JPH0927447A - ステージ駆動制御装置 - Google Patents

ステージ駆動制御装置

Info

Publication number
JPH0927447A
JPH0927447A JP7198182A JP19818295A JPH0927447A JP H0927447 A JPH0927447 A JP H0927447A JP 7198182 A JP7198182 A JP 7198182A JP 19818295 A JP19818295 A JP 19818295A JP H0927447 A JPH0927447 A JP H0927447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
speed
control system
speed control
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7198182A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ueda
稔夫 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7198182A priority Critical patent/JPH0927447A/ja
Priority to US08/620,531 priority patent/US5663783A/en
Priority to KR1019960013032A priority patent/KR100401353B1/ko
Publication of JPH0927447A publication Critical patent/JPH0927447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/42Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of the same original
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70716Stages
    • G03F7/70725Stages control

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査中(スキャン中)の基板側ステージとマ
スク側ステージとの相対的速度誤差を最小にする。 【構成】 基板ステージの速度制御を行なう速度制御系
1に目標速度Iwyが与えられ、これと同時にマスクステ
ージの速度制御を行なう速度制御系2に前記両ステージ
が所定の位置関係になるような目標速度Ircが与えられ
る。また、偏差帰還系3によって速度制御系2の速度偏
差Xrcが1/4倍(投影倍率倍)されて速度制御系1の
目標入力に帰還されている。このため、次式Ywy=Kwy
/(s+Kwy)×(Yrc/4)が成立し、速度制御系1
側(基板ステージ側)の応答が良ければ、速度制御系2
側(マスクステージ側)の速度応答が悪くても、両ステ
ージの速度比が4:1に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステージ駆動制御
装置に係り、更に詳しくはマスクを保持するマスクステ
ージと感光基板を保持する基板ステージとを所定の走査
方向に同期走査しつつ、投影光学系を介してマスクのパ
ターンを感光基板に転写する走査型投影露光装置に用い
られ、両ステージの速度制御に特徴を有するステージ駆
動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子又は液晶表示素子
等をフォトリソグラフィ工程で製造する際に使用される
露光装置の一種として、走査型投影露光装置が知られて
いる。この走査型投影露光装置は、簡単に言うと、マス
ク(又はレチクル)を保持するマスクステージと感光基
板を保持する基板ステージとを所定の走査方向に同期走
査しつつ、投影光学系を介してマスクのパターンを感光
基板に転写するものである。
【0003】従来の走査型投影露光装置にあっては、マ
スクステージと基板ステージとが投影光学系の投影倍率
により定まる速度比(例えば4:1)で同期走査される
ように、各ステージの速度制御系にそれぞれの目標値を
与えて各ステージを制御していた。この場合において、
例えば、マスクステージの速度制御系には、基板ステー
ジの位置とマスクステージの位置との差分を示す信号が
供給されていた。このため、基板ステージ側の速度制御
系によって基板ステージが速度指令信号に追従するよう
に動き始めると、前記差分を示す信号が変化し、これが
マスク側速度制御系に供給されてマスクステージをその
差分が示す方向に加速するようにする。マスク側の速度
制御系は、一般に積分作用をもつPID制御器(PID
調節器)等から構成される一型の制御系であり、両ステ
ージの位置が一致するまで加速を行ない、最終的にマス
クと感光基板とが同期して走査されるようになってい
た。
【0004】しかしながら、このように基板ステージが
移動したのを検出してから、マスクステージの走査速度
の増減が行なわれる方式では、マスク及び感光基板の加
速から同期走査までの時間が長くかかるという不都合が
あり、時代と共にマスク(レチクル)が大型化されるの
に伴い、同期整定時間がますます長くなるようになって
きた。
【0005】かかる同期整定時間を短縮しようとする観
点から、最近では、マスク側のステージを比較的大型の
粗動ステージとこの粗動ステージ上を走査方向に沿って
相対移動する小型軽量の微動ステージとで構成し、粗動
ステージと基板ステージとを所定の速度比でそれぞれの
速度制御系で速度制御すると共に、基板ステージと微動
ステージとが所定の位置関係となるように粗動ステージ
と基板ステージの速度制御系による速度制御に同期して
微動ステージの位置を制御しようとするステージ駆動制
御装置も開発されている(特開平6−140305号公
