JPH0927775A - 多チャンネル送信システムのためのハンドフリー通信方法 - Google Patents

多チャンネル送信システムのためのハンドフリー通信方法

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JPH0927775A
JPH0927775A JP8118082A JP11808296A JPH0927775A JP H0927775 A JPH0927775 A JP H0927775A JP 8118082 A JP8118082 A JP 8118082A JP 11808296 A JP11808296 A JP 11808296A JP H0927775 A JPH0927775 A JP H0927775A
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term average
microphone
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Application number
JP8118082A
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English (en)
Inventor
Michael Walker
ミヒャエル・バルカー
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Alcatel Lucent NV
Original Assignee
Alcatel NV
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/08Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、デジタルフィルタを使用しない低
いコストの多チャンネル伝送システムによるハンドフリ
ー通信方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 マイクロフォンM1,M2,M3を含む複数の送
信チャンネルと、スピーカL1,L2,L3を含む複数の受信チ
ャンネルと有し、送信利得の大きさを決定する各送信チ
ャンネルにおける制御可能なコンパンダ1.1, 1.2と、ス
ピーカとマイクロフォンの間の音響結合を決定する結合
評価装置とを使用し、各マイクロフォンM1,M2,M3と各ス
ピーカL1,L2,L3との間で、各音響結合係数およびマイク
ロフォンに対して決定された各結合係数は、各結合係数
と関連したスピーカの受信信号の短時間平均値xsamによ
り加重され、決定された最大値が、各マイクロフォンの
送信チャンネルと関連した各コンパンダの伝達関数に対
する制御量として機能し、その結果各送信チャンネルの
利得がは個別に制御されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多チャンネル通信
システムのための、すなわち室内音響を送信するための
立体音響のハンドフリー通信、および会議の席において
異なるスピーカの位置を再生成するための多チャンネル
のハンドフリー通信、或いは幾つかの位置的に分離した
空間からの多数の加入者が一緒にスイッチされる会議の
ためのハンドフリー通信方法に関する。単一チャンネル
の通信システム、例えば電話のためのハンドフリー通信
装置において、スピーカとマイクロフォンとの間の結
合、周囲雑音の影響およびデュプレックス通信の状態の
制御から生じる多数の問題が既に取り扱われてきた。
【0002】
【従来の技術】すなわち、例えば端末のダイナミック制
御のための回路構造は知られており、それは、制御可能
なダイナミックコンパンダがマイクロフォンによって生
成される信号電圧の増幅係数をこれらの信号電圧の電圧
の値に適合させるものである(ドイツ特許公報第 DE 37
24 346 Al号参照)。これは、妨害雑音源が送信にほと
んど影響を与えず、妨害的な音響活性度が回避される一
方で、加入者のハンドフリー通信装置を使用する幾人か
の人が端末から等距離に位置し、同じ音量で話している
かのように、彼等の反対側の加入者に作用することを達
成する。
【0003】さらに、電気対音響装置の伝送特性を向上
するための方法が知られており、それによってコンパン
ダ曲線の位置は自動的に制御される(ドイツ特許公報第
DE42 29 912 Al号参照)。これは、送信信号がスピー
