JPH09284776A - 画像符号化装置及び画像符号化方法 - Google Patents

画像符号化装置及び画像符号化方法

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JPH09284776A
JPH09284776A JP11530896A JP11530896A JPH09284776A JP H09284776 A JPH09284776 A JP H09284776A JP 11530896 A JP11530896 A JP 11530896A JP 11530896 A JP11530896 A JP 11530896A JP H09284776 A JPH09284776 A JP H09284776A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は画像符号化装置に関し、従来のような
符号化効率の劣化を未然に回避し得る画像符号化装置を
実現する。 【解決手段】検出した動き量(S2)を1画面分集計し
て大きさが最大の動き量を検出し、当該最大動き量を検
出し得る最小の検出範囲を求めて当該最小検出範囲を表
すコード(S10)を符号化手段(3)に供給する最適
コード検出手段(13)を設けるようにしたことによ
り、実際に検出された動き量に応じた最適なコードを得
ることができ、これによつて動き量を表す際の余りの部
分を小さくし得る。従つて従来のように余りの部分が大
きくなつて符号化効率が劣化するといつたことを未然に
回避し得る。かくするにつき従来のような符号化効率の
劣化を未然に回避し得る画像符号化装置を実現し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図4〜図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は画像符号化装置及び
画像符号化方法に関し、例えば画像信号を光磁気デイス
クや磁気テープなどの記録媒体に記録したり、或いは画
像信号を放送局などから受信端末装置側に向けて伝送す
る際に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、画像信号をデイジタル化して記録
又は伝送する場合、単純にデイジタル化しただけでは画
像データのデータ量が膨大になり、そのため記録媒体の
記録容量や伝送路の伝送速度が膨大になつてしまう。こ
れを回避するため、画像信号をデイジタル化して記録又
は伝送する場合には、一般に画像データを符号化して圧
縮することによりデータ量を減らすようになされてい
る。その際使用される代表的な符号化方式として、動き
補償フレーム間予測符号化がある。
【0004】この動き補償フレーム間予測符号化はフレ
ーム間予測符号化に動き補償を適用した符号化方式であ
る。フレーム間予測符号化とは、現フレームの各画素値
と、当該現フレームとは時間的に異なる他のフレーム
(以下、参照フレームと呼ぶ)から予測した予測値との
差分(以下、これを予測残差と呼ぶ)を取り、当該差分
を量子化することによりデータ量を減らす符号化方式で
ある。また動き補償とは、単純に参照フレームの画素値
から予測するのではなく、フレーム内の各部の動き量
(以下、これを動きベクトルと呼ぶ)を検出し、当該動
き量を考慮した予測を行うことにより予測精度を向上す
ると共に、データ量を減らす方式である。
【0005】すなわち動き補償フレーム間予測符号化と
は、図4に示すように、現フレームの動きベクトルxを
検出し、その動きベクトルの分だけシフトした予測値と
現フレームとの予測残差を量子化することによりデータ
量を減らす符号化方式である。この方式の場合には、復
号時に動きベクトルの情報が必要になるため、符号化さ
れた画像データを記録又は伝送する際には、その動きベ
クトルも符号化されて記録又は伝送される。因みに、動
きベクトルを検出する際には、所定の大きさの検出範囲
aが指定され、その検出範囲内で動きベクトルを検出す
るようになされている。
【0006】このような動き補償フレーム間予測符号化
の代表的なものとして、ISO(International Organi
zation for Standardization:国際標準化機構)等の機
関によつて標準化されたMPEG(Moving Picture Exp
ert Group )1やMPEG2といつた符号化方式があ
る。これらの符号化方式は上述した動き補償フレーム間
予測に加えて2次元DCT(Discrete Cosine Transfor
