野方向変換光学系では、
有害光線を遮光し像面に達しないようにするために、絞
りを用いていない。このため、機械絞りを使用する場合
に比べ部品点数を削減することができる。又、かかる絞
りの光軸に対する位置決めを行い、機械絞りの場合は接
合を、蒸着絞りの場合は蒸着を行うといった工程も不要
となるため、製造コストをより低減することが可能にな
る。更に、入射瞳位置を視野方向変換プリズム1内に配
置することができるため、視野方向変換プリズム1の各
面における有効光束径の大きさを小さくし、各面におけ
る有効光束のけられを抑制するためには、できる限り視
野方向変換プリズム1を構成する材質に屈折率の大きな
ものを選び光路長を長く設定することが好ましい。そこ
で、本実施例の視野方向変換光学系では、屈折率が1.
81の材質を用いて視野方向変換プリズム1を構成して
いる。又、本実施例の視野方向変換光学系では、視野方
向変換プリズム1の入射面1aと方向が一致している断
面6aを入射面1a側に有する内部枠6と、断面6aを
受けるための受け部7aを有する外部枠7とを有してい
る。従って、内部枠6の断面6aと外部枠7の受け部7
aとを合わせることにより、視野方向変換プリズム1の
回転方向の位置合わせを容易に行うことができる。
【0024】第2実施例 図2は本実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学系の
構成を示す光軸に沿う断面図である。この内視鏡用視野
方向変換光学系は内視鏡の先端部分に配置されて用いら
れるものである。本実施例の視野方向変換光学系では、
カバーガラス4を介して入射する有害光線のうち、斜視
方向からの光軸より下側に輝点を有し視野方向変換プリ
ズム1の入射面1aを透過したものは、第1実施例の視
野方向変換光学系と同様に、視野方向変換プリズム1の
第1反射面1bで反射された後に安定化光学素子2の縁
等で吸収されるか、若しくは、視野方向変換プリズム1
の第1反射面1bと射出面1dとの稜線部に施された遮
光のための面取り部で吸収されるように構成されてい
る。又、本実施例の視野方向変換光学系に用いられる安
定化光学素子2の形状は、安定化光学素子2の光軸方向
の厚さdを4.43mmとし、安定化光学素子2の外径
φとの関係が、 d/φ=0.78 を満たすように構成されている。これ以外の構成は、第
1実施例の視野方向変換光学系と同様である。
【0025】第3実施例 図3は本実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学系の
構成を示す光軸に沿う断面図である。この視野方向変換
光学系は、斜視方向の物体側から順に、カバーガラス
4,凹レンズ5,補正プリズム3,視野方向変換プリズ
ム1及び安定化光学素子2が配置されて構成されてい
る。又、凹レンズ5,補正プリズム3,視野方向変換プ
リズム1及び安定化光学素子2は内部枠6に収納されて
おり、カバーガラス4は外部枠7と一体的に構成されて
いる。補正プリズム3の射出面3bと視野方向変換プリ
ズム1の入射面1aとは接合されており、又、視野方向
変換プリズム1の射出面1dは安定化光学素子2の入射
面2aと接合されている。補正プリズム3,視野方向変
換プリズム1及び安定化光学素子2は全て円柱を輪切り
にしたような形状を有しており、それらの外径φは5.
