JPH06350995A - 動画像処理方法 - Google Patents

動画像処理方法

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JPH06350995A
JPH06350995A JP16608993A JP16608993A JPH06350995A JP H06350995 A JPH06350995 A JP H06350995A JP 16608993 A JP16608993 A JP 16608993A JP 16608993 A JP16608993 A JP 16608993A JP H06350995 A JPH06350995 A JP H06350995A
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JP16608993A
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Yoichi Murayama
洋一 村山
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GOPにおけるBピクチャの動きベクトルの
数を削減し、処理速度の向上及び伝送・蓄積効率の向上
を図った動画像処理方法を提供することを目的とする。 【構成】 GOPのBピクチャの検出対象のマクロブロ
ックmを貫通し、当該マクロブロックmに対して時間軸
の前後方向に位置するIピクチャあるいはPピクチャを
基点と終点とする動きベクトルv→を想定する。この動
きベクトルv→の基点位置と終点位置に位置するととも
に、検索対象のマクロブロックmに対して最小誤差を有
するマクロブロックa、bを検出し、動きベクトルv→
を決定する。そして、マクロブロックmと同位置であっ
て時間軸の後方のIピクチャあるいはPピクチャのマク
ロブロックPaから当該動きベクトルv→の指向するマ
クロブロックaまでの距離mvを動きベクトルv→に関
する情報として検出し、この距離mvの情報を符号化
し、伝送・蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像処理方法に関
し、詳細には、時間軸方向の予測を伴う動画像処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】〈背景〉動画像、特に、蓄積メディア用
の動画像符号化の国際標準としては、MPEG(Moving
Picture Expert Group )がある。
【0003】MPEGは、MPEGI 、MPEGII、M
PEGIII の3レベルの規格案が検討されている。MP
EGI では、1.5Mbpsの通信回線で伝送できる動
画像圧縮を目的としており、おもにテレビ電話やテレビ
会議などで使用することが考えられている。MPEGI
では、現行のNTSC方式のビデオ画像を320×24
0ピクセルの解像度として扱い、1フレームを構成する
2フィールドのうち1フィールドのみのデータを用い
る。MPEGIIでは、10Mbpsの通信回線で伝送で
きる圧縮が目標で、ISDNなどによる動画像伝送やデ
ィジタル・ビデオがターゲットとされている。そして、
MPEGIII は、ハイビジョンなどによる次世代テレビ
が対象となっている。
【0004】MPEGの特徴は、静止画圧縮では不要で
あった「動き補償(MC:MotionCompensation)」を行
うこと、および動画像圧縮の前提条件としてフレームの
ランダム・アクセスができること、早送りによる再生や
巻戻し再生(逆方向)ができることがあげられている。
【0005】すなわち、画像データは、一般に膨大であ
り、そのまま伝送したのでは、大きな帯域を必要とする
だけでなく、そのまま蓄積したのでは、膨大な記憶容量
を必要とする。一方、動画では、大体同じ形態が移動す
ることが多いので、この同じ形態の移動予測を行うこと
により、1コマ1コマを圧縮する必要が無くなり、伝送
や蓄積において有利となる。
【0006】そこで、MPEGでは、DCT(Discrete
Cosine Transform :離散コサイン変換)による静止画
像圧縮に加えて、時間軸方向の圧縮のための動き補償を
行っている。
【0007】このようなMPEGのデータ構造は、図5
に示すように表される。
【0008】すなわち、MPEGのデータ構造は、下位
の層から、ブロック層、マクロブロック層、スライス
層、ピクチャ層、GOP層及びビデオシーケンス層とな
