JPH09281982A - カラオケシステムおよびカラオケ用マイクロフォン - Google Patents

カラオケシステムおよびカラオケ用マイクロフォン

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JPH09281982A
JPH09281982A JP8113138A JP11313896A JPH09281982A JP H09281982 A JPH09281982 A JP H09281982A JP 8113138 A JP8113138 A JP 8113138A JP 11313896 A JP11313896 A JP 11313896A JP H09281982 A JPH09281982 A JP H09281982A
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JP
Japan
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karaoke
microphone
voice
music
control command
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Application number
JP8113138A
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English (en)
Inventor
Tokuji Niimi
篤司 新美
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動きの制限された環境の中で多人数の利用者
が利用することのできるカラオケシステムおよびカラオ
ケ用マイクロフォンの提供。 【解決手段】 音声を入力する音声入力手段と、入力さ
れた音声を赤外光により音声信号としてカラオケ装置2
0に送信する音声信号送信部4と、カラオケ装置の動作
を制御するコマンドを入力するための操作手段3と、操
作手段の操作に応じてカラオケ装置の動作を制御するた
めの制御コマンドをカラオケ装置に送信する制御コマン
ド送信手段5とを有するマイクロフォン100と、音声
信号および制御コマンドを受信する受信手段12、13
と、受信手段13が受信した制御コマンドに基づいてカ
ラオケ装置の動作を制御するカラオケ制御手段38、2
01とを有する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロフォンに
より入力される音声信号と、曲データに応じて楽曲を再
生する再生装置の出力信号を合成して出力することので
きる、カラオケシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、曲データに応じて楽曲を再生
装置により再生し、またマイクロフォンにより利用者の
歌声を音声信号として入力し、楽曲と利用者の歌声を合
成して同時に再生するカラオケシステムが知られてい
る。
【0003】カラオケシステムにおいては、通常、利用
者が希望する曲を選択し、再生装置に入力すると、再生
装置は記憶部に格納している当該曲の曲データを読み出
して、楽曲の再生を行う。曲の選択は、再生装置に設け
られている操作ボタンを操作して曲に対応する番号等を
入力することにより行う。近年では、再生装置本体に設
けられている操作ボタンに加えて、リモートコントロー
ラによっても曲番号を再生装置に入力することができる
ようになっている。さらに、楽曲の演奏中には、キーの
変更、曲の演奏中止(カット)、後奏のカット、音量の
調整、イフェクトの選択(エコー、音質調整など)とい
った種々の操作もリモートコントローラにより行えるよ
うになってきた。
【0004】リモートコントローラは一般に赤外線など
によりデータを再生装置に送信するようになっている。
また、従来はマイクロフォンはケーブルにより再生装置
に接続されていたが、近年では、マイクロフォンも無線
通信により音声信号を再生装置に送信するものが知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多人数からなる利用者
が、複数のマイクロフォンおよび複数のリモートコント
ローラを使用して上記のようなカラオケシステムを利用
する場合、次のような問題が発生する。
【0006】マイクロフォンは歌を歌い終わった利用者
あるいは現在歌っている利用者の手元にあることは明確
であるが、リモートコントローラがどこにあるかを確認
するのは難しい。静かな環境であれば、リモートコント
ローラがどこにあるかは他の利用者に尋ねればよいが、
カラオケを行っている環境では、通常歌声および楽曲の
音が大きく、尋ねることは困難である。
【0007】リモートコントローラでは、上述のよう
に、演奏中の楽曲に対して様々な操作を加えることがで
きる。もしも、誰かが歌っている最中に、曲番号を入力
しようとして、誤って楽曲に対する操作を行った場合、
例えばキーの変更や曲の停止等を行うと、歌い手に著し
い不快感を与えてしまうことになる。
【0008】さらに、利用者が自由に動き回ることので
きない空間、例えばバスや列車、船舶の中など、所定の
座席に座った状態でカラオケシステムを利用する場合、
マイクロフォンおよびリモートコントローラを利用者間
で手渡しすることによる時間のロスを減らすために多数
のマイクロフォンおよびリモートコントローラを利用す
る必要が生ずるが、そのような場合には上記の問題に加
えて、紛失を防ぐために、マイクロフォンの数やリモー
トコントローラの数の管理を十分に行う必要があり、カ
ラオケシステムの利用を利用者に提供する提供者側の負
担が増えることになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載のカラオケ用マイクロフォンは、楽
曲出力装置により出力された楽曲に利用者の声を合成し