7mmとなっている。
【0026】本実施例の視野方向変換光学系は、視野方
向変換プリズム1の物体側に補正プリズム3を接合した
点、及び斜視方向を30°に設定した点が第1,第2実
施例に示したものと異なっている。補正プリズム3の入
射面3aは、30度の斜視方向からの入射光軸に対して
垂直に配置されており、補正プリズム3の入射面3a及
び視野方向変換プリズム1の入射面1a(第2反射面1
c),第1反射面1b,射出面1dの安定化光学素子2
の光軸に対する角度θ,θ1 ,θ2 ,θ3 は夫々60
°,45°,30°,90°に設定されている。更に、
本実施例の視野方向変換光学系では、カバーガラス4を
介して入射する有害光線のうち、斜視方向からの光軸よ
り下側に輝点を有し視野方向変換プリズム1の入射面1
aを透過したものは、視野方向変換プリズム1の第1反
射面1bにより反射された後に安定化光学素子2の縁等
で吸収されるため、像面に到達するようなことはない。
【0027】このような作用をもたせるために、本実施
例では、安定化光学素子2に接合された視野方向変換プ
リズム1の射出面1dにおける安定化光学素子2の光軸
を中心とした視野方向変換プリズム1の第1反射面1b
側の有効半径aを1.42としている。更に、本実施例
の視野方向変換光学系では、このaの値と安定化光学素
子2の外径φとの関係を、 a/φ=0.25 と定めている。
【0028】又、本実施例では、カバーガラス4を介し
て入射する有害光線のうち、斜視方向からの光軸より上
側に輝点を有する光線に対する遮光手段として、視野方
向変換プリズム1の入射面1dに金属コート1fを施し
て形成した第2反射面1cを用いている。金属コート1
fは、視野方向変換プリズム1の第2反射面1cと光軸
との交点から斜視方向の光軸側に距離t2 (=1.35
mm)だけ移動した位置から、第2反射面1cと射出面
1dとの稜線までの範囲に亘って施されている。
【0029】又、本実施例の視野方向変換光学系では、
内視鏡に組み込まれた際に生じるガタを原因とする視野
方向のズレや非点収差による光学性能の劣化を抑制する
ために、安定化光学素子2を用い、これを視野方向変換
プリズム1に接合している。本実施例において、安定化
光学素子2の形状は、安定化光学素子2の光軸方向の厚
さdを3.34mmとして、このdの値と安定化光学素
子2の外径φとの関係が、 d/φ=0.59 を満たすように構成されている。更に、本実施例の視野
方向変換光学系では、補正プリズム3を配置し、斜視方
向からの入射光軸が補正プリズム3の入射面3aに対し
て垂直に入射するように構成されており、これによって
非点収差の発生を抑制している。
【0030】ところで、この種の視野方向変換光学系に
おいては、斜視方向からの入射光線が視野方向変換プリ
ズム1の入射面1aに対して垂直に入射しないため、非
点収差が発生し易い。しかしながら、本実施例では、視
野方向変換プリズム1の入射面1aが補正プリズム3の
射出面3bと接合されているため、視野方向変換プリズ
ム1の入射面1a付近において、媒質が補正プリズム3
の材質,接着剤,視野方向変換プリズム1の材質と変化
するようになっている。このため、本実施例では、補正
プリズム3が配置されていない状態(この場合、空気か
ら視野方向変換プリズム1の材質へと媒質が変化する)
と比較して、屈折率の変化が小さく、非点収差の発生も
小さくなっている。
【0031】又、本実施例の視野方向変換光学系では、
補正プリズム3の射出面3bと視野方向変換プリズム1
の入射面1aとが接合されているため、視野方向変換プ
リズム1の入射面1aに金属コート1fを施して第2反
射面1cを形成する代わりに、補正プリズム3の射出面
3bに金属コートを施してもよい。従って、何らかの理
由により視野方向変換プリズム1に反射面を1面しか設
けられない場合にも、本実施例の視野方向変換光学系は
十分に効果を発揮し得る。又、視野方向変換プリズム1
の各面における有効光束のケラレを小さくするために
は、できる限り視野方向変換プリズム1の材質に屈折率
の大きいものを選び、光路長を長く構成することが好ま
しい。そこで、本実施例の光学系では、視野方向変換プ
リズム1に屈折率が1.88である材質を用いている。
【0032】又、本実施例の視野方向変換光学系では、
補正プリズム3の入射面3aの方向と方向を一致させた