っており、その内容は、以下のとおりである。
【0009】ブロック層は、輝度または色差の隣り合っ
た8ライン×8画素の画素から構成され、DCTは、こ
の単位で実行される。
【0010】マクロブロック層は、左右及び上下に隣り
合った4つの輝度ブロックY0、Y1、Y2、Y3と、
画像上では同じ位置にあたるCb、Crそれぞれの色差
ブロックの全部で6つのブロックで構成される。上記動
きベクトルは、このマクロブロック単位で取り扱われ
る。
【0011】スライス層は、画像の走査順に連なる1つ
又は複数のマクロブロックで構成される。
【0012】ピクチャ層は、上記少なくとも1つ又は複
数のスライスから構成され、その符号化される方式によ
り、上記Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャ等に分
類される。
【0013】GOP層は、1枚または複数枚のIピクチ
ャと0枚または複数枚の非Iピクチャから構成される。
【0014】ビデオシーケンス層は、画像サイズ、画像
レートなどが同じ1又は複数のGOPから構成される。
【0015】そして、MPEGでは、上記マクロブロッ
ク毎に動きベクトルを用意して、時間軸方向の以前(過
去)の再生画像(予測画像)から動きベクトル分だけず
らして予測するフレーム間予測、すなわち動き補償(M
C)を行っている。
【0016】この動き補償では、予測画像のマクロブロ
ックの座標に動きベクトルを加算することにより、入力
画像を予測しており、この動き補償は、1/2画素精度
で行なう。1/2画素精度の動き補償は、予測に用いる
参照フレーム上において画素単位でずらした位置を調べ
るのみならず、画素と画素の間の位置を補間によって生
成し、マッチングをとることによって行なう。
【0017】また、MPEGでは、上述のように、早送
り、巻き戻し、途中からの再生が基本となっているた
め、ある単位の動画像をまとめてGOP(Group of Pic
tures)を形成し、その単位での独立再生ができるよう
にしている。
【0018】このGOPでは、途中からの再生を可能に
するため、シーケンス・ヘッダ(SH)を付けることが
可能であり、シーケンス・ヘッダには、画像の大きさ、
画素縦横比など、データの再生に必要とする初期データ
が入っている。
【0019】そして、MPEGでは、上記GOP内の画
面の予測構造としては、例えば、図6に示すようになっ
ている。なお、図6において、四角形は動画のフレーム
を意味する1枚1枚の画像(ピクチャ)を示し、フレー
ムから伸びる矢印は、矢印の根元のフレームが矢印の先
のフレームの予測に用いられることを示す。そして、図
6において、I、B、Pは、後述するピクチャのタイプ
を示している。
【0020】上記ピクチャは、符号化される方式に従っ
て以下のタイプに分類される。
【0021】Iピクチャ(Intra-coded picture:イ
ントラ符号化画像) 符号化されるときその画像1枚の中だけで閉じた情報の
みを使う。換言すれば、復号化するときIピクチャ自身
の情報のみで画像が再構成できる。実際には、他の画像
との差分をとらずそのままDCTして符号化する。この
符号化方式は、一般に効率が悪いが、これを随所に入れ
てIピクチャだけを復号すればランダムアクセスや高速
再生が可能となる。さらに、Iピクチャを復号してメモ
リに蓄え、逆方向に読み出すことを繰り返せば逆転再生
をも可能となる。
【0022】Pピクチャ(Predictive-coded pictur
e:前方予測符号化画像) Pピクチャは、予測画像(差分をとる基準となる画像)
として、入力で時間的に前に位置し既に復号化されたI
ピクチャまたはPピクチャを使う。すなわち、図5に示
すように過去から現在の一方向に予測されるフレームで
ある。実際には動き補償された予測画像との差を符号化
するか差分をとらずに符号化する(イントラ符号化)か
効率のよい方をマクロブロック単位で選択できる。
【0023】Bピクチャ(Bidirectionally predicti
ve-coded picture:両方向予測符号化画像) Bピクチャは、予測画像として時間的に前に位置し既に
復号化されIピクチャまたはPピクチャ、時間的に後ろ
に位置するすでに復号化されたIピクチャまたはPピク
チャ、およびその両方から作られた補間画像の3種類を
使う。ここで、補間フレームの場合は両方向から予測を
行なうが、動き補償の予測モードは大きく分類して3つ
ある。過去から現在を予測する順方向動き補償、未来か