て出力するカラオケ装置の該利用者の音声を入力するた
めに用いられるマイクロフォンであって、利用者の音声
を入力する音声入力手段と、該音声入力手段により入力
された音声を音声信号として該カラオケ装置に送信する
音声信号送信手段と、該カラオケ装置の動作を制御する
コマンドを入力するための操作手段と、該操作手段にの
操作に応じて該カラオケ装置の動作を制御するための制
御コマンドを該カラオケ装置に送信する制御コマンド送
信手段と、を有することを特徴としている。
【0010】ここで、前記カラオケ装置の動作を制御す
るコマンドは、少なくとも選曲のための情報を含むこと
が可能である。また、前記音声信号送信手段は、無線通
信により前記音声信号を前記カラオケ装置に送信する構
成とすることができる。この場合、前記音声信号送信手
段は赤外線発光手段を有し、赤外光により前記音声信号
を送信する構成とすることができる。さらに、前記制御
コマンド送信手段も、無線通信により前記制御コマンド
を前記カラオケ装置に送信することが可能である。前記
制御コマンド送信手段もまた赤外線発光手段を有し、赤
外光により前記制御コマンドを送信する構成とすること
ができる。
【0011】さらに、前記マイクロフォンはさらに当該
マイクロフォン固有のID情報を格納するID情報格納
手段を有し、前記制御コマンド送信手段は該ID情報を
送信する構成とすることが可能である。
【0012】また、請求項8に記載のカラオケシステム
は、楽曲出力装置により出力された楽曲に利用者の声を
合成して出力するカラオケ装置と該利用者の音声を入力
するために用いられるマイクロフォンとを有するカラオ
ケシステムにおいて、該マイクロフォンは、利用者の音
声を入力する音声入力手段と、該音声入力手段により入
力された音声を音声信号として該カラオケ装置に送信す
る音声信号送信手段と、該カラオケ装置の動作を制御す
るコマンドを入力するための操作手段と、該操作手段の
操作に応じて該カラオケ装置の動作を制御するための制
御コマンドを該カラオケ装置に送信する制御コマンド送
信手段とを有し、該カラオケ装置は、該音声信号送信手
段により送信された該音声信号を受信する音声信号受信
手段と、該制御コマンド送信手段により送信された該制
御コマンドを受信するコマンド受信手段と、該受信手段
が受信した該制御コマンドに基づいて該カラオケ装置の
動作を制御するカラオケ制御手段とを有することを特徴
としている。
【0013】ここで、前記音声信号送信手段は赤外線発
光手段を有し、赤外光により前記音声信号を前記カラオ
ケ装置に送信し、さらに、前記制御コマンド送信手段も
赤外線発光手段を有し、赤外光により前記制御コマンド
を前記カラオケ装置に送信する構成とすることができ
る。また、前記マイクロフォンはさらに当該マイクロフ
ォン固有のID情報を格納するID情報格納手段を有
し、前記制御コマンド送信手段は該ID情報を前記制御
コマンド受信手段に送信し、前記カラオケ制御手段は、
前記ID情報に基づいて楽曲出力中の前記カラオケ装置
の動作を制限する構成とすることができる。
【0014】前記制御コマンド送信手段は、前記カラオ
ケ装置にて出力される楽曲を指定する楽曲指定コマンド
を送信することができる。そして、前記カラオケ制御手
段は、楽曲出力中は出力中の楽曲の選曲に使用した制御
コマンド送信手段に対応した前記ID情報と同一のID
情報を有するマイクロフォンの制御コマンド送信手段か
ら送信された制御コマンドにのみに基づいて前記カラオ
ケ装置の動作を制御することが可能である。
【0015】また、前記音声信号受信手段および前記コ
マンド信号受信手段は複数の受信手段を有し、該複数の
受信手段の少なくとも一つが前記カラオケシステムが使
用される環境において、前記音声信号送信手段および前
記コマンド信号送信手段からの信号を受信するよう該複
数の受信手段が配置されるよう構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態であるカラオケシステムについて説明する。カラ
オケシステムはマイクロフォンとカラオケ装置本体とに
分かれる。図1は、本発明に係るマイクロフォン100
の外観を示す図である。マイクロフォン100は、通常
のマイクロフォンとしての機能に加えてカラオケシステ
ムの操作を行うリモートコントローラの機能も有してい
る。マイクロフォンとして機能する場合には、マイクロ
フォン100は、示す音声入力部1より利用者の歌声等
を受け、音声信号送信部4により、リモコンマイク制御
装置11を介してカラオケ装置20本体に音声信号を出
力する。
【0017】リモートコントローラとしては、マイクロ
フォン100は、ボリュームつまみ2および操作ボタン
3を有し、ボリューム2および操作ボタン3の操作はリ
モートコントローラ信号送信部5より、カラオケ装置本
体に伝送される。なお、本実施の形態においては、マイ
クロフォン100の音声信号送信部4およびリモートコ
ントローラ信号送信部5は共に赤外線により信号を出力
するようになっている。
【0018】ボリュームつまみ2は、マイクロフォン1
00の入力レベル(感度)を調整することによりカラオ
ケ装置本体における歌声の再生音量を調整するものであ
る。また、操作ボタン3は、図1に一例として示してい
るものにおいては、数字ボタン(テンキー)3a、選曲
ボタン3b、取消ボタン3c、エコー大・小ボタン3
d、後奏カットボタン3e、2コーラスカットボタン3
f、拍手ボタン3g、リモコンON/OFFボタン3i
である。
【0019】数字ボタン3aは、利用者が歌おうとする
楽曲を指定するための曲番号を入力するためのボタンで
ある。利用者は、数字ボタン3aで、所定の楽曲リスト
から所望の楽曲に対応する曲番号を見つけ数字ボタン3
aを操作して曲番号を入力し、曲番号入力後に選曲ボタ
ン3bを操作することにより、所望の曲をカラオケ装置
に演奏させることができる。ここで、選曲ボタン3aの
