JPH09271589A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JPH09271589A
JPH09271589A JP8430696A JP8430696A JPH09271589A JP H09271589 A JPH09271589 A JP H09271589A JP 8430696 A JP8430696 A JP 8430696A JP 8430696 A JP8430696 A JP 8430696A JP H09271589 A JPH09271589 A JP H09271589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
frame
outer cutter
outer blade
cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP8430696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hoya
善章 宝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8430696A priority Critical patent/JPH09271589A/ja
Publication of JPH09271589A publication Critical patent/JPH09271589A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外刃3の側端部においても刃孔31を形成す
ることによって、外刃3のたわみを一様にしてきれいな
アーチ状に湾曲させ、内刃との密着性を向上させる。 【解決手段】 湾曲した外刃3の両端部を保持する一対
の側壁23aと、該側壁23aの両端部を連結する一対
の端壁23bとからなる外刃フレームを具備すると共
に、この外刃フレームは、その端壁23bの上部が外刃
3の湾曲に沿った弧状に形成されて、外刃3の側端部と
外刃フレームの端壁23bとが重合している往復式電気
かみそりにおいて、上記端壁23bと重合する外刃3の
側端部の領域に刃孔31を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往復式電気かみそり、特
に外刃を保持する外刃フレームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりはかみそり本体のヘ
ッド部分に外刃と内刃とを設けて、このヘッド部分を肌
に押し当ててひげそりを行うようになっている。かみそ
り本体に外刃を装着する場合、外刃をアーチ状に湾曲さ
せた状態を保持するように、外刃フレームを設けて、外
刃を外刃フレームに取りつけた後、本体に装着するよう
になっている。
【0003】外刃の外刃フレームへの取り付けに当って
は、一般に特開昭62−97590号公報にも示されて
いるように、上面に開口部を有している外刃フレームを
設けて、この外刃フレームの上面開口部に外刃を湾曲さ
せた状態で配置するとともに、外刃の両端を外刃フレー
ムの内面に係止させることが行われている。
【0004】この時、外刃における刃孔が設けられた領
域をできるだけ広くして髭の切断領域を大きくするため
に、外刃の内面側には、往復駆動されて外刃内面に摺接
する内刃のみが位置するようにされているのであるが、
この場合、外刃フレームの肉厚分だけ、外刃フレームの
長手方向の長さが大きくなり、小型化を図って使い勝手
を良くすることができなくなる。外刃フレームの肉厚を
小さくすれば、小型化を図ることができるが、これでは
外刃フレームに十分な強度を持たせることが困難とな
る。
【0005】そこで、この問題を解決するために、特公
平4−26874号公報に開示されているように、外刃
における刃孔の非形成領域の存在に着目してこの部分と
外刃フレームとが重合するようにしたものがある。これ
によって、外刃フレームに十分な強度を持たせつつ、外
刃フレームの小型化を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭62−97590号公報や、また特公平4−268
74号公報に示された往復式電気かみそりは、いずれの
場合も、外刃の側端部において、刃孔を形成しない領域
が幅広く存在している。このため、外刃の刃孔を形成し
た領域と、刃孔を形成しない領域とで、たわみが不均一
になり、外刃をきれいなアーチ状に湾曲させることが難
しくなってしまう。その結果、内刃との密着が悪くなっ
てしまい、切れ味が劣ってしまっていた。
【0007】本発明は、このような点に鑑みて成された
ものであって、外刃の側端部においても刃孔を形成する
ことによって、外刃のたわみを一様にして、きれいなア
ーチ状に湾曲させることができる往復式電気かみそりを
提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、湾曲した外刃
の両端部を保持する一対の側壁と、該側壁の両端部を連
結する一対の端壁とからなる外刃フレームを具備すると
共に、この外刃フレームは、その端壁の上部が外刃の湾
曲に沿った弧状に形成されて、外刃の側端部と外刃フレ
ームの端壁とが重合している往復式電気かみそりにおい
て、上記端壁と重合する外刃の側端部の領域に刃孔を形
成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、外刃の側端部の領域にも刃孔
を形成しているので、ほぼ外刃全体に刃孔が形成される
ことになって、外刃の中央部分と側端部の各領域でたわ
みが均一になる。このため、外刃の湾曲を一様にするこ
とができ、内刃との密着において、バラツキなく均一に
密着させることができる。その結果、深剃りが可能とな
って切れ味を向上させることができる。
【0010】尚、外刃を外刃フレームに装着する際に
は、外刃の側端部と外刃フレームの端壁とが重合してい
るために、外刃フレームの厚みを確保しつつ外刃フレー
ムの小型化を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図面は本発明の往復式電気かみそりを示している。
1は3連刃を搭載した電気かみそりの本体ケースであ
る。本体ケース1の上部には、外刃フレーム2が装着さ
れる。
【0012】外刃フレーム2は、本体ケース1への取付
枠21と、取付枠21に装着される保持枠22と、保持
枠22に装着されて外刃3をアーチ状に湾曲した状態で
装着する外刃枠23とで構成されている。尚、これらの
各枠体はそれぞれ別体でも、また一体として外刃フレー
ムを形成しても構わない。
【0013】取付枠21は、各々一対の側壁21aと端
壁21bとで囲まれた枠状になっており、上下に開孔部
を有している。上下の開孔部はそれぞれ保持枠22を装
着したり、また取付枠21を本体ケース1に装着するた
めに設けられている。取付枠21は、端壁21bの内面
