JPH09287803A - 空気調和システム装置 - Google Patents

空気調和システム装置

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JPH09287803A
JPH09287803A JP8098420A JP9842096A JPH09287803A JP H09287803 A JPH09287803 A JP H09287803A JP 8098420 A JP8098420 A JP 8098420A JP 9842096 A JP9842096 A JP 9842096A JP H09287803 A JPH09287803 A JP H09287803A
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air
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ventilation
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Katsuaki Yamagishi
勝明 山岸
Haruo Ishikawa
治男 石川
Norihiko Nakatsugawa
憲彦 中津川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットのいずれかに故障が生じた場合で
も、システムダウンを生じることなく運転を継続するこ
とができ、しかも制御用プログラムの肥大化やそれに伴
うメモリ容量の大型化などを回避できる空気調和システ
ム装置を提供する。 【解決手段】 制御用プログラムを空調ユニット14お
よび各通風ユニット21に分散し、各ユニット間で通信
線62を通してデータを相互に転送しながら各ユニット
の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調用空気を空
調が必要な部屋へ導く空気調和システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空調ユニットから空調用空気を吹出し、
その空調用空気を空調が必要な部屋へダクトにより導く
タイプの空気調和システムがある。このシステムでは、
ダンパやファンを有する通風ユニットをダクトに設け、
その通風ユニットにより、室内への通風を制御する。
【0003】空調ユニットは室内ユニットおよび室外ユ
ニットからなり、その室内外のユニットにそれぞれ制御
器を設けている。これら制御器は、シリアル信号ライン
を介して互いに接続され、両制御器間でデータを転送し
ながら空調ユニットの運転を制御する。
【0004】通風ユニットにも制御器を設け、その制御
器をバスラインを介して室内ユニットの制御器に接続し
ている。室内ユニットの制御器は、空調ユニットを制御
することに加え、各通風ユニットを制御する。すなわ
ち、通風ユニットの制御器は室内ユニットの制御器から
の信号に応答して通風ユニット内の機器の動作を制御す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、室内ユ
ニットの制御器は、全てのユニットを統括的に制御して
いる。このため、室内ユニットの制御器にかかる負担は
大きく、この負担は通風ユニットの数が増えるほどさら
に大きくなる。すなわち、室内ユニットの制御器に組み
込まれる制御用プログラムが肥大化し、これに伴い、制
御用プログラムを記憶しておくためのメモリの容量が大
型化してコストの上昇を招いてしまう。
【0006】室内ユニットの制御器が故障した場合に
は、装置全体がシステムダウンして運転を継続できなく
なる。この発明は上記の事情を考慮したもので、一つ目
の発明の空気調和システム装置は、ユニットのいずれか
に故障が生じた場合でも、システムダウンを生じること
なく運転を継続することができ、しかも制御用プログラ
ムの肥大化やそれに伴うメモリ容量の大型化などを回避
できることを目的とする。
【0007】二つ目の発明の空気調和システム装置は、
住人に不快感を与えることなく、外気を利用した最適な
空調が可能なことを目的とする。三つ目の発明の空気調
和システム装置は、住宅内の電流ブレーカの作動を未然
に防ぐことができ、これにより空調の不要な中断を回避
して室内を快適な状態に保てることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の空気調和シ
ステム装置は、空調用空気を吹出す空調ユニットと;こ
の空調ユニットから吹出される空調用空気を室内に導入
するための通風ユニットと;各ユニットの相互間に接続
された通信線と;各ユニットにそれぞれ設けられ、他の
ユニットとの間のデータの転送を通信線を通して行なう
送受信手段と;各ユニットにそれぞれ設けられ、送受信
手段による他のユニットからの受信データを記憶する記
憶手段と;各ユニットにそれぞれ設けられた環境検知手
段と;各ユニットにそれぞれ設けられ、対応するユニッ
トの動作を、同対応するユニット内の記憶手段の記憶内