操作を誤った場合には、利用者は取消ボタン3cを押す
ことにより入力中の曲番号をクリアすることができる。
取り消しボタン3cの操作後に改めて正しい曲番号を入
力して選曲ボタン3bを押すことにより、利用者は正し
い曲番号のみをカラオケ装置本体に入力することができ
る。以下の記載においては、数字ボタン3aによる曲番
号の入力及び選曲ボタン3bまたは取り消しボタン3c
の操作を総称して選曲操作と呼ぶ。
【0020】エコー大・小ボタン3dは、カラオケ装置
から出力されている音声のエコーの長さを増減させるた
めのボタンである。また、後奏カットボタン3eは、演
奏中の楽曲が後奏に入ったら演奏を中止し、次の楽曲の
演奏へ移る処理を指示するためのボタンである。2コー
ラスカットボタン3fは、楽曲の1コーラス目のみ演奏
し、2コーラス目を演奏せずに再生を中止する処理を指
示するためのボタンである。拍手ボタン3gは、ボタン
を操作すると、カラオケ装置に拍手音を効果音として再
生させるものである。本実施の形態においては、曲デー
タに拍手のタイミングを示すデータが埋め込まれてお
り、拍手ボタン3gを押下しておくと、曲データ再生中
に拍手を示すデータが現れると拍手音を再生する。拍手
ボタン3gが押されていなければ、曲データ中に拍手デ
ータがあっても拍手音は再生されない。以下の記載にお
いては、上記のような演奏中の曲の関する操作を総称し
て曲操作と呼ぶ。リモコンON/OFFボタンはマイク
ロフォン100のリモートコントローラとしての機能を
ON・OFFするためのボタンである。
【0021】図2は、カラオケ装置本体200の構成を
模式的に示す図である。カラオケ装置本体200は、リ
モートコントローラ100からの信号を受信する赤外線
受光装置11を有する。赤外線受光装置11は、マイク
ロフォン100のリモートコントローラ信号送信部5か
ら出力される赤外線信号を受信(受光)するリモートコ
ントローラ信号受光部12と、マイクロフォン100の
音声信号送信部4から出力される音声信号を受光する音
声信号受光部13とを有する。
【0022】赤外線受光装置11は受光したマイクロフ
ォン100からの信号に基づいて音声信号およびリモー
トコントローラ信号をそれぞれ電気信号に変換してリモ
コンマイク制御装置15に出力する。リモコンマイク制
御装置15は、赤外線受光装置11から伝送された音声
信号を音声増幅装置18で増幅可能な音声信号に変換し
音声増幅装置18へ出力する。また、リモコンマイク制
御装置15は、赤外線受光装置11から伝送されたリモ
ートコントロール信号に基づいて、選曲データやコマン
ド信号を生成し、カラオケ装置20に出力する。言い換
えれば、リモコンマイク制御装置15は、マイクロフォ
ン100から送信されるデータ・コマンドに基づいて、
カラオケ装置20および音声増幅装置18の動作を制御
するものである。
【0023】カラオケ装置20は、リモコンマイク制御
装置15から入力された選曲データに対応した楽曲を再
生し、再生信号を音声増幅装置18に送出する。なお、
マイクロフォン100から入力される信号が演奏中の楽
曲に対する操作を行う信号の場合には、カラオケ装置2
0は、リモコンマイク制御装置15から入力されるコマ
ンドに応じて再生し出力中の楽曲データに変更を加えた
り、音声増幅装置18の動作を制御する制御信号を音声
増幅装置18に送信したりする。たとえば、後奏カッ
ト、2コーラスカットなどの処理は、カラオケ装置20
から音声増幅装置18へ出力する再生信号を変更した
り、中断したりすることにより行われる。また、エコー
の長短は、音声増幅装置18の機能を利用して調整して
いる。
【0024】また、カラオケ装置20は、リモコンマイ
ク制御装置15から入力された選曲データに対応した画
像を再生し、映像表示装置25に出力する。なお、カラ
オケ装置20から映像表示装置25に送信される信号中
には、演奏される楽曲と同期して表示される歌詞のデー
タも含まれている。
【0025】音声増幅装置18は、リモコンマイク制御
装置15およびカラオケ装置20から入力された音声信
号を増幅、合成すると共に、カラオケ装置20から入力
された動作コマンドに応じて出力信号を生成し、スピー
カ24に送信する。
【0026】以上のようにして、利用者が選曲した楽曲
の音声がスピーカ24より出力され、画像が映像表示装
置25より出力されることになる。
【0027】図3は、マイクロフォン100から赤外線
受光装置11を経てリモコンマイク制御装置15に至る
信号伝送経路を示すブロック図である。マイクロフォン
100は、マイクロフォン100の動作全体を制御する
制御部34を有し、制御部にはリモコン操作部3、音声
信号送信部4、リモートコントローラ信号送信部5およ
び後述するマイクID蓄積部が接続されている。
【0028】まず、選曲の動作について説明する。リモ
コン操作部3の数字キー3aにより入力された数字(曲
番号を構成する各数字)はリモートコントローラ信号送
信部5に送られる。リモートコントローラ信号送信部5
は、図示しない赤外光発光ダイオードを駆動して、数字
ボタン3aにより入力された数字に対応した数字コード
を現す信号を出力する。曲番号を入力した後、選曲ボタ
ン3bが操作されると、リモートコントローラ信号送信
部5は選曲ボタンに対応した選曲ボタンコードを出力す
る。なお、選曲ボタン3bを操作する前に取り消しボタ
ン3cが操作されると、リモートコントローラ信号送信
部5は取り消しボタンに対応した取消ボタンコードを出
力する。取消ボタン3cを操作した後は、もう一度数字
キー3aを操作して選曲をやり直すことができる。
【0029】選曲操作以外の場合の操作部3の操作(曲
操作)、すなわちエコー大・小ボタン3d、後奏カット
ボタン3e、2コーラスカットボタン3f、拍手ボタン
3g、が操作された場合には、操作されたボタンに対応
したコマンドデータがリモートコントローラ信号送信部
