JPH09286446A - プラスチック製キャップ - Google Patents
プラスチック製キャップInfo
- Publication number
- JPH09286446A JPH09286446A JP9865796A JP9865796A JPH09286446A JP H09286446 A JPH09286446 A JP H09286446A JP 9865796 A JP9865796 A JP 9865796A JP 9865796 A JP9865796 A JP 9865796A JP H09286446 A JPH09286446 A JP H09286446A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- metal plate
- plastic
- face
- top surface
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高気密容器に装着されるプラスチック製キャ
ップにおいて、気密性を可及的に高める。 【解決手段】 キャップ本体３の天面４を金属板５で閉
塞するが、天面４の上面又は内面又は肉厚内に金属板５
を配置することにより、プラスチック製キャップ２であ
って、特に天面４の面積が大きい場合に、可及的に気密
性を高めて、容器本体１側の高気密性をキャップ側にお
いて損なわないようにする。
ップにおいて、気密性を可及的に高める。 【解決手段】 キャップ本体３の天面４を金属板５で閉
塞するが、天面４の上面又は内面又は肉厚内に金属板５
を配置することにより、プラスチック製キャップ２であ
って、特に天面４の面積が大きい場合に、可及的に気密
性を高めて、容器本体１側の高気密性をキャップ側にお
いて損なわないようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、気密性を可及的に高め
たプラスチック製キャップに関する。
たプラスチック製キャップに関する。
【０００２】
【従来の技術】コーヒー、ナッツ、茶、薬品等のよう
な、気密が要求される物品の場合には、金属缶とかガラ
スビン或いはアルミフィルムを貼り合わせた容器或いは
高気密性プラスチックで成形された容器等が使用されて
おり、そのキャップは、通常金属製か、高気密性プラス
チックを用いて成形したキャップの場合が多い。
な、気密が要求される物品の場合には、金属缶とかガラ
スビン或いはアルミフィルムを貼り合わせた容器或いは
高気密性プラスチックで成形された容器等が使用されて
おり、そのキャップは、通常金属製か、高気密性プラス
チックを用いて成形したキャップの場合が多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
問題がある。 ａ．金属製キャップの場合、通常はスクリュー開閉方式
であって、材質的、加工技術的にヒンジ機構を有すワン
タッチ開閉方式にしたり、引き廻し式のセキュリティー
バンド付の構造にすることはできない。このため用途が
限定されたり、使用上不便である。
問題がある。 ａ．金属製キャップの場合、通常はスクリュー開閉方式
であって、材質的、加工技術的にヒンジ機構を有すワン
タッチ開閉方式にしたり、引き廻し式のセキュリティー
バンド付の構造にすることはできない。このため用途が
限定されたり、使用上不便である。
【０００４】ｂ．従来のプラスチック製キャップの場
合、ヒンジとかセキュリティーバンドを含めて全体を一
体成形できる特徴は有するが、反面、例えばポリエチレ
ンのような軟質の材料が一般に使用されているため、気
密性或いは耐薬品性には限界があり、又、強度的にも弱
い。
合、ヒンジとかセキュリティーバンドを含めて全体を一
体成形できる特徴は有するが、反面、例えばポリエチレ
ンのような軟質の材料が一般に使用されているため、気
密性或いは耐薬品性には限界があり、又、強度的にも弱
い。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、比較的軟質な
プラスチックで成形されるキャップにおいて、その気密
性を高めることが課題であって、この課題を解決するた
めの手段は次のとおりである。
プラスチックで成形されるキャップにおいて、その気密
性を高めることが課題であって、この課題を解決するた
めの手段は次のとおりである。
【０００６】１．天面を除くキャップ本体をプラスチッ
クにて成形すると共に、前記天面を金属板にて閉塞して
成るプラスチック製キャップ。
クにて成形すると共に、前記天面を金属板にて閉塞して
成るプラスチック製キャップ。
【０００７】２．プラスチックで成形したキャップ本体
の天面の上面又は内面又は肉厚内に金属板を張り合わせ
て成るプラスチック製キャップ。
の天面の上面又は内面又は肉厚内に金属板を張り合わせ
て成るプラスチック製キャップ。
【０００８】３．キャップ本体の側面の中間にセキュリ
ティーバンドを一体に成形し、このセキュリティーバン
ドを引き廻して切り取ることにより天面側を開放自在に
