JPH09280067A - 内燃機関の補機配置構造 - Google Patents
内燃機関の補機配置構造Info
- Publication number
- JPH09280067A JPH09280067A JP9375596A JP9375596A JPH09280067A JP H09280067 A JPH09280067 A JP H09280067A JP 9375596 A JP9375596 A JP 9375596A JP 9375596 A JP9375596 A JP 9375596A JP H09280067 A JPH09280067 A JP H09280067A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal combustion
- combustion engine
- pulley
- wound around
- water pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 補機を設けた状態での内燃機関の全長及び全
幅が大きくせず、内燃機関の搭載性を向上するとともに
クラッシュストロークを十分に確保する。 【解決手段】 シリンダブロック２の一端部におけるク
ランク軸芯と気筒軸芯を通る仮想平面１ａに対して一側
部にウォータポンプ７を配設し、かつそのシリンダブロ
ック２の一側方にオルタネータ９とエアコン用のコンプ
レッサなどの補機を配設し、クランクプーリ６に巻き掛
けた無端状の伝達ベルト１１の回転方向下手側をその他
の補機のプーリ９・・に順次巻き掛け、次にウォータポ
ンププーリ８にその背面を巻き掛け、その後クランクプ
ーリ６に巻き掛けることにより、１段の伝達ベルト１１
にて各補機を駆動するようにするとともに補機をシリン
ダブロック２の一側に配設した。
幅が大きくせず、内燃機関の搭載性を向上するとともに
クラッシュストロークを十分に確保する。 【解決手段】 シリンダブロック２の一端部におけるク
ランク軸芯と気筒軸芯を通る仮想平面１ａに対して一側
部にウォータポンプ７を配設し、かつそのシリンダブロ
ック２の一側方にオルタネータ９とエアコン用のコンプ
レッサなどの補機を配設し、クランクプーリ６に巻き掛
けた無端状の伝達ベルト１１の回転方向下手側をその他
の補機のプーリ９・・に順次巻き掛け、次にウォータポ
ンププーリ８にその背面を巻き掛け、その後クランクプ
ーリ６に巻き掛けることにより、１段の伝達ベルト１１
にて各補機を駆動するようにするとともに補機をシリン
ダブロック２の一側に配設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関における補
機の配置構造に関するものである。
機の配置構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の内燃機関において、ウォータポン
プとオルタネータだけを設けたものでは、図５に示すよ
うに、シリンダブロック２１の前端一側部（吸気側）に
ウォータポンプ２３が配置されるとともにクランク軸２
２の一側方にオルタネータ２４が配置され、クランクプ
ーリ２５とオルタネータプーリ２６とウォータポンププ
ーリ２７に略三角形状に無端状の伝達ベルト２８が巻き
掛けられている。そして、エアコンが搭載される場合に
は、図６に示すように、シリンダブロック２１の他側方
にコンプレッサ２９が配置され、クランク軸２２に固定
した２段目プーリ３０とコンプレッサ２９に固定された
コンプレッサプーリ３１に２段目の伝達ベルト３２が巻
き掛けられている。なお、図５、図６において、シリン
ダブロック２１の他側は排気側で、破線で示すように排
気管３３が配設されている。
プとオルタネータだけを設けたものでは、図５に示すよ
うに、シリンダブロック２１の前端一側部（吸気側）に
ウォータポンプ２３が配置されるとともにクランク軸２
２の一側方にオルタネータ２４が配置され、クランクプ
ーリ２５とオルタネータプーリ２６とウォータポンププ
ーリ２７に略三角形状に無端状の伝達ベルト２８が巻き
掛けられている。そして、エアコンが搭載される場合に
は、図６に示すように、シリンダブロック２１の他側方
にコンプレッサ２９が配置され、クランク軸２２に固定
した２段目プーリ３０とコンプレッサ２９に固定された
コンプレッサプーリ３１に２段目の伝達ベルト３２が巻
き掛けられている。なお、図５、図６において、シリン
ダブロック２１の他側は排気側で、破線で示すように排
気管３３が配設されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な補機の配置構造では、エアコンやパワーステアリング
の搭載仕様のために、ウォータポンプ２３とオルタネー