ら現在を予測する逆方向動き補償、過去と未来の両方か
ら現在を予測する補間動き補償である。上記順方向動き
補償と逆方向動き補償とは、一つの参照フレームから読
み出したブロックとマッチングをとるという点で、通常
の動き補償(MC)と同じ処理である。また、上記補間
動き補償は、2つの参照フレームから読み出したブロッ
クを、現在のフレームと参照フレームとの時間距離を考
慮した重みづけをして合成し、予測信号を得るものであ
る。
【0024】上記3種類の動き補償後の差分の符号化と
イントラ符号化の中で一番効率のよいものをマクロブロ
ック単位に選択できる。
【0025】そして、GOPにおいて、Bピクチャを符
号化または復号化するには、その予測画像となる時間的
には後方にあるIピクチャまたはPピクチャが先に符号
化されていなくてはならないため、GOPを構成するに
はIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャは所定の順序が
必要であるが、Iピクチャの間隔、及びPピクチャの間
隔は自由でGOPの内部でも変わってもよい。
【0026】〈従来技術〉従来の動画像処理方法におい
ては、上述のようなMPEGのGOPにおいて、図7に
示すように、Bピクチャから時間軸の前方側のIピクチ
ャあるいはPピクチャへの動ベクトルおよびBピクチャ
から時間軸の後方側のIピクチャあるいはPピクチャへ
の動ベクトルをそれぞれ別々に求めて、その動ベクトル
を符号化している。
【0027】すなわち、対象となるBピクチャのマクロ
ブロックに対して、IピクチャあるいはPピクチャの近
似するマクロブロックを検出し、当該検出したマクロブ
ロックに対する動きベクトルを求めるという動きベクト
ル検出を、Bピクチャを中心として時間軸の前方および
後方にあるIピクチャあるいはPピクチャのそれぞれに
対して行って、各IピクチャあるいはPピクチャに対す
る動きベクトルを求めている。そして、この求めたBピ
クチャ1つ当たり2つの動きベクトルを符号化して、伝
送・蓄積している。すなわち、Bピクチャの1つのマク
ロブロックに対して、2つの動きベクトルを求め、伝送
・蓄積している。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の動画像処理装置にあっては、Bピクチャの時
間軸の前後方向のそれぞれに対して別々に動きベクトル
を求め、Bピクチャの1つのマクロブロック当たり2つ
の動きベクトルを検出して符号化していたため、動きベ
クトルの検出処理に時間を要するとともに、符号化する
情報量が多く、処理速度の向上や記憶容量の削減を図る
上において問題があった。
【0029】すなわち、動きベクトルの検出における計
算量は膨大なものであり、この動きベクトルの検出をB
ピクチャの各マクロブロックについて時間軸の前方側と
後方側のそれぞれについて行っていたのでは、処理速度
を向上させることができない。
【0030】また、Bピクチャの各マクロブロックにつ
いて2つづつの動きベクトルを求めて符号化すると、動
きベクトルの分だけ符号化する情報量が増え、伝送速度
を向上させる上で問題であるだけでなく、記憶容量の削
減を図る上においても問題であった。
【0031】特に、Bピクチャは、時間的に連続するも
のであり、動画像において、Bピクチャが連続する部分
では、その分だけ動きベクトルの数も増え、動きベクト
ルの検出処理もBピクチャの数の2倍必要なだけでな
く、符号化する情報量も増加するという問題があった。
【0032】そこで、本発明はBピクチャの1つのマク
ロブロック当たりの動きベクトルの数を減らし、情報量
を削減することのできる動画像処理方法を提供すること
を目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャが所定の間隔で
時間軸方向に所定の順序で並んだGOPのBピクチャの
各マクロブロックについて、時間軸の前後方向にあるI
ピクチャあるいはPピクチャに対して当該Bピクチャの
マクロブロックと近似するマクロブロックを検出し、当
該検出したマクロブロックに対する動きベクトルを求
め、当該動きベクトルにより動き補償を行う動画像処理
方法において、前記Bピクチャのマクロブロックを貫通
して当該マクロブロックの時間軸の前後方向にあるIピ
クチャあるいはPピクチャを基点と終点とする動きベク
トルを想定し、当該動きベクトルの基点と終点の双方に
あるのマクロブロックのうち所定の範囲で当該Bピクチ