報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】基板ステージとマスク
側粗動ステージとは、独立に速度制御が行なわれている
ことから、両ステージには、必ず位置誤差が発生する。
この位置誤差は両ステージに外乱がなければ、走査(ス
キャン)中一定値となるので、マスク側微動ステージは
走査中、時間変動しない目標値に対応できればよいこと
になる。
【0007】図6には、マスク側粗動ステージと基板ス
テージとのスキャン中の位置誤差の一例が示されてい
る。マスク側粗動ステージと基板ステージの速度がスキ
ャン開始時から完全に一致していれば位置誤差は0にな
る。
【0008】しかし、実際には何等かの速度誤差が生じ
る。加速中のみ速度誤差がある場合には、図6における
一点鎖線Aのような位置誤差波形になる。微動ステージ
の位置制御系は一般に積分器を1個持ち、開ループ伝達
関数が原点に極を1個持ついわゆる1型の制御系となっ
ているので、粗動ステージと基板ステージの位置誤差が
一点鎖線Aで示されるような一定値である場合は、微動
ステージの位置制御系ではこの位置誤差を完全に吸収す
ることが可能である。
【0009】しかしながら、図6における二点鎖線Bの
ように粗動ステージと基板ステージの位置誤差がランプ
状に変化するとき、さらに実線Cのように位置誤差が時
間とともにランプ状に変化しこれにボディの揺れなど正
弦波状の外乱が重畳されるような場合は、1型の制御系
である微動ステージの位置制御系では、位置誤差を完全
に吸収出来ず、残留誤差が発生する。
【0010】従って、微動ステージを用いて高精度なス
キャン露光を実現するためには、マスク側粗動ステージ
と基板ステージとのランプ状、もしくは、正弦波状の位
置誤差を発生させない、やむをえない場合は最小にする
ことが不可欠である。
【0011】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その目的は、走査中(スキャン中)の基板側ステー
ジとマスク側ステージとの相対的速度誤差を最小にする
ことが可能なステージ駆動制御装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マスクを保持するマスクステージと感光基板を保持
する基板ステージとを所定の走査方向に同期走査しつ
つ、投影光学系を介して前記マスクのパターンを前記感
光基板に転写する走査型投影露光装置に用いられる、ス
テージ駆動制御装置であって、前記マスクステージと前
記基板ステージの内の一方のステージの速度制御を行な
う第1の速度制御系と;前記一方のステージと他方のス
テージとが所定の位置関係になるように前記一方のステ
ージの速度制御に同期して前記他方のステージの速度制
御を行なう第2の速度制御系と;前記第1及び第2の速
度制御系のいずれか一方の系の速度偏差を前記両ステー
ジの速度比倍した値を他方の系の目標入力として帰還す
る偏差帰還系とを有する。
【0013】ここで、偏差帰還系では速度応答の悪い方
の速度制御系の速度偏差が速度応答の良い方のステージ
の速度制御系の目標入力に帰還されるようにすることが
望ましい。
【0014】請求項2に記載の発明は、マスクを保持す
るマスクステージと感光基板を保持する基板ステージと
を所定の走査方向に同期走査しつつ、投影光学系を介し
て前記マスクのパターンを前記感光基板に転写する走査
型投影露光装置に用いられる、ステージ駆動制御装置で
あって、前記マスクステージが、前記走査方向に移動可
能な第1ステージとこの第1ステージ上を前記マスクを
保持して前記走査方向に沿って相対移動可能な第2ステ
ージとから構成され、前記基板ステージの速度制御を行
なう第1の速度制御系と;前記第1ステージの速度制御
を行なう第2の速度制御系と;前記基板ステージと前記
第2ステージとが所定の位置関係になるように前記第
1、第2の速度制御系による速度制御に同期して前記第
2ステージの位置を制御するステージ位置制御系と;前
記第2の速度制御系の速度偏差を前記投影光学系の倍率
倍した値を前記第1の速度制御系の目標入力として帰還
する偏差帰還系とを有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、マスクを保持す
るマスクステージと感光基板を保持する基板ステージと
を所定の走査方向に同期走査しつつ、投影光学系を介し
て前記マスクのパターンを前記感光基板に転写する走査
型投影露光装置に用いられる、ステージ駆動制御装置で
あって、前記マスクステージが、前記走査方向に移動可
能な第1ステージとこの第1ステージ上を前記マスクを
保持して前記走査方向に沿って相対移動可能な第2ステ
ージとから構成され、前記基板ステージの速度制御を行
なう第1の速度制御系と;前記第1ステージの速度制御
を行なう第2の速度制御系と;前記基板ステージと前記
第2ステージとが所定の位置関係になるように前記第
1、第2の速度制御系による速度制御に同期して前記第
2ステージの位置を制御するステージ位置制御系と;前
記第1の速度制御系の速度偏差を前記投影光学系の倍率
の逆数倍した値を前記第2の速度制御系の目標入力とし
て帰還する偏差帰還系とを有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載のステージ駆動制御装置において、前記ステージ
位置制御系が、その内部ループとして前記第2ステージ
の速度制御ループを持ち、当該速度制御ループの目標入
力に前記基板ステージと前記第1ステージの速度差がフ
ィードフォワードされていることを特徴とする。
【0017】
【作用】まず、請求項1記載の発明の作用を図1のブロ
ック図を用いて説明する。
【0018】ここでは、基板ステージWy 側の応答の方
がマスクステージRc 側よりも良いものとする。また、
投影光学系の投影倍率が1/4であり、基板ステージW
y をマスクステージRc の1/4倍の速度で走査するこ
とを目標とする。
【0019】この図1に示されるステージ移動制御装置
では、図示しない基板ステージWyの速度制御を行なう
