JPH09275378A - 高速偏波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装置および光アド/ドロップ多重方法 - Google Patents
高速偏波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装置および光アド/ドロップ多重方法Info
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- JPH09275378A JPH09275378A JP8084005A JP8400596A JPH09275378A JP H09275378 A JPH09275378 A JP H09275378A JP 8084005 A JP8084005 A JP 8084005A JP 8400596 A JP8400596 A JP 8400596A JP H09275378 A JPH09275378 A JP H09275378A
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- light
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
- H04J14/0201—Add-and-drop multiplexing
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- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
- H04J14/0201—Add-and-drop multiplexing
- H04J14/0202—Arrangements therefor
- H04J14/0206—Express channels arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファイバグレーティングの漏れ成分の干渉で
発生するビート雑音による伝送特性の劣化を低減し、現
在の技術でまたは経済的に作製可能な高速偏波スクラン
ブラを使用した光アド/ドロップ多重装置および方法を
提供する。 【解決手段】 CWレーザ1からのレーザ光信号をLN
変調器3でデータ変調し、高速偏波スクランブラ(SC
R)5に入射する。高速偏波スクランブラ5は変調器3
からの信号光の偏波状態を高速でスクランブルし、信号
光と干渉光の偏波状態が最悪となる確率を低減する。高
速スクランブルされた信号光は光ADM素子11に入力
され、光ADM素子11は入力信号光のうち所定の波長
の信号光をドロップポート71cからドロップし、その
他の波長の信号光をアドポート75cからアドされるア
ド光とともに出力ポート75bから出力する。
発生するビート雑音による伝送特性の劣化を低減し、現
在の技術でまたは経済的に作製可能な高速偏波スクラン
ブラを使用した光アド/ドロップ多重装置および方法を
提供する。 【解決手段】 CWレーザ1からのレーザ光信号をLN
変調器3でデータ変調し、高速偏波スクランブラ(SC
R)5に入射する。高速偏波スクランブラ5は変調器3
からの信号光の偏波状態を高速でスクランブルし、信号
光と干渉光の偏波状態が最悪となる確率を低減する。高
速スクランブルされた信号光は光ADM素子11に入力
され、光ADM素子11は入力信号光のうち所定の波長
の信号光をドロップポート71cからドロップし、その
他の波長の信号光をアドポート75cからアドされるア
ド光とともに出力ポート75bから出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光波長多重
通信に使用され、光波長多重された複数の波長の信号光
の中から特定の波長の光信号のみを取り出したり挿入す
るために使用される光アド/ドロップ多重装置および方
法に関する。
通信に使用され、光波長多重された複数の波長の信号光
の中から特定の波長の光信号のみを取り出したり挿入す
るために使用される光アド/ドロップ多重装置および方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光アド/ドロップ多重装置(以
下、光ADM装置と略称する)としては、例えば図7に
示すように波長選択性フィルタであるファイバグレーテ
ィングを用いたものがある。同図に示す光ADM装置
は、2つの光サーキュレータ71,75およびファイバ
グレーティング73から構成され、光波長多重された信
号光は第1の光サーキュレータ71の入力ポート71a
に入力される。該信号光は光サーキュレータ71で循環
され、その出力ポート71bからファイバグレーティン
グ73に入射する。ファイバグレーティング73は、入
射した光波長多重信号光のうち特定の波長の信号光のみ
を光サーキュレータ71に対して反射する。この反射さ
れた信号光は、光サーキュレータ71のドロップポート
71cからドロップ光(DROP光)としてドロップさ
れる。
下、光ADM装置と略称する)としては、例えば図7に
示すように波長選択性フィルタであるファイバグレーテ
ィングを用いたものがある。同図に示す光ADM装置
は、2つの光サーキュレータ71,75およびファイバ
グレーティング73から構成され、光波長多重された信
号光は第1の光サーキュレータ71の入力ポート71a
に入力される。該信号光は光サーキュレータ71で循環
され、その出力ポート71bからファイバグレーティン
グ73に入射する。ファイバグレーティング73は、入
射した光波長多重信号光のうち特定の波長の信号光のみ
を光サーキュレータ71に対して反射する。この反射さ
れた信号光は、光サーキュレータ71のドロップポート
71cからドロップ光(DROP光)としてドロップさ
れる。
【0003】ファイバグレーティング73で反射されな
い他の波長の信号光は、ファイバグレーティング73を