ャのマクロブロックと最も近似するマクロブロックを検
出して、当該動きベクトルを決定し、当該決定した動き
ベクトルに関する情報を動き補償に用いることにより、
上記目的を達成している。
【0034】この場合、前記動きベクトルに関する情報
は、例えば、請求項2に記載するように、前記検出対象
のBピクチャのマクロブロックと時間軸方向の一方にお
いて同位置にある前記IピクチャあるいはPピクチャの
マクロブロックから当該IピクチャあるいはPピクチャ
の前記決定された動きベクトルの位置するマクロブロッ
クまでの距離情報であってもよい。
【0035】また、前記Bピクチャのマクロブロックと
最も近似するIピクチャあるいはPピクチャのマクロブ
ロックは、例えば、請求項3に記載するように、該Iピ
クチャあるいはPピクチャのマクロブロックの平均と当
該Bピクチャのマクロブロックとを比較することにより
検出されるものであってもよい。
【0036】
【作用】本発明によれば、Iピクチャ、Pピクチャ及び
Bピクチャが所定の間隔で時間軸方向に所定の順序で並
んだGOPにおいて、Bピクチャのマクロブロックを貫
通して当該マクロブロックの時間軸の前後方向にあるI
ピクチャあるいはPピクチャを基点と終点とする動きベ
クトルを想定する。そして、この動きベクトルの基点と
終点の双方にあるマクロブロックのうち所定の検索範囲
で当該Bピクチャのマクロブロックと最も近似するマク
ロブロックを検出して動きベクトルを決定し、当該決定
した動きベクトルに関する情報を動き補償に用いている
ので、従来Bピクチャの1つのマクロブロック当たり時
間軸方向の前後方向にそれぞれ必要としていた動きベク
トルを、Bピクチャのマクロブロック1つについて1つ
の動きベクトルとすることができ、動きベクトルの検出
時間を短縮して、処理速度を向上させることができると
ともに、動きベクトルの数を減らし、情報量を削減する
ことができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0038】図1〜図4は本発明に係る動画像処理方法
の一実施例を示す図である。
【0039】先ず、構成を説明する。
【0040】図1は動画像処理装置の符号化器のブロッ
ク構成図である。
【0041】図1において、動画像処理装置の符号化器
1は、コントローラ2、レジスタ群2A、画像メモリ
3、減算器4、DCT演算部5、量子化部6、ビデオマ
ルチプレックス符号化部(VLC)7、バッファ8及び
動きフレーム間予測部9等により構成されている。
【0042】画像メモリ3は、データ圧縮すべき画像デ
ータが入力され、この画像データを記憶して、減算器4
及びコントローラ2に出力する。
【0043】画像メモリ3から読み出された画像データ
は、減算器4に入力され、減算器4は、画像メモリ3か
ら入力される画像データから動きフレーム間予測部9で
の動き補償フレーム間予測処理による予測結果を減算し
て、その減算結果をコントローラ2及びDCT演算部5
に出力する。
【0044】DCT演算部5は、減算器4による減算結
果の画像データに対してDCT演算を行い、その演算結
果を量子化部6に出力する。
【0045】量子化部6は、コントローラ2で決定され
た量子化幅に従ってDCT演算部5による演算データを
一定の誤差の範囲内で量子化し、動きフレーム間予測部
9及びビデオマルチプレックス符号化部(VLC)7に
出力する。
【0046】ビデオマルチプレックス符号化部(VL
C)7は、量子化部6により量子化された画像データに
対して可変長符号化を行う他、各種ブロック属性信号を
可変長符号化した後、定められたデータ構造の符号列に
多重化し、バッファ8に出力する。
【0047】バッファ8は、変動する情報発生を一定レ
ートに平滑化して、コントローラ2に出力し、また画像
データを図外の記憶装置に出力する。この記憶装置に記
憶された画像データは、本動画像処理装置の後述する復
号器で復号化されたり、他の動画像処理装置に伝送され
る。
【0048】動きフレーム間予測部9は、周期的なフレ
ーム内符号化フレームを基本とした動き補償予測を行う
もので、逆量子化部10、IDCT演算部(IDCT)
11、加算器12、スイッチ13、14、15及び予測
器16、17で構成されている。
【0049】逆量子化部10は、量子化部6により量子
化された画像データを逆量子化して、量子化前の画像デ
ータに戻し、IDCT演算部11に出力する。
【0050】IDCT演算部11は、逆量子化部10に