断面6aを入射面3a側に有する内部枠6と、断面6a
を受けるための受け部7aを有する外部枠7が備えられ
ている。従って、内部枠6の断面6aと外部枠7の受け
部7aとを合わせることにより、視野方向変換プリズム
1の回転方向の位置合わせを容易に行うことができる。
【0033】更に、補正プリズム3の屈折率と視野方向
変換プリズム1の材質の屈折率とを同一にすることによ
り、補正プリズム3を透過する光線と視野方向変換プリ
ズム1の第1反射面1bへ到達する光線とが平行とな
り、非点収差の発生を抑制している。このとき、補正プ
リズム3と視野方向変換プリズム1との間に施される接
着剤も補正プリズム3及び視野方向変換プリズム1と同
一若しくはできるだけ近い値の屈折率を有するものを用
い、形成される接着剤の層の厚さもできるだけ薄くする
ことが好ましい。
【0034】第4実施例 図4は、本実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学系
の構成を示す光軸に沿う断面図である。本実施例では枠
構造を省略し、光学系部分のみを示してある。この視野
方向変換光学系は、物体側から順に、カバーガラス4,
凹レンズ5,補正プリズム3,視野方向変換プリズム1
及び安定化光学素子2とが配置されて構成されている。
補正プリズム3の射出面3bと視野方向変換プリズム1
の入射面1aとは接合されており、又、視野方向変換プ
リズム1の射出面1dと安定化光学素子2の入射面2a
とが接合されている。補正プリズム3,視野方向変換プ
リズム1及び安定化光学素子2は全て円柱を輪切りにし
たような形状を有しており、それらの外径φは1.65
mmとなっている。
【0035】本実施例の視野方向変換光学系は、第3実
施例に示したものと同様に、斜視方向が30°に設定さ
れている。又、補正プリズム3の入射面3aも、30度
の斜視方向からの入射光軸に対して垂直に配置されてお
り、補正プリズム3の入射面3a及び視野方向変換プリ
ズム1の入射面1a(第2反射面1c),第1反射面1
b,射出面1dの安定化光学素子2の光軸に対する角度
θ,θ1 ,θ2 ,θ3は夫々60°,45°,30°,
90°に設定されている。更に、本実施例の視野方向変
換光学系では、カバーガラス4を介して入射する有害光
線のうち、斜視方向からの光軸より下側に輝点を有し視
野方向変換プリズム1の入射面1aを透過したものは、
視野方向変換プリズム1の第1反射面1bにより反射さ
れた後に安定化光学素子2の縁等で吸収されるため、像
面に到達するようなことはない。
【0036】このような作用をもたせるために、本実施
例の視野方向変換光学系では、視野方向変換プリズム1
の射出面1dにおける安定化光学素子2の光軸を中心と
した視野方向変換プリズム1の第1反射面1b側の有効
半径aを0.35とし、このaの値と安定化光学素子2
の外径φとの関係を、 a/φ=0.21 と定めている。
【0037】又、カバーガラス4を介して入射する有害
光線のうち、斜視方向からの光軸より上側に輝点を有す
る光線を遮光する手段として、視野方向変換プリズム1
の入射面1aに金属コート1fを施して形成した第2反
射面1cを用いている。ここにおいて、金属コート1f
が施される範囲は、視野方向変換プリズム1の第2反射
面1cと光軸との交点から斜視方向の光軸側に距離t3
(=0.27mm)だけ移動した位置から、第2反射面
1cと射出面1dとの稜線に亘っている。
【0038】又、本実施例の視野方向変換光学系では、
内視鏡に組み込まれた際に生じるガタを原因とする視野
方向のズレや非点収差による光学性能の劣化を抑制する
ために、安定化光学素子2を用い、これを視野方向変換
プリズム1に接合している。本実施例において、安定化
光学素子2の形状は、安定化光学素子2の光軸方向の厚
さdを1.73mmとし、このdの値と安定化光学素子
2の外径φとの関係が、 d/φ=1.05 を満足するように構成されている。
【0039】更に、本実施例の視野方向変換光学系で
は、視野方向変換プリズム1の第1反射面1b及び第2
反射面1cの金属コート1e,1fの視野方向変換プリ
ズム1側に反射増強膜を付加している。この反射増強膜
を付加することによって、金属コートのみの場合と比べ
て反射面1面の反射率を7パーセント以上向上させるこ
とができ、内視鏡用視野方向変換光学系全系としては1