m :離散コサイン変換)や可変長符号化を組み合わせた
方式であり、一段と画像データのデータ量を削減し得る
ようになされたものである。因みに、MPEG1は主に
動画像を光磁気デイスクや磁気テープに記録する際に使
用される符号化方式である。またMPEG2は主に動画
像を放送又は伝送する際に使用される符号化方式であ
り、MPEG1の機能を拡張したものである。
【0007】このようなMPEG1やMPEG2では
(以下、総称して単にMPEGと呼ぶ)、1フレーム画
像を16×16画素のブロツク(以下、これをマクロブロツ
クと呼ぶ)に分割し、このブロツク単位で符号化処理を
行う。またMPEGの符号化モードには、大別してイン
トラ符号化と非イントラ符号化の2つがある。イントラ
符号化は符号化対象のフレーム画像をそのフレーム内の
情報だけで符号化する、いわゆるフレーム内符号化であ
る。また非イントラ符号化は符号化対象のフレーム画像
をそのフレーム内の情報とそのフレームとは時間的に異
なる他のフレームの情報との双方を使用して符号化す
る、いわゆるフレーム間予測符号化である。
【0008】またMPEGでは、図5に示すように、幾
つかのフレーム画像のまとまりをグループオブピクチヤ
(Group Of Picture:以下、これをGOPと呼ぶ)とし
て定義し、そのGOPを基本単位として符号化処理を行
うようになされている。GOP内の各フレーム画像は、
Iピクチヤ(Intra coded picture )、Pピクチヤ(Pr
edictive coded picture)又はBピクチヤ(Bidirectio
nally predictive coded picture)のいずれかに分類さ
れ、各ピクチヤに対応した符号化処理が行われる。例え
ば図5においては、GOPの先頭のフレーム画像F1を
Iピクチヤとして符号化処理し、2番目のフレーム画像
F2をBピクチヤとして符号化処理し、3番目のフレー
ム画像F3をPピクチヤとして符号化処理している。以
下、同様に4番目以降のフレーム画像F4〜F17につ
いてはBピクチヤ又はPピクチヤとして交互に符号化処
理している。
【0009】またこの例では、各ピクチヤに対する具体
的な符号化処理としては以下のようになつている。Iピ
クチヤの場合には、フレーム内符号化を施し、そのフレ
ーム画像内の情報だけを符号化する。またPピクチヤの
場合には、図5(A)に示すように、そのフレーム画像
よりも時間的に過去にあるIピクチヤ又はPピクチヤか
ら予測した予測値とそのフレーム画像との予測残差を符
号化する(すなわち順方向フレーム間予測符号化)。ま
たBピクチヤの場合には、図5(B)に示すように、そ
のフレーム画像よりも時間的に過去及び未来にあるフレ
ーム画像の双方から予測した予測値とそのフレーム画像
との予測残差を符号化する(すなわち双方向フレーム間
予測符号化)。因みに、時間的に過去又は未来のフレー
ム画像から予測値を求める場合には(すなわちフレーム
間予測符号化の場合には)、動きベクトルを検出して予
測値に動き補償を行う。従つてIピクチヤやBピクチヤ
の場合には、予測残差の他に動き補償に使用した動きベ
クトルの情報も符号化される。
【0010】ここで動きベクトルを検出する際には、図
4に示したような所定の検出範囲aが設定され、その検
出範囲内で動きベクトルを検出する。その際、一般的に
は、図6に示すように、予測に際して参照するフレーム
画像の距離に応じて検出範囲aを変えるようになされて
いる。例えば参照距離が「1」の場合(すなわち隣のフ
レーム画像を参照する場合)には、図6に示すような検
出範囲a1 の中から動きベクトルを検出し、参照距離が
「2」の場合(すなわち2つ隣のフレーム画像を参照す
る場合)には、図6に示すように、検出範囲a1 よりも
広い検出範囲a2 の中から動きベクトルを検出し、参照
距離が「3」の場合(すなわち3つ隣のフレーム画像を
参照する場合)には、図6に示すように、検出範囲a2
よりも広い検出範囲a3 の中から動きベクトルを検出す
る。
【0011】因みに、動きベクトルはマクロブロツク単
位で検出される。その際に使用される検出方法として
は、例えば現フレーム側のマクロブロツク(以下、基準
ブロツクと呼ぶ)を固定しておき、参照フレーム側のマ
クロブロツク(以下、参照ブロツクと呼ぶ)を検出範囲
a内で移動させ、基準ブロツクと最も似通つた参照ブロ
ツクの位置を見つけることにより、動きベクトルを検出
する。
【0012】ところで符号化対象のフレーム画像がPピ
クチヤやBピクチヤの場合には動きベクトルの情報も符
号化されるが、その際、実際には動きベクトルそのもの