透過し、第2の光サーキュレータ75に入射し、その入
力ポート75aから出力ポート75bに循環され、出力
ポート75bから出力される。
い他の波長の信号光は、ファイバグレーティング73を
透過し、第2の光サーキュレータ75に入射し、その入
力ポート75aから出力ポート75bに循環され、出力
ポート75bから出力される。
【0004】また、第2の光サーキュレータ75は、ア
ドポート75cを有し、該アドポートから入力された特
定の波長のアド光(ADD光)が入射され、該ADD光
は光サーキュレータ75の入力ポート75aに循環し
て、ファイバグレーティング73に入射する。このファ
イバグレーティング73に入射したADD光は、ファイ
バグレーティング73で反射され、上述したようにファ
イバグレーティング73を透過したその他の信号光とと
もに第2の光サーキュレータ75の出力ポート75bか
ら出力される。
ドポート75cを有し、該アドポートから入力された特
定の波長のアド光(ADD光)が入射され、該ADD光
は光サーキュレータ75の入力ポート75aに循環し
て、ファイバグレーティング73に入射する。このファ
イバグレーティング73に入射したADD光は、ファイ
バグレーティング73で反射され、上述したようにファ
イバグレーティング73を透過したその他の信号光とと
もに第2の光サーキュレータ75の出力ポート75bか
ら出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ファ
イバグレーティングを使用した従来の光ADM装置にお
いては、ファイバグレーティングで反射されるDROP
光およびADD光が完全に反射されず、ファイバグレー
ティングを反対方向に透過してしまうという問題があ
る。
イバグレーティングを使用した従来の光ADM装置にお
いては、ファイバグレーティングで反射されるDROP
光およびADD光が完全に反射されず、ファイバグレー
ティングを反対方向に透過してしまうという問題があ
る。
【0006】この透過成分は、ファイバグレーティング
のリジェクションに依存している。DROP光とADD
光は同一波長であるため、DROP光の漏れ成分、すな
わちDROP光のADD光への漏れ成分は、ADD光信
号と干渉し、またADD光の漏れ成分、すなわちADD
光のDROP光への漏れ成分は、DROP光信号と干渉
し、ビート雑音として伝送特性を劣化させるという問題
がある。
のリジェクションに依存している。DROP光とADD
光は同一波長であるため、DROP光の漏れ成分、すな
わちDROP光のADD光への漏れ成分は、ADD光信
号と干渉し、またADD光の漏れ成分、すなわちADD
光のDROP光への漏れ成分は、DROP光信号と干渉
し、ビート雑音として伝送特性を劣化させるという問題
がある。
【0007】光波長多重通信に使用される例えば光海底
ケーブルのシステム構築上、ペナルティが最悪となる場
合を考慮する必要があるが、一般的にADD光信号とD
ROP光の漏れ成分およびDROP光信号とADD光の
漏れ成分のビート雑音による伝送特性の劣化が問題ない
レベルを達成するためには、図5に示すようにそれぞれ
の信号と漏れ光の差が50dB程度必要である。
ケーブルのシステム構築上、ペナルティが最悪となる場
合を考慮する必要があるが、一般的にADD光信号とD
ROP光の漏れ成分およびDROP光信号とADD光の
漏れ成分のビート雑音による伝送特性の劣化が問題ない
レベルを達成するためには、図5に示すようにそれぞれ
の信号と漏れ光の差が50dB程度必要である。
【0008】しかしながら、現在50dBのリジェクシ
ョンを満足するファイバグレーティングは作製されてい
ない。また、将来、作製できるとしても非常に高価なこ
とが考えられる。現在のファイバグレーティングの製造
技術では、リジェクションが最大のものでも、図6に示
す透過率からわかるように35dB程度である。従っ
て、光ADM装置では、ビート雑音による伝送特性の劣
化がシステム構築上、大きな問題になっている。
ョンを満足するファイバグレーティングは作製されてい
ない。また、将来、作製できるとしても非常に高価なこ
とが考えられる。現在のファイバグレーティングの製造
技術では、リジェクションが最大のものでも、図6に示
す透過率からわかるように35dB程度である。従っ
て、光ADM装置では、ビート雑音による伝送特性の劣
化がシステム構築上、大きな問題になっている。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ファイバグレーティングの漏
れ成分の干渉で発生するビート雑音による伝送特性の劣
化を低減し、現在の技術でまたは経済的に作製可能な高
速偏波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装
置および方法を提供することにある。
その目的とするところは、ファイバグレーティングの漏
れ成分の干渉で発生するビート雑音による伝送特性の劣
化を低減し、現在の技術でまたは経済的に作製可能な高
速偏波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装
置および方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、高速ビットレートでデー
タ変調された信号光のすべての偏波状態を高速でスクラ
ンブルする高速偏波スクランブラと、該高速偏波スクラ
ンブラによって偏波状態がスクランブルされた信号光を
入力し、所定の波長の信号光をドロップ/アドする光ア
ド/ドロップ多重素子とを有することを要旨とする。
め、請求項1記載の本発明は、高速ビットレートでデー
タ変調された信号光のすべての偏波状態を高速でスクラ
ンブルする高速偏波スクランブラと、該高速偏波スクラ
ンブラによって偏波状態がスクランブルされた信号光を
入力し、所定の波長の信号光をドロップ/アドする光ア
ド/ドロップ多重素子とを有することを要旨とする。