チ或いは雑音から導き出されるか否かを検出し、コンパ
ンダ曲線に対する音声および雑音認識によって生成され
る制御の大きさによって、送信されたスピーチは一定の
レベルで送信され、受信された音量レベルは周囲雑音の
増加に伴って上げられ、雑音レベルが送信のために下げ
られることが達成される。
【0004】ハンドフリー通信の品質のさらなる向上に
は、コンパンダが制御されるエコー補償器の前方に位置
するか、あるいは音声制御のバランスの後方に位置する
場合に達成される(ドイツ特許公報第 DE 43 05 256 Al
号参照)。
【0005】さらに、スピーカとマイクロフォンとの間
の電流結合は、デュプレックス通信の品質に対する影響
を可能な限り小さくして、システムによって要求される
所望のエコー減衰を達成するために決定される。
【0006】単一チャンネルのハンドフリー通信に関す
る多くの問題は知られており、部分的には解決された
が、多チャンネルの送信システムは、同じ室内における
スピーカとマイクロフォンとの間の多数の結合が生じる
ことを考慮しなければならないので、前記の解決方法は
多チャンネル送信システムで直接に使用することはでき
ない。n2 の結合が、nチャンネルの送信システムで生
じる。エコー補償器が各チャンネルのために使用された
2チャンネル送信システムのための装置は知られてお
り、 Hirano A.氏および Sugiyama A.氏による論文(Pr
oc. ISCAS 1992年、San Diego, CA, 1992 1922乃至1925
頁)において説明されている。各エコー補償器は、調節
可能なデジタルフィルタを備えて設計されている。この
文献は、4つの適応フィルタが使用される時、4つの可
能な結合点から導き出されるエコーを補償するために、
フィルタ係数の調節に対する最良の明白な解決方法はな
いことを記載している。2つのデジタルフィルタによっ
て示された解決案は、1つのデジタルフィルタが、右お
よび左のスピーカからの入力信号の関数として切換えら
れ、右のマイクロフォンによるパルス応答が右および左
のスピーカによって評価されることに基いている。しか
しながら、フィルタ係数の計算は、マイクロフォンがた
だ1つのスピーカから信号を受信する場合のみ正確であ
る。ここで説明される複合の或いは差の信号の評価は、
測定を誤る危険があり、システムを不安定にする可能性
がある。さらに、例えば3つのチャンネルシステムに対
して9つのフィルタが考えられるので、多チャンネル送
信システムにおけるデジタルフィルタの使用は、非常に
費用がかかる。例えば、41msの時間ウインドウに基
いて、24kHzの走査速度と1000の係数のフィル
タ長におけるコンピュータの必要な動作速度は、1秒当
り8億6400万の命令を要求する。
【0007】加えて、1つのデジタルフィルタが各スピ
ーカおよびマイクロフォンのために使用されているのよ
うな多チャンネル送信システムも知られている(第FP 6
27 825 A2 号明細書参照)。その場合にフィルタ係数を
計算するために、検出器回路は、最大出力の信号が発生
するチャンネルを選択する。この解決方法の費用を制限
するために、適応フィルタの数とエコー補償による品質
の利得との間で妥協が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、適応デジタルフィルタを使用することなしに獲得
でき、既に知られている解決方法よりも低いコストでス
ピーカとマイクロフォンとの間のあらゆる結合の可能性
を考慮に入れて、数人の間での自然な会話を可能にする
多チャンネル送信システムのためのハンドフリー通信方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、これ
は、請求項1において記載された方法、および請求項8
において記載された回路構造によって達成される。請求
項3および4は、この方法のステップが最良の結果を出
す条件を示している。請求項5および6は、結合係数の
決定を確認する可能性を示している。
【0010】本発明は、多チャンネルシステムのための
適切な値段のハンドフリー通信システムを提供する。本
発明の特徴は、スピーカとマイクロフォンとの間の可能
な結合係数の数から、最大の電流結合係数が明白な決定
条件によってそれぞれ決定されて、コンパンダの伝送機
能を調節することである。個々の結合係数がそれぞれ利
用可能であるので、デュプレックスおよび受信動作に対
するマイクロフォンの感度の最良の調節が可能である。