5に送られ、コマンドデータに応じて赤外光発光ダイオ
ードが駆動されて、それぞれの操作ボタンに対応したリ
モートコントローラ信号が出力される。
【0030】なお、本実施の形態においては、各マイク
ロフォン100には、固有のID番号(マイクID)が
付与されており、このマイクIDはマイクID蓄積部3
2に格納されている。そして、このマイクIDは、リモ
ートコントローラ信号送信部5からリモートコントロー
ラ信号が送信される際に、信号に付加されて出力され
る。すなわち、マイクロフォン100から出力されるリ
モートコントローラ信号には、必ずマイクIDを示す信
号が含まれている。
【0031】一方利用者の声は、音声入力部31(ピッ
クアップ)で電気信号に変換されて音声信号送信部4に
送られる。音声信号送信部4においては音声入力部31
からの電気信号に基づいて、図示しない赤外光発光ダイ
オードを駆動することにより、音声信号を赤外光により
出力する。なお、本実施の形態においては、音声信号送
信部4より出力される赤外光とリモートコントローラ信
号送信部5より出力される赤外光とは異なる波長を有す
る構成としている。
【0032】赤外線受光装置11は、前述のようにリモ
ートコントローラ信号受光部12と音声信号受光部13
とを有しており、これらはそれぞれリモートコントロー
ラ信号送信部5から出力される赤外光と音声信号送信部
4より出力される赤外光とを受光する。リモートコント
ローラ信号受光部12は受光した赤外光を電気信号に変
換して、伝送部11Tを介して、リモコンマイク制御装
置15のリモコン情報制御部38へ信号を転送する。ま
た、音声信号受光部13は受光した赤外光を電気信号に
変換して、伝送部11Tを介して、リモコンマイク制御
装置15の音声出力部37へ信号を伝送する。
【0033】なお、赤外線受光装置11は図3において
は1台のみを示しているが、実際には複数設けられ、カ
ラオケシステムが使用される環境内において、マイクロ
フォン100がどのような位置にあっても確実に音声信
号送信部4より出力される赤外光とリモートコントロー
ラ信号送信部5より出力される赤外光を受光できるよう
に配置される。
【0034】リモコン情報制御部38は赤外線受光装置
11の伝送部11Tから信号を受信すると、リモコン出
力部39を制御して、カラオケ装置20へ、受信信号に
応じた(すなわち、リモートコントローラの操作部3の
操作に応じた)コマンドを送出する。音声出力部37は
伝送部11Tから受信した信号に応じた音声信号を音声
増幅装置18へ送信する。
【0035】また、リモコン情報制御部38は、数値デ
ータバッファ38aおよび選曲データ蓄積部38bを有
している。数字データバッファ38aは、マイクロフォ
ン100の数字ボタン3aが押下された時に、画数時デ
ータを一時的に格納しておくバッファである。詳しくは
後述するが、バッファに選曲データ(曲番号)が格納さ
れ、選曲ボタン3bが押下されると、バッファに格納さ
れていた選曲データは選曲データ蓄積部38bに転送さ
れ蓄積される。もしも数値データバッファ38aにデー
タが格納されている状態で取消ボタン3cが操作される
と、数値データバッファ38aの内容は消去される。選
曲データ蓄積部bに蓄積された選曲データは、カラオケ
装置20による曲データの再生が終了する毎に順次カラ
オケ装置20に送られる。
【0036】選曲データ蓄積部38bは、複数の選曲デ
ータを入力順に格納・出力することができる。このため
利用者は、カラオケ装置20が曲を演奏中であっても、
その後演奏させたい曲を入力することができる。演奏中
に入力された選曲データは順次選曲データ蓄積部38b
に格納される。
【0037】前述のように、マイクロフォン100の操
作ボタン3の操作によりリモートコントローラ信号送信
部5から送信される信号には、マイクIDが含まれてい
る。リモコン情報制御部38は、選曲データがマイクロ
フォン100から送信されると、選曲された曲番号とマ
イクIDを対応させて選曲データ蓄積部38bに格納す
る。曲番号とマイクIDは順次蓄積されるため、格納さ
れるデータの順序は入力された順となる。リモコン情報
制御部38は、カラオケ装置20が現在演奏中の曲が終
了すると、選曲データ蓄積部38b中の最も早く入力さ
れた選曲データをカラオケ装置20に出力する。カラオ
ケ装置20は、従ってある曲の演奏を終了すると、次に
リモコンマイク制御装置15(リモコン出力部39)か
ら送られてくる選曲データに基づいて次の曲を再生す
る。
【0038】選曲データ蓄積部38bに格納されたマイ
クIDは、後に説明する、マイクロフォン100から送
信される曲操作コマンドを実行する際に参照される。す
なわち、マイクロフォン100から曲操作コマンドが出
力されると、選曲データ蓄積部38bに格納されている
マイクIDとマイクロフォン100から出力された当該
マイクロフォン100の識別コードであるマイクIDと
を比較し、両者が一致したときにのみ送信された曲操作
コマンドを実行する。
【0039】図4はカラオケ装置20の概略構成を示す
ブロック図である。カラオケ装置20は、カラオケ装置
の動作を司るCPU201を有し、CPU201には画
像データ記憶手段202、画像データ再生手段203、
曲データ記憶手段204、曲データ再生手段205が接
続されている。画像データ再生手段202は、複数の画
像データを格納しており、CPU201は再生される曲
に応じて適宜画像データを選択し、画像データ再生手段
203により再生して、映像表示装置25に再生画像を
表示する。画像データは容量が大きく、動画を格納する
場合が多いため、通常はCDやレーザディスクなどに格
納されたデータを用いている。
【0040】曲データ記憶手段は、カラオケ装置で演奏
される曲のデータを、前述の曲番号と対応させて格納し
ている。マイクロフォン100の操作部3により利用者
が曲番号を入力すると、前述のようにリモートコントロ
ーラ送信部5から赤外線受光装置11に赤外光により曲
