JPH09280423A - 配管支持装置 - Google Patents
配管支持装置Info
- Publication number
- JPH09280423A JPH09280423A JP8113288A JP11328896A JPH09280423A JP H09280423 A JPH09280423 A JP H09280423A JP 8113288 A JP8113288 A JP 8113288A JP 11328896 A JP11328896 A JP 11328896A JP H09280423 A JPH09280423 A JP H09280423A
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- JP
- Japan
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- pipe
- process pipe
- diaphragm
- fixed
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/16—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱膨張に起因するプロセス配管の配管長手方
向及び配管径方向の変位を三次元的に許容しつつプロセ
ス配管を支持する。 【解決手段】 支持すべきプロセス配管1に対して遊嵌
し得る配管挿通孔12が穿設された板状の支持部材本体
13と、プロセス配管1に外嵌し得る環状のダイヤフラ
ム15とを備え、固定構造物10に支持部材本体13を
取り付け、支持部材本体13に配管挿通孔12と同軸に
位置するようにダイヤフラム15に固着し、ダイヤフラ
ム15にプロセス配管1を挿通し、プロセス配管1とダ
イヤフラム15とを相互に固着して配管支持装置を構成
する。
向及び配管径方向の変位を三次元的に許容しつつプロセ
ス配管を支持する。 【解決手段】 支持すべきプロセス配管1に対して遊嵌
し得る配管挿通孔12が穿設された板状の支持部材本体
13と、プロセス配管1に外嵌し得る環状のダイヤフラ
ム15とを備え、固定構造物10に支持部材本体13を
取り付け、支持部材本体13に配管挿通孔12と同軸に
位置するようにダイヤフラム15に固着し、ダイヤフラ
ム15にプロセス配管1を挿通し、プロセス配管1とダ
イヤフラム15とを相互に固着して配管支持装置を構成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部を流通する流
体から伝達される熱によって伸縮する配管を支持する配
管支持装置に関するものである。
体から伝達される熱によって伸縮する配管を支持する配
管支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ボイラ(蒸気発生設備)からタ
ービン(蒸気消費設備)へ蒸気を送給する蒸気管などの
ように内部に高温流体が流通する配管は、熱膨張による
変位が許容され得るように固定構造物に支持されてい
る。
ービン(蒸気消費設備)へ蒸気を送給する蒸気管などの
ように内部に高温流体が流通する配管は、熱膨張による
変位が許容され得るように固定構造物に支持されてい
る。
【0003】図6及び図7は従来の配管支持装置の各種
例であり、1はプロセス配管、2は支持部材を示してい
る。
例であり、1はプロセス配管、2は支持部材を示してい
る。
【0004】図6は従来の配管支持装置の一例であり、
この配管支持装置は、略水平に配置されたプロセス配管
1に外嵌するクランプ3と、下端部がクランプ3に連結
され且つ上端部が固定構造物10に支持部材7を介して
連結されたスナッパ等の吊り下げ機構4と、クランプ3
の前後両端のそれぞれに当接するようにプロセス配管1
の外側面に固着されたシャーラグ5とから構成されてい
る。
この配管支持装置は、略水平に配置されたプロセス配管
1に外嵌するクランプ3と、下端部がクランプ3に連結
され且つ上端部が固定構造物10に支持部材7を介して
連結されたスナッパ等の吊り下げ機構4と、クランプ3
の前後両端のそれぞれに当接するようにプロセス配管1
の外側面に固着されたシャーラグ5とから構成されてい
る。
【0005】従って、図6に示す配管支持装置において
は、吊り下げ機構4の長さの変化量に応じた距離だけ固
定構造物に対するプロセス配管1の上下方向への変位が
許容され、また、クランプ3とシャーラグ5は、プロセ
ス配管1と一体的に該プロセス配管1の配管長手方向へ
変位し得るようになっている。
は、吊り下げ機構4の長さの変化量に応じた距離だけ固
定構造物に対するプロセス配管1の上下方向への変位が
許容され、また、クランプ3とシャーラグ5は、プロセ
ス配管1と一体的に該プロセス配管1の配管長手方向へ
変位し得るようになっている。