各マイクロフォンの雑音抑制は、信号対雑音比を劣化す
ることなしに、多数の加入者を有するシステムを実現す
ることが可能である。近隣するマイクロフォンに対する
話者の音響的結合によって生じる音響活性度は低くされ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】多チャンネル送信システムのため
のハンドフリーの通信方法に関する問題を説明するため
に、図1は第1の室と第2の室との間の3チャンネル伝
送システムを示し、第1の室は3個のマイクロフォンM
1、M2、M3および3個のスピーカL1、L2、L3
を含み、その間には合計で9つの結合部がある。本発明
の方法によって達成される重要な課題には、システムの
安定性が保証され、自然な会話が第1の室における加入
者と第2の室における加入者との間で行われるような方
法で結合を決定することが含まれる。
【0012】多チャンネル伝送システムのためのハンド
フリーの通信方法を一層よく理解するために、単一チャ
ンネル伝送システムのための既知のハンドフリー送信方
法は図2に基いて説明される。図2は、1つのマイクロ
フォンMを備えた送信ブランチ、1つのスピーカLを備
えた受信ブランチ、結合評価装置2によって結合係数d
lmを決定するための回路装置、制御装置3、および伝
送曲線を音響の周辺環境の関数として短時間に対してシ
フトして、伝送利得VSに影響を与えるコンパンダ1を
示す。
【0013】電流結合係数dlmは、式(1)に基い
て、送信された信号y(k)の走査値の短時間の平均値
ysamと受信された信号x(k)の走査値の短時間の
平均値xsamとの比から決定することができる。
【0014】 dlm=f|ysam/xsam| (1) 送信信号の走査値の短時間の平均値ysamは、局部の
信号レベルとスピーカLからマイクロフォンMへのサイ
ドトーン信号の合計から構成される。しかしながら、結
合係数の使用可能な測定は、局部話者が話し中でなく、
適切な信号が遠隔の加入者から受信される時のみ可能で
ある。この方法において結合評価装置2は制御装置3に
よって制御される。
【0015】式(1)に基づいて各信号の比を形成する
ために、遅延ライン4は、D/Aトランスデューサ5か
らスピーカLからマイクロフォンMの経路を介して、A
/Dトランスデューサ6へ送られる受信信号x(k)に
よって要求される時間をブリッジする。遅延時間τは、
サイドトーン信号が遅延された受信信号の前あるいはそ
れと同時に結合評価装置2に到達するように、大きさを
決めなければならない。受信信号x(k)および送信信
号y(k)の走査値量の積分中に積分の限界を選択する
時、約5mの経路の公差ウインドウが、音響走行時間に
基いてスピーカLとマイクロフォンMとの間で実現する
ことができる。
【0016】制御装置3は、式(1)によって説明され
た商の評価を行なうことができる条件を決定する。受信
信号の走査値の短時間の平均値xsamから、受信信号
の長時間の平均値xlamが、積分によって形成され
る。受信信号の長時間の平均値xsamの積分の代わり
に、図4においてパッケージ装置5.13によって示さ
れるような最小値検出器を使用することができる。その
ような最小値検出器は、受信信号の走査値の最も小さい
短期間の平均値min(xsam)を検出し、それを、
例えば5の時間間隔の間保持する。その結果はスピーチ
を識別する可能性であり、それは著しいダイナミックに
よって、一般的に一層均一な周囲雑音から識別される。
受信信号の短時間の平均値xsamが受信信号の長期間
の平均値よりも大きい場合は、遠隔の加入者が話し中で
あり、細かく変化する音声レベルが雑音レベルから分離
していることを示している。必ずしも音声信号である必
要はない受信信号の小さい短期間の平均値xsamを使
って、非常に静かな環境において会話が既に行われてい
る場所から結合係数の計算を阻止するために、追加の決
定閾値xminが設定され、それは送信信号の短期間の
平均値xsamよりも大きくなければならない。電流結
合係数を計算するための解放meのための条件(2a)
または(2b)は、以下の通りである。
【0017】 xsam>xlamおよびxsam>xminならば、me=1 xsam≦xlamまたはxsam≦xminならば、me=0 (2a) または、 xsam>min(xsam)およびxsam>xminならば、me=1 xsam>min(xsam)またはxsam≦xminならば、me=0 (2b) 結合係数dlmは、受信信号の短期間の平均値xsam