【0011】請求項1記載の本発明においては、信号光
のすべての偏波状態を高速偏波スクランブラにより高速
でスクランブルし、このスクランブルされた信号光を光
アド/ドロップ多重素子に入力し、所定の波長の信号光
をドロップ/アドしているため、高速偏波スクランブラ
による信号光の偏波状態のスクランブルにより信号光と
干渉光の偏波状態が最悪になる確率を低減し、伝送特性
の最悪値のペナルティを低減することができる。
のすべての偏波状態を高速偏波スクランブラにより高速
でスクランブルし、このスクランブルされた信号光を光
アド/ドロップ多重素子に入力し、所定の波長の信号光
をドロップ/アドしているため、高速偏波スクランブラ
による信号光の偏波状態のスクランブルにより信号光と
干渉光の偏波状態が最悪になる確率を低減し、伝送特性
の最悪値のペナルティを低減することができる。
【0012】また、請求項2記載の本発明は、単一偏波
の信号光を所定の高速ビットレートでデータ変調する変
調手段と、この変調された信号光のすべての偏波状態を
ほぼ等しい確率で高速でスクランブルする高速偏波スク
ランブラと、該高速偏波スクランブラによって偏波状態
がスクランブルされた信号光を入力する第1の光サーキ
ュレータ、該第1の光サーキュレータからの信号光のう
ち所定の波長の信号光を前記第1の光サーキュレータに
反射して、該第1の光サーキュレータのドロップポート
からドロップ光としてドロップさせ、その他の波長の信
号光を透過するファイバグレーティング、および該ファ
イバグレーティングを透過した信号光を入力し、この透
過信号光を出力するとともに、アドポートから入力され
る所定の波長のアド光を前記ファイバグレーティングに
伝達して該ファイバグレーティングで反射させ、この反
射信号光を前記透過信号光とともに出力する光アド/ド
ロップ多重素子とを有することを要旨とする。
の信号光を所定の高速ビットレートでデータ変調する変
調手段と、この変調された信号光のすべての偏波状態を
ほぼ等しい確率で高速でスクランブルする高速偏波スク
ランブラと、該高速偏波スクランブラによって偏波状態
がスクランブルされた信号光を入力する第1の光サーキ
ュレータ、該第1の光サーキュレータからの信号光のう
ち所定の波長の信号光を前記第1の光サーキュレータに
反射して、該第1の光サーキュレータのドロップポート
からドロップ光としてドロップさせ、その他の波長の信
号光を透過するファイバグレーティング、および該ファ
イバグレーティングを透過した信号光を入力し、この透
過信号光を出力するとともに、アドポートから入力され
る所定の波長のアド光を前記ファイバグレーティングに
伝達して該ファイバグレーティングで反射させ、この反
射信号光を前記透過信号光とともに出力する光アド/ド
ロップ多重素子とを有することを要旨とする。
【0013】請求項2記載の本発明にあっては、所定の
高速ビットレートでデータ変調された信号光のすべての
偏波状態を高速偏波スクランブラにより高速スクランブ
ルし、この偏波状態をスクランブルされた信号光を光ア
ド/ドロップ多重素子に入力して、所定の波長の信号光
をファイバグレーティングで反射してドロップ光として
ドロップポートからドロップし、アドポートからのアド
光をファイバグレーティングで反射して、この反射され
たアド光をファイバグレーティングを透過した他の波長
の信号光とともに出力しているため、高速偏波スクラン
ブラによる信号光の偏波状態のスクランブルにより信号
光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率を低減し、伝送
特性の最悪値のペナルティを低減することができる。
高速ビットレートでデータ変調された信号光のすべての
偏波状態を高速偏波スクランブラにより高速スクランブ
ルし、この偏波状態をスクランブルされた信号光を光ア
ド/ドロップ多重素子に入力して、所定の波長の信号光
をファイバグレーティングで反射してドロップ光として
ドロップポートからドロップし、アドポートからのアド
光をファイバグレーティングで反射して、この反射され
たアド光をファイバグレーティングを透過した他の波長
の信号光とともに出力しているため、高速偏波スクラン
ブラによる信号光の偏波状態のスクランブルにより信号
光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率を低減し、伝送
特性の最悪値のペナルティを低減することができる。
【0014】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記変調手段の高速ビッ
トレートがギガヘルツ台の周波数であり、前記高速偏波
スクランブラで高速スクランブルする周波数が前記高速
ビットレートの10分の1以上の周波数であることを要
旨とする。
または2記載の発明において、前記変調手段の高速ビッ
トレートがギガヘルツ台の周波数であり、前記高速偏波
スクランブラで高速スクランブルする周波数が前記高速
ビットレートの10分の1以上の周波数であることを要
旨とする。
【0015】請求項3記載の本発明にあっては、ギガヘ
ツル台の高速ビットレートでデータ変調された信号光を
該高速ビットレートの10分の1以上の周波数で高速に
スクランブルしているため、信号光の偏波状態を適確に
スクランブルでき、信号光と干渉光の偏波状態が最悪に
なる確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低
減することができる。
ツル台の高速ビットレートでデータ変調された信号光を
該高速ビットレートの10分の1以上の周波数で高速に
スクランブルしているため、信号光の偏波状態を適確に
スクランブルでき、信号光と干渉光の偏波状態が最悪に
なる確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低
減することができる。
【0016】請求項4記載の本発明は、信号光と干渉光
