JPH09277859A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JPH09277859A
JPH09277859A JP11574796A JP11574796A JPH09277859A JP H09277859 A JPH09277859 A JP H09277859A JP 11574796 A JP11574796 A JP 11574796A JP 11574796 A JP11574796 A JP 11574796A JP H09277859 A JPH09277859 A JP H09277859A
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seat
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passenger compartment
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Hideki Nakane
秀樹 中根
Yasuhiro Nishii
康裕 西井
Masaru Ogawa
勝 小川
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後部車室に設置する車両用シートを改良し、
後部車室を有効に利用すること。 【解決手段】 車両の後部車室に設置するリヤシートを
左右に分割し、乗降口6の反対側の第1のシート3と乗
降口6側の第2のシート4とで構成する。第1のシート
3は、その前端に設けたシートレッグ32を車室フロア
に回動自在に枢支させて、前倒し収納可能とし、第2の
シート4は、その第1のシート3側の側端に設けたシー
トレッグ42を車室フロアに回動自在に枢支させて、第
1のシート3を起立せしめた状態で第1のシート3側の
車室側壁に沿うように起立収納可能とする。また、第2
のシート4を第1のシート3側の車室側壁に沿って起立
せしめた状態で、第1のシート3を着座可能な使用位置
に復帰し得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シート、特
にフロントシート後方の後部車室に設置され、収納可能
とした車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バン型車などの後部車室に設置す
るシートとしては、これを前倒しまたは車幅方向に起立
させて収納し、後部車室を荷室スペースとして利用でき
るようにしたものがある。例えば、上記シートを左右に
分割するとともに各シートのシートバックをシートクッ
ションに重ねるように折り畳み可能またはシートバック
をシートクッションと面一状に展開可能とし、一方のシ
ートを一方の車室側壁に沿って、他方のシートを他方の
車室側壁に沿って起立収納するようにしたものがある。
【0003】また、図5に示すように、運転席シート1
の後方に第1のシート3Aをこれに隣接する車室側壁に
沿うように起立収納可能に設け、第1のシート3Aに並
設して、助手席シート2の後方で、後部車室の側面に設
けた乗降口6に臨む第2のシート4Aを助手席シート2
の背後に前倒し収納可能に設けたものがある(特開昭6
3−173736号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の前者のシート構
造では、左右に分割したシートを各々車室両側の側壁に
沿って起立収納するため、側方に乗降口を有する部位に
は適用できないという不都合がある。一方、図5に示す
後者のシート構造では、側方に乗降口を有する部位には
適用可能であるが、前倒し収納された第2のシート4A
が乗降口6からの荷物の積み下ろし時に邪魔になる。な
お、図5に示すシート構造において、第1のシート3A
と第2のシート4Aを一体とし、これを乗降口6の反対
側の車室側壁に沿うように起立収納可能とすれば、上述
の問題点は解決されるが、この場合には、長尺荷物を積
載するためにシートを起立するとシート全体が収納され
るため、後部車室の片側で積載した荷物の横にスペース
が空いていても、シートがないので乗員が乗車できず、
乗車定員が制限される。
【0005】そこで本発明は、側方に乗降口を有する部
位に適用でき、かつ、乗降口からの荷物の積み下ろし時
に邪魔にならず、また、長尺物を積載しても分割された
一方のシートが着座使用できる車両用シートを提供する
ことを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、運転席および
助手席からなるフロントシートの後方にリヤシートを配