第1の速度制御系1に目標速度Iwyが与えられ、これと
同時に図示しないマスクステージRc の速度制御を行な
う第2の速度制御系2に基板ステージWy とマスクステ
ージRc とが所定の位置関係になるような目標速度Irc
が与えられる。また、偏差帰還系3によって第2の速度
制御系2の速度偏差Xrcが1/4倍(両ステージの速度
比倍)されて第1の速度制御系1の目標入力に帰還され
ている。
【0020】図1において、第2の速度制御系2の伝達
関数Yrc/Ircは、次式(1)、(2)より、式(3)
のように求められる。
【0021】
【数1】 Xrc=Irc−Yrc ………(1) Yrc=Krcrc×1/s ………(2) ∴Yrc/Irc=Krc/(s+Krc) ………(3) ここで、Yrc:第2の速度制御系2の出力 Krc:マスクステージ側の速度ゲイン
【0022】式(3)を変形すると、次式(4)のよう
になる。
【0023】
【数2】 Yrc=Krcrc/(s+Krc) ………(4)
【0024】式(4)によって、マスクステージRc の
速度制御を行なう第2の速度制御系2の入出力関係が表
わせる。
【0025】次に、追従側(基板ステージWy の速度制
御を行なう第1の速度制御系1)の出力と被追従側(第
2速度制御系2)の出力の伝達式を計算すると、
【0026】
【数3】 Iwy−1/4×(Irc−Yrc)−Ywy=Xwy ………(5) Ywy=Kwywy×1/s ………(6) ここで、Ywy:第1の速度制御系1の出力 Xwy:第1の速度制御系の速度偏差 Kwy:基板ステージ側の速度ゲイン
【0027】式(4)、(5)、(6)より、第2の速
度制御系2の出力と第1の速度制御系1の出力との間の
伝達関数を求めると、次のようになる。
【0028】
【数4】 Ywy={Kwy/(s+Kwy)}×(Yrc/4) ………(7)
【0029】この式(7)は、第1の速度制御系1(基
板ステージWy )側の出力は第2の速度制御系2(マス
クステージRc )側の1/4の出力に応答することを示
しており、式(7)から追従側の応答が良ければ追従側
の出力は被追従側の出力に一致すること、即ちマスクス
テージRc と基板ステージWy との相対的速度誤差がキ
ャンセルされる(マスクステージ側の速度応答が悪くて
も、マスクステージと基板ステージとの速度比が4:1
に保たれる)ことが判かる。さらに、式(7)を用いれ
ば追従側に必要な周波数応答も算出できる。
【0030】なお、マスクステージ側の応答の方が良い
場合は、図1の偏差帰還系3に代えて速度偏差Xwyを4
倍して第2の速度制御系2の目標入力に帰還する偏差帰
還系を設ければよい。
【0031】また、請求項2に記載の発明は、基板ステ
ージの速度応答の方がマスクステージを構成する第1ス
テージのそれより良い場合に用いられる。これによれ
ば、第2の速度制御系の速度偏差を投影光学系の倍率倍
した値を第1の速度制御系の目標入力として帰還する偏
差帰還系が設けられていることから、請求項1の発明の
場合と同様の理由により基板ステージと第1ステージの
走査中の相対的速度誤差がなくなり、両ステージ間には
両ステージが目標速度に達するまでの間に生じた一定の
位置誤差が存在しても、この位置誤差はステージ位置制
御系(系の不安定化を招くことがないように通常1型の
制御系により構成される)によって完全に吸収すること
が可能となる。
【0032】請求項3に記載の発明は、反対に、マスク
ステージを構成する第1ステージの速度応答の方が基板
ステージのそれより良い場合に用いられる。これによれ
ば、第1の速度制御系の速度偏差を投影光学系の倍率の
逆数倍(例えば、投影光学系の倍率が1/4であれば4
倍)した値を第2の速度制御系の目標入力として帰還す
る偏差帰還系が設けられていることから、請求項1の発
明の場合と同様の理由により基板ステージと第1ステー
ジの走査中の相対的速度誤差がなくなり、両ステージ間
には両ステージが目標速度に達するまでの間に生じた一
定の位置誤差が存在しても、この位置誤差はステージ位
置制御系(通常1型の制御系により構成される)によっ
て完全に吸収することが可能となる。
【0033】請求項4に記載の発明によれば、ステージ
位置制御系が、その内部ループとして第2ステージの速
度制御ループを持ち、当該速度制御ループの目標入力に
基板ステージと第1ステージの速度差がフィードフォワ
ードされていることから、例えば、正弦波状の外乱等が
作用した場合にも、ステージ位置制御系が1型の制御系
である場合に発生する基板ステージと第1ステージの位
置誤差(残留誤差)を最小にすることが可能となる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2ないし図4に
基づいて説明する。
【0035】図2には、走査(スキャン)型投影露光装
置に適用された一実施例に係るステージ駆動制御装置1
0の構成が示されている。
【0036】この図2に示されるスキャン型投影露光装
置は、基板ステージとしてのウエハステージ12と、第
1のステージとしての大型(質量の大きな)レチクル粗
動ステージ(以下、「粗動ステージ」という)16と、
第2ステージとしての小型(質量の小さな)レチクル微
動ステージ(以下、「微動ステージ」いう)20とを備
えている。
【0037】ウエハステージ12は、図示しないウエハ
支持台上に走査方向(図2における左右方向)及びこれ
に直交する方向(図2における紙面直交方向)に移動可
能に設けられている。このウエハステージ12は、ウエ
ハリニアモータ14によって走査方向に駆動され、走査
方向に直交する方向には図示しない送りねじ機構によっ
て駆動されるようになっているが、走査方向に直交する
方向へのステージ12の移動は、本発明との関連が薄い
ので、以下この方向については説明を省略する。前記ウ
エハ支持台は、実際には図示しない除振台上に設けられ
ている。
【0038】粗動ステージ16は、図示しないレチクル
支持台上に走査方向(図2における左右方向)に移動可
能に設けられている。この粗動ステージ16は、レチク