容および環境検知手段の検知結果に応じて制御する制御
手段と;を備える。
【0009】第2の発明の空気調和システム装置は、第
1の発明において、空調ユニットが、室内ユニットおよ
び室外ユニットからなり;空調ユニットに設けられる環
境検知手段が、室内ユニットにおいて室内空気の温度お
よび湿度をそれぞれ検知する室内温度検知手段および室
内湿度検知手段であり;空調ユニットに設けられる送受
信手段が、室内温度検知手段で検知される室内温度のデ
ータおよび室内湿度検知手段で検知される室内湿度のデ
ータを送信する。
【0010】第3の発明の空気調和システム装置は、第
2の発明において、空調ユニットに設けられる環境検知
手段が、室外ユニットにおいて室外空気の温度を検知す
る外気温度検知手段であり;空調ユニットに設けられる
送受信手段が、室内温度のデータおよび室内湿度のデー
タのほかに、外気温度検知手段で検知される外気温度の
データを送信する。
【0011】第4の発明の空気調和システム装置は、第
3の発明において、さらに、室内空気を室外に排出また
は室外空気を室内に導入する換気ユニットと;この換気
ユニットに設けられ、空調ユニットおよび通風ユニット
との間のデータの転送を通信線を通して行なう換気ユニ
ット用の送受信手段と;換気ユニットに設けられ、換気
ユニット用の送受信手段による他のユニットからの受信
データを記憶する換気ユニット用の記憶手段と;換気ユ
ニットに設けられ、換気ユニットの動作を、換気ユニッ
ト用の記憶手段に記憶される室内温度のデータ、室内湿
度のデータ、および外気温度のデータに応じて制御する
換気ユニット用の制御手段と;を備える。
【0012】第5の発明の空気調和システム装置は、第
4の発明において、換気ユニット用の制御手段が、室内
温度が外気温度より高いときに換気ユニットを起動す
る。第6の発明の空気調和システム装置は、第5の発明
において、換気ユニット用の制御手段が、換気ユニット
の動作を継続するか停止するかを、室内湿度の変化に応
じて決定する。
【0013】第7の発明の空気調和システム装置は、第
1の発明において、装置全体の消費電流を検知してその
検知電流のデータを空調ユニットに送信する電流制御ユ
ニットを設け;空調ユニットが、空調ユニット内の機器
を、電流制御ユニットから送信されて空調ユニット内の
送受信手段により受信される検知電流のデータに応じて
制御する。
【0014】第8の発明の空気調和システム装置は、第
7の発明において、空調ユニットが、空調ユニット内の
機器として圧縮機およびこの圧縮機を駆動するためのイ
ンバータ装置を備えるとともに、検知電流が設定値より
大きいときにインバータ装置の出力周波数を低下制御す
る制御手段を備えている。
【0015】第9の発明の空気調和システム装置は、第
1の発明において、通信線が、各ユニットに電力を供給
するための電力線の兼用である。第10の発明の空気調
和システム装置は、第4の発明において、室内ユニット
が室内空気の吸込口を有し、換気ユニットが室外空気の
導入口を有し、この吸込口と導入口とが室内の同一スペ
ースに設けられている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施例につ
いて図面を参照して説明する。1は戸建住宅で、土台2
の上に設けられた側壁3および屋根4により外観が形成
され、内部が一階と二階に分かれてそれぞれの階に部屋
5が設けられる。これら部屋5の隣には、上下階にかけ
て吹き抜け構造の共用スペース6が用意されている。
【0017】各部屋5と共用スペース6との境界には、
仕切り部材として、たとえば開閉自在なドア7がそれぞ
れ設けられる。これらドア7は、図示していないが、
“がらり”と称する羽根板構造の通風口を備える。
【0018】一階および二階のそれぞれの天井裏に空間
8が確保される。これら天井裏空間8において、共用ス
ペース6と対応する位置に、それぞれ室内ユニット11
が設けられる。各室内ユニット11は、配管13を介し
て住宅1の外の室外ユニット12に接続される。これら
室内ユニット11、室外ユニット12、および配管13
により、空調ユニット14が構成される。
【0019】空調ユニット14は、各室内ユニット11
と室外ユニット12との間の配管接続により形成される
冷凍サイクルを備え、その冷凍サイクルの運転により空
調用空気(冷房用空気または暖房用空気)を作り、それ
を各室内ユニット11の吹出口から吹出す。
【0020】すなわち、各室内ユニット11は、共用ス
ペース6に臨む箇所に吸込口11aを有し、天井裏空間
8に臨む箇所に吹出口を有するとともに、この吸込口1
1aから吹出口にかけての通風路に室内熱交換器(図示
しない)および後述する室内ファン41を備え、共用ス
ペース6から吸込んだ空気を室外ユニット12から流れ
込む冷媒との熱交換により冷却または加温し、その熱交
換のすんだ空気を空調用空気として吹出す。
【0021】各部屋5の天井面に通風ユニット21が設
けられ、その各通風ユニット21と各室内ユニット11
の吹出口とがそれぞれダクト22を介して連通される。