を符号化するのではなく、上述した動きベクトルの検出
範囲aを示すエフコード(以下、fコードと呼ぶ)と、
そのfコードを使用して表した動きベクトルの大きさを
表すパラメータ(具体的にはモーシヨンコードとモーシ
ヨンレジデユアル)とを符号化する。また動きベクトル
を検出する際の検出範囲a1 〜a3 等(図6参照)も、
実際にはfコードによつて指定されている。例えば参照
距離が「1」であればfコード「3」が指定され、参照
距離が「2」であればfコード「4」が指定され、参照
距離が「3」であればfコード「5」が指定される。
【0013】ここでfコードと実際の検出範囲との対応
関係を図7に示す。この図7に示すように、検出範囲は
画素数で示されている。例えばfコード「3」が指定さ
れている場合には、基準ブロツクの位置を中心として
「−32」画素から「+31.5」画素までの範囲で動きベク
トルを検出するようになされている。因みに、検出範囲
としては水平方向と垂直方向の2つのパラメータがあ
り、動きベクトルも水平方向と垂直方向とでそれぞれ別
々に検出される。すなわちfコード「3」が指定された
場合には、基準ブロツクを中心とした水平方向の「−3
2」画素から「+31.5」画素までの範囲において水平方
向の動きベクトルを検出すると共に、基準ブロツクを中
心とした垂直方向の「−32」画素から「+31.5」画素ま
での範囲において垂直方向の動きベクトルを検出する。
なお、MPEG1では水平及び垂直方向に対して同じf
コードを指定するようになつており、MPEG2では水
平及び垂直方向に対して独立にfコードを指定し得るよ
うになつている。またfコードとしては各ピクチヤ毎に
1つのfコードが指定されるようになつている(但し、
MPEG2では上述したように水平及び垂直方向で独立
にfコードを指定し得るためfコードとしては実際には
2つになる)。
【0014】ここでこのようなMPEGの原理に基づい
て形成された符号化装置の構成を図8に示す。但し、こ
こでは符号化処理として図5に示した参照関係で符号化
処理するものとして説明する。この図5に示すように、
符号化装置1は大別して動きベクトル検出器2と符号化
器3とによつて構成されている。動きベクトル検出器2
は、画像データS1から得られる1ピクチヤ分の画像デ
ータをマクロブロツクに分割して当該マクロブロツク毎
の動きベクトルを検出し、当該検出した各動きベクトル
を動きベクトル情報S2として符号化器3に出力する。
また動きベクトル検出器2は動きベクトルを検出する際
に使用した検出範囲を示すfコードをfコード情報S3
として符号化器3に出力する。
【0015】具体的に説明すると、画像データS1から
得られた1ピクチヤ分の画像データがPピクチヤに対応
するものであれば、2つ隣のフレーム画像を参照画像と
するので、動きベクトル検出器2はfコードを「4」と
して決定し、それに応じた検出範囲内で水平及び垂直方
向の各動きベクトルを各マクロブロツク毎に検出する
(検出範囲については図7参照)。そして動きベクトル
検出器2はその検出した各動きベクトルと検出に使用し
たfコードを符号化器3に出力する。また画像データS
1から得られた1ピクチヤ分の画像データがBピクチヤ
に対応するものであれば、1つ隣のフレーム画像を参照
画像とするので、動きベクトル検出器2はfコードを
「3」と決定し、それに応じた検出範囲内で水平及び垂
直方向の各動きベクトルを各マクロブロツク毎に検出
し、当該各動きベクトルとfコードを符号化器3に出力
する。因みに、画像データS1がIピクチヤに対応する
ものであれば符号化処理としてフレーム内符号化を行う
ため、動きベクトル検出器2は動きベクトルの検出動作
を行わない。
【0016】符号化器3は入力された画像データS1に
対してフレーム内符号化又は動き補償フレーム間予測符
号化を施して当該画像データS1を順次符号化する。例
えば画像データS1がIピクチヤに対応するものであれ
ば、そのピクチヤ内の画像データだけを使用したフレー
ム内符号化を行う。また画像データS1がPピクチヤに
対応するものであれば、そのピクチヤ内の画像データと
2つ隣のピクチヤの画像データから予測した予測値との
予測残差を求め、当該予測残差を符号化する。また画像
データS1がBピクチヤに対応するものであれば、その
ピクチヤ内の画像データと1つ隣のピクチヤの画像デー
タから予測した予測値との予測残差を求め、当該予測残
差を符号化する。但し、PピクチヤやBピクチヤの場合
には、動きベクトル検出器2から受けた動きベクトル情
報S2を利用して予測値に対して動きベクトルに応じた