の偏波状態が最悪になる確率を低減すべく偏波状態を高
速でスクランブルされた信号光を光アド/ドロップ多重
素子に入力し、光アド/ドロップ多重化を行うことを要
旨とする。
の偏波状態が最悪になる確率を低減すべく偏波状態を高
速でスクランブルされた信号光を光アド/ドロップ多重
素子に入力し、光アド/ドロップ多重化を行うことを要
旨とする。
【0017】請求項4記載の本発明にあっては、偏波状
態を高速でスクランブルされた信号光を光アド/ドロッ
プ多重素子に入力し、光アド/ドロップ多重化を行って
いるため、信号光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率
を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低減するこ
とができる。
態を高速でスクランブルされた信号光を光アド/ドロッ
プ多重素子に入力し、光アド/ドロップ多重化を行って
いるため、信号光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率
を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低減するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係る高速偏
波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装置の
構成を示す図である。同図においては、CWレーザ1か
ら発生する単一偏波のレーザ光信号をLN変調器3で例
えば5ギガヘルツの高速ビットレートでデータ変調し、
高速偏波スクランブラ(SCR)5に入射している。
波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装置の
構成を示す図である。同図においては、CWレーザ1か
ら発生する単一偏波のレーザ光信号をLN変調器3で例
えば5ギガヘルツの高速ビットレートでデータ変調し、
高速偏波スクランブラ(SCR)5に入射している。
【0020】高速偏波スクランブラ5は、LN変調器3
でデータ変調されて入射された信号光の偏波状態を例え
ば5ギガヘルツの高速でスクランブルし、信号光と干渉
光の偏波状態が最悪となる確率を低減する。なお、LN
変調器3でデータ変調する高速ビットレートはギガヘル
ツ台の周波数であり、高速偏波スクランブラ5で高速ス
クランブルする周波数は、高速ビットレートの10分の
1以上の周波数であることが好ましい。
でデータ変調されて入射された信号光の偏波状態を例え
ば5ギガヘルツの高速でスクランブルし、信号光と干渉
光の偏波状態が最悪となる確率を低減する。なお、LN
変調器3でデータ変調する高速ビットレートはギガヘル
ツ台の周波数であり、高速偏波スクランブラ5で高速ス
クランブルする周波数は、高速ビットレートの10分の
1以上の周波数であることが好ましい。
【0021】高速偏波スクランブラ5により偏波状態を
高速スクランブルされた信号光は、光ADM素子11に
入力される。この光ADM素子11は、上述した図7の
光ADM装置と同じ構成のものであり、入力された信号
光のうち所定の波長の信号光をドロップ光としてドロッ
プポート71cからドロップさせるとともに、その他の
波長の信号光をアドポート75cからアドされるアド光
とともに出力ポート75bから出力する。
高速スクランブルされた信号光は、光ADM素子11に
入力される。この光ADM素子11は、上述した図7の
光ADM装置と同じ構成のものであり、入力された信号
光のうち所定の波長の信号光をドロップ光としてドロッ
プポート71cからドロップさせるとともに、その他の
波長の信号光をアドポート75cからアドされるアド光
とともに出力ポート75bから出力する。
【0022】高速偏波スクランブラ5は、その詳細な構
成を図2に示すように、リチウム・ニオブ酸塩(LiN
bO3 )からなる基板51上に構成された電極に正弦波
発生器53からの一定振幅の正弦波電圧(V0 sin (Ω
t))を印加し、これにより屈折率を可変し、入力ファ
イバ55から45°の偏波状態で入射する信号光のすべ
ての偏波状態をほぼ等しい確率で高速でスクランブルす
るように構成されている。このように信号光の偏波状態
を高速でスクランブルすると、信号光と干渉光の偏波状
態が最悪になる確率を低減することができ、これにより
伝送特性の最悪値のペナルティを低減することができ
る。
成を図2に示すように、リチウム・ニオブ酸塩(LiN
bO3 )からなる基板51上に構成された電極に正弦波
発生器53からの一定振幅の正弦波電圧(V0 sin (Ω
t))を印加し、これにより屈折率を可変し、入力ファ
イバ55から45°の偏波状態で入射する信号光のすべ
ての偏波状態をほぼ等しい確率で高速でスクランブルす
るように構成されている。このように信号光の偏波状態
を高速でスクランブルすると、信号光と干渉光の偏波状
態が最悪になる確率を低減することができ、これにより
伝送特性の最悪値のペナルティを低減することができ
る。
【0023】更に詳しくは、光ADM素子11の上述し
たビート雑音によるペナルティは、信号光と干渉光の偏
波状態により大きく異なる。そして、受信器に入る信号
光と干渉光が同じ偏波状態となるとき、最悪偏波とな
り、信号光と干渉光が直交するような偏波状態のとき、
最良偏波となる。従って、信号光の偏波状態を高速偏波
スクランブラ5によりほぼ等しい確率で高速にスクラン
ブルすることにより、信号光と干渉光の偏波状態が最悪
となる確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを
低減し、これにより光ADM素子11に使用されるファ
イバグレーティング73のリジェクションの要求値の低
減を図り、現在製造可能なまたは安価な光アド/ドロッ
プ多重装置を実現することができるものである。
たビート雑音によるペナルティは、信号光と干渉光の偏