また、共用スペース6の一階側天井面にも通風ユニット
21が設けられ、その通風ユニット21と一階側の室内
ユニット11の吹出口とがダクト22を介して連通され
る。
【0022】各通風ユニット21は、各室内ユニット1
1から吹き出される空調用空気を各部屋5の室内に導く
ためのもので、後述するダンパ71を備える。ダンパ7
1が開くことにより空調用空気が室内に導かれ、ダンパ
71が閉じることにより室内への空調用空気の導入が遮
断される。また、ダンパ71の開度変化により、通風量
を調節することができる。
【0023】したがって、各室内ユニット11から吹出
される空調用空気は、各ダクト22を介して各通風ユニ
ット21に供給され、そこから各部屋5の室内に適宜に
導入される。導入された空調用空気は、各室内を循環し
た後、各ドア7の通風口を通って共用スペース6に流れ
る。共用スペース6に流れた空調用空気は、共用スペー
ス6を循環しながら、各室内ユニット11に吸込まれ
る。
【0024】一階側の室内ユニット11から吹出される
空調用空気の一部は、ダクト22を介して共用スペース
6の通風ユニット21に供給され、そこから共用スペー
ス6内に適宜に導入される。導入された空調用空気は、
共用スペース6内を循環した後、室内ユニット11に吸
込まれる。
【0025】また、二階側の天井裏空間(屋根裏とも称
す)8において、共用スペース6と対応する位置に、換
気ユニット30が設けられる。換気ユニット30は、共
用スペース6および天井裏空間8のいずれか一方の空気
を室外に排出する機能と、室外空気を共用スペース6内
に導入する機能とを合せ持つもので、両機能を同時に働
かせることも、両機能を個別に働かせることもできる。
【0026】換気ユニット30およびその周辺部の概略
的な構成例を図2に示す。図2に示すように、換気ユニ
ット30の筐体に、室内側通風口31a,31b、天井
裏通風口33、および室外側通風口35a,35bが形
成される。
【0027】室内側通風口31a,31bの内側に、ダ
ンパ32a,32bが設けられる。天井裏通風口33の
内側に、ダンパ34が設けられる。室外側通風口35
a,35bの内側に、換気用ファン36a,36bが設
けられる。
【0028】室内側通風口31a、天井裏側通風口3
3、および室外側通風口35aを連通するように排出側
通風路37aが形成される。室内側通風口31bおよび
室外側通風口35bを連通するように導入側通風路37
bが形成される。
【0029】室内側通風口31a,31bにダクト38
の一端が接続され、そのダクト38の他端が天井面を通
して共用スペース6に連通される。ダクト38は、排出
側と導入側の一対の風路38a,38bを有し、両風路
38a,38bの端部が共用スペース6の天井面におい
てそれぞれ排出口38aoおよび導入口38boとなってい
る。
【0030】天井裏側通風口33は、そのまま天井裏空
間8に連通される。室外側通風口35a,35bにダク
ト39の一端が接続され、そのダクト39の他端が側壁
3を通して室外空間に連通される。ダクト39は、排出
側と導入側の一対の風路39a,39bを有する。
【0031】ダンパ32aが“開”、ダンパ34が
“閉”、換気用ファン37aが“動作”の場合、共用ス
ペース6の空気が室外に排出される。ダンパ32aが
“閉”、ダンパ34が“開”、換気用ファン37aが
“動作”の場合には、天井裏空間8の空気が室外に排出
される。
【0032】ダンパ32bが“開”、換気用ファン37
bが“動作”の場合、外気が共用スペース6に導入され
る。なお、二階側の天井裏空間8と対応する壁面に換気
口8aが形成される。また、共用スペース6の壁面に、
後述する運転条件設定用のリモコン15が取付けられ
る。
【0033】制御回路を図3に示す。各室内ユニット1
1に、室内制御部40が設けられる。室内制御部40
は、後述する室外制御部50とともに当該空調ユニット
14の運転を制御する。
【0034】この室内制御部40に、室内ファン41、
環境検知手段として室内温度センサ42および室内湿度
センサ43、熱交温度センサ44、回転数センサ45が
接続される。なお、各室内制御部40の一つに、運転条
件設定用のリモートコントロール式の操作器(リモコン
と略称する)15が接続される。
【0035】室内温度センサ42は、共用スペース6の
空気の温度を検知する。室内湿度センサ43は、共用ス
ペース6の空気の相対湿度を検知する。熱交温度センサ
44は、室内熱交換器(図示しない)の温度を検知す
る。回転数センサ45は、室内ファン41の回転数を検
知する。
【0036】室外ユニット12に、室外制御部50が設
けられる。室外制御部50は、商用交流電源( 200V)
61に接続されるとともに、電源ラインおよびシリアル
信号ラインを介して上記各室内制御部40に接続され、
各室内制御部40とともに当該空調ユニット14の運転
を制御する。
【0037】この室外制御部50に、室外ファン51、
インバータ装置52、環境検知手段として外気温度セン
サ54および外気湿度センサ55、電流センサ56、液
バック温度センサ57が接続される。