4%以上視野を明るくすることができる。このように、
金属コートに反射膜増強膜を付加することによって、従
来よりも視野の明るい内視鏡視野方向変換光学系を提供
することができる。尚、反射増強膜は、必要に応じて、
2面ある金属コートの一方或いは双方に付加されること
になる。
【0040】第5実施例 図5は、本実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学系
の構成を示す光軸に沿う断面図である。本実施例の視野
方向変換光学系の構成は、基本的には第4実施例に示し
たものと同様である。即ち、本実施例の視野方向変換光
学系は、物体側から順に、カバーガラス4,凹レンズ
5,補正プリズム3,視野方向変換プリズム1及び安定
化光学素子2とが配置されて構成されている。補正プリ
ズム3の射出面3bと視野方向変換プリズム1の入射面
1aとは接合されており、又、視野方向変換プリズム1
の射出面1dと安定化光学素子2の入射面2aとが接合
されている。補正プリズム3,視野方向変換プリズム1
及び安定化光学素子2は全て円柱を輪切りにしたような
形状を有しており、それらの外径φは5.7mmとなっ
ている。
【0041】カバーガラス4を介して入射する有害光線
のうち、斜視方向からの光軸より下側に輝点を有する光
線を遮光するために、本実施例の視野方向変換光学系で
は、視野方向変換プリズム1の射出面1dにおける安定
化光学素子2の光軸を中心とした視野方向変換プリズム
1の第1反射面1b側の有効半径aを1.22とし、こ
のaの値と安定化光学素子2の外径φとの関係を、 a/φ=0.21 と定めている。
【0042】又、カバーガラス4を介して入射する有害
光線のうち、斜視方向からの光軸より上側に輝点を有す
る光線を遮光する手段として、視野方向変換プリズム1
の入射面1dに金属コート1fを施して形成した第2反
射面1cを用いている。この金属コート1fが施される
範囲は、視野方向変換プリズム1の第2反射面1cと光
軸との交点から斜視方向の光軸側に距離t4 (=1.2
1mm)だけ移動した位置から、第2反射面1cと射出
面1dとの稜線まで亘っている。
【0043】又、本実施例の視野方向変換光学系では、
内視鏡に組み込まれた際に生じるガタを原因とする視野
方向のズレや非点収差による光学性能の劣化を抑制する
ために、安定化光学素子2を用い、これを視野方向変換
プリズム1に接合している。本実施例において、安定化
光学素子2の形状は、安定化光学素子2の光軸方向の厚
さdと安定化光学素子2の外径φとの関係が、 d/φ=0.46 を満足するように構成されている。
【0044】以上説明したように、本発明による内視鏡
用視野方向変換プリズムは、特許請求の範囲に記載され
た特徴と合わせ、以下の(1)〜(9)に示す特徴も備
えている。
【0045】(1)上記視野方向変換プリズムの第1反
射面と射出面との稜線部に遮光のための面取りが施され
ていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用視野
方向変換光学系。
【0046】(2)上記視野方向変換プリズムの物体側
に配置された、斜視方向からの入射光軸に対し垂直に配
置され上記物体側からの光束を透過する入射面とこの入
射面を透過した光束を上記視野方向変換プリズム側へ透
過する射出面とから構成されている補正プリズムを備
え、この補正プリズムの射出面を上記視野方向変換プリ
ズムの入射面に接合したことを特徴とする請求項1に記
載の内視鏡用視野方向変換光学系。
【0047】(3)上記視野方向変換プリズムの第2反
射面の金属コートに代えて、上記補正プリズムの射出面
に金属コートを施したことを特徴とする上記(2)に記
載の内視鏡用視野方向変換光学系。
【0048】(4)上記視野方向変換プリズムの第1反
射面及び第2反射面の金属コートの全て若しくは何れか
において、金属コートの上記視野方向変換プリズム側に
反射率増強膜を付加したことを特徴とする請求項1又は
上記(3)に記載の内視鏡用視野方向変換光学系。
【0049】(5)上記視野方向変換プリズムは屈折率
が1.8以上の材質により形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の内視鏡用視野方向変換光学系。
【0050】(6)上記補正プリズムを形成している材
質の屈折率を上記視野方向変換プリズムの材質の屈折率