タ２４以外にコンプレッサ２９やパワステポンプなどの
補機が配置される場合には、２段目の伝達ベルト３２に
て駆動する必要があり、そのため内燃機関の全長が長く
なり、車両側のエンジンルームの配置自由度が低下して
内燃機関の搭載性が悪化し、また図６に示すようにオル
タネータ２４とコンプレッサ２９がシリンダブロック２
１の両側に配置されているので、内燃機関の全幅が大き
くなり、内燃機関をそのクランク軸芯を車両の左右方向
に向けて横置き搭載した場合、コンプレッサ２９により
内燃機関本体から車両前側に向けて長さｌだけ硬いもの
が突出し、その分クラッシュ時の吸収ゾーンである有効
クラッシュストロークが減少し、クラッシュストローク
を十分に確保するのが困難になり、安全性確保の自由度
が小さくなるという問題があった。
な補機の配置構造では、エアコンやパワーステアリング
の搭載仕様のために、ウォータポンプ２３とオルタネー
タ２４以外にコンプレッサ２９やパワステポンプなどの
補機が配置される場合には、２段目の伝達ベルト３２に
て駆動する必要があり、そのため内燃機関の全長が長く
なり、車両側のエンジンルームの配置自由度が低下して
内燃機関の搭載性が悪化し、また図６に示すようにオル
タネータ２４とコンプレッサ２９がシリンダブロック２
１の両側に配置されているので、内燃機関の全幅が大き
くなり、内燃機関をそのクランク軸芯を車両の左右方向
に向けて横置き搭載した場合、コンプレッサ２９により
内燃機関本体から車両前側に向けて長さｌだけ硬いもの
が突出し、その分クラッシュ時の吸収ゾーンである有効
クラッシュストロークが減少し、クラッシュストローク
を十分に確保するのが困難になり、安全性確保の自由度
が小さくなるという問題があった。
【０００４】なお、実開昭６４−１５７２７号公報に
は、ウォータポンプとオルタネータ、及びパワステポン
プを１段目の伝達ベルトで駆動するように構成するとと
もに、そのためにウォータポンププーリに伝達ベルトの
背面を巻き掛けて駆動することが開示されているが、オ
ルタネータとパワステポンプをシリンダブロックの両側
に配置しているので、内燃機関の全幅が広くなり、上記
と同様に安全性確保の自由度が小さいという問題があ
る。
は、ウォータポンプとオルタネータ、及びパワステポン
プを１段目の伝達ベルトで駆動するように構成するとと
もに、そのためにウォータポンププーリに伝達ベルトの
背面を巻き掛けて駆動することが開示されているが、オ
ルタネータとパワステポンプをシリンダブロックの両側
に配置しているので、内燃機関の全幅が広くなり、上記
と同様に安全性確保の自由度が小さいという問題があ
る。
【０００５】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、ウォータポンプとオルタネータ以外に補機を設ける
場合にも内燃機関の全長及び全幅が大きくならず、内燃
機関の搭載性が向上するとともにクラッシュストローク
を十分に確保することができる内燃機関の補機配置構造
を提供することを目的とする。
み、ウォータポンプとオルタネータ以外に補機を設ける
場合にも内燃機関の全長及び全幅が大きくならず、内燃
機関の搭載性が向上するとともにクラッシュストローク
を十分に確保することができる内燃機関の補機配置構造
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダブロ
ック一端部におけるクランク軸芯と気筒軸芯を通る仮想
平面に対して一側部にウォータポンプを配設し、かつそ
のシリンダブロックの一側方に１又は複数のその他の補
機を配設し、クランクプーリに巻き掛けた無端状の伝達
ベルトの回動方向下手側をその他の補機のプーリに順次
巻き掛け、ウォータポンププーリに背面を巻き掛け、ク
ランクプーリに巻き掛けることにより、１段の伝達ベル
トにて各補機を駆動して内燃機関の全長を短くし、内燃
機関の搭載性を向上するとともに、シリンダブロックの
一側方に各補機を配置することで、内燃機関の全幅を大
きくせず、クラッシュストロークが十分に確保されるよ
うにした。
ック一端部におけるクランク軸芯と気筒軸芯を通る仮想
平面に対して一側部にウォータポンプを配設し、かつそ
のシリンダブロックの一側方に１又は複数のその他の補
機を配設し、クランクプーリに巻き掛けた無端状の伝達
ベルトの回動方向下手側をその他の補機のプーリに順次
巻き掛け、ウォータポンププーリに背面を巻き掛け、ク
ランクプーリに巻き掛けることにより、１段の伝達ベル
トにて各補機を駆動して内燃機関の全長を短くし、内燃
機関の搭載性を向上するとともに、シリンダブロックの
一側方に各補機を配置することで、内燃機関の全幅を大
きくせず、クラッシュストロークが十分に確保されるよ