【0038】インバータ装置52は、電源電圧を整流
し、それを所定周波数の交流に変換して出力する。この
出力は、圧縮機53の駆動電力となる。外気温度センサ
54は、室外空気の温度を検知する。外気湿度センサ5
5は、室外空気の相対湿度を検知する。電流センサ56
は、当該空調ユニット14の消費電流を検知する。液バ
ック温度センサ57は、圧縮機53に吸込まれる液冷媒
の温度を検知する。
【0039】一方、各通風ユニット21に、通風制御部
70が設けられる。通風制御部70は、商用交流電源
( 100V)63に接続され、当該通風ユニット21の動
作を制御する。
【0040】この通風制御部70に、ダンパ71、環境
検知手段として室内温度センサ72、受光部73が接続
される。室内温度センサ72は、部屋5の室内空気の温
度を検知する。受光部73は、通風条件設定用のワイヤ
レス・リモートコントロール式の操作器(リモコンと略
称する)74から送信される赤外線光を受光する。
【0041】換気ユニット30に、換気制御部80が設
けられる。換気制御部80は、当該換気ユニット30の
動作を制御する。この換気制御部80に、上記ダンパ3
3a,33b、上記ダンパ35、上記環境用ファン37
a,37bが接続される。
【0042】そして、各室内制御部40、各通風制御部
70、および換気制御部80の相互間に、データ転送用
の通信線62が接続される。通信線62としては、たと
えば一対のペア線にグラウンド線を加えた三線式のもの
を用いる。
【0043】この通信線接続に伴い、各室内制御部4
0、各通風制御部70、および換気制御部80に対し、
図4に示す送信手段91、受信手段92、制御手段9
3、および記憶手段94が設けられる。
【0044】送信手段91および受信手段92は、上記
通信線62を通して、他のユニットとの間のデータの転
送いわゆる双方向通信を行なう。記憶手段94は、受信
手段92の受信データを制御用データとして逐次に記憶
するとともに、対応ユニットの制御用プログラムを予め
記憶している。制御用プログラムは、対応ユニットの動
作を制御するためのプログラムのほかに、通信用のプロ
グラムを含んでいる。
【0045】制御手段93は、対応するユニットの動作
を、上記記憶手段94の記憶内容、上記各種センサの検
知結果、リモコン(15または47)からの入力条件な
どに応じて制御する。
【0046】つぎに、上記の構成の作用を説明する。リ
モコン15で運転開始操作を行なうと、空調ユニット1
4が起動される。すなわち、各室内ユニット11から空
調用空気(冷気または暖気)が吹出され、それが各ダク
ト22を通して各通風ユニット21に導かれる。
【0047】各通風ユニット21のうち、各部屋5に設
置の通風ユニット21に導かれた空調用空気は、その通
風ユニット21に付属のリモコン74の運転/停止の操
作に応じて、各部屋5の室内への導入/遮断が選択され
る。すなわち、運転中の通風ユニット21からは空調用
空気が吹出され、停止中の通風ユニット21からは空調
用空気が吹出されない。
【0048】各部屋5の室内に導入される空調用空気
は、室内を循環した後、各ドア7の通風口を通って共用
スペース6に流れる。共用スペース6に流れた空調用空
気は、共用スペース6を循環しながら、各室内ユニット
11に吸込まれる。
【0049】各通風ユニット21のうち、共用スペース
6に設置の通風ユニット21に導かれた空調用空気は、
その室内ユニット11に付属のリモコン15の運転/停
止の操作に応じて、共用スペース6への導入/遮断が選
択される。共用スペース6に導入される空調用空気は、
共用スペース6内を循環した後、室内ユニット11に吸
込まれる。
【0050】こうして、空調用空気が循環することによ
り、各部屋5の室内および共用スペース6を冷房または
暖房することができる。運転中、図5のフローチャート
に示すように、空調ユニット14の各室内ユニット11
と各通風ユニット21との間で、運転に必要なデータが
通信線62を通して転送される。
【0051】各ユニットでは、他のユニットからの受信
データが制御用データとして記憶手段94に記憶され、
それとユニット内の各センサ出力とに基づき、ユニット
内の機器の動作が決定され、実行される。
【0052】さらに、各ユニットでは、ユニット内の機
器の動作状態を表わすデータおよび各センサ出力のデー
タが他のユニットに向けて送信される。すなわち、室内
ユニット11は、各通風ユニット21に向けて、室外ユ
ニット12における圧縮機53の運転周波数データ、お
よび回転数センサ45の検知に基づく室内ファン44の
ファン回転数(送風量に相当)データを送信する。
【0053】各通風ユニットは、室内ユニット11に向
けて、運転/停止データ、室内温度データ(室内温度セ
ンサ42,72の検知温度Ta)、設定室内温度データ
(リモコン15,74の操作による設定室内温度Ts)
を送信する。
【0054】そして、室内ユニット11では、各通風ユ
ニット21から送られる運転/停止データ、室内温度デ
ータ、設定室内温度データに基づき、各通風ユニット2
1の運転台数が把握されるとともに、運転中の通風ユニ