【0006】図7は従来の配管支持装置の他の例であ
り、この配管支持装置は、略水平に配置されたプロセス
配管1の直下に設けられ且つ固定構造物(図示せず)に
固着された支持部材2と、プロセス配管1に上方から嵌
合し且つ支持部材2に対して固定されたU字状のバンド
6と、支持部材2の前後両端のそれぞれに当接するよう
にプロセス配管1の外側面に固着されたシャーラグ5と
から構成されている。
り、この配管支持装置は、略水平に配置されたプロセス
配管1の直下に設けられ且つ固定構造物(図示せず)に
固着された支持部材2と、プロセス配管1に上方から嵌
合し且つ支持部材2に対して固定されたU字状のバンド
6と、支持部材2の前後両端のそれぞれに当接するよう
にプロセス配管1の外側面に固着されたシャーラグ5と
から構成されている。
【0007】従って、図7に示す配管支持装置において
は、支持部材2、バンド6、シャーラグ5によってプロ
セス配管1が固定構造物に拘束され、プロセス配管1
は、配管長手方向及び配管径方向のいずれにも変位しな
いようになっている。
は、支持部材2、バンド6、シャーラグ5によってプロ
セス配管1が固定構造物に拘束され、プロセス配管1
は、配管長手方向及び配管径方向のいずれにも変位しな
いようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す配管支持装置では、プロセス配管1の上下方向への
変位は略拘束されないことになり、図7に示す配管支持
装置では、プロセス配管1の配管長手方向及び配管径方
向への変位は略拘束されることになる。
示す配管支持装置では、プロセス配管1の上下方向への
変位は略拘束されないことになり、図7に示す配管支持
装置では、プロセス配管1の配管長手方向及び配管径方
向への変位は略拘束されることになる。
【0009】本発明は前述の実情に鑑みてなしたもの
で、熱膨張に起因するプロセス配管の配管長手方向及び
配管径方向への変位を三次元的に許容しつつプロセス配
管を支持する配管支持装置を提供することを目的として
いる。
で、熱膨張に起因するプロセス配管の配管長手方向及び
配管径方向への変位を三次元的に許容しつつプロセス配
管を支持する配管支持装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の配管支持装置において
は、支持すべきプロセス配管に対して遊嵌し得る配管挿
通孔が穿設された板状の支持部材と、前記のプロセス配
管に外嵌し得る環状のダイヤフラムとを備え、固定構造
物に支持部材を取り付け、該支持部材に配管挿通孔と同
軸に位置するようにダイヤフラムを固着し、該ダイヤフ
ラムにプロセス配管を挿通し、該プロセス配管とダイヤ
フラムとを相互に固着している。
め、本発明の請求項1に記載の配管支持装置において
は、支持すべきプロセス配管に対して遊嵌し得る配管挿
通孔が穿設された板状の支持部材と、前記のプロセス配
管に外嵌し得る環状のダイヤフラムとを備え、固定構造
物に支持部材を取り付け、該支持部材に配管挿通孔と同
軸に位置するようにダイヤフラムを固着し、該ダイヤフ
ラムにプロセス配管を挿通し、該プロセス配管とダイヤ
フラムとを相互に固着している。
【0011】また、本発明の請求項2に記載の配管支持
装置においては、複数の板状の支持部材と同数の可撓部
材とを備え、支持すべきプロセス配管の所定箇所を周方
向に取り囲み且つ該プロセス配管の外側部に先端部が対
峙するように支持部材を配置し、固定構造物に各支持部
材の基端部を取り付け、各支持部材の先端部とプロセス
配管との間に可撓部材を配置し、各可撓部材の一端部を
支持部材に固着し且つ各可撓部材の他端部をプロセス配
管に固着している。
装置においては、複数の板状の支持部材と同数の可撓部
材とを備え、支持すべきプロセス配管の所定箇所を周方
向に取り囲み且つ該プロセス配管の外側部に先端部が対
峙するように支持部材を配置し、固定構造物に各支持部
材の基端部を取り付け、各支持部材の先端部とプロセス
配管との間に可撓部材を配置し、各可撓部材の一端部を
支持部材に固着し且つ各可撓部材の他端部をプロセス配
管に固着している。
【0012】本発明の請求項1に記載した配管支持装置
では、プロセス配管に熱膨張が生じると、該プロセス配
管が固着されているダイヤフラムが変形して、プロセス
配管の配管長手方向、あるいは配管径方向への変位を三
次元的に許容する。
では、プロセス配管に熱膨張が生じると、該プロセス配
管が固着されているダイヤフラムが変形して、プロセス
配管の配管長手方向、あるいは配管径方向への変位を三
次元的に許容する。
【0013】本発明の請求項2に記載した配管支持装置
では、プロセス配管に熱膨張が生じると、該プロセス配
管に固着されている可撓部材が変形して、プロセス配管
の配管長手方向、あるいは配管径方向への変位を三次元
的に許容する。
では、プロセス配管に熱膨張が生じると、該プロセス配