波状態により大きく異なる。そして、受信器に入る信号
光と干渉光が同じ偏波状態となるとき、最悪偏波とな
り、信号光と干渉光が直交するような偏波状態のとき、
最良偏波となる。従って、信号光の偏波状態を高速偏波
スクランブラ5によりほぼ等しい確率で高速にスクラン
ブルすることにより、信号光と干渉光の偏波状態が最悪
となる確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを
低減し、これにより光ADM素子11に使用されるファ
イバグレーティング73のリジェクションの要求値の低
減を図り、現在製造可能なまたは安価な光アド/ドロッ
プ多重装置を実現することができるものである。
【0024】図3は、信号光と干渉光の偏波状態が最良
となる場合、最悪になる場合、および本発明の高速偏波
スクランブラ(SCR)を使用した場合の信号パワー
(S)に対する干渉信号パワー(X)の比であるS/X
(dB)に対するペナルティをそれぞれ三角マーク、四
角マーク、丸マークでプロットして示す図である。
となる場合、最悪になる場合、および本発明の高速偏波
スクランブラ(SCR)を使用した場合の信号パワー
(S)に対する干渉信号パワー(X)の比であるS/X
(dB)に対するペナルティをそれぞれ三角マーク、四
角マーク、丸マークでプロットして示す図である。
【0025】なお、図3に示す特性は、図4に示す実験
装置で測定したものである。図4に示す実験装置では、
信号光送信装置41から出力される信号光を高速偏波ス
クランブラまたは偏波コントローラ42で高速スクラン
ブルまたは任意の偏波を出力するとともに、干渉光送信
装置43からの干渉光をアッテネータ44でレベル調整
し、高速スクランブルされた信号光とレベル調整された
干渉光とを3dBカプラ45で合波し、この合波出力を
光受信装置46で受信し、この受信出力をビットエラー
レート(BER)測定器47で測定したものである。
装置で測定したものである。図4に示す実験装置では、
信号光送信装置41から出力される信号光を高速偏波ス
クランブラまたは偏波コントローラ42で高速スクラン
ブルまたは任意の偏波を出力するとともに、干渉光送信
装置43からの干渉光をアッテネータ44でレベル調整
し、高速スクランブルされた信号光とレベル調整された
干渉光とを3dBカプラ45で合波し、この合波出力を
光受信装置46で受信し、この受信出力をビットエラー
レート(BER)測定器47で測定したものである。
【0026】なお、偏波コントローラ42は1/2λ板
と1/4λ板をそれぞれ回転させて、任意の偏波を出力
できるように構成されているものである。そして、上記
測定においては、最良偏波と最悪偏波の測定の場合に
は、偏波コントローラを使用し、高速偏波スクランブラ
測定時には、偏波コントローラの代わりに高速偏波スク
ランブラを使用した。
と1/4λ板をそれぞれ回転させて、任意の偏波を出力
できるように構成されているものである。そして、上記
測定においては、最良偏波と最悪偏波の測定の場合に
は、偏波コントローラを使用し、高速偏波スクランブラ
測定時には、偏波コントローラの代わりに高速偏波スク
ランブラを使用した。
【0027】上述したように、光海底ケーブルのシステ
ム構築上、最悪偏波でのペナルティを考慮する必要があ
り、波長多重伝送において信号光波長に高速偏波スクラ
ンブラで高速スクランブルをかけることにより、図3に
示すように、ファイバグレーティングにて、30dB以
下のリジェクション値に相当するS/Xが30dB以下
の所では、本発明の高速偏波スクランブラを使用した場
合は、最良の偏波状態と最悪の偏波状態のほぼ中間のペ
ナルティとなるが、ファイバグレーティングで35dB
以上のリジェクション値に相当する35dB以上のS/
Xでは、最良の偏波状態とほぼ同じとなり、ペナルティ
の影響をほぼ受けなくなることが実験的に分かった。
ム構築上、最悪偏波でのペナルティを考慮する必要があ
り、波長多重伝送において信号光波長に高速偏波スクラ
ンブラで高速スクランブルをかけることにより、図3に
示すように、ファイバグレーティングにて、30dB以
下のリジェクション値に相当するS/Xが30dB以下
の所では、本発明の高速偏波スクランブラを使用した場
合は、最良の偏波状態と最悪の偏波状態のほぼ中間のペ
ナルティとなるが、ファイバグレーティングで35dB
以上のリジェクション値に相当する35dB以上のS/
Xでは、最良の偏波状態とほぼ同じとなり、ペナルティ
の影響をほぼ受けなくなることが実験的に分かった。
【0028】以上のように、高速偏波スクランブラ5で
偏波状態を高速でスクランブルされた伝送信号光を光A
DM素子11に入力し、ドロップ/アドすることによ
り、ファイバグレーティングのリジェクション値の要求
値を50dBから35dB程度に緩和することができ、
その分、現在の技術で作製可能なまたは安価な光アド/
ドロップ多重装置を実現することができる。
偏波状態を高速でスクランブルされた伝送信号光を光A
DM素子11に入力し、ドロップ/アドすることによ
り、ファイバグレーティングのリジェクション値の要求
値を50dBから35dB程度に緩和することができ、
その分、現在の技術で作製可能なまたは安価な光アド/
ドロップ多重装置を実現することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、信号光のすべての偏波状態を高速偏波ス
クランブラにより高速でスクランブルし、このスクラン
ブルされた信号光を光アド/ドロップ多重素子に入力
し、所定の波長の信号光をドロップ/アドしているの
で、高速偏波スクランブラによる信号光の偏波状態のス
クランブルにより信号光と干渉光の偏波状態が最悪にな
る確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低減
することができ、これにより光ADM多重素子に使用さ
れるファイバグレーティングのリジェクションの要求値