置するとともに、助手席側におけるリヤシートの側方に
乗降口を設けた車両において、上記リヤシートを左右に
分割し、乗降口の反対側に位置する第1のシートと乗降
口側に位置する第2のシートとで構成する。第1のシー
トは、その前端に設けたシートレッグを車室フロアに起
倒回動自在に枢支して前倒し収納可能とし、第2のシー
トは、第1のシート側に設けたシートレッグを第1のシ
ート側に延出せしめるとともにその延出端を車室フロア
に起倒回動自在に枢支して、第1のシートを前倒しせし
めた状態で第1のシート側の車室側壁に沿うように起立
収納可能とする。また、第2のシートを収納せしめたと
き、第1のシートを着座可能な使用状態に復帰し得るよ
うにする。第1および第2のシートを収納状態とするこ
とで後部車室を広い荷室スペースとして使用することが
でき、かつ、乗降口からの荷物の積み下ろし時に収納状
態のシートが邪魔にならない。また長尺荷物を積載する
場合でも、第1のシートを使用状態に復帰させてこれに
乗員が着座することができる。さらに、第2のシートを
収納状態にすると、助手席後方には第2のシートが存在
しないから、助手席を前方へ折り畳み収納可能とするこ
とにより、さらに長尺の荷物の積載が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はワゴン型車両の車室内を示
すもので、前部車室には、左右方向に間隔をおいて配置
した運転席シート1と助手席シート2とよりなるフロン
トシートを備え、運転席シート1は固定式シートとして
あり、その横の助手席シート2はシートクッション20
裏面の前側に設けた左右一対のシートレッグ22を車体
フロアに前後方向起倒自在に設け、シートバック21を
シートクッション20に沿うように重ねた状態で前倒し
収納可能な収納式シートとしてある。また、助手席シー
ト2の後端のシートレッグ23はシートクッション20
の裏面に沿って折り畳み可能としてある。
【0008】上記フロントシート後方の後部車室内には
リヤシートが配置され、助手席側におけるリヤシートの
側方に乗降口6が設けれている。上記リヤシートは左右
に分割された一人掛けの第1のシート3と二人掛けの第
2のシート4で構成されている。図2に示すように、第
1および第2のシート3,4はそれぞれ、シートクッシ
ョン30,40にリクライニング機構5を介してシート
バック31,41を前後方向にリクライニング自在に設
けた構造としてある。
【0009】上記第1のシート3は、運転席シート1の
後方詰まり乗降口6の反対側で、隣接する車室側壁から
上記第2のシート4のシートクッション40の厚さとほ
ぼ同一寸法分の隙間を設けた位置に配してあり、シート
クッション30の裏面前端に固着した左右一対のシート
レッグ32が車室フロアに前後方向に起倒自在に枢支さ
れ、第1のシート3は前倒し可能としてある。また、第
1のシート3の後端にはシートクッション30の裏面に
沿って折り畳み可能にシートレッグ33が設けてある。
【0010】一方、第2のシート4は、助手席シート2
の後方、つまり乗降口6側に位置し、そのシートクッシ
ョン40の第1のシート3側の端部の裏面に前後位置に
一対のほぼ逆L字形のパイプ材よりなるシートレッグ4
2が固着してある。シートレッグ42は、第2のシート
4のシートクッション40の裏面に固着した基端から第
1のシート3方向にほぼ水平に張り出させてあり、張り
出し部の下端を第1のシート3側の側壁から第2のシー
ト4の座面高さとほぼ同等な距離を置いた位置でフロア
に車幅方向に起倒自在に枢支して、第2のシート4を車
幅方向に起立可能としてある。
【0011】一方、第2のシート4の乗降口6側の端部
には、ほぼU字形のパイプ材よりなる折り畳み式の他方
のシートレッグ43が設けてあり、上記乗降口6側の端
部を支持してある。
【0012】上記車両用シートを収納するには、図3
(A)に示すように、第1のシート3を、そのシートバ
ック31をリクライニングしてシートクッション30と
面一として、シートレッグ32により前方に向けて回動
させ、運転席シート1直後に前倒し状態で収納し、シー
トレッグ33を折り畳む。第1のシート3はそのシート
バック31を前方に倒してシートクッション30に重ね
合わせた状態で前倒し収納することもできる。第1のシ
ート3を収納した状態で、第2のシート4を、そのシー
トバック41をリクライニングしてシートクッション4
0と面一として、シートレッグ42により第1のシート
3の後方から起立回動させ、第1のシート3側の車室側
壁に沿い第1のシート3よりも外側位置で起立状態に収
納し、シートレッグ43を折り畳む。
【0013】更に、積み荷の状態によっては、図3