より量子化前の状態に戻された画像データに対して逆D
CT(IDCT)演算を施し、加算器12に出力する。
【0051】加算器12は、IDCT演算部11により
DCT処理される前の状態に戻された画像データに動き
補償フレーム間処理による予測結果を加算して、スイッ
チ13に出力する。
【0052】スイッチ13、14、15は、コントロー
ラ2からの画像モードと予測モードに従って信号経路を
切り換えるもので、スイッチ13は、画像モードにより
オンされ、スイッチ14、15は、予測モードで、その
対応によりオン/オフされて、予測器16、17を減算
器4に接続する。
【0053】予測器16、17は、コントローラ2で演
算処理された動きベクトルにより動き補償予測を行な
う。
【0054】そして、コントローラ2には、上記画像メ
モリ3からの画像データ、バッファ8からの情報及び差
分値等が入力され、コントローラ2は、画像モード、予
測モード及び各種制御信号を出力して、システム全体を
制御するとともに、後述するように、動きベクトルを求
めて予測器16、17に出力する。
【0055】レジスタ群2Aは、後述するような各種レ
ジスタで構成されており、コントローラ2が上記制御に
おける制御において必要なデータを一時格納するのに使
用される。
【0056】また、動画像処理装置は、図2に示すよう
な上記符号化器1とは逆の動作を行う復号器20を備え
ており、バッファ21、逆ビデオマルチプレックス符号
化部(VLC-1)22、逆量子化部23、IDCT演算
部24、加算器25、スイッチ26、27、28及び予
測器29、30から構成されている。
【0057】バッファ21には、図外の記憶装置から圧
縮データが入力され、バッファ21は、変動する情報発
生を一定レートに平滑して、画像データを記憶装置に出
力する。
【0058】逆ビデオマルチプレックス復号化部(VL
-1)22は、バッファ21から入力される復号化すべ
き画像データを前記ビデオマルチプレックス符号化部
(VLC)7の処理と逆の処理を行なって復号化し、逆
量子化部23に出力する。
【0059】逆量子化部23は、逆ビデオマルチプレッ
クス復号化部(VLC-1)22で決定された量子化幅に
従って逆ビデオマルチプレックス復号化部(VLC-1
22の出力する画像データに対して逆量子化し、IDC
T演算部24に出力する。
【0060】IDCT演算部24は、逆量子化部23で
逆量子化されたデータに対して逆DCT演算を施し、そ
の演算結果を加算器25に出力する。
【0061】加算器25は、IDCT演算部24の出力
に予測結果を加算して、予測器29等に出力する。
【0062】スイッチ26、27、28は、逆ビデオマ
ルチプレックス復号化部(VLC-1)22からの画像モ
ード、予測モードに従って信号経路を切り換える。
【0063】上記予測器29、30は、逆ビデオマルチ
プレックス復号化部(VLC-1)22で算出された動き
ベクトルにより動き補償予測を行なう。この予測器2
9、30における動き補償予測において、後述する動き
ベクトルが使用される。
【0064】次に、本実施例の動作を説明する。
【0065】GOPでは、図6に示したように、Iピク
チャ、Pピクチャ及びBピクチャが所定の順序で並んで
おり、Bピクチャの動き補償を、従来のように、前後の
IピクチャあるいはPピクチャのそれぞれについての動
きベクトルを検出し、この動きベクトルに基づいて動き
補償を行うと、Bピクチャの1つのマクロブロックに対
して2つの動きベクトルを必要とする。
【0066】そこで、本実施例では、図1に示したコン
トローラ2により、以下に説明する動画像処理を行うこ
とにより、Bピクチャの1つのマクロブロックに対して
1つの動きベクトルを決定し、この動きベクトルに関す
る情報を符号化して、伝送・蓄積するようにしている。
【0067】すなわち、図3に示すように、Bピクチャ
の検出対象のマクロブロックmを貫通して当該マクロブ
ロックmの時間軸の前方にあるIピクチャあるいはPピ
クチャを基点とし、時間軸の後方側にあるIピクチャあ
るいはPピクチャを終点とする動きベクトルv→(v→
は、ベクトルを表示する。)を想定し、この動きベクト
ルv→の基点と終点のマクロブロックa、bのうち所定
の範囲にあるマクロブロックa、bであって、当該Bピ
クチャのマクロブロックmと上記双方のマクロブロック
a、bが最も近似するマクロブロックa、bを検出す
る。
【0068】具体的には、検出対象のBピクチャのマク
ロブロックmの画素の値と、動きベクトルv→の基点と