管に固着されている可撓部材が変形して、プロセス配管
の配管長手方向、あるいは配管径方向への変位を三次元
的に許容する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0015】図1から図3は本発明の配管支持装置の実
施の形態の一例を示すものである。
施の形態の一例を示すものである。
【0016】9は支持部材であり、該支持部材9は、所
定の間隔を置いて対峙し且つ固定構造物10の上面に立
設し得るように形成された一対の支柱11,11と、該
支柱11,11の間に張設され且つ略中央部に支持すべ
きプロセス配管1が遊嵌し得る配管挿通孔12が穿設さ
れた板状の支持部材本体13とを備えている。
定の間隔を置いて対峙し且つ固定構造物10の上面に立
設し得るように形成された一対の支柱11,11と、該
支柱11,11の間に張設され且つ略中央部に支持すべ
きプロセス配管1が遊嵌し得る配管挿通孔12が穿設さ
れた板状の支持部材本体13とを備えている。
【0017】15は環状のダイヤフラムであり、該ダイ
ヤフラム15の中央部には、プロセス配管1の外周面が
内接するように挿通され得るボス部14が設けられ、ま
た、ダイヤフラム15のボス部14のまわりの部分に
は、ボス部14の周方向に延び且つプロセス配管1の配
管長手方向に湾曲突出する環状の撓み部15aが形成さ
れている。
ヤフラム15の中央部には、プロセス配管1の外周面が
内接するように挿通され得るボス部14が設けられ、ま
た、ダイヤフラム15のボス部14のまわりの部分に
は、ボス部14の周方向に延び且つプロセス配管1の配
管長手方向に湾曲突出する環状の撓み部15aが形成さ
れている。
【0018】このダイヤフラム15は、ボス部14が配
管挿通孔12と略同軸に位置するように、前記の支持部
材本体13の一面に固着されている。
管挿通孔12と略同軸に位置するように、前記の支持部
材本体13の一面に固着されている。
【0019】プロセス配管1は、ダイヤフラム15のボ
ス部14に挿通され且つボス部14に対して溶接等の手
段によって固着されている。
ス部14に挿通され且つボス部14に対して溶接等の手
段によって固着されている。
【0020】図1から図3に示す配管支持装置におい
て、プロセス配管1の内部を高温流体が流通する際に
は、プロセス配管1が熱膨張により固定構造物10に対
して相対的に変位しようとする。
て、プロセス配管1の内部を高温流体が流通する際に
は、プロセス配管1が熱膨張により固定構造物10に対
して相対的に変位しようとする。
【0021】配管支持装置に対してプロセス配管1が配
管長手方向へ変位する場合には、プロセス配管1に対し
て固着されているボス部14がダイヤフラム15の撓み
部15aをプロセス配管1の長手方向の所定の向きに押
圧しあるいは引張ることにより撓み部15aが変形し、
プロセス配管1の配管長手方向への変位が許容される。
管長手方向へ変位する場合には、プロセス配管1に対し
て固着されているボス部14がダイヤフラム15の撓み
部15aをプロセス配管1の長手方向の所定の向きに押
圧しあるいは引張ることにより撓み部15aが変形し、
プロセス配管1の配管長手方向への変位が許容される。
【0022】また、配管支持装置に対してプロセス配管
1が配管径方向へ変位する場合には、プロセス配管1に
固着されているボス部14がダイヤフラム15の撓み部
15aを径方向の所定の向きに押圧しあるいは引張るこ
とにより撓み部15aが変形し、プロセス配管1の配管
径方向への変位が許容される。
1が配管径方向へ変位する場合には、プロセス配管1に
固着されているボス部14がダイヤフラム15の撓み部
15aを径方向の所定の向きに押圧しあるいは引張るこ
とにより撓み部15aが変形し、プロセス配管1の配管
径方向への変位が許容される。
【0023】このように、図1から図3に示す配管支持
装置では、熱膨張に起因するプロセス配管1の配管長手
方向及び配管径方向への変位を三次元的に許容しつつプ
ロセス配管1を支持することができる。
装置では、熱膨張に起因するプロセス配管1の配管長手
方向及び配管径方向への変位を三次元的に許容しつつプ
ロセス配管1を支持することができる。
【0024】図4及び図5は本発明の配管支持装置の実
施の形態の他の例を示すものである。
施の形態の他の例を示すものである。
【0025】17は支持部材であり、該支持部材17
は、所定の間隔を置いて対峙し且つ固定構造物10の上
面に立設された門型の支柱18と、該支柱18の上部、
左側部、右側部のいずれかに基端部が固着され且つ支柱
18により囲まれる空間の略中央部へ向って放射線状に
延びる3本の短冊板状の支持部材本体19とを備えてい
る。
は、所定の間隔を置いて対峙し且つ固定構造物10の上
面に立設された門型の支柱18と、該支柱18の上部、
左側部、右側部のいずれかに基端部が固着され且つ支柱