と同一にしたことを特徴とする上記(2)に記載の内視
鏡用視野方向変換光学系。
【0051】(7)上記安定化光学素子の形状が下記の
条件式を満足するようにしたことを特徴とする請求項1
に記載の内視鏡用視野方向変換光学系。 0.3≦d/φ≦1.2 但し、φは上記安定化光学素子の外径、dは上記安定化
光学素子の光軸方向の厚さを示している。
【0052】(8)上記視野方向変換プリズムの入射面
との方向を一致させた断面をかかる視野方向変換プリズ
ムの入射面側に有する枠が上記視野方向変換プリズムと
一体的に接合されていることを特徴とする請求項1に記
載の内視鏡用視野方向変換光学系。
【0053】(9)上記補正プリズムの入射面の方向と
方向を一致させた断面を上記補正プリズムの入射面側に
有する枠がその補正プリズムと一体的に接合されている
ことを特徴とする上記(2)に記載の内視鏡用視野方向
変換光学系。
【0054】
【発明の効果】上述のように、本発明の内視鏡用視野方
向変換光学系によれば、ゴースト,フレアの原因となり
得る有害光線を除去することができるため、より良好な
内視鏡像を得ることができる。又、部品点数を削減した
ことにより製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学
系の構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図2】第2実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学
系の構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図3】第3実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学
系の構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図4】第4実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学
系の構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図5】第5実施例にかかる内視鏡用視野方向変換光学
系の構成を示す光軸に沿う断面図である。
【図6】本発明の内視鏡用視野方向変換光学系の基本構
成を説明するための図である。
【図7】従来の内視鏡用視野方向変換光学系の基本構成
を説明するための図である。
【図8】従来の内視鏡用視野方向変換光学系の構成を示
す光軸に沿う断面図である。
【図9】従来の内視鏡用視野方向変換光学系の構成を示
す光軸に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 視野方向変換プリズム 1a 入射面 1b 第1反射面 1c 第2反射面 1d 射出面 1e,1f 金属コート 2 安定化光学素子 2a 入射面 3 補正プリズム 3a 入射面 3b 射出面 4 カバーガラス 5 凹レンズ(ユニット) 6 内部枠 6a 断面 7 外部枠 7a 受け部 10 絞り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜視方向の物体の観察を行い得る内視鏡
    において、 物体側からの光束を透過する入射面と該入射面を透過し
    た光束を反射するための金属コートが施された第1の反
    射面と該第1の反射面により反射された光束を像側へ反
    射するために前記入射面に選択的に金属コートが施され
    て形成された第2の反射面と該第2の反射面により反射
    された光束を像側へ透過する射出面とから構成されてい
    る視野方向変換プリズムと、該視野方向変換プリズムの
    射出面に接合された安定化光学素子と、を備え、前記視
    野方向変換プリズム及び安定化光学素子の形状が下記の
    条件式を満足するようにしたことを特徴とする内視鏡用
    視野方向変換光学系。 0.1≦a/φ≦0.3 但し、φは前記安定化光学素子の外径、aは前記安定化
    光学素子に接合された前記視野方向変換プリズムの射出
    面における有効半径である。
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