番号が送信される。赤外光はリモコン受信部12により
受信され、伝送部11Tを介してリモコン情報制御部3
8へ送信される。リモコン情報制御部38は、曲番号を
受信した場合には、そのまま曲番号をリモコン出力部3
9からカラオケ装置20のCPU201へ出力する。カ
ラオケ装置20のCPU201は、曲番号をリモコン出
力部39から受けると、曲データ記憶手段から曲番号に
対応する曲データを読み出し、曲データ再生手段により
再生を行う。なお、曲データ中には、再生曲の歌詞デー
タも含まれており、歌詞の部分は画像データ再生部に入
力されて再生される画像データと合成されて映像表示装
置25に出力される。
【0041】曲の再生が終了すると、リモコン情報制御
部38は選曲データ蓄積部38bに格納されている次の
選曲データをCPU201に入力する。CPU201
は、こうして入力された次の選曲データに基づき、曲デ
ータ再生手段205および画像データ再生手段203に
より楽曲の再生を開始する。また、曲データ中に含まれ
る映像種類情報を参照して、画像データ記憶手段202
から適当な画像データを読み出し、画像データ再生手段
203により再生を開始する。
【0042】なお、利用者のリクエスト曲が曲データ記
憶部に格納されていない場合には、図示しない通信手段
を介して外部装置から曲データをデータ通信により受信
して利用することが可能である。
【0043】図5および図6は選曲の操作をマイクロフ
ォン100による選曲操作を示すフローチャートであ
る。図5および図6の処理は、マイクロフォン100の
リモートコントローラとしての機能がON状態の時に実
行される。マイクロフォン100のリモートコントロー
ラとしての機能はリモコンON/OFFボタン38hを
操作することによりON・OFFされる。リモートコン
トローラとしての機能がOFF状態の時には、まずマイ
クロフォン100のリモコンON/OFFボタン38h
を押下することにより、マイクロフォン100のリモー
トコントローラとしての機能をON状態として、選曲操
作および曲操作のための操作ボタン3の操作を可能とす
る。
【0044】マイク制御部34は、リモートコントロー
ラとしての機能がON状態の時には、操作ボタンの押下
待ちの状態となっている(S1)。まず、選曲の操作に
ついて説明する。S1で制御部34が操作ボタン3の押
下待ちの状態の時に、曲番号に対応して数字ボタン3a
が利用者により押されると(YES:S1、YES:S
3)、操作された数字ボタン3aに対応した数字ボタン
コードおよびマイクIDが、マイクロフォン100のリ
モートコントローラ信号送信部5から赤外光による信号
として出力される。リモートコントローラ信号送信部5
から出力された数字ボタンコードおよびマイクIDを搬
送する赤外光は、赤外線受光装置11を介してリモコン
マイク制御装置15の数字データバッファ38aに格納
される。曲番号は複数の数字から構成されるため、通常
S1〜S5の処理が複数回実行される。
【0045】利用者は、上記のようにして曲番号を入力
し終わると、次に選曲ボタン3bを押す。選曲ボタン3
bが押されると、図5のフローチャートにおいては、S
1でYES、S3でNO、S7でYESと判定され、さ
らにS9でYESと判定され、処理はS13に移行す
る。S13では、選曲ボタンを押したことを示す選曲ボ
タンコードがマイクIDと共にリモートコントローラ信
号送信部5から赤外線受光装置11を介してリモコンマ
イク制御装置15のリモコン情報制御部38に送信され
る。後述するが、リモコン情報制御部38は選曲ボタン
コードを受信すると、数字データバッファ38aに格納
されているデータを選曲データ蓄積部38bへ転送す
る。もしも、曲番号入力後に取消ボタン3cを操作する
と、S1でYES、S3でNO、S7でYESと判定さ
れ、さらにS9でNOと判定され、S11において取消
ボタンを押したことを示す取消ボタンコードがマイクI
Dと共にリモートコントローラ信号送信部5から送出さ
れる。この場合には、後に説明するが、数字データバッ
ファ38aに格納されていたデータは、選曲データ蓄積
部38bには転送されずに消去される。なお、S11ま
たはS13の処理が実行された後は、再び処理はS1に
戻り、さらなる操作ボタンの操作を待機する状態とな
る。
【0046】次に、カラオケ装置20により演奏中の楽
曲に対する操作である曲操作を行う場合のマイクロフォ
ン100側の処理について、引き続き図5および図6を
参照して説明する。
【0047】マイクロフォン100に設けられている曲
操作ボタンであるボタン3d〜3gのいずれかのボタン
が押下されると、図5のフローチャートにおいて、S1
でYES、S3でNO、S7でNOと判定され、処理は
S21に移行するする。
【0048】エコー大ボタン3dが操作された場合に
は、制御部34はS21でYESと判定し、S22にお
いてエコー量増大コードをマイクIDと共にリモートコ
ントローラ信号送信部5から送出して、S1へ戻る。こ
の時、エコー大ボタン3dが押されたままの状態であれ
ば、S1、S3、S7を経てS21、S22の処理が繰
り返され、エコー量は連続的に増大する。ただし、音声
増幅装置18側のハード的な制約から、エコー量がある
所定値を越えると、たとえS21、S22の処理が繰り
返されてもエコー量は一定となる。
【0049】同様にエコー小ボタン3dが操作された場
合にも、制御部34はS21でNO、S23でYESと
判定し、S24においてエコー量減少コードをマイクI
Dと共にリモートコントローラ信号送信部5から送出し
て、S1へ戻る。この時、エコー小ボタン3dが押され
たままの状態であれば、S1、S3、S7、S21、S
23を経てS24に至る処理が繰り返され、エコー量は
連続的に減少する。エコー量が0になった後は、エコー
小ボタン3dを押しても変化は無い。
【0050】後奏カットボタン3eが操作された場合に
