JPH09275509A - 青焼き原稿複写装置 - Google Patents

青焼き原稿複写装置

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JPH09275509A
JPH09275509A JP8085243A JP8524396A JPH09275509A JP H09275509 A JPH09275509 A JP H09275509A JP 8085243 A JP8085243 A JP 8085243A JP 8524396 A JP8524396 A JP 8524396A JP H09275509 A JPH09275509 A JP H09275509A
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JP
Japan
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blue
color
luminance
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black
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Application number
JP8085243A
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English (en)
Inventor
Anki You
安麒 葉
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
Tomoyuki Yoshida
知行 吉田
Tomonori Tanaka
智憲 田中
Toshiki Yamamura
俊己 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤、緑、青の3色に基づいて青焼き原稿上の
本来の有効な画像である青とその背景の青を正確に判断
して鮮明なコピーを得る。 【解決手段】 色検出部43はB/黒モード時にBを判
定し、輝度計算部48はRGBの各データに基づいて画
素毎の輝度を計算する。色判定部44はレジスタ41に
設定された輝度閾値Kthと、輝度計算部48により計算
された輝度と色検出部43からの色判定信号に基づいて
「B」、「黒」、「白」を画素毎に判定する。青補正処
理部50は青焼き原稿モード時に青補正用の輝度閾値よ
り輝度が低い画素についてはその輝度値を白データに
し、また、色ずれ補正部47により補正された色データ
もオフにして、青補正用の輝度閾値より輝度が高い画素
の色データと輝度データを出力選択部52に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青焼き原稿(ブル
ープリント)を読み取って青や赤の指定色で複写する青
焼き原稿複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿上の青を識別する方法として
は、本出願人の出願に係る特願平6−089879号明
細書において提案している。この方法では、原稿を赤、
緑、青の3色に分解して読み取り、青、黒、白の判定範
囲を設定することにより青と黒を生成するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、青焼き原稿において背景上に広がっている特有
の青と、本来の有効な画像である青を識別することがで
きないので、鮮明なコピーを得ることができないという
問題点がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、赤、緑、青の
3色に基づいて青焼き原稿上の本来の有効な画像である
青とその背景の青を正確に判断して鮮明なコピーを得る
ことができる青焼き原稿複写装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、原稿を読み取った赤、緑、青の3色に
基づいてその画素が青か否かを検出する青検出手段と、
青焼き原稿モード時に前記青検出手段により青として検
出された画素の輝度と閾値を比較し、閾値より輝度が明
るい画素を白として出力し、他の画素をそのまま青とし
て出力する青補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】第2の手段は、第1の手段において青以外
の色を検出するモードと青焼き原稿モードが設定されて
いる場合、青を検出するモードに自動的に変更すること
を特徴とする。
【0007】第3の手段は、第1、第2の手段において
青焼き原稿上の青以外の色をカットして複写するモード
と、カットしない複写するモードが選択可能であること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る青焼き原稿複
写装置の一実施形態を示す構成図、図2は図1の複写装
置の制御系を示す説明図、図3は図2のビデオ処理部を
詳細に示すブロック図、図4は図3の輝度・色生成部を
詳細に示すブロック図、図5は赤−緑平面において赤と
判定する範囲を示す説明図、図6は青−赤平面において
青と判定する範囲を示す説明図、図7は赤判定処理を示
す説明図、図8は青判定処理を示す説明図、図9は白黒