ルリニアモータ18によって走査方向に駆動されるよう
になっている。この粗動ステージ16上に前記微動ステ
ージ20が走査方向に相対移動可能に設けられ、これら
両者によってマスクステージが構成されている。なお、
前記レチクル支持台は、実際には、除振台上の図示しな
い本体コラム上に載置されている。
【0039】ウエハステージ12の上方には、投影光学
系PLがその光軸を当該ウエハステージ20の移動面に
直交する方向に向けて配置され、図示しない前記本体コ
ラムに保持されている。ウエハステージ12上に、ウエ
ハ(図示省略)が載置され、微動ステージ20上にマス
クとしてのレチクル(図示省略)が載置されると、レチ
クルのパターン面とウエハ表面とは、投影光学系PLに
関して共役となるようにされている。本実施例では、投
影光学系PLとして投影倍率が1/4倍のものが使用さ
れているものとする。
【0040】ウエハステージ12の走査方向の一端(図
2における右端)には、ウエハ・レーザ干渉計用の移動
鏡22が走査直交方向に延設されており、これに対向し
てウエハ・レーザ干渉計24が設けられている。このウ
エハ・レーザ干渉計24は、移動鏡22に向けてレーザ
光を照射すると共にその反射光を受光してウエハステー
ジ12の位置を検出する。
【0041】同様に、粗動ステージ16、微動ステージ
20の走査方向の一端(図2における右端)には、レチ
クル・レーザ干渉計用の第1、第2の移動鏡26、28
が走査直交方向に延設されており、これらに対向してレ
チクル・レーザ干渉計30が設けられている。このレチ
クル・レーザ干渉計30は、第1、第2の移動鏡26、
28に向けてレーザ光をそれぞれ照射するとと共にそれ
ぞれの反射光を受光して粗動ステージ16、微動ステー
ジ20の位置をそれぞれ検出する。
【0042】ステージ駆動制御装置10は、前記ウエハ
・レーザ干渉計24と、前記レチクル・レーザ干渉計3
0と、ウエハリニアモータ14を介してウエハステージ
12の速度を制御するウエハステージコントローラ(以
下、「WSTGコントローラ」という)32と、レチク
ルリニアモータ18を介して粗動ステージ16の速度を
制御するレチクル粗動ステージコントローラ(以下、
「RCSTGコントローラ」という)34と、図示しな
い駆動系を介して微動ステージ20の位置を制御するレ
チクル微動ステージコントローラ(以下、「RFSTG
コントローラ」という)36と、ウエハ・レーザ干渉計
ユニット38と、レチクル・レーザ干渉計ユニット40
と、ウエハステージ速度指令部(以下、「W速度指令
部」という)42と、レチクル粗動ステージ速度指令部
(以下「RC速度指令部」という)44とを備えてい
る。
【0043】前記ウエハ・レーザ干渉計ユニット38
は、ウエハ・レーザ干渉計24からのウエハステージ1
2の位置検出信号を入力し、当該位置検出信号を投影光
学系PLの倍率の逆数倍(この場合は4倍)した位置信
号と、前記位置検出信号を微分して得られるウエハステ
ージの速度信号を投影光学系の倍率の逆数倍(この場合
は4倍)した信号とをRFSTGコントローラ36に出
力すると共に、WSTGコントローラ32に前記ウエハ
ステージの速度信号を送出する機能を有する。
【0044】前記レチクル・レーザ干渉計ユニット40
は、レチクル・レーザ干渉計30からの粗動ステージ1
6の位置検出信号及び微動ステージ20の位置検出信号
とを入力し、これらの位置検出信号をそれぞれのステー
ジの位置信号としてそのままRFSTGコントローラ3
6に送出する。また、この干渉計ユニット40は、粗動
ステージ16の位置検出信号を微分して得られる粗動ス
テージ16の速度信号をRCSTGコントローラ34及
びRFSTGコントローラ36に送出すると共に微動ス
テージ20の位置検出信号を微分して得られる微動ステ
ージ20の速度信号をRFSTGコントローラ36に送
出する機能を有する。
【0045】前記RC速度指令部44は、RCSTGコ
ントローラ34に粗動ステージ16の速度の目標値を送
出するようになっている。
【0046】更に、本実施例では、W速度指令部42と
WSTGコントローラ32との間に、演算器46が配置
されており、この演算器46とRCSTGコントローラ
34とが、通信ライン48で接続されている。この通信
ライン48は、RCSTGコントローラ34内部で演算
される速度偏差(粗動ステージ16の速度の目標値とレ
チクル・レーザ干渉計ユニット40から入力された粗動
ステージ16の速度信号との差)を投影光学系PLの倍
率倍、この場合は1/4倍して演算器46にフィードバ
ックする(帰還する)偏差帰還系を構成している。演算
器46は、W速度指令部42からの速度の目標値と通信
ライン48によってフィードバックされた信号との差を
WSTGコントローラ32に目標値として出力するよう
になっている。
【0047】図3には、上述のようにして構成されたス
テージ駆動制御装置10に相当する制御ブロック図の一
例が示されている。
【0048】この図3の制御系は、ウエハステージ12
の速度制御を行なう第1の速度制御系52と、粗動ステ
ージ16の速度制御を行なう第2の速度制御系54と、
ウエハステージ12と微動ステージ20とが所定の位置
関係になるように第1、第2の速度制御系52、54に
よる速度制御に同期して微動ステージ20の位置を制御
するステージ位置制御系56とに大別される。
【0049】ステージ位置制御系56には、微動ステー
ジ20の位置の目標値として、第2の速度制御系54の
出力の積分値である粗動ステージ16の位置と第1の速
度制御系52の出力の積分値であるウエハステージ12
の位置の4倍値との差が、入力されている。なお、実際
には、粗動ステージ16の位置、ウエハステージ12の
位置がそれぞれレーザ干渉計30、24によって検出さ
れ、干渉計ユニット40、38をそれぞれ介してRFS
TGコントローラ36に入力されるのであって、粗動ス
テージ16の速度、ウエハステージ12の速度が直接的
に検出されるものではないが、説明の便宜上、このよう
にしたものである。
【0050】また、このステージ位置制御系56は、内