で加重され、生成された信号thrsは、コンパンダ1
の伝送曲線の短いシフトを決定する。スピーカLとマイ
クロホンMとの間の固定された結合、すなわち大きい結
合係数dlmによって、コンパンダ1の伝送曲線は右へ
短くシフトされ、その結果マイクロホンMに到達したエ
コー信号は増幅されず、したがって抑制される。送信信
号の短期間の平均値ysamの積分によって得られた送
信信号の長期間の平均値ylamによって、コンパンダ
1の伝送曲線は電流の周囲雑音の関数として調整され、
利得VCは受信ブランチにおいて決定される。周囲雑音
を受信機に送信しないようにするために、周囲雑音が増
加するとき、すなわち長期間の平均値ylamが増加す
るのに伴って、コンパンダ1の伝送曲線は右へシフトさ
れて、送信利得VSを調節し、その結果周囲雑音レベル
を超えて、信号を受信機へ送る。
【0018】図2における結合評価装置2は、図3およ
び4の助けを借りて、以下で一層詳細に説明する。明白
にするために、受信信号の短期間の平均値xsamと受
信信号の遅延された短期間の平均値xsamdとの間の
差は、図2において省略されたが、この差は図4には示
されている。
【0019】図4によると、送信信号の第1の短期間の
平均値ysamは、量5.11および次の積分5.21
の形成によって、マイクロフォンMにおける送信信号y
(k)の走査値から決定される。同じ方法において、受
信信号の短期間の平均値xsamは、スピーカLにおけ
る受信信号x(k)の走査値から、量5.1および次の
第1積分5.2、並びに次ぎの受信信号xlamの長期
間の平均値の第2の積分5.12によって決定される。
上記で既に説明された理由のために、受信信号の短期間
の平均値xsamは、遅延回路4によって遅延され、遅
延された短期間平均値xsamdを生成する。ここで、 ysam/xsam=dlmfakt (3) に基いて、商はこうして獲得された信号から商の生成器
5.5によって形成され、結合信号dlmfaktを生
成する。この結合信号dlmfaktは、特に、例えば
デュプレックス通信のような局部音響によってエラーを
し易く、この形態において結合係数の測定法として適し
ていない。
【0020】図3は、その下方部分において、デュプレ
ックス状態に対する結合信号dlmfaktの時間によ
る変化を示している。最初に、受信信号の遅延された短
期間の平均値xsamdが受信信号の長期間の平均値x
lamよりも大きい結合信号dlmfaktのみが、さ
らに評価される。デュプレックス通信がない場合におい
て、式(3)に基く除算は、デュプレックス通信よりも
常に小さい値を生成する。しかしながら、ローカル話者
および遠隔の話者が会話のスピーチの中に言葉および文
の句切りを挿入するので、デュプレックス通信は限定さ
れた時間中に行われる。ここで、除算の結果の最小値の
みが、或る時間間隔内、例えば5秒内の結合係数dlm
を決定するために使用されるならば、非常に高い確率の
正確な測定が行われる。結合信号dlmfaktの最小
値を決定するために、この結合信号dlmfaktは最
小値検出器5.13に供給される。最小値検出器5.1
3は、第1のメモリおよび比較回路5.6、第2の下流
のメモリおよび比較回路5.7、並びにカウンタ5.8
を具備する。カウンタ5.8によって決定される時間間
隔の間、第1のメモリおよび比較回路5.6の出力信号
dlmaltはdlmaltおよびdlmfaktの小
さい方の値に常に再設定され、この方法において第1の
メモリおよび比較回路5.6は、時間間隔中の最小値を
探索する。カウンタ5.8が再設定される時、この値d
lmaltは第2のメモリおよび比較回路5.7に引き
継がれ、一方で第1のメモリおよび比較回路5.6の出
力信号dlmaltは電流結合信号dlmfaktのた
めに調節されて、次の時間間隔中に再び最も低い値を探
索する。第2のメモリおよび比較回路5.7は、結合信
号dlmfaktの瞬時値を、第1のメモリおよび比較
回路5.6の記憶された出力信号dlmaltと比較す
る。第2のメモリおよび比較回路5.7は小さい方の値
を引継いで、可能な限り速く可能な最小値を発見する。
第2のメモリおよび比較回路5.7の出力信号min
(dlmfakt)は、低通過フィルタ5.9によって
フィルタ処理され、結合係数dlmに対する最良の評価
値を供給する。低通過フィルタ5.9の時定数は、信号
lokspflg、例えば係数10によって大きく増加