構成すると共に、この切り取った天面側と側面との間を
ヒンジで一体に連結して成る前記１又は２記載のプラス
チック製キャップ。
ティーバンドを一体に成形し、このセキュリティーバン
ドを引き廻して切り取ることにより天面側を開放自在に
構成すると共に、この切り取った天面側と側面との間を
ヒンジで一体に連結して成る前記１又は２記載のプラス
チック製キャップ。
【０００９】
【作用】キャップは、天面を金属板にて覆われているた
め、この金属板が占める天面においては、気密性が完全
に保たれる。したがって、直径の大きなキャップにおい
ては、天面が占める面積の割り合いも大きくなるため、
特に気密保持に効果的である。
め、この金属板が占める天面においては、気密性が完全
に保たれる。したがって、直径の大きなキャップにおい
ては、天面が占める面積の割り合いも大きくなるため、
特に気密保持に効果的である。
【００１０】
【発明を実施するための形態】図１は本発明に係るキャ
ップを装着した金属缶の全体図を示すものである。符号
の１は金属製の容器本体、２はプラスチック製キャップ
であって、このキャップ２は、図２に示すように、キャ
ップ本体３の開放した天面４を金属板５で閉塞した構成
から成り、側面６の内面に形成した嵌合部７を金属缶本
体１の上部外周面８に形成した嵌合部９に嵌合すること
により、容器本体１の上部に装着されている。なお、キ
ャップ本体３に対する金属板５は、成形時に一体に組み
込みが可能である。
ップを装着した金属缶の全体図を示すものである。符号
の１は金属製の容器本体、２はプラスチック製キャップ
であって、このキャップ２は、図２に示すように、キャ
ップ本体３の開放した天面４を金属板５で閉塞した構成
から成り、側面６の内面に形成した嵌合部７を金属缶本
体１の上部外周面８に形成した嵌合部９に嵌合すること
により、容器本体１の上部に装着されている。なお、キ
ャップ本体３に対する金属板５は、成形時に一体に組み
込みが可能である。
【００１１】１０はキャップ本体３の側面６の中間に一
体成形されたセキュリティーバンドであって、このバン
ド１０を切り廻すことにより、キャップ２の天面４側が
開放可能となる。１１はセキュリティーバンド１０を切
り離した後に残る側面６の上部と天面４側を連結してい
るヒンジ、１２は開放爪、１３は金属板５の内面にリン
グ状に張り付けたシール材である。
体成形されたセキュリティーバンドであって、このバン
ド１０を切り廻すことにより、キャップ２の天面４側が
開放可能となる。１１はセキュリティーバンド１０を切
り離した後に残る側面６の上部と天面４側を連結してい
るヒンジ、１２は開放爪、１３は金属板５の内面にリン
グ状に張り付けたシール材である。
【００１２】図３はキャップ本体３と金属板５及びシー
ル材１３部分の説明図である。図４はキャップ本体３の
天面４をプラスチックで一体に閉塞したものにおいて、
この天面４の上面に金属板５を張り合わせた実施例、図
５は天面４の下面に金属板５を張り合わせた実施例、図
６は天面４の肉厚内に金属板５をインモールドした実施
例の説明図である。なお、図５、６において、金属板５
は天面４に対して接着剤を用いて接着している。
ル材１３部分の説明図である。図４はキャップ本体３の
天面４をプラスチックで一体に閉塞したものにおいて、
この天面４の上面に金属板５を張り合わせた実施例、図
５は天面４の下面に金属板５を張り合わせた実施例、図
６は天面４の肉厚内に金属板５をインモールドした実施
例の説明図である。なお、図５、６において、金属板５
は天面４に対して接着剤を用いて接着している。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上の如き構成から成り、次の
効果を奏する。 ａ．キャップの天面に金属板を配置したことにより、プ
ラスチック製のキャップにおいて気密性を可及的に高め
ることができる。特に、天面の面積の大きいキャップに
おいて気密効果が顕著である。
効果を奏する。 ａ．キャップの天面に金属板を配置したことにより、プ
ラスチック製のキャップにおいて気密性を可及的に高め
ることができる。特に、天面の面積の大きいキャップに
おいて気密効果が顕著である。
【００１４】ｂ．天面に金属板を配置して気密性を高め
たことにより、軟質のプラスチックで成形したヒンジキ
ャップ、セキュリティーバンド付キャップ等を高気密容
器に適用できる。
たことにより、軟質のプラスチックで成形したヒンジキ
ャップ、セキュリティーバンド付キャップ等を高気密容
器に適用できる。
【００１５】ｃ．天面に金属板を配置したことにより、
キャップの強度が向上する。 ｄ．キャップの内面に金属板を配置したことにより、容
器内に入れた物との関係で化学的例えば耐薬品性が向上
する。
キャップの強度が向上する。 ｄ．キャップの内面に金属板を配置したことにより、容
器内に入れた物との関係で化学的例えば耐薬品性が向上
する。
【図１】本発明に係るキャップを装着した金属缶の斜視
図。
図。
【図２】本発明に係るキャップを装着した金属缶の上部