部ループとして微動ステージ20の速度制御ループ58
を持つ、いわゆる多重閉ループ制御系である。この速度
制御ループ58は、1型の制御系により構成されてい
る。そして、この速度制御ループ58の目標入力に、第
2の速度制御系54の出力である粗動ステージ16の速
度と、第1の速度制御系52の出力であるウエハステー
ジ12の速度の4倍値との差がフィードフォワードされ
ている。
【0051】第1の速度制御系52は、1型の制御系か
ら成り、速度から力への変換ゲインK1 (N/ms-1
と、力から加速度への変換ゲインK2 (ms-2/N)と
を含み、これらの変換ゲインの積が、第1の速度制御系
52のループゲインであり、前述した図1のゲインKwy
に相当する。
【0052】同様に、第2の速度制御系は、1型の制御
系から成り、速度から力への変換ゲインK3 (N/ms
-1)と、力から加速度への変換ゲインK4 (ms-2
N)とを含み、これらの変換ゲインの積が、第2の速度
制御系54のループゲインであり、前述した図1のゲイ
ンKrcに相当する。
【0053】速度制御ループ58は、速度から力への変
換ゲインK5 (N/ms-1)と、力から加速度への変換
ゲインK6 (ms-2/N)とを含む1型の制御系であ
る。
【0054】更に、本実施例では、前述したライン48
によって構成される偏差帰還系(以下「偏差帰還系4
8」と記す)によって第2の速度制御系54の速度偏差
を1/4倍した値が、第1の速度制御系52の目標入力
に帰還されている。
【0055】なお、図2において、ゲインK7 はフィー
ドフォワードゲインであり、ゲインK8 はステージ位置
制御系56の位置ループのゲインである。
【0056】上述のようにして構成された本実施例のス
テージ駆動制御装置10によれば、例えば、図4
(A)、(B)にそれぞれ示されるようなプロファイル
の速度の目標値が、RC速度指令部44、W速度指令部
42からそれぞれ出力されると、前述した作用の欄で説
明したのと同様の理由により、ウエハステージ(基板ス
テージ)12がW速度指令部42からの速度の目標値か
らRCSTGコントローラ34内で演算される第2の速
度制御系54の速度偏差を1/4倍した値を差し引いた
値に応答するので、ウエハステージ12側の速度応答が
よければ、粗動ステージ16をウエハステージ12が完
全に追従し、走査(スキャン)時の両ステージ16、1
2間の相対的速度誤差が零または非常に小さな値とな
り、両ステージ16、12が走査速度(ウエハ上のフォ
トレジストの感度特性、露光光ELの光強度等によって
予め定められる目標速度)に至るまでの加速中に位置誤
差が生じていてもその位置誤差はほぼ一定値であり、R
FSTGコントローラ36によってこの位置誤差を完全
に吸収するように微動ステージ20が制御される。これ
によって、露光光EL(図2参照)による良好なスキャ
ン露光を実現することができる。
【0057】年々、走査型露光装置では露光エリアの拡
大が求められるようになって来ており、マスクとしての
レチクルが大きくなることは避けられない。このため、
レチクル側の走査ステージシステムは必然的に構造物自
体が大きくなり、ステージの重量がさらに重くなってい
る。この結果、構造物の固有振動周波数が下がり、レチ
クル側の走査ステージの速度応答確保が非常に困難なも
のになっている。
【0058】このようなときに本実施例のような制御系
の構成にすれば、レチクル側走査ステージの応答が確保
できなくともウエハステージ側が必要な速度応答特性を
満たせば、システム全体としては充分な性能を確保でき
る。
【0059】更に、本実施例では、速度制御ループ58
の目標入力に、第2の速度制御系54の出力である粗動
ステージ16の速度と、第1の速度制御系52の出力で
あるウエハステージの速度の4倍値との差がフィードフ
ォワードされていることから、例えば、正弦波状の外乱
等が作用した場合にも、ステージ位置制御系56が1型
の制御系である場合に発生するウエハステージ12と粗
動ステージ16の位置誤差(残留誤差)を最小にするこ
とが可能となっている。しかしながら、高性能な除振台
を用いる等、このような外乱の作用を考慮する必要のな
い場合には、かかるフィードフォワードを必ずしも行な
う必要はない。
【0060】《変形例》上記実施例では、ウエハステー
ジ12の速度応答が粗動ステージ16の速度応答より良
い場合の構成について説明したが、ウエハステージ12
の速度応答より粗動ステージ16の速度応答の方が良い
場合には、図5に示されるように、演算器46をRC速
度指令部44とRCSTGコントローラ34との間に配
置し、偏差帰還系48に代えて、WSTGコントローラ
32内で演算される第1の速度制御系52の速度偏差を
投影光学系PLの倍率の逆数倍(ここでは、4倍)した
値を演算器46にフィードバックする偏差帰還系50を
設ければ良い。このようにした場合は、粗動ステージ1
6がウエハステージ12を追従して、上記実施例の場合
と同様の理由により、ウエハステージ12と粗動ステー
ジ16の走査(スキャン)時の相対的速度誤差が零また
は非常に小さな値となり、RFSTGコントローラ36
により微動ステージ20が制御され、両ステージ16、
12が走査速度に至るまでの加速中に生じた両ステージ
16、12の位置誤差が完全に吸収される。これによ
り、露光光EL(図2参照)による良好なスキャン露光
が実現可能となる。
【0061】なお、上記実施例及び変形例では、レチク
ル側のステージ(マスクステージ)が粗動ステージと微
動ステージとによって構成されるスキャン型投影露光装
置に本発明が適用される場合を例示したが、本発明の適
用範囲がこれに限定されるものではなく、従来の単一の
レチクル走査ステージを用いるスキャン型投影露光装置
にも適用できる。かかる場合において、ウエハステージ
側の応答がマスクステージ側よりも良い場合には、前述
した図1と同様の制御系の構成にすれば良く、反対に、
マスクステージ側の応答がウエハステージ側よりも良い
場合には、図1において、偏差帰還系3に代えて第1の
速度制御系1の速度偏差を第2の速度制御系2の目標入