終点にあるマクロブロックa、bの画素の平均値との誤
差が最小になるマクロブロックa、bを検出する。そし
て、そのときのマクロブロックa、bを基点と終点とす
る動きベクトルv→を決定し、当該動きベクトルv→に
関する情報を求める処理を行う。
【0069】以下、上記処理を図4に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
【0070】コントローラ2は、まず、レジスタ群2A
に形成され画素の最小誤差を格納するレジスタgに予め
設定した画素の最小誤差の最大値Maxを格納し(ステ
ップT1)、Bピクチャの検出対象のマクロブロックm
と同位置にある時間軸の前方あるいは後方(本実施例で
は、図3に示すように、時間軸の後方)のIピクチャあ
るいはPピクチャのマクロブロックPaから検索対象と
なっているマクロブロックaまでの距離mvを格納する
レジスタi(レジスタ群2Aに形成されている。)に検
索範囲のマイナス側(図3中下側)の最大値「−MC
H」を格納する(ステップT2)。
【0071】次に、検索対象となっているマクロブロッ
ク内の各画素をカウントするためのレジスタj(レジス
タ群2Aに形成されている。)に初期値「1」を格納す
る(ステップT3)。すなわち、上述のように、マクロ
ブロックは、通常、8×8の画素(16×16画素のも
のもある)で構成されており、このマクロブロックを構
成する各画素についてBピクチャのマクロブロックmと
最小誤差となるIピクチャあるいはPピクチャのマクロ
ブロックa、bを検索する。このマクロブロックa、b
内の各画素をカウントするためのレジスタj(レジスタ
群2Aに形成されている。)に初期値として「1」を設
定している。
【0072】そして、画素の誤差を格納するためのレジ
スタSi(レジスタ群2Aに形成されている。)に初期
値「0」を格納し(ステップT4)、当該負の最大値の
位置のマクロブロックaとそのときの動きベクトルv→
の基点側にあるマクロブロックbの画素の平均値を格納
するためのレジスタCj(レジスタ群2Aに形成されて
いる。)に格納する(ステップT5)。
【0073】次に、Bピクチャのマクロブロックmの画
素mjの値からレジスタCjの値を減算し、その減算結
果の絶対値にレジスタSiの値を加算して、レジスタS
iに格納する(ステップT6)。いま、最初の処理であ
るから、レジスタSiには、「0」が格納されており、
ステップT6では、レジスタSiにマクロブロックmの
画素mjからレジスタCjの値を減算した減算結果の絶
対値が格納される。
【0074】そして、レジスタjの値を「1」だけイン
クリメントして(ステップP7)、レジスタjの値がマ
クロブロックサイズMB_SZの範囲内かどうかチェッ
クする(ステップT8)。
【0075】ステップT8で、YESのときには、検索
対象のマクロブロックa、bの全ての画素について画素
の誤差を検出していないと判断して、ステップT5に戻
り、インクリメントしたレジスタjの値に対応する画素
について、上記同様に、当該画素についての画素平均値
Cjを求めて、その画素平均Cjをマクロブロックmの
該当画素mjから減算した減算値の絶対値をレジスタS
iの値に加算した加算結果をレジスタSiに格納し、さ
らにレジスタjをインクリメントする(ステップT5〜
ステップT7)。
【0076】上記処理を検索対象のマクロブロックa、
bについて全て処理し、ステップT8での判断がNOに
なると、レジスタSiの値がレジスタgより小さいかど
うか、すなわち、上記ステップT5からステップT8で
検索したマクロブロックa、bの平均誤差であるレジス
タSiの値が最小誤差gより小さいかどうかチェックす
る(ステップT9)。
【0077】ステップT9で、YESのときには、今回
検索したマクロブロックa、bの平均誤差が今まで検索
したマクロブロックa、bのうちで最小の誤差であると
判断して、レジスタSiの値をレジスタgに格納し(ス
テップT10)、レジスタiの値をレジスタmvにセッ
トする(ステップT11)。
【0078】すなわち、今回検索したマクロブロック
a、bのマクロブロックmに対する平均誤差Siが最小
誤差を格納するレジスタgの値よりも小さいときには、
今回検索したマクロブロックa、bの平均誤差Siを最
小誤差としてレジスタgにセットし、そのときのマクロ
ブロック検出対象のマクロブロックmと同位置で時間軸
方向に後方にあるIピクチャあるいはPピクチャのマク
ロブロックPaからの距離を格納するレジスタmvにセ
ットしている。
【0079】ステップT9で、NOのときには、今回検
索したマクロブロックa、bの平均誤差が今まで検索し
たマクロブロックa、bのうちで最小の誤差ではないと
判断して、そのままステップT12に移行する。
【0080】そして、ステップT12で、レジスタiの
値を「1」だけインクリメントし、インクリメントした
レジスタiの値が検索範囲の正の最大値MCH以内であ
るかどうかチェックする(ステップT13)。
【0081】すなわち、検索範囲の負の最大値−MCH
から正の最大値MCHまで検索したかどうかチェックし
ている。
【0082】ステップT13で、YESのときには、検
索範囲全体を検索していないと判断して、ステップT3
に戻り、インクリメントしたレジスタiの値に該当する
マクロブロックa、bについて、上記同様に平均誤差S
iを検出し(ステップT3〜T8)、検出した平均誤差
Siが最小誤差gより小さいときには、最小誤差gを更
新するとともに、レジスタmvの値を更新して、検索範
囲全体の検索が完了したかどうかチェックする(ステッ
プT10〜T13)。
【0083】ステップT13で、NOのときには、検索
範囲の正の最大値MCHまで検索して、検索範囲全体の
検索が完了したと判断して、レジスタmvの値を動きベ
クトルv→に関する情報として出力する(ステップT1
4)。
【0084】なお、上記検索処理は、マクロブロック
a、bの空間方向の一方向、例えば、縦方向についての
み検索を行っているが、実際には、上記一方向に直角の
方向、例えば、左右方向についても検索を行って、最小
誤差gを検出し、当該最小誤差gのときのマクロブロッ
クa、bを指向する動きベクトルv→を検出する。
【0085】そして、このようにして検出した動きベク
トルv→に関する情報を符号化し、伝送・蓄積する。
【0086】動画像処理装置の復号器20は、この動き
ベクトルv→に基づいて画像の予測を行い、再生する。
【0087】このように、本実施例では、Bピクチャの
検索対象のマクロブロックmを貫通するとともに当該マ
クロブロックmに対して時間軸の前後方向に位置するI
ピクチャあるいはPピクチャを基点と終点とする動きベ
クトルv→を想定して、該動きベクトルv→の該基点位
置と終点位置に位置するとともに検索対象のマクロブロ
ックmに対して最小誤差gを有するマクロブロックa、
bを検出し、当該マクロブロックmと同位置であって時
間軸の後方のIピクチャあるいはPピクチャのマクロブ
ロックPaから当該動きベクトルv→の指向するマクロ
ブロックaまでの距離mv(図3参照)を当該動きベク
トルv→に関する情報として検出する。そして、この検
出した距離mvの情報を符号化して、伝送・蓄積する。
【0088】したがって、Bピクチャの1つのマクロブ
ロックmに対して1つの動きベクトルv→を検索し、そ
の動きベクトルv→に関する情報を符号化して、伝送・
蓄積するだけでよいので、従来の方法に比べて、検索処
理を半分の量に削減することができるとともに、符号化
する情報量を半分の量に削減することができる。その結
果、処理速度を向上させることができるとともに、情報
量を削減して、伝送時間の短縮と蓄積容量の削減を行う
ことができる。
【0089】また、動画像の場合、時間的に近接したB
ピクチャとIピクチャあるいはPピクチャとの間におい
ては、一般に、同じような形態のものが移動することが
多く、かつ隣接するBピクチャとIピクチャあるいはP
ピクチャとの時間経過量の点から、近似したマクロブロ
ックの空間的移動量は、それ程大きくない。このような
状況において、従来の動きベクトルの決定方法によれ
ば、本来の形態とは、異なる形態を最小誤差の画像とし
て検出するおそれがあったが、本実施例のように、動き
ベクトルをBピクチャを貫通して相隣接する時間軸の前
後のIピクチャあるいはPピクチャをその基点と終点と
する1つの動きベクトルに基づいて最小誤差の画像を検
出すると、効果的に、かつ誤りの少ない確率で最小誤差
の画像を検出することができる。
【0090】なお、上記実施例においては、動きベクト
ルv→の情報として、距離mvを用いているが、距離情
報に限るものでないことは言うまでもない。また、この
距離情報としても、本実施例では、時間軸方向後方側の
IピクチャあるいはPピクチャにおける距離mvを採用
しているが、時間軸方向前方側のIピクチャあるいはP
ピクチャにおける距離を採用してもよい。
【0091】また、本実施例では、動きベクトルv→を
検査対象のBピクチャの時間軸方向の前方側から後方側
に向いたベクトルを採用しているが、逆に、時間軸方向
の後方側から前方側に向いた動きベクトルv→を採用し
てもよい。
【0092】さらに、本実施例では、Bピクチャの時間
軸方向の前方側のマクロブロックbと後方側のマクロブ
ロックaの平均から最小誤差のマクロブロックa、bを
検出しているが、最小誤差のマクロブロックa、bの検
出は、上記検出方法に限るものでないことは言うまでも
ない。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、従来Bピクチャのマク
ロブロック1つについて時間軸方向の前後方向にそれぞ
れ必要としていた動きベクトルを、Bピクチャのマクロ
ブロック1つ当たり1つの動きベクトルとすることがで
き、動きベクトルの検出処理と動きベクトル自体の数を
削減することができる。その結果、動きベクトルを検出
する処理時間を削減して、処理速度を向上させることが
できるとともに、符号化する情報量を削減することがで
き、伝送速度を向上させ、また、蓄積容量を削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】動画像処理装置の符号化器のブロック構成を示
す図である。
【図2】動画像処理装置の復号化器のブロック構成を示
す図である。
【図3】動きベクトルの検出動作の説明図。
【図4】動画像処理装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】MPEGのデータ構造を示す図。
【図6】GOPの画面の予測構造を示す図。
【図7】動画像処理装置の動きベクトルの検出動作の説
明図。
【符号の説明】
1 符号化器 2 コントローラ 2A レジスタ群 3 画像メモリ 4 減算器 5 DCT演算部 6 量子化部 7 ビデオマルチプレックス符号化部(VLC) 8 バッファ 9 動きフレーム間予測部 10 逆量子化部 11 IDCT演算部 12 加算器 13、14、15 スイッチ 16、17 予測器 20 復号化器 21 バッファ 22 逆ビデオマルチプレックス符号化部(VLC-1) 23 逆量子化部 24 IDCT演算部 25 加算器 26、27、28 スイッチ 29、30 予測器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャが
    所定の間隔で時間軸方向に所定の順序で並んだGOPの
    Bピクチャの各マクロブロックについて、時間軸の前後
    方向にあるIピクチャあるいはPピクチャに対して当該
    Bピクチャのマクロブロックと近似するマクロブロック
    を検出し、当該検出したマクロブロックに対する動きベ
    クトルを求め、当該動きベクトルにより動き補償を行う
    動画像処理方法において、 前記Bピクチャのマクロブロックを貫通して当該マクロ
    ブロックの時間軸の前後方向にあるIピクチャあるいは
    Pピクチャを基点と終点とする動きベクトルを想定し、
    当該動きベクトルの基点と終点の双方にあるマクロブロ
    ックのうち所定の範囲で当該Bピクチャのマクロブロッ
    クと最も近似するマクロブロックを検出して、当該動き
    ベクトルを決定し、当該決定した動きベクトルに関する
    情報を動き補償に用いることを特徴とする動画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】前記動きベクトルに関する情報は、前記検
    出対象のBピクチャのマクロブロックと時間軸方向の一
    方において同位置にある前記IピクチャあるいはPピク
    チャのマクロブロックから当該IピクチャあるいはPピ
    クチャの前記決定された動きベクトルの位置するマクロ
    ブロックまでの距離情報であることを特徴とする請求項
    1記載の動画像処理方法。
  3. 【請求項3】前記Bピクチャのマクロブロックと最も近
    似するIピクチャあるいはPピクチャのマクロブロック
    は、該IピクチャあるいはPピクチャのマクロブロック
    の平均と当該Bピクチャのマクロブロックとを比較する
    ことにより検出されることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の動画像処理方法。
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