の低減を図り、現在の技術で製造可能なまたは経済的な
光ADM装置を実現することができる。
発明によれば、信号光のすべての偏波状態を高速偏波ス
クランブラにより高速でスクランブルし、このスクラン
ブルされた信号光を光アド/ドロップ多重素子に入力
し、所定の波長の信号光をドロップ/アドしているの
で、高速偏波スクランブラによる信号光の偏波状態のス
クランブルにより信号光と干渉光の偏波状態が最悪にな
る確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低減
することができ、これにより光ADM多重素子に使用さ
れるファイバグレーティングのリジェクションの要求値
の低減を図り、現在の技術で製造可能なまたは経済的な
光ADM装置を実現することができる。
【0030】また、請求項2記載の本発明によれば、所
定の高速ビットレートでデータ変調された信号光のすべ
ての偏波状態を高速偏波スクランブラにより高速スクラ
ンブルし、この偏波状態をスクランブルされた信号光を
光アド/ドロップ多重素子に入力して、所定の波長の信
号光をファイバグレーティングで反射してドロップ光と
してドロップポートからドロップし、アドポートからの
アド光をファイバグレーティングで反射して、この反射
されたアド光をファイバグレーティングを透過した他の
波長の信号光とともに出力しているので、高速偏波スク
ランブラによる信号光の偏波状態のスクランブルにより
信号光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率を低減し、
伝送特性の最悪値のペナルティを低減することができ
る。
定の高速ビットレートでデータ変調された信号光のすべ
ての偏波状態を高速偏波スクランブラにより高速スクラ
ンブルし、この偏波状態をスクランブルされた信号光を
光アド/ドロップ多重素子に入力して、所定の波長の信
号光をファイバグレーティングで反射してドロップ光と
してドロップポートからドロップし、アドポートからの
アド光をファイバグレーティングで反射して、この反射
されたアド光をファイバグレーティングを透過した他の
波長の信号光とともに出力しているので、高速偏波スク
ランブラによる信号光の偏波状態のスクランブルにより
信号光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率を低減し、
伝送特性の最悪値のペナルティを低減することができ
る。
【0031】更に、請求項3記載の本発明によれば、ギ
ガヘルツ台の高速ビットレートでデータ変調された信号
光を該高速ビットレートの10分の1以上の周波数で高
速にスクランブルしているので、信号光の偏波状態を適
確にスクランブルでき、信号光と干渉光の偏波状態が最
悪になる確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティ
を低減することができる。
ガヘルツ台の高速ビットレートでデータ変調された信号
光を該高速ビットレートの10分の1以上の周波数で高
速にスクランブルしているので、信号光の偏波状態を適
確にスクランブルでき、信号光と干渉光の偏波状態が最
悪になる確率を低減し、伝送特性の最悪値のペナルティ
を低減することができる。
【0032】請求項4記載の本発明によれば、偏波状態
を高速でスクランブルされた信号光を光アド/ドロップ
多重装置に入力し、光アド/ドロップ多重化を行ってい
るので、信号光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率を
低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低減すること
ができる。
を高速でスクランブルされた信号光を光アド/ドロップ
多重装置に入力し、光アド/ドロップ多重化を行ってい
るので、信号光と干渉光の偏波状態が最悪になる確率を
低減し、伝送特性の最悪値のペナルティを低減すること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る高速偏波スクランブ
ラを使用した光アド/ドロップ多重装置の構成を示す図
である。
ラを使用した光アド/ドロップ多重装置の構成を示す図
である。
【図2】図1の光アド/ドロップ多重装置に使用されて
いる高速偏波スクランブラの構成を示す図である。
いる高速偏波スクランブラの構成を示す図である。
【図3】信号光と干渉光の偏波状態が最良となる場合、
最悪になる場合、および本発明の高速偏波スクランブラ
(SCR)を使用した場合の信号パワー(S)に対する
干渉信号パワー(X)の比であるS/X(dB)に対す
るペナルティを示す図である。
最悪になる場合、および本発明の高速偏波スクランブラ
(SCR)を使用した場合の信号パワー(S)に対する
干渉信号パワー(X)の比であるS/X(dB)に対す
るペナルティを示す図である。
【図4】図3に示す特性を測定するために使用された実
験装置の構成を示す図である。
験装置の構成を示す図である。
【図5】伝送ペナルティの信号対干渉信号比(ファイバ
グレーティングのリジェクション)依存性を示す図であ
る。
グレーティングのリジェクション)依存性を示す図であ
る。
【図6】光ADM素子に使用されているファイバグレー
ティングの反射特性を示す波長に対する透過率を示すグ
ラフである。
ティングの反射特性を示す波長に対する透過率を示すグ
ラフである。
【図7】光アド/ドロップ多重素子におけるドロップ光
とアド光の漏れ成分およびその干渉を説明するための図
である。
とアド光の漏れ成分およびその干渉を説明するための図
である。