判定処理を示す説明図、図10は色ずれ判定用のマトリ
クスと抽出パターンを示す説明図、図11は色ずれ判定
用の基準パターンを示す説明図、図12は図4の輝度・
色生成部を詳細に示すブロック図である。
【0009】図1及び図2は、黒と黒以外の色の2色で
複写可能な複写機の構成を示している。複写機本体の上
部には原稿読み取り装置2が設けられ、原稿読み取り装
置2の上部には自動原稿搬送装置(ADF)1が設けら
れている。複写機本体内には、ドラム状の感光体3を中
心とした電子写真方式の画像形成装置2aが設けられて
いる。
【0010】原稿読み取り装置2はコンタクトガラス4
上に手動でセットされた原稿、またはADF1により自
動的にセットされた原稿を露光ランプ5により照明して
露光走査し、その反射光をミラー・レンズ光学系6によ
りCCDラインセンサ等の固体撮像素子7の受光面に結
像する。固体撮像素子7は原稿画像を図3に示すフィル
タ30R、30G、30BによりR、G、Bに色分解し
て各電気信号に変換する。このR、G、Bの各電気信号
は後述するように必要な画像処理を施され、画像形成装
置2aにより原稿画像が用紙に複写される。
【0011】感光体3は時計回り方向に回転し、その回
りには回転方向に沿って、画像プロセス部として帯電チ
ャージャ8と、黒の潜像をレーザ光により形成する黒書
き込み部9と、黒色トナーで現像する黒現像装置10
と、赤の潜像をLED光により形成する赤書き込み部1
1と、赤色トナーで現像する赤現像装置12と、転写紙
チャージャ13と、クリーニング装置14等が配置され
ている。ここで、赤現像装置12は赤トナーの代わりに
青トナーを用いることにより青現像装置として用いるこ
とができる。この場合、赤書き込み部11は代わりに青
の潜像をLED光により形成する。
【0012】給紙トレイ15等に予めセットされた転写
紙17は、給紙コロ16により給紙され、レジストロー
ラ18において一旦停止した後に感光体3上のトナー像
に一致するように搬送され、転写紙チャージャ13によ
りトナー像が転写される。次いで転写紙17は定着装置
20まで搬送されてトナー像が定着された後、排出され
る。
【0013】図2において、スキャナ制御部21はCP
U及びロジック回路で構成され、IPU(画像処理ユニ
ット)22内のシステム制御部22aとの間で通信を行
い、特に原稿読み取り装置2内の各種センサからの状態
を検知してそのステータス情報をシステム制御部22a
に送信する。スキャナ制御部21はまた、システム制御
部22aから受信したコマンド情報に基づいて原稿読み
取り装置2内の各種駆動部の動作を制御して原稿のスキ
ャンを行い、固体撮像素子7(図3に示すフィルタ30
R、30G、30B及びCCD31R、31G、31
B)により読み取られた信号(ビデオデータ)をIPU
22内のビデオ処理部22bに転送する。
【0014】プロッタ制御部23はCPU及びロジック
回路で構成され、システム制御部22aとの間で通信を
行う。プロッタ制御部23は特に画像形成装置内の各種
センサからの状態を検知してそのステータス情報をシス
テム制御部22aに送信し、また、システム制御部22
aから受信したコマンド情報とビデオ処理部22bから
のビデオデータに基づいて画像形成装置2a内の各種画
像プロセス部や紙搬送部の動作を制御して転写紙への画
像形成を行う。
【0015】操作部24はCPU、キースイッチ、LC
D表示部及びロジック回路で構成され、システム制御部
22aとの間で通信を行う。操作部24は特にオペレー
タによるキー入力を検知してそのステータス情報をシス
テム制御部22aに送信し、また、システム制御部22
aから受信したコマンド情報に基づいて複写機の状態等
の各種情報をLCD表示部に表示する。
【0016】プリンタI/F処理部25はCPU及びロ
ジック回路で構成され、システム制御部22aと外部ホ
スト26との間のコマンドI/F処理を行う。プリンタ
I/F処理部25はまた、外部ホスト26との間でビデ
オデータの受渡しを行い、外部ホスト26から送られて
くるビデオデータをビデオ処理部22bに転送する。こ
れにより、この複写機は外部ホスト26のプリンタとし
て機能することもできる。
【0017】画像メモリ部27はCPU、ロジック回路
及び画像メモリで構成され、システム制御部22aとの
間で通信を行い、特に画像メモリ部27の状態を知らせ
るためのステータス情報をシステム制御部22aに送信
すると共に、システム制御部22aから受信したコマン
ド情報に基づいて画像データの蓄積や、画像合成等の各
種画像加工処理、処理したデータのビデオ処理部22b
への転送処理を行う。
【0018】次に、図3を参照してビデオ処理部22b
の構成を詳細に説明する。原稿の画像情報はR、G、B
の各色分解フィルタ30R、30G、30BとCCD3
1R、31G、31BによりR、G、Bの各電気信号に
変換され、ビデオ処理部22bに印加される。ビデオ処
理部22bでは、先ず、これらの信号がそれぞれA/D
変換器32R、32G、32Bによりディジタルデータ
に変換され、次いでシェーディング補正回路33により
補正が行われた後、一旦バッファメモリ34に記憶さ
れ、バッファメモリ34において3ラインのCCD31
R、31G、31Bの読み取りによるR、G、Bのデー
タの同期ズレが補正される。
【0019】輝度・色生成回路35は図4及び図12に