18により囲まれる空間の略中央部へ向って放射線状に
延びる3本の短冊板状の支持部材本体19とを備えてい
る。
【0026】20は3本の可撓部材であり、該可撓部材
20は、一端部が前記の支持部材本体19の先端部に固
着されている。
20は、一端部が前記の支持部材本体19の先端部に固
着されている。
【0027】可撓部材20の中間部分には、支柱18の
内方に挿通されるべきプロセス配管1の配管長手方向に
湾曲突出する撓み部20aが形成され、また、可撓部材
20の他端部には、プロセス配管1の外側面に外接可能
なクランプ部材21が設けられている。
内方に挿通されるべきプロセス配管1の配管長手方向に
湾曲突出する撓み部20aが形成され、また、可撓部材
20の他端部には、プロセス配管1の外側面に外接可能
なクランプ部材21が設けられている。
【0028】このクランプ部材21は、プロセス配管1
の径方向に隣接するものが相互いにボルト締結されてい
る。
の径方向に隣接するものが相互いにボルト締結されてい
る。
【0029】プロセス配管1は、上記のクランプ部材2
1によって囲まれる空間に挿通され且つ隣接するクラン
プ部材21を相互に締結するボルトの締結力によってク
ランプ部材21に固着されている。
1によって囲まれる空間に挿通され且つ隣接するクラン
プ部材21を相互に締結するボルトの締結力によってク
ランプ部材21に固着されている。
【0030】図4及び図5に示す配管支持装置におい
て、プロセス配管1の内部を高温流体が流通する際に
は、プロセス配管1が熱膨張により固定構造物10に対
して相対的に変位しようとする。
て、プロセス配管1の内部を高温流体が流通する際に
は、プロセス配管1が熱膨張により固定構造物10に対
して相対的に変位しようとする。
【0031】配管支持装置に対してプロセス配管1が配
管長手方向へ変位する場合、あるいは、配管支持装置に
対してプロセス配管1が配管径方向へ変位する場合のい
ずれであっても、プロセス配管1に対して固着されてい
る各クランプ部材21が可撓部材20の撓み部20aを
プロセス配管1の配管長手方向、配管径方向のそれぞれ
の所定の向きに押圧しあるいは引張ることにより撓み部
20aが変形し、プロセス配管1の配管長手方向あるい
は配管径方向への変位が許容される。
管長手方向へ変位する場合、あるいは、配管支持装置に
対してプロセス配管1が配管径方向へ変位する場合のい
ずれであっても、プロセス配管1に対して固着されてい
る各クランプ部材21が可撓部材20の撓み部20aを
プロセス配管1の配管長手方向、配管径方向のそれぞれ
の所定の向きに押圧しあるいは引張ることにより撓み部
20aが変形し、プロセス配管1の配管長手方向あるい
は配管径方向への変位が許容される。
【0032】このように、図4及び図5に示す配管支持
装置では、熱膨張に起因するプロセス配管1の配管長手
方向及び配管径方向への変位を三次元的に許容しつつプ
ロセス配管1を支持することができる。
装置では、熱膨張に起因するプロセス配管1の配管長手
方向及び配管径方向への変位を三次元的に許容しつつプ
ロセス配管1を支持することができる。
【0033】なお、本発明の配管支持装置は上述した実
施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の配管支持装
置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0035】(1)本発明の請求項1に記載した配管支
持装置においては、支持部材とプロセス配管との間にダ
イヤフラムを設けているので、簡単な構造で熱膨張に起
因するプロセス配管の配管長手方向及び配管径方向の変
位を三次元的に許容しつつプロセス配管を支持すること
ができる。
持装置においては、支持部材とプロセス配管との間にダ
イヤフラムを設けているので、簡単な構造で熱膨張に起
因するプロセス配管の配管長手方向及び配管径方向の変
位を三次元的に許容しつつプロセス配管を支持すること
ができる。
【0036】(2)本発明の請求項2に記載した配管支
持装置においては、支持部材と配管との間に可撓部材を
設けているので、簡単な構造で熱膨張に起因するプロセ
ス配管の配管長手方向及び配管径方向の変位を三次元的
に許容しつつプロセス配管を支持することができる。
持装置においては、支持部材と配管との間に可撓部材を
設けているので、簡単な構造で熱膨張に起因するプロセ
ス配管の配管長手方向及び配管径方向の変位を三次元的
に許容しつつプロセス配管を支持することができる。
【図1】本発明の配管支持装置の実施の形態の一例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に関連する支持部材を固定構造物に取り付
けた状態を示す斜視図である。