1 CWレーザ 3 LN変調器 5 高速偏波スクランブラ 11 光ADM素子 71 第1の光サーキュレータ 73 ファイバグレーティング 75 第2の光サーキュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 14/02 H04B 10/20 (72)発明者 多賀 秀徳 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 山本 周 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 秋葉 重幸 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 高速ビットレートでデータ変調された信
号光のすべての偏波状態を高速でスクランブルする高速
偏波スクランブラと、 該高速偏波スクランブラによって偏波状態がスクランブ
ルされた信号光を入力し、所定の波長の信号光をドロッ
プ/アドする光アド/ドロップ多重素子とを有すること
を特徴とする高速偏波スクランブラを使用した光アド/
ドロップ多重装置。 - 【請求項2】 単一偏波の信号光を所定の高速ビットレ
ートでデータ変調する変調手段と、 この変調された信号光のすべての偏波状態をほぼ等しい
確率となるように高速でスクランブルする高速偏波スク
ランブラと、 該高速偏波スクランブラによって偏波状態がスクランブ
ルされた信号光を入力する第1の光サーキュレータ、該
第1の光サーキュレータからの信号光のうち所定の波長
の信号光を前記第1の光サーキュレータに反射して、該
第1の光サーキュレータのドロップポートからドロップ
光としてドロップさせ、その他の波長の信号光を透過す
るファイバグレーティング、および該ファイバグレーテ
ィングを透過した信号光を入力し、この透過信号光を出
力するとともに、アドポートから入力される所定の波長
のアド光を前記ファイバグレーティングに伝達して該フ
ァイバグレーティングで反射させ、この反射信号光を前
記透過信号光とともに出力する光アド/ドロップ多重素
子とを有することを特徴とする高速偏波スクランブラを
使用した光アド/ドロップ多重装置。 - 【請求項3】 前記変調手段の高速ビットレートは、ギ
ガヘルツ台の周波数であり、前記高速偏波スクランブラ
で高速スクランブルする周波数は、前記高速ビットレー
トの10分の1以上の周波数であることを特徴とする請
求項1または2記載の高速偏波スクランブラを使用した
光アド/ドロップ多重装置。 - 【請求項4】 信号光と干渉光の偏波状態が最悪になる
確率を低減すべく偏波状態を高速でスクランブルされた
信号光を前記光アド/ドロップ多重素子に入力し、光ア
ド/ドロップ多重化を行うことを特徴とする光アド/ド
ロップ多重方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084005A JPH09275378A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 高速偏波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装置および光アド/ドロップ多重方法 |
US08/833,097 US5920413A (en) | 1996-04-05 | 1997-04-04 | Method and device for optical add/drop multiplexing using high speed polarization scrambler |
FR9704129A FR2747254B1 (fr) | 1996-04-05 | 1997-04-04 | Appareil et procede de multiplexage optique d'extension-branchement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084005A JPH09275378A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 高速偏波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装置および光アド/ドロップ多重方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09275378A true JPH09275378A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13818494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8084005A Pending JPH09275378A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 高速偏波スクランブラを使用した光アド/ドロップ多重装置および光アド/ドロップ多重方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5920413A (ja) |
JP (1) | JPH09275378A (ja) |
FR (1) | FR2747254B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7539413B2 (en) | 2004-05-19 | 2009-05-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Observation apparatus and observation system |
US7583895B2 (en) | 2006-04-21 | 2009-09-01 | Fujitsu Limited | Polarization scrambler, optical add/drop multiplexer, optical route switching apparatus and wavelength division multiplexing optical transmission system |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0183945B1 (ko) * | 1996-11-28 | 1999-05-15 | 삼성전자주식회사 | 광 디멀티플렉서 |