のみを断面した説明図。
のみを断面した説明図。
【図３】キャップ本体と金属板及びシール材の構造例の
説明図。
説明図。
【図４】天面上に金属板を張り合わせたキャップの説明
図。
図。
【図５】天面の内面に金属板を張り合わせたキャプの説
明図。
明図。
【図６】天面の肉厚内に金属板をイモールドしたキャッ
プの説明図。
プの説明図。
１ 容器本体 ２ キャップ ３ キャップ本体 ４ 天面 ５ 金属板 ６ 側面 ７ 嵌合部 ８ 外周面 ９ 嵌合部 １０ セキュリティーバンド １１ ヒンジ １２ 開放爪 １３ シール材
Claims (3)
- 【請求項１】天面を除くキャップ本体をプラスチックに
て成形すると共に、前記天面を金属板にて閉塞して成る
プラスチック製キャップ。 - 【請求項２】プラスチックで成形したキャップ本体の天
面の上面又は内面又は肉厚内に金属板を張り合わせて成
るプラスチック製キャップ。 - 【請求項３】キャップ本体の側面の中間にセキュリティ
ーバンドを一体に成形し、このセキュリティーバンドを
引き廻して切り取ることにより天面側を開放自在に構成
すると共に、この切り取った天面側と側面との間をヒン
ジで一体に連結して成る請求項１又は２記載のプラスチ
ック製キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9865796A JPH09286446A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | プラスチック製キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9865796A JPH09286446A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | プラスチック製キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09286446A true JPH09286446A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14225593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9865796A Pending JPH09286446A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | プラスチック製キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09286446A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006282199A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Dainippon Printing Co Ltd | オーバーキャップ |
| JP2010506805A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ブラジラータ・エス・アー・エンバラゲンス・メタリカス | 缶密封構造物 |
| CN109795785A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-05-24 | 镇江恒达包装股份有限公司 | 一种耐用的高密封性能瓶盖 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP9865796A patent/JPH09286446A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006282199A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Dainippon Printing Co Ltd | オーバーキャップ |
| JP2010506805A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ブラジラータ・エス・アー・エンバラゲンス・メタリカス | 缶密封構造物 |
| CN109795785A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-05-24 | 镇江恒达包装股份有限公司 | 一种耐用的高密封性能瓶盖 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050307 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050310 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050908 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |