JPH0928339A - 唐揚げ粉ミックス - Google Patents

唐揚げ粉ミックス

Info

Publication number
JPH0928339A
JPH0928339A JP7205366A JP20536695A JPH0928339A JP H0928339 A JPH0928339 A JP H0928339A JP 7205366 A JP7205366 A JP 7205366A JP 20536695 A JP20536695 A JP 20536695A JP H0928339 A JPH0928339 A JP H0928339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
fried chicken
soy sauce
mix
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7205366A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Oka
毅 岡
Haruko Mori
治子 森
Akira Shigeta
明 繁田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP7205366A priority Critical patent/JPH0928339A/ja
Publication of JPH0928339A publication Critical patent/JPH0928339A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grain Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子レンジなどを利用することにより、衣の
色付き、醤油風味の香ばしさが改良された唐揚げを作る
ことができる唐揚げ粉ミックスを提供する。 【構成】 加熱媒体としての油脂を用いることなく加熱
処理するための唐揚げ粉ミックスであって、該ミックス
の全量に対して8〜30重量%の粉末醤油、10〜50
重量%のカゼイン、及び15〜50重量%のα化穀粉又
はα化澱粉が含有されてなる唐揚げ粉ミックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱媒体としての油脂
を用いることなく、電子レンジ、オーブンなどの加熱手
段を利用して唐揚げを作るのに適した唐揚げ粉ミックス
に関する。特に本発明は、醤油の風味や色づきが改良さ
れた唐揚げを作ることができる唐揚げ粉ミックスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に唐揚げは、小麦粉や片栗粉、所望
により調味料、香辛料などを加えたもの、あるいは予め
これらの材料が混合されてなる専用のミックス粉を鶏肉
などの畜肉、魚肉などに直接まぶす、又は水に溶いたも
のをからめた後、油で揚げて調理したものである。しか
し加熱媒体として油を使用した調理法では、油ハネ、レ
ンジ回りの油汚れ、また廃油の処理等の問題があり、少
量で手軽に作るにはその簡便性に欠ける。
【0003】唐揚げを簡便に作るために、油で揚げるこ
となく電子レンジなどの加熱手段を利用して調理するの
に適した唐揚げ粉ミックスが提案されている(特開昭5
4−98346号、同57−125660号各公報)。
しかし、上記のような唐揚げ粉ミックスを用い、油で揚
げないで唐揚げを作った場合には、油で揚げた通常のも
のに比べて出来上がりの外観(衣の付着状態、衣の焼き
色の変化)、食感、また風味の点において充分でなく、
特に油で揚げないために衣の褐変現象が起りにくく、従
って外観上焼き色がつきにくい、また香ばしい風味も充
分に感じられないなどの問題がある。油を用いないで唐
揚げを作る際のミックスには、例えば、特開昭63−2
33751号、あるいは特開平4−187059号各公
報に記載されているように、風味付け、焼き色づけの目
的で粉末醤油を使用する手段がある。しかしながら、粉
末醤油を使用することで、確かに焼き色や醤油の香ばし
い風味も増し、油で揚げたときのような状態に近付ける
ことができるがなお、十分満足できる程の改良には至っ
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
レンジなどを利用することにより、通常の油で揚げたよ
うな外観、食感及び風味を有する唐揚げ粉ミックスを提
供することであり、特に本発明では、衣の色付き、醤油
風味の香ばしさが改良された唐揚げを作ることができる
唐揚げ粉ミックスを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、粉末醤油を
添加した場合の唐揚げの出来上がり状態について検討し
た。それによると、焼き上げた後の唐揚げの外観、特に
焼き色の付き具合、又香ばしい醤油風味付けは単に粉末
醤油の使用量を従来のものに比べて増量するだけでは充
分でなく、特定量のカゼインとα化穀粉又は澱粉を併用
することで相乗的に増大させることができることを見出
し、本発明に到達したものである。
【0006】本発明は、加熱媒体としての油脂を用いる
ことなく加熱処理するための唐揚げ粉ミックスであっ
て、該ミックスの全量に対して8〜30重量%の粉末醤
油、10〜50重量%のカゼイン、及び15〜50重量
%のα化穀粉又はα化澱粉が含有されてなる唐揚げ粉ミ
ックスにある。
【0007】本発明は以下の態様であることが好まし
い。 (1)粉末醤油が、ミックスの全量に対して12〜25
重量%(更に好ましくは15〜20重量%)含有されて
いる。 (2)カゼインがミックスの全量に対して20〜40重
量%含有されている。 (3)α化穀粉又はα化澱粉が、ミックスの全量に対し
て30〜50重量%含有されている。 (4)カゼインが、粉末醤油1に対して1〜5重量倍
(更に好ましくは1.5〜3.5重量倍)含有されてい
る。 (5)α化穀粉又はα化澱粉が、粉末醤油1に対して
0.8〜4重量倍(更に好ましくは1〜3重量倍)含有
されている。 (6)α化穀粉又はα化澱粉が、α化度が80%以上
(更に好ましくは90%以上)のものである。 (7)該ミックスが、調味料、香辛料を更に含有してい
る。
【0008】以下に、本発明の唐揚げ粉ミックスについ
て説明する。本発明の唐揚げ粉ミックスは、粉末醤油、
カゼイン、及びα化澱粉が含有されたものである。粉末
醤油は、原料となる液体醤油を粉末化基材(一般にはデ
キストリン)を用いて、噴霧乾燥、真空乾燥、あるいは
流動層造粒などの方法で粉末化したものである。本発明
においてもこのような方法で調製した、一般に市販され
ているものを使用することができる。またアミノ酸やグ
ルタミン酸ナトリウムなどの調味料が加えられたもので
も良い。なお、液体醤油としては、濃口、薄口、たま
り、再仕込み、白醤油の5種類が知られているが、本発
明で用いるのは色の濃い、濃口、たまり、再仕込み醤油
を原料として調製した粉末醤油が好ましい。粉末醤油の
含有量は、該ミックスの全量に対して8〜30重量%
(好ましくは12〜25重量%、更に好ましくは15〜
20重量%)である。
【0009】カゼインは、通常カゼインナトリウム及び
/又はカゼインカルシウムの状態で存在しており、本発
明ではこれらのものを使用することができる。なお、カ
ゼインのマグネシウム塩が一部に含まれていてもよい。
また本発明では、カゼイン成分を含有する材料(例え
ば、脱脂粉乳、乳清(ホエー)粉末)も使用することが
できる。カゼインの含有量は、該ミックスの全量に対し
て10〜50重量%(好ましくは20〜40重量%)で
ある。また、カゼインは、粉末醤油1に対して1〜5重
量倍含有されていることが好ましく、更に好ましくは粉
末醤油1に対して1.5〜3.5重量倍含有されてい
る。
【0010】本発明で用いるα化穀粉又はα化澱粉は、
上記カゼインと共に加熱後の色づきを助けると共に、衣
の形状や良好な食感を維持するために加えられるもの
で、種々の穀粉、澱粉原料から得たものを利用すること
ができる。このような例としては、小麦粉、コーンフラ
ワー、米粉、もち米粉、コーン澱粉、小麦粉澱粉、馬鈴
薯澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉、そしてサツマイモ澱粉
などを挙げることができる。α化処理は、公知の方法を
利用して実施できる。
【0011】本発明で用いるα化された穀粉又は澱粉
は、α化度が必ずしも100%である必要はなく、80
%以上(更に好ましくは、90%以上)のものであるこ
とが好ましく、このようなα化された穀粉又は澱粉は、
ホットロール法などの公知の加工法において例えば、加
熱温度、加熱時間、圧力、あるいは回転数等を調整する
ことにより得ることができる。なお、本発明では、上記
のα化度となるように調整された市販のα化された穀粉
又は澱粉を選択して利用することができる。α化穀粉又
はα化澱粉の含有量は、該ミックスの全量に対して15
〜50重量%(好ましくは20〜40重量%)である。
また、α化穀粉又はα化澱粉は、粉末醤油1に対して
0.8〜4重量倍含有されていることが好ましく、更に
好ましくは粉末醤油1に対して1〜3重量倍含有されて
いる。
【0012】本発明の唐揚げ粉ミックスは、上記の粉末
材料を混合することで調製することができるが、この際
に、従来の唐揚げ粉ミックスと同様に粉末醤油以外の調
味料、香辛料、及び色素などを所望により加えても良
い。調味料としては、例えば、食塩、糖類(例、単糖
類、二糖類、オリゴ糖、糖アルコール)、化学調味料
(例、アミノ酸系調味料、核酸系調味料)、蛋白加水分
解物、及び天然エキス(例、肉エキス、野菜エキス、酵
母エキス)を挙げることができる。香辛料としては、例
えば、胡椒粉末(ホワイトペパー、ブラックペパー、レ
ッドペパー)、ガーリックパウダー、ジンジャーパウダ
ー、オニオンパウダー、唐辛子粉末、セロリパウダーお
よび各種香草粉末(タイム、グローブ)を挙げることが
できる。また色素としては、例えば、パブリカ粉末、カ
ラメル粉末及びアナトー粉末を挙げることができる。
【0013】本発明の唐揚げ粉ミックスは、通常の方法
で畜肉等の肉の表面に適当量まぶした後、電子レンジ、
オーブン、オーブントースターあるいはこれらの機能を
備えた加熱手段を利用し、加熱処理することで、油で揚
げたときのような外観、食感、風味を有する種々の唐揚
げを作ることができる。
【0014】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を示し、本発明を
更に具体的に説明する。
【0015】[実施例1]粉末醤油18重量%、カゼイ
ンナトリウム35重量%、α化澱粉(α化度:80%)
25重量%、粉塩10重量%、粉糖6重量%、グルタミ
ン酸ナトリウム2重量%、胡椒2重量%、及びパプリカ
粉末2重量%を混合して本発明に従う唐揚げ粉ミックス
を調製した。20〜30gに調整した鶏股肉に上記の唐
揚げ粉ミックスをまぶし、電子レンジで600W、1分
30秒間加熱し、唐揚げを得た。
【0016】[唐揚げ粉としての評価]得られた唐揚げ
について(1)衣の色付きの状態、(2)出来上りの外
観(衣の付着状態)、及び(3)焦げ風味に伴う香ばし
さについて、10名のパネルにより官能試験を行い、評
価した。評価は、それぞれ以下の基準で行った。 (1)衣の色付きの状態 良好:黄褐色に色づきがされ、良好である。 普通:黄褐色の色づきは充分ではないが許容範囲であ
る。 不良:全体に黄褐色の色づきが不十分で一部にに白っぽ
さが残っている。 (2)出来上りの外観(衣の付着状態) 良好:衣がほぼ均一に付着しており、またその形状も良
好である。 普通:衣の一部に変形したところもあるが許容範囲であ
る。 不良:衣に流れが生じ、付着状態も不均一である。 (3)焦げ風味に伴う香ばしさ 良好:醤油風味の香ばしさがあり、良好である。 普通:醤油風味の香ばしさは充分とは言えないが、許容
範囲である。 不良:醤油風味の香ばしさが足りず、不十分である。 結果を表1に記載する。
【0017】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── 評価項目 良好 普通 不良 ──────────────────────────────────── 衣の色付き状態 8 2 0 出来上がりの外観 8 2 0 焦げ風味に伴う香ばしさ 7 3 0 ────────────────────────────────────
【0018】上記表1の結果から、本発明に従う唐揚げ
粉ミックスを用いることで、電子レンジで調理した場合
でも出来上がりの衣の状態、また衣の色づきや醤油風味
も良好である。
【0019】[実施例2]粉末醤油20重量%、カゼイ
ンカルシウム(マグネシウム入り)35重量%、α化小
麦粉(α化度:80%)23重量%、粉塩9重量%、キ
シロース6重量%、グルタミン酸ナトリウム2重量%、
胡椒2重量%、及びパプリカ粉末2重量%、カラメル粉
末1重量%を混合して本発明に従う唐揚げ粉ミックスを
調製した。20〜30gに調整した牛肉に上記の唐揚げ
粉ミックスをまぶし、電子レンジで600W、1分30
秒間加熱し、唐揚げを得た。
【0020】[唐揚げ粉としての評価]得られた唐揚げ
について上記実施例1と同様にして官能試験を行った。
結果を表2に記載する。
【0021】
【表2】 表2 ──────────────────────────────────── 評価項目 良好 普通 不良 ──────────────────────────────────── 衣の色付き状態 8 2 0 出来上がりの外観 8 2 0 焦げ風味に伴う香ばしさ 7 3 0 ────────────────────────────────────
【0022】上記表2の結果から、本発明に従う唐揚げ
粉ミックスを用いることで、電子レンジで調理した場合
でも出来上がりの衣の状態、また衣の色づきや醤油風味
も良好である。
【0023】[実施例3]粉末醤油10重量%、カゼイ
ンナトリウム35重量%、α化コーンフラワー(α化
度:80%)31重量%、粉塩9重量%、粉糖8重量
%、グルタミン酸ナトリウム2重量%、胡椒2重量%、
及びパプリカ粉末2重量%、カラメル粉末1重量%を混
合して本発明に従う唐揚げ粉ミックスを調製した。液体
醤油と日本酒(3:1/重量比)に1時間漬け込んだ鶏
股肉を20〜30gに調整した後、これに上記の唐揚げ
粉ミックスをまぶし、電子レンジで600W、1分30
秒間加熱し、唐揚げを得た。
【0024】[唐揚げ粉としての評価]得られた唐揚げ
について上記実施例1と同様にして官能試験を行った。
結果を表3に記載する。
【0025】
【表3】 表3 ──────────────────────────────────── 評価項目 良好 普通 不良 ──────────────────────────────────── 衣の色付き状態 9 1 0 出来上がりの外観 9 1 0 焦げ風味に伴う香ばしさ 7 2 1 ────────────────────────────────────
【0026】上記表3の結果から、本発明に従う唐揚げ
粉ミックスを用い、また加熱処理する前に肉を液体醤油
に漬け込むことで更に出来上がりの衣の状態、また衣の
色づきが良好となる。
【0027】[実施例4]粉末醤油10重量%、脱脂粉
乳38重量%(カゼイン60重量%含有)、α化小麦粉
(α化度:80%)30重量%、粉塩9重量%、キシロ
ース6重量%、グルタミン酸ナトリウム2重量%、胡椒
2重量%、及びパプリカ粉末2重量%、カラメル粉末1
重量%を混合して本発明に従う唐揚げ粉ミックスを調製
した。液体醤油/魚醤/日本酒(2.5/0.5/1の
重量比)に1時間漬け込んだ鶏股肉を20〜30gに調
整した後、これに上記の唐揚げ粉ミックスをまぶし、電
子レンジで600W、1分30秒間加熱し、唐揚げを得
た。
【0028】[唐揚げ粉としての評価]得られた唐揚げ
について上記実施例1と同様にして官能試験を行った。
結果を表4に記載する。
【0029】
【表4】 表4 ──────────────────────────────────── 評価項目 良好 普通 不良 ──────────────────────────────────── 衣の色付き状態 9 1 0 出来上がりの外観 8 2 0 焦げ風味に伴う香ばしさ 7 2 1 ────────────────────────────────────
【0030】上記表4の結果から、本発明に従う唐揚げ
粉ミックスを用い、また加熱処理する前に肉を液体醤油
を含む調味液に漬け込むことで更に出来上がりの衣の状
態、また衣の色づきが良好となる。
【0031】[比較例1]粉末醤油53重量%、α化小
麦粉(α化度:80%)23重量%、粉塩9重量%、粉
糖8重量%、グルタミン酸ナトリウム2重量%、胡椒2
重量%、パプリカ粉末2重量%、及びカラメル粉末1重
量%を混合して比較用の唐揚げ粉ミックスを調製した。
20〜30gに調整した鶏股肉に上記の唐揚げ粉ミック
スをまぶし、電子レンジで600W、1分30秒間加熱
し、唐揚げを得た。
【0032】[唐揚げ粉としての評価]得られた唐揚げ
について上記実施例1と同様にして官能試験を行った。
結果を表5に記載する。
【0033】
【表5】 表5 ──────────────────────────────────── 評価項目 良好 普通 不良 ──────────────────────────────────── 衣の色付き状態 0 2 8 出来上がりの外観 0 2 8 焦げ風味に伴う香ばしさ 0 3 7 ────────────────────────────────────
【0034】上記表5の結果から、粉末醤油を多量に使
用しても、カゼインを含まない場合には加熱調理時に衣
が流れ落ち、また出来上がりの衣の色付き状態、外観、
そして香ばしさのいずれの点においても充分ではない。
【0035】[比較例2]粉末醤油41重量%、カゼイ
ンナトリウム35重量%、粉塩9重量%、粉糖8重量
%、グルタミン酸ナトリウム2重量%、胡椒2重量%、
パプリカ粉末2重量%、およびカラメル粉末1重量%を
混合して比較用の唐揚げ粉ミックスを調製した。20〜
30gに調整した鶏股肉に上記の唐揚げ粉ミックスをま
ぶし、電子レンジで600W、1分30秒間加熱し、唐
揚げを得た。
【0036】[唐揚げ粉としての評価]得られた唐揚げ
について上記実施例1と同様にして官能試験を行った。
結果を表6に記載する。
【0037】
【表6】 表6 ──────────────────────────────────── 評価項目 良好 普通 不良 ──────────────────────────────────── 衣の色付き状態 0 2 8 出来上がりの外観 0 1 9 焦げ風味に伴う香ばしさ 0 3 7 ────────────────────────────────────
【0038】上記表6の結果から、粉末醤油を多量に使
用しても、α化澱粉又はα化穀粉をを使用しない場合に
は、加熱調理時に衣が流れ落ち、また衣に色付き、出来
上がりの外観が良くなく、焦げ風味に伴う香ばしさも不
足している。
【0039】
【発明の効果】本発明に従う唐揚げ粉ミックスを用いる
ことにより、油で揚げることなく、電子レンジ、オーブ
ン、オーブントースターなどの加熱手段のみで衣の色づ
きや醤油風味が増強し、また外観上も良好な衣状態の唐
揚げを作ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱媒体としての油脂を用いることなく
    加熱処理するための唐揚げ粉ミックスであって、該ミッ
    クスの全量に対して8〜30重量%の粉末醤油、10〜
    50重量%のカゼイン、及び15〜50重量%のα化穀
    粉又はα化澱粉が含有されてなる唐揚げ粉ミックス。
  2. 【請求項2】 粉末醤油1に対して1〜5重量倍のカゼ
    インが含有されている請求項1に記載の唐揚げ粉ミック
    ス。
  3. 【請求項3】 粉末醤油1に対して0.8〜4重量倍の
    α化穀粉又はα化澱粉が含有されている請求項1に記載
    の唐揚げ粉ミックス。
  4. 【請求項4】 α化穀粉又はα化澱粉が、α化度が80
    %以上のものである請求項1に記載の唐揚げ粉ミック
    ス。