ット21における検知室内温度Taと設定室内温度Ts
との差ΔTが算出される。これら運転台数および各温度
差ΔTに応じて、室外ユニット12における圧縮機53
の運転周波数(インバータ装置52の出力周波数)が制
御される。
【0055】各通風ユニット21では、室内ユニット1
1から送られる運転周波数データおよびファン回転数デ
ータに基づき、ダンパ71の開度が制御される。具体的
には、運転周波数が高いほどダンパ71を閉方向に変化
させ、かつファン回転数が大きいほどダンパ71を閉方
向に変化させる。この開度変化により、各部屋5の室内
および共用スペース6に導入される空調用空気の量が調
節される。
【0056】これら運転周波数制御およびダンパ開度制
御により、各部屋5および共用スペース6の室内温度T
aがそれぞれ設定室内温度Tsに維持される。運転中、
各通風ユニット12のいずれかに故障が生じたとして
も、各室内ユニット11および各通風ユニット21には
それぞれ個別に制御用プログラムを搭載しているので、
故障の生じた通風ユニット12と各室内ユニット11と
の間のデータの転送がなくなるだけで、運転の継続に支
障は生じない。
【0057】各室内ユニット11のいずれかに故障が生
じた場合にも、残りの正常な室内ユニット11と各通風
ユニット21との間のデータ転送に基づき、運転が継続
される。
【0058】ところで、夏季の夜間、あるいは中間季
(春や秋)には、室内温度よりも外気温度が低くなるこ
とがある。この場合、換気ユニット30により、外気を
直接的に室内に導入するいわゆる外気冷房が可能とな
る。
【0059】リモコン15で外気冷房モードを設定する
と、換気ユニット30のダンパ32bが開かれて、換気
用ファン36bの動作が開始される。これにより、ダク
ト39の導入側通風路39b、換気ユニット30の導入
側通風路37b、ダクト38の導入側通風路38bを通
して共用スペース6に外気が導入される。
【0060】同時に、換気ユニット30のダンパ32a
が開かれて、ダンパ34が閉じられ、かつ換気用ファン
36aの動作が開始される。これにより、共用スペース
6の空気がダクト38の排出側通風路38a、換気ユニ
ット30の排出側通風路37a、ダクト39の排出側通
風路39aを通して外に排出される。
【0061】この導入・排出による換気に伴い、各室内
ユニット11および各通風ユニット21で送風運転が実
行される。この送風運転により、導入された外気が共用
スペース6から各部屋5を通して循環する。
【0062】この外気冷房の場合も、各室内ユニット1
1、各通風ユニット21、および換気ユニット30の相
互間で、運転に必要なデータが通信線62を通して転送
される。
【0063】ただし、外気冷房の場合、室内温度は低下
するが、室内湿度が上昇して住人に不快感を与える心配
がある。そこで、次の制御が実行される。一階側の室内
ユニット11における室内温度センサ42の検知温度
(共用スペース6の室内温度)Tin、同じく一階側の室
内ユニット11における室内湿度センサ43の検知湿度
(共用スペース6の室内湿度)RHin、および室外ユニ
ット12の外気温度センサ54の検知温度(外気温度)
Tout に応じて、換気ユニット30内の機器の起動およ
び停止が制御される。
【0064】すなわち、図6のフローチャートに示すよ
うに、換気ユニット30内の換気制御部80は、室内温
度Tinが外気温度Tout よりも高ければ(Tin>Tout
)、換気ユニット30内の機器すなわち換気用36b
およびダンパ32bが動作オンされて外気冷房が開始さ
れる。同時に、室内ユニット11から送られてくる室内
湿度RHinがRHino として記憶されるとともに、タイ
ムカウントtが開始される。
【0065】外気冷房の開始後、タイムカウントtに基
づく所定時間たとえば1分間が経過すると、そのときの
室内湿度RHinと上記記憶値のRHino とが比較され
る。室内湿度RHinが記憶値RHino より低ければ、そ
のまま換気ユニット30の動作つまり外気冷房が継続さ
れる。
【0066】室内湿度RHinが記憶値RHino と同じま
たはそれより高くなると、換気ユニット30の動作が停
止される。外気冷房の終了(または中断)となる。室内
温度Tinが外気温度Tout 以下に下がった場合にも(T
in≦Tout )、同様に換気ユニット30の動作が停止さ
れる。
【0067】このような制御により、室内湿度の上昇を
防ぎながら、室内温度の低下を図ることができ、住人に
とって快適な環境を提供できる。夏季においては、二階
側の天井裏空間8にこもる熱気を換気ユニット30の排
排出側通風路37aを通して外に排出することができ
る。
【0068】冬季においては、気温があまり低くならな
い太平洋側の地域などに限られるが、室内暖房熱の上昇
と、屋根4への太陽光の照射などにより、二階側の天井
裏空間8に暖気が滞留することがある。この場合、換気
ユニット30の換気用ファン36aを通常とは逆の方向
に回転することにより、天井裏空間8の暖気を共用スペ
ース6に供給して、室内暖房負荷を低減することができ