動き補償を行い、その結果得た予測値との予測残差を求
めて符号化を行う(すなわちPピクチヤやBピクチヤの
場合には、動き補償フレーム間予測符号化を行う)。
【0017】また符号化器3は動きベクトル検出器2か
ら得た各動きベクトルを符号化する。その際、符号化器
3は動きベクトルそのものを符号化するのではなく、動
きベクトル検出器2から得たfコードと、そのfコード
を使用して表した動きベクトルの大きさを表すモーシヨ
ンコード及びモーシヨンレジデユアルとを符号化する。
符号化器3は、このような符号化処理によつて得た各デ
ータをMPEGフオーマツトで規定される所定順序に合
わせて配列し、符号化データS4として出力する。因み
に、この符号化データS4は、記録装置であれば記録手
段に渡され、伝送装置であれば送信手段に渡される。
【0018】なお、符号化データの配列は階層的構造を
有し、大別するとシーケンス層、GOP層、ピクチヤ
層、スライス層、マクロブロツク層及びブロツク層に分
かれている。上述したfコードに関しては、MPEG1
の場合にはピクチヤ層のピクチヤヘツダ領域に格納し、
MPEG2の場合にはピクチヤ層のピクチヤコーデイン
グエクステンシヨン領域に格納するようになされてい
る。またモーシヨンコードやモーシヨンレジデユアルに
関してはマクロブロツク層に格納し、予測残差に関して
はブロツク層に格納するようになされている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
な従来の符号化装置1では、参照するフレーム画像の距
離によつて一義的にfコードを決定し、そのfコードに
よつて示される検出範囲で動きベクトルを検出してい
る。このため実際には動きベクトルが小さいにも係わら
ず大きなfコードで動きベクトルを検出するといつた事
象が起きることがある。上述のような符号化装置1で
は、動きベクトルを符号化する際にfコードとそれによ
つて算出されるモーシヨンコード及びモーシヨンレジデ
ユアルとを符号化するようになつており、このような事
象が生じた場合にはモーシヨンレジデユアルが大きくな
つて符号化効率が劣化するといつた不都合が生じること
がある。
【0020】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来のような符号化効率の劣化を未然に回避し得る
画像符号化装置及び画像符号化方法を提案しようとする
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、画像データの動き量を検出し、当
該動き量を利用して画像データに動き補償予測符号化を
行うと共に、動き量を検出する際に使用した検出範囲を
表すコードを利用して当該動き量を符号化する画像符号
化装置において、画像データの1画面を所定のブロツク
に分割し、所定検出範囲内で各ブロツクの動き量を検出
する動き量検出手段と、動き量検出手段によつて検出し
た動き量を1画面分集計して大きさが最大の動き量を検
出し、当該最大動き量を検出し得る最小の検出範囲を求
めて当該最小検出範囲を表すコードを出力する最適コー
ド検出手段と、動き量検出手段によつて検出した動き量
を利用して画像データに動き補償予測符号化を行うと共
に、最適コード検出手段から出力されるコードに応じた
変数を求め、動き量を当該変数と所定の係数による積と
余りによつて表し、当該係数と余りを符号化することに
よつて動き量を符号化する符号化手段とを設けるように
した。このように実際に検出された動き量を基づいて最
適なコードを求めるようにしたことにより、動き量を表
す際の変数を小さくし得、これによつて余りの部分を小
さくし得る。このため本発明においては、従来のように
余りの部分が大きくなつて符号化効率が劣化するといつ
たことを未然に回避することができる。
【0022】また本発明においては、画像データを順次
蓄積して1画面分蓄積したら当該画像データを順次読み
出して符号化手段に供給する第1の記憶手段と、動き量
を順次蓄積して1画面分蓄積したら当該動き量を順次読
み出して符号化手段に供給する第2の記憶手段とを設け
るようにした。このようにして第1及び第2の記憶手段
を設けるようにしたことにより、符号化手段に対する画
像データと動き量の供給タイミングを1画面分遅らせて
コードの供給タイミングに合わせることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0024】まず始めにMPEG方式におけるfコード
とモーシヨンコード及びモーシヨンレジデユアルとの関
係について説明する。符号化器においては、マクロブロ