力に帰還する偏差帰還系を設けた構成にすれば良い。こ
のようにしても、追従側の応答が良ければ追従側の出力
は被追従側の出力に一致するので、マスクステージと基
板ステージとの相対的速度誤差がキャンセルされる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャン中の基板ステージとマスクステージとの相対的
速度誤差を最小にすることができるという従来にない優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の作用を説明するための
ブロック図である。
【図2】スキャン型露光装置に適用された一実施例に係
るステージ駆動制御装置の構成を示す図である。
【図3】図2のステージ駆動制御装置に相当する制御ブ
ロック図(ブロック線図)である。
【図4】(A)は粗動ステージの速度の目標値のプロフ
ァイルの一例を示す線図、(B)はウエハステージの速
度の目標値のプロファイルの一例を示す線図である。
【図5】変形例に係るステージ駆動制御装置の構成を示
す図である。
【図6】レチクル粗動ステージと基板ステージとの位置
誤差の一例を示す線図である。
【符号の説明】
1 第1の速度制御系 2 第2の速度制御系 3 偏差帰還系 10 ステージ駆動制御装置 12 ウエハステージ(基板ステージ) 16 粗動ステージ(第1ステージ) 20 第2ステージ 48 偏差帰還系 50 偏差帰還系 52 第1の速度制御系 54 第2の速度制御系 56 ステージ位置制御系 58 速度制御ループ PL 投影光学系

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクを保持するマスクステージと感光
    基板を保持する基板ステージとを所定の走査方向に同期
    走査しつつ、投影光学系を介して前記マスクのパターン
    を前記感光基板に転写する走査型投影露光装置に用いら
    れる、ステージ駆動制御装置であって、 前記マスクステージと前記基板ステージの内の一方のス
    テージの速度制御を行なう第1の速度制御系と;前記一
    方のステージと他方のステージとが所定の位置関係にな
    るように前記一方のステージの速度制御に同期して前記
    他方のステージの速度制御を行なう第2の速度制御系
    と;前記第1及び第2の速度制御系のいずれか一方の系
    の速度偏差を前記両ステージの速度比倍した値を他方の
    系の目標入力として帰還する偏差帰還系とを有するステ
    ージ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 マスクを保持するマスクステージと感光
    基板を保持する基板ステージとを所定の走査方向に同期
    走査しつつ、投影光学系を介して前記マスクのパターン
    を前記感光基板に転写する走査型投影露光装置に用いら
    れる、ステージ駆動制御装置であって、 前記マスクステージが、前記走査方向に移動可能な第1
    ステージとこの第1ステージ上を前記マスクを保持して
    前記走査方向に沿って相対移動可能な第2ステージとか
    ら構成され、 前記基板ステージの速度制御を行なう第1の速度制御系
    と;前記第1ステージの速度制御を行なう第2の速度制
    御系と;前記基板ステージと前記第2ステージとが所定
    の位置関係になるように前記第1、第2の速度制御系に
    よる速度制御に同期して前記第2ステージの位置を制御
    するステージ位置制御系と;前記第2の速度制御系の速
    度偏差を前記投影光学系の倍率倍した値を前記第1の速
    度制御系の目標入力として帰還する偏差帰還系とを有す
    るステージ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 マスクを保持するマスクステージと感光
    基板を保持する基板ステージとを所定の走査方向に同期
    走査しつつ、投影光学系を介して前記マスクのパターン
    を前記感光基板に転写する走査型投影露光装置に用いら
    れる、ステージ駆動制御装置であって、 前記マスクステージが、前記走査方向に移動可能な第1
    ステージとこの第1ステージ上を前記マスクを保持して
    前記走査方向に沿って相対移動可能な第2ステージとか
    ら構成され、 前記基板ステージの速度制御を行なう第1の速度制御系
    と;前記第1ステージの速度制御を行なう第2の速度制
    御系と;前記基板ステージと前記第2ステージとが所定
    の位置関係になるように前記第1、第2の速度制御系に
    よる速度制御に同期して前記第2ステージの位置を制御
    するステージ位置制御系と;前記第1の速度制御系の速
    度偏差を前記投影光学系の倍率の逆数倍した値を前記第
    2の速度制御系の目標入力として帰還する偏差帰還系と
    を有するステージ駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ステージ位置制御系が、その内部ル
    ープとして前記第2ステージの速度制御ループを持ち、
    当該速度制御ループの目標入力に前記基板ステージと前
    記第1ステージの速度差がフィードフォワードされてい
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載のステージ駆
    動制御装置。
JP7198182A 1995-07-11 1995-07-11 ステージ駆動制御装置 Pending JPH0927447A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7198182A JPH0927447A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 ステージ駆動制御装置