る。
【0069】なお、室内湿度RHinの変化に応じた外気
冷房の制御については、次の制御を採用してもよい。外
気冷房の開始後、一定時間Δtaにおける室内湿度RH
inの変化ΔRHinが求められ、その変化ΔRHinが一定
時間Δtaで除算されて、単位時間当りの室内湿度RH
inの変化率(=ΔRHin/Δta)が求められる。この
変化率に基づき、換気ユニット30の動作を継続するか
停止するかが決定される。
【0070】たとえば、変化率が零または負の値のとき
[(ΔRHin/Δta)≦0]、つまり室内湿度RHin
に変化がないか、または室内湿度RHinが減少方向に変
化した場合には、換気ユニット30の動作つまり外気冷
房が継続される。
【0071】変化率が正の値のとき[(ΔRHin/Δt
a)>0]、つまり室内湿度RHinが増加方向に変化し
ている場合には、換気ユニット30の動作が停止され
る。これにより、外気冷房の終了(または中断)とな
る。
【0072】室内温度Tinが外気温度Tout 以下に下が
った場合にも(Tin≦Tout )、同様に換気ユニット3
0の動作が停止される。次に、この発明の第2実施例に
ついて説明する。
【0073】図7に示すように、通信線62に、住宅内
情報システム装置100および電流制御ユニット150
が接続される。住宅内情報システム装置100は、住宅
内制御ユニット110、照明具120、および電子レン
ジ130などで形成される。
【0074】住宅内制御ユニット110は、住宅1内の
家電機器(照明器具や電子レンジなど)を集中制御する
ためのものである。照明具120は、住宅1内を照明す
るためのランプ122を有し、そのランプ122の点
灯、消灯、照度などを照明制御器121で制御する。
【0075】電子レンジ130は、高周波電波の発生源
であるマグネトロン132を有し、そのマグネトロン1
32の動作をレンジ制御器131により制御する。この
住宅内制御ユニット110、照明具120、および電子
レンジ130のいずれも、図4に示す送信手段91、受
信手段92、制御手段93、および記憶手段94を有
し、通信線62を通して他のユニットとの間のデータの
転送が可能である。
【0076】電流センサ152は、商用交流電源61,
63から空気調和システム装置(空調ユニット14+各
通風ユニット21+換気ユニット31)の全体に流れる
電流(消費電流)を検知する。
【0077】電流制御部151は、図4に示す送信手段
91、受信手段92、制御手段93、および記憶手段9
4を備えており、通信線62を通して他のユニットとの
間のデータの送受信が可能で、とくに電流センサ122
の検知電流のデータを空調ユニット14に送信する機能
を有する。
【0078】空調ユニット14は、空調ユニット14内
の機器を、電流制御ユニット150から送信される検知
電流のデータに応じて制御する。他の構成については第
1実施例と同じである。
【0079】このような構成によれば、照明具120お
よび電子レンジ130の使用と空調ユニット14の運転
との間に連動関係を持たせたり、あるいは住宅1の室内
温度状況に応じて室内照明に変化を加えるなど、住宅1
内の各家電機器を一つのシステムとして制御することが
できる。
【0080】また、空気調和システム装置の運転中は、
その空気調和システム装置の全体の消費電流が電流セン
サ152により検知される。この検知電流のデータは、
空調ユニット14における室内制御部40に送信され
る。
【0081】室内制御部40の記憶手段94には、図8
に示す許容最大値のデータが記憶されている。電流セン
サ152で検知される消費電流が許容最大値を超えた場
合には、室外ユニット12におけるインバータ装置52
の出力周波数が所定値だけ低下制御される。
【0082】インバータ装置52の出力周波数が低下制
御されると、圧縮機53の能力は低下するものの、消費
電流を許容最大値より小さい値まで低減することができ
る。これにより、住宅1内の電流ブレーカの作動を未然
に防ぐことができ、空調の不要な中断を回避して室内を
快適な状態に保つことができる。
【0083】なお、消費電流の抑制制御については、空
気調和システム装置だけを対象とせずに、空気調和シス
テム装置および住宅内情報システム装置100の両方を
対象としてもよい。
【0084】この場合、電流センサ152は、商用交流
電源61,63から空気調和システム装置(空調ユニッ
ト14+各通風ユニット21+換気ユニット31)の全
体に流れる電流(消費電流)と、住宅内情報システム装
置100で消費される電流との、総和を検知する。
【0085】空気調和システム装置の運転中は、その空
気調和システム装置の全体の消費電流と、住宅内情報シ
ステム装置100の消費電流との総和が電流センサ15
2により検知される。この検知電流のデータは、空調ユ
ニット14における室内制御部40に送信される。
【0086】室内制御部40の記憶手段94には、図9
に示す住宅内許容最大値のデータが記憶されている。住
宅1内の家電機器の使用数が多くなると、電流センサ1
52で検知される総消費電流が住宅内許容最大値を超え