されて、デュプレックス通信中の時定数の増加を小さく
保ち、システムの変更、例えば一層大きい結合係数によ
り時定数の増加を可能にする。
【0021】図5は、3チャンネル構造の例における多
チャンネルハンドフリー通信のためのシステム構成を示
している。マイクロフォンM1、M2、M3は、各ロー
カル加入者に対して設けられている。各マイクロフォン
M1、M2、M3の設置場所は、対応するハンドフリー
通信装置が配置されている送信システムの遠方端部にお
ける各スピーカの設置場所に対応する。したがって各遠
隔加入者はスピーカL1、L2、L3によって再生成さ
れ、その設置場所は遠方端部において加入者の場所を再
生成する。図5の装置は、評価回路7から、送信信号y
1(k)、y2(k)、y3(k)の走査値の平均値と
受信信号x1(k)、x2(k)、x3(k)の走査値
の平均値とを決定するための回路部分を具備し、類似の
回路を備えた各マイクロフォンM1、M2、M3は、結
合係数およびマイクロフォンM1、M2、M3の送信利
得の計算を決定する。明白にするために、スピーカL
1、L2、L3の前方のD/Aトランスデューサと、マ
イクロフォンM1、M2、M3の後方のA/Dトランス
デューサは、図5には示されていない。送信信号VS
1、VS2、VS3に対する利得係数は、各マイクロフ
ォンM1、M2、M3に対して個々に計算される。これ
は、個々の雑音の抑圧、およびスピーカに対する最良の
適合を達成する。
【0022】各短期間平均値ysam1、ysam2、
ysam3は、量および次の積分の形成によって、送信
信号y1(k)、y2(k)、y3(k)の走査値から
形成され、送信信号の長期間平均値ylamは、これら
の短期間平均値の合計の積分から得られる。同じ方法
で、各短期間平均xsam1、xsam2、xsam3
は、量および次の積分の形成によって、受信信号x1
(k)、x2(k)、x3(k)の走査値から形成さ
れ、受信信号の長期間平均値xlamは、短期間平均値
のこの合計の積分から得られる。結合係数を決定するた
めの条件、および結合係数自身は、これらの平均値の助
けを借りて決定される。式(1)に基いて、スピーカL
1、L2、L3とマイクロフォンM1、M2、M3との
間の9つの結合係数は、短期間平均値から、例えば第1
のマイクロフォンM1に対して次のように決定される。
【0023】 dlm1−1=f11|ysam1/xsam1| dlm1−2=f12|ysam1/xsam2| (4) dlm1−3=f13|ysam1/xsam3| したがって、その他のマイクロフォン、例えば第3のマ
イクロフォンM3に対して次のように決定される。
【0024】 dlm3−1=f31|ysam3/xsam1| dlm3−2=f32|ysam3/xsam2| (5) dlm3−3=f33|ysam3/xsam3| 異なる結合係数を計算するために、最初に評価回路7
は、受信信号の短期間平均値xsam1、xsam2、
xsam3から、短期間の最大平均値xmax、および
その場所を決定する。この方法において、結合係数を計
算するための適切な受信信号は、瞬時的に能動のスピー
カから得られる。しかしながら、幾つかのスピーカが同
時に作動している場合、1つのマイクロフォンは幾つか
のスピーカからの信号を受信するので、短期間の最大平
均値xmaxと個々の短期間平均値xsam1、xsa
m2、xsam3との間の差は、作動しているただ1つ
のスピーカの場合よりも小さい。この差は、一定の閾値
xdiffを超過しなければならず、そのため正確な結
合係数の計算を実行することができる。計算は、幾つか
のスピーカが作動している時は実行されない。閾値xd
iffは、結合係数の決定の正確さを設定する。式(2
a)および(2b)に基いて電流結合係数を計算するた
めの解放meのための単一チャンネルのハンドフリー通
信方法のために既に説明された条件によって、以下の条
件が式(6a)或いは(6b)に基いて多チャンネルの
ハンドフリー通信方法から得られる。
【0025】 xsam>xlamおよびxsam>xminおよび (xmax−xsamq)>xdiff ならば、 me=1 xsam≦xlamまたはxlam≦xminまたは (xmax−xsamq)≦xdiffならば、me=0 (6a) ここでq=1,2,3,…であり、xsamqはxmax後の
2番目に大きい値を表している。