は、制御部34はS21でNO、S23でNO、S25
でYESと判定し、S26において後奏カットコードを
マイクIDと共にリモートコントローラ信号送信部5か
ら送出して、S1へ戻る。
【0051】2コーラスカットボタン3fが操作された
場合には、制御部34はS21でNO、S23でNO、
S25でNO、S27でYESと判定し、S28におい
て2コーラスカットコードをマイクIDと共にリモート
コントローラ信号送信部5から送出して、S1へ戻る。
【0052】拍手ボタン3gが操作された場合には、制
御部34はS21、S23、S25およびS27でN
O、S29でYESと判定し、S30において拍手出力
コードをマイクIDと共にリモートコントローラ信号送
信部5から送出して、S1へ戻る。
【0053】本実施の形態のマイクロフォン100にお
いては、操作ボタンが操作され、S3、S7、およびS
21〜S27でNOと判定されれば、操作されたボタン
は拍手ボタン3gであり、S29でNOと判定されるこ
とはないはずであるが、ノイズなどによる誤動作を防止
するため、各ステップS21〜S29でYESと判定さ
れた場合にのみ対応するコードを送出するようにしてい
る。
【0054】図7は、リモコンマイク制御装置15のリ
モコン情報制御部38により実行されるコード受信処理
を示すフローチャートである。
【0055】マイクロフォン100のリモートコントロ
ーラ信号送信部5から出力された信号は、赤外線受光装
置11を介して、リモコンマイク制御装置15のを介し
てリモコン情報制御部38により受信される。図7は、
各コードの受信と受信したコードに対してリモコン情報
制御部が実行する処理を示している。
【0056】赤外線受光装置11から信号(コード)を
受信するまでは、リモコン情報制御部38はコードの入
力待ちの状態となっている(S71)。図5のS5に示
すように、リモートコントローラ信号送信部5から、マ
イクIDおよび曲番号の一部を示す数字ボタンコードが
送信されると、リモコン情報制御部38は、数字データ
バッファ38aに受信コードに対応した数字データを蓄
積し(YES:S73、S74)、S71に戻って次の
コードの受信を待つ。利用者が選曲番号を順次入力して
いる間、S71、S73およびS74のループが繰り返
される。曲番号を入力し終わった利用者が選曲ボタン3
bを押すと(図5:S13)、リモコン情報制御部38
は、S71でYES、S73でNO、S75でYESと
判断して、S76において数字データバッファ38aの
データを選曲データ蓄積部38bに転送し、選曲データ
として蓄積する(S76)。もしも、曲番号を入力し終
わった利用者が取消ボタン3cを押すと(図5:S1
1)、リモコン情報制御部38は、S71でYES、S
73、S75でNO、S77でYESと判断して、S7
8において数字データバッファ38aのデータをクリア
(消去)する(S78)。
【0057】上記のようにして利用者が選曲を行い選曲
データ蓄積部38bに格納されたデータは、カラオケ装
置20の演奏が終わる毎に順次カラオケ装置に転送さ
れ、カラオケ装置20のCPU201により、選曲デー
タに対応した曲データが曲データ記憶手段より読み出さ
れて再生される。また、曲データに対応した画像データ
も、画像データ記憶手段から読み出されて再生される。
【0058】利用者が、図6に示すような曲操作に関す
るボタン、すなわち、エコー大小ボタン3d、後奏カッ
トボタン3e、2コーラスカットボタン3f、拍手ボタ
ン3gを押下した場合には、リモートコントローラ信号
送信部5からそれぞれのボタンに対応したコードが当該
マイクロフォン100のマイクIDと共に送出される。
リモコン情報制御部38はこれらのコードのいずれかを
受信すると(マイクIDも同時に受信する)、図7にお
いて、S71、S73、S75、S77でそれぞれNO
と判定される。次に、S81において、曲操作コードと
共に受信した、そのコードを送信したマイクロフォン1
00のマイクIDと、当該曲操作コードを受信した時に
演奏されている楽曲の選曲を行ったマイクロフォン10
0のマイクIDとを比較する(S81)。
【0059】本実施の形態のカラオケシステム200に
おいては、選曲を行ったマイクロフォン100でのみ当
該曲を演奏中に曲操作を行うことができるようになって
いる。すなわち、S81において選曲を行ったマイクロ
フォン100のマイクIDと、曲操作コードを送信した
マイクロフォン100のマイクIDとが一致した場合に
(YES:S81)には、リモコン情報制御部38は受
信コードを有効とし、両者が一致しない場合には(N
O:S81)、何等受信コードに対応した処理を行わ
ず、S71に処理を戻して次のコードの受信を待機す
る。リモコン情報制御部38がS81でYESと判定し
た場合には、S83において受信コードが曲操作コード
か否かを判定し、曲操作コードの場合には(YES:S
83)、受信したコードに対応した操作コマンドをリモ
コン出力部39よりカラオケ装置20のCPU201へ
送出する。
【0060】すなわち、マイクIDに基づき、選曲操作
を行ったマイクロフォン100でのみ当該曲に対する操
作を実行することができる。従って、利用者が選曲に使
用したマイクロフォンを用いて歌を歌っている場合に
は、歌っている当人のみが曲の操作(エコー、キーの変
更、後奏、2コーラス目のカット、拍手音の挿入等)を
実行することができ、他のマイクロフォンを使用してい
る利用者が誤って曲操作ボタンを押しても曲操作は行わ
れず、極めて操作性が良い。
【0061】なお、ノイズ等の原因で受信したコード
が、数字コード、選曲ボタンコード、取消ボタンコー
ド、曲操作コードのいずれにも該当しないような場合に
はS83においてNOと判定するようにして、当該コー
ドを無視し、誤動作を防いでいる。
【0062】上述の実施の形態においては、選曲を行う
際に、各数字ボタンを操作する毎に対応する数字コード
をリモートコントローラ信号送信部5より出力するよう