示すように、バッファメモリ34からのR、G、Bの各
ディジタルデータに基づいて、1画素当たり8ビットの
輝度信号と、その注目画素が赤(赤/黒モード時)や青
(青/黒モード時)であるか否かを示す色判定信号を生
成し、同期信号と共に変倍処理回路36に出力する。変
倍処理回路36はこれらの輝度信号と赤色判定信号に対
して主走査方向の拡大、縮小処理を行う。ここではライ
ンメモリを用いて補間処理を行いながら、間引き処理
(縮小時)や2度読み出し(拡大時)を行うことにより
主走査方向の変倍処理を行い、副走査方向の変倍処理
は、原稿読み取り装置2の走査速度を変更することに行
う。
【0020】次段のパス制御回路37はシステム制御部
22aから設定されたパラメータに基づいて、変倍処理
回路36から送られてくる輝度信号と色判定信号を画像
メモリ部27や画像処理回路38に送信したり、画像メ
モリ部27から送られてくる輝度信号と色判定信号を画
像処理回路38に送信したり、変倍処理回路36と画像
メモリ部27の両方から送られてくる輝度信号と色判定
信号を合成して画像処理回路38に送信する。
【0021】画像処理回路38はバス制御回路37から
送られてくる輝度信号と色判定信号に対して、γ補正、
MTF補正、色分離、平滑化、ディザ処理、誤差拡散等
の画像処理を行い、同期信号と共にパス制御回路39に
送信する。印字制御回路40は各種画像パターンがコー
ド化されて記憶されたROMを有し、システム制御部2
2aから設定されたパラメータに基づいてその画像パタ
ーン情報をパス制御回路39に送信する。
【0022】パス制御回路39はシステム制御部22a
から設定されたパラメータに基づいて、画像処理回路3
8とプリンタI/F処理部25から送られてくる画像デ
ータを合成したり、画像処理回路38とプリンタI/F
処理部25から送られてくる各画像データ及び上記合成
画像データを選択したり、この選択した画像データに対
して印字制御回路40からの画像パターンを合成する。
【0023】パス制御部39はまた、黒画像データを同
期信号と共に黒書き込み部9に出力し、赤や青の画像デ
ータをバッファメモリ41を介して同期信号と共に赤書
き込み部11に出力する。バッファメモリ41は黒書き
込み部9と赤書き込み部11の配置間隔の分だけや青の
赤画像データを遅延して出力する。ここで、前述したよ
うに赤現像装置12がセットされている場合に赤書き込
み部11により赤の潜像を形成することにより黒と赤の
2色(赤/黒モード)で複写することができ、また、赤
現像装置12の代わりに青現像装置がセットされている
場合に赤書き込み部11により青の潜像を形成すること
により黒と青の2色(青/黒モード)で複写することが
できる。
【0024】次に、図4を参照して輝度・色生成回路3
5について詳細に説明する。色検出部51はR(赤)、
G(緑)、B(青)の各データに基づいて「色(R/黒
モード時にはR、B/黒モード時にはB)であるデー
タ」と「色でないデータ」を検出し、白黒判定部52は
色検出部51により検出された「色でないデータ」に基
づいて白黒を判定する。色ずれ補正部53は色検出部5
1により検出された「色であるデータ」と白黒判定部5
2により判定された「白黒データ」に基づいて色ずれを
補正し、「輝度画像データ」と「色画像データ」を出力
する。
【0025】1.色検出部51 先ず、色検出は、R、G、Bの各データに基づいて指定
色がRの場合(R/黒モード)の場合に各画素に対して
R、Gの光量に基づいて行い、指定色がBの場合(B/
黒モード)の場合に各画素に対してB、Rの光量に基づ
いて行う。詳細に説明すると、R/黒モードでは先ず、
カラー画像からRと見られる色を検出する。Rの検出範
囲を定めるために、Rに対する2つの補正値KR1、KR2
(KR2<KR1)と、Gに対する閾値KG を予め設定す
る。
【0026】そして、R、G、Bの各光量からR、Gの
光量を取り出し、 G>KG …(1) R>G+KR1 …(2) R>G+KR2 …(3) に基づいて図5、図7に示すように式(1)及び(2)
が成立し、又は式(1)が成立せず且つ式(3)が成立
する画素は赤と識別し、他の画素は赤でないと判断す
る。
【0027】また、B/黒モードでは先ず、カラー画像
からBと見られる色を検出し、Bの検出範囲を定めるた
めに、Bに対する3つの補正値KB1、KB2(KB2
B1)と、Rに対する閾値KR を予め設定する。
【0028】そして、R、G、Bの各光量からR、Gの
光量を取り出し、 R>KR …(4) B>R+KB1 …(5) B>R+KB2 …(6) に基づいて図6、図8に示すように式(4)及び(5)
が成立し、又は式(4)が成立せず且つ式(6)が成立
する画素は青と識別し、他の画素は青でないと判断す
る。
【0029】2.白黒判定部52 白黒判定では、上記「1.色検出」において、R/黒モ
ードにおいてはRでないと判断した画素、B/黒モード
においてにおいてはBでないと判断した画素に対して、
図9に示すようにその輝度(2R+5G+B)/8と白
黒判定用の閾値Kthを比較することにより白か黒かを判
定する。
【0030】3.色ずれ補正部53 ここで、カラー画像をR/黒又はB/黒の2色に変換す
る処理は、上記「1.色検出」と「2.白黒判定」によ
り行うことができる、しかしながら、、読み取り光学系
の照明ムラやCCDのラインの位置ずれ等の原因によ