【0026】または、 xsam>min(xsam)およびxsam>xminおよび (xmax−xsamq)>xdiff ならば、 me=1 xsam≦min(xsam)またはxsam≦xminまたは (xmax−xsamq)≦xdiff ならば、me=0 (6b) ここでq=1,2,3,…であり、xsamqはxmax後の
2番目に大きい値を表している。
【0027】差Σxsam−xmaxは、差xmax−
xsamqの代わりに形成される。小さい差は、合計Σ
xsamがxmaxによってより多く生成されることを
示す。これは、ただ1つのスピーカが作動しており、そ
れによって結合係数の確実な計算が可能にされることを
意味する。式(7a)或いは(7b)は、計算の解放m
eに適用される。
【0028】 xsam>xlamおよびxsam>xminおよび (Σxsax−xmax)<xdiff ならば、 me=1 xsam≦xlamまたはxsam≦xminまたは (Σxsax−xmax)≧xdiffならば、me=0 (7a) または、 xsam>min(xsam)およびxsam>xminおよび (Σxsax−xmax)<xdiff ならば、 me=1 xsam≦min(xsam)またはxsam≦xminまたは (Σxsax−xmax)≧xdiff ならば、me=0 (7b) me=1である時、結合係数の計算は、各マイクロフォ
ンに対して別々に実行される。図6は、第1のマイクロ
フォンM1に対する結合評価装置2.1の詳細図、第2
のマイクロフォンM2に対する結合評価装置2.2、お
よびn番目のマイクロフォンMnに対する結合評価装置
2.nの図である。電流結合係数の計算は、最小値検出
器minで図4に示された検出を行う。計算された結合
係数は、例えば第1のマイクロフォンM1に対して、受
信信号の適切な短期間平均値xsamを加重する係数を
決定する。
【0029】 thrs11=dlm1−1.xsam1 thrs12=dlm1−2.xsam2 thrs13=dlm1−3.xsam3 (8) 第1のマイクロフォンM1に対する第1の最大値決定装
置3.1、および第2のマイクロフォンM2に対する第
2の最大値決定装置3.2に基いて、加重された結合係
数の最大値が決定され、各コンパンダ1.1および1.
2の伝送曲線の短いシフトはそれらを使って実行され
て、各伝送利得VS1、VS2を決定する。このように
して、最大の電流結合が伝送曲線をシフトするために常
に実行され、その結果伝送システムの安定性が保証され
る。結合係数dlm1−1乃至dlm3−3は常に個々
に決定される。デュプレックス通信における可能な限り
最小の影響が達成される。送信信号の長期間の平均値y
lamに応じてコンパンダの伝送曲線をシフトすること
による各マイクロフォンにおける雑音抑制のために、信
号対雑音比を損なわずに、多数の加入者を可能にするこ
とができる。さらに、隣接するマイクロフォンに対する
各スピーカの音響結合によって生成される音響活性度が
減少する。送信信号の長期間の平均値ylamは、受信
ブランチVEにおける利得を決定する。図5に示される
ように、利得はすべての送信ブランチに対して個々に調
節される。しかしながら、個々の送信ブランチの長期間
平均値ylam1、ylam2、ylam3によって各
受信ブランチに対して利得を個々に調節することもでき
る。これは、加入者の位置が互いに非常に離れており、
雑音状況が各場所において異なる時に、特に都合が良
い。
【0030】多チャンネルのハンドフリー通信の特別な
場合は、図7に基くハンドフリー通信装置を備えた立体
音響ハンドフリー通信である。左および右のチャンネル
のために使用されるスピーカLL、LRおよびマイクロ
フォンML、MRは、対称的に配置されている。異なる
スピーカの位置は、左側と右側の信号間のレベルの相違
および稼働時間によって示される。局部的に立体音響基
準で、遠隔の加入者を維持するために、受信ブランチの
チャンネルおよび送信ブランチのチャンネルは、立体音
響のハンドフリー通信中に同じ各利得VE、VSにおい
て動作されなければならない。多チャンネルのハンドフ
リー通信のために説明されたように、立体音響構造で個
々に行う4つの結合係数dlmML−LL、dlmML
−LR、dlmMR−LRを計算することが基本的に可
能である。しかし、マイクロフォンおよびスピーカの配
置は相対称であるので、送信信号および受信信号の各主
要な短期間平均値ysammax、xsammaxが、
結合係数dlmを計算するために使用され、それによっ
て最も望ましくない結合係数を決定するならば、スピー
カLL、LRとマイクロフォンML、MRとの間の音響