にしているが、マイクロフォン100内部にバッファを
設け、数字ボタン操作時は該バッファに数字を格納し、
選曲ボタンが操作されたときに初めてリモートコントロ
ーラ信号送信部5より出力するようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載のカラオケ用マイクロフ
ォンによれば、音声入力およびカラオケ装置の操作を同
一の装置(すなわちマイクロフォン)で行うことができ
るため、装置の管理が容易になると共に、リモートコン
トローラの所在が明らかになり、使い勝手がよい。
【0064】請求項2に記載のカラオケ用マイクロフォ
ンによれば、少なくともマイクロフォンにて選曲を行う
ことができるため、選曲を行った利用者は確実にマイク
ロフォンを使うことができる。
【0065】請求項3および5に記載のカラオケ用マイ
クロフォンによれば、無線通信により音声信号・制御コ
ードをカラオケ装置に送信するため、ケーブルの取り回
しを回避することができ、マイクロフォンの本数が増え
ても煩わしさがない。
【0066】請求項4および6に記載のカラオケ用マイ
クロフォンによれば、赤外光により音声信号・制御コー
ドを送信するため、当該カラオケ装置が使用されている
室内でのみ確実に信号が送信されると共に、外部に漏れ
る信号の強度は小さく、効率がよい。
【0067】請求項7に記載のカラオケ用マイクロフォ
ンはさらに当該マイクロフォン固有のID情報を格納す
るID情報格納手段を有し、前記制御コマンド送信手段
は該ID情報を送信するため、複数のマイクロフォンと
それぞれにより入力されるデータとの管理が容易にな
る。
【0068】請求項8に記載のカラオケシステムによれ
ば、音声入力およびカラオケ装置の操作を同一の装置
(すなわちマイクロフォン)で行うことができるため、
装置(マイクロフォン)の管理が容易になると共に、リ
モートコントローラの所在が明らかになり、システム全
体の使い勝手が向上する。
【0069】請求項9に記載のカラオケシステムによれ
ば、マイクロフォンとカラオケ装置との間のケーブルの
取り回しを回避することができ、マイクロフォンの本数
が増えても煩わしさがない。しかも、赤外光により音声
信号・制御コードを送信するため、当該カラオケ装置が
使用されている室内でのみ確実に信号が送信されると共
に、外部に漏れる信号の強度は小さく、効率がよい。
【0070】請求項10に記載のカラオケシステムによ
れば、複数のマイクロフォンとそれぞれにより入力され
るデータとの管理が容易になる。請求項11に記載のカ
ラオケシステムによれば、少なくともマイクロフォンに
て選曲を行うことができるため、選曲を行った利用者は
確実にマイクロフォンを使うことができる。
【0071】請求項12に記載のカラオケシステムによ
れば、選曲を行ったマイクロフォンでのみその曲の曲操
作を行うことができるため、他のマイクロフォンでの誤
操作による曲操作を防止することができ、歌い手が常に
快く歌うことができる。
【0072】請求項13に記載のカラオケシステムによ
れば、確実にマイクロフォンから出力された信号がカラ
オケ装置に伝達されるため、信頼性の高いシステムを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロフォンの外観を示す図で
ある。
【図2】カラオケ装置本体の構成を模式的に示す図であ
る。
【図3】マイクロフォンから赤外線受光装置を経てリモ
コンマイク制御装置5に至る信号伝送経路を示すブロッ
ク図である。
【図4】カラオケ装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図5】選曲の操作をマイクロフォンによる選曲操作を
示すフローチャートである。
【図6】図5と共に選曲の操作をマイクロフォンによる
選曲操作を示すフローチャートである。
【図7】リモコンマイク制御装置のリモコン情報制御部
により実行されるコード受信処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 音声入力部 2 ボリュームつまみ 3 操作ボタン 4 リモートコントローラ信号出力部 5 音声信号出力部 11 赤外線受光装置 11T 伝送部 12 リモートコントローラ信号受光部 13 音声信号受光部 15 リモコンマイク制御装置 18 音声増幅装置 20 カラオケ装置 24 スピーカ 25 映像表示装置 31 音声入力部 32 マイクID蓄積部 34 マイク制御部 37 音声出力部 38 リモコン情報制御部 38a 数字ボタン 38b 選曲ボタン 39 リモコン出力部 100 マイクロフォン 200 カラオケ装置本体 201 CPU 202 画像データ記憶手段 203 画像データ再生手段 204 曲データ記憶手段 205 曲データ再生手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲出力装置により出力された楽曲に利
    用者の声を合成して出力するカラオケ装置の該利用者の
    音声を入力するために用いられるマイクロフォンであっ
    て、 該利用者の音声を入力する音声入力手段と、 該音声入力手段により入力された音声を音声信号として
    該カラオケ装置に送信する音声信号送信手段と、 該カラオケ装置の動作を制御するコマンドを入力するた
    めの操作手段と、 該操作手段の操作に応じて該カラオケ装置の動作を制御
    するための制御コマンドを該カラオケ装置に送信する制
    御コマンド送信手段と、を有するカラオケ用マイクロフ
    ォン。
  2. 【請求項2】 前記カラオケ装置の動作を制御するコマ
    ンドは、少なくとも選曲のための情報を含むことを特徴
    とする請求項1に記載のカラオケ用マイクロフォン。
  3. 【請求項3】 前記音声信号送信手段は、無線通信によ
    り前記音声信号を前記カラオケ装置に送信することを特