けた状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の配管支持装置の実施の形態の他の例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】従来の配管支持装置の一例を示す側面図であ
る。
る。
【図7】従来の配管支持装置の他の例を示す正面図であ
る。
る。
1 プロセス配管 10 固定構造物 12 配管挿通孔 13 支持部材本体(支持部材) 15 ダイヤフラム 19 支持部材本体(支持部材) 20 可撓部材
Claims (2)
- 【請求項1】 支持すべきプロセス配管に対して遊嵌し
得る配管挿通孔が穿設された板状の支持部材と、前記の
プロセス配管に外嵌し得る環状のダイヤフラムとを備
え、固定構造物に支持部材を取り付け、該支持部材に配
管挿通孔と同軸に位置するようにダイヤフラムを固着
し、該ダイヤフラムにプロセス配管を挿通し、該プロセ
ス配管とダイヤフラムとを相互に固着したことを特徴と
する配管支持装置。 - 【請求項2】 複数の板状の支持部材と同数の可撓部材
とを備え、支持すべきプロセス配管の所定箇所を周方向
に取り囲み且つ該プロセス配管の外側部に先端部が対峙
するように支持部材を配置し、固定構造物に各支持部材
の基端部を取り付け、各支持部材の先端部とプロセス配
管との間に可撓部材を配置し、各可撓部材の一端部を支
持部材に固着し且つ各可撓部材の他端部をプロセス配管
に固着したことを特徴とする配管支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113288A JPH09280423A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 配管支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113288A JPH09280423A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 配管支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09280423A true JPH09280423A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14608390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8113288A Pending JPH09280423A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 配管支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09280423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219905A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Mirai Ind Co Ltd | 配管構造および配管装置 |
JP2014074646A (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-24 | Riken Keiki Co Ltd | ガス処理装置におけるガス用機器の装着構造およびガス検出装置 |
JP2022038005A (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-10 | Jfeスチール株式会社 | 保持装置および可動部材の取り付け方法 |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP8113288A patent/JPH09280423A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219905A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Mirai Ind Co Ltd | 配管構造および配管装置 |
JP2014074646A (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-24 | Riken Keiki Co Ltd | ガス処理装置におけるガス用機器の装着構造およびガス検出装置 |
JP2022038005A (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-10 | Jfeスチール株式会社 | 保持装置および可動部材の取り付け方法 |
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