うにした。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図１
〜図４を参照して説明する。
〜図４を参照して説明する。
【０００８】図１は、補機としてウォータポンプとオル
タネータだけを配設した状態を示している。図１におい
て、１は内燃機関で、２はそのシリンダブロック、３は
シリンダヘッド、４はシリンダヘッドカバーである。５
はクランク軸で、内燃機関１の前端側の一端部にクラン
クプーリ６が固定されている。７はシリンダブロック２
の前端部におけるクランク軸芯と気筒軸芯を通る仮想平
面１ａに対して一側部（吸気側）に配設されたウォータ
ポンプであり、その駆動軸にウォータポンププーリ８が
クランクプーリ６と同一平面に位置するように固定され
ている。９はウォータポンプ７の斜め上方で、シリンダ
ブロック２一側方の吸気系の下部に配設されたオルタネ
ータであり、シリンダブロック２に対して遠近方向に揺
動させて位置調整できるようにアジャストバー９ａを介
してシリンダブロック２に取付けられ、その駆動軸にオ
ルタネータプーリ１０がクランクプーリ６と同一平面に
位置するように固定されている。
タネータだけを配設した状態を示している。図１におい
て、１は内燃機関で、２はそのシリンダブロック、３は
シリンダヘッド、４はシリンダヘッドカバーである。５
はクランク軸で、内燃機関１の前端側の一端部にクラン
クプーリ６が固定されている。７はシリンダブロック２
の前端部におけるクランク軸芯と気筒軸芯を通る仮想平
面１ａに対して一側部（吸気側）に配設されたウォータ
ポンプであり、その駆動軸にウォータポンププーリ８が
クランクプーリ６と同一平面に位置するように固定され
ている。９はウォータポンプ７の斜め上方で、シリンダ
ブロック２一側方の吸気系の下部に配設されたオルタネ
ータであり、シリンダブロック２に対して遠近方向に揺
動させて位置調整できるようにアジャストバー９ａを介
してシリンダブロック２に取付けられ、その駆動軸にオ
ルタネータプーリ１０がクランクプーリ６と同一平面に
位置するように固定されている。
【０００９】１１は、クランクプーリ６に巻き掛けられ
た無端状の伝達ベルトで、その回動方向下手側がオルタ
ネータプーリ１０に巻き掛けられ、次にウォータポンプ
プーリ８にその背面側が巻き掛けられ、その後クランク
プーリ６に巻き掛けられている。このようにウォータポ
ンププーリ８に伝達ベルト１１の背面側を巻き掛けるこ
とにより、伝達ベルト１１のクランクプーリ６及びオル
タネータプーリ１０に対する巻付角を１８０°以上と
し、かつウォータポンププーリ８に対する巻付角も大き
くとって信頼性を確保している。また、この伝達ベルト
１１のテンションアジャストは、オルタネータ９の位置
調整によって行っている。
た無端状の伝達ベルトで、その回動方向下手側がオルタ
ネータプーリ１０に巻き掛けられ、次にウォータポンプ
プーリ８にその背面側が巻き掛けられ、その後クランク
プーリ６に巻き掛けられている。このようにウォータポ
ンププーリ８に伝達ベルト１１の背面側を巻き掛けるこ
とにより、伝達ベルト１１のクランクプーリ６及びオル
タネータプーリ１０に対する巻付角を１８０°以上と
し、かつウォータポンププーリ８に対する巻付角も大き
くとって信頼性を確保している。また、この伝達ベルト
１１のテンションアジャストは、オルタネータ９の位置
調整によって行っている。
【００１０】図２は、エアコンを搭載する場合で、図１
の基本配置にエアコン用のコンプレッサ１２を追加して
配設した状態を示している。図２において、コンプレッ
サ１２はクランク軸５の一側方に配設され、その駆動軸
にコンプレッサプーリ１３がクランクプーリ６と同一平
面に位置するように固定されている。そして、伝達ベル
ト１１はクランクプーリ６からこのコンプレッサプーリ
１３に巻き掛けられ、その後オルタネータプーリ１０、
ウォータポンププーリ８、クランクプーリ６の順に巻き
掛けられている。この場合の伝達ベルト１１のテンショ
ンアジャストも、図１の場合と同様にオルタネータ９の
位置調整によって行われ、コンプレッサ１２の有無に関
係なく、アジャストバー９ａは一種類設けるだけでよ
い。
の基本配置にエアコン用のコンプレッサ１２を追加して
配設した状態を示している。図２において、コンプレッ
サ１２はクランク軸５の一側方に配設され、その駆動軸
にコンプレッサプーリ１３がクランクプーリ６と同一平
面に位置するように固定されている。そして、伝達ベル
ト１１はクランクプーリ６からこのコンプレッサプーリ
１３に巻き掛けられ、その後オルタネータプーリ１０、
ウォータポンププーリ８、クランクプーリ６の順に巻き
掛けられている。この場合の伝達ベルト１１のテンショ
ンアジャストも、図１の場合と同様にオルタネータ９の
位置調整によって行われ、コンプレッサ１２の有無に関