US6295395B1 (en) * | 1997-01-31 | 2001-09-25 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | True time delay generation utilizing broadband light source with fiber chirp grating array and acousto-optic beam steering and 2-D architectures |
JPH10221552A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光波長フィルタおよび光波長選択ルータ |
US6393177B2 (en) | 1998-01-20 | 2002-05-21 | United States Of America | True time delay generating system and method |
JP3939003B2 (ja) * | 1998-02-20 | 2007-06-27 | 富士通株式会社 | 同期偏波スクランブラを用いた光通信システム及び光受信装置 |
JP3777045B2 (ja) * | 1998-03-19 | 2006-05-24 | 富士通株式会社 | 偏波スクランブラー |
US6091869A (en) * | 1998-04-30 | 2000-07-18 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Low loss, optical add/drop WDM node |
JP3173591B2 (ja) * | 1998-06-09 | 2001-06-04 | 日本電気株式会社 | 光送信器と光伝送システムおよび信号光変調方法 |
US6310990B1 (en) | 2000-03-16 | 2001-10-30 | Cidra Corporation | Tunable optical structure featuring feedback control |
US6633704B2 (en) * | 2001-04-30 | 2003-10-14 | Corning Incorporated | Chromatic dispersion compensator |
WO2002088805A1 (en) * | 2001-04-30 | 2002-11-07 | Corning Incorporated | Chromatic dispersion compensator |
WO2003017537A1 (en) * | 2001-08-16 | 2003-02-27 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Optical amplifier |
WO2009056365A1 (en) * | 2007-10-29 | 2009-05-07 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Improvements in or relating to optical networks |
US9705598B2 (en) * | 2014-04-03 | 2017-07-11 | Commscope, Inc. Of North Carolina | Methods and systems for reducing optical beat interference via polarization diversity in FTTx networks |
CN114257303B (zh) * | 2021-12-10 | 2023-10-03 | 武汉邮电科学研究院有限公司 | 一种抑制光纤通信非线性效应的方法和*** |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5611005A (en) * | 1996-04-26 | 1997-03-11 | Lucent Technologies, Inc. | High-speed polarization scrambler with adjustable chirp |
US5754321A (en) * | 1996-10-15 | 1998-05-19 | Lucent Technologies Inc. | Add/drop optical circuit for a wavelength-division multiplexed network |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP8084005A patent/JPH09275378A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-04 US US08/833,097 patent/US5920413A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-04-04 FR FR9704129A patent/FR2747254B1/fr not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2747254B1 (fr) | 2001-01-19 |
US5920413A (en) | 1999-07-06 |
FR2747254A1 (fr) | 1997-10-10 |
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