    徴とする請求項1または2に記載のカラオケ用マイクロ
    フォン。
  4. 【請求項4】 前記音声信号送信手段は赤外線発光手段
    を有し、赤外光により前記音声信号を送信することを特
    徴とする請求項3に記載のカラオケ用マイクロフォン。
  5. 【請求項5】 前記制御コマンド送信手段は、無線通信
    により前記制御コマンドを前記カラオケ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカ
    ラオケ用マイクロフォン。
  6. 【請求項6】 前記制御コマンド送信手段は赤外線発光
    手段を有し、赤外光により前記制御コマンドを送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載のカラオケ用マイクロ
    フォン。
  7. 【請求項7】 前記マイクロフォンはさらに当該マイク
    ロフォン固有のID情報を格納するID情報格納手段を
    有し、前記制御コマンド送信手段は該ID情報を送信す
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに
    記載のカラオケ用マイクロフォン。
  8. 【請求項8】 楽曲出力装置により出力された楽曲に利
    用者の声を合成して出力するカラオケ装置と該利用者の
    音声を入力するために用いられるマイクロフォンとを有
    するカラオケシステムにおいて、 該マイクロフォンは、 該利用者の音声を入力する音声入力手段と、 該音声入力手段により入力された音声を音声信号として
    該カラオケ装置に送信する音声信号送信手段と、 該カラオケ装置の動作を制御するコマンドを入力するた
    めの操作手段と、 該操作手段の操作に応じて該カラオケ装置の動作を制御
    するための制御コマンドを該カラオケ装置に送信する制
    御コマンド送信手段と、を有し、 該カラオケ装置は、 該音声信号送信手段により送信された該音声信号を受信
    する音声信号受信手段と、 該制御コマンド送信手段により送信された該制御コマン
    ドを受信するコマンド受信手段と、 該受信手段が受信した該制御コマンドに基づいて該カラ
    オケ装置の動作を制御するカラオケ制御手段とを有する
    こと、を特徴とするカラオケシステム。
  9. 【請求項9】 前記音声信号送信手段は赤外線発光手段
    を有し、赤外光により前記音声信号を前記カラオケ装置
    に送信し、 前記制御コマンド送信手段は別の赤外線発光手段を有
    し、赤外光により前記制御コマンドを前記カラオケ装置
    に送信すること、を特徴とする請求項7に記載のカラオ
    ケシステム。
  10. 【請求項10】 前記マイクロフォンはさらに当該マイ
    クロフォン固有のID情報を格納するID情報格納手段
    を有し、前記制御コマンド送信手段は該ID情報を前記
    制御コマンド受信手段に送信し、前記カラオケ制御手段
    は、前記ID情報に基づいて楽曲出力中の前記カラオケ
    装置の動作を制限することを特徴とする請求項8または
    請求項9に記載のカラオケシステム。
  11. 【請求項11】 前記制御コマンド送信手段は、前記カ
    ラオケ装置にて出力される楽曲を指定する楽曲指定コマ
    ンドを送信することを特徴とする請求項8から請求項1
    0に記載のカラオケシステム。
  12. 【請求項12】 前記カラオケ制御手段は、楽曲出力中
    は出力中の楽曲の選曲に使用した制御コマンド送信手段
    に対応した前記ID情報と同一のID情報を有するマイ
    クロフォンの制御コマンド送信手段から送信された制御
    コマンドにのみ基づいて前記カラオケ装置の動作を制御
    することを特徴とする請求項10に記載のカラオケシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記音声信号受信手段および前記コマ
    ンド信号受信手段は複数の受光手段を有し、該複数の受
    光手段の少なくとも一つが前記カラオケシステムが使用
    される環境において、前記音声信号送信手段および前記
    コマンド信号送信手段からの信号を受光するよう該複数
    の受光手段が配置されることを特徴とする、請求項9に
    記載のカラオケシステム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6520776B1 (en) * 1998-11-11 2003-02-18 U's Bmb Entertainment Corp. Portable karaoke microphone device and karaoke apparatus
JP2011133646A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Daiichikosho Co Ltd パーソナルマイクに対応するカラオケ装置
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JP2012142976A (ja) * 2010-02-26 2012-07-26 Onkyo Corp 音量調整システム、増幅装置およびコントローラ
US8571236B2 (en) 2010-02-26 2013-10-29 Onkyo Corporation Volume control system, controller, and amplifying apparatus
CN107071601A (zh) * 2017-05-19 2017-08-18 珠海酷比电子科技有限公司 一种可编程u段无线麦克风***

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