係なく、アジャストバー９ａは一種類設けるだけでよ
い。
【００１１】以上の構成によれば、１段の伝達ベルト１
１にてウォータポンプ７、オルタネータ９、及びコンプ
レッサ１２を駆動できるので、クランク軸５の前端部に
１段のクランクプーリ６を固定するだけで良く、その分
内燃機関１の全長を短くできて内燃機関１の搭載性が向
上する。
１にてウォータポンプ７、オルタネータ９、及びコンプ
レッサ１２を駆動できるので、クランク軸５の前端部に
１段のクランクプーリ６を固定するだけで良く、その分
内燃機関１の全長を短くできて内燃機関１の搭載性が向
上する。
【００１２】また、この内燃機関１をＦＦ車に適用して
横置き搭載した時に、図３に示すように、シリンダブロ
ック２の車両後側となる吸気側にウォータポンプ７、オ
ルタネータ９、及びコンプレッサ１２を配置しているの
で、内燃機関１の全幅が大きくならず、車両前側となる
シリンダブロック２の排気側と車両前端部のラジエータ
１８との間に有効クラッシュストロークＳ１を十分に確
保することができる。
横置き搭載した時に、図３に示すように、シリンダブロ
ック２の車両後側となる吸気側にウォータポンプ７、オ
ルタネータ９、及びコンプレッサ１２を配置しているの
で、内燃機関１の全幅が大きくならず、車両前側となる
シリンダブロック２の排気側と車両前端部のラジエータ
１８との間に有効クラッシュストロークＳ１を十分に確
保することができる。
【００１３】またオルタネータ９は比較的小型であるた
め、ウォータポンプ７の斜め上方に配置してもブレーキ
ブースタ１９との間に有効クラッシュストロークＳ２を
確保することができ、またコンプレッサ１２の配置位置
はデフ配置部である場合が多く、車室前端との間に有効
クラッシュストロークＳ３を確保することができる。な
お、図３において、２０は排気管である。
め、ウォータポンプ７の斜め上方に配置してもブレーキ
ブースタ１９との間に有効クラッシュストロークＳ２を
確保することができ、またコンプレッサ１２の配置位置
はデフ配置部である場合が多く、車室前端との間に有効
クラッシュストロークＳ３を確保することができる。な
お、図３において、２０は排気管である。
【００１４】また、内燃機関１の運転時の爆発行程では
クランク軸５の軸受間に下向きの最大荷重が作用し、そ
れに伴って軸受支点の外側のクランク軸５の一端部は上
向きに変位するが、クランクプーリ６に伝達ベルト１１
にて加わる荷重の方向は、図１、図２に黒矢印で示すよ
うに殆ど横向きで、その撓み方向は横方向となる。従っ
て、両者の撓み方向が重ならないためクランク軸の撓み
や振動系に対して有利である。
クランク軸５の軸受間に下向きの最大荷重が作用し、そ
れに伴って軸受支点の外側のクランク軸５の一端部は上
向きに変位するが、クランクプーリ６に伝達ベルト１１
にて加わる荷重の方向は、図１、図２に黒矢印で示すよ
うに殆ど横向きで、その撓み方向は横方向となる。従っ
て、両者の撓み方向が重ならないためクランク軸の撓み
や振動系に対して有利である。
【００１５】なお、上記実施形態において、さらにパワ
ーステアリングを搭載するときにはパワステポンプを配
設する必要があるが、その場合は図４に示すように、パ
ワステポンプ１４を図４の（Ａ）〜（Ｃ）の何れかの位
置に配設し、クランク軸５に２段目のクランクプーリ１
５を固定し、パワステポンププーリ１６との間に２段目
の伝達ベルト１７を巻き掛ける。
ーステアリングを搭載するときにはパワステポンプを配
設する必要があるが、その場合は図４に示すように、パ
ワステポンプ１４を図４の（Ａ）〜（Ｃ）の何れかの位
置に配設し、クランク軸５に２段目のクランクプーリ１
５を固定し、パワステポンププーリ１６との間に２段目
の伝達ベルト１７を巻き掛ける。
【００１６】この場合においても、パワステポンプ１４
は比較的小型であるため配置自由度が高く、車両要求に
合わせて上記（Ａ）〜（Ｃ）の何れかの位置に配置する
ことができ、しかもクラッシュストロークへの影響も小
さい。
は比較的小型であるため配置自由度が高く、車両要求に
合わせて上記（Ａ）〜（Ｃ）の何れかの位置に配置する
ことができ、しかもクラッシュストロークへの影響も小
さい。
【００１７】
【発明の効果】本発明の内燃機関の補機配置構造によれ
ば、シリンダブロック一端部におけるクランク軸芯と気
筒軸芯を通る仮想平面に対して一側部にウォータポンプ
を配設し、かつそのシリンダブロックの一側方に１又は
複数のその他の補機を配設し、クランクプーリに巻き掛
けた無端状の伝達ベルトの回転方向下手側をその他の補
機のプーリに順次巻き掛け、ウォータポンププーリに背
面を巻き掛け、クランクプーリに巻き掛けているので、
１段の伝達ベルトにて各補機を駆動できて内燃機関の全