り、上記「1.色検出」と「2.白黒判断」により変換
された2色画像では色ずれが発生する可能性があり、特
に画像のエッジ部分で色ずれが発生しやすい。そこで、
この「3.色ずれ補正」では、対象画素の周辺の画素を
チェックして画素の色ずれを判断し、補正を行う。
【0031】補正の方法としては、図10(a)に示す
ように注目画素を中心画素としてその同一ラインの左右
各々2画素と前後2ラインの同一位置の各画素、すなわ
ち5×5画素のマトリクスを用い、図10(b)に示す
ようにその中の注目画素「33」を3番目として4画素
より成る縦、横が各々2本、斜めが4本の合計8本のリ
ニアパターンLP1〜LP8を抽出する。そして、抽出
パターンLP1〜LP8と、図11に示すように予め設
定された「色」、「色」、「黒」、「白」の7個の組み
合わせパターンと比較し、1つでも一致している場合に
色ずれが発生していると判断し、注目画素を図11のよ
うに補正する。
【0032】次に、図12を参照して本発明の輝度・色
生成回路35の具体的な構成を説明する。レジスタ41
にはR又はBの色の検出と色の判断、及び白黒の判断を
行うために ・青補正用の輝度閾値 ・モード(R/黒モード又はB/黒モード、通常2色モ
ード又は青焼き原稿モード、青焼き原稿モード時に青以
外をカットするか否かのモード) ・色分離用の輝度閾値Kth ・第1の補正値KR1(R/黒モード時)又はKB1(B/
黒モード時) ・第2の補正値KR2(R/黒モード時)又はKB2(B/
黒モード時) ・色の閾値KG (R/黒モード時)又はKR (B/黒モ
ード時) が設定される。
【0033】そして、青焼き原稿モードが設定されてい
る場合には、R/黒モードが設定されているときには自
動的にB/黒モードに変更されて入力選択部42、色検
出部43、色判定部44及び青補正処理部50に設定さ
れる。これにより、青焼き原稿の青が検出されて赤現像
器12より赤トナーで現像される。B/黒モードが設定
されているときには青焼き原稿の青が検出されて青現像
器12より青トナーで現像される。
【0034】入力選択部42はレジスタ41に設定され
たモードに応じてRGBから2つの色の信号(8ビッ
ト)を選択し、色検出部43に出力する。具体的にはR
/黒モード時にはRとGを選択し、B/黒モード時には
BとRを選択する。色検出部43はR/黒モード時には
式(1)〜(3)に基づいてRを判定し、B/黒モード
時には式(4)〜(6)に基づいてBを判定し、判定信
号を色判定部44に出力する。
【0035】輝度計算部48はRGBの各データと図9
に示す輝度計算式に基づいて画素毎の輝度(2R+5G
+B)/8を計算し、色判定部44に出力する。色判定
部44はレジスタ41に設定された輝度閾値Kthと、輝
度計算部48により計算された輝度と色検出部43から
の色判定信号に基づいて「色」、「黒」、「白」を画素
毎に判定し、判定結果をマトリクス生成部45に出力す
る。
【0036】マトリクス生成部45は色判定部44の判
定結果を5ライン分蓄積して各ラインから5画素分を取
り出し、図10に示す5×5画素のマトリクスにおいて
注目画素を第3画素とする横2本、縦2本、斜め4本、
合計8本のリニアパターンLP1〜LP8を抽出してパ
ターンマッチング部46に出力する。パターンマッチン
グ部66はこのリニアパターンLP1〜LP8と図11
に示す色ずれ判定用の基準パターンと比較し、比較結果
を色ずれ補正部47に出力する。
【0037】色ずれ補正部47は比較結果が「一致」の
場合には注目画素を補正し、「不一致」の場合には注目
画素を補正することなく青補正処理部50に出力する。
また、タイミング調整部49は色ずれ補正部47により
補正された2色データとタイミングをとるために、輝度
計算部48により計算された輝度をディレイして青補正
処理部50に出力する。
【0038】青補正処理部50は青焼き原稿をより鮮明
にコピーするために画像データを2値化して明るい部
分、すなわち青焼き原稿の背景を白で出力するためのも
のである。すなわち、レジスタ41にセットされたR/
黒モード又はB/黒モードと、青補正用の輝度閾値に基
づいて、輝度計算部48により計算された輝度を2値化
し、この場合、青補正用の輝度閾値より輝度が低い画素
についてはその輝度値を白データにし、また、色ずれ補
正部47により補正された色データもオフにして、青補
正用の輝度閾値より輝度が高い画素の色データと輝度デ
ータを出力選択部51に出力する。
【0039】出力選択部51は青補正処理部50からの
色データと輝度データを、設定モードが通常2色モード
か又は青焼き原稿モード、また、青焼き原稿モード時に
は青以外をカットするか否かのモードに応じて青焼き原
稿を加工する。すなわち、通常の2色モードの場合には
青補正処理部50からの色データと輝度データをスルー
して出力する。他方、青焼き原稿モードであって青以外
の色をカットするモードの場合には、青補正処理部50
からの色データがオフになっている輝度データを白デー
タとして出力し、カットしないモードの場合にはそのま
ま出力する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、青として検出された画素の輝度と閾値を比較
し、閾値より輝度が明るい画素を白として出力するよう
にしたので、青焼き原稿上の本来の有効な画像である青
とその背景の青を正確に判断して鮮明なコピーを得るこ
とができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、青以外の色
を検出するモードと青焼き原稿モードが設定されている
場合、青を検出するモードに自動的に変更するので、青
焼き原稿上の本来の有効な画像である青とその背景の青
を正確に判断して青以外の色で鮮明なコピーを得ること
ができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、青焼き原稿
上の青以外の色をカットして複写するモードと、カット
しない複写するモードが選択可能であるので、青焼き原
稿上の例えば鉛筆書きのような黒をカットして複写した
り、カットしないで複写することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る青焼き原稿複写装置の一実施形態
を示す構成図である。
【図2】図1の複写装置の制御系を示す説明図である。
【図3】図2のビデオ処理部を詳細に示すブロック図で
ある。
【図4】図3の輝度・色生成回路を詳細に示すブロック
図である。
【図5】赤−緑平面において赤と判定する範囲を示す説
明図である。
【図6】青−赤平面において青と判定する範囲を示す説
明図である。
【図7】赤判定処理を示す説明図である。
【図8】青判定処理を示す説明図である。
【図9】白黒判定処理を示す説明図である。
【図10】色ずれ判定用のマトリクスと抽出パターンを
示す説明図である。
【図11】色ずれ判定用の基準パターンを示す説明図で
ある。
【図12】図4の輝度・色生成回路を詳細に示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
41 レジスタ 43 色検出部 43 色判定部 48 輝度計算部 50 青補正処理部 51 出力選択部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 117 H04N 1/46 Z (72)発明者 田中 智憲 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山村 俊己 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取った赤、緑、青の3色に基
    づいてその画素が青か否かを検出する青検出手段と、 青焼き原稿モード時に前記青検出手段により青として検
    出された画素の輝度と閾値を比較し、閾値より輝度が明
    るい画素を白として出力し、他の画素をそのまま青とし
    て出力する青補正手段と、を備えた青焼き原稿複写装
    置。
  2. 【請求項2】 青以外の色を検出するモードと青焼き原
    稿モードが設定されている場合、青を検出するモードに
    自動的に変更することを特徴とする請求項1記載の青焼
    き原稿複写装置。
  3. 【請求項3】 青焼き原稿上の青以外の色をカットして
    複写するモードと、カットしない複写するモードが選択
    可能であることを特徴とする請求項1または2記載の青
    焼き原稿複写装置。
JP8085243A 1996-04-08 1996-04-08 青焼き原稿複写装置 Pending JPH09275509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8085243A JPH09275509A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 青焼き原稿複写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8085243A JPH09275509A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 青焼き原稿複写装置

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JPH09275509A true JPH09275509A (ja) 1997-10-21

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ID=13853132

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JP8085243A Pending JPH09275509A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 青焼き原稿複写装置

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JP (1) JPH09275509A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103042852A (zh) * 2012-12-31 2013-04-17 苏州工业园区欣飞数码科技有限公司 多功能绘图打印方法
JP2016051931A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置

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