ることがある。この場合、室外ユニット12におけるイ
ンバータ装置52の出力周波数が所定値だけ低下制御さ
れる。
【0087】インバータ装置52の出力周波数が低下制
御されると、圧縮機53の能力は低下するものの、総消
費電流を住宅内許容最大値より小さい値まで低減するこ
とができる。これにより、住宅1内の電流ブレーカの作
動を未然に防ぐことができ、空調の不要な中断を回避し
て室内を快適な状態に保つことができる。
【0088】なお、上記各実施例では、通風ユニット2
1にダンパ71を設け、ダンパ71の開閉によって室内
への通風量を調節する構成としたが、ダンパ71に代え
て通風用ファンを設け、その通風用ファンの回転数制御
によって通風量を調節する構成としてもよい。
【0089】各実施例では、各室内ユニット11から吹
出される空調用空気をダクト22により通風ユニット2
1に導く構成としたが、図10に示すように、空調用空
気を室内ユニット11から天井裏空間8へと直接的に吹
出し、その天井裏空間8内の空調用空気を通風ユニット
21の通風用ファンによって室内に供給する構成として
もよい。
【0090】図10の住宅1の場合、一階側の天井裏空
間8にのみ室内ユニット11を設け、その室内ユニット
11から吹出される空調用空気を一階側の天井裏空間8
にそのまま吹出すようにしている。
【0091】二階側の部屋5と共用スペース6との境界
には、ドア7に代えて通風経路を内蔵した壁材9を設
け、その壁材9の上部に通風ユニット21を設けてお
り、一階側の天井裏空間8に吹出される空調用空気の一
部を壁材9内の通風経路を通して二階側の通風ユニット
21に導き、そこから二階側の部屋5へ供給するように
している。
【0092】また、各実施例において、通信線62とし
ては、有線式に限らず無線式であってもよく、また各ユ
ニットに電力を供給するための電力線の兼用でもよい。
さらに、各実施例において、装置を設置する住宅として
は戸建住宅に限らず、集合住宅であってもよい。
【0093】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、一
つ目の発明の空気調和システム装置は、制御用プログラ
ムを各ユニットに分散し、各ユニット間でデータを相互
に転送しながら各ユニットの動作を制御する構成とした
ので、ユニットのいずれかに故障が生じた場合でも、シ
ステムダウンを生じることなく運転を継続することがで
き、しかも制御用プログラムの肥大化やそれに伴うメモ
リ容量の大型化などを回避できる。
【0094】二つ目の発明の空気調和システム装置は、
換気ユニットにより外気導入の空調を行なうとともに、
その空調を室内環境に応じて適宜に制御する構成とした
ので、住人に不快感を与えることなく、外気を利用した
最適な空調が可能である。
【0095】三つ目の発明の空気調和システム装置は、
装置全体の消費電流を検知してその検知電流に基づき空
調ユニット内の機器を制御する構成としたので、住宅内
の電流ブレーカの作動を未然に防ぐことができ、これに
より空調の不要な中断を回避して室内を快適な状態に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成および住宅の構成を示す図。
【図2】同実施例における換気ユニットの具体例の構成
を示す図。
【図3】同実施例の制御回路のブロック図。
【図4】同実施例の各制御部の要部の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】同実施例の各制御部の一般的な作用を説明する
ためのフローチャート。
【図6】同実施例の換気ユニットの作用を説明するため
のフローチャート。
【図7】第2実施例の制御回路のブロック図。
【図8】第2実施例における消費電流制御を説明するた
めの図。
【図9】第2実施例における消費電流制御の変形例を説
明するための図。
【図10】各実施例に関わる住宅の構成の変形例を示す
図。
【符号の説明】
1…戸建住宅、5…部屋、6…共用スペース、7…ド
ア、8…天井裏空間、11…室内ユニット、12…室外
ユニット、14…空調ユニット、21…通風ユニット、
22…ダクト、30…換気ユニット、40…室内制御
部、50…室外制御部、70…通風制御部、80…換気
制御部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調用空気を吹出す空調ユニットと、 この空調ユニットから吹出される空調用空気を室内に導
    入するための通風ユニットと、 前記各ユニットの相互間に接続された通信線と、 前記各ユニットにそれぞれ設けられ、他のユニットとの
    間のデータの転送を前記通信線を通して行なう送受信手
    段と、 前記各ユニットにそれぞれ設けられ、前記送受信手段に
    よる他のユニットからの受信データを記憶する記憶手段
    と、 前記各ユニットにそれぞれ設けられた環境検知手段と、 前記各ユニットにそれぞれ設けられ、対応するユニット
    の動作を、同対応するユニット内の前記記憶手段の記憶