ツク単位で検出された水平及び垂直方向の各動きベクト
ルをfコードを使用して表現するが、その際には、まず
fコードをfとして、次式、
【数1】 で示される変数Fを求める。次に各動きベクトルxの大
きさをこの変数Fを使用して、次式、
【数2】 に示すような表現形式で表現する。すなわち動きベクト
ルxを、変数Fと係数(mc−1)による積と余り(m
r+1)とによつて表現する。この(2)式に於けるm
cがモーシヨンコードと呼ばれるものであり、mrがモ
ーシヨンレジデユアルと呼ばれるものである。この場
合、モーシヨンコードmcは、図1に示すように、「−
16」〜「+16」までの整数であり、動きベクトルxを表
現する上で最適な値が選ばれる。
【0025】この(2)式に示すように、モーシヨンレ
ジデユアルmrは、動きベクトルxを変数Fによる積形
式で表したときの余りに相当するものである。従つて動
きベクトルxが小さいときに大きなfコードを使用する
と(すなわち変数Fが大きいと)、このモーシヨンレジ
デユアルmrが大きくなるおそれがある。因みに、
(2)式のような表現形式を使用すると、動きベクトル
xの大きさにも依るが、モーシヨンレジデユアルとして
は最悪で「F−2」まで取り得るおそれがある。
【0026】ところで動きベクトルに関しては、fコー
ド、モーシヨンコードmc及びモーシヨンレジデユアル
mrを可変長符号化するようになされている(但し、f
コードについては符号化せず、fコードを表す所定のコ
ードを使用する)。このためfコードが最適でないため
にモーシヨンレジデユアルmrが大きくなつた場合に
は、モーシヨンレジデユアルmrを可変長符号化したコ
ード自体も大きくなり、符号化効率が劣化するといつた
事象が起きる。
【0027】また符号化されたデータは、図2に示すよ
うに、それぞれ符号化データのビツトストリーム中の所
定位置に格納される。例えばfコードについては、MP
EG1ではピクチヤ層のピクチヤヘツダ領域(PH)に
格納され、MPEG2ではピクチヤ層のピクチヤコーデ
イングエクステンシヨン領域(PCE)に格納される。
またマクロブロツク毎に水平及び垂直方向で得られるモ
ーシヨンコードmcやモーシヨンレジデユアルmrにつ
いては、それぞれマクロブロツク層の先頭領域(A)に
格納される。因みに、マクロブロツク毎に得られる予測
残差を可変長符号化した画像データはマクロブロツク層
中のブロツク層(B)に格納される。因みに、MPEG
においては1ピクチヤ分の総ビツト量は固定ビツト量に
規定されている。
【0028】符号化データのビツトストリームがこのよ
うな構造を有する場合に、上述したようにfコードが最
適でないためにモーシヨンレジデユアルmrが大きくな
ると、画像データを格納するブロツク層(B)の領域が
狭くなり、その結果、画像データに対して割り当てる割
当ビツト量が減つてしまい、画質が劣化するといつた不
具合まで引き起こる。このようにして動きベクトルの大
きさに対してfコードが最適でないと、符号化効率が劣
化するだけでなく、画質まで劣化するといつた不都合が
生じるおそれがある。そこで本発明においては、この点
に着目し、実際の動きベクトルの大きさに対して最適な
fコードを求めることにより符号化効率を劣化させない
ようにすると共に、画質を劣化させないようにする。
【0029】以下に本発明を適用した符号化装置の具体
的構成について説明する。但し、この場合にも、図5に
示した参照関係で符号化処理するものとして説明する。
図8との対応部分に同一符号を付した図3において、1
0は全体として本発明を適用した符号化装置を示し、バ
ツフア11、12及び最適fコード検出器13が追加さ
れたことを除いて図5に示した符号化装置1とほぼ同様
に構成される。
【0030】動きベクトル検出器2は、画像データS1
から得られる1ピクチヤ分の画像データをマクロブロツ
クに分割して当該マクロブロツク毎の動きベクトルを検
出し、当該検出した各動きベクトルを動きベクトル情報
S2としてバツフア12及び最適fコード検出器13に
出力する。例えば画像データS1から得られた1ピクチ
ヤ分の画像データがPピクチヤに対応するものであれ
ば、2つ隣のフレーム画像を参照画像とするので、動き
ベクトル検出器2はfコードを仮に「4」として決定
し、その検出範囲内で水平及び垂直方向の各動きベクト
ルを各マクロブロツク毎に検出する(検出範囲について
は図7参照)。また画像データS1から得られた1ピク
チヤ分の画像データがBピクチヤに対応するものであれ
ば、1つ隣のフレーム画像を参照画像とするので、動き
ベクトル検出器2はfコードを仮に「3」と決定し、そ