長を短くできるとともに、シリンダブロックの一側部に
各補機を配置しているので、内燃機関の全幅も大きくな
らず、内燃機関の搭載性が向上するとともにクラッシュ
ストロークを十分に確保できる。
ば、シリンダブロック一端部におけるクランク軸芯と気
筒軸芯を通る仮想平面に対して一側部にウォータポンプ
を配設し、かつそのシリンダブロックの一側方に１又は
複数のその他の補機を配設し、クランクプーリに巻き掛
けた無端状の伝達ベルトの回転方向下手側をその他の補
機のプーリに順次巻き掛け、ウォータポンププーリに背
面を巻き掛け、クランクプーリに巻き掛けているので、
１段の伝達ベルトにて各補機を駆動できて内燃機関の全
長を短くできるとともに、シリンダブロックの一側部に
各補機を配置しているので、内燃機関の全幅も大きくな
らず、内燃機関の搭載性が向上するとともにクラッシュ
ストロークを十分に確保できる。
【図１】本発明の内燃機関の補機配置構造の一実施形態
の配置構成図である。
の配置構成図である。
【図２】同実施形態において、エアコンを搭載する場合
の配置構成図である。
の配置構成図である。
【図３】同実施形態の車両への搭載状態を示す概略側面
図である。
図である。
【図４】同実施形態において、さらにパワステアリング
を搭載する場合の配置説明図である。
を搭載する場合の配置説明図である。
【図５】従来例の内燃機関の補機配置構造の配置構成図
である。
である。
【図６】同従来例において、エアコンを搭載する場合の
配置構成図である。
配置構成図である。
１ 内燃機関 １ａ 仮想平面 ２ シリンダブロック ５ クランク軸 ６ クランクプーリ ７ ウォータポンプ ８ ウォータポンププーリ ９ オルタネータ １０ オルタネータプーリ １１ 伝達ベルト １２ コンプレッサ １３ コンプレッサプーリ
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダブロック一端部におけるクラン
ク軸芯と気筒軸芯を通る仮想平面に対して一側部にウォ
ータポンプを配設し、かつそのシリンダブロックの一側
方に１又は複数のその他の補機を配設し、クランクプー
リに巻き掛けた無端状の伝達ベルトの回転方向下手側を
その他の補機のプーリに順次巻き掛け、ウォータポンプ
プーリに背面を巻き掛け、クランクプーリに巻き掛けた
ことを特徴とする内燃機関の補機配置構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9375596A JPH09280067A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 内燃機関の補機配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9375596A JPH09280067A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 内燃機関の補機配置構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09280067A true JPH09280067A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14091258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9375596A Pending JPH09280067A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 内燃機関の補機配置構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09280067A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004057213A1 (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-08 | Shima Seiki Manufacturing Limited | 往復駆動用振動減衰装置および裁断ヘッド |
| JP2007192160A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Toyota Motor Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