US08/620,531 US5663783A (en) 1995-07-11 1996-03-25 Stage-drive controlling device, projection exposure apparatus including the same, and method of controlling the driving of a stage
KR1019960013032A KR100401353B1 (ko) 1995-07-11 1996-04-26 스테이지구동제어장치및스테이지구동제어방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7198182A JPH0927447A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 ステージ駆動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0927447A true JPH0927447A (ja) 1997-01-28

Family

ID=16386850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7198182A Pending JPH0927447A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 ステージ駆動制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5663783A (ja)
JP (1) JPH0927447A (ja)
KR (1) KR100401353B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009514011A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 マイクロニック レーザー システムズ アクチボラゲット 書き込み装置及び書き込み方法
US7692760B2 (en) 2004-08-05 2010-04-06 Canon Kabushiki Kaisha Liquid immersion exposure apparatus, method of controlling the same, and device manufacturing method
US8122846B2 (en) 2005-10-26 2012-02-28 Micronic Mydata AB Platforms, apparatuses, systems and methods for processing and analyzing substrates
US9164373B2 (en) 2013-03-12 2015-10-20 Micronic Mydata AB Method and device for writing photomasks with reduced mura errors

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08293459A (ja) 1995-04-21 1996-11-05 Nikon Corp ステージ駆動制御方法及びその装置
US6392741B1 (en) 1995-09-05 2002-05-21 Nikon Corporation Projection exposure apparatus having active vibration isolator and method of controlling vibration by the active vibration isolator
US5940789A (en) * 1996-05-17 1999-08-17 Nikon Corporation Stage control method and apparatus with varying stage controller parameter
JP3733174B2 (ja) * 1996-06-19 2006-01-11 キヤノン株式会社 走査型投影露光装置
US6490025B1 (en) * 1997-03-17 2002-12-03 Nikon Corporation Exposure apparatus
US6287735B2 (en) * 1998-09-16 2001-09-11 Nikon Corporation Method and apparatus for controlling the leveling table of a wafer stage
US20040160132A1 (en) * 2003-02-14 2004-08-19 Carter Frederick Michael System and method to reduce the effect of reactive forces on a stage using a balance mass
US6906789B2 (en) * 2003-06-02 2005-06-14 Asml Holding N.V. Magnetically levitated and driven reticle-masking blade stage mechanism having six degrees freedom of motion
US7446854B2 (en) * 2006-02-07 2008-11-04 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
WO2014140046A2 (en) 2013-03-12 2014-09-18 Micronic Mydata AB Mechanically produced alignment fiducial method and device
CN104880911B (zh) * 2014-02-28 2018-01-30 上海微电子装备(集团)股份有限公司 一种光刻机工件台及其垂向位置初始化方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5473410A (en) * 1990-11-28 1995-12-05 Nikon Corporation Projection exposure apparatus