の検出範囲内で水平及び垂直方向の各動きベクトルを各
マクロブロツク毎に検出する。因みに、この場合には、
動きベクトル検出器2は動きベクトルの検出に際して使
用したfコードは出力しない。
【0031】最適fコード検出器13は、動きベクトル
検出器2から出力される動きベクトルを1ピクチヤ分集
計し、その中から水平及び垂直方向別に最大の動きベク
トルを検出する。そして検出した最大動きベクトルを検
出し得る最も小さい検出範囲を求めてそれを表す最適な
fコードを水平及び垂直方向別に検出し、当該検出した
fコードをfコード情報S10として符号化器3に出力
する(但し、MPEG1の場合には、水平及び垂直方向
別にfコードを設定し得ないので2つのfコードのうち
大きい方を出力し、MPEG2の場合には、水平及び垂
直方向別にfコードを設定し得るので2つのfコードを
両方出力する)。
【0032】バツフア12は1ピクチヤ分の動きベクト
ルを記憶し得る記憶容量を有し、動きベクトル検出器2
から供給される各動きベクトルを順次記憶し、1ピクチ
ヤ分蓄積したら順次読み出して符号化器3に出力する。
これにより最適fコード検出器13が最適なfコードを
検出するまでに掛かる時間分(すなわち1ピクチヤ分)
だけ、符号化器3に対する動きベクトルの供給タイミン
グを遅らせることができ、最適fコード検出器13と供
給タイミングを合わせることができる。
【0033】一方、符号化器3に画像データS1を入力
する信号系においてもバツフア11が設けられている。
バツフア11は1ピクチヤ分の画像データS1を記憶し
得る記憶容量を有し、入力された画像データS1を順次
記憶し、1ピクチヤ分蓄積したら順次読み出して符号化
器3に出力する。これにより最適fコード検出器13が
最適なfコードを検出するまでに掛かる時間分(すなわ
ち1ピクチヤ分)だけ、符号化器3に対する画像データ
の供給タイミングを遅らせることができ、最適fコード
検出器13と供給タイミングを合わせることができる。
【0034】符号化器3は入力された画像データS1に
対してフレーム内符号化又は動き補償フレーム間予測符
号化を施して当該画像データS1を符号化する。例えば
画像データS1がIピクチヤに対応するものであれば、
そのピクチヤ内の画像データだけを使用したフレーム内
符号化を行う。また画像データS1がPピクチヤに対応
するものであれば、そのピクチヤ内の画像データと2つ
隣のピクチヤの画像データから予測した予測値との予測
残差を求め、当該予測残差を符号化する。また画像デー
タS1がBピクチヤに対応するものであれば、そのピク
チヤ内の画像データと1つ隣のピクチヤの画像データか
ら予測した予測値との予測残差を求め、当該予測残差を
符号化する。但し、PピクチヤやBピクチヤの場合に
は、動きベクトル検出器2で検出した動きベクトルを利
用して予測値に対して動き補償を行い、その結果得た予
測値との予測残差を求めて符号化を行う(すなわちPピ
クチヤやBピクチヤの場合には、動き補償フレーム間予
測符号化を行う)。
【0035】また符号化器3は動きベクトル検出器2か
ら得た各動きベクトルを符号化する。その際、符号化器
3は(1)及び(2)式で示される表現形式で動きベク
トルを表現し、fコード、モーシヨンコードmc及びモ
ーシヨンレジデユアルmrを符号化する。但し、fコー
ドは符号化せずに当該fコードを表すコードをそのまま
使用し、モーシヨンコードmc及びモーシヨンレジデユ
アルmrを可変長符号化する。符号化器3はこのような
符号化処理によつて得た各データをMPEGフオーマツ
トで規定される所定順序に合わせて配列し、符号化デー
タS4として出力する。
【0036】以上の構成において、動きベクトル検出器
2は参照距離に応じて仮のfコードを決定し、そのfコ
ードで示される検出範囲内から動きベクトルを検出す
る。検出された各動きベクトルは最適fコード検出器1
3に供給されると共に、バツフア12に供給される。最
適fコード検出器13は1ピクチヤ分の動きベクトルを
集計してその中から最大の動きベクトルを検出し、その
最大動きベクトルを検出し得る最も小さいfコードを検
出して符号化器3に出力する。このfコード出力タイミ
ングに合わせてバツフア12も一時蓄積していた動きベ
クトルを符号化器3に出力する。また画像データS1を
一時蓄積していたバツフア11も、このfコード出力タ
イミングに合わせて画像データS1を符号化器3に出力
する。
【0037】符号化器3は入力された画像データS1を
ピクチヤタイプに応じてフレーム内符号化又は動き補償
フレーム間予測符号化する。また符号化器3は動き補償