(B)に示すように、第2のシート4を起立収納した状
態で、第1のシート3を着座できる状態に復帰させ、こ
れを使用することができる。
【0014】図4は上記構造のシートを備えた車両の後
部車室の利用形態を示すものである。なお、図において
6は後部車室の乗降口である。図4(A)に示すよう
に、第1のシート3のみを前倒し収納すれば、後部車室
の第1のシート3側のスペースに長尺荷物Aを積載する
ことができ、かつ運転席シート1、助手席シート2およ
び第2のシート4とで合わせて4人の乗車が可能であ
る。図4(B)に示すように、更に第2のシート4を車
室側壁に沿って起立収納して第1のシート3を着座可能
に復帰すれば、後部車室の第2のシート4側のスペース
に上記荷物Aよりも長い荷物Bを積載することができ、
かつ運転席シート1、助手席シート2および第1のシー
ト3とで合わせて3人の乗車が可能である。図4(C)
に示すように、後部車室の第2のシート4を車室側壁に
沿って起立収納し、かつ第1のシート3を着座可能とし
た状態で、助手席シート2を前倒し収納すれば、助手席
シート2の後方に上記荷物Bよりも更に長い荷物Cを積
載することができ、かつ運転席シート1および第1のシ
ート3とで合わせて2人の乗車が可能である。更に図4
(D)に示すように、助手席シート2、第1および第2
のシート3,4をそれぞれ収納すれば、長尺荷物A,C
を共に積載でき車室を荷室スペースとして最大限に利用
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、収納状態とされた乗降
口側のシートが乗降口からの荷物の積み下ろし時に邪魔
にならず、かつ長尺物を積載しても乗降口の反対側のシ
ートを着座使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用シートを設置した車両の車室内
を示す斜視図である。
【図2】本発明の車両用シートの斜視図である。
【図3】図3(A)は図2に示すリヤシートの第1のシ
ートを前倒し収納し、第2のシートを起立収納した状態
を示す斜視図、図3(B)は図3(A)に示す収納した
状態のリヤシートのうち第1のシートを着座可能に復帰
せしめた状態を示す斜視図である。
【図4】図4(A),(B),(C),(D)はそれぞ
れ荷積み時のシート収納状態を示す図である。
【図5】従来の収納可能な車両用シートを示すもので、
図5(A)は使用時を、図5(B)は収納状態をそれぞ
れ示す。
【符号の説明】
1 運転席シート 2 助手席シート 3 第1のシート 32 第1のシートのシートレッグ 4 第2のシート 42 第2のシートのシートレッグ 6 後部車室用の乗降口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席および助手席からなるフロントシ
    ートの後方にリヤシートを配置するとともに、助手席側
    におけるリヤシートの側方に乗降口を設けた車両におい
    て、上記リヤシートを左右に分割された、乗降口の反対
    側に位置する第1のシートと乗降口側に位置する第2の
    シートで構成し、第1のシートは、その前端に設けたシ
    ートレッグを車室フロアに起倒回動自在に枢支して、前
    倒し可能とし、第2のシートは、第1のシート側の側端
    に設けたシートレッグを第1のシート側に延出せしめる
    とともにその延出端を車室フロアに起倒回動自在に枢支
    して、第1のシートを前倒しせしめた状態で第1のシー
    ト側の車室側壁に沿い起立可能とし、第2のシートを第
    1のシート側の車室側壁に沿って起立せしめたとき、第
    1のシートを着座可能な使用状態に復帰し得るようにし
    たことを特徴とする車両用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005297898A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Mazda Motor Corp 車両用シート装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005297898A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Mazda Motor Corp 車両用シート装置
JP4649864B2 (ja) * 2004-04-15 2011-03-16 マツダ株式会社 車両用シート装置システム

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