US5506684A (en) * 1991-04-04 1996-04-09 Nikon Corporation Projection scanning exposure apparatus with synchronous mask/wafer alignment system
US5477304A (en) * 1992-10-22 1995-12-19 Nikon Corporation Projection exposure apparatus
JPH07142325A (ja) * 1993-06-23 1995-06-02 Nikon Corp 位置合わせ装置
JP3093528B2 (ja) * 1993-07-15 2000-10-03 キヤノン株式会社 走査型露光装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7692760B2 (en) 2004-08-05 2010-04-06 Canon Kabushiki Kaisha Liquid immersion exposure apparatus, method of controlling the same, and device manufacturing method
JP2009514011A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 マイクロニック レーザー システムズ アクチボラゲット 書き込み装置及び書き込み方法
US8102410B2 (en) 2005-10-26 2012-01-24 Micronic Mydata AB Writing apparatuses and methods
US8122846B2 (en) 2005-10-26 2012-02-28 Micronic Mydata AB Platforms, apparatuses, systems and methods for processing and analyzing substrates
US8822879B2 (en) 2005-10-26 2014-09-02 Mycronic AB Writing apparatuses and methods
US9164373B2 (en) 2013-03-12 2015-10-20 Micronic Mydata AB Method and device for writing photomasks with reduced mura errors

Also Published As

Publication number Publication date
KR970007499A (ko) 1997-02-21
US5663783A (en) 1997-09-02
KR100401353B1 (ko) 2004-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5900707A (en) Stage-drive control apparatus and method, and scan-projection type exposure apparatus
US6259511B1 (en) Scanning type exposure apparatus
JPH0927447A (ja) ステージ駆動制御装置
US6359688B2 (en) Projection exposure apparatus and method of controlling same
US6008610A (en) Position control apparatus for fine stages carried by a coarse stage on a high-precision scanning positioning system
KR100326830B1 (ko) 주사형 노광 장치, 및 그 장치를 이용하는 소자 제조방법
JP2000036531A (ja) 位置決め装置およびステ―ジ制御方法
US5877845A (en) Scanning exposure apparatus and method
JPH08293459A (ja) ステージ駆動制御方法及びその装置
JP2003264134A (ja) ステージ制御装置、露光装置、及びデバイス製造方法
JPH088159A (ja) 走査型露光装置
CN110687756B (zh) 控制装置、曝光装置、以及制造物品的方法
US6509953B1 (en) Apparatus for exposing a pattern onto an object with controlled scanning
US6373072B1 (en) Lithographic projection apparatus
JPH10261587A (ja) デュアルステージ追従方法及び装置
JP2000040658A (ja) ステージ制御方法及び走査型露光装置
JPH10261580A (ja) 露光装置
US6630986B2 (en) Scanning type exposure apparatus and a device manufacturing method using the same
JP2005322720A (ja) ステージ制御装置及び方法、露光装置及び方法、並びにデバイス製造方法
JP2000347741A (ja) ステージ制御装置、ステージ装置、及び露光装置
EP0967525B1 (en) Lithographic projection apparatus
JPH10125594A (ja) ステージ制御装置及び露光装置
JPH10223522A (ja) 露光装置及び露光方法
JPH06204115A (ja) 投影露光装置及び露光方法
JPH1041205A (ja) 走査型露光装置