フレーム間予測符号化したときに利用した動きベクトル
(すなわちバツフア12を介して供給された動きベクト
ル)を符号化する。その際、符号化器3は動きベクトル
を(1)及び(2)式で示した表現形式で表現し、その
中のモーシヨンコードmc及びモーシヨンレジデユアル
を符号化する。この場合、符号化器3に対しては最適f
コード検出器13によつて検出した最適かつ最小のfコ
ードが供給されているので、(2)式に示したパラメー
タFも小さくなり、余り項であるモーシヨンレジデユア
ルmrも小さくなる。従つてこの符号化装置10の場合
には、従来のようにfコードの不適切によつて生じる符
号化効率の劣化を未然に回避し得、最適な符号化効率で
符号化することができる。
【0038】ところでモーシヨンレジデユアルmrは最
終的に図2に示すビツトストリーム中のマクロブロツク
層の先頭領域(A)に格納されるが、上述したようにモ
ーシヨンレジデユアルmrが小さくなれば、画像データ
を格納するブロツク層(B)の領域が狭くなるようなこ
とはない。従つてこの符号化装置10の場合には、画像
データの割当ビツト量を確実に確保し得、画質の劣化を
未然に回避し得る。
【0039】このようにして動きベクトル検出器で検出
した動きベクトルの最大値を検出し、当該最大動きベク
トルを検出し得る最小のfコード(すなわち実際の動き
ベクトルの大きさに合つた最適なfコード)を選択して
符号化器3に供給するようにしたことにより、動きベク
トルを符号化する際にモーシヨンレジデユアルmrを小
さくして効率良く符号化することができる。
【0040】以上の構成によれば、実際に得られた動き
ベクトルの最大値を検出し、当該最大動きベクトルを検
出し得る最小のfコードを求めて符号化器3に供給する
最適fコード検出器13を設けるようにしたことによ
り、動きベクトルを符号化する際にモーシヨンレジデユ
アルmrを小さくし得、効率良く符号化することができ
る。
【0041】さらに以上の構成によれば、モーシヨンレ
ジデユアルmrを小さくし得るため、画像データの割当
ビツト量を確実に確保し得、従来のような画質の劣化を
未然に回避し得る。かくするにつき従来のような符号化
効率の劣化を未然に回避し得る符号化装置を実現し得
る。
【0042】なお上述の実施例においては、各ピクチヤ
の参照関係が図5に示した参照関係にあるものとして説
明したが、本発明はこれに限らず、予測符号化時の参照
関係がその他のパターンであつても良い。要は、本発明
においては、参照関係については限定されるものではな
い。
【0043】また上述の実施例においては、図5に示す
ように、Pピクチヤの間にBピクチヤが1枚存在する場
合として説明したが、本発明はこれに限らず、例えばP
ピクチヤの間にBピクチヤが2枚存在する場合であつて
も良い。要は、本発明においては、I、B及びPピクチ
ヤの位置関係については限定されるものではない。
【0044】また上述の実施例においては、本発明をM
PEGの符号化方式に適用した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えばITU(International
Telecommunication Union :国際電気通信連合)等が標
準化した「H.261 」と呼ばれる符号化方式に適用するよ
うにしても良い。要は、画像データの動き量を検出し、
当該動き量を利用して画像データに動き補償予測符号化
を行うと共に、当該動き量を検出する際に使用した検出
範囲を表すコードを利用して動き量を符号化する画像符
号化装置であれば本発明を広く適用することができる。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、検出した
動き量を1画面分集計して大きさが最大の動き量を検出
し、当該最大動き量を検出し得る最小の検出範囲を求め
て当該最小検出範囲を表すコードを符号化手段に供給す
る最適コード検出手段を設けるようにしたことにより、
実際に検出された動き量に応じた最適なコードを得るこ
とができ、これによつて動き量を表す際の余りの部分を
小さくし得る。従つて従来のように余りの部分が大きく
なつて符号化効率が劣化するといつたことを未然に回避
し得る。かくするにつき従来のような符号化効率の劣化
を未然に回避し得る画像符号化装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEGに於けるモーシヨンコードを示す図表
である。
【図2】MPEGに於ける符号化データのビツトストリ
ーム構造を示す略線図である。