に、本体ケース1の係合爪11に係合する係合凹所が設
けられており、これらの作用によって、本体ケース1に
押し込んで装着したり、引き抜いて離脱したりできる。
尚、21cは、保持枠22を取付枠21から離脱するた
めのボタンである。
【0014】保持枠22は、各々一対の側壁22aと端
壁22bとで囲まれた枠状になっており、上下に開孔部
を有している。上下の開孔部はそれぞれ外刃枠23を装
着したり、また保持枠22を取付枠21に装着するため
に設けられている。保持枠22は、端壁22bに、取付
枠21に設けられた係合凹所に係合する係合突起22c
が設けられており、この係合突起22cは前記ボタン2
1cによって内側へ押し込まれると、係合が解除され
て、保持枠22が取付枠21から離脱できるようになっ
ている。尚、保持枠22の端壁22bの内面に設けられ
ている突起22dは、外刃枠23を装着するために設け
られている。
【0015】外刃枠23は、各々一対の側壁23aと端
壁23bとで囲まれた枠状になっている。上下に開孔部
を有している。上下の開孔部はそれぞれ外刃3をアーチ
状に湾曲させながら装着したり、また内刃4を収納する
ように設けられている。外刃枠23は、端壁23bに係
合穴23dが設けられて、前記保持枠22の突起22d
に係合することによって、保持枠22に装着される。ま
た側壁23aの両側には各々5ケ所のボス23cが設け
られて、外刃3のボス穴3cに挿通される。ボス23c
はボス穴3cに挿通された後、熱溶着されて外刃3が外
刃枠23に固定される。
【0016】外刃枠23は、図4または図6に示される
ように、一対の端壁23bの内壁側に段差部23eが形
成されている。この段差部23eの存在によって外刃枠
23の端壁23bが肉厚になり強度を増すことができ
る。また、段差部23eは、外刃3を外刃枠23に装着
したときに、図6に示すように外刃3の内面と小間隔を
介して重合する。従って、外刃3が落ち込んだ時にそれ
を受ける役目をするので、極度の落ち込みを防止してい
る。
【0017】外刃3は、図5に示されるように展開され
た状態では、長辺3aと短辺3bとからなる略長方形の
形状になっている。長辺3a側の縁部には前記ボス穴3
cが設けられている。また外刃3は、短辺3bの縁部に
至るまで、刃孔31が穿設されている。即ち、刃孔31
は、領域Bに連続する左右の領域Aにも穿設されてい
る。尚、本実施例では、領域Aの刃孔は領域Bの刃孔よ
りも小さくなっている。この領域Aの部分が前記外刃枠
23に設けた段差部23eと重合する。
【0018】一般に、外刃に刃孔を穿設すると、個々の
刃孔の周囲にリブが立ち上がり形成されることが知られ
ている。従って、刃孔が形成された領域と、形成されて
いない領域とでは、リブの分だけ外刃の厚みが異なって
くる。外刃の周縁に刃孔が穿設されていない従来の外刃
は、外刃の中央部と周縁部とで厚みが異なり、一様な可
撓性を得ることができない。その結果、内刃の曲率に沿
うようにアーチ状に湾曲させることが難しい。
【0019】しかしながら本発明によれば、刃孔31
を、外刃3の短辺3bの縁部に至るまで穿設することに
よって、外刃3の可撓性を一様にすることができる。特
に、外刃を湾曲させる短辺3b側の縁部に刃孔31を形
成することによって、より一層大きな効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、外刃の側端部の領域に
も刃孔を形成しているので、ほぼ外刃全体に刃孔が形成
されることになって、外刃の中央部分と側端部の各領域
でたわみが均一になる。このため、外刃の湾曲を一様に
することができ、内刃との密着において、バラツキなく
均一に密着させることができる。その結果、深剃りが可
能となって切れ味を向上させることができる。特に、例
えば2連刃や3連刃のような、従来のシングル刃と比較
してさらに曲率半径を小さくしてアーチ状に湾曲させる
場合には、外刃をきれいに湾曲させることが難しい。本
発明によれば、このような2連刃や3連刃の場合でも、
外刃の湾曲を一様にすることができる。
【0021】尚、外刃を外刃フレームに装着する際に
は、外刃の側端部と外刃フレームの端壁とが重合してい
るために、外刃フレームの厚みを確保しつつ外刃フレー
ムの小型化を図ることができる。
【0022】さらに、本発明によれば外刃の側端部の領
域にも刃孔を形成しているので、実際のひげそりが行わ
れる領域よりも広い範囲に刃孔が形成されることになっ
て、小型のシェーバでも見かけ上ひげそり面積を大きく
見せることができる。また、刃孔が外刃の側端部に至る
まで形成されているところから、精密感や高級感が増し
て、購買意欲をかきたてる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】往復式電気かみそりの正面図
【図2】往復式電気かみそりの分解斜視図
【図3】保持枠と外刃枠の組立斜視図
【図4】外刃を一部切り欠いた状態の外刃枠斜視図
【図5】外刃の展開図
【図6】外刃と外刃枠の位置関係を示す要部断面図
【符号の説明】
1 本体ケース 2 外刃フレーム 21 取付枠 22 保持枠 23 外刃枠 23e 段差部 3 外刃 31 刃孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲した外刃の両端部を保持する一対の
    側壁と、該側壁の両端部を連結する一対の端壁とからな
    る外刃フレームを具備すると共に、この外刃フレーム
    は、その端壁の上部が外刃の湾曲に沿った弧状に形成さ
    れて、外刃の側端部と外刃フレームの端壁とが重合して
    いる往復式電気かみそりにおいて、上記端壁と重合する
    外刃の側端部の領域に刃孔を形成したことを特徴とする
    往復式電気かみそり。
JP8430696A 1996-04-05 1996-04-05 往復式電気かみそり Pending JPH09271589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8430696A JPH09271589A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 往復式電気かみそり

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JP8430696A JPH09271589A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 往復式電気かみそり

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JP8430696A Pending JPH09271589A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 往復式電気かみそり

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