| JP2007205252A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Toyota Motor Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP9375596A patent/JPH09280067A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004057213A1 (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-08 | Shima Seiki Manufacturing Limited | 往復駆動用振動減衰装置および裁断ヘッド |
| JPWO2004057213A1 (ja) * | 2002-12-20 | 2006-04-20 | 株式会社島精機製作所 | 往復駆動用振動減衰装置および裁断ヘッド |
| US7549361B2 (en) | 2002-12-20 | 2009-06-23 | Shima Seiki Manufacturing Limited | Vibration damping apparatus for reciprocating drive and cutting head |
| JP4559234B2 (ja) * | 2002-12-20 | 2010-10-06 | 株式会社島精機製作所 | 往復駆動用振動減衰装置および裁断ヘッド |
| JP2007192160A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Toyota Motor Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
| JP4692888B2 (ja) * | 2006-01-20 | 2011-06-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の衝撃吸収構造 |
| JP2007205252A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Toyota Motor Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
| JP4609333B2 (ja) * | 2006-02-01 | 2011-01-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の衝撃吸収構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102383227B1 (ko) | 차량용 벨트 연결 구조 | |
| JP3020036B2 (ja) | Ｖ型エンジンの補機駆動装置 | |
| KR102406124B1 (ko) | 차량용 텐셔너 장착구조 | |
| JPH09280067A (ja) | 内燃機関の補機配置構造 | |
| JP7174656B2 (ja) | 産業用ハイブリッドエンジン | |
| JP2696353B2 (ja) | 頭上弁式ｖ型エンジンの補機配設構造 | |
| JP4239755B2 (ja) | モータジェネレータの取り付け構造 | |
| JP3039239B2 (ja) | エンジン補機の取付け構造 | |
| JPH09280068A (ja) | 内燃機関の補機配置構造 | |
| US20040053721A1 (en) | Serpentine accessory-belt, aggregate, drive arrangement of an engine | |
| JP2683657B2 (ja) | Ｖ型エンジンの補機駆動装置 | |
| JP2932777B2 (ja) | Ｖ型エンジンの補機取付構造 | |
| JP2528540Y2 (ja) | エンジンの補機取付装置 | |
| JP3157371B2 (ja) | 自動車用エンジンへの付属品取付構造 | |
| JPH06221181A (ja) | エンジン補機部品の駆動装置 | |
| JP7156992B2 (ja) | 産業用ハイブリッドエンジン部構造 | |
| JP3375433B2 (ja) | エンジンの部品配置構造 | |
| JPH0868339A (ja) | Ｄｏｈｃ直列エンジンの横置き構造 | |
| JP3896601B2 (ja) | エンジンの補機配置構造 | |
| JP3424297B2 (ja) | 車両のパワートレイン装置 | |
| JP2521201Y2 (ja) | エンジンの補機駆動構造 | |
| JPS6213412Y2 (ja) | ||
| JPH088251Y2 (ja) | 車両のエンジン補器配設構造 | |
| JP3005728B2 (ja) | エンジンの補機取付構造 | |
| JP2004084493A (ja) | 補機駆動装置の取付構造 |