    内容および前記環境検知手段の検知結果に応じて制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和システム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和システム装置に
    おいて、 前記空調ユニットは、室内ユニットおよび室外ユニット
    からなり、 前記空調ユニットに設けられる前記環境検知手段は、前
    記室内ユニットにおいて室内空気の温度および湿度をそ
    れぞれ検知する室内温度検知手段および室内湿度検知手
    段である、 前記空調ユニットに設けられる前記送受信手段は、前記
    室内温度検知手段で検知される室内温度のデータおよび
    前記室内湿度検知手段で検知される室内湿度のデータを
    送信する、 ことを特徴とする空気調和システム装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の空気調和システム装置に
    おいて、 前記空調ユニットに設けられる前記環境検知手段は、前
    記室外ユニットにおいて室外空気の温度を検知する外気
    温度検知手段である、 前記空調ユニットに設けられる前記送受信手段は、前記
    室内温度のデータおよび前記室内湿度のデータのほか
    に、前記外気温度検知手段で検知される外気温度のデー
    タを送信する、 ことを特徴とする空気調和システム装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空気調和システム装置に
    おいて、さらに、 室内空気を室外に排出または室外空気を室内に導入する
    換気ユニットと、 この換気ユニットに設けられ、前記空調ユニットおよび
    前記通風ユニットとの間のデータの転送を前記通信線を
    通して行なう換気ユニット用の送受信手段と、 前記換気ユニットに設けられ、換気ユニット用の前記送
    受信手段による他のユニットからの受信データを記憶す
    る換気ユニット用の記憶手段と、 前記換気ユニットに設けられ、換気ユニットの動作を、
    換気ユニット用の前記記憶手段に記憶される前記室内温
    度のデータ、前記室内湿度のデータ、および前記外気温
    度のデータに応じて制御する換気ユニット用の制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする空気調和システム装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の空気調和システム装置に
    おいて、 換気ユニット用の前記制御手段は、室内温度が外気温度
    より高いときに前記換気ユニットを起動することを特徴
    とする空気調和システム装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の空気調和システム装置に
    おいて、 換気ユニット用の前記制御手段は、前記換気ユニットの
    動作を継続するか停止するかを、室内湿度の変化に応じ
    て決定することを特徴とする空気調和システム装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の空気調和システム装置に
    おいて、 装置全体の消費電流を検知してその検知電流のデータを
    前記空調ユニットに送信する電流制御ユニットを設け、 前記空調ユニットは、空調ユニット内の機器を、前記電
    流制御ユニットから送信されて空調ユニット内の前記送
    受信手段により受信される検知電流のデータに応じて制
    御する、 ことを特徴とする空気調和システム装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の空気調和システム装置に
    おいて、 前記空調ユニットは、空調ユニット内の機器として圧縮
    機およびこの圧縮機を駆動するためのインバータ装置を
    備えるとともに、前記検知電流が設定値より大きいとき
    に前記インバータ装置の出力周波数を低下制御する制御
    手段を備えることを特徴とする空気調和システム装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の空気調和システム装置に
    おいて、 前記通信線は、前記各ユニットに電力を供給するための
    電力線の兼用であることを特徴とする空気調和システム
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項4記載の空気調和システム装置
    において、 前記室内ユニットは室内空気の吸込口を有し、前記換気
    ユニットは室外空気の導入口を有し、この吸込口と導入
    口とが室内の同一スペースに設けられることを特徴とす
    る空気調和システム装置。
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