JP7205366A 1995-07-19 1995-07-19 唐揚げ粉ミックス Withdrawn JPH0928339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7205366A JPH0928339A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 唐揚げ粉ミックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7205366A JPH0928339A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 唐揚げ粉ミックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0928339A true JPH0928339A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16505668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7205366A Withdrawn JPH0928339A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 唐揚げ粉ミックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0928339A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208531A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Kentucky Fried Chicken Japan Ltd ノンフライ食品用衣材、及びそれを用いたノンフライ食品の製造方法
JP2007167000A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Nisshin Seifun Group Inc 揚げ物用素材
JP2011125332A (ja) * 2009-11-17 2011-06-30 Showa Sangyo Co Ltd 揚げ物衣用組成物および揚げ物
JP2012139139A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 House Foods Corp 衣ミックス粉およびそれを用いた唐揚げ様食品または唐揚げの製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208531A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Kentucky Fried Chicken Japan Ltd ノンフライ食品用衣材、及びそれを用いたノンフライ食品の製造方法
JP2007167000A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Nisshin Seifun Group Inc 揚げ物用素材
JP4537950B2 (ja) * 2005-12-22 2010-09-08 株式会社日清製粉グループ本社 揚げ物用素材
JP2011125332A (ja) * 2009-11-17 2011-06-30 Showa Sangyo Co Ltd 揚げ物衣用組成物および揚げ物
JP2012139139A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 House Foods Corp 衣ミックス粉およびそれを用いた唐揚げ様食品または唐揚げの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4640837A (en) Coating composition for microwave cooking
JP2589483B2 (ja) 唐揚げ用ミツクス粉
JP2000125794A (ja) フライ用衣組成物
JP4803753B2 (ja) ノンフライから揚げ様食品に使用するブレッダーミックス並びにこれを使用したから揚げ様食品及びその製造方法
JP5878376B2 (ja) から揚げ様食品素材
JPH0928339A (ja) 唐揚げ粉ミックス
JP6306361B2 (ja) イカフライ様食品用パン粉含有ミックス粉
JP2018171050A (ja) 澱粉組成物の製造方法
JP5403627B2 (ja) 衣ミックス粉およびそれを用いた唐揚げ様食品または唐揚げの製造方法
JPH0216937A (ja) 電子レンジ調理用フライ様食品及びその製造方法
JP6986984B2 (ja) 減塩から揚げ用ミックス並びに減塩から揚げの製造方法及び呈味改善方法
JP4805875B2 (ja) ノンフライ揚げ物様食品の製造方法
JP3200590B2 (ja) 電子レンジ調理用調味料
JPS643461B2 (ja)
JPS6335226B2 (ja)
JPS643463B2 (ja)
JP6053622B2 (ja) ノンフライ調理用衣ミックス
JPS643462B2 (ja)
JP7423940B2 (ja) 包餡麺帯食品及びその製造方法
JP4060618B2 (ja) ノンフライ唐揚げ様食品の製造法
JP4742379B2 (ja) 練り製品
JP3084370B1 (ja) 即席天ぷら用ミックス粉
JP7048579B2 (ja) 穀粉類組成物の製造方法
JP2759817B2 (ja) ビーフ及びカレー風味のいかせんべいフライの製造方法
JP3418309B2 (ja) 煮崩れしない冷凍天ぷらの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001