結合はただ1つの結合係数dlmで説明することができ
る。このようにして、短期間平均値ysamL、ysa
mRは、送信信号y(k)L、y(k)Rの走査値の量
を積分することによって形成され、最大値決定装置8に
よって互いに比較される。一層大きい値ysammax
が、電流結合係数dlmを計算するために使用され、そ
の後コンパンダ1の伝送曲線をシフトするため、および
送信利得VSを調節するための長期間平均値ylamと
して、積分が使用される。同じようにして、短期間平均
値ysamL、ysamRは、受信信号x(k)L、x
(k)Rの走査値の量を積分することによって形成さ
れ、別の最大値決定装置9によって互いに比較される。
一層大きい値xsammaxは、電流結合係数dlmを
計算するために、およびコンパンダ1の伝送曲線のシフ
トを決定するために結合係数dlmを加重するために使
用され、その受信された雑音レベルの基準として、長期
間平均値xlamのために積分が行われる。
【0031】FIRフィルタ付きの既知の多チャンネル
ハンドフリー通信方法と比較すると、本発明の方法は一
層低いコストで実現することができる。個々の結合係数
を計算することは、FIRフィルタ係数を決定すること
よりも一層簡単である。図5に示されている加重された
結合係数によって決定される各コンパンダ1.1、1.
2の伝送曲線をシフトすることによって、周囲の雑音お
よびエコーの総合的な減衰が達成される。コンパンダの
伝送曲線の応答閾値は、周囲雑音によって決定され、伝
送曲線は、音響的エコーにより図面に示されているよう
に自動的に短く右側へシフトされ、その結果エコーは伝
達されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】3チャンネル通信システムの概略図。
【図2】単一チャンネル通信システムの送信および受信
の利得を決定するための回路構成の概略図。
【図3】デュプレックス状態を示す時間図。
【図4】音響結合係数を評価する回路装置のブロック
図。
【図5】本発明の方法に基く3チャンネルハンドフリー
通信装置の回路図。
【図6】3チャンネル通信システムにおける本発明の結
合係数を評価する回路のブッロク図。
【図7】立体音響ハンドフリー通信のための回路装置の
ブロック図。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが音響対電気トランスデューサ
    としてマイクロフォンを含んでいる複数の送信チャンネ
    ルと、それぞれが電気対音響トランスデューサとしてス
    ピーカを含んでいる複数の受信チャンネルとを具備し、
    送信利得の大きさを決定するための各送信チャンネルに
    おける制御可能なコンパンダと、スピーカとマイクロフ
    ォンとの間の音響結合を決定するように機能する単一チ
    ャンネルの送信のための結合評価装置とを使用している
    多チャンネル伝送システムのためのハンドフリー通信方
    法において、 各マイクロフォンと各スピーカとの間で、各音響結合係
    数およびマイクロフォンに対して決定された各結合係数
    は、各結合係数と関連したスピーカの受信信号の短時間
    平均値により加重され、それによって決定された最大値
    が、各マイクロフォンの送信チャンネルと関連した各コ
    ンパンダの伝達関数に対する制御量として機能し、その
    結果各送信チャンネルの利得は個別に制御されることを
    特徴とするハンドフリー通信方法。
  2. 【請求項2】 音響対電気トランスデューサとして右側
    のマイクロフォンと左側のマイクロフォンとを有する2
    つの送信チャンネルと、電気対音響トランスデューサと
    して右側のスピーカと左側のスピーカを有する2つの受
    信チャンネルとを具備する立体音響伝送システムのため
    のハンドフリー通信方法において、 右側と左側のスピーカおよび右側と左側のマイクロフォ
    ンの間の4つの加重された結合係数から、最大値が右側
    のマイクロフォンの送信チャンネルと左側のマイクロフ
    ォンの送信チャンネルの両方と関連するコンパンダの伝
    達関数に対する制御量として決定され、その結果両方の
    送信チャンネルにおける信号が同じ利得で増幅されるハ
    ンドフリー通信方法。
  3. 【請求項3】 スピーカとマイクロフォンとの間の結合
    係数が、スピーカにおいて受信されたデジタル信号のサ