【図3】本発明の一実施例による符号化装置の構成を示
すブロツク図である。
【図4】動き補償フレーム間予測符号化の原理の説明に
供する略線図である。
【図5】MPEGに於けるピクチヤタイプの説明に供す
る略線図である。
【図6】動きベクトルの検出範囲の説明に供する略線図
である。
【図7】fコードと検出範囲の関係を示す図表である。
【図8】従来の符号化装置の構成を示すブロツク図であ
る。
【符号の説明】
1、10……符号化装置、2……動きベクトル検出器、
3……符号化器、11、12……バツフア、13……最
適fコード検出器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データの動き量を検出し、当該動き量
    を利用して上記画像データに動き補償予測符号化を行う
    と共に、上記動き量を検出する際に使用した検出範囲を
    表すコードを利用して当該動き量を符号化する画像符号
    化装置において、 上記画像データの1画面を所定のブロツクに分割し、所
    定検出範囲内で上記各ブロツクの動き量を検出する動き
    量検出手段と、 上記動き量検出手段によつて検出した上記動き量を1画
    面分集計して大きさが最大の動き量を検出し、当該最大
    動き量を検出し得る最小の検出範囲を求めて当該最小検
    出範囲を表す上記コードを出力する最適コード検出手段
    と、 上記動き量検出手段によつて検出した上記動き量を利用
    して上記画像データに動き補償予測符号化を行うと共
    に、上記最適コード検出手段から出力される上記コード
    に応じた変数を求めて上記動き量を当該変数と所定の係
    数による積と余りによつて表し、当該係数と余りを符号
    化することによつて上記動き量を符号化する符号化手段
    とを具えることを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】上記画像データを1画面分記憶し得る記憶
    容量を有し、上記画像データを順次蓄積して1画面分蓄
    積したら当該画像データを順次読み出して上記符号化手
    段に供給する第1の記憶手段と、 上記動き量検出手段によつて検出した上記動き量を1画
    面分記憶し得る記憶容量を有し、上記動き量を順次蓄積
    して1画面分蓄積したら当該動き量を順次読み出して上
    記符号化手段に供給する第2の記憶手段とを具えること
    を特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】画像データの動き量を検出し、当該動き量
    を利用して上記画像データに動き補償予測符号化を行う
    と共に、上記動き量を検出する際に使用した検出範囲を
    表すコードを利用して当該動き量を符号化する画像符号
    化方法において、 上記画像データの1画面を所定のブロツクに分割し、所
    定検出範囲内で上記各ブロツクの動き量を検出し、 検出した上記動き量を1画面分集計して大きさが最大の
    動き量を検出し、当該最大動き量を検出し得る最小の検
    出範囲を求めて当該最小検出範囲を表す上記コードを検
    出し、 検出した上記動き量を利用して上記画像データに動き補
    償予測符号化を行うと共に、検出した上記コードに応じ
    た変数を求めて上記動き量を当該変数と所定の係数によ
    る積と余りによつて表し、当該係数と余りを符号化する
    ことによつて上記動き量を符号化することを特徴とする
    画像符号化方法。
  4. 【請求項4】上記画像データを順次蓄積して1画面分蓄
    積したら当該画像データを順次読み出すことにより上記
    画像データを1画面分遅らせると共に、上記動き量を順
    次蓄積して1画面分蓄積したら当該動き量を順次読み出
    すことにより上記動き量を1画面分遅らせることを特徴
    とする請求項3に記載の画像符号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056838A1 (en) * 2001-12-25 2003-07-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Moving picture compression/coding apparatus and motion vector detection method

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