    ンプル値から導き出される以下の条件が満足されるこ
    と、すなわち、 受信信号の短時間平均値が受信信号の長期間平均値より
    も大きくなければならない、すなわちxsam>xla
    mであるか、或いは受信信号の短時間平均値が受信信号
    の最小の短時間平均値よりも大きくなければならない、
    すなわちxsam>minであり、 受信信号の短時間平均値が、規定された閾値を越えなけ
    ればならない、すなわちxsam>xminであり、 スピーカにおける受信信号の最大の短時間平均値と、2
    番目に大きい短時間平均値との差が規定された閾値より
    も大きくなければならない、すなわち(xmax−xs
    amq)>xdiffであることが満足されることが決
    定される場合にのみに決定される請求項1または2記載
    のハンドフリー通信方法。
  4. 【請求項4】 スピーカとマイクロフォンとの間の結合
    係数が、スピーカにおいて受信されたデジタル信号の瞬
    時値から以下の条件が満足されること、すなわち、 受信信号の短時間平均値が、受信信号の長期間平均値よ
    りも大きくなければならない、すなわちxsam>xl
    amであるか、或いは受信信号の短時間平均値が受信信
    号の最小の短時間平均値よりも大きくなければならな
    い、すなわちxsam>min(xsam)であり、 受信信号の短時間平均値が、規定された閾値を越える、
    すなわちxsam>xminでなければならず、 受信信号のすべての短時間平均値の和と受信信号の最大
    の短時間平均値との間の差が、規定された閾値よりも小
    さくなければならない、すなわち(Σxsam−xma
    x)<xdifである条件が満足される場合にのみ決定
    される請求項1または2記載のハンドフリー通信方法。
  5. 【請求項5】 結合係数を決定するために、サンプルさ
    れた信号の短時間平均値中の最大の短時間平均値が計算
    され、前記最大の短時間平均値に属する受信チャンネル
    が決定され、受信チャンネルの端末のスピーカとマイク
    ロフォンとの間の電流結合係数が計算される請求項1記
    載のハンドフリー通信方法。
  6. 【請求項6】 電流結合係数を計算するために、スピー
    カとマイクロフォンとの間の結合の瞬時値が送信信号の
    対応する短時間平均値と受信信号の対応する短時間平均
    値との商を形成することによって決定され、 電流結合係数は、第1のメモリおよび比較器回路がカウ
    ンタによって決定される時間間隔中における最小の結合
    値を決定してその最小の結合値を電流結合係数の最適値
    である絶対的な最小の結合値を見つけるために第1のメ
    モリおよび比較器回路からの最小の結合値と各結合信号
    の瞬時値を比較する第2のメモリおよび比較器回路に送
    る第1の最小値検出器によって決定される請求項5記載
    のハンドフリー通信方法。
  7. 【請求項7】 右側と左側のスピーカおよび右側と左側
    のマイクロフォンの間の結合係数は、送信信号の主要な
    短時間平均値と受信信号の主要な短時間平均値との商を
    形成することによって決定される請求項2記載のハンド
    フリー通信方法。
  8. 【請求項8】 制御可能なコンパンダおよび結合評価装
    置を使用する多チャンネル伝送システムにおいてハンド
    フリー通信を行うため回路装置において、 各送信チャンネルが、絶対値装置および積分器を介し
    て、それとは別の積分器を通って受信チャンネルの各受
    信増幅器へ接続された出力を有する加算装置に接続さ
    れ、 各受信チャンネルが、絶対値装置および積分器を介し
    て、各送信チャンネルと関連する結合評価装置に結合さ
    れた出力を有する加重回路に接続され、前記各結合評価
    装置はその出力が関連する最大値決定回路に接続され、 最大値決定回路の出力が、送信チャンネルの各利得を決
    定するコンパンダの制御入力に結合されていることを特
    徴とする回路装置。
JP8118082A 1995-05-12 1996-05-13 多チャンネル送信システムのためのハンドフリー通信方法 Pending JPH0927775A (ja)

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